JPH07153675A - 縮小投影露光装置 - Google Patents

縮小投影露光装置

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JPH07153675A
JPH07153675A JP5323339A JP32333993A JPH07153675A JP H07153675 A JPH07153675 A JP H07153675A JP 5323339 A JP5323339 A JP 5323339A JP 32333993 A JP32333993 A JP 32333993A JP H07153675 A JPH07153675 A JP H07153675A
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Tadao Yasusato
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    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/70Microphotolithographic exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/70058Mask illumination systems

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フライアイレンズを用いて変形照明により縮
小投影露光を行う露光装置の解像特性を改善し、かつ露
光強度を向上してスループットを改善する。 【構成】 複数の単体レンズ62を並列配置したフライ
アイレンズ6Aは、その周辺部における単体レンズ62
の光強度が中央部の単体レンズの光強度よりも高くなる
ように設定される。例えば、周辺部の対角方向の4箇所
の光強度を高めることで、4点照明を行う際に光強度の
高い光を有効に利用して露光を行うことができ、変形照
明による露光に際してのスループットを改善し、かつ解
像特性を改善する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体装置の製造等に利
用される縮小投影露光装置に関し、特にフライアイレン
ズを有効光源としてレチクルを変形照明する縮小投影露
光装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に半導体装置の製造工程の一つであ
るリソグラフィ工程では、主に光リソグラフィ技術が用
いられている。現在、光リソグラフィにおいては、縮小
投影露光装置のレンズの高NA化により、最小線幅が
0.5μm以下の半導体装置の量産も可能とされている
が、レンズの高NA化により解像力は向上するものの反
対に焦点深度が減少する方向にある。したがって、0.
35μm以下の微細なパターン形成を考えると、これま
でのような投影レンズの高NA化だけでは、安定した量
産が困難になってきた。そこで、照明系の最適化による
解像特性の向上、いわゆる変形照明法が注目されるよう
になってきた。この変形照明法として、例えば特開昭6
1−91662号公報に記載されたものがある。
【0003】即ち、一般の照明法では、図6(a)のよ
うに、図外の光源からの光により点光源群からなる有効
光源を構成するために、複数の単体レンズ61を並列配
置したフライアイレンズ6が用いられており、このフラ
イアイレンズ6の直後に円形の開口を有する絞り7を設
け、この絞り7を透過した光でレチクル10を照明し、
投影レンズ系11によりレチクルパターンを半導体基板
12に露光するように構成されている。ここで、絞り7
の開口部を円形とするのは解像特性にパターン方向依存
性が生じないようにするためである。例えば、絞り形状
が四角形では縦横方法パターンと斜め45度あるいは1
35度の方向パターンとの解像特性が異なってしまう。
そして、この絞りの開口の大きさが、照明系のNAを決
定し解像特性に影響を及ぼす。また、投影レンズ系11
のNAと照明系のNAの比であるσ値によりその有効光
源の大きさは示され、0.3から0.7程度のσ値がレ
チクルパターンにより選択される。例えば、ラインアン
ドスペースパターンではσ値は大きい方が解像特性が良
く、コンタクトホールのようなパターンに対してはσ値
は小さい方がよい。更に、σ値の最適化だけでなく、そ
れぞれのレチクルパターンに対して有効光源形状を最適
化することも行われる。
【0004】そこで、前記公報では、図7(a)に示す
ように中心部分を完全に遮光した円環状の開口部70を
有する絞り7Aを用いてリング形状の有効光源とする輪
帯照明法が採用される。図6(a)に示したように、レ
チクル10のパターンを解像するためには、回折光のう
ち、0次光と+1あるいは−1次光を集めることが必要
である。そして、パターンが微細になると回折角θが大
きくなり投影レンズ系11に入らなくなり、パターンは
解像しなくなる。しかし、前記したリング形状の絞り7
Aを用いると、図6(b)に示すように、レチクル10
に斜めに光が入射し、その分、+1あるいは−1次回折
光のいずれかが投影レンズ系11に入るようになり、よ
り微細なパターンまで解像できるようになる。
【0005】なお、前記公報では、輪帯照明用の絞りと
類似の効果を示すものとして、図7(b)に示すような
透過率分布の開口部71を有する絞り7Bも用いられて
いる。これは透明基板上に遮光材料を極薄く成膜するこ
とにより形成される。また、輪帯照明以外にも、特に縦
横パターンの解像特性の向上を目的として、図7(c)
に示すように、周辺4箇所に開口部72を有する絞り7
Cを用いて4点で照明する4点照明が用いられる。そし
て、レチクルパターン毎にそれぞれに最適な絞りを使い
分けることにより、半導体装置の製造のマージンを広げ
ることが可能となる。あるいは、特開昭61−2762
17号公報に示されているように、フライアイレンズ6
の直前に中心部の光強度を低下させるフィルタを入れる
ことによっても、変形照明は実現できる。
【0006】ここで、レチクル照明系にフライアイレン
ズを用いて有効光源を構成する理由を説明する。フライ
アイレンズ直後の光強度分布は図8に示すようにフライ
アイレンズ6の目、すなわちフライアイレンズ6を構成
する複数の単体レンズ61の中心にピークをもつ点光源
の集まりであり、離散的な分布となっている。しかし、
これまではこれを均一の光強度分布を持つ一つの光源と
みなして取り扱ってきた。実際、シュミレーションによ
り、フライアイレンズ単体の寸法が比較的に大きく、単
一レンズの数が数十個程度以下と少ないときには、離散
的な点光源として取り扱う必要があるものの、フライア
イレンズの目が細かくなり数十個以上であれば、点光源
の数及びその位置等は結像特性に影響が無く、フライア
イレンズを全体として均一の光強度分布をもつ一つの光
源として扱っている。
【0007】そして、半導体装置製造用の縮小投影露光
装置においては、照明均一性を向上させるため、できる
限りの細かい目のフライアイレンズが用いられており、
フライアイレンズで形成される有効光源を連続した光強
度分布を有する一つの光源として考えて問題なかった。
そこでこれまでは、輪帯照明あるいは4点照明を行う場
合にも、有効光源を連続した光強度分布を有する一つの
光源として考えており、この有効光源に対してフライア
イレンズ直後に置く絞りの形状を図7(a)に示したよ
うな形状に設定することが行われていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに設定された絞りの開口では、フライアイレンズの各
単一レンズとの対応が取られていないため、変形照明の
絞りのように開口部の面積が小さい場合には、この開口
を通してレチクルを照明する際に有効とされるフライア
イレンズの目の数が少なくなり、結果としてフライアイ
レンズを均一な光源として扱うことに問題が生じてき
た。すなわち、絞りの開口形状をいくら最適に設計して
も、実際にはフライアイレンズの各レンズの中心近傍の
光強度の高い領域がその絞りの開口部に位置されないと
きには、開口を通して高強度の照明光がレチクルに入ら
なくなるため、設計通りの解像特性が得られていなかっ
た。また、光強度の強い位置に絞りの遮光部のエッジが
掛かると、レチクル上での照明状態が不均一となるため
露光面内での解像特性のばらつきを生じさせていた。
【0009】このように、従来の露光装置では、フライ
アイレンズのレイアウトを無視した絞りを用いると、開
口を通過する光量が低減されるため、露光強度が極端に
低下され、露光時間が大幅に延びてスループットの低下
を招き、あるいはレチクル及び半導体基板のステージの
振動のため露光特性が悪化するという問題も生じる。ま
た、フライアイレンズの直前にフィルタを介挿する場合
にも、中心部の光を遮光することによる露光量の低下が
同様に問題となっている。さらに、図7(b)に示した
ような、連続した透過率分布を有する絞りには特殊なス
パッタ条件で遮光膜を成膜する必要があり、その作製が
困難であるという問題もある。本発明の目的は、変形照
明により縮小投影露光を行う際の解像特性を改善し、か
つ露光強度を向上してスループットを改善した縮小投影
露光装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の縮小投影露光装
置は、複数の単体レンズを並列配置したフライアイレン
ズは、その周辺部における単体レンズの光強度が中央部
の単体レンズの光強度よりも高く設定される。例えば、
周辺部の対角方向の4箇所の光強度を高めている。ま
た、この場合、フライアイレンズからの光を絞る絞りの
周辺部の対角方向の4箇所に開口部が開設され、この開
口部にフライアイレンズの光強度のピークが対向位置さ
れるようにする。あるいは、光強度の高い領域は、他の
領域の単体レンズよりも微小寸法に形成され、かつ多数
の単体レンズが集合された構成とする。この場合、微小
寸法の単体レンズが周辺部に配置された構成とされる。
【0011】
【作用】フライアイレンズからの光は周辺部に光強度の
高い領域が存在するため、4点照明や輪帯照明を行う際
に、光強度の高い光を有効に利用して露光を行うことが
でき、露光に際してのスループットを改善し、かつ解像
特性を改善する。
【0012】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明が適用される縮小投影露光装置の概略
構成図である。この露光装置は、光源として超高圧水銀
ランプ1を用い、放射された光を楕円ミラー2で集光
し、コールドミラー3で反射する。さらに、レンズ4に
より平行光とした後、干渉フィルタ5を通す。前記した
超高圧水銀ランプ1は露光光であるg線(波長436n
m)あるいはi線(波長365nm)の光を効率よく放
射するように設計されているが、連続した波長の光が発
生される。そのため、楕円ミラー2及びコールドミラー
3で光路を変えると同時に、波長の長い光(熱線)を分
離し、さらに干渉フィルタ5で所定の波長の光のみに制
限する。
【0013】その上で、照明の均一性を得るためフライ
アイレンズ6に透過させる。フライアイレンズ6は、一
般には四角形の細長い同型の単体レンズ61を数十本束
ねた光学素子であり、それぞれの単体レンズ61が焦点
を結び、有効光源を形成する。前記水銀ランプ1からは
比較的広い範囲で光が発生されるので、その光は干渉性
が高いとはいえないが、フライアイレンズ6のそれぞれ
の単体レンズ61で焦点を結んだ光は干渉性が高まり、
それぞれが独立の点光源となる。すなわち、結像特性を
考えるとき、水銀ランプ1の光源形状の影響はなくな
り、このフライアイレンズ6で形成される点光源群の形
状のみが影響を与えることになるため、フライアイレン
ズ6で形成される点光源群が有効光源と称される。さら
に、このフライアイレンズ6の直後には、絞り7が設け
られ、有効光源の形状を決定する。この有効光源の光は
ミラー8及びコンデンサーレンズ9を通してレチクル1
0を照明する。そして、レチクル10を透過した光は投
影レンズ系11により、感光性樹脂の塗布された半導体
基板12上に結像される。
【0014】図2は前記フライアイレンズ6と絞り7と
の関係を示す図である。図2(a)に示すように、フラ
イアイレンズ6Aは従来の倍以上の大きさの四角形の単
体レンズ62を4個用いて構成されており、この4個の
単体レンズ62で光路のすべてをカバーしている。ま
た、絞り7Dは前記4個の単体レンズ62の光軸を含む
大きさで、かつレチクル照明系の最大NAに対応する円
形の開口部73が開設されている。このとき、各単体レ
ンズ62の光軸は開口部73の周辺部に位置されるよう
に構成される。
【0015】したがって、この構成では、図2(b)に
示すように、フライアイレンズ6Aの4個の各単体レン
ズ62は絞り7Dの開口部73内の周辺4箇所において
光強度のピークが存在する光強度分布となる。したがっ
て、疑似的に変形照明としての4点照明が実現されるこ
とになり、かつ一方では各単体レンズ62の光強度のピ
ークがその照明に利用されるため、露光に際しての光量
低下が生じることはない。これにより、設計通りの解像
特性が得られるとともに、露光に際してのスループット
を改善することが可能となる。
【0016】ここで、この光強度分布のピークの位置
は、シミュレーションにより最適化される。例えば、連
続した光強度をそのまま扱う代わりに、簡易的に光強度
の平均値で2値化し、これを周辺部に配置した4個の光
源でモデル化し、これらの位置をレチクル照明形の最大
NA範囲で最適化する。
【0017】図3は本発明の第2実施例を示す図であ
る。この実施例では、フライアイレンズで均一な光強度
分布の有効光源が形成されているものとし、かつ絞りに
は図7(c)で示したように、周辺の4点に開口部72
を有する4点照明用の絞り7Cを用いる例である。この
場合、フライアイレンズ6Bの複数の単体レンズ63の
レイアウトを設定する際に、絞り7Cの4個の開口部7
2のそれぞれに各単体レンズ63の光強度のピークが位
置されるように設定を行い、これにより単体レンズ63
からの光が有効に開口部72を透過するように構成す
る。
【0018】このように、絞り7Cの開口部72に対応
して単体レンズ63がレイアウトされたフライアイレン
ズ6Bを用いることにより、絞り7Cは設計通りの露光
特性が得られるようになり、かつ露光強度の低下も改善
できる。また、この場合、開口部72のエッジ部が単体
レンズ63の光強度の高い部分に掛かることがないた
め、レチクル10上での照明状態が不均一となることは
なく、露光面内での解像特性の均一化が可能とされる。
【0019】なお、ここではフライアイレンズ6Bの単
体レンズ63は実際に光の光路上に位置する部分のみを
図示している。すなわち、複数の単体レンズを並列に並
べ、一つの光学素子として組み立てるためには、光の当
たらない部分あるいは部分的にしか当たらない部分にも
レンズを配置することが必要となるが、ここでは実際に
利用されるレンズのみを図示している。
【0020】図4は本発明の第3実施例を示す図であ
る。図4(a)はフライアイレンズ6Cと絞り7Cの開
口部との関係を示す図であり、絞りにはその周辺の4点
にそれぞれ開口部72が開設され、4点照明を行うよう
に構成された第2実施例と同じ絞り7Cが用いられる。
一方、フライアイレンズ6Cは、絞り7Cの前記4個の
開口部72に対応する領域の単体レンズ65が他の領域
の単体レンズ64に比較して縦横寸法が1/2と細く形
成された微小単体レンズとして構成されており、結果と
して各開口部73には4個の微小単体レンズ65が配置
されるように構成されている。
【0021】このように、絞り7Cの周辺部に設けた開
口部72に対応するフライアイレンズ6Cの周辺部の単
体レンズを微小単体レンズ65で構成し、かつそのレン
ズ数の密度を高めることにより、図4(b)に示すよう
に、絞り7Cの開口部72を透過する光量が増加し、結
果として変形照明としての4点照明が実現されることに
なる。また、開口部72では各微小単体レンズ65の光
強度のピークがその照明に利用されるため、露光に際し
ての光量低下が生じることはない。これにより、設計通
りの解像特性が得られるとともに、露光に際してのスル
ープットを改善することが可能となる。
【0022】なお、フライアイレンズの全体を微小単体
レンズで構成すると、フライアイレンズの製造が困難と
なるが、この実施例のように、周辺の一部のみを微小単
体レンズで構成することで、その製造を可能としてい
る。すなわち、変形照明の場合には、中央付近は絞りで
遮光され実際には利用されないため、中央付近のレンズ
にはその性能を要求しないことで、フライアイレンズの
歩留りを上げることができる。
【0023】図5は本発明の第4実施例を示しており、
フライアイレンズ6Dの正面図である。この実施例で
は、フライアイレンズ6Dを、その中央に配置した1個
の大型単体レンズ66と、その4辺に配置した通常寸法
の4個の単体レンズ67と、前記各単体レンズを包囲す
るように周辺部に配列した多数の微小単体レンズ68と
で構成している。このフライアイレンズ6Dを用いるこ
とにより、微小単体レンズ68が集合されている周辺部
の光強度が高くされるため、このフライアイレンズ6D
に対して図7(a)に示したような輪帯状の開口部を有
する絞り7Aを用いることにより、フライアイレンズ6
Dを透過した光強度の高い光が開口部70を透過するよ
うになり、有効な輪帯照明を実現することができる。こ
れにより、有効な光源の数を十分確保し、照明強度の面
内均一性及び解像特性のパターン方向依存性を改善する
ことができる。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、フライア
イレンズの周辺部における単体レンズの光強度が中央部
の単体レンズの光強度よりも高く設定されているので、
4点照明や輪帯照明等の変形照明を行う際に、光強度の
高い光を有効に利用して露光を行うことができ、露光に
際してのスループットを改善し、かつ面内均一性を高め
て解像特性を改善することができる効果がある。特に、
周辺部の対角方向の4箇所の光強度を高めることで、4
点照明用の絞りに設けた開口部に光強度のピークが存在
することになり、4点照明を効果的に行うことができ
る。また、光強度の高い領域は、他の領域の単体レンズ
よりも微小寸法に形成され、かつ多数の単体レンズが集
合された構成とし、この微小単体レンズをフライアレイ
レンズの周辺部に配置することで、輪帯照明を効果的に
行うことができる。この場合、部分的に単体レンズの寸
法を相違させることで、フライアイレンズの製造を可能
とする。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される縮小投影露光装置の概略構
成図である。
【図2】本発明の第1実施例における絞りとフライアイ
レンズとの関係を示す図である。
【図3】本発明の第2実施例における絞りとフライアイ
レンズとの関係を示す図である。
【図4】本発明の第3実施例における絞りとフライアイ
レンズとの関係を示す図である。
【図5】本発明の第4実施例におけるフライアイレンズ
の正面図である。
【図6】一般的な縮小投影露光装置の要部の概念構成図
である。
【図7】従来用いられている絞りを説明するための図で
ある。
【図8】フライアイレンズの光強度分布を説明するため
の図である。
【符号の説明】
1 水銀ランプ(光源) 6,6A,6B,6C,6D フライアイレンズ 7,7A,7B,7C,7D絞り 10 レチクル 11 投影レンズ系 12 半導体基板 61〜68 単体レンズ 70〜73 開口部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源からの光を複数の単体レンズを並列
    配置したフライアイレンズを透過した上でレチクルを照
    明し、このレチクルのパターンを投影レンズ系により所
    定の位置に結像させる縮小投影露光装置において、前記
    フライアイレンズの各単体レンズはその周辺部における
    光強度が中央部の光強度よりも高く設定されていること
    を特徴とする縮小投影露光装置。
  2. 【請求項2】 周辺部の対角方向の4箇所の光強度を高
    めてなる請求項1の縮小投影露光装置。
  3. 【請求項3】 レチクルとフライアイレンズとの間に介
    挿される絞りを有し、この絞りの周辺部の対角方向の4
    箇所に開口部が開設され、この開口部にフライアイレン
    ズの光強度のピークが対向位置されてなる請求項2の縮
    小投影露光装置。
  4. 【請求項4】 光強度の高い領域は、他の領域の単体レ
    ンズよりも微小寸法に形成され、かつ多数の単体レンズ
    が集合されてなる請求項1ないし3のいずれかの縮小投
    影露光装置。
  5. 【請求項5】 微小寸法の単体レンズが周辺部に配置さ
    れてなる請求項4の縮小投影露光装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05304076A (ja) * 1992-02-26 1993-11-16 Nikon Corp 投影露光装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH05304076A (ja) * 1992-02-26 1993-11-16 Nikon Corp 投影露光装置

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