JPH0715326B2 - 灰回収装置 - Google Patents
灰回収装置Info
- Publication number
- JPH0715326B2 JPH0715326B2 JP29749887A JP29749887A JPH0715326B2 JP H0715326 B2 JPH0715326 B2 JP H0715326B2 JP 29749887 A JP29749887 A JP 29749887A JP 29749887 A JP29749887 A JP 29749887A JP H0715326 B2 JPH0715326 B2 JP H0715326B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- flue
- rail
- carriage
- ash
- recovery device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Incineration Of Waste (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は発電ボイラに堆積した灰塵を回収する装置に関
する。
する。
ボイラ運転時に発生する灰塵は、時日の経過に伴って煙
道内面に付着堆積し、煙道内壁の腐食の原因となり、さ
らに通風性に障害を来すので、定期的に除去する必要が
ある。
道内面に付着堆積し、煙道内壁の腐食の原因となり、さ
らに通風性に障害を来すので、定期的に除去する必要が
ある。
従来の付着灰塵除去方法としては、煙道内でやぐら状に
足場を築き、作業員が竹ほうき等で掻き落とした後、煙
道の底部にたまった落灰を、作業員が運べる程度に少量
づつ袋詰めにして煙道外へ搬出していた。
足場を築き、作業員が竹ほうき等で掻き落とした後、煙
道の底部にたまった落灰を、作業員が運べる程度に少量
づつ袋詰めにして煙道外へ搬出していた。
従来は人的作業に頼っているため、次のような問題点が
あった。
あった。
１）飛灰，高所，高温，暗黒等による悪い作業環境のた
め、作業時間が限られ、作業能率が低い。
め、作業時間が限られ、作業能率が低い。
２）作業員が高所かつ暗黒な場所で安全に作業するため
の準備等に長時間を要する。
の準備等に長時間を要する。
３）人的な作業のためどうしても灰塵の取り残しが生ず
る。
る。
本発明は前記問題点を解決するために、煙道内に同煙道
の長手方向に沿って敷設されたレールと、同レールの上
を移動可能な台車と、同台車に取付けられ、上記レール
をはさんで両側に向かって延びる１対のブラシベルト
と、上記台車に塔載された空気吸引装置と、上記台車を
移動させる手段と、上記ブラシベルトを回動させる手段
および吊上げ吊下す手段とを具えたことを特徴とする灰
回収装置を提案するものである。
の長手方向に沿って敷設されたレールと、同レールの上
を移動可能な台車と、同台車に取付けられ、上記レール
をはさんで両側に向かって延びる１対のブラシベルト
と、上記台車に塔載された空気吸引装置と、上記台車を
移動させる手段と、上記ブラシベルトを回動させる手段
および吊上げ吊下す手段とを具えたことを特徴とする灰
回収装置を提案するものである。
煙道の底部にたまった落灰を両翼に延びたブラシベルト
によって台車近傍に掻き寄せ、空気吸引装置によって吸
収し、吸引ホースを通して煙道外へ排出し回収する。ま
た、この落灰の排出回収は台車をレール上を煙道の長手
方向に移動させながら連続的に行なう。
によって台車近傍に掻き寄せ、空気吸引装置によって吸
収し、吸引ホースを通して煙道外へ排出し回収する。ま
た、この落灰の排出回収は台車をレール上を煙道の長手
方向に移動させながら連続的に行なう。
第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は同じく側
面図である。これらの図において、（１）は煙道内周壁
の底部、（２）は上記煙道の長手方向に沿って敷設され
たレール、（３）は同レール（２）に付設されたラッ
ク、（４）は上記レール上を移動可能な台車、（５）は
同台車（４）に取り付けられ、上記レール（２）を挟持
して同台車（４）を誘導する誘導ローラ、（６）は上記
台車（４）に取り付けられ、上記レール（２）に付設し
たラック（３）と噛み合いながら台車（４）を動かす台
車駆動部、（７）は上記台車（４）に塔載された空気吸
引装置、（８）は同空気吸引装置（７）によって吸い込
んだ灰を煙道外まで送るための吸引ホース、（９）は上
記空気吸引装置（７）の吸引口と連通し、底部にたまっ
た灰を吸引するための吸引ノズル、（10）は上記台車
（４）に取り付けられ上記レール（２）をはさんで両側
に向かって延びて、煙道底部（１）に集った灰を吸引ノ
ズル（９）近傍に掻き寄せる１対のブラシベルト、（1
1）は同ブラシベルト（10）を回転させるためのローラ
モーター、（12）はブラシベルトを持ち上げるための吊
りワイヤ、（13）は吊りワイヤ（12）を巻き上げ下げす
るための小型ウィンチである。
面図である。これらの図において、（１）は煙道内周壁
の底部、（２）は上記煙道の長手方向に沿って敷設され
たレール、（３）は同レール（２）に付設されたラッ
ク、（４）は上記レール上を移動可能な台車、（５）は
同台車（４）に取り付けられ、上記レール（２）を挟持
して同台車（４）を誘導する誘導ローラ、（６）は上記
台車（４）に取り付けられ、上記レール（２）に付設し
たラック（３）と噛み合いながら台車（４）を動かす台
車駆動部、（７）は上記台車（４）に塔載された空気吸
引装置、（８）は同空気吸引装置（７）によって吸い込
んだ灰を煙道外まで送るための吸引ホース、（９）は上
記空気吸引装置（７）の吸引口と連通し、底部にたまっ
た灰を吸引するための吸引ノズル、（10）は上記台車
（４）に取り付けられ上記レール（２）をはさんで両側
に向かって延びて、煙道底部（１）に集った灰を吸引ノ
ズル（９）近傍に掻き寄せる１対のブラシベルト、（1
1）は同ブラシベルト（10）を回転させるためのローラ
モーター、（12）はブラシベルトを持ち上げるための吊
りワイヤ、（13）は吊りワイヤ（12）を巻き上げ下げす
るための小型ウィンチである。
次に本装置の作用について説明する。
小型ウィンチ（13）によってブラシベルト（10）を吊り
上げ、煙道底部より放し所定の清掃位置へ台車駆動部
（６）を駆動させ移動する。ここでブラシベルト（10）
を吊下して煙道底部に接当させ、ローラモータ（11）に
よってブラシベルト（10）を第１図の白抜矢印の方向へ
回動させる。ブラシベルトの回動によって、煙道底部に
たまった灰塵は吸引ノズル（９）近傍へ掻き寄せられ
る。そして空気吸引装置（７）の吸引力によって吸引ノ
ズル（９）から吸収され、空気吸引装置（７）を通って
吸引ホース（８）へ送られ煙道外へ排出し回収される。
さらに、台車駆動部（６）によって装置全体を移動させ
ながら、連続的に灰回収作用を無人で行う事ができる。
上げ、煙道底部より放し所定の清掃位置へ台車駆動部
（６）を駆動させ移動する。ここでブラシベルト（10）
を吊下して煙道底部に接当させ、ローラモータ（11）に
よってブラシベルト（10）を第１図の白抜矢印の方向へ
回動させる。ブラシベルトの回動によって、煙道底部に
たまった灰塵は吸引ノズル（９）近傍へ掻き寄せられ
る。そして空気吸引装置（７）の吸引力によって吸引ノ
ズル（９）から吸収され、空気吸引装置（７）を通って
吸引ホース（８）へ送られ煙道外へ排出し回収される。
さらに、台車駆動部（６）によって装置全体を移動させ
ながら、連続的に灰回収作用を無人で行う事ができる。
また、台車（４）の移動はレール（２）に付設したラッ
ク（３）をかみながら移動するので、傾斜した煙道でも
適用することができる。
ク（３）をかみながら移動するので、傾斜した煙道でも
適用することができる。
本発明によれば次の効果が奏せられる。
無人作業が可能なため、安全，衛生的に灰回収を行
なうことができる。
なうことができる。
連続運転が可能なため、能率よく効果的に作業がで
きる。
きる。
小容量のものでは、吸引装置を塔載することも可
能。
能。
第１図は本発明の一実施例の正面図、第２図は同じく側
面図である。 （１）…煙道内周壁底部；（２）…レール；（３）…ラ
ック；（４）…台車；（５）…誘導ローラ；（６）…台
車駆動部；（７）…空気吸引装置；（８）…吸引ホー
ス；（９）…吸引ノズル；（10）…ブラシベルト；（1
1）…ローラモーター；（12）…吊りワイヤ；（13）…
小型ウィンチ。
面図である。 （１）…煙道内周壁底部；（２）…レール；（３）…ラ
ック；（４）…台車；（５）…誘導ローラ；（６）…台
車駆動部；（７）…空気吸引装置；（８）…吸引ホー
ス；（９）…吸引ノズル；（10）…ブラシベルト；（1
1）…ローラモーター；（12）…吊りワイヤ；（13）…
小型ウィンチ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤村 浩史 長崎県長崎市飽の浦町１番１号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 児玉 克 長崎県長崎市飽の浦町１番１号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内
Claims (1)
- 【請求項１】煙道内に同煙道の長手方向に沿って敷設さ
れたレールと、同レールの上を移動可能な台車と、同台
車に取付けられ、上記レールをはさんで両側に向かって
延びる１対のブラシベルトと、上記台車に塔載された空
気吸引装置と、上記台車を移動させる手段と、上記ブラ
シベルトを回動させる手段および吊上げ吊下す手段とを
具えたことを特徴とする灰回収装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29749887A JPH0715326B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 灰回収装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29749887A JPH0715326B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 灰回収装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH01139914A JPH01139914A (ja) | 1989-06-01 |
| JPH0715326B2 true JPH0715326B2 (ja) | 1995-02-22 |
Family
ID=17847285
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29749887A Expired - Lifetime JPH0715326B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 灰回収装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0715326B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112044259B (zh) * | 2020-09-07 | 2022-06-21 | 中建材环保研究院（江苏）有限公司 | 钠基干法脱硫及脱硫副产物回用装置 |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP29749887A patent/JPH0715326B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH01139914A (ja) | 1989-06-01 |
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