JPH07152577A - コンパイル、リンク方法の共通化方式 - Google Patents
コンパイル、リンク方法の共通化方式Info
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- JPH07152577A JPH07152577A JP5297905A JP29790593A JPH07152577A JP H07152577 A JPH07152577 A JP H07152577A JP 5297905 A JP5297905 A JP 5297905A JP 29790593 A JP29790593 A JP 29790593A JP H07152577 A JPH07152577 A JP H07152577A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】コンパイルのオプションの指定方法、結合オプ
ジェクトのリンク方法が異なるプログラムソースのコン
パイル、リンク方法を共通化する。 【構成】共通コンパイル処理３は、プログラムソース１
Ａのコンパイルオプション行２Ａのコンパイルオプショ
ン２３Ａをパラメータとしてコンパイルし、生成された
オブジェクトファイルの識別子をコンパイルオプション
行２Ａのリンクオプション２２Ａに対応したリンクコマ
ンドファイル識別子４１Ａに変更する。共通リンク処理
５は、オブジェクトファイル４Ａのリンクコマンドファ
イル識別子４１Ａに対応するリンクコマンドファイル６
Ａを決定し、オブジェクトの識別子４１Ａを通常の識別
子に変更し、リンクコマンドファイル６Ａを実行し、実
行モジュール７Ａを生成し、オブジェクトファイルの識
別子を元の識別子４１Ａに戻す。
ジェクトのリンク方法が異なるプログラムソースのコン
パイル、リンク方法を共通化する。 【構成】共通コンパイル処理３は、プログラムソース１
Ａのコンパイルオプション行２Ａのコンパイルオプショ
ン２３Ａをパラメータとしてコンパイルし、生成された
オブジェクトファイルの識別子をコンパイルオプション
行２Ａのリンクオプション２２Ａに対応したリンクコマ
ンドファイル識別子４１Ａに変更する。共通リンク処理
５は、オブジェクトファイル４Ａのリンクコマンドファ
イル識別子４１Ａに対応するリンクコマンドファイル６
Ａを決定し、オブジェクトの識別子４１Ａを通常の識別
子に変更し、リンクコマンドファイル６Ａを実行し、実
行モジュール７Ａを生成し、オブジェクトファイルの識
別子を元の識別子４１Ａに戻す。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコンパイル、リンク方法
の共通化方式に関し、特にソースプログラムのコンパイ
ル及び生成されたオブジェクトファイルのリンクの方法
に関する。
の共通化方式に関し、特にソースプログラムのコンパイ
ル及び生成されたオブジェクトファイルのリンクの方法
に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、プログラムソースは、そのコン
パイラがプログラムソースであることを識別するために
プログラムソース専用の識別子を付加する。コンパイラ
により生成されるオブジェクトファイルは、オブジェク
トファイル専用の識別子が付加される。
パイラがプログラムソースであることを識別するために
プログラムソース専用の識別子を付加する。コンパイラ
により生成されるオブジェクトファイルは、オブジェク
トファイル専用の識別子が付加される。
【０００３】従来、コンパイルに必要な情報はコンパイ
ラのオプションとして入力され、コンパイルの都度、対
象プログラムソースに適したコンパイルオプションを選
択してコンパイルを行っていた。この問題を解決する手
段として公開平２−８１２３１号公報の示すようにプロ
グラムソース内にオプション情報の格納領域を設け、コ
ンパイル時に前記オプション情報をプログラムソースか
ら取得し、コンパイルを実行する方法を行っていた。さ
らにリンクは、結合オブジェクトが異なるリンク方法が
複数ある場合、リンクの都度、結合オブジェクトを入力
して行っていた。
ラのオプションとして入力され、コンパイルの都度、対
象プログラムソースに適したコンパイルオプションを選
択してコンパイルを行っていた。この問題を解決する手
段として公開平２−８１２３１号公報の示すようにプロ
グラムソース内にオプション情報の格納領域を設け、コ
ンパイル時に前記オプション情報をプログラムソースか
ら取得し、コンパイルを実行する方法を行っていた。さ
らにリンクは、結合オブジェクトが異なるリンク方法が
複数ある場合、リンクの都度、結合オブジェクトを入力
して行っていた。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のコンパ
イル方法では、１つのプログラムソースをコンパイルす
る場合、その都度対象プログラムソースに適したコンパ
イルオプションを入力するか、指定されたコンパイルオ
プションを登録したコマンドファイルを選択し実行する
方法で行うため、異なるコンパイルオプションを持つプ
ログラム間では、コンパイルの方法が共通化てきないと
いう問題があった。この問題を解決した公開平２−８１
２３１号公報の方法では、コンパイル方法の共通化は行
えるが、リンク方法の共通化は解決されず、上述したリ
ンク方法で行うことになる。上述したリンク方法では、
リンクの都度、生成されたオブシェクトに結合するオブ
ジェクトを入力するか、指定された結合オブジェクトが
登録されたリンクコマンドファイルを選択し実行するた
め、結合オブジェクトが異なるリンク対象オブジェクト
間では、リンク方法が共通化できない。
イル方法では、１つのプログラムソースをコンパイルす
る場合、その都度対象プログラムソースに適したコンパ
イルオプションを入力するか、指定されたコンパイルオ
プションを登録したコマンドファイルを選択し実行する
方法で行うため、異なるコンパイルオプションを持つプ
ログラム間では、コンパイルの方法が共通化てきないと
いう問題があった。この問題を解決した公開平２−８１
２３１号公報の方法では、コンパイル方法の共通化は行
えるが、リンク方法の共通化は解決されず、上述したリ
ンク方法で行うことになる。上述したリンク方法では、
リンクの都度、生成されたオブシェクトに結合するオブ
ジェクトを入力するか、指定された結合オブジェクトが
登録されたリンクコマンドファイルを選択し実行するた
め、結合オブジェクトが異なるリンク対象オブジェクト
間では、リンク方法が共通化できない。
【０００５】本発明の目的は、コンパイル、リンク方法
の共通化方式を提供することにある。
の共通化方式を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明のコンパイル、リ
ンク方法の共通化方式は、ソースプログラム内にコンパ
イルオプション行の識別コードとリンクオプションとコ
ンパイルオプションを含むコメント行のコンパイルオプ
ション行を持つプログラムソースと、コンパイル対象の
前記プログラムソース内を先頭から読み込み、前記識別
コードを含む前記コンパイルオプション行を検索するコ
ンパイルオプション行の取込部と、前記コンパイルオプ
ション、前記リンクオプションを取り込み、前記コンパ
イルオプションをパラメータとしたコンパイルコマンド
を発行するコンパイルコマンドの発行部と、生成された
オブジェクトの標準識別子をリンクオプションに対応し
たリンクコマンドファイル識別子に変更するオブジェク
ト識別子変更部とから構成される共通コンパイル処理
と、各リンクコマンドファイル識別子に対応した各リン
クコマンドファイルと、リンク対象オブジェクトの前記
リンクコマンドファイル識別子から対応するリンクコマ
ンドファイルを決定するリンクコマンドファイル決定部
と、オブジェクトの前記リンクコマンドファイル識別子
を標準識別子に変更するオブジェク識別子の変更部と、
前記リンクコマンドファイルを実行するリンクコマンド
フアイル実行部と、前記標準識別子を前記リンクコマン
ドファイル識別子に戻すオブジェクト識別子の戻し部と
から構成される共通リンク処理と、を備えて構成されて
いる。
ンク方法の共通化方式は、ソースプログラム内にコンパ
イルオプション行の識別コードとリンクオプションとコ
ンパイルオプションを含むコメント行のコンパイルオプ
ション行を持つプログラムソースと、コンパイル対象の
前記プログラムソース内を先頭から読み込み、前記識別
コードを含む前記コンパイルオプション行を検索するコ
ンパイルオプション行の取込部と、前記コンパイルオプ
ション、前記リンクオプションを取り込み、前記コンパ
イルオプションをパラメータとしたコンパイルコマンド
を発行するコンパイルコマンドの発行部と、生成された
オブジェクトの標準識別子をリンクオプションに対応し
たリンクコマンドファイル識別子に変更するオブジェク
ト識別子変更部とから構成される共通コンパイル処理
と、各リンクコマンドファイル識別子に対応した各リン
クコマンドファイルと、リンク対象オブジェクトの前記
リンクコマンドファイル識別子から対応するリンクコマ
ンドファイルを決定するリンクコマンドファイル決定部
と、オブジェクトの前記リンクコマンドファイル識別子
を標準識別子に変更するオブジェク識別子の変更部と、
前記リンクコマンドファイルを実行するリンクコマンド
フアイル実行部と、前記標準識別子を前記リンクコマン
ドファイル識別子に戻すオブジェクト識別子の戻し部と
から構成される共通リンク処理と、を備えて構成されて
いる。
【０００７】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
て説明する。
【０００８】図１は本発明のコンパイル、リンク方法の
共通化方式の一実施例を示すブロック図である。
共通化方式の一実施例を示すブロック図である。
【０００９】本実施例のコンパイル、リンク方法の共通
化方式は、図１に示すように、コンパイルオプション行
の取込部３１とコンパイルコマンドの発行部３２とオブ
ジェクト識別子変更部３３から構成される共通コンパイ
ル処理３によりプログラムソース１Ａ、１Ｂ、１Ｃをコ
ンパイルし、オブジェクトファイル４Ａ、４Ｂ、４Ｃを
生成し、リンクコマンドファイル決定部５１とオブジェ
クト識別子の変更部５２とリンクコマンドファイル実行
部５３とオブジェクト識別子の戻し部５４から構成され
る共通リンク処理５と共通リンク処理５から実行される
リンクコマンドファイル６Ａ、６Ｂ、６Ｃによってオブ
ジェクトファイル４Ａ、４Ｂ、４Ｃから実行モジュール
７Ａ、７Ｂ、７Ｃを生成する。
化方式は、図１に示すように、コンパイルオプション行
の取込部３１とコンパイルコマンドの発行部３２とオブ
ジェクト識別子変更部３３から構成される共通コンパイ
ル処理３によりプログラムソース１Ａ、１Ｂ、１Ｃをコ
ンパイルし、オブジェクトファイル４Ａ、４Ｂ、４Ｃを
生成し、リンクコマンドファイル決定部５１とオブジェ
クト識別子の変更部５２とリンクコマンドファイル実行
部５３とオブジェクト識別子の戻し部５４から構成され
る共通リンク処理５と共通リンク処理５から実行される
リンクコマンドファイル６Ａ、６Ｂ、６Ｃによってオブ
ジェクトファイル４Ａ、４Ｂ、４Ｃから実行モジュール
７Ａ、７Ｂ、７Ｃを生成する。
【００１０】プログラムソース"aaaa.c"１Ａ、"bbbb.c"
１Ｂ、"cccc.c"１Ｃには、コメント行として、ソースコ
ード内にコンパイルオプション行識別コードである"com
pile-option"２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃを持ったコンパイ
ルオプション行"/* compile-option -clink -a -b */”
２Ａ、"/* compile-option -dlink -c */"２Ｂ、"/*com
pile-option -slink -a -c */" ２Ｃが記述されてい
る。さらにプログラムソース"aaaa.c"１Ａのコンパイル
オプション行"/* compile-option -clink -a -b*/”２
Ａには、プログラムソース"aaaa.c"１Ａのリンクオプシ
ョンである"-clink"２２Ａとプログラムソース"aaaa.c"
１Ａのコンパイルオプションである"-a -b" ２３Ａを持
ち、同じくプログラムソース"bbbb.c"１Ｂのコンパイル
オプション行"/* compile-option -dlink -c */"２Ｂに
は、プログラムソース"bbbb.c"１Ｂのリンクオプション
である"-dlink"２２Ｂとプログラムソース"bbbb.c"１Ｂ
のコンパイルオプションである"-c"２３Ｂを持ち、プロ
グラムソース"cccc.c"１Ｃのコンパイルオプション行２
Ｃには、プログラムソース"cccc.c"１Ｃのリンクオプシ
ョンである"-slink"２２Ｃとプログラムソース"cccc.c"
１Ｃのコンパイルオプションである"-a -c" ２３Ｃを持
っている。
１Ｂ、"cccc.c"１Ｃには、コメント行として、ソースコ
ード内にコンパイルオプション行識別コードである"com
pile-option"２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃを持ったコンパイ
ルオプション行"/* compile-option -clink -a -b */”
２Ａ、"/* compile-option -dlink -c */"２Ｂ、"/*com
pile-option -slink -a -c */" ２Ｃが記述されてい
る。さらにプログラムソース"aaaa.c"１Ａのコンパイル
オプション行"/* compile-option -clink -a -b*/”２
Ａには、プログラムソース"aaaa.c"１Ａのリンクオプシ
ョンである"-clink"２２Ａとプログラムソース"aaaa.c"
１Ａのコンパイルオプションである"-a -b" ２３Ａを持
ち、同じくプログラムソース"bbbb.c"１Ｂのコンパイル
オプション行"/* compile-option -dlink -c */"２Ｂに
は、プログラムソース"bbbb.c"１Ｂのリンクオプション
である"-dlink"２２Ｂとプログラムソース"bbbb.c"１Ｂ
のコンパイルオプションである"-c"２３Ｂを持ち、プロ
グラムソース"cccc.c"１Ｃのコンパイルオプション行２
Ｃには、プログラムソース"cccc.c"１Ｃのリンクオプシ
ョンである"-slink"２２Ｃとプログラムソース"cccc.c"
１Ｃのコンパイルオプションである"-a -c" ２３Ｃを持
っている。
【００１１】オブジェクトファイル"aaaa.oc" ４Ａ、"b
bbb.od" ４Ｂ、"cccc.os" ４Ｃのリンクコマンドファイ
ル識別子"oc"４１Ａ、"od"４１Ｂ、"os"４１Ｃは、プロ
グラムソース内のコンパイルオプション行"/* compile-
option -clink -a -b */”２Ａ、"/* compile-option -
dlink -c */"２Ｂ、"/* compile-option -slink -a -c
*/" ２Ｃのリンクオプションの"-clink"２２Ａ、"-dlin
k"２２Ｂ、"-slink"２２Ｃに対応し、同じく識別子oc用
リンクコマンドファイル６Ａ、識別子od用リンクコマン
ドファイル６Ｂ、識別子os用リンクコマンドファイル６
Ｃに対応している。
bbb.od" ４Ｂ、"cccc.os" ４Ｃのリンクコマンドファイ
ル識別子"oc"４１Ａ、"od"４１Ｂ、"os"４１Ｃは、プロ
グラムソース内のコンパイルオプション行"/* compile-
option -clink -a -b */”２Ａ、"/* compile-option -
dlink -c */"２Ｂ、"/* compile-option -slink -a -c
*/" ２Ｃのリンクオプションの"-clink"２２Ａ、"-dlin
k"２２Ｂ、"-slink"２２Ｃに対応し、同じく識別子oc用
リンクコマンドファイル６Ａ、識別子od用リンクコマン
ドファイル６Ｂ、識別子os用リンクコマンドファイル６
Ｃに対応している。
【００１２】次にプログラムソース"aaaa.c"１Ａを用い
て共通コンパイル処理３を説明する。共通コンパイル処
理３のコンパイルオプション行の取込部３１によりプロ
グラムソース"aaaa.c"１Ａを読み込み、コンパイルオプ
ション行識別コードの"compile-option"２１Ａを検索
し、コンパイルオプション行"/* compile-option -clin
k -a -b */”２Ａを取り込み、同行ラインに含まれてい
るリンクオプションの"-clink"２２Ａとコンパイルオプ
ション"-a -b" ２３Ａを取得する。コンパイルコマンド
の発行部３２によりコンパイルオプション"-a -b" ２３
Ａをパラメータとしたコンパイラを起動し、通常の識別
子"o" を持つオフジェクトファイル"aaaa.o"を生成す
る。オブジェクト識別子変更部３３によりオブジェクト
ファイル"aaaa.c"４Ａの識別子"c" を取得したリンクオ
プションの"-clink"２２Ａに対応したリンクコマンドフ
ァイル識別子"oc"４１Ａに変更し、オブジェクトファイ
ル"aaaa.oc" ４Ａを生成する。同様にプログラムソー
ス"bbbb.c"１Ｂ、"cccc .c" １Ｃのコンパイルオプショ
ン行"/* compile-option -dlink -c */"２Ｂ、"/* comp
ile-option -slink -a -c */" ２Ｃにあるコンパイルオ
プション"-c"２３Ｂ、"-a-c" ２３Ｃでコンパイルし、
生成されたオブジェクトファイル"bbbb.o"、"cccc.o"を
リンクオプション"-dlink"２２Ｂ、"-slink"２２Ｃに対
応したリンクコマンドファイル識別子"od"４１Ｂ、"os"
４１Ｃに変換し、オブジェクトファイル"bbbb.od" ４
Ｂ、"cccc.os" ４Ｃを生成する。
て共通コンパイル処理３を説明する。共通コンパイル処
理３のコンパイルオプション行の取込部３１によりプロ
グラムソース"aaaa.c"１Ａを読み込み、コンパイルオプ
ション行識別コードの"compile-option"２１Ａを検索
し、コンパイルオプション行"/* compile-option -clin
k -a -b */”２Ａを取り込み、同行ラインに含まれてい
るリンクオプションの"-clink"２２Ａとコンパイルオプ
ション"-a -b" ２３Ａを取得する。コンパイルコマンド
の発行部３２によりコンパイルオプション"-a -b" ２３
Ａをパラメータとしたコンパイラを起動し、通常の識別
子"o" を持つオフジェクトファイル"aaaa.o"を生成す
る。オブジェクト識別子変更部３３によりオブジェクト
ファイル"aaaa.c"４Ａの識別子"c" を取得したリンクオ
プションの"-clink"２２Ａに対応したリンクコマンドフ
ァイル識別子"oc"４１Ａに変更し、オブジェクトファイ
ル"aaaa.oc" ４Ａを生成する。同様にプログラムソー
ス"bbbb.c"１Ｂ、"cccc .c" １Ｃのコンパイルオプショ
ン行"/* compile-option -dlink -c */"２Ｂ、"/* comp
ile-option -slink -a -c */" ２Ｃにあるコンパイルオ
プション"-c"２３Ｂ、"-a-c" ２３Ｃでコンパイルし、
生成されたオブジェクトファイル"bbbb.o"、"cccc.o"を
リンクオプション"-dlink"２２Ｂ、"-slink"２２Ｃに対
応したリンクコマンドファイル識別子"od"４１Ｂ、"os"
４１Ｃに変換し、オブジェクトファイル"bbbb.od" ４
Ｂ、"cccc.os" ４Ｃを生成する。
【００１３】次にオブシェクトファイル"aaaa.oc" ４Ａ
を用いて共通リンク処理５を説明する。共通リンク処理
５のリンクコマンドファイル決定部５１によりオブジェ
クトファイル"aaaa.oc" ４Ａのリンクコマンドファイル
識別子"oc"４１Ａに対応したoc用リンクコマンドファイ
ル６Ａを決定し、オブジェクト識別子変更部５２により
オブジェクトファィル"aaaa.oc" ４Ａのリンクコマンド
ファイル識別子"oc"４１Ａを通常のリンク可能な識別
子"o" に変更しオプジェクトファイル"aaaa.o"を生成す
る。リンクコマンドファイル実行部５３によりoc用リン
クコマンドファイル６Ａを実行し、実行モジュール"aaa
a"７Ａを生成し、オブジェクト識別子の戻し部５４によ
りオブジェクトファイル"aaaa.o"の識別子"o" をもとの
リンクコマンドファイル識別子"oc"４１Ａに戻しオブジ
ェクトファイル"aaaa.oc" ４Ａを再生成する。同様にオ
ブジェクトファイル"bbbb.od" ４Ｂ、"cccc.os" ４Ｃの
リンクコマンドファイル識別子"od"４１Ｂ、"os"４１Ｃ
に対応したod用リンクコマンドファイル６Ｂ、os用リン
クコマンドファイル６Ｃを実行し、実行モジュール"bbb
b"７Ｂ、"cccc"７Ｃを生成する。
を用いて共通リンク処理５を説明する。共通リンク処理
５のリンクコマンドファイル決定部５１によりオブジェ
クトファイル"aaaa.oc" ４Ａのリンクコマンドファイル
識別子"oc"４１Ａに対応したoc用リンクコマンドファイ
ル６Ａを決定し、オブジェクト識別子変更部５２により
オブジェクトファィル"aaaa.oc" ４Ａのリンクコマンド
ファイル識別子"oc"４１Ａを通常のリンク可能な識別
子"o" に変更しオプジェクトファイル"aaaa.o"を生成す
る。リンクコマンドファイル実行部５３によりoc用リン
クコマンドファイル６Ａを実行し、実行モジュール"aaa
a"７Ａを生成し、オブジェクト識別子の戻し部５４によ
りオブジェクトファイル"aaaa.o"の識別子"o" をもとの
リンクコマンドファイル識別子"oc"４１Ａに戻しオブジ
ェクトファイル"aaaa.oc" ４Ａを再生成する。同様にオ
ブジェクトファイル"bbbb.od" ４Ｂ、"cccc.os" ４Ｃの
リンクコマンドファイル識別子"od"４１Ｂ、"os"４１Ｃ
に対応したod用リンクコマンドファイル６Ｂ、os用リン
クコマンドファイル６Ｃを実行し、実行モジュール"bbb
b"７Ｂ、"cccc"７Ｃを生成する。
【００１４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のコンパイ
ル、リンク方法の共通化方式は、プログラムソース内に
コンパイルオプション行を設け、プログラムソースに対
応したコンパイルオプション、及び指定したリンクコマ
ンドファイルに対応したリンクオプションを記述するこ
とにより、共通コンパイル処理がプログラムソースのコ
ンパイルオプションを自動で取り込みコンバイル実行が
可能となり、さらに共通リンク処理が対象オブジェクト
のリンクコマンドファイル識別子によりリンクコマンド
ファイルが決定されるため、コンパイル方法、リンク方
法が共通化され、操作性の向上、コンパイルオプション
の設定ミス、結合オブジェクトのリンクミスの防止の効
果がある。また、プログラムソース内にコンパイルオプ
ション、リンクオプションをプログラム開発者が直接記
述できるため、プログラム開発者以外の人でもコンパイ
ル、リンクが可能となり、プログラムのメンテナンス性
が向上するという効果がある。
ル、リンク方法の共通化方式は、プログラムソース内に
コンパイルオプション行を設け、プログラムソースに対
応したコンパイルオプション、及び指定したリンクコマ
ンドファイルに対応したリンクオプションを記述するこ
とにより、共通コンパイル処理がプログラムソースのコ
ンパイルオプションを自動で取り込みコンバイル実行が
可能となり、さらに共通リンク処理が対象オブジェクト
のリンクコマンドファイル識別子によりリンクコマンド
ファイルが決定されるため、コンパイル方法、リンク方
法が共通化され、操作性の向上、コンパイルオプション
の設定ミス、結合オブジェクトのリンクミスの防止の効
果がある。また、プログラムソース内にコンパイルオプ
ション、リンクオプションをプログラム開発者が直接記
述できるため、プログラム開発者以外の人でもコンパイ
ル、リンクが可能となり、プログラムのメンテナンス性
が向上するという効果がある。
【図１】本発明のコンパイル、リンク方法の共通化方式
の一実施例を示すブロック図である。
の一実施例を示すブロック図である。
【符号の説明】 １Ａ、１Ｂ、１Ｃ プログラムソース ２Ａ、２Ｂ、２Ｃ コンパイルオプション行 ２１Ａ、２１Ｂ、２１Ｃ コンパイルオプション行識
別コード ２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｃ リンクオプション ２３Ａ、２３Ｂ、２３Ｃ コンパイルオプション ３ 共通コンパイル処理 ３１ コンパイルオプション行の取込部 ３２ コンパイルコマンドの発行部 ３３ オブジェクト識別子変更部 ４Ａ、４Ｂ、４Ｃ オブジェクトファイル ４１Ａ、４１Ｂ、４１Ｃ リンクコマンドファイル識
別子 ５ 共通リンク処理 ５１ リンクコマンドファイル決定部 ５２ オブジェクト識別子の変更部 ５３ リンクコマンドファイル実行部 ５４ オブジェクト識別子の戻し部 ６Ａ、６Ｂ、６Ｃ リンクコマンドファイル ７Ａ、７Ｂ、７Ｃ 実行モジュール
別コード ２２Ａ、２２Ｂ、２２Ｃ リンクオプション ２３Ａ、２３Ｂ、２３Ｃ コンパイルオプション ３ 共通コンパイル処理 ３１ コンパイルオプション行の取込部 ３２ コンパイルコマンドの発行部 ３３ オブジェクト識別子変更部 ４Ａ、４Ｂ、４Ｃ オブジェクトファイル ４１Ａ、４１Ｂ、４１Ｃ リンクコマンドファイル識
別子 ５ 共通リンク処理 ５１ リンクコマンドファイル決定部 ５２ オブジェクト識別子の変更部 ５３ リンクコマンドファイル実行部 ５４ オブジェクト識別子の戻し部 ６Ａ、６Ｂ、６Ｃ リンクコマンドファイル ７Ａ、７Ｂ、７Ｃ 実行モジュール
Claims (2)
- 【請求項１】 ソースプログラムからオブジェクトファ
イルを作成する時のコンパイルオプションと、オブジェ
クトファイルから実行モジュールを作成する時のリンク
オプションをソースプログラム内にコメント行として記
述し、本コメント行の記述個所を識別する識別コードを
コメント行に付加したことを特徴とするコンパイル、リ
ンク方法の共通化方式。 - 【請求項２】 ソースプログラム内にコンパイルオプシ
ョン行の識別コードとリンクオプションとコンパイルオ
プションを含むコメント行のコンパイルオプション行を
持つプログラムソースと、 コンパイル対象の前記プログラムソース内を先頭から読
み込み、前記識別コードを含む前記コンパイルオプショ
ン行を検索するコンパイルオプション行の取込部と、前
記コンパイルオプション、前記リンクオプションを取り
込み、前記コンパイルオプションをパラメータとしたコ
ンパイルコマンドを発行するコンパイルコマンドの発行
部と、生成されたオブジェクトの標準識別子をリンクオ
プションに対応したリンクコマンドファイル識別子に変
更するオブジェクト識別子変更部とから構成される共通
コンパイル処理と、 各リンクコマンドファイル識別子に対応した各リンクコ
マンドファイルと、リンク対象オブジェクトの前記リン
クコマンドファイル識別子から対応するリンクコマンド
ファイルを決定するリンクコマンドファイル決定部と、
オブジェクトの前記リンクコマンドファイル識別子を標
準識別子に変更するオブジェク識別子の変更部と、前記
リンクコマンドファイルを実行するリンクコマンドフア
イル実行部と、前記標準識別子を前記リンクコマンドフ
ァイル識別子に戻すオブジェクト識別子の戻し部とから
構成される共通リンク処理と、を備えることを特徴とす
るコンパイル、リンク方法の共通化方式。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297905A JPH07152577A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | コンパイル、リンク方法の共通化方式 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5297905A JPH07152577A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | コンパイル、リンク方法の共通化方式 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07152577A true JPH07152577A (ja) | 1995-06-16 |
Family
ID=17852619
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5297905A Pending JPH07152577A (ja) | 1993-11-29 | 1993-11-29 | コンパイル、リンク方法の共通化方式 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07152577A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009098963A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | モジュール自動生成システム |
| JP2018032082A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 富士通株式会社 | プログラム生成プログラム、プログラム生成方法、プログラム生成装置及びコンパイルプログラム |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04165531A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-11 | Nec Corp | 言語処理系プログラムの起動行の処理方式 |
-
1993
- 1993-11-29 JP JP5297905A patent/JPH07152577A/ja active Pending
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH04165531A (ja) * | 1990-10-30 | 1992-06-11 | Nec Corp | 言語処理系プログラムの起動行の処理方式 |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009098963A (ja) * | 2007-10-17 | 2009-05-07 | Mitsubishi Electric Corp | モジュール自動生成システム |
| JP2018032082A (ja) * | 2016-08-22 | 2018-03-01 | 富士通株式会社 | プログラム生成プログラム、プログラム生成方法、プログラム生成装置及びコンパイルプログラム |
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