JPH0715223A - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JPH0715223A
JPH0715223A JP15311293A JP15311293A JPH0715223A JP H0715223 A JPH0715223 A JP H0715223A JP 15311293 A JP15311293 A JP 15311293A JP 15311293 A JP15311293 A JP 15311293A JP H0715223 A JPH0715223 A JP H0715223A
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JP
Japan
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antenna
matching circuit
antenna element
conductive
matching
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Pending
Application number
JP15311293A
Other languages
English (en)
Inventor
Izumi Nakada
和泉 中田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 携帯型無線機の内蔵アンテナにおいて、携帯
型無線機本体を小型,軽量化する。 【構成】 樹脂ケース6の内側にアルミ蒸着により形成
されたアンテナエレメント3と、該アンテナエレメント
3と無線機部1との間のインピーダンス整合用のアンテ
ナ整合回路4と、該アンテナ整合回路4とアンテナエレ
メント3の一端との間の高周波信号伝送路としての金属
バネ5とを有して構成される。 【効果】 導体板(板金)に代えて、金属性皮膜を用い
たため、アンテナブロックの小型,軽量化を達成でき、
またこれに伴い、携帯型無線機本体の小型,軽量化を達
成できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、アンテナ装置に関
し、特に携帯型無線機の小型,軽量化に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来のアンテナ装置は、内蔵アンテナと
して板金,即ち金属板を用いていた。図2は、特開平2
−22563号に示された従来のアンテナ装置を示す図
である。図において、1は無線機部を示し、導電性筐体
2内に無線機1を内蔵し、この導電性筐体2には無線機
1の接地端子が接続される。7はこの導電性筐体2との
間に静電容量を形成するように設けられた導体板、8は
無線機部1に取り付けられた同軸形のアンテナ接続端
子、9は端子8と導体板7を接続する同軸形の給電線で
ある。但し、この場合、その中心導体だけが導体板8に
接続されるので、この9は給電用導体棒で構成すること
もできる。10は給電線9上の所定の点から分岐してそ
の他端が無線機部1の導電性筐体2上の所定の点に接続
されて短絡され、インピーダンススタブを構成する同軸
形の整合用給電線である。6は無線機部1および導体板
7をおおい、これらを支持する構造を有する樹脂性のケ
ースである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来のアンテナ装置は
以上のように構成されていたので、携帯型無線機本体の
中で、導体板7,給電線9,同軸形の整合用給電線10
を含むアンテナ部の占める割合が大きく、また、導体板
7を用いているため、軽量化の妨げとなっていた。
【0004】この発明は上記のような問題を解消するた
めになされたもので、小型,軽量の無線機用アンテナ装
置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明にかかるアンテ
ナ装置は、携帯型無線機を小型,軽量化するために、ア
ンテナエレメントを、従来の板金に代えて、樹脂筐体に
アルミ蒸着する,金属テープを貼る,あるいは導電性塗
装をする,等により構成したものである。即ち、この発
明は、無線機を内蔵しその無線機の接地端子が接続され
る導体性筐体と、この導電性筐体に対し静電容量を構成
するように設けられた,樹脂筺体にアルミ蒸着する,金
属テープを貼る,あるいは導電性塗装をする,ことによ
り形成されたアンテナエレメントと、上記無線機のアン
テナ端子とアンテナ部を接続するアンテナ整合のための
高周波信号伝送路と、上記アンテナ整合用整合回路と上
記アンテナエレメントの一端とを接続する高周波信号伝
送路とを備えたことを特徴とするものである。
【0006】またこの発明は、上記アンテナ整合のため
のアンテナ整合回路を、無線機部内に設けられた回路基
板上に形成したものである。またこの発明は、上記アン
テナ整合回路と上記アンテナエレメント間の高周波信号
伝送路を、金属バネにより構成したものである。
【0007】
【作用】この発明におけるアンテナ装置は、樹脂ケース
の内側にアルミ蒸着による,金属テープによる,あるい
は導電性塗装による導電性皮膜部分を持ち、これがアン
テナの放射素子として動作する。また、整合回路は、ア
ンテナ部と無線機部のインピーダンスマッチングが行わ
れ、インピーダンスミスマッチングによるアンテナ効率
の低下が防止される。
【0008】
【実施例】実施例1.以下、この発明の一実施例を図に
ついて説明する。図1はこの発明の一実施例によるアン
テナ装置を示す図である。図において、1は無線機部を
示し、導電性筐体2内に無線機1を内蔵し、この導電性
筐体2には無線機1の接地端子14が接続される。3は
樹脂ケース6の内側にアルミ蒸着されて形成されたアン
テナエレメントであり、導電性筐体1との間で静電容量
を形成するように設けられ、アンテナの放射素子として
作用するものである。4は無線機部1とアンテナ部3と
のインピーダンスマッチング用のアンテナ整合回路、5
はアンテナ整合回路4とアンテナエレメント3の一点と
の間を接続する金属バネであり、上記整合回路4とアン
テナエレメント3との間で高周波信号を伝送する高周波
信号伝送路として作用する。6は無線機本体1を覆い、
これらを支持する構造を有する樹脂性のケースである。
また、15は、無線機部1のアンテナ端子(図示せず)
とアンテナ整合回路4との間を接続する同軸線路等の線
路である。
【0009】次に作用について説明する。本実施例1の
アンテナ装置では、樹脂ケース6の内側に、アルミ蒸着
により導電性皮膜として形成された部分3を持ち、これ
がアンテナの放射素子として動作する。該導電性皮膜部
分よりなるアンテナエレメント3は、金属バネ5を介し
て整合回路4に接続されている。この金属バネ5は、整
合回路4とアンテナエレメント3との間で高周波信号を
伝送するためのものである。ここで、この金属バネ5の
一端と上記アルミ蒸着によるアンテナエレメント3の一
点とは、図示していないが、ハンダづけにより,あるい
は導電性テープをその接続部に貼ることにより固定され
ている。また、上記金属バネ5の他端と整合回路4と
は、ハンダづけすることにより相互に固定されている。
【0010】上記アンテナ整合回路4は、上記アンテナ
エレメント3と、無線機部1との間に設けられるが、こ
れは、導電性筺体2の中に無線機部1が内蔵されてい
て、整合回路4はその導電性筺体2の上方に固定された
基板として設けられる。該整合回路4は、樹脂筺体6と
は金属バネ5を介して接続され、該金属バネ5と整合回
路基板4間は、上述のようにハンダ等で接続されてい
る。また、該整合回路4は、無線機部1のアンテナ端子
(図示せず)には同軸線路等の線路15を介して接続さ
れており、該整合回路4によって、アンテナ部3と無線
機部1との間のインピーダンスマッチングが行なわれ、
これにより、インピーダンスミスマッチングによるアン
テナ効率の低下が防止される。
【0011】このような本実施例1のアンテナ装置で
は、樹脂ケースの内側に導電性皮膜部分を設け、これを
アンテナの放射素子として作用させるようにし、また、
上記アンテナの放射素子と無線機部との間では整合回路
によりインピーダンスマッチングをとるようにしたの
で、従来の導体板をアンテナ放射素子に用いていた装置
に比し、携帯型無線機本体の中での,整合回路4,給電
線9,10を含むアンテナ部の占める割合を小さくでき
て、小型化を図ることができ、また、導体板7を用いな
いことによって、軽量化をも図ることができる。ここ
で、図1では、整合回路基板4はわかりやすいように大
きく描いているが、実際、整合回路基板4は小さいもの
であり、図2の導体板7がなくなると、その体積も重量
も大きく減らすことができるものである。
【0012】実施例2.上記実施例1では、整合回路4
は、無線機部1とは別に設け、無線機部1中に設けられ
た基板上の回路に接続される同軸線路等の線路15を介
して該無線機部1と接続されているが、本発明の第2の
実施例では、この整合回路4は、図6に示すように、上
記無線機部1中の基板上に設けるようにしたものであ
る。このような本実施例2においても、上記実施例1と
同様の効果が得られる。
【0013】実施例3.本発明の第3の実施例は、図3
に示すように、上記アンテナエレメント3を構成するも
のとして、上記実施例1のアルミ蒸着に代えて、薄い金
属テープ11を用い、これをアンテナの放射素子とした
ものである。本実施例3においても、上記実施例1,2
と同様の効果が得られる。
【0014】実施例4.本発明の第4の実施例は、図4
に示すように、上記アンテナエレメント3を構成するも
のとして、上記実施例1のアルミ蒸着に代えて、導電性
塗料樹脂12を用いたものである。本実施例4において
も、上記実施例1〜3と同様の効果が得られる。
【0015】実施例5.本発明の第5の実施例は、図5
に示すように、上記アンテナ整合用の整合回路4と上記
アンテナエレメント3の一点とを接続する高周波電力の
伝送路として、上記実施例1の金属バネの代わりに導体
棒13を用いたものである。この場合もそれぞれ上記ア
ンテナエレメント3,整合回路4との接続は、ハンダづ
け等により行う。本実施例5においても、上記実施例1
〜4と同様の効果が得られる。
【0016】
【発明の効果】以上のように、この発明にかかるアンテ
ナ装置によれば、従来の無線機用アンテナ装置において
アンテナの放射素子としていた導体板(板金)の代わり
に、樹脂筐体に導電性塗装をすることにより金属皮膜を
形成し、これをアンテナエレメントとしたので、携帯型
無線機のアンテナ部を小型,軽量化することができると
ともに、携帯型無線機本体をも小型,軽量化することが
できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例による無線機用アンテナ
装置を示す図。
【図2】従来のアンテナ装置を示す図。
【図3】本発明の第3の実施例による無線機用アンテナ
装置を示す図。
【図4】本発明の第4の実施例による無線機用アンテナ
装置を示す図。
【図5】本発明の第5の実施例による無線機用アンテナ
装置を示す図。
【図6】本発明の第2の実施例による無線機用アンテナ
装置を示す図。
【符号の説明】
1 無線機部 2 導電性筐体 3 アンテナエレメント 4 整合回路 5 金属バネ 6 樹脂ケース 7 導体板 8 アンテナ接続端子 9 給電線 10 インピーダンススタブ 11 金属テープ 12 導電性塗料樹脂 13 導体棒 14 接地端子 15 同軸線路等の線路
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04B 1/18 A 9298−5K 1/38

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無線機用アンテナ装置において、 無線機を内蔵しその無線機の接地端子が接続される導体
    性筐体と、 この導電性筐体に対し静電容量を構成するように設けら
    れた,樹脂筺体にアルミ蒸着をすることにより形成され
    たアンテナエレメントと、 上記無線機のアンテナ端子と上記アンテナエレメントの
    一点とを接続するアンテナ整合のためのアンテナ整合回
    路と、 上記アンテナ整合回路と、上記アンテナエレメントの一
    端とを接続する高周波信号伝送路とを備えたことを特徴
    とするアンテナ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のアンテナ装置において、 上記アンテナエレメントは、樹脂筺体にアルミ蒸着する
    のに代えて、樹脂筺体に金属テープを貼ることにより構
    成したことを特徴とするアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のアンテナ装置において、 上記アンテナエレメントは、樹脂筺体にアルミ蒸着する
    のに代えて、樹脂筺体に導電性塗装をすることにより構
    成したことを特徴とするアンテナ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれかに記載のア
    ンテナ装置において、 上記アンテナ整合のためのアンテナ整合回路は、無線機
    部内に設けられた回路基板上に形成されたものであるこ
    とを特徴とするアンテナ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載のア
    ンテナ装置において、 上記アンテナ整合回路と上記アンテナエレメント間の上
    記高周波信号伝送路は、金属バネであることを特徴とす
    るアンテナ装置。
JP15311293A 1993-06-24 1993-06-24 アンテナ装置 Pending JPH0715223A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7183983B2 (en) 2005-04-26 2007-02-27 Nokia Corporation Dual-layer antenna and method
JP2009055617A (ja) * 1998-02-20 2009-03-12 Qualcomm Inc 基板アンテナ

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