JPH07151959A - オートフォーカス装置 - Google Patents

オートフォーカス装置

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JPH07151959A
JPH07151959A JP5323323A JP32332393A JPH07151959A JP H07151959 A JPH07151959 A JP H07151959A JP 5323323 A JP5323323 A JP 5323323A JP 32332393 A JP32332393 A JP 32332393A JP H07151959 A JPH07151959 A JP H07151959A
Authority
JP
Japan
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lens
drive
driving
amount
camera
Prior art date
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Application number
JP5323323A
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English (en)
Inventor
Akihiro Kawanami
川波  昭博
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
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Priority to US08/343,633 priority patent/US5652923A/en
Publication of JPH07151959A publication Critical patent/JPH07151959A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G02OPTICS
    • G02BOPTICAL ELEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS
    • G02B7/00Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements
    • G02B7/02Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses
    • G02B7/04Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification
    • G02B7/08Mountings, adjusting means, or light-tight connections, for optical elements for lenses with mechanism for focusing or varying magnification adapted to co-operate with a remote control mechanism

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Optics & Photonics (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Lens Barrels (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 該装置の長期的使用に伴う機械的な誤差要因
を予め予想し、自動的に補正することで、使用初期の状
態を維持し、常に正確なオートフォーカスを実現可能と
する。 【構成】 フォーカスレンズ1の駆動量を補正する為の
情報を記憶する記憶手段7と、駆動量検知手段2の出力
と前記記憶手段に記憶された情報に基づいて駆動手段を
御すると共に、この際に駆動手段によりフォーカスレン
ズを所定量駆動させたときの駆動量検知手段の出力と所
定量との演算結果を次回の駆動時の補正の為の情報とし
て、前記記憶手段に記憶させる制御手段6とを設け、該
装置の使用状態を示した履歴情報を順次記憶していき、
機械的劣化状態を予測してその状態によってフォーカス
レンズの駆動量を変化させ、フォーカスレンズの駆動量
を変化させるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フォーカスレンズの駆
動を行う駆動手段やフォーカスレンズの駆動量を検知す
る駆動量検知手段などを備えた、オートフォーカスレン
ズ内に配置されたり、該レンズとカメラ(本体)とのま
たがって配置されるオートフォーカス装置の改良に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、カメラを使った写真撮影におい
て、被写体へのピント合わせは手動によるものが一般的
であったが、近年においては、DCモータや超音波モー
タ等のアクチュエータをカメラ(本体)又はレンズに搭
載し、フォーカスレンズを直接移動することによって自
動的に行う製品(オートフォーカスカメラ又はオートフ
ォーカスレンズ)が主流となり、そのピントにおける精
度の向上やピントを合わせるまでの時間が大幅に短縮さ
れ、誰もがシャッタチャンスを逃すことなく、綺麗な写
真を簡単に撮影できるようになった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、オート
フォーカスカメラが主流となった現在、今までは手動に
よってピント合わせを行っていた製品に対して上記の様
に合焦スピードの向上が図られたが、逆に可動部の摩擦
等による損失が増大し、機械的な耐久性の悪化を招く結
果となってしまった。また、それによって製品自体も初
期の頃の性能が徐々に失われ、何度もフォーカスレンズ
を駆動したり、最悪の場合はフォーカスのハンチング現
象が起こり、ピントが合わない状態に陥ってしまう。
【0004】また、ピントの精度に関しても、長期的に
使用するとレンズのフォーカス部分の機械的なガタ等の
増大によって信頼性が乏しくなる可能性が出てくる。
【0005】更に、その製品をメーカー側に修理を出し
た場合、レンズのフォーカス部分の部品交換が必要とな
ってしまい、多大な修理費をユーザー側に負担させてし
まうことになる。
【0006】(発明の目的)本発明の目的は、該装置の
長期的使用に伴う機械的な誤差要因を予め予想し、自動
的に補正したり、又は、補正のメンテナンスを簡略化す
ることで、使用初期の状態を維持し、常に正確なオート
フォーカスを実現することのできるオートフォーカス装
置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、フォーカスレ
ンズの駆動量を補正する為の情報を記憶する記憶手段
と、駆動量検知手段の出力と前記記憶手段に記憶された
情報に基づいて駆動手段を制御すると共に、この際に駆
動手段によりフォーカスレンズを所定量駆動させたとき
の駆動量検知手段の出力と所定量との演算結果を次回の
駆動時の補正の為の情報として、前記記憶手段に記憶さ
せる制御手段とを設け、また、フォーカスレンズの駆動
量を検知する駆動量検知手段と、予め記憶されたフォー
カスレンズの駆動量の補正値を選択する選択手段と、該
選択手段にて選択される補正値と駆動量検知手段の出力
とに基づいて駆動手段を制御する制御手段とを設け、該
装置の使用状態を示した履歴情報を順次記憶していき、
機械的劣化状態を予測してその状態によってフォーカス
レンズの駆動量を変化させたり、又は、フォーカスレン
ズの駆動量を変化させるための補正値を予め記憶してお
き、外部から任意に選択して、フォーカスレンズの駆動
量を変化させるようにしている。
【0008】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて詳細
に説明する。
【0009】図1は本発明の第1の実施例におけるオー
トフォーカス装置を具備したカメラシステムの構成を示
すブロック図である。この実施例では、レンズ側にアク
チュエータを持たせた場合を示している。
【0010】図1において、1はピントを合わせるため
の光学系であるフォーカスユニット、2はフォーカスユ
ニット1の駆動量を検知するためのエンコーダ、3は動
力源の回転数ダウンとトルクアップを行うための減速
器、4はフォーカスユニット1を移動させるための動力
源であるモータ、5はモータ4を駆動させるためのドラ
イバ回路、6はレンズ部のすべての制御を司るレンズマ
イコン、7はレンズ側の各種履歴またはデータを記憶さ
せるための電気的消去可能な記憶素子(EEPROM)
である。以上のフォーカスユニット1からEEPROM
7までによりレンズ8を構成している。
【0011】9は、上記のレンズ8に各種コマンド、又
は、データを送信し、レンズ側そのものを制御している
カメラ(本体)である。
【0012】なお、図1において、実線は電気的な連結
を意味し、点線は機械的連結を意味するものである。
【0013】先ず、カメラ9とレンズ8の概略動作につ
いて説明する。
【0014】カメラ9は外部操作によりオートフォーカ
ス開始の指示がなされると、レンズマイコン6にデータ
送信の要求を出し、測距動作を開始する。
【0015】レンズマイコン6は要求に応じてレンズデ
ータをカメラ9に送信し、次の要求を待つ。
【0016】カメラ9は測距が終了すると、送信された
レンズデータを基にレンズ駆動量を演算し、レンズ駆動
の要求と演算したレンズ駆動量をレンズマイコン6に送
信する。
【0017】レンズマイコン6はこの信号を受信する
と、EEPROM7から今までの累積されたオーバーラ
ン量を読み取り、カメラ9から送信されたレンズ駆動量
から読み取ったオーバーラン量を差し引き、この値をレ
ンズ駆動量に置き換え、ドライバ回路5を介してモータ
4を駆動し、フォーカスユニット1の駆動を開始する。
そして、駆動が終了すると、エンコーダ2からの出力
(カウント値)とレンズ駆動量とを比較してその差(こ
の時のオーバーラン量に相当する)を取り、今までの累
積オーバーラン量との平均値を演算して新たな累積オー
バーラン量としてEEPROM7に記憶させ、レンズ駆
動を終了する。
【0018】次に、図2のフローチャートにより、レン
ズ8(レンズマイコン6)での動作の詳細な説明を行
う。
【0019】カメラ9からレンズの駆動命令と共にレン
ズ駆動量Dを受信すると(ステップ101,102)、
レンズマイコン6はEEPROM7よりオーバーラン量
Kと累積回数Sをそれぞれ読み取る(ステップ103,
104)。そして、カメラ9から受信したレンズ駆動量
Dからオーバーラン量Kを差し引き、これを新たなレン
ズ駆動量Vとし(ステップ105)、フォーカスユニッ
ト1の駆動を開始する(ステップ106)。
【0020】次に、エンコーダ2の出力を常に監視し
(ステップ107)、出力がHi→Lo、又は、Lo→
Hiに切り換わったら、「V−1」なる演算を行う(ス
テップ108)。次いで、「V≦0」の関係にあるかど
うかを確認する(ステップ109)。この結果、「V>
0」であれば再び上記ステップ107とステップ108
の動作を繰り返す。その後、「V≦0」の関係になれ
ば、オーバーラン量の平均値を計算し(ステップ11
0)、次いで累積回数を「+1」する(ステップ11
1)。そして、EEPROM7に更新された累積回数S
とオーバーラン量Kを書き込み(ステップ112)、レ
ンズ駆動を終了する(ステップ113)。
【0021】以上が、EEPROM7に累積オーバーラ
ン量を記憶させるタイプのレンズの例である。
【0022】次に、図1より、EEPROM7に累積駆
動時間値を記憶させるタイプについて説明する。
【0023】カメラ9は外部操作によりオートフォーカ
ス開始の指示がなされると、レンズマイコン6にデータ
送信の要求を出し、測距動作を開始する。
【0024】レンズマイコン6は要求に応じてレンズデ
ータをカメラ9に送信し、次の要求を待つ。
【0025】カメラ9は測距が終了すると、送信された
レンズデータを基にレンズ駆動量を演算し、レンズ駆動
の要求と演算したレンズ駆動量をレンズマイコン6に送
信する。
【0026】レンズマイコン6はこの信号を受信する
と、EEPROM7から今までの累積された時間値を読
み取り、その値が予め設定しているデータテーブル(後
述)のどの領域に入っているかを確認し、その領域にあ
るデータをオーバーラン量と認識する。そして、データ
テーブルから読み取ったオーバーラン量を、カメラ9か
ら送信されたレンズ駆動量から差し引き、この値をレン
ズ駆動量に置き換え、ドライバ回路5を介してモータ4
を駆動し、フォーカスユニット1の駆動を開始する。そ
して、駆動が終了すると、予めレンズ駆動時間を計測し
ておき、その値を累積時間値に加算し、新たな累積時間
値としてEEPROM7に記憶させ、レンズ駆動を終了
する。
【0027】図3は、予めレンズマイコン6に設定して
おくデータテーブルの例を示したものである。
【0028】同図より、カメラ9から送信されたレンズ
駆動量を100パルスとし、レンズの累積駆動時間が8
00時間とした場合、オーバーラン量は1パルスとな
り、「100ー1=99」パルスが実際のレンズ駆動量
として、レンズマイコン6は認識する。
【0029】次に、図4のフローチャートにより、上記
のタイプのレンズ8(レンズマイコン6)での動作の詳
細な説明を行う。
【0030】カメラ9からレンズの駆動命令と共にレン
ズ駆動量Dを受信すると(ステップ201,202)、
レンズマイコン6はEEPROM7より累積駆動時間T
を読み取り(ステップ203)、予め設定していたデー
タテーブル(図3参照)よりオーバーラン量Kを読み取
る(ステップ204)。そして、カメラ9から受信した
レンズ駆動量Dからオーバーラン量Kを差し引き、これ
を新たなレンズ駆動量Vとし(ステップ205)、フォ
ーカスユニット1の駆動を開始する(ステップ20
6)。
【0031】次に、エンコーダ2の出力を常に監視し
(ステップ207)、出力がHi→Lo、又は、Lo→
Hiに切り換わったら、「V−1」なる演算を行う(ス
テップ208)。次いで、「V≦0」の関係にあるかど
うかを確認する(ステップ209)。この結果、「V>
0」であれば再び上記ステップ207とステップ208
の動作を繰り返す。その後、「V≦0」の関係になれ
ば、レンズマイコン6内のタイマ値を読み取り、今回の
レンズの駆動時間を累積駆動時間Tに加算する(ステッ
プ210)。そして、EEPROM7に累積駆動時間T
を書き込み(ステップ211)、レンズ駆動を終了する
(ステップ212)。
【0032】次に、図1より、EEPROM7に累積駆
動回数を記憶させるタイプについて説明する。
【0033】カメラ9は外部操作によりオートフォーカ
ス開始の指示がなされると、レンズマイコン6にデータ
送信の要求を出し、測距動作を開始する。
【0034】レンズマイコン6は要求に応じてレンズデ
ータをカメラ9に送信し、次の要求を待つ。
【0035】カメラ9は測距が終了すると、送信された
レンズデータを基にレンズ駆動量を演算し、レンズ駆動
の要求と演算したレンズ駆動量をレンズマイコン6に送
信する。
【0036】レンズマイコン6はこの信号を受信する
と、EEPROM7から今までの累積された駆動回数を
読み取り、その値が予め設定しているデータテーブル
(後述)のどの領域に入っているかを確認し、その領域
にあるデータをオーバーラン量と認識する。そして、デ
ータテーブルから読み取ったオーバーラン量を、カメラ
9から送信されたレンズ駆動量から差し引き、この値を
レンズ駆動量に置き換え、、ドライバ回路5を介してモ
ータ4を駆動し、フォーカスユニット1の駆動を開始す
る。そして、駆動が終了すると、駆動回数1を累積駆動
回数に加算して新たな累積駆動回数としてEEPROM
7に記憶させ、レンズ駆動を終了する。
【0037】図5は、予めレンズマイコン6に設定して
おくデータテーブルの例を示したものである。
【0038】同図より、カメラ9から送信されたレンズ
駆動量を100パルスとし、レンズの累積駆動回数が8
000回とした場合、オーバーラン量は1パルスとな
り、「100ー1=99」パルスが実際のレンズ駆動量
としてレンズマイコン6は認識する。
【0039】次に、図6のフローチャートにより、上記
のタイプのレンズ8(レンズマイコン6)での動作の詳
細な説明を行う。
【0040】カメラ9からレンズの駆動命令と共にレン
ズ駆動量Dを受信すると(ステップ301,302)、
レンズマイコン6はEEPROM7より累積駆動回数C
を読み取り(ステップ303)、予め設定していたデー
タテーブル(図5参照)よりオーバーラン量Kを読み取
る(ステップ304)。そして、カメラ9から受信した
レンズ駆動量Dからオーバーラン量Kを差し引き、これ
を新たなレンズ駆動量Vとし(ステップ305)、フォ
ーカスユニット1の駆動を開始する(ステップ30
6)。
【0041】次に、エンコーダ2の出力を常に監視し
(ステップ307)、出力がHi→Lo、又は、Lo→
Hiに切り換わったら、「V−1」なる演算を行う(ス
テップ308)。次いで、「V≦0」の関係にあるかど
うかを確認する(ステップ309)。この結果、「V>
0」であれば再び上記ステップ307とステップ308
の動作を繰り返す。その後、「V≦0」の関係になれ
ば、累積駆動回数Cを「+1」し(ステップ310)、
EEPROM7に累積駆動回数Cを書き込み(ステップ
311)、レンズ駆動を終了する(ステップ312)。
【0042】(第2の実施例)図7は本発明の第2の実
施例におけるオートフォーカス装置を具備したカメラシ
ステムの構成を示すブロック図である。この実施例で
は、カメラ側にアクチュエータを持たせた場合を示して
いる。
【0043】図7において、10はカメラ側のすべての
制御を司るカメラマイコン、11はピントを合わせるた
めの光学系であるフォーカスユニット、12はフォーカ
スユニット11の駆動量を検知するためのエンコーダ、
13は後述のカメラ18からマウントを介して連結され
た動力源の回転数ダウンとトルクアップを行うための減
速器、14はフォーカスユニット11を移動させるため
の動力源であるモータ、15はモータ14を駆動させる
ためのドライバ回路、16はレンズ側のすべての制御を
司るレンズマイコン、17はレンズ側の各種履歴または
データを記憶させるための電気的消去可能記憶素子(E
EPROM)である。
【0044】18はレンズ部に各種コマンドまたはデー
タを送信し、レンズ部そのものを制御するカメラ(本
体)、19はレンズ、20はカメラ18に組み込まれて
いる減速器、21はカメラ18に組み込まれているオー
トフォーカス用の測距ユニットである。
【0045】なお、この図においても、実線は電気的な
連結を意味し、点線は機械的連結を意味するものであ
る。
【0046】カメラマイコン10は外部操作によりオー
トフォーカス開始の指示がなされると、レンズマイコン
16にデータ送信の要求を出すと共に、測距ユニット2
1を介して測距動作を開始する。
【0047】レンズマイコン16は上記の要求に応じて
レンズデータをカメラマイコン10に送信し、次いでE
EPROM17から今までの累積されたオーバーラン量
を読み取り、カメラマイコン10に送信する。
【0048】カメラマイコン10は測距が終了すると、
送信されて来たレンズデータと累積オーバーラン量を基
にレンズ駆動量を演算し、ドライバ回路15を介してモ
ータ14を駆動する。モータ14の動力は、減速器2
0,マウント連結器,レンズ側減速器13を介してフォ
ーカスユニット11を駆動させる力として作用する。そ
の後、カメラマイコン10は駆動の終了を検知すると、
エンコーダ12からの出力(カウント値)と演算により
求めたレンズ駆動量とを比較してその差を取り、今まで
の累積オーバーラン量との平均値を演算して新たな累積
オーバーラン量としてレンズマイコン16に送信する。
【0049】レンズマイコン16はそのデータをEEP
ROM17に記憶させる。この際、カメラマイコン10
はレンズ駆動を終了する。
【0050】次に、図6のフローチャートにより、上記
のレンズ19及びカメラ18(レンズマイコン16及び
カメラマイコン10)での動作の詳細な説明を行う。
【0051】カメラ18に外部操作によりオートフォー
カス開始の命令がなされると、カメラマイコン10はレ
ンズマイコン16に接点を介してデータの送信要求コマ
ンドを送信し、また、測距ユニット21を働かせる(ス
テップ401)。レンズマイコン16はEEPROM1
7よりオーバーラン量Kと累積回数Sを読み取り(ステ
ップ402,403)、カメラマイコン10にレンズデ
ータと共に送信する(ステップ404,405)。カメ
ラマイコン10は測距ユニット21からの出力と送信さ
れて来たレンズデータを基に関数fでレンズ駆動量Vを
計算し、更にこのレンズ駆動量Vからオーバーラン量K
を差し引き、これを新たなレンズ駆動量Vとし(ステッ
プ406)、フォーカスユニット1の駆動を開始する
(ステップ407)。
【0052】次に、カメラマイコン10はエンコーダ1
2の出力を常に監視し(ステップ408)、出力がHi
→Lo、又は、Lo→Hiに切り換わったら、「V−
1」なる演算を行い(ステップ409)、次いで「V≦
0」の関係にあるかどうかを確認する(ステップ41
0)。この結果、「V>0」であれば、再びステップ4
08,409の動作を繰り返す。その後、「V≦0」の
関係にあると、オーバーラン量の平均値を計算し(ステ
ップ411)、又、累積回数を「+1」する(ステップ
412)。レンズマイコン16はEEPROM7に更新
された上記の累積回数Sとオーバーラン量Kを書き込み
(ステップ413)、又カメラマイコン10はレンズ駆
動を終了する(ステップ414)。
【0053】以上が、EEPROM17に累積オーバー
ラン量を記憶させるタイプの例である。
【0054】次に、図7より、EEPROM7に累積駆
動時間値を記憶させるタイプについて説明する。
【0055】カメラマイコン10は外部操作によりオー
トフォーカス開始の指示がなされると、レンズマイコン
16にデータ送信の要求を出すと共に、測距ユニット2
1を介して測距動作を開始する。
【0056】レンズマイコン16は上記の要求に応じて
レンズデータをカメラマイコン10に送信し、次いでE
EPROM17から今までの累積されたレンズ駆動時間
を読み取り、レンズマイコン16内のデータテーブルと
照らし合わせてオーバーラン量を導き出し、カメラマイ
コン10に送信する。
【0057】カメラマイコン10は測距が終了すると、
上記のレンズデータとオーバーラン量を基にレンズ駆動
量を演算し、ドライバ回路15を介してモータ14を駆
動する。このモータ14の動力は、減速器20,マウン
ト連結器,レンズ側減速器13を介してフォーカスユニ
ット11を駆動させる。そして、駆動が終了したことを
検知すると、レンズ駆動時間をレンズマイコン16に送
信する。
【0058】レンズマイコン16は累積駆動時間にレン
ズ駆動時間を加算してこれをEEPROM17に書き込
む。又、カメラマイコン10はレンズ駆動を終了する。
【0059】次に、図9のフローチャートにより、上記
のレンズ19及びカメラ18(レンズマイコン16及び
カメラマイコン10)での動作の詳細な説明を行う。
【0060】カメラ18に外部操作によりオートフォー
カス開始の命令がなされると、カメラマイコン10はレ
ンズマイコン16に接点を介してデータの送信要求コマ
ンドを送信し、また、測距ユニット21を働かせる(ス
テップ501)。レンズマイコン16はEEPROM1
7よりレンズの累積駆動時間Sを受信し(ステップ50
2)、内部のデータテーブルからオーバーラン量Kを導
き出す(ステップ503)。そして、レンズデータD,
オーバーラン量Kの順にカメラマイコン10に送信する
(ステップ504,505)。カメラマイコン10は測
距ユニット21からの出力と上記のレンズデータを基に
関数fでレンズ駆動量Vを計算し、更にレンズ駆動量V
からオーバーラン量Kを差し引き、これを新たなレンズ
駆動量Vとし(ステップ506)、フォーカスユニット
11の駆動を開始する(ステップ507)。
【0061】次に、カメラマイコン10はエンコーダ1
2の出力を常に監視し(ステップ508)、出力がHi
→Lo、又は、Lo→Hiに切り換わったら、「V−
1」なる演算を行い(ステップ509)、次いで「V≦
0」の関係にあるかどうかを確認する(ステップ51
0)。この結果、「V>0」であれば、上記のステップ
608,609の動作を繰り返す。その後、「V≦0」
の関係になると、カメラマイコン10はレンズマイコン
16に予め測定しておいたレンズ駆動時間S’を送信し
(ステップ511)、これを受信するレンズマイコン1
6は累積駆動時間SにS’を加算する(ステップ51
2)。更にレンズマイコン16は累積駆動時間SをEE
PROM17に書き込む(ステップ513)。又、カメ
ラマイコンはレンズ駆動を終了する(ステップ51
4)。
【0062】次に、図7より、EEPROM7に累積駆
動回数を記憶させるタイプについて説明する。
【0063】カメラマイコン10は外部操作によりオー
トフォーカス開始の指示がなされると、レンズマイコン
16にデータ送信の要求を出すと共に、測距ユニット2
1を介して測距動作を開始する。
【0064】レンズマイコン16は上記の要求に応じて
レンズデータをカメラマイコン10に送信し、次いでE
EPROM17から今までの累積されたレンズ駆動回数
を読み取り、レンズマイコン16内のデータテーブルと
照らし合わせてオーバーラン量を導き出し、カメラマイ
コン10に送信する。
【0065】カメラマイコン10は測距が終了すると、
上記のレンズデータとオーバーラン量を基にレンズ駆動
量を演算し、ドライバ回路15を介してモータ14を駆
動する。このモータ14の動力は、減速器20,マウン
ト連結器,レンズ側減速器13を介してフォーカスユニ
ット11を駆動させる力として作用する。そして、駆動
が終了したことを検知すると、レンズ駆動時間をレンズ
マイコン16に送信する。
【0066】レンズマイコン16は累積駆動回数Sに
「+1」してこれをEEPROM17に書き込む。又、
カメラマイコン10はレンズ駆動を終了する。
【0067】次に、図10のフローチャートにより、上
記のレンズ19及びカメラ18(レンズマイコン16及
びカメラマイコン10)での動作の詳細な説明を行う。
【0068】カメラ18に外部操作によりオートフォー
カス開始の命令がなされると、カメラマイコン10はレ
ンズマイコン16に接点を介してデータの送信要求コマ
ンドを送信し、また、測距ユニット21を働かせる(ス
テップ601)。レンズマイコン16はEEPROM1
7よりレンズの累積駆動回数Sを受信し(ステップ60
2)、内部のデータテーブルからオーバーラン量Kを導
き出す(ステップ603)。そして、レンズデータD,
オーバーラン量Kの順にカメラマイコン10に送信する
(ステップ604,605)。カメラマイコン10は測
距ユニット21からの出力と上記のレンズデータを基に
関数fでレンズ駆動量Vを計算し、更にレンズ駆動量V
からオーバーラン量Kを差し引き、これを新たなレンズ
駆動量Vとし(ステップ606)、フォーカスユニット
11の駆動を開始する(ステップ607)。
【0069】次に、カメラマイコン10はエンコーダ1
2の出力を常に監視し(ステップ608)、出力がHi
→Lo、又は、Lo→Hiに切り換わったら、「V−
1」なる演算を行い(ステップ609)、次いで「V≦
0」の関係にあるかどうかを確認する(ステップ61
0)。この結果、「V>0」であれば、上記のステップ
608,609の動作を繰り返す。その後、「V≦0」
の関係になると、カメラマイコン10はレンズマイコン
16に駆動の終了を知らせ、レンズマイコン16は累積
駆動回数Sに「+1」する(ステップ612)。更にレ
ンズマイコン16は累積駆動時間SをEEPROM17
に書き込む(ステップ613)。又、カメラマイコンは
レンズ駆動を終了する(ステップ614)。
【0070】(第3の実施例)図11は本発明の第3の
実施例におけるオートフォーカス装置を具備したカメラ
システムの構成を示すブロック図である。この実施例で
は、EEPROMをレンズ部に組み込む代わりに、切換
えスイッチを組み込んだ場合を示している。
【0071】図11において、31はピントを合わせる
ための光学系であるフォーカスユニット、32はフォー
カスユニット31の駆動量を検知するためのエンコー
ダ、33は動力源の回転数ダウンとトルクアップを行う
ための減速器、34はフォーカスユニット31を移動さ
せるための動力源であるモータ、35はモータ34を駆
動させるためのドライバ回路、36はレンズ側のすべて
の制御を司るレンズマイコン、37はレンズ側のオーバ
ーラン量を選択させるための切換えスイッチである。以
上のフォーカスユニット1から切換えスイッチ37まで
によりレンズ38を構成している。
【0072】39は、上記のレンズ38に各種コマン
ド、又は、データを送信し、レンズ側そのものを制御し
ているカメラ(本体)である。
【0073】なお、図11においても、実線は電気的な
連結を意味し、点線は機械的連結を意味するものであ
る。
【0074】カメラ39は外部操作によりオートフォー
カス開始の指示がなされると、レンズマイコン36にデ
ータ送信の要求を出し、測距動作を開始する。
【0075】レンズマイコン36は要求に応じてレンズ
データをカメラ39に送信し、次の要求を待つ。
【0076】カメラ39は測距が終了すると、送信され
たレンズデータを基にレンズ駆動量を演算し、レンズ駆
動の要求と演算したレンズ駆動量をレンズマイコン36
に送信する。
【0077】レンズマイコン36は上記の信号を受信す
ると、切換えスイッチ37を確認して、内部のデータテ
ーブル(後述)よりオーバーラン量を読み取り、カメラ
39から送信されたレンズ駆動量から読み取ったオーバ
ーラン量を差し引き、この値をレンズ駆動量に置き換え
てフォーカスユニット31の駆動を開始する。そして、
レンズ駆動量が「0」以下になるとレンズ駆動を終了す
る。
【0078】図12に、予めレンズマイコン36に設定
しておくデータテーブルの例を示している。
【0079】同図より、カメラ39から送信されたレン
ズ駆動量を100パルスとし、レンズのオーバーラン量
を切り換える為の切換えスイッチ37の設定が10の場
合、オーバーラン量は1パルスとなり、「100−1=
99」パルスが実際のレンズ駆動量としてレンズマイコ
ン36は認識する。
【0080】また、切換えスイッチ37は、一般的な接
点を持ったものや電気基板のパターンをショートさせる
ことで切り換えるタイプを使用しても良い。
【0081】次に、図13のフローチャートにより、レ
ンズ38(レンズマイコン36)での動作の詳細な説明
を行う。
【0082】カメラ39からレンズの駆動命令及びレン
ズ駆動量Dがレンズマイコン36に送信されると(ステ
ップ701,702)、レンズマイコン36は切換えス
イッチ37の設定値Cを読み取り(ステップ703)、
予め設定していたデータテーブル(図12参照)よりオ
ーバーラン量Kを読み取る(ステップ704)。そし
て、カメラ39から受信したレンズ駆動量Dからオーバ
ーラン量Kを差し引き、これを新たなレンズ駆動量Vと
し(ステップ705)、フォーカスユニット31の駆動
を開始する(ステップ706)。
【0083】次に、エンコーダ32の出力を常に監視し
(ステップ707)、出力がHi→Lo、又は、Lo→
Hiに切り換わったら、「V−1」なる演算を行い(ス
テップ708)、次いで「V≦0」の関係にあるかどう
かを確認する(ステップ709)。この結果、「V>
0」の場合は、上記のステップ707,708を繰り返
す。その後、「V≦0」の関係になると、レンズマイコ
ン36はレンズ駆動を終了する(ステップ710)。
【0084】(第4の実施例)図14は本発明の第4の
実施例におけるオートフォーカス装置を具備したカメラ
システムの構成を示すブロック図である。この実施例で
は、カメラ側にアクチュエータを持たせ、オーバーラン
量を設定するために切換えスイッチを組み込んだ場合を
示している。
【0085】図14において、40はカメラ側のすべて
制御を司るカメラマイコン、41はピントを合わせるた
めの光学系であるフォーカスユニット、42はフォーカ
スユニット41の駆動量を検知するためのエンコーダ、
43はカメラからマウントを介して連結された動力源の
回転数ダウンとトルクアップを行うための減速器、44
はフォーカスユニット41を移動させるための動力源で
あるモータ、45はモータ44を駆動させるためのドラ
イバ回路、46はレンズ側のすべての制御を司るレンズ
マイコン、47はレンズのオーバーラン量を設定するた
めの切換えスイッチ、48はレンズ側に各種コマンド、
または、データを送信し、レンズ側そのものを制御して
いるカメラ、49はレンズ、50はカメラ48に組み込
まれている減速器、51はカメラ48に組み込まれてい
るオートフォーカス用の測距ユニットである。
【0086】また、この図14においても、実線は電気
的な連結を意味し、点線は機械的連結を意味するもので
ある。
【0087】カメラマイコン40は外部操作によりオー
トフォーカス開始の指示がなされると、レンズマイコン
46にデータ送信の要求を出し、又測距ユニット51に
より測距操作を開始させる。
【0088】レンズマイコン46は上記の要求に応じて
レンズデータをカメラマイコン40に送信し、又レンズ
内の切換えスイッチ47の状態を確認して、内部のデー
タテーブルと照らし合わせてオーバーラン量を導き出
し、これをカメラマイコン40に送信する。
【0089】カメラマイコン40は測距が終了すると、
上記のレンズデータとオーバーラン量を基にレンズ駆動
量を演算し、ドライバ回路45を介してモータ44を駆
動する。このモータ44の動力は、減速器50,マウン
ト連結器,レンズ側減速器43を介してフォーカスユニ
ット41を駆動させる力として作用する。そして、レン
ズ駆動量が「0」以下になると、レンズ駆動を終了す
る。
【0090】次に、図15のフローチャートにより、上
記のレンズ49及びカメラ48(レンズマイコン46及
びカメラマイコン40)での動作の詳細な説明を行う。
【0091】カメラ48に外部操作によりオートフォー
カス開始の命令がなされると、カメラマイコン40はレ
ンズマイコン46に接点を介してデータの送信要求コマ
ンドを送信し、また、測距ユニット51を働かせる(ス
テップ801)。レンズマイコン46はレンズ49内の
切換えスイッチ47から設定値Cを読み取り(ステップ
802)、内部のデータテーブルからオーバーラン量K
を導き出す(ステップ803)。そして、レンズマイコ
ン46はレンズデータD,オーバーラン量Kの順にカメ
ラマイコン40に送信する(ステップ804,80
5)。
【0092】カメラマイコン40は測距ユニット51か
らの出力と上記のレンズデータを基に関数fでレンズ駆
動量Vを計算し、更にレンズ駆動量Vからオーバーラン
量Kを差し引き、これを新たなレンズ駆動量Vとし(ス
テップ806)、フォーカスレンズ41の駆動を開始す
る(ステップ807)。次いで、カメラマイコン40は
エンコーダ42の出力を常に監視し(ステップ80
8)、出力がHi→Lo、又は、Lo→Hiに切り換わ
ったら、「V−1」なる演算をする(ステップ80
9)。そして、レンズ駆動量Vが「0」以下かどうかを
確認し(ステップ810)、これ(V≦0)を確認した
ら、カメラマイコン40はレンズ駆動を終了する(ステ
ップ811)。
【0093】以上の各実施例によれば、レンズ内に、各
種履歴やデータを記憶EEPROM、又は、オーバーラ
ン量を選択させるための切換えスイッチ等を組み込み、
レンズの長期的使用に伴う機械的な誤差要因を予め予想
し、自動的に補正、または、補正のメンテナンスを簡略
化することで、常に初めのに使用状態を維持することが
可能である。
【0094】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
フォーカスレンズの駆動量を補正する為の情報を記憶す
る記憶手段と、駆動量検知手段の出力と前記記憶手段に
記憶された情報に基づいて駆動手段を制御すると共に、
この際に駆動手段によりフォーカスレンズを所定量駆動
させたときの駆動量検知手段の出力と所定量との演算結
果を次回の駆動時の補正の為の情報として、前記記憶手
段に記憶させる制御手段とを設け、また、フォーカスレ
ンズの駆動量を検知する駆動量検知手段と、予め記憶さ
れたフォーカスレンズの駆動量の補正値を選択する選択
手段と、該選択手段にて選択される補正値と駆動量検知
手段の出力とに基づいて駆動手段を制御する制御手段と
を設け、該装置の使用状態を示した履歴情報を順次記憶
していき、機械的劣化状態を予測してその状態によって
フォーカスレンズの駆動量を変化させたり、又は、フォ
ーカスレンズの駆動量を変化させるための補正値を予め
記憶しておき、外部から任意に選択して、フォーカスレ
ンズの駆動量を変化させるようにしている。
【0095】よって、該装置の長期的使用に伴う機械的
な誤差要因を予め予想し、自動的に補正したり、又は、
補正のメンテナンスを簡略化することで、使用初期の状
態を維持し、常に正確なオートフォーカスを実現可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例におけるオートフォーカ
ス装置を具備したカメラシステムの構成を示すブロック
図である。
【図2】図1のレンズマイコンの、オーバーラン量の平
均値を記憶させるタイプの動作を示すフローチャートで
ある。
【図3】図4の動作にて用いられる累積時間データテー
ブルを示す図である。
【図4】図1のレンズマイコンの、フォーカスレンズの
累積時間を記憶させるタイプの動作を示すフローチャー
トである。
【図5】図6の動作にて用いられる累積駆動回数データ
テーブルを示す図である。
【図6】図1のレンズマイコンの、フォーカスレンズの
累積駆動回数を記憶させるタイプの動作を示すフローチ
ャートである。
【図7】本発明の第2の実施例におけるオートフォーカ
ス装置を具備したカメラシステムの構成を示すブロック
図である。
【図8】図7のレンズ及びカメラマイコンの、オーバー
ラン量の平均値を記憶させるタイプの動作を示すフロー
チャートである。
【図9】図7のレンズ及びカメラマイコンの、フォーカ
スレンズの累積時間を記憶させるタイプの動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】図7のレンズ及びカメラマイコンの、フォー
カスレンズの累積駆動回数を記憶させるタイプの動作を
示すフローチャートである。
【図11】本発明の第3の実施例におけるオートフォー
カス装置を具備したカメラシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図12】図13の動作にて用いられる累積オーバーラ
ンデータテーブルを示す図である。
【図13】図11のレンズマイコンの、切換えスイッチ
の設定状態でオーバーラン量を決定するタイプの動作を
示すフローチャートである。
【図14】本発明の第4の実施例におけるオートフォー
カス装置を具備したカメラシステムの構成を示すブロッ
ク図である。
【図15】図14のレンズ及びカメラマイコンの、切換
えスイッチの設定状態でオーバーラン量を決定するタイ
プの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,11,31,41 フォーカスユニット 2,12,32,42 エンコーダ 4,14,34,44 モータ 6,16,36,46 レンズマイコン 7,17 EEPROM 8,19,38,49 レンズ 9,18,39,48 カメラ 37,47 切換えスイッチ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フォーカスレンズと、該フォーカスレン
    ズの駆動を行う駆動手段と、前記フォーカスレンズの駆
    動量を検知する駆動量検知手段と、フォーカスレンズの
    使用状態を示した履歴情報を記憶する記憶手段と、前記
    駆動量検知手段の出力と前記記憶手段に記憶された情報
    に基づいて前記駆動手段を制御すると共に、この際に駆
    動手段によりフォーカスレンズを所定量駆動させたとき
    の前記駆動量検知手段の出力と所定量との演算結果を次
    回の駆動時に用いる履歴情報として、前記記憶手段に記
    憶させる制御手段とを備えたオートフォーカス装置。
  2. 【請求項2】 制御手段は、駆動量検知手段の出力から
    記憶手段に記憶された情報を基に得られる補正値を減算
    した値をレンズ駆動量として、駆動手段に出力する手段
    であることを特徴とする請求項1記載のオートフォーカ
    ス装置。
  3. 【請求項3】 次回の駆動時の履歴情報は、駆動手段に
    よりフォーカスレンズを所定量駆動させたときの駆動量
    検知手段の出力と所定量との減算結果と、該装置の使用
    累積時間又は該装置の累積駆動回数の少なくとも何れか
    一方の情報であることを特徴とする請求項1記載のオー
    トフォーカス装置。
  4. 【請求項4】 フォーカスレンズと、該フォーカスレン
    ズの駆動を行う駆動手段と、前記フォーカスレンズの駆
    動量を検知する駆動量検知手段と、予め記憶されたフォ
    ーカスレンズの駆動量の補正値を選択する選択手段と、
    該選択手段にて選択される補正値と前記駆動量検知手段
    の出力とに基づいて前記駆動手段を制御する制御手段と
    を備えたオートフォーカス装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、駆動量検知手段の出力から
    選択手段にて選択された補正値を減算した値をレンズ駆
    動量として、駆動手段に出力する手段であることを特徴
    とする請求項4記載のオートフォーカス装置。
JP5323323A 1993-11-30 1993-11-30 オートフォーカス装置 Pending JPH07151959A (ja)

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US08/343,633 US5652923A (en) 1993-11-30 1994-11-22 Lens driving device

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