JPH07150716A - 樋エルボ - Google Patents

樋エルボ

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Publication number
JPH07150716A
JPH07150716A JP29554293A JP29554293A JPH07150716A JP H07150716 A JPH07150716 A JP H07150716A JP 29554293 A JP29554293 A JP 29554293A JP 29554293 A JP29554293 A JP 29554293A JP H07150716 A JPH07150716 A JP H07150716A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
elbow
gutter
locking ring
circular
main body
Prior art date
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Pending
Application number
JP29554293A
Other languages
English (en)
Inventor
Takaaki Moto
隆明 元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
Priority to JP29554293A priority Critical patent/JPH07150716A/ja
Publication of JPH07150716A publication Critical patent/JPH07150716A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 設備コストが高くならないように成形するこ
とができ、雨水が外に漏れることもない樋エルボを提供
すること。 【構成】 エルボ本体1と係止リング2とで構成され、
前記エルボ本体1及び係止リング2は、それぞれ一端部
に非円形型樋接続部11,21が形成されていると共
に、他端部に丸型開口部12,22が形成され、前記エ
ルボ本体1の丸型開口部12に嵌合突条13が形成さ
れ、前記係止リング2の丸型開口部22に、前記互嵌合
突条13と回動自在に嵌合する嵌合爪23が形成されて
いる樋エルボにおいて、前記エルボ本体1の内面と前記
係止リング2の内面とに跨がる位置にゴム製の筒体3が
設けられ、この筒体3の上端部が前記エルボ本体1の丸
型開口部12の内面に接着剤で接着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、四角形や八角形などの
多角形や楕円形など、非円形の断面形状を有する非円形
型の呼樋と竪樋を連結する樋エルボに関する。
【0002】
【従来の技術】最も一般的な非円形型の樋エルボとして
は、例えば、実公昭50−29133号公報等に記載さ
れているようなものが知られている。
【0003】この樋エルボは、エルボ本体と係止リング
とで構成され、前記エルボ本体及び係止リングは、それ
ぞれ一端部に非円形型樋接続部が形成されていると共
に、他端部が丸型開口部が形成され、前記エルボ本体の
丸型開口部と係止リングの丸型開口部に、互いに回動自
在に嵌合し合う嵌合部が形成されたもので、係止リング
の非円形型樋接続部は、排水断面形状が、係止リングの
丸型開口部の内面にほぼ内接する大きさに形成されてい
た。
【0004】なお、呼樋と竪樋とを連結する際には、エ
ルボ本体と係止リングとを互いに嵌合させて結合し、か
つ、エルボ本体の非円形型樋接続部の内面に呼樋の端部
を接続すると共に、係止リングの非円形型樋接続部の内
面に竪樋の端部を接続して行なっていた。
【0005】ところが、上記樋エルボにあっては、呼樋
から流れ込んだ雨水の勢いを緩めるものが何も設けられ
ていないので、呼樋から勢いよく流れ込んだ雨水が、エ
ルボ本体と係止リングの嵌合部分のうち、エルボ本体の
非円形型樋接続部から遠い側に直接ぶつかり、そこから
外に漏れる虞があった。
【0006】そこで、この問題を解決する樋エルボとし
ては、従来、実公平3−23931号公報に記載されて
いるようなものが知られている。
【0007】この樋エルボは、エルボ本体の丸型開口部
に円筒部を一体成形により形成し、かつ、係止リングの
非円形型樋接続部を係止リングの丸型開口部に外接する
大きさになるまで拡径することにより、エルボ本体の円
筒部の外面と係止リングの非円形型樋接続部の内面との
間に、竪樋を差し込んで接続することができる間隙が形
成されていた。つまり、呼樋から勢いよく流れ込んだ雨
水は、エルボ本体の円筒部にぶつかって竪樋に流れ落ち
るようになっている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の樋エルボにあっては、エルボ本体の丸型開口
部に円筒部を一体成形により形成させていたために、金
型が大型化し、設備コストが非常に高くなる。
【0009】そこで、本発明は、上記のような問題に着
目し、設備コストが高くならないように成形することが
でき、雨水が外に漏れることもない樋エルボを提供する
ことを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の樋エルボでは、エルボ本体と係止リングと
で構成され、前記エルボ本体及び係止リングは、それぞ
れ一端部に非円形型樋接続部が形成されていると共に、
他端部に丸型開口部が形成され、前記エルボ本体の丸型
開口部と係止リングの丸型開口部に、互いに回動自在に
嵌合し合う嵌合部が形成されている樋エルボにおいて、
前記エルボ本体の内面と前記係止リングの内面とに跨が
る位置に筒体が設けられ、この筒体の上端部が前記エル
ボ本体の内面と密着している構成とした。
【0011】
【作用】本発明の樋エルボでは、エルボ本体の非円形型
樋接続部に接続した呼樋から勢いよく流れ込んだ雨水
は、エルボ本体の内面と係止リングの内面とに跨がる位
置に設けられた筒体の内面にぶつかった後、係止リング
の非円形型樋接続部に接続した竪樋に流れ落ちる。従っ
て、呼樋から流れ込んだ雨水が、エルボ本体と係止リン
グの嵌合部分に直接ぶつからない。
【0012】また、本発明の樋エルボは、従来の樋エル
ボの内側に筒体を挿入させるだけで製造することができ
るので、金型が大型化しないようにすることができる。
【0013】
【実施例】まず、図1ならびに図2に基づいて、第1実
施例の樋エルボEの構成を説明する。図1は本実施例の
樋エルボEを示す正面図、図2は図1のII−II断面図
で、図中1はエルボ本体、2は係止リング、3は筒体で
ある。
【0014】前記エルボ本体1は、一端部に非円形型樋
接続部11が形成されていると共に、他端部に丸型開口
部12が形成されており、この丸型開口部12の外面
に、嵌合突条13が全周にわたって連続して形成されて
いる。前記非円形型樋接続部11は、円形管の対向位置
2カ所を平坦に潰した三味胴状に形成されており、円形
部分の中央部外面には、内側に膨出した筋状の凹部14
が軸方向に形成されている。前記丸型開口部12は、前
記非円形型樋接続部11の外接円に近い大きさの円形状
に形成されている。
【0015】前記係止リング2は、一端部に非円形型樋
接続部21が形成されていると共に、他端部に丸型開口
部22が形成されており、前記非円形型樋接続部21の
外側に、竪樋の肉厚程の間隙を介して押え片24が形成
され、前記丸型開口部22の外面の4カ所に、前記エル
ボ本体1の嵌合突条13と回動可能に嵌合可能な嵌合爪
23が形成されている。前記非円形型樋接続部21は三
味胴状に形成されており、円形部分の中央部外面には、
内側に膨出した筋状の凹部24が軸方向に形成されてい
る。前記丸型開口部12は、前記エルボ本体1の丸型開
口部12よりも若干大きめの円形状に形成されている。
【0016】前記筒体3は、ゴムなどの弾性体によって
形成された円筒状のもので、前記エルボ本体1の内面と
前記係止リング2の内面とに跨がる位置に設けられ、上
端部が前記エルボ本体1の丸型開口部12の内面に接着
剤で接着されている。また、この筒体3は、中程部から
下の部分が径方向に切り離されることによって多数の帯
板31で形成されており、これらの帯板31が係止リン
グ2の非円形型樋接続部21の内面形状に沿って設けら
れている。
【0017】次に、図3に基づいて、第1実施例の作用
を説明する。図3は、本実施例の樋エルボEの施工状態
を示す断面図で、エルボ本体1と係止リング2は、嵌合
突条13と嵌合爪23を互いに嵌合させて結合されてお
り、エルボ本体1の非円形型樋接続部11の内側に呼樋
Yが接続され、係止リング2の非円形型樋接続部21の
外側に竪樋Tが接続されている。なお、竪樋Tの向き
は、竪樋T接続前あるいは竪樋T接続後に、係止リング
2をエルボ本体1に対して回動させることにより自在に
調整することができる。
【0018】図3に示す矢印は、呼樋Yから勢いよく流
れ込んだ雨水の流れを示している。すなわち、呼樋Yか
ら樋エルボEに勢いよく流れ込んだ雨水は、エルボ本体
1の内面と係止リング2の内面とに跨がる位置に設けら
れた筒体3の内面にぶつかった後、竪樋Tに流れ落ち
る。従って、呼樋Yから流れ込んだ雨水が、エルボ本体
1と係止リング2の嵌合部分に直接ぶつかることはな
く、その結果、エルボ本体1と係止リング2の嵌合部分
から雨水が外に漏れることがない。
【0019】また、本実施例の樋エルボEは、従来の樋
エルボの内側に筒体3を挿入させるだけで製造すること
ができるので、金型が大型化しないようにできる。
【0020】次に、図4に基づいて、筒体の変形例を説
明する。図4に示した筒体4は、プラスチックによって
射出成形されたラッパ状のもので、エルボ本体1の内面
と係止リング2の内面とに跨がる位置に設けられ、上端
部が、エルボ本体1の丸型開口部12の内面と密着し、
下端部が、係止リング2の非円形型樋接続部21の内面
と密着している。
【0021】尚、この筒体4は、軟質材料で形成されて
いる場合には、エルボ本体1の嵌合突条13と係止リン
グ2の嵌合爪23とを嵌合させた後に、エルボ本体1の
非円形型樋接続部11から挿入させてエルボ本体1の丸
型開口部12の内面と密着させることができるが、硬質
材料で形成されている場合には、エルボ本体1と係止リ
ング2とを嵌合させる前に、エルボ本体1の丸型開口部
12の内面に密着させる。
【0022】以上、本発明の実施例を図面により詳述し
てきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもので
はなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における設計の
変更等があっても本発明に含まれる。例えば、筒体は、
ゴムを係止リングの内面形状に沿った形状に成形して形
成したものであってもよいし、金属を用いたものであっ
てもよい。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の樋エルボ
にあっては、エルボ本体の内面と係止リングの内面とに
跨がる位置に筒体が設けられ、この筒体の上端部が、エ
ルボ本体の内面と密着しているので、設備コストが高く
ならないように成形することができ、かつ、呼樋から流
れ込んだ雨水がエルボ本体と係止リングの嵌合部分に勢
いよくぶつからないようにして、その結果、エルボ本体
と係止リングの嵌合部分から雨水が外に漏れないように
することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の樋エルボを示す正面図である。
【図2】図1のII−II断面図である。
【図3】実施例の樋エルボの施工状態を示す断面図であ
る。
【図4】筒体の変形例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 エルボ本体 11 非円形型樋接続部 12 丸型開口部 13 嵌合突条(嵌合部) 2 係止リング 21 非円形型樋接続部 22 丸型開口部 23 嵌合爪(嵌合部) 3 筒体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エルボ本体と係止リングとで構成され、
    前記エルボ本体及び係止リングは、それぞれ一端部に非
    円形型樋接続部が形成されていると共に、他端部に丸型
    開口部が形成され、前記エルボ本体の丸型開口部と係止
    リングの丸型開口部に、互いに回動自在に嵌合し合う嵌
    合部が形成されている樋エルボにおいて、前記エルボ本
    体の内面と前記係止リングの内面とに跨がる位置に筒体
    が設けられ、この筒体の上端部が前記エルボ本体の内面
    と密着していることを特徴とする樋エルボ。
JP29554293A 1993-11-25 1993-11-25 樋エルボ Pending JPH07150716A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29554293A JPH07150716A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 樋エルボ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29554293A JPH07150716A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 樋エルボ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07150716A true JPH07150716A (ja) 1995-06-13

Family

ID=17821998

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29554293A Pending JPH07150716A (ja) 1993-11-25 1993-11-25 樋エルボ

Country Status (1)

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JP (1) JPH07150716A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002309733A (ja) * 2001-04-16 2002-10-23 Sekisui Chem Co Ltd 角型樋エルボ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002309733A (ja) * 2001-04-16 2002-10-23 Sekisui Chem Co Ltd 角型樋エルボ

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