JPH07150505A - 緑化舗装用ブロック - Google Patents

緑化舗装用ブロック

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Publication number
JPH07150505A
JPH07150505A JP32342393A JP32342393A JPH07150505A JP H07150505 A JPH07150505 A JP H07150505A JP 32342393 A JP32342393 A JP 32342393A JP 32342393 A JP32342393 A JP 32342393A JP H07150505 A JPH07150505 A JP H07150505A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
greening
pavement
planting
main body
protrusions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32342393A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasusuke Hagiwara
庸介 萩原
Isao Yamane
勇男 山根
Yoshiaki Matsuzawa
義明 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Materials Corp
Haseko Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
Haseko Corp
Hasegawa Komuten Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Materials Corp, Haseko Corp, Hasegawa Komuten Co Ltd filed Critical Mitsubishi Materials Corp
Priority to JP32342393A priority Critical patent/JPH07150505A/ja
Publication of JPH07150505A publication Critical patent/JPH07150505A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】駐車場などに芝生などの緑化植物の植生を可能
とする舗装を施すのに用いられる緑化舗装用ブロックに
ついて、緑化性に優れ、舗装としての耐圧性を有効に与
えることができ、さらに敷設作業性にも優れた緑化舗装
用ブロックの提供。 【構成】互いに突き合わせた状態で上下貫通孔を互いの
間に形成可能とする突合せ突起3を有する本体部2、及
び本体部の上面に互いに適宜な間隔を空けるようにし且
つ緑化植物の根張りに必要な深さを与える高さで突設さ
れた複数の露出面用突起4を備えた構造としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば駐車場などに芝
生などの緑化植物の植生を可能とする舗装を施すのに用
いられる緑化舗装用ブロックに関する。
【0002】
【従来の技術】緑化舗装用ブロックについては、例えば
特公昭53−40023号、特公昭57−5923号、
特公平4−28042号、実公昭58−14751号な
どとして種々のものが知られている。
【0003】ところで、緑化舗装用ブロックには、その
機能目的からして、できるだけ緑化性に優れること、つ
まり緑化面積比率をできるだけ大きく取れ、また見た目
にも緑の豊かさを与えることができ、しかも緑化植物の
定着性に優れていること、及び駐車場のように重量物の
出入りが頻繁な場所の場合に特に重要であるが、車両な
どの荷重を支えるための耐圧性を有効に与えることがで
きること、という機能が要求される。また、その敷設作
業は1個ずつブロックを敷き詰めて行くものであるか
ら、他の舗装方法による作業に比べ多くの手間の掛かる
ことは避けられないが、そのなかにあってもできるだけ
敷き詰め作業を進め易くできるような形態であること
が、敷設作業の作業性という点から要求される。
【0004】この点を前記各従来の緑化舗装用ブロック
についてみると、特公昭53−40023号における緑
化舗装用ブロックを除いて、他は何れも緑化性という点
で不十分なものがある。即ち、特公昭53−40023
号の緑化舗装用ブロックは、緑化植物の植生のための植
生エリアが面的に連続しており、実質としても緑化面積
比率を大きく取れ、また見た目にも緑の豊かさを与える
ことができるし、さらに緑化植物として広く用いられる
芝生の生態にとってより適した条件を与えることができ
るのでその定着性に優れている等の優れた緑化性を持っ
ているが、他は何れも植生エリアがブロックの地上露出
部分により区切られるようになっており、概して緑化性
に不十分なものがある。
【0005】一方、特公昭53−40023号の緑化舗
装用ブロックは、上記のように優れた緑化性を持ってい
るが、地面への耐圧性の付与という点で必ずしも満足の
ゆくものでない。即ち、特公昭53−40023号の緑
化舗装用ブロックにおける植生エリアは、「ゲージ突
起」で支えられているだけであるので、実質的に未処理
の地面がそのまま露出している状態であり、従って未処
理地面としての耐圧性しか得られず、ブロックの地上露
出部分との耐圧力に大きな格差が生じて、長い間に凸凹
を生じ易い。また、特公昭53−40023号の緑化舗
装用ブロックは、向かい合った一対の側面に形成されて
いる「ゲージ突起」を向かい合った他の一対の側面の
「ゲージ溝」に嵌合させつつ敷き詰めてゆくようになっ
ており、ブロックの向きに方向性がある、つまり敷き詰
め作業の際にブロックの向きを常に考慮して作業を進め
る必要があり、作業性の点で難がある。さらに、この作
業性に関して、特公昭53−40023号の緑化舗装用
ブロックは、地上露出部分の一単位が一ブロックに対応
するようにされており、敷設するブロックの数が多くな
って作業量が多くなるという問題もある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような事情を背景
にしてなされたのが本発明で、その目的は、緑化性に優
れ、舗装としての耐圧性を有効に与えることができ、さ
らに敷設作業性にも優れた緑化舗装用ブロックの提供に
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明による緑化舗装用
ブロックは、互いに突き合わせた状態で適宜なサイズの
上下貫通孔を互いの間に形成可能な側面形状を有する本
体部、及び本体部の上面に互いに適宜な間隔を空けるよ
うにし且つ緑化植物の根張りに必要な深さを与える高さ
で突設された複数の露出面用突起を備えてなっている。
【0008】この本発明の緑化舗装用ブロックは、露出
面用突起の上端面を地面と面一にした状態で地中に埋め
込んで用いられる。つまり、本体部の上に露出面用突起
の高さに応じた厚みで土壌層を形成するようにして用い
られる。従って、各緑化舗装用ブロックの突き合わせに
より形成される上下貫通孔により深い第1の植生エリア
を得られると共に、露出面用突起の上端面が露出面とし
て飛び飛びに地面に露出した状態の面的に連続した第2
の植生エリアも得られる。そして、この第2の植生エリ
アが前記特公昭53−40023号の緑化舗装用ブロッ
クについて説明したのと同様に機能することにより、優
れた緑化性が得られる。また、本発明の緑化舗装用ブロ
ックにあっては、地中に埋まっている本体部により相対
的に面積の大きい第2の植生エリアの下側が全面にわた
ってサポートされることになるので、舗装としての耐圧
性を有効に且つ均一に与えることができると共に、互い
に突き合わされる本体部が地中に埋まるので、突き合わ
せ部分の多少の不揃いを気にする必要がないので、作業
をし易くなる。
【0009】さらに、本発明の緑化舗装用ブロックにあ
っては、上記の如き構造であるため、上下方向の軸につ
いて軸対称となる構造、例えば直方体状に形成した本体
部の各側面に突合せ突起が2個ずつ、また上面の各隅部
に露出面用突起が1個ずつ突設するような構造を与え易
い。そして、このように軸対称の構造は、向きについて
の方向性をなくすことができ、敷き詰め作業の際にブロ
ックの向きについて気を使う必要がないので、作業性の
向上に結びつく。さらにまた、本発明の緑化舗装用ブロ
ックにあっては、1個で複数の露出面を与えることがで
きるので、露出面のピッチを同じにして比較した場合、
特公昭53−40023号の緑化舗装用ブロックに比べ
敷設の作業性が格段に向上することになる。
【0010】本発明による緑化舗装用ブロックは、上記
の構造に加えて、本体部の中心部に貫通孔が形成された
構造とされている。この貫通孔は、各緑化舗装用ブロッ
クの突合せ突起同士の突き合わせにより形成される上下
貫通孔と共に透水性の向上に働き、いわゆる都市洪水の
防止の一助ともなるが、さらに植生される緑化植物の深
い根張り用の第1の植生エリアの一部としても機能す
る。そして、この第1の植生エリアと前記第2の植生エ
リアとが適度なバランスとなることにより、緑化植物と
して一般に用いられる芝生の定着性に好ましい条件を与
える。また、中心部の貫通孔は、緑化舗装用ブロックを
敷き詰める地面にある凹凸の吸収にも寄与するので、作
業の容易化にも役立つ。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を説明する。本実施例
による緑化舗装用ブロック1は、図1に示すように、直
方体状に形成された本体部2を骨格とし、この本体部2
の各側面に2個ずつ突合せ突起3を突設し、また上面の
各隅に露出面用突起4を突設し、さらに本体部2の中心
部に上下に貫通する貫通孔5を形成してなっており、全
体として上下方向の軸について軸対称となるようにされ
ている。
【0012】露出面用突起4は、本体部2の上面から高
さHで突出するようにされている。この高さHは、緑化
植物として一般に用いられる芝生が浅く根を張れる程度
のものとして、30mm程度に設定される。また、各露
出面用突起4は、互いに一定の間隔を空けるようにして
設けられており、その占有面積は、その上端面、つまり
露出面4fについて4個の合計で本体部2の面積の約2
0%程度になるようにされている。
【0013】この緑化舗装用ブロック1を用いて緑化舗
装を行うについては、図2に示すように、緑化舗装用ブ
ロック1を互いの突合せ突起3の先端面が当接する配列
状態とし、また図3に示すように、それぞれの露出面用
突起4の露出面4fが地面と面一になる状態にして地中
に埋め込んだ状態とされる。従って、それぞれの突合せ
突起3で囲まれて形成される上下貫通孔3r及び予め本
体部2に形成されている貫通孔5により深い根張りが可
能な第1の植生エリアが与えられると共に、本体部2及
び突合せ突起3の上に露出面用突起4の高さHに応じた
厚みで形成される土壌層により面的に連続した第2の植
生エリアが与えられる。
【0014】
【発明の効果】本発明による緑化舗装用ブロックは、以
上説明したように、本体部の突き合わせにより形成され
る上下貫通孔による深い第1の植生エリアと下側が本体
部及び突合せ突起の上面でサポートされた第2の緑化植
物植生エリアとをバランスよく与えることができるもの
なので、緑化性に優れ、しかも舗装としての耐圧性を有
効に与えることができるという優れた特性を発揮でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例による緑化舗装用ブロックの
斜視図。
【図2】図1の緑化舗装用ブロックを敷き詰めた状態の
平面図。
【図3】図2中のSA3 −SA3 線に沿う部分縦断面
図。
【符号の説明】
1 緑化舗装用ブロック 2 本体部 3 突合せ突起 4 露出面用突起 4f 露出面 5 貫通孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松澤 義明 東京都千代田区丸の内1−5−1三菱マテ リアル株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地面に敷き詰めた状態で芝生等の緑化植
    物を植えることができるようにされた緑化舗装用のブロ
    ックにおいて、互いに突き合わせた状態で適宜なサイズ
    の上下貫通孔を互いの間に形成可能な側面形状を有する
    本体部、及び本体部の上面に互いに適宜な間隔を空ける
    ようにし且つ緑化植物の根張りに必要な深さを与える高
    さで突設された複数の露出面用突起を備えてなることを
    特徴とする緑化舗装用ブロック。
  2. 【請求項2】 本体部の側面に複数の突合せ突起を突設
    した請求項1に記載の緑化舗装用ブロック。
  3. 【請求項3】 本体部が直方体状に形成されると共に、
    この本体部の各側面に突合せ突起が2個ずつ、また上面
    の各隅部に露出面用突起が1個ずつ突設され、全体とし
    て上下方向の軸について軸対称となるようにされた請求
    項2に記載の緑化舗装用ブロック。
  4. 【請求項4】 本体部の中心部に貫通孔が形成されてい
    る請求項1〜3の何れかに記載の緑化舗装用ブロック。
JP32342393A 1993-11-30 1993-11-30 緑化舗装用ブロック Pending JPH07150505A (ja)

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JP32342393A JPH07150505A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 緑化舗装用ブロック

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JP32342393A JPH07150505A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 緑化舗装用ブロック

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JPH07150505A true JPH07150505A (ja) 1995-06-13

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ID=18154524

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JP32342393A Pending JPH07150505A (ja) 1993-11-30 1993-11-30 緑化舗装用ブロック

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JP (1) JPH07150505A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100429032B1 (ko) * 2001-06-21 2004-04-29 이근희 녹화보도블록을 이용한 보도녹지화 포장방법
JP2007315031A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Yunison:Kk ブロック
KR100895438B1 (ko) * 2007-06-07 2009-05-07 이강일 보도블럭 커버
JP2014113078A (ja) * 2012-12-07 2014-06-26 Toyota Home Kk 緑化駐車場システム

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JP2007315031A (ja) * 2006-05-25 2007-12-06 Yunison:Kk ブロック
KR100895438B1 (ko) * 2007-06-07 2009-05-07 이강일 보도블럭 커버
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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030603