JPH07149806A - 低粘性の非機能性停止ポリマーの合成 - Google Patents

低粘性の非機能性停止ポリマーの合成

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JPH07149806A
JPH07149806A JP3084080A JP8408091A JPH07149806A JP H07149806 A JPH07149806 A JP H07149806A JP 3084080 A JP3084080 A JP 3084080A JP 8408091 A JP8408091 A JP 8408091A JP H07149806 A JPH07149806 A JP H07149806A
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JP
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vinyl
carbon atoms
methyl
allyl
formula
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Application number
JP3084080A
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English (en)
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Robert J Bertsch
ジェイ.バーッシュ ロバート
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Original Assignee
BF Goodrich Corp
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F36/00Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/02Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F36/04Homopolymers and copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated

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  • Polymerisation Methods In General (AREA)
  • Polymerization Catalysts (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】ジエン、カルボン酸ビニルエステルまたはアリ
ルエステル、ビニルエーテルまたはアリルエーテル、ア
クリレートから選ばれたビニルモノマーを構造単位とし
その両末端に非反応性基を有する1500〜20000
の平均分子量を有する低粘性反応性液体ポリマーであ
る。ビニルモノマーを非機能性のアゾ開始剤またはペル
オキシド開始剤の存在下、溶剤としてメチルエチルケト
ン、ペンタノン、アルコール類、ベンゼン等を使用し溶
液重合法により重合する。 【効果】臭いの少ない透明度の改良されたポリマー。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は新規な組成物及び非機能
性液状ゴムの製造方法に関する。この非機能性液状ゴム
は、少なくとも一つの二重結合を有するモノマーの溶液
重合により、開始剤存在下で製造される。
【0002】
【従来の技術】非機能性液状ポリマーは当業界において
知られている。それらは、乳化剤、連鎖移動剤、開始
剤、凝固剤等を用いた乳化重合で調製される。連鎖停止
剤として機能するメルカプタンもまた用いられる。しか
しながら、メルカプタンの使用は非機能性液状ポリマー
に濁りを引き起こし、そしてさらに強い硫黄臭をもたせ
る。
【0003】U.S.特許No.3,462,006(Nutzel et al., Fe
b.4, 1969)はほぼ無色な共役ジオレフィンのテロマー、
ホモポリマー及びコポリマーの製造方法に関するもので
あり、そしてそれは次の一般式: Me −X−(R)y (式中Me はアルカリ金属であり;Xはリン化錫または
鉛であり;Rは炭化水素であり;yは2〜3であり;そ
してMe −X結合はホモポリマー結合である)で表わさ
れる。
【0004】カナダ特許No.834,303はブタジエン(例え
ばブタジエン、2,3−ジメチルブタジエン、イソプレ
ンまたはクロロブタジエン)、及びエチレン−不飽和酸
(例えばアクリル酸、メタクリル酸、アリル酸、フマル
酸またはイタコン酸)及びアクリロニトリル(アクリロ
ニトリルまたはメタクリロニトリル)を共重合すること
に関する。重合は 100部のモノマーに対して0.1から0.
5部のアゾ開始剤(例えばアゾビスイソブチロニトリ
ル)を用いて水性エマルション中で、2.5から5部のカ
チオン乳化剤(例えばセチルジミメチルベンジル塩化ア
ンモニウム)及び5から12部のメルカプタン変性剤(例
えばn−ドデシルメルカプタン)存在下で行っている。
共重合は、液状ゴムのエマルションを形成させるため
に、転化率40から80%、好ましくは65から75%で連鎖停
止(例えば、モノマー100 に対して0.15から2のヒドロ
キシル硫酸アンモニウムにより)される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は透明度の改良
された、そして臭いの少なくなった、低粘性液状ポリマ
ーの組成物に関する。ポリマー組成物は開始剤存在下
で、少なくとも1つの二重結合を有するビニルモノマー
の溶液重合により製造される。この発明の組成物におい
て有用な開始剤は非機能性開始剤である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明における非機能性
液状ゴムは、それがホモポリマーまたはコポリマーの炭
素−炭素主鎖を有すること、及びポリマー鎖の両端に不
反応性あるいは化学的に不活性な基をもつことにより同
定される。したがって、本発明における非機能性ポリマ
ーは一般に以下の構造式: Y−PB−Y (ここでYは非反応性末端を表わし、そしてPBはポリ
マーの炭素−炭素主鎖を表わす)で表わせる。
【0007】この分子の非反応性末端をそのように称す
るのは、それが縮合または付加反応を受けないことによ
る。
【0008】本発明におけるポリマー組成物の主鎖は、
任意フリーラジカル反応機構によって重合可能な任意の
モノマーより成る反復単位を含んで成る。ポリマー主鎖
の反復単位構成は単一のモノマーから作ることもでき
(ホモポリマー)、また二あるいはそれよりも多くのモ
ノマーから作ることもできる(コポリマー)。ポリマー
の主鎖は少なくとも一つの末端ビニル(CH2=)基及び18
個までの炭素原子を有する少なくとも一つのビニルモノ
マーに由来する。適当なビニルモノマーの例には (a)4個から10個の、好ましくは4個から8個の炭素
を含むジエン、例えばブタジエン、イソプレン(2−メ
チル−1,3ブタジエン)、2−イソプロピル−1,3
−ブタジエン及びクロロプレン(2−クロロ−1,3−
ブタジエン); (b)2個から8個の炭素原子を含むカルボン酸のビニ
ルエステル−またはアリルエステル、例えばビニルアセ
テート、ビニルプロピオネート、及びアリルアセテー
ト; (c)1個から8個の炭素原子を含むアルキル基のビニ
ルエーテルまたはアリルエーテル、例えばビニルメチル
エーテル、またはアリルメチルエーテル;及び (d)次の式:
【化15】 (式中、R1 は水素、または1個から3個の炭素原子を
含むアルキル基、例えばメチル、エチル、プロピル及び
イソプロピルであり;R2 は1個から18個、好ましくは
1個から8個の炭素原子を含むアルキル基であり、ある
いは2個から12個の炭素原子、好ましくは2個から8個
の炭素原子を含むアルコキシアルキル、アルキルチオア
ルキル、またはシアノアルキル基である)で表わされる
アクリレートが含まれる。好ましくは、R2 は1から8
の炭素原子を含むアルキル基である。適当なアクリレー
トには、メチルアクリレート、エチルアクリレート、ブ
チルアクリレート、ヘキシルアクリレート、2−エチル
ヘキシルアクリレート、ドデシルアクリレート、オクタ
デシルアクリレート、メトキシエチルアクリレート、ブ
トキシエチルアクリレート、ヘキシルチオエチルアクリ
レート、α−シアノエチルアクリレート、シアノオクチ
ルアクリレート、メチルメタクリレート、エチルメタク
リレート、オクチルメタクリレート等、が含まれる。こ
のポリマーの主鎖は、前述のビニルモノマーのホモポリ
マーまたは二あるいはそれよりも多くのモノマーにより
成るコポリマーを含むことができる。
【0009】前述のビニルモノマーはまた、50重量%ま
での、しかし好ましくは35重量%までの少なくとも一つ
のビニルコモノマーと容易に重合することができ、その
ビニルコモノマーには、(a)次の式:
【化16】 (式中、R3 は水素またはメチルであり、そしてR4
6個から15個の炭素原子を有するスチレン、クロロスチ
レン、及びビニルトルエンのような化合物をもたらすも
の)で表わされるビニル芳香族、(b)次の式:
【化17】 (式中、R3 は水素またはメチルであってアクリロニト
リルまたはメタクリロニトリルのような化合物をもたら
すもの)で表わされるビニルニトリル;(c)次の式:
【化18】 (式中、R3 は水素またはメチルであり、そしてR5
びR6 は独立に水素または1個から約6個の炭素原子を
含むアルキル基である)で表わされるビニルアミド、好
ましくはアクリルアミドまたはメタクリルアミド;及び
(d)3個から10個の炭素原子を有するアリルアルコー
ル、のようなものがある。
【0010】適当なポリマー主鎖の例として、ポリイソ
プレン、ポリブタジエン、ポリ(ビニルエチルエーテ
ル)、ポリ(エチルアクリレート)、及びポリブチルア
クリレートのホモポリマー;ブタジエンとアクリロニト
リル、ブタジエンとスチレン、ビニルアセテートとメタ
クリロニトリル、ビニルアセテートとアクリロニトリ
ル、メチルアクリレートとメタクリロニトリル、メチル
アクリレートとスチレン、メチルアクリレートとクロロ
スチレン、メチルアクリレートとアリルアルコール、エ
チルアクリレートとビニルトルエン、エチルアクリレー
トとメタクリルアミド、エチルアクリレートとアリルア
ルコール、エチルアクリレートとアクリロニトリル、エ
チルアクリレートとメタクリロニトリル、エチルアクリ
レートとスチレン、エチルアクリレートとクロロスチレ
ン、エチルアクリレートとアリルアルコール、エチルア
クリレートとアクリルアミド、ブチルアクリレートとス
チレン、ブチルアクリレートとアクリロニトリル、のコ
ポリマー;並びにエチルアクリレートとスチレンとブタ
ジエン;及びエチルアクリレートとn−ブチルアクリレ
ートと2−エチルヘキシルアクリレートのテルポリマー
が挙げられる。
【0011】好ましい低粘性非機能性ポリマーグループ
の一つは、約50重量%から約99重量%のイソプレンまた
はブタジエンのようなジエンモノマー、及び50重量%ま
でのアクリロニトリルのようなビニルニトリルコモノマ
ー、またはスチレンのようなビニル芳香族を含んで成る
コポリマー主鎖を有する。望ましくは、アクリロニトリ
ル含量は約10%から約35%である。最も望ましくは、ア
クリロニトリル含量は約10%から約26%であり、そして
好ましくは16%である。これらのポリマーの平均分子量
は約1,000 から約20,000である。
【0012】本発明の非機能性ポリマーより得られた最
大の利点はその製造にある。これら非機能性ポリマー
は、標準的な非機能性ポリマーの製造方法であるエマル
ション重合よりむしろ溶液重合により製造される。エマ
ルション重合にはいくつかの欠点がある:得られたポリ
マーには特有なくもりあるいは濁りがあり、そしてその
ポリマーは強い硫黄様の臭気を有する。濁りは乳化剤、
開始剤及び凝固剤等の、用いた様々な添加物の利用に起
因し、硫黄臭はメルカプト連鎖移動剤の使用による。
【0013】この低粘性非機能性ポリマーはあらゆる熱
硬化性樹脂系のための強化剤及び/または軟化剤として
有用である。熱硬化性樹脂には、エポキシ樹脂、フェノ
ール樹脂、アルキド樹脂及びポリエステルが含まれる
が、しかしそれらに限定するわけではない。特定系の用
途としてそれらが樹脂富化となることを含んでいる。樹
脂富化系の用途は、室温で行うことができ、そして1及
び2の部の接着剤、特にエポキシのような熱硬化性樹脂
製を含み、その用途には船舶、自動車及び航空工業の構
造接着剤;電気及び電子工学の注封材及び封入材;キャ
ストパイプ;エポキシ以外のシート成形材;及びバルク
の成形品等が含まれる。
【0014】本発明における低粘度非機能性ポリマーは
使用前に温める必要がなく、そしてむしろ使用は比較的
低温で行った方が好ましい。さらにこれらのポリマーは
すばやい脱泡そしてよりよい混合が要求される。これら
のポリマーの使用に混合を必要とし、それゆえ、これに
より空気が取り込まれ易くなるので、現場での構造修復
作業等では作業を進める前に脱気しておかなければなら
ない。
【0015】本発明では任意の非機能性アゾ開始剤また
はペルオキシド開始剤を用いることができる。そしてそ
の開始剤は最終生成物の一部になる。好ましくは、非機
能性アゾ開始剤はビス−アゾシアノ開始剤でその式は:
【化19】 で表わされ、ここでR7 は炭素原子1個から3個のアル
キル基であり、そしてnは0から約6の整数である。こ
のような化合物は既に知られ、U.S.特許No.2,556,876で
開示されている。好ましいビス−アゾシアノ開始剤はAl
BNとしても知られた2,2′−アゾビス(2−メチルプ
ロピオニトリル)及び2,2′−アゾビス−(2−メチ
ルブチロニトリル)である。アゾ開始剤は分解して、N
2 ガス及び次式:
【化20】 のフリーラジカルを生成し、ここでこれはY−PB−Y式
の反応性末端としてのYにより表わされる。このタイプ
の開始剤の作用はまた、例えば熱的手段によりアゾ炭素
−窒素結合が容易に解離することによる。
【0016】非機能性ペルオキシド開始剤は、好ましく
は次の式:
【化21】 で表わされるアシルペルオキシドであり、ここでR8
芳香族、または置換されていない、もしくは置換された
アルキル基であり、望ましくは約1個から約15個、そし
て好ましくは約1個から約6個の炭素原子を有するもの
である。望ましいペルオキシドとしてはジアセチルペル
オキシド、ジラウロイルペルオキシド、ジデカノイルペ
ルオキシド、及びジイソノナノイルペルオキシドが挙げ
られ、そして好ましくはジベンゾイルペルオキシドであ
る。非機能性ペルオキシドは分解して CO2ガス及び化学
式R8 ・のフリーラジカルを生成し、これはまた非反応
性末端としてのYで表わされる。この非機能性ペルオキ
シド開始剤の作用はまたそのペルオキシド酸素−酸素結
合の熱的手段による容易な解離によるものである。
【0017】非機能性開始剤:出発モノマー総量のモル
比は約1.5から50、好ましくは1.8から約30、そして最
も好ましくは2.0から約15である。一般に、モノマーの
総量に対して開始剤が増すごとに、生成した非機能性停
止ポリマーの分子量は低くなる。非機能性液状ゴムの数
平均分子量Mn は約1,500 から約20,000、好ましくは約
2,000 から約7,000 、そして最も好ましくは約3,000 か
ら約4,000 である。
【0018】本発明の液状重合製品は、開始剤、モノマ
ーまたはポリマーを溶解しうるものなら、どのような溶
剤中にでも製造することができる。溶剤は、容易に除去
できるために、望ましくは低沸点のものがよい。このよ
うな溶剤は一般に極性で連鎖移動剤としては働かない。
このような溶剤の例に、2個から約10個の炭素原子を有
する様々のケトン、1個から約7個の炭素原子数を有す
る様々のアルコール、約6個から約10個の炭素原子を有
する様々の芳香族化合物、エステル部が約4個までの炭
素原子を有し、そしてジカルボン酸が非エステル部にお
いて約2個から約3個または4個の炭素原子を有する様
々なカルボン酸エステル、及び約3個から約7個の炭素
原子を有する内部エーテルを含む様々のエーテルが含ま
れる。適当な溶剤の特定の例にアセトン、メチルエチル
ケトン、2−ペンタノン、3−ペンタノン、メチルイソ
ブチルケトン、メチルアルコール、エチルアルコール、
n−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブ
チルアルコール、イソブチルアルコール、第二−ブチル
アルコール、第三−ブチルアルコール、ベンゼン、トル
エン、メチルアセテート、エチルアセテート、プロピル
アセテート、そしてテトラヒドロフランが含まれる。好
ましくはアセトンである。
【0019】反応温度は約60℃から約 150℃の範囲、好
ましくは約70℃から約120 ℃である。重合は高圧力下で
行われ、約 1,520トルまで、そして好ましくは約 1,200
トルまでである。第1のモノマー、溶剤、そして開始剤
を容器に添加し、その系から空気を除去するため減圧す
る。減圧は第2のモノマーを引き込むのに用い、次にこ
の系は重合を行うため加熱状態で加圧する。
【0020】仕込み中ずっと均一な組成のポリマーを形
成させ、そして重合の長さにわたって一定の分子量を維
持させるために、重合中の増量添加、複数のバッチ添
加、その他の方法を含めて、開始剤及びコモノマーを常
に計量すべきと当業者は考えるであろう。それゆえ、本
発明の非機能性ポリマーは最初に、容器にモノマー、少
量の開始剤及びいくらかの重合溶剤を入れる操作により
作られる。生成物ポリマーに依存してモノマー及び開始
剤の正確な量は変わるが、しかしながら、その量は通常
の計算方法により経験的に決定することができる。反応
終了生成物は通常の方法で回収できる。
【0021】この合成において乳濁剤、連鎖移動剤また
は凝固剤は必要としない。重合後、その最終用途により
ポリマーに通常の添加物を添加することが望ましいこと
があり、それは例えば熱安定剤であり、BFGoodrich社,
Akron, Ohio, U.S.Aより商業的入手できる Geltrol登録
商標を含む。
【0022】エマルション重合で生成したポリマーは上
記の成分をその終了ポリマー中の副産物として含む。非
機能性液状ゴムを溶液重合で製造するのに有利な点はそ
の各種の成分の副産物に困ることがないことにある。
【0023】
【作用】Zeon Chemical社より商業的入手できる、エマ
ルション重合により製造された非機能性ポリマー、 Hyc
ar 1312 LVを本発明における溶液重合により製造された
非機能性ポリマーとの比較として用いた。 Hycarポリマ
ーは27℃における粘度が91,400mPa'sであり、熱損失(18
0℃−2時間)が1.61%、そして結合アクリロニトリル
含量が重量で約26.4%であった。
【0024】
【実施例】
実施例1 本発明における非機能性ポリマーは以下の方法で得られ
た。15%のAlBNアセトン−水溶液は2180gのAlBNをアセ
トン10.5kg及び水1853gを含む12,353gのアセトン−水
溶液中に溶解することにより調製した。20ガロンの反応
容器を25℃に冷やし、そして排気してAlBNアセトン水溶
液、3.52kgのアクリロニトリル及び5.6kgのアセトンを
順々に吸い込んだ。反応容器はアセトンが沸騰するまで
排気しつづけ(約 510〜635 トル) 、次に窒素で 1,035
トルまで加圧した。この操作を繰り返し、そして反応容
器内がもう一度 510トルになるまで排気した。13.7kgの
ブタジエンを入れることにより真空を破った。混合物は
反応温度75℃まで加熱し、そして約20時間反応させた。
反応容器は50℃まで急冷し、そしてすべての未反応モノ
マーがゆっくりと出ていくようにした。未反応モノマー
を 380トルの減圧蒸留により除去した。真空を破り、攪
拌を止め、そして6ガロンの水を凝固のために加えた。
その内容物をさらに30分間攪拌した。攪拌を止め、そし
て少なくとも4時間にわたり内容物を沈降させた。下水
層を除去しそして捨て、そして 250gのGeltrol を加え
そして30分間攪拌して求めていた非機能性液状ゴムを得
た。生成物は27℃における粘度が 91,400mPa・s 、そし
て結合アクリロニトリル含量が26.4%であった。ポリス
チレンの標準品に基づき、Mw は 7,200そしてMn は
2,290であった。
【0025】実施例2 本発明における非機能性ポリマーは以下の方法で得られ
た。16%のAlBNアセトン−水溶液は 104gのAlBNをアセ
トン 464g及び水82gを含む 650gのアセトン−水溶液
中に溶解することにより調製した。20ガロンの反応容器
を25℃に冷やし、そして排気してAlBN水溶液1.81kgのア
クリロニトリル及び5.3kgのアセトンを順々に吸い込ん
だ。反応容器はアセトンが沸騰するまで排気しつづけ
(約 510〜635 トル) 、次に窒素で 1,035トルまで加圧
した。この操作を繰り返し、そして反応容器は 510トル
になるまで排気した。15kgのブタジエンを入れることに
より真空を破った。混合物は反応温度85℃まで加熱し、
そして約20時間反応させた。反応容器は50℃まで急冷
し、そしてすべての未反応モノマーがゆっくりと出てい
くようにした。未反応モノマーは 380トルの減圧蒸留に
より除去した。真空を破り、攪拌を止め、そして6ガロ
ンの水を凝固のために加えた。その内容物はさらに30分
間攪拌した。攪拌を止め、そして少なくとも4時間にわ
たり内容物を沈降下させた。下水層を除去しそして捨
て、そして 250gのGeltrol を加えそして30分間攪拌し
て求めていた非機能性液状ゴムを得た。生成物は27℃に
おける粘度が327,000mPa・s 、そして結合アクリロニト
リル含量は17.5%であった。ポリスチレン標準品に基づ
き、Mw は48,300そしてMn は17,700であった。
【0026】
【発明の効果】コントロール標準品及び実施例1の両者
の濁度を測定した。6部のキシレンに4部の非機能性ポ
リマーを溶解した。このように調製した溶液を10mmのク
オーツセルに入れ、そして 840mmにおけるUV吸光度を
測定した。数値が小さい程、ポリマーの透明度が増す
(低濁度)。コントロール標準品の非機能性ポリマーの
濁度の値が 0.259であったことに対し、実施例1の非機
能性ポリマーの濁度の値が0.003であり、しかるに実施
例2の濁度の値は 0.023であった。このことは、溶液重
合及び非機能性開始剤の使用により製造された非機能性
ポリマーは、エマルション重合により製造された非機能
性ポリマーよりもかなり低い濁度の値を有することを明
白に証明した。
【0027】本発明による製品を用いて調製し、そして
またコントロール標準品も用いてサンプルを調製した。
試験を行ったサンプルはDGEBA(ビスフェノールAのジグ
リシジルエーテル)エポキシ樹脂により、ピペリジンを
触媒として硬化させたものである。機械的性質の測定は
このサンプルの材料を混合し、そしてこの混合物を8×
10×0.25インチ (20×25×.625cm) のテフロンコートア
ルミニウム型に流し込むことによりなる。これらは 120
℃, 16時間で硬化させた。引張及び圧縮張力試験片とし
てこれら0.25インチ(.635cm)板が測定され、そして機械
的及び破壊靭性の特性をそれぞれASTM D−638 及びE−
399 により試験した。その結果を表1に載せた。破壊靭
性はKICで表わされ、そしてその材料に亀裂を生じさせ
るのに必要とするようなエネルギーである破壊エネルギ
ーはGICで表わされ、そしてガラス転移温度はTg で表
わした。
【0028】本発明による製品そしてまたコントロール
標準品を用いて組成物を調製した。組成物は 120℃, 16
時間で硬化させた。組成物の成分及びその結果は表−1
に示した。
【表1】
【0029】表−1より、実施例1(本発明)において
生成したサンプル1,2、及び3のすべてがエマルショ
ン重合で調製されたサンプルよりも高いKIC (破壊靭
性)及びGIC (破壊エネルギー)を有することがわか
った。
【0030】最良の方法及び好ましい実施を述べてきた
が、これにより発明の範囲が限定されるのではない。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08F 20/18 MLY 20/42 MMY 20/56 MNC 7242−4J 36/04 MNY

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 次の式: Y−PB−Y (式中、Yは非反応性末端を表わし、そしてPBは炭素
    −炭素結合の主鎖を表わす)を含み、約1,500 から約2
    0,000の数平均分子量を有する低粘性反応性液状ポリマ
    ー。
  2. 【請求項2】 前記主鎖がビニルモノマーを含むホモポ
    リマーであり、該ビニルモノマーが、 約4個から約10個の炭素原子を含むジエン、 約2個から約8個の炭素原子を含むカルボン酸のビニル
    エステルまたはアリルエステル、 1個から約8個の炭素原子を含むアルキル基のビニルエ
    ーテルまたはアリルエーテル、及び次の式: 【化1】 (式中、R1 は水素または1個から約3個の炭素原子を
    含むアルキル基であり、そしてR2 は1個から約18個の
    炭素原子を含むアルキル基である)のアクリレート、を
    含んで成る、請求項1に記載のポリマー。
  3. 【請求項3】 前記ビニルモノマーが約4個から約8個
    の炭素原子を含むジエンを含んで成る、請求項2に記載
    のホモポリマー主鎖。
  4. 【請求項4】 前記ビニルモノマーが、ビニルアセテー
    ト、ビニルプロピオネート、またはアリルアセテートを
    含む、カルボン酸のビニルエステルまたはアリルエステ
    ルを含んで成る、請求項2に記載のホモポリマー主鎖。
  5. 【請求項5】 前記ビニルモノマーがビニルメチルエー
    テルまたはアリルメチルエーテルを含むビニルエーテル
    またはアリルエーテルを含んで成る、請求項2に記載の
    ホモポリマー主鎖。
  6. 【請求項6】 前記アクリレートR1 が水素またはメチ
    ルであり、そしてR 2 が1個から約8個の炭素原子を含
    むアルキル基であり、そしてYが 【化2】 (式中、R7 は1個から3個の炭素原子を含むアルキル
    基であり、そしてnは0から6の整数である)である請
    求項2に記載のホモポリマー主鎖。
  7. 【請求項7】 前記ビニルモノマーがブタジエンであ
    り、そしてポリマーが約3,000 から約4,000 の数平均分
    子量を有し、そしてここで前記Yが 【化3】 (式中、R7 は1個から3個の炭素原子を含むアルキル
    基であり、そしてnは0から6の整数である)である、
    請求項3に記載のホモポリマー主鎖。
  8. 【請求項8】 約2,000 から約7,000 の数平均分子量を
    有し、ここで主鎖が二つの異なるビニルコモノマーより
    成るコポリマーであり、 ここで第1のビニルコモノマーが約4個から約10個の炭
    素原子を含むジエン、 約2個から約8個の炭素原子を含むカルボン酸のビニル
    エステルまたはアリルエステル、 1個から約8個の炭素原子を含むアルキル基のビニルエ
    ーテルまたはアリルエーテル、及び次の式: 【化4】 (式中、R1 は水素または1個から約3個の炭素原子を
    含むアルキル基であり、そしてR2 は1個から約18個の
    炭素原子を含むアルキル基である)のアクリレートを含
    んで成り、 そしてここで前記第2のビニルモノマーが、次の式: 【化5】 (式中、R3 は水素またはメチルであり、そしてR4
    芳香族成分である)のビニル芳香族、 次の式: 【化6】 (式中、R3 は水素またはメチルである)のビニルニト
    リル、 次の式: 【化7】 (式中、R3 は水素またはメチルであり、そしてR5
    びR6 は独立に水素または1個から約6個の炭素原子を
    含むアルキル基である)のビニルアミド、 あるいは3個から10個の炭素原子を有するアリルアルコ
    ールを含んで成る、請求項1に記載のポリマー。
  9. 【請求項9】 前記第1のビニルモノマーが、 約4個から約8個の炭素原子を含むジエン、 ビニルアセテート、ビニルプロピオネートまたはアリル
    アセテートを含むカルボン酸のビニルエステルまたはア
    リルエステル、 ビニルメチルエーテルまたはアリルメチルエーテルを含
    むビニルエーテルまたはアリルエーテル、あるいはR1
    が水素またはメチルであり、そしてR2 が1個から約8
    個の炭素原子を含むアルキル基であるアクリレートを含
    んで成り、 ここで第2のビニルモノマーが、 R3 が水素またはメチルであり、そしてR4 がベンゼン
    核であるビニル芳香族、 アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを含むビニ
    ルニトリル、あるいはアクリルアミドまたはメタクリル
    アミドを含むビニルアミドを含んで成る、請求項8に記
    載のコポリマー主鎖。
  10. 【請求項10】 ジエンを含む第1のビニルモノマー約50
    重量%から約99重量%、及びビニルニトリルまたはビニ
    ル芳香族を含む第2のビニルモノマー約1重量%から約
    50重量%を含んで成る、請求項9に記載のコポリマー主
    鎖。
  11. 【請求項11】 ブタジエン、イソプレン、クロロプレン
    またはイソプロピル−1,3−ブタジエンを含むジエン
    約65重量%から約90重量%、及びアクリロニトリル、メ
    タクリロニトリルまたはスチレンを含む第2ビニルモノ
    マー約10重量%から約35重量%を含んで成る、請求項10
    に記載のコポリマー主鎖。
  12. 【請求項12】 約74%から約84%のブタジエン及び約10
    %から約26%のアクリロニトリルを含んで成り、そして
    ここでこのポリマーは約2,000 から約7,000の数平均分
    子量を有し、そしてここで前記−Yは、 【化8】 (式中、R7 は1個から3個の炭素原子を有するアルキ
    ル基であり、そしてnは0から6の自然数である)であ
    る、請求項11に記載のホモポリマーの主鎖。
  13. 【請求項13】 低粘性、非機能性反応の液状ポリマーを
    製造する方法であって、 炭素−炭素結合の主鎖を有する、数平均分子量が約1,50
    0 から約20,000であるポリマーを溶液重合させることを
    含んで成り、 該ポリマーが、 a)約4個から約8個の炭素原子を含むジエン、 約2個から約8個の炭素原子を含むカルボン酸のビニル
    エステルまたはアリルエステル、 1個から約8個の炭素原子を含むアルキル基のビニルエ
    ーテルまたはアリルエーテル、あるいは次の式: 【化9】 (式中、R1 は水素または1個から約3個の炭素原子を
    含むアルキル基であり、そしてR2 は1個から約18個の
    炭素原子を含むアルキル基である)のアクリレートを含
    む第1のビニルコモノマーと、 b)次の式: 【化10】 (式中、R3 は水素またはメチルであり、そしてR4
    芳香族成分である)のビニル芳香族、 次の式: 【化11】 (式中、R3 は水素またはメチルである)のビニルニト
    リル、 次の式: 【化12】 (式中、R3 は水素またはメチルであり、そしてR5
    びR6 は独立に水素または1個から約6個の炭素原子を
    含むアルキル基である)のビニルアミド、あるいは3個
    から10個の炭素原子を有するアリルアルコールを含む第
    2のビニルモノマーから、 c)非反応性末端基を有する開始剤の存在下で成形され
    たものである、前記の方法。
  14. 【請求項14】 前記開始剤が非機能性アゾ開始剤または
    非機能性ペルオキシド開始剤であり、ここで該非機能性
    アゾ開始剤は、次の式: 【化13】 (式中、R7 は1個から3個の炭素原子のアルキル基で
    あり、そしてnは0から約6の整数である)を有し、そ
    して前記非機能性ペルオキシド開始剤は次の式: 【化14】 (式中、R8 は芳香族であるかまたは置換されていない
    もしくは置換されたアルキル基であって、望ましくは約
    1個から約15個の炭素原子を有するものである)を有す
    るアシルペルオキシドである、請求項13に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のビニルモノマーが、 約4個から約8個の炭素原子を含むジエン、 ビニルアセテート、ビニルプロピオネートまたはアリル
    アセテートを含むカルボン酸のビニルエステルまたはア
    リルエステル、 ビニルメチルエーテルまたはアリルメチルエーテルを含
    むビニルエーテルまたはアリルエーテル、あるいはR1
    が水素またはメチルであり、そしてR2 が1個から約8
    個の炭素原子を含むアルキル基であるアクリレートを含
    んで成り、そして第2のビニルモノマーが、 R3 が水素またはメチルであり、そしてR4 がベンゼン
    核であるビニル芳香族、 アクリロニトリルまたはメタクリロニトリルを含むビニ
    ルニトリル、あるいはアクリルアミドまたはメタクリル
    アミドを含むビニルアミドを含んで成る、請求項14に記
    載の方法。
  16. 【請求項16】 前記非機能性アゾ開始剤、R7 がメチル
    であり、そしてnが0または1であり、そして前記非機
    能性ペルオキシド開始剤がジアセチルペルオキシド、ジ
    ラウロイルペルオキシド、ジデカノイルペルオキシド、
    及びジイソノナノイルペルオキシドを含んで成る、請求
    項15に記載の方法。
  17. 【請求項17】 ジエンを含む第1ビニルモノマー約50重
    量%から約99重量%及びビニルニトリルまたはビニル芳
    香族を含む第2ビニルモノマー約1重量%から約50重量
    %を用い、そしてここで前記非機能性アゾ開始剤がアゾ
    ビスイソブチロニトリルであり、そして前記非機能性ペ
    ルオキシドがジベンゾイルペルオキシドである、請求項
    16に記載の方法。
  18. 【請求項18】 ブタジエン、イソプレン、クロロプレン
    またはイソプロピル−1,3−ブタジエンを含むジエン
    約65重量%から約90重量%及びアクリロニトリル、メタ
    クリロニトリルまたはスチレンを含む第2ビニルモノマ
    ー約10重量%から約35重量%を用いる、請求項17に記載
    の方法。
  19. 【請求項19】 約74%から約84%のブタジエン、及び約
    10%から約26%のアクリロニトリルを用い、そしてここ
    で前記ポリマーが約2,000 から約7,000 の数平均分子量
    を有する、請求項18記載の方法。
  20. 【請求項20】 溶液重合の溶剤がメチルエチルケトン、
    2−ペンタノン、3−ペンタノン、メチルイソブチルケ
    トン、メチルアルコール、エチルアルコール、n−プロ
    ピルアルコール、イソプロピルアルコール、ブチルアル
    コール、イソブチルアルコール、第二−ブチルアルコー
    ル、第三−ブチルアルコール、ベンゼン、トルエン、メ
    チルアセテート、エチルアセテート、プロピルアセテー
    ト、及びテトラヒドロフランを含んで成る、請求項19に
    記載の方法。
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