JPH02265908A - 共役ジエン系共重合体の製造方法 - Google Patents

共役ジエン系共重合体の製造方法

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JPH02265908A
JPH02265908A JP1088313A JP8831389A JPH02265908A JP H02265908 A JPH02265908 A JP H02265908A JP 1088313 A JP1088313 A JP 1088313A JP 8831389 A JP8831389 A JP 8831389A JP H02265908 A JPH02265908 A JP H02265908A
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copolymer
conjugated diene
monomer
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Takashi Tsuji
傑 辻
Toshiaki Saya
佐屋 利明
Shinji Komiyama
進二 小宮山
Hayato Kosho
古庄 速人
Satoru Oishi
哲 大石
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Nippon Zeon Co Ltd
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08FMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED BY REACTIONS ONLY INVOLVING CARBON-TO-CARBON UNSATURATED BONDS
    • C08F236/00Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/02Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds
    • C08F236/04Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated
    • C08F236/12Copolymers of compounds having one or more unsaturated aliphatic radicals, at least one having two or more carbon-to-carbon double bonds the radical having only two carbon-to-carbon double bonds conjugated with nitriles

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は共役ジエン系単量体とモノエチレン性不飽和単
量体からなる平均分子量の高い共重合体の製造方法に関
するものである。
(従来の技術) 共役ジエン系単量体とモノエチレン性不飽和単量体との
共重合体を工業的に製造する方法としては、従来からい
くつかの方法が知られている。例えば、該単量体を適当
な乳化剤により水中に乳化せしめておき、これにラジカ
ル重合開始剤を加えて重合を行なういわゆる乳化重合法
がある。しかしながらこの方法で作られた該共重合体は
、乳化剤、無機塩等の残留不純分が多く、金属に対する
腐食性を持っていたり、電気絶縁性が劣るなどの欠点を
有している。このような欠点を改良するだめの方法とし
ては、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブチルパーオキ
シビバレート、アセチルパーオキサイド、アゾビスイソ
ブチロニトリル等の通常使用されるラジカル重合開始剤
を用いて、溶液重合法あるいは塊状重合法により該重合
体を得る方法がある。
しかしながら、前記の通常のラジカル重合開始剤を用い
る溶液重合法あるいは塊状重合法(以下この両者を従来
の方法と称する)により得られる該共重合体では、平均
分子量が低く、成形材料として要求される機械的強度が
十分ではないという欠点がある。また、従来の方法に関
しては、該共重合体の平均分子量を高くするためには、
周知のように、重合温度を低下させるか、重合開始剤の
添加量を減少させなければならない。このような場合に
は単位時間当りの収量が太き(低下するので、所定の生
産量を得るためには非常に大きな反応装置を必要とする
という欠点がある。
このように、従来の方法においては、生成する該共重合
体の平均分子量を高め、なおかつ重合速度も速めるとい
う工業的実施に供する方法は見い出されていない。
本発明者らは以上のような欠点を解消するため、塊状重
合により共役ジエン系単量体とモノエチレン性不飽和単
量体とを共重合させるに際し、重合遣…愉と、−c前記
単量体、稍い、特定42官能2、−オキサイドあるいは
2官能パーオキシジカーボネートから選択される少くと
も1種の化合物を使用することにより、平均分子量の高
い共重合体を製造する方法を提案した(特願昭62−2
54932号)。
かかる発明は、高純度で、強度に優れた共重合体を与え
、且つ単位時間当りの収量を増大できることにより、単
位生産量当りの製造費用を大巾に減少させることの双方
の面から、極めて工業的利用価値が高いものである。
しかしながら、塊状重合法による場合、反応の進行に伴
ない、系の粘度が上昇し、しばしば除熱が困難となった
り、ゲル等の好ましくない構造を生成するため、ポリマ
ーへの転化率を高めることが難しいことが判明した。
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、かかる技術的課題を解決すべくなされたもの
で重合系中に生成した共重合体を析出させない有機媒体
を少量添加することにより、重合系の粘度上昇を抑制し
てポリマーへの転化率を高め、かつ特定の2官能開始剤
を用いることにより、有機媒体存在下であっても、重合
速度を低下せずに平均分子量がより高い共役ジエン系共
重合体を製造できることを見い出したものである。
(課題を解決するための手段) かくして本発明によれば、共役ジエン系単量体とモノエ
チレン性不飽和単量体とを共重合させるに際し、重合系
中に前記単量体及びそれらから生成する共重合体を析出
させない有機媒体を単量体の100重量部に対し5〜1
00重量部添加し、重合開始剤として前記単量体に可溶
な一般式%式%(1) (式中、R5−R1は炭化水素基を表わす)で示される
2官能パーオキサイド及び、−数式(式中、R4−R8
は炭化水素基を表わす)で示される2官能性パーオキシ
カーボネートから選択される少なくとも1種の化合物を
使用することを特徴とする共役ジエン系共重合体の製造
方法が提供される。
本発明で重合開始剤として使用する前記−数式(1)又
は(II)で示される化合物において、Rz及びR1は
アルキレン基、フェニレン基、シクロヘキセニレン基、
エチニレン基などの炭化水素基が、R,、R□、R4及
びR8はアルキル基、フェニル基などの炭化水素基が例
示されるが、これらに限定するものではない。
一般式(1)で示される化合物としては、例えば2.5
−ジメチル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパー
オキシ)−・キサン、2.5−ジメチル=2.5−ジ(
し−ブチルパーオキシ)ヘキサン、2.5−ジメチル−
2,5−ジ(3,5,5−トリメチルヘキサノイルパー
オキシ)ヘキサン、2.5−ジメチル−2,5−ジ(ベ
ンゾイルパーオキシ)ヘキサン、2.5−ジメチル−2
,5−ジ(m−トルオイルパーオキシ)ヘキサン、1.
3−ビス−(1−ブチルパーオキシ−イソプロビル)ベ
ンゼン、工、4−ビス−(L−ブチルパーオキシ−イソ
プロビル)ベンゼン、1.3−ビス−(ベンゾイルパー
オキシ−イソプロピル)ベンゼン、1.4−ビス−(ベ
ンゾイルパーオキシ−イソプロピル)ベンゼン、1.1
−ジーし一ブチルパーオキシー3.3.5− )リメチ
ルシクロヘキサン、l、エージ−t−ブチルパーオキシ
シクロヘキサン、4.4−ジーt−プチルバーオキシバ
レリックアシッドー〇−ブチルエステル、2,2−ジー
も一ブチルパーオキシブタン、2.2−ジーも一ブチル
パーオキシオクタン、ジ−t−ブチル−ジ−パーオキシ
イソフタレート、2.5−ジメチル−2,5−ジ(t−
ブチルパーオキシ)ヘキシン−3,2,5−ジメチル−
2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキ
シン=3などの2官能性パーオキサイドが例示される。
−数式(II)で示される化合物としては、1.6−ヘ
キサフシオール−ビス−t−ブチルパーオキシカーボネ
ート、1,6−ヘキサンジオール−ビスー1−アミルパ
ーオキシカーボネート、1.6−へキサンジオール−ビ
ス−t−オクチルパーオキシカーボネート、1.6−ヘ
キサンシオールービスークミルパーオキシカーボネート
、ジエチレングリコール−ビス−も一ブチルパーオキシ
カーボネート、1.3−ブタンジオール−ビス−t−ブ
チルパーオキシカーボネート、1.10−デカンジオー
ル−ビス−t−ブチルパーオキシカーボネートなどの2
官能性パーオキシカーボネートが例示される。
重合開始剤としてのこれらの化合物の使用量は特に限定
されるものではないが、好ましくは反応系に供給される
共役ジエン系単量体とモノエチレン性不飽和単量体との
合計重量に対し、通常0.05〜・3重量%である。ま
た、本発明の重合開始剤は単独であるいは2種以上で使
用される。さらに、本発明の効果が阻害されない範囲で
、通常使用されるベンゾイルパーオキサイド、L−ブチ
ルパーオキシピバレート、アセチルパーオキサイド等の
1種以上と併用しても構わない。
本発明において使用される共役ジエン系単量体としでは
、例えば、1,3−ブタジェン、2.3−ジメチル−1
,3−ブタジェン、イソプレン、l、3−ペンタジェン
、クロロブレンなどがあげられる。
一方、モノエチレン性不飽和単量体としては、例えば、
アクリロニトリル、メタクリロニトリルなどの不飽和ニ
トリル:スチレン、α−メチルスチレンなどの芳香族ビ
ニル化合物;アクリル酸、メタクリル酸、イタコン酸、
マレイン酸などの不飽和カルボン酸及びその塩;メチル
アクリレート、2−エチルへキシルアクリレート、メチ
ルメタクリレートのような前記カルボン酸のエステル;
メトキシエチルアクリレート、エトキシエチルアクリレ
ート、メトキシエトキシエチルアクリレートのような前
記不飽和カルボン酸のアルコキシアルキルエステル;ア
クリルアミド、メタクリルアミド、N−メチロール(メ
タ)アクリルアミド、NN−ジメチロール(メタ)アク
リルアミド、N−エトキシメチル(メタ)アクリルアミ
ドなどのアミド系単量体、シアノメチル(メタ)アクリ
レート、2−シアノエチル(メタ)アクリレート、2−
エチル−6−ジアツヘキシル(メタ)アクリレートなど
の(メタ)アクリル酸シアノ置換アルキルエステル;ア
リルグリシジルエーテル、グリシジルアクリレート、グ
リシジルメタクリレート体の分子量により異なり、特に
限定するものではないが、好ましくは、共役ジエン系単
量体とモノエチレン性不飽和単量体との合計量100重
量部あたり、5〜100重量部、好ましくは10〜80
重量部、より好ましくは10〜50重量部である。5重
量部未満では、粘度上昇を抑制する効果が小さく、10
0重量部を越えるとポリマー末右ぺ(I停 端のラジカルがWに連鎖、移動するため、高い分子量の
該共重合体を得ることができなくなる。ま六響種類は、
生成する該共重合体を析出・凝集させないものの中から
、効率的に回収できる性状のものを選択すればよく、特
に限定するものではない。例えば、ベンゼン、トルエン
などの芳香族炭化水素、アセトン、メチルエチルケトン
などれば、プロピルアルコール、ブチルアルコールなど
の03以上のアルコール類、ブタン、ペンタン、媛の添
加方法は、重合開始前に一括して添加するか、もしくは
重合途中で分割して添加してもよい。
また本発明の重合開始剤による重合温度は回分式、連続
式等のプロセスによって、あるいは重合開始剤の種類に
よっても異なるが、通常40゛C〜130°Cの範囲が
好ましい。
(発明の効果) かくして本発明によれば、従来のラジカル重合開始剤を
用いる共役ジエン系単量体とモノエチレン性不飽和単量
体の重合に比して、重合速度を低下せしめることなく、
高い平均分子量を有する共重合体を得ることができる。
この時重合温度が高い程、重合系の粘度が低下するので
ポリマーへの転化率を高くすることができ、より高分子
量の重合体が得られる。したがって本発明の方法は、高
純度で、強度に優れた高分子量の共重合体を与え、且つ
単位時間当りの収量を増大できることにより単位生産量
当りの製造費用を大巾に減少させることの双方の面から
従来の方法に比して極めて工業的利用価値が高いもので
ある。
(実施例) 以下に実施例を挙げて本発明をさらに具体的に説明する
。なお、実施例、比較例中の部及び%は特に断りのない
かぎり重量基準である。また用いる過酸化物の部数は、
実施例−比較例の各粗銀にパーオキシ基濃度が一定とな
るように設定した。
実施例1 ブタジェン70部とアクリロニトリル30部の合計10
0部に対して、トルエン40部を添加し2.5−ジメチ
ル−2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)
ヘキサン0.8部を前記の単量体と有機媒体との混合物
に溶解した。内容積31のアンカー型攪拌翼を有する攪
拌機を設置した円筒型反応器を用い、攪拌混合下に重合
を行った。反応器内の温度は65゛Cに保った。50時
間経過した後に、室温まで冷却し、ついで内容物をハイ
ドロキノンを溶解したメチルアルコール中に滴下し、生
成重合体を沈澱させた。減圧乾燥して得た共重合体の数
平均分子量を高速液体クロマトグラフィーで測定した。
また得られた共重合体の重量から、共重合体への転化率
を測定した。その結果を表1に示した。
実施例2 実施例1の重合開始剤を1.1−ジーも一ブチルパーオ
キシー3.3.5−トリメチルシクロヘキサン0.6部
に、添加する有機媒体をメチルエチルケトン80部に代
え、重合温度を90°Cとする以外は実施例1と同様に
して共重合体を得た。結果を表1に示した。
実施例3 実施例2の重合開始剤を1.6−ヘキサフシオール−ビ
ス−t−オクチルパーオキシカーボネート0.85部に
、添加する有機媒体をn−ブタン15部に代える以外は
実施例2と同様に重合させ、共重合体を得た。結果を表
1に示した。
比較例1〜3 ブタジェン70部とアクリロニトリル30部の合計10
0部に対して、ベンゾイルパーオキサイド0.8部、ま
たはt−ブチルパーオキシビバレート0.65部、また
はアセチルパーオキサイド0.45部を使用した以外は
、実施例1と同様にして重合させ、共重合体を得た。結
果を表1に示した。
実施例4 ブタジェン55部、アクリロニトリル40部及びメタア
クリル酸5部の合計100部に対して、トルエン20部
を添加し2.5−ジメチル−2,5−ジ(3,3,5−
トリメチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキサン0.55
部を溶解した原料液を調製した。
反応器の温度を80゛Cとする以外は実施例1と同様に
して重合させ、共重合体を得た。結果を表2に示した。
実施例5 実施例4の重合開始剤をジエチレングリコール−ビス−
t−ブチルパーオキシカーボネート0.40部に、イソ
プロピルアルコールを10部に、また重合温度を90゛
Cとする以外は、実施例4と同様にして重合させ、共重
合体を得たつ結果を表2に示した。
比較例4〜6 ブタジェン55部、アクリロニトリル40部及びメタア
クリル酸5部の合計100部に対して、メチルエチルケ
トン80部、ベンゾイルパーオキサイド0.60部、ま
たはt−ブチルパーオキシビバレート0.4部、または
アセチルバーオキザイド0.30部を使用した以外は実
施例1と同様にして重合させ、共重合体を得た。結果を
表2に示した。
実施例6 ブタジェン50部、アクリロニトリル30部及びブチル
アクリレ−1−20部の合計100部に対して、クロロ
ベンゼンを50部添加し2.5−ジメチル−2,5−ジ
(m−トルオイルパーオキシ)ヘキサン0.65部を溶
解した原料液を調製した。反応器の温度を90°Cとす
る以外は実施例1と同様にして重合させ、共重合体m+
を得た。結果を表3に示した。
実施例フ イソプレン60部とアクリロニトリル40部との合計1
00部に対してtert−ブチルアルコール10部を添
加し、1.3−ブタンジオール−ビス−も一プチルバー
オキシカーボネー1−0.55部を溶解した原料液を調
製した0反応器の温度を90°Cとする以外は実施例I
と同様にして重合させ、共重合体(NrR)を得た。結
果を表3に示した。
実施例8 イソプレン70部とスチレン30部との合計100部に
対してn−ブタン10部を添加し、2.5−ジメチル−
2,5−ジ(2−エチルヘキサノイルパーオキシ)ヘキ
シン−3を0.65部溶解した原料浪曲を調製した。実
施例1と同様にして重合させ、共重合体(SIR)を得
た。結果を表3に示した。
比較例7〜9 ブタジェン50部、アクリロニトリル30部及5 びブ
チルアクリレート20部の合計100部に対して、クロ
ルベンゼン50部、またはイソプレン60部とアクリロ
ニトリル40部との合計100部に対してtert−ブ
チルアルコール10部、またはイソプレン70部とスチ
レン30部との合計100部に対して、n−ブタン10
部、重合開始剤として各々、L−ブチルパーオキシビバ
レート0.55部を溶解した原料液を各々調製し、実施
例1と同様にして重合させ、共重合体を得た。結果を表
3に示した。
表1〜表3に示した結果から、本発明の重合開始剤を使
用することにより、従来の重合開始剤を使用する場合よ
りも高分子量の共重合体が得られることがわかる。
実施例9 実施例1の反応器内の温度を75“Cに代える以外は、
実施例1と同様に重合させ、転化率35%に達した後に
、室温まで冷却し、実施例1と同様にして共重合体を得
た。結果を表4に示した。
実施例10 実施例2の反応器内の温度を105 ’Cに代える以外
は、実施例よと同様に重合させ、共重合体を得た。結果
を表4に示した。
実施例11 実施例3の反応器内の温度を105°Cに代える以外は
、実施例2と同様に重合させ、共重合体を得た。結果を
表4に示した。
表 表 表4にみるように本発明の2官能過酸化物は、反応温度
を高めることにより反応速度を上げても、分子量は低下
しないという特徴をも有することがわかる。
比較例10 実施例1においてトルエンの添加量を増大し、その他は
同様に重合して共重合体を得た。その結果を表5に示す
。有機媒体の多い比較例10は実施例に比べ数平均分子
量が低いことがわかる。
実施例12〜13、比較例11 実施例1において有機媒体を添加しない他は同様にして
行なうものを比較例11とした。実施例1、実施例3、
比較例11の重合処方において触媒量を変量し重合した
ポリマーの重合体濃度が30重量%であって、かつ数平
均の分子量が6×104になるように揃えたときの重合
系の溶液粘度を求めた結果を表6に示す。実施画工の結
果が実施例12に、実施例3が同13に対応している。
有機媒体を添加しない比較例11は実施例12゜13に
比べ、転化率が低いにもかかわらず粘度が高く、反応の
コントロールが難しいことを示している。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 共役ジエン系単量体とモノエチレン性不飽和単量体とを
    共重合させるに際し、重合系中に前記単量体及びそれら
    から生成する共重合体を析出させない有機媒体を単量体
    の合計100重量部に対し5〜100重量部添加し重合
    開始剤として前記単量体に可溶な一般式 R_1−OO−R_2−OO−R_3( I )(式中、
    R_1〜R_3は炭化水素基を表わす)で示される2官
    能パーオキサイド及び、一般式▲数式、化学式、表等が
    あります▼(II) (式中、R_4〜R_6は炭化水素基を表わす)で示さ
    れる2官能性パーオキシカーボネートから選択される少
    なくとも1種の化合物を使用することを特徴とする共役
    ジエン系共重合体の製造方法。
JP1088313A 1989-04-07 1989-04-07 共役ジエン系共重合体の製造方法 Pending JPH02265908A (ja)

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