JPH07149414A - リターディングころコンベヤの支持ローラ駆動用の中間ローラ - Google Patents

リターディングころコンベヤの支持ローラ駆動用の中間ローラ

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JPH07149414A
JPH07149414A JP6177040A JP17704094A JPH07149414A JP H07149414 A JPH07149414 A JP H07149414A JP 6177040 A JP6177040 A JP 6177040A JP 17704094 A JP17704094 A JP 17704094A JP H07149414 A JPH07149414 A JP H07149414A
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JP
Japan
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intermediate roller
chain wheel
counter gear
bearing
gear
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JP6177040A
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Guenter Gebhardt
ゲプハルト ギュンター
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Gebhardt Foerdertechnik GmbH
Original Assignee
Gebhardt Foerdertechnik GmbH
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G13/00Roller-ways
    • B65G13/02Roller-ways having driven rollers
    • B65G13/06Roller driving means
    • B65G13/073Roller driving means comprising free-wheel gearing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G47/00Article or material-handling devices associated with conveyors; Methods employing such devices
    • B65G47/22Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors
    • B65G47/26Devices influencing the relative position or the attitude of articles during transit by conveyors arranging the articles, e.g. varying spacing between individual articles
    • B65G47/261Accumulating articles

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Rollers For Roller Conveyors For Transfer (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)
  • Devices For Conveying Motion By Means Of Endless Flexible Members (AREA)
  • Motorcycle And Bicycle Frame (AREA)
  • Friction Gearing (AREA)
  • Winding Of Webs (AREA)
  • Storage Of Web-Like Or Filamentary Materials (AREA)
  • Replacement Of Web Rolls (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リターディングころコンベヤの始動時又はロ
ーラの始動時に発生する力を緩衝するような中間ローラ
を提供する。 【構成】 中間ローラ1を形成する鎖車2と対向歯車3
とが互いに共軸に挿嵌可能であり、かつ、互いに対応し
合った係合接続部材4,5を夫々有し、この対応し合っ
た係合接続部材4,5が、少なくとも1つの緩衝部材7
を受容するための少なくとも1つの室6を形成するよう
に、回動遊びをもって互いに配設されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、個品貨物を搬送しかつ
無圧状態で堰き止めるためのリターディングころコンベ
ヤの支持ローラ駆動用の中間ローラであって、該中間ロ
ーラが駆動位置とフリーホイール位置とを占めることが
でき、かつ、1つの鎖車と、支持ローラに結合された歯
車に噛合うための1つの対向歯車とから成る形式のもの
に関する。
【0002】
【従来の技術】中間ローラはリターディングころコンベ
ヤ(リターディングローラテーブル)において使用され
る。リターディングころコンベヤ自体は、セクション毎
に駆動されて個品貨物を載せて動かす複数本の支持ロー
ラを備えた搬送装置である。搬送運動中に個品貨物は、
搬送経路内へ突入したトレーサに作用し、該トレーサは
その都度、局所的な貨物流通状態に応じて搬送出力を操
作するために駆動ユニットの部材を搬送機構に係止させ
るか、又は該搬送機構との係止を解除する。
【0003】この場合、中間ローラが循環する鎖に噛合
う鎖車を有している形式のリターディングころコンベヤ
は公知である。支持ローラと駆動接続可能な駆動車は、
歯車として構成される。これによって、二重の係合接続
式の駆動力伝達機構が生じ、該駆動力伝達機構は、確実
なかつ融通性のある個品貨物搬送を保証する点で有利で
はあるが、その反面において或る1つの個品貨物がブロ
ックした際に強制的に空転して、高い出力の場合には、
ころコンベヤ及び/又は個品貨物に損傷を与える虞れが
あるので、不利である。更には連結時に、硬い衝撃発生
によって確認できるように、歯の噛合いに難点がある。
【0004】始動時のトラブルに対する充分な耐性を有
すると同時に一定の高い駆動力伝達を保証するように構
想されたリターディングころコンベヤがドイツ連邦共和
国特許第2650205号明細書に基づいて公知になっ
ている。この場合、滑りクラッチと特殊な歯列構成との
組合せによって確実な過負荷防止が得られる共に、係合
接続式の駆動力伝達機構の断ち接ぎが可能になる。
【0005】前掲のドイツ連邦共和国特許第26502
05号明細書に記載のリターディングころコンベヤで
は、個品貨物を支持する支持ローラは、循環する鎖に噛
合う鎖車に夫々1つずつ装備された中間ローラによって
駆動され、その場合、前記中間ローラは、個品貨物の搬
送経路内に突入したトレーサを装備したリンク機構によ
って駆動位置からフリーホイール位置へ切換えられる。
ところで当該ドイツ連邦共和国特許第2650205号
明細書に開示された思想によれば、支持ローラの周壁
と、中間ローラによって駆動される支持ローラのハブと
の間の接続部はそれ自体周知の滑り軸受として構成され
ており、また中間ローラと支持ローラとの間の駆動接続
部は、扁平面取りされた歯列として構成されている。
【0006】このようなリターディングころコンベヤで
は、力伝達の点に関する限りでは最良の結果が得られ
た。
【0007】しかしながら始動の点、つまり支持ローラ
が回転させられる時点に関してはなお「始動時衝撃」が
惹起される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明の課題
は、リターディングころコンベヤの始動時又はローラの
始動時に発生する力を緩衝するような中間ローラを提供
することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】個品貨物を搬送しかつ無
圧状態で堰き止めるためのリターディングころコンベヤ
の支持ローラ駆動用の中間ローラであって、該中間ロー
ラが駆動位置とフリーホイール位置とを占めることがで
き、かつ、1つの鎖車と、支持ローラに結合された歯車
に噛合うための1つの対向歯車とから成る形式のものを
出発点とする本発明の前記課題を解決するための構成手
段は、中間ローラを形成する鎖車と対向歯車とが互いに
共軸に挿嵌可能であり、かつ、互いに対応し合った係合
接続部材を夫々有し、この対応し合った係合接続部材
が、少なくとも1つの緩衝部材を受容するための少なく
とも1つの室を形成するように、回動遊びをもって互い
に配設されている点にある。
【0010】本発明の有利な構成手段は、特許請求の範
囲の請求項2以降に記載した通りである。
【0011】
【作用】鎖車と対向歯車とは互いに1つの滑り軸受を形
成しており、しかも前記の両部材は或る所定の制限範囲
内で互いに回動可能である。この制限は、互いに噛合い
式に係合する前記係合接続部材によって行なわれるが、
この場合前記両部材つまり鎖車と対向歯車との係合接続
部材は、係合接続前に、つまり相互に当接する前に、鎖
車と対向歯車との回動を許容する。この回動が保証され
るのは、前記係合接続部材が、その幾何学的な形状と寸
法に基づいて対向歯車と鎖車との挿嵌時に即座には係合
接続せず、むしろ対向歯車と鎖車との相互回動時に始め
て係合接続するためである。これは、鎖車と対向歯車と
の互いに対応し合った両方の係合接続部材の肉厚が、所
望の回動行程長よりも小さく設計されていることによっ
て生じる。両方の係合接続部材の相互間には室が夫々形
成され、各室の容積は、鎖車に対する対向歯車の相対回
動によって縮小又は拡張可能である。
【0012】ところで本発明によれば前記の各室内に
は、可縮性材料から成る緩衝部材が挿入されている。こ
うしてローラの始動時つまりローラ転動の開始時には、
鎖車に対する対向歯車の相対回動によって前記緩衝部材
は圧縮されて所謂「始動時衝撃」が吸収される。それと
いうのは発生する力が、緩衝部材に伝達され、かつ該緩
衝部材は、導入力の推移によって係合接続が究極的に得
られるまで、謂わば「ソフトに」緊縮されるからであ
る。
【0013】
【実施態様】特に有利な実施態様では前記鎖車はその軸
に共軸に、対向歯車寄りの端面の側に軸受鍔を有し、該
軸受鍔は円筒形に構成されている。軸受鍔の直径は鎖車
の歯元の歯元円の直径よりも小さく設計されている。鎖
車のハブは軸受スリーブとして構成されておりかつその
直径は軸受鍔の直径よりも小さく構成されている。鎖車
のハブと軸受鍔とは互いに共軸に配設されており、しか
も鎖車の複数の係合接続部材は軸受鍔に、ハブの軸を中
心として同心的に配置されている。この場合、係合接続
部材は鎖車及び軸受鍔に対して垂直に配置されたウェブ
として構成されており、しかも該ウェブの上縁はハブの
上縁から幾分後退させられているのが有利である。
【0014】鎖車、軸受鍔、ハブ及び係合接続部材は、
一体的なプラスチック成形部材として構成されている。
【0015】対向歯車は中空体として構成されておりか
つ鎖車寄りの端面に、中空室を解放する開口を有してお
り、該開口内に、鎖車並びに軸受鍔及び係合接続部材が
導入可能であるので、従って鎖車と対向歯車は互いに共
軸に挿嵌可能である。
【0016】対向歯車の反対側は端壁で閉鎖されており
かつ軸受孔によって貫通されており、該軸受孔内には鎖
車のハブが位置することになる。対向歯車の中空室の内
部には、軸及び軸受孔の同一の軸心から半径方向に分配
された複数の係合接続部材が配置されており、該係合接
続部材はやはり、端壁に対して垂直に配置されたウェブ
として構成されている。該ウェブの上縁もやはり、対向
歯車の上縁から、又は前記開口から幾分後退させられて
いる。対向歯車の係合接続部材の内縁は軸受孔と整合し
ているので、前記内縁はいわば合致した内径を有してい
る。また対向歯車も所属の係合接続部材と共に一体的な
プラスチック成形部材として構成されている。対向歯車
の係合接続部材の内縁は鎖車のハブのための軸受皿部分
として役立つ。同じく対向歯車の中空室の内径部は、軸
受鍔の外周面及び鎖車の係合接続部材の外縁を受けるた
めの軸受皿として機能するので、両部材つまり対向歯車
と鎖車とは滑り軸受として互いに協働するが、但し、係
合接続部材が、制限された回動行程を経たのちに互いに
当接し、或いは緩衝部材の分離によって係合式に直接衝
突するので、回動自由度は係合接続部材によって制限さ
れている。
【0017】
【実施例】図1及び図2には、リターディングころコン
ベヤにおいて使用される本発明の中間ローラ1が図示さ
れている。図1ではフレーム成形材29はリターディン
グころコンベヤの内側の方から見て示されている。リタ
ーディングころコンベヤは、互いに並行に延在する2つ
のフレーム成形材29を有し、両フレーム成形材間には
複数本の支持ローラ33が回転可能に配置されている。
このために該支持ローラ33は各歯車35の共通の軸3
4上にそれぞれ位置している。前記軸34はフレーム成
形材29に固定されており、しかも前記支持ローラ33
及び歯車35は前記軸上で回転自在に配置されている。
支持ローラ33及び歯車35と前記フレーム成形材29
の下部フランジ36との間には、常時循環する搬送用伝
動節、すなわち本実施例では鎖32が設けられており、
該鎖には中間ローラ1の鎖車2が噛合っている。鎖車2
は、図示を簡単にするためにその歯先円dkkと歯元円
dfkだけを鎖線で図示されているにすぎない。
【0018】歯車35に噛合わされる対応歯車3も同様
にその歯先円dkgと歯元円dfgだけを鎖線で図示し
た。また歯車35の場合も、その歯先円dkzと歯元円
dfzだけが鎖線で図示されている。
【0019】以上の記載から明らかなように、符号dk
は歯先円を、また符号dfは歯元円を表わし、鎖車2と
対応歯車3と支持ローラ上の歯車35との歯先円及び歯
元円を識別するために、歯先円及び歯元円の前記符号に
加えて、鎖車2についてはkが、対応歯車3については
gが、また歯車35についてはzが夫々付記されてい
る。
【0020】中間ローラ1は鎖車2と対向歯車3とによ
って構成されている。該中間ローラ1は、共通な軸線を
形成する鎖車2の軸8と対向歯車3の軸19でもって回
転可能にケーシング31の内部で軸支されている。該ケ
ーシング31自体もやはり旋回軸30を有し、該旋回軸
を中心として、ケーシング31自体が旋回可能であると
共に、中間ローラ1、つまり鎖車2と対向歯車3は所属
の軸8,19と共に旋回可能である。リターディングこ
ろコンベヤの搬送経路内へ突入するトレーサ(図示せ
ず)を介して作動されかつ中間ローラ1のケーシング3
1に固定された調整部材37を介して中間ローラ1又は
対向歯車3は、支持ローラ33の歯車35に対する噛合
い位置又は噛合い解除位置へもたらされる。
【0021】駆動部材と従動部材との形状構成によって
鎖車2は鎖32と常時噛合った状態にある。
【0022】図3、図4及び図5には、フレーム成形材
29から取外された中間ローラ1が図示されており、し
かも図3では中間ローラ1が図2と同様に、但し破断部
なしに側面図で図示されている。図4は、図3に示した
矢印Bの方向から見た図であり、また図5は、図3に示
した矢印Cの方向から見た図である。
【0023】中間ローラ1はすでに述べたように鎖車2
と対向歯車3とから成っている。鎖車2と対向歯車3と
は2部分から構成されておりかつ互いに挿嵌されている
ので、従って両者の軸8と19は互いに共軸に位置する
ことになる。
【0024】この場合鎖車2のハブ12は、延長された
軸受を形成するためにハブの端面38を超えて張出して
いる。同一の理由からハブ12は、対向歯車用の軸受体
として機能させるために、対向歯車3寄りの端面9の側
でも延長されている。この場合、対向歯車は、鎖車2か
ら離反した方の端面20に軸受鍔39を有している。従
って鎖車2の端面38を超えて軸受鍔40が、また対向
歯車3では端面20を超えて軸受鍔39が突出してい
る。
【0025】更に図4から判るように、鎖車2の歯先円
dkkが前記中間ローラ1の最大直径部を形成している
のに対して、対向歯車3又はその歯先円dkgが鎖車2
の歯元円dfkの内側に位置しているのは明らかであ
る。また図4から対向歯車3の軸受鍔39と鎖車2のハ
ブ12が軸受孔21を有していることが判る。
【0026】図6及び図7には鎖車2が図示されてい
る。この図示から判るように対向歯車3に対面した方の
端面9の側に、軸8に対して共軸の軸受鍔10が配置さ
れている。該軸受鍔10の直径dが鎖車2の歯元11の
歯元円dfkの直径よりも小さく設計されている。ハブ
12もやはり軸8に対して共軸に配置されておりかつ軸
受鍔10から垂直に延びている。該ハブ12は軸受スリ
ーブとして構成されておりかつ軸受目的のためにハブ孔
21を有している。すでに述べたようにハブ12の直径
dnは軸受鍔10の直径dよりも小さく設計されてい
る。軸受鍔10の外周面26並びにハブ12を中心とし
て軸受鍔10上に半径方向に分配された係合接続部材4
の外面27はこの場合、対向歯車と協働して相応の滑り
軸受要素を形成している。本実施例では係合接続部材4
は、鎖車2又は軸受鍔10に対して垂直に配置されたウ
ェブとして構成されており、この場合、係合接続部材4
の上縁13とハブ12の上縁14との間に段部15が形
成されている。
【0027】従って個々の係合接続部材4の間には、追
って詳説する室6が形成される。
【0028】図8及び図9では対向歯車3の1実施例が
図示されており、この図面から判るように該対向歯車は
中空体として構成されている。対向歯車3は、鎖車に対
面した方の端面16に、中空室17を解放する開口18
を有している。また端壁20には軸19を中心として、
ひいては軸受孔42を中心として同心的に、係合接続部
材5が垂直ウェブとして構成されている。
【0029】この場合も個々の室6が形成される。
【0030】対向歯車3の上縁22と係合接続部材5の
上縁23との間にはやはり段部41が形成されている。
この場合係合接続部材5の内縁24は軸受孔42の内径
diと整合している。対向歯車3の内周面28は、鎖車
2の係合接続部材4の外縁27及び軸受鍔10の外周面
26と合致している。係合接続部材5の内縁24は鎖車
2のハブ12の外周面25と合致しているので、滑り軸
受が形成されている。
【0031】図10には鎖車2が斜視図で、また図11
には対向歯車3が斜視図で示されており、この場合、同
一の構成要素には、すでに説明した図面の場合と同一の
符号を付した。
【0032】図12では、組合されて中間ローラ1を形
成している鎖車2と対向歯車3が断面図で示されてい
る。
【0033】この図面でも同一の構成要素には同一の符
号が付されているが、この場合は付加的に緩衝部材が符
号7で示されている。該緩衝部材7の位置関係及び回動
遊びは、図12に示したG−G線に沿った断面図である
図13から明瞭に見て取ることができる。
【0034】鎖車2と対向歯車3とを組合せた段階にお
いて室6は係合接続部材4,5によって適当な個室43
に細分化され、該個室内には緩衝部材7が挿入される。
図13に示した状況では、力の導入が行なわれていない
ので、緩衝部材7の圧縮は生じない。対向歯車3が支持
ローラ33の歯車35に噛合うと、係合接続部材4,5
は、相応の係合接続が生じるまで、相互方向に回動す
る。この場合万一、緩衝部材7が設けられていなけれ
ば、係合接続部材5は係合接続部材4に当接して両係合
接続部材の底部分が衝突し合うことになる。しかし緩衝
部材7の配置によって力の導入は著しく緩衝され、しか
も部材の駆動運動が即座に行なわれ、要するに遅延が生
じることはない。図13の(a)に示したように係合接
続部材4,5は、緩衝部材7に均等な圧縮作用を与える
ために截頭円錐形の形状を有することもできる。
【0035】
【発明の効果】個品貨物を搬送しかつ無圧状態で堰き止
めるためのリターディングころコンベヤの支持ローラ駆
動用の中間ローラでは、本発明の構成手段に基づいて、
中間ローラを形成する鎖車の係合接続部材と対向歯車の
係合接続部材との間に緩衝部材を配置したことによって
始動時衝撃が排除され、しかもその際ほぼ駆動遅延を生
ぜしめることがなくなるという顕著な効果が得られるの
で、産業上の利用価値は極めて高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】中間ローラを軸支するフレーム成形材の内面図
である。
【図2】図1のA−A線に沿った断面図である。
【図3】フレーム成形材から取外して示した中間ローラ
の側面図である。
【図4】図3の矢印Bの方向から示した中間ローラの端
面図である。
【図5】図3の矢印Cの方向から示した中間ローラの端
面図である。
【図6】鎖車の端面図である。
【図7】図6のD−D線に沿った鎖車の断面図である。
【図8】対向歯車の端面図である。
【図9】図8のE−E線に沿った対向歯車の断面図であ
る。
【図10】鎖車の斜視図である。
【図11】対向歯車の斜視図である。
【図12】中間ローラを形成している互いに挿嵌された
鎖車と対向歯車とを図4のF−F線に沿って断面した図
である。
【図13】図12のG−G線に沿った断面図である。
【符号の説明】
1 中間ローラ、 2 鎖車、 3 対向歯車、
4,5 係合接続部材、 6 室、 7 緩衝
部材、 8 鎖車の軸、 9 鎖車の端面、 10
鎖車の軸受鍔、 11 鎖車の歯元、 12
鎖車のハブ、13,14 上縁、 15 上縁間の
段部、 16 対向歯車の端面、17 対向歯車の
中空室、 18 対向歯車の開口、 19 対向歯
車の軸、 20 対向歯車の端壁、 21 鎖車の
軸受孔、 22,23 上縁、 24 内縁、 2
5 ハブの外周面、 26 軸受鍔の外周面、27
外縁、 28 対向歯車の内周面、 29 フ
レーム成形材、 30 ケーシングの旋回軸、 31
中間ローラのケーシング、 32 鎖、 33
支持ローラ、 34 支持ローラと歯車の軸、 3
5 歯車、36 フレーム成形材の下部フランジ、
37 調整部材、 38 鎖車の端面、 39
対向歯車の軸受鍔、 40 鎖車の軸受鍔、 41
上縁間の段部、 42 対向歯車の軸受孔、 43
個室、 dkk 鎖車の歯先円、 dfk 鎖車
の歯元円、 dkg 対向歯車の歯先円、 dfg
対向歯車の歯元円、 dkz 歯車の歯先円、 d
fz 歯車の歯元円、 d 軸受鍔の直径、 dn
ハブの直径、 di 軸受孔の内径、 dig
対向歯車の内径

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 個品貨物を搬送しかつ無圧状態で堰き止
    めるためのリターディングころコンベヤの支持ローラ駆
    動用の中間ローラであって、該中間ローラが駆動位置と
    フリーホイール位置とを占めることができ、かつ、1つ
    の鎖車と、支持ローラに結合された歯車に噛合うための
    1つの対向歯車とから成っている形式のものにおいて、
    中間ローラ(1)を形成する鎖車(2)と対向歯車
    (3)とが互いに共軸に挿嵌可能であり、かつ、互いに
    対応し合った係合接続部材(4,5)を夫々有し、この
    対応し合った係合接続部材(4,5)が、少なくとも1
    つの緩衝部材(7)を受容するための少なくとも1つの
    室(6)を形成するように回動遊びをもって互いに配設
    されていることを特徴とする、リターディングころコン
    ベヤの支持ローラ駆動用の中間ローラ。
  2. 【請求項2】 鎖車(2)がその軸(8)に共軸に、対
    向歯車(3)寄りの端面(9)の側に軸受鍔(10)を
    有している、請求項1記載の中間ローラ。
  3. 【請求項3】 軸受鍔(10)が円筒形状に構成されて
    いる、請求項2記載の中間ローラ。
  4. 【請求項4】 軸受鍔(10)の直径(d)が鎖車
    (2)の歯元(11)の歯元円(dfk)の直径よりも
    小さく構成されている、請求項1から3までのいずれか
    1項記載の中間ローラ。
  5. 【請求項5】 鎖車(2)のハブ(12)が軸受スリー
    ブとして構成されている、請求項1から4までのいずれ
    か1項記載の中間ローラ。
  6. 【請求項6】 ハブ(12)の直径(dn)が軸受鍔
    (10)の直径(d)よりも小さく構成されている、請
    求項5記載の中間ローラ。
  7. 【請求項7】 鎖車(2)のハブ(12)と軸受鍔(1
    0)とが互いに共軸に配設されている、請求項1から6
    までのいずれか1項記載の中間ローラ。
  8. 【請求項8】 鎖車(2)の複数の係合接続部材(4)
    が軸受鍔(10)に、軸(8)及びハブ(12)の軸を
    中心として同心的に配置されている、請求項1から7ま
    でのいずれか1項記載の中間ローラ。
  9. 【請求項9】 係合接続部材(4)が鎖車(2)及び軸
    受鍔(10)に対して垂直に配置されたウェブとして構成
    されている、請求項8記載の中間ローラ。
  10. 【請求項10】 係合接続部材(4)の上縁(13)と
    ハブ(12)の上縁(14)との間に段部(15)が形成
    されている、請求項9記載の中間ローラ。
  11. 【請求項11】 係合接続部材(4)として、軸(8)
    及びハブ(12)の同一の軸心から軸受鍔(10)に半
    径方向に分配された4つのウェブが配置されている、請
    求項1から10までのいずれか1項記載の中間ローラ。
  12. 【請求項12】 鎖車(2)、軸受鍔(10)、ハブ
    (12)及び係合接続部材(4)が互いに一体的に構成
    されている、請求項1から11までのいずれか1項記載
    の中間ローラ。
  13. 【請求項13】 鎖車(2)、軸受鍔(10)、ハブ
    (12)及び係合接続部材(4)が、一体的なプラスチ
    ック成形部材として構成されている、請求項12記載の
    中間ローラ。
  14. 【請求項14】 対向歯車(3)が中空体として構成さ
    れている、請求項1記載の中間ローラ。
  15. 【請求項15】 対向歯車(3)が、鎖車(2)寄りの
    端面(16)に、中空室(17)を解放する開口(1
    8)を有している、請求項14記載の中間ローラ。
  16. 【請求項16】 対向歯車(3)が、鎖車(2)の軸
    (8)に共軸に配設された軸(19)を有している、請
    求項1から15までのいずれか1項記載の中間ローラ。
  17. 【請求項17】 鎖車(2)から離反した方の対向歯車
    (3)の端壁(20)が軸受孔(42)によって貫通さ
    れている、請求項14から16までのいずれか1項記載
    の中間ローラ。
  18. 【請求項18】 対向歯車(3)の中空室(17)の内
    部に軸(19)及び軸受孔(42)の同一の軸心から半
    径方向に分配された係合接続部材(5)が配置されてい
    る、請求項14から17までのいずれか1項記載の中間
    ローラ。
  19. 【請求項19】 対向歯車(3)の係合接続部材(5)
    が、該対向歯車(3)の端壁(20)に対して垂直に配
    置されたウェブとして構成されている、請求項18記載
    の中間ローラ。
  20. 【請求項20】 対向歯車(3)の上縁(22)と係合
    接続部材(5)の上縁(23)との間に段部(41)が
    配置されている、請求項19記載の中間ローラ。
  21. 【請求項21】 係合接続部材(5)の内縁(24)が
    対向歯車(3)の軸受孔(42)の内径(di)と整合
    している、請求項1から20までのいずれか1項記載の
    中間ローラ。
  22. 【請求項22】 対向歯車(3)が端壁(20)及び係
    合接続部材(5)と共に一体的に構成されている、請求
    項1から21までのいずれか1項記載の中間ローラ。
  23. 【請求項23】 対向歯車(3)が係合接続部材(5)
    及び端壁(20)と共に一体的なプラスチック成形部材
    として構成されている、請求項22記載の中間ローラ。
  24. 【請求項24】 対向歯車(3)の係合接続部材(5)
    として、対向歯車(3)の中空室(17)内において半
    径方向に分配された4つのウェブが配置されている、請
    求項1から23までのいずれか1項記載の中間ローラ。
  25. 【請求項25】 鎖車(2)のハブ(12)が、対向歯
    車(3)の軸受孔(42)の内部に受容されている、請
    求項1から24までのいずれか1項記載の中間ローラ。
  26. 【請求項26】 対向歯車(3)の係合接続部材(5)
    の内縁(24)が軸受皿部分として、鎖車(2)のハブ
    (12)の外周面と合致している、請求項1から25ま
    でのいずれか1項記載の中間ローラ。
  27. 【請求項27】 対向歯車(3)の中空室の内径(di
    g)が、軸受鍔(10)の外周面及び鎖車(2)の係合接
    続部材(4)の外縁(27)と合致して軸受皿を形成し
    ている、請求項1から26までのいずれか1項記載の中
    間ローラ。
  28. 【請求項28】 対向歯車(3)の係合接続部材(5)
    の内縁(24)及び対向歯車(3)の内周面(28)
    が、鎖車(2)の係合接続部材(4)の外縁(27)、
    軸受鍔(10)外周面(26)及びハブ(12)の外周
    面(25)と相俟って1つの滑り軸受を形成している、
    請求項1から27までのいずれか1項記載の中間ロー
    ラ。
  29. 【請求項29】 対向歯車(3)の係合接続部材(5)
    と鎖車(2)の係合接続部材(4)とが、夫々2つの係
    合接続部材(4又は5)間に形成された室(6)内で回
    動遊びをもって位置している、請求項1から28までの
    いずれか1項記載の中間ローラ。
  30. 【請求項30】 対向歯車(3)と鎖車(2)との互い
    に係合する係合接続部材(4及び5)によって室(6)
    が、緩衝部材(7)を受容するのに適した個室(43)
    に分割されている、請求項29記載の中間ローラ。
  31. 【請求項31】 緩衝部材(7)が弾性材料から形成さ
    れている、請求項1から30までのいずれか1項記載の
    中間ローラ。
  32. 【請求項32】 緩衝部材(7)が可縮性材料から形成
    されている、請求項1から31までのいずれか1項記載
    の中間ローラ。
  33. 【請求項33】 中間ローラ(1)を形成している鎖車
    (2)と対向歯車(3)とが所属の軸(8及び19)を
    共軸に配置されており、かつ、リターディングころコン
    ベヤのフレーム成形材(29)に配置された共通の軸
    (30)を中心として旋回可能である、請求項1から3
    2までのいずれか1項記載の中間ローラ。
  34. 【請求項34】 中間ローラ(1)がケーシング(3
    1)の内部で、鎖車(2)と対向歯車(3)との互いに
    共軸に配設された軸(8及び19)でもって回動可能に
    軸支されており、かつ前記ケーシング(31)の軸(3
    0)を受容している、請求項33記載の中間ローラ。
  35. 【請求項35】 鎖車(2)が、循環する鎖(32)と
    常時噛合っている、請求項1から34までのいずれか1
    項記載の中間ローラ。
  36. 【請求項36】 鎖車(2)のハブ(12)の、軸受ス
    リーブとしての機能が別個の軸受ブシュによって代えら
    れる、請求項1から35までのいずれか1項記載の中間
    ローラ。
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DE (3) DE9311269U1 (ja)
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