JPH0714903U - 防雪片を有する長靴 - Google Patents

防雪片を有する長靴

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JPH0714903U
JPH0714903U JP4992593U JP4992593U JPH0714903U JP H0714903 U JPH0714903 U JP H0714903U JP 4992593 U JP4992593 U JP 4992593U JP 4992593 U JP4992593 U JP 4992593U JP H0714903 U JPH0714903 U JP H0714903U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
snow
boots
skin
boot
outer skin
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Pending
Application number
JP4992593U
Other languages
English (en)
Inventor
上野隆三郎
Original Assignee
株式会社アサヒコーポレーション
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Publication date
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  • Footwear And Its Accessory, Manufacturing Method And Apparatuses (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】降雨、降雪時には防雪片を簡単に延設し、その
他の時は柔軟性を阻害することなく、長靴の履口部から
折り返し履用できる防雪片を有する長靴を提供する。 【構成】伸縮性の防水性外皮11と上下方向において外
皮11より幅広く形成された伸縮性の防水性内皮12と
をその上端辺111と121とで折り返し重合縫着13
する。そしてその中央辺で内皮12を弛緩させて、外皮
11と内皮12を、その下端辺112と122を重合し
て長靴2の履口部21に縫着14した。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、防雪片を有する長靴に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、実公昭43−21146号に示すように、長靴の履口部にゴム、ビニ− ル等の皮膜を施した可撓性の防水布で筒状に形成した防雪片を縫着した長靴は周 知である。しかしながら履用時に天候が回復した場合、防雪片で履口部が密閉さ れているため、靴内が蒸れ不快感を与える欠点があり、また実公昭43−600 4号に示すように、防雪片を胴部と一体に履口部から延長形成し、降雨、降雪時 には防雪片を履口部から延長したままで履用し、その他の時は、防雪片を履口部 から胴部上に外側に折り返して履用するようにした防雪片を有する長靴も提案さ れているが、防雪片と胴部とが一体であるため、長靴成形ラストが大きくなり長 靴の成形が煩雑になり、また防雪片と胴部とが一体であるため、防雪片を折り返 して履用した場合、折り返し部が嵩張って胴部の柔軟性が喪失され、履用感が著 しく阻害される欠点があった。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】
この考案はいろいろの欠点を除去し、降雨、降雪時には防雪片を簡単に延設し 、その他の時は柔軟性を阻害すること無く、長靴の履口部から折り返し履用でき る防雪片を有する長靴を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
以下実施図面によって説明すれば、この考案は伸縮性の防水性外皮11と上下 方向において外皮11よりも幅広く形成された伸縮性の防水性内皮12とをその 上端辺111と121とで折り返し重合縫着13し、その中央辺で内皮12を弛 緩させて、外皮11と内皮12をその下端辺112と122を重合して、長靴の 履口部21に縫着14したことを特徴とする防雪片1を有する長靴を考案の要旨 とするものである。
【0005】 この考案において、外皮11と内皮12とは、メリヤス、トリコット等の伸縮 性の編布、スパンデック等の弾性繊維糸で織られた伸縮性織布に、ウレタン、ゴ ム、軟質塩化ビニル樹脂等をコ−チングまたはトッピングしたもので構成されて いる。外皮11と内皮12は別途に裁断形成されていてもよいが、同一材で一連 に裁断形成しておけば、単に折り返し重合縫着13するだけであるので、防雪片 1の形成が簡単である。外皮11または内皮12として伸縮性の布にさらに軟質 ポリウレタン発泡体、ラテックスフォ−ム、軟質塩化ビニル発泡体等の軟質発泡 体を裏打ちしたもので構成しておけば、保温性並びに足当たり性を改善でき、好 都合である。またこの考案において、防雪片1の上端辺において外皮11と内皮 12間に伸縮性のバンドまたは緊締紐3を挿通しておけば、防雪片1を長靴2の 履口部21から延長して履用する場合、伸縮性バンドまたは緊締紐3を引き締め ることによって、防雪片1の上端辺を脚に密着でき、履口部21から雪や雨水が 靴内に絶対侵入することがないから一層便利である。
【0006】
【考案の作用効果】
この考案は以上のように構成されており、降雨、降雪時には防雪片1を長靴2 の履口部21から延設して履用すれば、防雪片1の内皮12が外皮11よりも上 下方向において幅広く形成され、内皮12が内方向に弛緩されているため、防雪 片1によって履用者の脚の動きが拘束されることなく、履用者の脚と防雪片1間 の間隔を小さくでき、防雪片1の上端部から雨や雪の侵入を防止できる。また雨 や雪が止んだ時は、防雪片1を若干引き伸ばしながら履口21から長靴2の胴部 外表面に折り返せば、防雪片1の内皮12が外皮11よりも上下方向において幅 広く形成され、内皮12が内方向に弛緩されているため、長靴2の胴部を拘束す ることなく、長靴2の胴部の柔軟性を阻害することなく簡単に折り返し履用でき る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の防雪片を有する長靴の見取図であ
る。
【図2】防雪片を延設した際の、この考案の防雪片を有
する長靴の要部断面図である。
【図3】防雪片を折り返した際の、この考案の防雪片を
有する長靴の要部断面図である。
【符号の説明】
1.防雪片 11…外皮 111…上端辺 112…下端辺 12…内皮 121…上端辺 122…下端辺 13…縫着 14…縫着 2.長靴 21…長靴の履口部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】伸縮性の防水性外皮11と上下方向におい
    て外皮11より幅広く形成された伸縮性の防水性内皮1
    2とをその上端辺111と121とで折り返し重合縫着
    13し、その中央辺で内皮12を弛緩させて、外皮11
    と内皮12を、その下端辺112と122を重合して、
    長靴2の履口部21に縫着14したことを特徴とする防
    雪片1を有する長靴。
JP4992593U 1993-08-20 1993-08-20 防雪片を有する長靴 Pending JPH0714903U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101968630B1 (ko) * 2018-05-23 2019-04-15 김종복 상단부 변형식 밀봉형 장화

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0553503B2 (ja) * 1981-03-18 1993-08-10 Kao Corp

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