JPH0714851U

JPH0714851U - 毛梳き刃付き犬猫専用ブラシ

Info

Publication number: JPH0714851U
Application number: JP5220193U
Authority: JP
Inventors: ヨシエ犬飼
Original assignee: ヨシエ犬飼
Priority date: 1993-08-20
Filing date: 1993-08-20
Publication date: 1995-03-14

Abstract

(57)【要約】【目的】本考案は、毛梳き刃付きでブラシ部分が取り外
し自在で電気掃除機に接続して使用する犬猫専用のブラ
シに関する。【構成】毛梳き刃１０付きで枠体１に掃除機のホースに
接続する通気孔４を設け、この枠体の上面に取り外し自
在に針状体７と吸気用の透孔６を設けた平板８を装着し
てなるもので梳き毛と共にブラシ自体の掃除を容易にし
て常に清潔なブラシが使用できる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、手持ちで電気掃除機に接続して使用する毛梳き刃付きの犬猫専用のブラシに関する。

【０００２】

【従来の技術】

家庭用に飼育されている犬や猫は清潔を保つために入浴やブラッシングを度々行うものであるが、特に座敷で飼っている犬猫は臭いや抜け毛が出るため入浴やブラッシングを頻繁に行う必要がある。また毛足の長い犬猫は季節によって抜け毛が多いため犬猫用の美容院に行くことが多い。

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

このような犬猫から出る抜け毛やフケは人間にとってはアレルギーの原因やまたダニの発生源となり、ゼンソクや湿疹の原因となっている場合がしばしばある。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

出願人は先に実開昭６４−２５０５３号として、この種のブラシを開発した。このブラシは単に細い針金を植設した枠体の中央に窓孔を設け、これを筒状パイプに接続し、このパイプを電気掃除機に接続した簡単なものであったが使用効果はよいことで広く利用されている。

【０００５】しかし、電気掃除機からの吸込孔が中央の一個所であるため枠体囲周の針金に抜け毛やフケが付着するためこの取り除く手間が多かった。また毛梳きが出来ないため、季節によっては不便があった。

【０００６】

【作用】

本考案は、この先願考案の改良に係るものであって、毛梳き用の刃を着脱可能に設け電気掃除機に接続する枠体（１）とブラシのついた板体（８）を別体として取外し自在とし、しかもこの板体に設ける吸気用の透孔（６）を多数設けることによって平板全面の吸込みを良くしたものであって、毛梳きによって梳かれた毛などが容易に吸引されブラシの針に抜け毛のからみ付を少なくし、また板体（８）を取り外し自在とすることによって清掃も容易となり清潔が保たれるようになった。

【０００７】

【実施例】

添付図面により本考案を説明すると、図１は本考案の毛梳き刃付き犬猫専用ブラシの全体を示す正面図であって一部作用を仮想線で示している。図２は側面図を示し、図３は図１のＡ−Ａ断面図を示すものである。

【０００８】図において、（１）は長方形の枠体であり、この枠体（１）の一辺に毛梳き刃（１０）を取替え可能に設け、また枠体（１）の対向する長辺側には摺動凹溝（２）を設けな縁体（３）が立設されている。またこの枠体（１）の中央に大きく通気孔（４）を設けるものである。

【０００９】そして、この通気孔（４）の裏側にパイプ状の柄頭（５）を固定して接続するものであって、このパイプ状の柄頭（５）は電気掃除機（図示していない）のホースの先端に取付けて使用するものである。

【００１０】また図３を参照して枠体（１）の対向する長辺側の摺動凹溝（２）を設けた縁体（３）には多数の吸気用の透孔（６）を設け、この吸気用の透孔（６）を除いた面にブラシを形成する針状体（７）を植設した平板（８）が嵌合されている。ここに示す針状体（７）は針金でもプラスチックのもののいずれであってもよいことは勿論である。なお図中の符号（１１）は毛梳き刃の柄である。

【００１１】したがってブラシを形成する針状体（７）が植設してある平板（８）は図１の仮想線で示すように引き抜くことが出来るもので、枠体（１）内に付着した毛やフケを掃除することが容易である。

【００１２】

【考案の効果】

本考案の毛梳き刃付き犬猫専用のブラシは上述のように電気掃除機に連接しているため、ブラッシングと共に毛梳きができ出た抜け毛等は完全に吸引され、部屋内に毛の飛散がなく、したがって部屋内が清潔となりアレルギーの原因がなく、犬や猫等のペットを部屋内で飼っても快適に生活でき、しかもブラシ部分が取り外し自在なため脂分を含んだフケや毛の付着し易い枠体（１）内部の掃除が容易となって清潔が保たれる実用効果を奏するものである。

【００１３】

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の一部作用を示す正面図。

【図２】側面図。

【図３】図１のＡ−Ａ断面図。

【符号の説明】

（１）…枠体（２）…平板嵌合用の凹溝（３）…縁体（４）…通気孔（５）…パイプ状の柄（６）…吸気用の透孔（７）…針状体（８）…平板（１０）…毛梳き用の刃（１１）…刃の板

Claims

【実用新案登録請求の範囲】

【請求項１】長方形の枠体（１）の一辺に毛梳き用の刃
（１０）を取替え可能に設け、該枠体（１）の対向する
長辺側に摺動凹溝（２）を有する縁体（３）を立設する
と共に該枠体（１）の中央に通気孔（４）を設けて該通
気孔（４）の裏側にパイプ状の柄頭（５）を固定して接
続し、前記枠体長辺側の摺動凹溝（２）を有する縁体
（３）に多数の吸気用透孔（６）を設け、該吸気用透孔
（６）を除いた面にブラシ状の針状体（７）を植設した
平板（８）を嵌合させて該平板（８）を摺動取外し自在
とした毛梳き刃付き犬猫専用ブラシ。