JPH07147263A - ウエハ搬送装置 - Google Patents

ウエハ搬送装置

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JPH07147263A
JPH07147263A JP31736193A JP31736193A JPH07147263A JP H07147263 A JPH07147263 A JP H07147263A JP 31736193 A JP31736193 A JP 31736193A JP 31736193 A JP31736193 A JP 31736193A JP H07147263 A JPH07147263 A JP H07147263A
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semiconductor wafer
transfer
wafer
cleaning liquid
path
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JP31736193A
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English (en)
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Masaaki Kajiyama
雅章 梶山
Takeshi Yoshioka
毅 吉岡
Masao Matsumura
正夫 松村
Shuhei Shinozuka
脩平 篠塚
Fumio Kondo
文雄 近藤
Noriyuki Takeuchi
則行 竹内
Hiroyuki Shinozaki
弘行 篠崎
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Ebara Corp
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Ebara Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 洗浄された半導体ウエハを汚染を生ずること
なく清浄な状態のまま搬送する。 【構成】 プロセス装置間を結ぶ搬送路11をゲートパ
ネル17で区間に区切り、この区間内に清浄な洗浄液を
送水ポート14から供給するとともにこの洗浄液を排水
ポート20から排水することによって搬送方向へ向かっ
た洗浄液の流れを形成し、半導体ウエハ13をこの洗浄
液の流れによって区間を順次移動させて目的とする搬送
路11の出口まで搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はウエハ搬送装置に係り、
特に半導体ウエハを洗浄用の溶剤や超純水といった洗浄
液の流れで搬送するウエハ搬送装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造工程では、洗浄液でウ
エット洗浄された半導体ウエハを1枚づつ次のプロセス
装置へ搬送する工程が必要であり、このウエハの搬送は
洗浄された半導体ウエハが汚染されてしまわないよう極
めて清浄な雰囲気で行わなければならない。
【0003】このようなウエハの搬送装置として、従
来、特開昭52−44177号公報に開示された清浄な
空気や窒素ガス等による気体を搬送媒体に用いたものが
知られている。図14を参照して従来のウエハ搬送装置
の原理を説明すると、搬送路1をトンネル状に形成し、
搬送路1の底部に搬送方向(図中に矢印で示す)に向か
って斜めに開口する送風ポート2を当該搬送路に沿って
多数設け、図外の供給手段から供給した空気或いは窒素
ガスを送風ポート2から噴出させることによって、搬送
路中の半導体ウエハ3を浮上させて搬送方向へ移動させ
るものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したように、気体
圧によって半導体ウエハを浮上させて搬送する従来のウ
エハ搬送装置には、次のような問題点があった。半導体
ウエハの搬送方向は送風ポート2の方向によって一義的
に決まるため、ウエハを往復搬送させたり、或いは、別
の方向へ搬送させるためにはそれらに応じた送風ポート
が必要になり、装置の構造が複雑化し、装置の製作に手
間およびコストがかかってしまっていた。
【0005】また、清浄な空気等の気体が大量に必要な
ため、装置が大型化し、また、気体の供給にコストがか
かってしまっていた。また、クリーンルームは余圧して
あるため人の出入などでドアが開け閉めされると室圧が
変動してしまうが、このウエハ搬送装置をクリーンルー
ム内で使用する場合には、室圧の変動が搬送用の気体の
圧力に影響してウエハの浮上量を変動させ、ウエハを搬
送路の壁面に衝突させて損傷させてしまうことがあっ
た。また、送風ポート2から噴出される気体で搬送路1
中には気流が生じるため、搬送路1中に紛れ込んだ塵埃
やウエハ3の裏面に付着してしまった塵埃が巻き上げら
れて、搬送中のウエハの上面を広く汚染してしまうこと
があった。また、気体の雰囲気中で半導体ウエハ3を搬
送するため、搬送中にウエハ3に分子汚染が生じてしま
うことがあった。
【0006】本発明は上記従来技術の問題点に鑑み為さ
れたもので、洗浄された半導体ウエハをそのまま洗浄液
中で搬送することにより、上記問題点を合理的に解決す
るウエハ搬送装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明のウエハ搬送装置
は、浄液で洗浄後の半導体ウエハを前記洗浄液中に浸し
たままの状態で搬送するウエハ搬送装置であって、次工
程のプロセス装置とを結ぶ前記洗浄液を供給して搬送方
向へ向かった洗浄液の流れを形成する搬送路と、該搬送
路の出口に設けられて搬送されてきた前記半導体ウエハ
を受け取って乾燥装置に移し、乾燥後直ちに次段のプロ
セス装置へ投入する手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】
【作用】上記ウエハ搬送装置では、搬送路に清浄な洗浄
液を供給して搬送方向へ向かった洗浄液の流れを形成
し、ここに洗浄終了後のウエハをそのまま搬入し、当該
半導体ウエハを清浄な洗浄液の流れによって搬送し、搬
送路の出口では搬送されてきた半導体ウエハを乾燥装置
へ移し、乾燥後直ちに次段のプロセス装置へ搬出するこ
とにより、洗浄された半導体ウエハを清浄な状態で次段
のプロセス装置へ投入することができる。
【0009】又、このウエハ搬送装置では、半導体ウエ
ハの搬送を、制御手段の制御によって、1つ又は2つ以
上おきにゲート手段で搬送路を仕切って当該仕切られた
区間内に送水ポートから排水ポートへ向かう搬送方向に
沿った洗浄液の流れを形成し、更にゲート手段で仕切る
区間を搬送方向へ順次移動させると共に当該区間内に順
次洗浄液の流れを形成させて半導体ウエハを当該区間毎
に順次移動させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を添付図面に基づい
て説明する。
【0011】まず、側面断面構造を示す図1および平面
断面構造を示す図2を参照して本実施例のウエハ搬送装
置の構成を説明する。図示のように、搬送路11は壁材
12で囲まれたトンネル状に形成されており、搬送路1
1の幅は搬送される半導体ウエハ13の幅(直径)より
大きく設定されている。この壁材12は透明なプラスチ
ック材で成形されており、搬送路11を搬送される半導
体ウエハ13が外部から見えるようになっている。この
搬送路11はウエット洗浄装置と半導体装置を製造する
プロセス装置間を結んでおり、図外の洗浄装置で洗浄さ
れた半導体ウエハ13は直ちにこの搬送路11によって
次段のプロセス装置へ搬送される。
【0012】壁材12にはその上下および左右に多数の
送水ポート14が形成されており、これら送水ポート1
4は搬送路11に沿って定間隔で配設されている。それ
ぞれの送水ポート14には電磁バルブ15を介して送水
パイプ16が接続されており、送水パイプ16は図外の
洗浄水圧送装置に接続されている。又、ウエット洗浄装
置の洗浄最終工程に用いられた、例えば超純粋をそのま
ま排水して洗浄水として用いてもよい。
【0013】ここで、本実施例では、搬送路11の下側
の送水ポート14に接続する送水パイプ16と上側の送
水ポート14に接続する送水パイプ16とは洗浄水の送
水圧が互いに異なる圧力P1、P2に設定されており、圧
力P1が圧力P2より大きくなるようにして、半導体ウエ
ハ13が上下の送水ポート14からの洗浄液の圧力差で
容易に浮上するようにしてある。
【0014】このような圧力P1、P2の設定は、それぞ
れの送水パイプ16を別々の洗浄液圧送装置に接続した
り、或いは、同じ洗浄液圧送装置でも圧力調整装置を介
在させることにより容易に行うことができる。なお、搬
送路11の左右の送水ポート14に送給する洗浄液の圧
力は等しく設定されており、送水ポート14から噴出さ
れる洗浄液の圧力がバランスして半導体ウエハ13は常
に搬送路11の中央に位置するようになっている。
【0015】搬送路11の底部には搬送路11の幅方向
に延在するゲートパネル17が設けられており、これら
ゲートパネル17は半導体ウエハ13の長さ(直径)よ
り大きな間隔を隔てて搬送路11に沿って複数配設され
ている。ゲートパネル17は搬送路底部の壁材12に形
成された溝18に出し入れ自在に納められており、ま
た、これらゲートパネル17にはシリンダ装置19がそ
れぞれ接続されている。
【0016】従って、ゲートパネル17とシリンダ装置
19は搬送路11を仕切ることが可能なゲート手段を構
成しており、シリンダ装置19を作動させることにより
ゲートパネル17を溝18から突出させて搬送路の上面
側の壁材12に突き当て、これによって搬送路11を液
密に仕切ることができる。また、シリンダ装置19を作
動させることによりゲートパネル17を溝18内に引き
込ませて、搬送路11を連続させることができる。
【0017】搬送路11の底部で且つゲートパネル17
の上流側近傍にはそれぞれ洗浄液の排水ポート20が形
成されており、これら排水ポート20には電磁バルブ2
1を介して排水パイプ22が接続され、送水パイプ16
は図外のドレインに接続されている。搬送路11の上側
の壁材12には光電式の位置センサ23が多数設けられ
ており、これら位置センサ23は互いに一定間隔を隔て
て搬送路11に沿って配設されている。これら位置セン
サ23は搬送路11内の半導体ウエハ13を検出するも
のであり、透明な壁材12を通して半導体ウエハ13を
検知する。
【0018】上記した電磁バルブ15、洗浄液圧送装
置、シリンダ装置19、電磁バルブ21、位置センサ2
3は制御装置24に接続されており、この制御装置24
の制御の下に搬送される半導体ウエハ13の位置に応じ
てゲートパネル17の作動、並びに、洗浄液の送水およ
び排水がなされ、半導体ウエハ13が洗浄液の流れの中
で搬送される。なお、後述する搬入手段および搬出手段
も制御装置24に接続されており、この制御装置24の
制御の下に半導体ウエハ13の搬送路11への搬入およ
び搬送路11からの搬出が行われる。
【0019】搬送路11の入口部分には、図2乃至図7
に示すように、半導体ウエハ13を受け取るための円弧
状の受け部材25、26が設けられており、これら受け
部材25、26は全体として半導体ウエハ13と相似の
環状を成している。搬送路11の上流側に位置する2つ
の受け部材25は搬送路底面の壁材12に固定されてい
るが、搬送路11の下流側に位置する2つの受け部材2
6はシリンダ装置27によって昇降自在に設けられてい
る。これら受け部材25、26およびシリンダ装置27
は搬送路11への搬入手段を構成しており、シリンダ装
置27の昇降動作は制御装置24によって制御される。
【0020】この搬入手段には前段の洗浄装置からロボ
ットアーム28で洗浄終了直後の洗浄液で濡れたままの
半導体ウエハ13が搬入される。すなわち、図3に示す
ように、搬送路11の入口扉29を開けるとともにシリ
ンダ装置27で受け部材26を上昇させておき、ロボッ
トアーム28で運び込まれた半導体ウエハ13を受け部
材25、26の上に載せ換える。
【0021】そして、図4に示すように入口扉29を閉
じた後、図5に示すように、シリンダ装置27の動作に
より受け部材26を下降させるとともに、送水ポート1
4から洗浄液を圧送して半導体ウエハ13を受け部材2
5、26の上方に浮かす。なお、この状態では直後のゲ
ートパネル17は搬送路11を閉じた状態にされてい
る。そして、図6に示すように、シリンダ装置19を作
動させてゲートパネル17を下降させ、図7に示すよう
に、搬送路11を開いて半導体ウエハ11を洗浄液の流
れの中で搬送路11の下流側へ移動させる。
【0022】搬送路11の出口部分には、図12に示す
ように、搬送路11内を搬送されてきた半導体ウエハ1
3を受け取るための円弧状の受け部材30、31が設け
られており、これら受け部材30、31も全体として半
導体ウエハ13と相似の環状を成している。
【0023】前記した搬入手段と同様に、搬送路11の
下流側に位置する2つの受け部材30は搬送路底面の壁
材12に固定されているが、搬送路11の上流側に位置
する2つの受け部材31はシリンダ装置(図示せず)に
よって昇降自在に設けられている。これら受け部材3
0、31およびシリンダ装置は搬送路11から次段のプ
ロセス装置への搬出手段を構成しており、シリンダ装置
の昇降動作は制御装置24によって制御される。
【0024】なお、この搬出手段の動作は前記した搬入
手段の動作を逆にしたものであり、搬送路11の出口扉
32を開けて搬送路11からロボットアーム(図示せ
ず)へ半導体ウエハ13を受け渡すことができる。
【0025】上記した構成のウエハ搬送装置によれば、
次のようにして半導体ウエハ13を搬送路11に沿って
搬送することができる。まず、図2を参照して説明した
ように、搬入手段の受け部材25、26上に半導体ウエ
ハ13を受け取り、図8に示すように、この搬入手段の
直後のゲートプレート17を開けて洗浄液と共に半導体
ウエハ13を移動させると、図8に示すように、閉じた
状態にあるゲートプレート17上流側近傍にある排水ポ
ート20から洗浄液はドレインへ排出され、半導体ウエ
ハ13はこの洗浄液の流れによって浮上して搬送され
る。
【0026】なお、図中には、搬送路11を開けた状態
にあるゲートプレート17は破線で示す一方、搬送路1
1を閉じた状態にあるゲートプレート17にはハッチン
グを付して示し、また、閉状態にある電磁バルブ15、
21は白抜きで示す一方、開状態にある電磁バルブ1
5、21は黒く塗りつぶして示してある。
【0027】次いで、図9に示すように、位置センサ2
3で検知して半導体ウエハ13が通過したゲートプレー
ト17を閉じるとともに2つ下流側(1つおき)のゲー
トプレート17も閉じ、これら2つのゲートプレート1
7で仕切られた区間の上流側にある幾つかの電磁バルブ
15を開き、この搬送路11の区間内に送水ポート14
から洗浄液を圧送する。この結果、洗浄液はこの区間内
の下流側に位置する(すなわち、下流側で閉じられてい
るゲートプレート17の上流側近傍に位置する)排水ポ
ート20へ流れ込み、この洗浄液の流れによって半導体
ウエハ13は浮上して当該排水ポート20の近傍まで運
ばれる。なお、図9に示す搬送路11の区間は直角に曲
がっているが、半導体ウエハ13は洗浄液の流れに乗っ
て搬送されるため、搬送路が曲がっていても半導体ウエ
ハ13は壁材12に衝突することなく円滑に移動する。
【0028】次いで、図10に示すように、移動する半
導体ウエハ13を位置センサ23で検知することによっ
て開かれる電磁バルブ15を変更させ、半導体ウエハ1
3の位置する部分およびその少し上流側の送水ポート1
4から洗浄液を搬送路11内に圧送し、圧送される洗浄
液で半導体ウエハ13を常に浮上した状態で搬送する。
次いで、図11に示すように、半導体ウエハ13が通過
したゲートパネル17を閉じるとともに2つ下流側のゲ
ートパネル17も閉じ、更にこれらゲートパネル17の
間にあるゲートパネル17は開け、上記したように洗浄
液を圧送する送水ポート14の位置を半導体ウエハ13
に対応して移動させ、半導体ウエハ13を搬送する。
【0029】そして、上記のように1つおきにゲートプ
レート17を開け閉めして半導体ウエハ13を洗浄液中
で搬送し、図12に示すように、搬送路11の出口に達
した所で搬出手段によってこの半導体ウエハ13を受け
取り、出口扉32を開けてロボットアームによって半導
体ウエハ13を次段のプロセス装置へ搬出する。次段で
は、まず図外の乾燥装置に半導体ウエハがロボットアー
ムにより移載され、直ちに乾燥される。そして、乾燥さ
れたウエハは直ちに次段のプロセス装置に投入される。
このように、ウエハ表面が次段のプロセス装置に投入さ
れる直前まで清浄な洗浄水に浸漬されているため、ウエ
ハ表面の分子汚染及び粒子汚染が避けられる。
【0030】図13には搬送路11を二股に分岐させて
設けた態様を示してある。このように搬送路11を分岐
させる場合には、分岐位置に経路切り替え用のゲート3
5を設けることによって、半導体ウエハ13の搬送路を
任意に選択することができる。この例では、図中に実線
で示す状態と破線で示す状態とにこのゲート35をシリ
ンダ装置用の駆動手段で切り替えることによって、搬送
経路を選択できるようにしている。またゲート35を回
動可能に設け、移動して切り替えてもよい。このような
態様にした場合でも、洗浄液は定められた経路にある排
水ポート20へ向かって流れ、半導体ウエハ13はこの
洗浄液の流れに乗って目的位置へ円滑且つ支障なく搬送
される。
【0031】なお、上記の実施例のようにゲートパネル
17を1つおきに開閉させるようにすれば、圧送した洗
浄液が最も効果的に搬送に作用して、結果的に圧送する
洗浄液を少量とすることができ、圧送に起因する振動発
生の防止や圧送手段の小型化および低コスト化が図れて
好ましいものであるが、2つ、或いは、それ以上おきに
ゲートパネル17を開閉させるとうにしても上記と同様
に半導体ウエハを搬送することができ、また、全くゲー
トパネル17を設けずに連続した搬送路に洗浄液を流す
ようにしても半導体ウエハを搬送することができる。
【0032】また、上記の実施例のように壁材12を透
明とすれば搬送中の半導体基板に事故が生じたかどうか
容易に確認できてメンテナンス上便利であるが、特にこ
のように透明にせずとも所期の目的を達成することがで
きる。また、壁材12を透明としたことにより光電式の
位置センサ23を容易に設置することができるが、半導
体ウエハの位置を検知するセンサは特にこのような形式
のセンサに限定されるものではない。
【0033】
【発明の効果】以上に説明したように本発明のウエハ搬
送装置によれば、プロセス装置間を結ぶ搬送路に清浄な
洗浄液を供給して搬送方向へ向かった洗浄液の流れを形
成し、洗浄した半導体ウエハを清浄な洗浄液中に浸した
状態で搬送するようにしたため、室圧の変動が生ずるク
リーンルーム内で使用しても半導体ウエハを安定して浮
上させて搬送することができ、また、塵埃の巻き上げに
よる半導体ウエハの汚染が生じないばかりか分子汚染も
生ぜず、更に搬送中においても半導体ウエハを洗浄する
効果も得られる。また、送水ポートおよび排水ポートの
開閉の仕方によって容易に洗浄液の流れる方向を変えて
半導体ウエハの搬送方向を変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の断面を示
す側面図。
【図2】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の断面を示
す平面図。
【図3】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の入口部分
の断面を示す側面図。
【図4】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の入口部分
の断面を示す側面図。
【図5】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の入口部分
の断面を示す側面図。
【図6】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の入口部分
の断面を示す側面図。
【図7】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の入口部分
の断面を示す側面図。
【図8】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の断面を示
す平面図。
【図9】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の断面を示
す平面図。
【図10】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の断面を
示す平面図。
【図11】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の断面を
示す平面図。
【図12】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の断面を
示す平面図。
【図13】本発明の一実施例のウエハ搬送装置の変形例
の断面を示す平面図。
【図14】従来のウエハ搬送装置の要部の断面を示す側
面図。
【符号の説明】
11 搬送路 13 半導体ウエハ 14 送水ポート 15 電磁バルブ 16 送水パイプ 17 ゲートパネル 19 シリンダ装置 20 排水ポート 21 電磁バルブ 22 排水パイプ 23 位置センサ 24 制御装置 25、26、30、31 受け部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 篠塚 脩平 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 近藤 文雄 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 竹内 則行 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内 (72)発明者 篠崎 弘行 神奈川県藤沢市本藤沢4丁目2番1号 株 式会社荏原総合研究所内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 洗浄液で洗浄後の半導体ウエハを前記洗
    浄液中に浸したままの状態で搬送するウエハ搬送装置で
    あって、次工程のプロセス装置とを結ぶ前記洗浄液を供
    給して搬送方向へ向かった洗浄液の流れを形成する搬送
    路と、該搬送路の出口に設けられて搬送されてきた前記
    半導体ウエハを受け取って乾燥装置に移し、乾燥後直ち
    に次段のプロセス装置へ投入する手段とを備えたことを
    特徴とするウエハ搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記搬送路は、前記半導体ウエハの洗浄
    を行うウエット洗浄装置に接続され、該ウエット洗浄装
    置の排液により液流を形成し、該液流の粘性により前記
    半導体ウエハを移動又は停止させることを特徴とする請
    求項1記載のウエハ搬送装置。
  3. 【請求項3】 洗浄液で洗浄した半導体ウエハを清浄な
    洗浄液中に浸した状態で搬送するウエハ搬送装置であっ
    て、次工程のプロセス装置とを結ぶ前記洗浄液を供給し
    て搬送方向へ向かった洗浄液の流れを形成する搬送路
    と、搬送路の入口に設けられて前段装置側から半導体ウ
    エハを受け取って該半導体ウエハを洗浄液中で搬送させ
    る搬入手段と、搬送路の出口に設けられて搬送されてき
    た該半導体ウエハを受け取って次段のプロセス装置側へ
    搬出する搬出手段とを備えたことを特徴とするウエハ搬
    送装置。
  4. 【請求項4】 前記搬送路は、該搬送路に沿って互いに
    間隔を隔てて設けられて該搬送路を仕切ることが可能な
    複数のゲート手段と、該搬送路に沿って多数設けられた
    洗浄液の送水ポートと、該搬送路の底部で且つ該ゲート
    手段の上流側近傍に設けられた複数の洗浄液の排水ポー
    トと、1つ又は2つ以上おきにゲート手段で搬送路を仕
    切って該仕切られた区間内に洗浄液の流れを形成し、更
    にゲート手段で仕切る区間を搬送方向へ順次移動させる
    と共に該区間内に順次洗浄液の流れを形成させて半導体
    ウエハを該区間毎に順次移動させる制御手段とを備えた
    ことを特徴とする請求項3記載のウエハ搬送装置。
JP31736193A 1993-11-24 1993-11-24 ウエハ搬送装置 Pending JPH07147263A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2007053341A (ja) * 2005-06-15 2007-03-01 Lam Res Corp 非ニュートン流体を使用して基板を搬送する方法および装置
JP2017226919A (ja) * 2012-01-31 2017-12-28 アプライド マテリアルズ インコーポレイテッドApplied Materials,Incorporated 回転式基板処理システム

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