JPH07145952A - 床暖房装置 - Google Patents

床暖房装置

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Publication number
JPH07145952A
JPH07145952A JP29360793A JP29360793A JPH07145952A JP H07145952 A JPH07145952 A JP H07145952A JP 29360793 A JP29360793 A JP 29360793A JP 29360793 A JP29360793 A JP 29360793A JP H07145952 A JPH07145952 A JP H07145952A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
heating
floor
surface plate
electromagnetic induction
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29360793A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazumasa Rokushima
一雅 六嶋
Tadashi Yoshimura
吉村  正
Masanori Koyamoto
政則 小屋本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP29360793A priority Critical patent/JPH07145952A/ja
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  • Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 電磁誘導加熱方式による新しい床暖房装置を
提供する。 【構成】 少なくとも表面板11と加熱板12とケース
体13とが順次積層一体化した構造を有し、加熱板12
を電磁誘導加熱するためのコイル14と誘導体15をケ
ース体13内に内蔵する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、床暖房装置に関する
ものである。さらに詳しくは、この発明は、浴室床面等
の暖房設備として有用な電磁誘導加熱方式の床暖房装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の住宅設備に対する関心の高まりか
ら、快適な室内暖房手段として床暖房が注目されてお
り、たとえば浴室についても、寒冷期における浴室入室
時の寒さを和らげるための暖房設備として、床面に床暖
房装置を組み込んだユニットバスが知られている。
【0003】従来、このような床暖房装置としては、た
とえば図5に例示したように、ユニットバスの床面を構
成する表面板(ア)、材質の異なる2枚の補強板(イ)
(ウ)、および断熱材(エ)を積層一体化し、表面板
(ア)内にヒーター線(オ)を配線して、床表面を短時
間で所定の温度まで加温できるようにしたものが知られ
ている。
【0004】また、図6に例示したように、表面板
(ア)、補強板(イ)(ウ)、およびケース体(カ)を
積層し、ケース体(カ)に放熱板(キ)、ヒーター線
(オ)、および断熱材(エ)を組み込んで、ヒーター線
(オ)により加熱した放熱板(キ)からの伝導熱により
表面板(ア)を加温するようにしたものも知られてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
例示した床暖房装置は、ヒーター線(オ)が表面板
(ア)内に一体成形配線されているために、ヒーター線
(オ)の断線等の故障が発生した際には、この床暖房装
置によって構成されているユニットバスの床面をすべて
交換しなければならないという欠点がある。また、表面
板(ア)にヒビ割れ等が発生すると、ヒーター線(エ)
に侵水し、入浴者が感電するなどの恐れもある。
【0006】一方、図6に例示した床暖房装置の場合に
は、カバー体(カ)を取りはずすことができるため、故
障時にはヒーター線(エ)のみを交換すればよく、表面
板(ア)にヒビ割れが生じても、漏電等が発生しないよ
うになっている。しかしながら、一方で、この図6の床
暖房装置の場合には放熱板(キ)および補強板(イ)
(ウ)を介して表面板(ア)を加熱するために、床面を
所定温度まで加温するのに多くの時間とエネルギーを要
するという問題がある。
【0007】この発明は、以上の通りの事情に鑑みてな
されたものであり、床面を短時間で所定温度に昇温する
ことができ、しかも感電事故等の危険性のない新しい床
暖房装置を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記の課題
を解決するものとして、少なくとも表面板と加熱板とを
床材として備え、加熱板は、電磁誘導加熱装置により加
熱されることを特徴とする床暖房装置を提供する。ま
た、この床暖房装置においては、上記加熱板が、表面板
と補強板との間に配置されることや、電磁誘導加熱装置
を内蔵したカバー体が着脱自在に配設されることを一つ
の態様としてもいる。
【0009】
【作用】この発明の床暖房装置においては、表面板に加
熱板を配設し、この加熱板を電磁誘導加熱装置により加
熱し、その熱によって表面板を所定温度に加温する。こ
の場合、表面板と加熱板が接しているために、床表面を
短時間で昇温させることができ、また、加熱板には電流
が流れていないために、表面板にヒビ割れ等が発生した
場合にも、漏電等の危険性はない。
【0010】さらに、ケース体に電磁誘導加熱装置を内
蔵させる場合には、それ自体が発熱しないために、断線
等の危険性はなく、仮に断線等による不都合が生じたと
しても、ケース体を取りはずすだけで、簡単に修理する
ことができる。
【0011】
【実施例】以下、添付した図面に沿って実施例を示し、
この発明についてさらに詳しく説明する。図1は、この
発明の床暖房装置の一実施例を示した縦断面図である。
たとえば、この図1に例示した床暖房装置(1)の場合
には、表面板(11)と、加熱板(12)と、ケース体
(13)を順次積層一体化し、ケース体(13)内に、
コイル(14)と誘導体(15)とからなる電磁誘導加
熱装置を内蔵させている。
【0012】コイル(14)は、外部から供給される高
周波電流によって磁界を発生し、この磁界が誘導体(1
5)で収束されて加熱板(12)を電磁誘導加熱する。
加熱板(12)は、たとえば鉄板や銅板等の金属板材を
用いることができる。また、表面板(11)は、この床
暖房装置(1)の用途に応じて適宜とすることができ、
たとえばユニットバスの床面に組み込む場合には繊維強
化プラスチック(FRP)等であり、居間等の床面に使
用する場合は、合板材等である。
【0013】図2は、この発明の別の実施例を示した縦
断面図である。たとえば、この図2に例示した床暖房装
置(2)の場合には、表面板(11)、加熱板(1
2)、材質の異なる2枚の補強板(16)(17)、お
よびケース体(13)を順次積層一体化した構造を有し
ている。ケース体(13)内には図1の例と同様にコイ
ル(14)と誘導体(15)を備え、これらによって加
熱板(12)を電磁誘導加熱する。
【0014】この床暖房装置(2)は、2枚の補強板
(16)(17)を含むことによって、全体的により強
固な構造を有し、ケース体(13)内のコイル(14)
および誘導体(15)が表面荷重に対して高い耐圧性を
備えている。また、発熱源であるコイル(14)および
誘導体(15)と加熱板(12)との間には2枚の補強
板(16)(17)が介在するが、この発明の特徴であ
る電磁誘導加熱方式は、これら補強板(16)(17)
の存在に関係なく、加熱板(12)を効率よく速やかに
加熱することができる。なお、補強板(16)(17)
には、たとえば合成木材やFRP等を使用することがで
きる。
【0015】図3は、この発明の床暖房装置におけるカ
バー体(13)の固定状態を例示した縦断面図である。
すなわち、この図3に示した例では、カバー体(13)
は、ビス(18)によって補強板(16)(17)に固
定されており、コイル(14)および誘導体(15)に
断線等の故障が発生した際には、カバー体(13)のみ
を取りはずし、修理もしくは交換等を行うことができる
ようになっている。
【0016】なお、この図3の例では、床暖房装置
(2)について例示したが、図1の床暖房装置(1)の
場合も、同様にカバー体(13)を着脱自在とすること
ができる。図4は、この発明の床暖房装置の制御システ
ムを例示した模式図である。すなわち、このシステムの
場合には、床暖房装置(2)のコイル(14)と制御ボ
ックス(21)とを電源ケーブル(22)によって接続
し、制御ボックス(22)に供給される電流を、高周波
電流に変換してコイル(14)に通電する。また、制御
ボックス(21)にはコントローラー(23)が接続さ
れており、制御ボックス(21)からコイル(14)へ
の通電、およびその電流値等を自在に手動操作するよう
にもなっている。
【0017】もちろんこの発明は以上の例によって限定
される訳ではなく、細部の形状、構成および組合わせ等
については様々な態様が可能であることは言うまでもな
い。
【0018】
【発明の効果】以上詳しく説明した通り、この発明によ
って電磁誘導加熱方式による新しい床暖房装置が提供さ
れる。これによって、たとえば浴室の床面を短時間で所
定温度に加温することができ、しかも床面のヒビ割れ等
によっても感電事故等が発生することがなくなる。装置
自体の故障も少なく、またそのような場合にも修理、交
換が容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示した縦断面図である。
【図2】この発明の別の実施例を示した縦断面図であ
る。
【図3】図2に示した実施例におけるカバー体固定状態
を例示した縦断面図である。
【図4】この発明の床暖房装置の制御システムを例示し
た模式図である。
【図5】従来の床暖房装置を例示した縦断面図である。
【図6】従来の別の床暖房装置を例示した縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1,2 床暖房装置 11 表面板 12 加熱板 13 カバー体 14 コイル 15 誘導体 16,17 補強板 18 ビス 21 制御ボックス 22 電源ケーブル 23 コントローラー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも表面板と加熱板とを床材とし
    て備え、加熱板は電磁誘導加熱装置により加熱されるこ
    とを特徴とする床暖房装置。
  2. 【請求項2】 加熱板が、表面板と補強板との間に配置
    されている請求項1の床暖房装置。
  3. 【請求項3】 電磁誘導加熱装置を内蔵したケース体が
    着脱自在に配設されている請求項1または2の床暖房装
    置。
JP29360793A 1993-11-24 1993-11-24 床暖房装置 Pending JPH07145952A (ja)

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JP29360793A JPH07145952A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 床暖房装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014119191A1 (ja) * 2013-01-31 2014-08-07 エドワーズ株式会社 真空ポンプ
CN105605655A (zh) * 2016-02-21 2016-05-25 林志苹 一种感应加热式地板
CN110891334A (zh) * 2019-11-20 2020-03-17 亿夫曼(北京)科技有限公司 一种电磁加热板

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