JPH0714563B2 - 鉄骨カッター - Google Patents

鉄骨カッター

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JPH0714563B2
JPH0714563B2 JP2313424A JP31342490A JPH0714563B2 JP H0714563 B2 JPH0714563 B2 JP H0714563B2 JP 2313424 A JP2313424 A JP 2313424A JP 31342490 A JP31342490 A JP 31342490A JP H0714563 B2 JPH0714563 B2 JP H0714563B2
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JP
Japan
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blade
movable blade
movable
cutter
height
Prior art date
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JP2313424A
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JPH04183516A (ja
Inventor
一恒 菊崎
Original Assignee
三和ブレーカー株式会社
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)本発明の目的 (産業上の利用分野) 建物取り壊し作業に於いて鉄骨を切断するための鉄骨カ
ッターに関するものである。
(従来の公知技術) 軸を支点にして刃が開閉する公知の鉄骨カッターで被切
断物を切断する場合は、被切断物の抵抗によって一対の
刃には互いに離れようとする力が働くのが普通である。
この場合一対の刃が離れると被切断物にかかる剪断力は
減少し、引張力が増大するため切れ味が低下し、切断に
大きな力を必要とするようになる。
このため従来の鉄骨カッターでは支点の剛度を高めると
共に両刃の隙間をできるだけ少なくして刃の分離を防止
していた。
しかしこの方法ではカッター本体の重量増をきたし、ま
た長期使用による支点部の摩耗により両刃の分離は避け
られない欠点があった。
これらの欠点に耐えて切断できるようにするためにはカ
ッターの大型化やカッター取付け台車の大型化など経済
的に大きな負担を要する欠点があった。
(本発明が解決しようとする課題) 本発明では上記欠点を除去するため切断刃の逃げを防止
し小型のカッターで効率的な切断作業が長期間行えるカ
ッターを提供せんとするものである。
(ロ)発明の構成 (課題を解決するための手段) 油圧ショベル等のアーム(図示省略)の先端に取付ける
ブラケット(1)に旋回ベアリング(2)を介してカッ
ター主体(3)を取付け、該主体の下部先端部横長方向
に固着した固定刃取付板(4)に固定刃(5)をボルト
(6)で固定し、該固定刃(5)との間隔を、後記する
可動刃と可動刃取付板との組合せ幅に所定間隙を加えた
寸法幅として、固定刃の前端と後端とにそれぞれ対応す
る位置に設ける前後一対のガイド(7)(7)は、固定
刃の高さを大きく越えない高さとする。ガイド(7)
(7)の内側面には耐摩耗性金属板(8)をボルト
(9)で取替え可能にし螺着し、該板の内側上端角隅を
切欠して面取り(10)する。上記カッター主体の上部よ
り前方へ突設する可動体(11)の下面横長方向に可動刃
取付板(12)を固着し、該取付板に可動刃(13)をボル
ト(14)で固定する。該可動刃は両側部を高く中央部を
低く形成し、両側の高部外側角隅を切欠して面取り(1
5)する。上記可動体(11)は中央部をカッター主体
(3)の前方上端に支軸(16)で回転自在に軸着した作
動杆(17)の先端に支軸(18)で回転自在に取付け、該
作動杆の下段に設ける平行リンク(19)は後端を支軸
(20)でカッター主体に取付け、前端は支軸(21)で可
動体にそれぞれ回転自在に取付け、作動杆の後端と油圧
シリンダー(22)のロッド(23)の先端とを連結する。
尚旋回ベアリングの上段部にストッパー(24)を設けて
主体が強制的に回転させられるのを防止する。
次に別の実施例について説明すると、カッター主体(2
9)の下部先端部の横長方向に固定刃取付板(30)を固
着し、該板に中心部を凹部とする固定刃(31)をボルト
(32)で固定し、カッター主体の上部に設けた可動体
(33)の下面横長方向に可動刃取付板(34)を固着し、
該取付板に中心部を凹部とする可動刃(35)をボルト
(36)で固定し、可動体(33)は中央部を支軸(37)で
上記カッター主体の前側中央部に開閉自在に軸支し、可
動体の下端部は油圧シリンダー(38)のロッド(39)の
先端とを連結する。上記固定刃の前端位置に左右一対の
該固定刃の高さを大きく越えない高さの下部ガイド(4
0)(40)を後記する上部ガイドの嵌入可能な間隔を置
いて対設し各ガイドの内側上端角隅を切欠して面取り
(41)する。上記可動刃の前端位置に一対の下部ガイド
間に嵌入可能な該可動刃の高さを大きく越えない高さの
上部ガイド(42)を設け、先端の両角隅を切欠して面取
り(43)(44)する。(26)はブラケットで油圧ショベ
ルのアーム(図示省略)先端に取付け、旋回ベアリング
(27)を介して前記カッター主体(29)を取付ける。
(28)はストッパーで、主体が強制的に回転させられる
のを防止する。
(作用) 本発明は上記構成から成るので、油圧シリンダー(22)
を作動させて可動刃(13)を上昇させて、被切断物(図
示省略)を一対の刃の長手方向より挿入し、再度油圧シ
リンダーを作動させて可動刃(13)を降下させて固定刃
(5)とで被切断物を切断する。この切断作業は平行リ
ンク機構(17)(19)を介して可動刃(13)を平行に上
下させる訳であり、また可動刃の中央部が凹んだ形状で
あるために被切断物は刃で抱持されて逃げないし、且つ
固定刃(5)の前後にガイド(7)が設けてあって刃の
逃げを防止する。切断時に可動刃が固定刃の上に乗らな
いように可動刃の前後両側に面取り(15)が施されてお
り、また可動刃取付板(12)がガイド(7)に乗るのを
防止するためガイドに付設した耐摩耗性金属板(8)の
上端内側面に面取り(10)されている。以上の諸条件が
有効に使用して効率的切断作業が行える。
次に別の実施例について述べると、油圧シリンダー(3
6)を作動させて可動刃(34)を開き被切断物(図示省
略)を刃の長手方向から挿入し、可動刃を支軸(37)を
支点にして閉じて固定刃(31)とで切断する。この時両
刃はそれぞれ刃の中央部が凹部に形成されているので被
切断物が逃げないし、固定刃の前端に設けた一対のガイ
ド(40)(40)間に可動刃の前端に設けたガイド(42)
が嵌入するので刃が逃げることはない。各ガイドの先端
は面取り(41)(43)(44)が施されているので上部ガ
イド(42)が下部ガイド(40)に乗り上げることもな
い。従って効率的切断が可能である。
(実施例) 実施の一例を第1図及び第2図について述べると、
(1)は油圧ショベルのアーム(図示省略)の先端に取
付けたブラケットで、旋回ベアリング(2)を介してカ
ッター主体(3)を取付け、該主体の下部先端部横長方
向に固定刃取付板(4)を固着し、該板に固定刃(5)
をボルト(6)で固定する。(7)(7)はガイドで、
固定刃(5)の高さを大きく越えない高さとし、固定刃
との間隔を後記する可動刃と可動刃取付板との組合され
た幅に所定の間隙を加えた寸法を所要間隔として固定刃
の前端部と後端部とにそれぞれ対応する位置に対設す
る。上記各ガイドは内側面に耐摩耗性金属板(8)をボ
ルト(9)で取替可能に螺着し、該板の内側上端角隅を
切欠して面取り(10)して切断時に後記する可動刃取付
板が乗り上げるのを防止する。(11)は上記カッター主
体の上部より前方へ突設した可動体で、該可動体の下面
横長方向に可動刃取付板(12)を固着し、これに可動刃
(13)をボルト(14)で固定する。該可動刃は両側部を
高く中央部を低く形成し、両側の高部外側角隅を切欠し
て面取り(15)し、切断時に可動刃が前記固定刃に乗り
上げるのを防止する。上記可動体(11)は中央部をカッ
ター主体の前方上端に支軸(16)で回転自在に軸着した
作動杆(17)の先端に、支軸(18)で回転自在に取付け
る。(19)は該作動杆の下段に設けた平行リンクで、後
端を支軸(20)でカッター主体に取付け、前端は支軸
(21)で可動体に取付けて切断時に可動刃が平行に上下
動するようにする。上記作動杆を作動させる油圧シリン
ダー(22)のロッド(23)の先端と作動杆の後端とを連
結する。旋回ベアリングの上段部にストッパー(24)を
設けてカッター主体が強制的に回転させられるのを防止
する。尚図面中(25)は固定刃及び可動刃の前端位置に
取付けた一対の掴み爪で、切断した被切断物を掴んだ
り、切断が容易なように圧潰したりするものである。
次に別の実施例を第3図及び第4図について説明する
と、カッター主体(29)の下部先端部の横長方向に固定
刃取付板(30)を固着し、該板に取付ける固定刃(31)
は中心部が凹部となるように形成してボルト(32)で固
定し、カッター主体の上部に設けた可動体(33)の下面
横長方向に可動刃取付板(34)を固着し、該板に取付け
る可動刃(35)は中心部が凹部となるように形成してボ
ルト(36)で固定し、可動体(33)は中央部を支軸(3
7)で上記カッター主体の前側中央部に開閉自在に軸支
し、可動体の下端部は油圧シリンダー(38)のロッド
(39)と連結する。上記固定刃の前端位置に左右一対の
該固定刃の高さを大きく越えない高さの下部ガイド(4
0)(40)を所要間隔を置いて対設し、各ガイドの内側
上端角隅を切欠して面取り(41)する。上記可動刃の前
端位置に前記一対のガイド間に嵌入可能な該可動刃の高
さを大きく越えない高さの上部ガイド(42)を設け、先
端の両角隅を切欠して面取り(43)(44)する。(45)
は一対の掴み爪で、上下各刃の前端位置に取付けて。被
切断物を掴んだり、切断を容易にするため圧潰したりす
るものである。尚図面中(26)は油圧ショベルのアーム
(図示省略)の先端に取付けるブラケットで、旋回ベア
リング(27)を介して前記カッター主体(29)を取付け
る。(28)はストッパーで、主体が強制的に回転させら
れるのを防止するものである。
(ハ)発明の効果 本発明は上記した通りの構成から成るので被切断物は切
断刃の長手方向から支障なく極めて容易に挿入され、ガ
イドを設けたことにより、可動刃と固定刃は所要間隔を
常時保持しつつ切断作業を行うために、小さい力で鋭い
切れ味を有することになり、大きな被切断物でも切断可
能である。また支点部が摩耗するという従来品にあった
欠点の生ずる余地もないので長期間効率的な切断性能を
維持できるというすぐれた発明ということができる。
【図面の簡単な説明】
本発明の実施の一例を示すもので、第1図は本発明にか
かるカッターの側面図、第2図は第1図のA-A線拡大断
面図、第3図は別の実施例を示すカッターの側面図、第
4図(A)は第3図のA-A線拡大断面図、(B)はB-B線
拡大断面図である。 1,29……カッター主体 5,31……固定刃 13,35……可動刃 7,40,42……ガイド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】カッター主体(3)の下部先端横長方向に
    固定刃(5)を設け、該固定刃との間隔を後記する可動
    刃と可動刃取付板との組合せ幅に所定間隙を加えた寸法
    幅とし、固定刃の前端と後端とにそれぞれ対応する位置
    に設ける前後一対のガイド(7)(7)は、固定刃の高
    さを大きく越えない高さとし、各ガイドの内側面に取替
    え可能に取り付ける耐摩耗性金属板(8)は内側上端角
    隅に面取り(10)を施し、上記主体の上部横長方向に設
    ける可動刃(13)は中央部を低く両側は高くし、高部外
    側角隅に面取り(15)を施し、該可動刃は作動杆(17)
    と平行リンク(19)を介して油圧シリンダー(22)で作
    動するようにしたことを特徴とする鉄骨カッター。
  2. 【請求項2】カッター主体(29)の下部先端横長方向
    に、中央部を凹部とした固定刃(31)を設け、該固定刃
    の前端位置に設ける一対のガイド(40)(40)は、刃の
    高さを大きく越えない高さとし、各ガイドの先端内側角
    隅部に面取り(41)を施し、後記する上部ガイドの嵌入
    可能な間隔を置いて左右に対設し、主体に開閉自在に取
    り付けた可動体(33)の先端下面横長方向に、中央部を
    凹部とした可動刃(35)を設け、該刃の前端に前記ガイ
    ドと対応して設ける上部ガイド(42)は可動刃の高さを
    大きく越えない高さとして、上端両角隅部に面取り(4
    3)(44)を施し、可動刃の開閉は油圧シリンダー(3
    8)を作動させて行うようにしたことを特徴とする鉄骨
    カッター。
JP2313424A 1990-11-19 1990-11-19 鉄骨カッター Expired - Lifetime JPH0714563B2 (ja)

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JPH04183516A JPH04183516A (ja) 1992-06-30
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