JPH07145506A - フリーサイズ帽子 - Google Patents

フリーサイズ帽子

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JPH07145506A
JPH07145506A JP6124995A JP12499594A JPH07145506A JP H07145506 A JPH07145506 A JP H07145506A JP 6124995 A JP6124995 A JP 6124995A JP 12499594 A JP12499594 A JP 12499594A JP H07145506 A JPH07145506 A JP H07145506A
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JP
Japan
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hat
size
elastic
band
free
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JP6124995A
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Byoung-Woo Cho
ビョン ウー チョ
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YUPUNSHIRUAPU JIYUSHIKUHESA
Yupoong Inc
Original Assignee
YUPUNSHIRUAPU JIYUSHIKUHESA
Yupoong Inc
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Publication date
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    • A42HEADWEAR
    • A42CMANUFACTURING OR TRIMMING HEAD COVERINGS, e.g. HATS
    • A42C5/00Fittings or trimmings for hats, e.g. hat-bands
    • A42C5/02Sweat-bands
    • DTEXTILES; PAPER
    • D10INDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
    • D10BINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBLASSES OF SECTION D, RELATING TO TEXTILES
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    • D10B2401/061Load-responsive characteristics elastic
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  • Undergarments, Swaddling Clothes, Handkerchiefs Or Underwear Materials (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明はフリーサイズ帽子に関し、良好な着
用感を得ることができると共に、その機能を長期に渡っ
て維持することができるようにすることを目的とする。 【構成】 ひさしの部分3より後側の帽子本体1の部分
がポリウレタン弾性糸である緯糸と、非弾性糸である縦
糸とより成る弾性織物にて形成され、かつ前記帽子本体
内周下縁に沿って弾力性と伸縮性とを有するポリウレタ
ン織布バンドより成るスエットバンド4の下側縁が縫着
され、かつ帽子本体の内周方向に沿って前記弾性織物及
びスエットバンド4は基準サイズ、例えば60cm ± 3cm
に対して6.35 cm の範囲で伸縮可能である。スエットバ
ンドはその上縁がひさしより後側の帽子本体の内面にお
けるマルチスティッチラインの部位に縫着される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、基準サイズ(例えば
60 cm )から所定範囲内(例えば6.35 cm)の広いサイズ
範囲で着用可能であり、しかも良好な着用感を得ること
ができるフリーサイズ帽子に関する。
【0002】
【従来の技術】フリーサイズ帽子は、普通の帽子のよう
に数種類のサイズに分けて製造販売する必要がないた
め、生産ライン・設備の簡素化、作業時間の短縮及び労
働力の節約、スペースの節約、流通の効率化を図ること
ができ、これらがあいまって販売価格の大幅低減を実現
することができる。従来フリーサイズ帽子としては米国
特許第4,662,007 号又は米国特許第5,119,514 号等に開
示されたものが公知である。これらの米国特許にかかる
フリーサイズ帽子ではひさしの部位から後側の部位にお
ける帽子本体のゴア(gore)を伸縮性のある織物にて構成
している点が共通している。そして、米国特許第4,662,
007 号のフリーサイズ帽子では帽子本体の下縁部にはひ
さしより後側の部位で横編構成の編物より成るイヤーフ
ラップが形成されている。常態ではイヤーフラップは帽
子本体の下縁上方に折り返して位置される。冬季等には
折返帯をずり下げることによりイヤーフラップは着用者
の耳を覆い、その保温を図ることができる。また、イヤ
ーフラップを帽子本体の内側に折り返すように使用する
ことにより、スエットバンド(汗取り帯)としての機能
を持たせることは可能である。
【0003】一方、米国特許第5,119,514 号のフリーサ
イズ帽子では、ひさしより一体に延びる比較的剛直なつ
ば状のイヤーシールドを備え、かつ帽子本体の後部に切
欠部を設け、この切欠部の対向した縁の片側に長さが約
6.35 cm 程度の嵌合バンド又はベルクロファスナを設
け、サイズの調節を可能としている。即ち、嵌合バンド
の場合はその片側の雄バンドは一定間隔をおいた突起を
有し、他方側の雌バンドは同一の一定間隔をおいた嵌合
孔を有し、雄バンドの突起を雌バンドの適当な嵌合孔に
嵌合せしめることによって、帽子のサイズを着用者の頭
に適宜調節することができるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】米国特許第4,662,007
号では、ひさしより後側の部位において常態では帽子本
体の下縁から上方に折り返して位置されるイヤーフラッ
プを有し、必要時にイヤーフラップをずり下げることに
より着用者の耳を覆うようにして保温をししてる。ま
た、イヤーフラップを帽子本体の内側に折り返すことに
よって汗取りの機能を持たせることが可能である。しか
しながら、イヤーフラップを帽子本体の内側に折り返す
ことによって汗取りの機能を持たせようとした場合、ひ
さしの部位にはイヤーフラップが存在していないため、
ひたいの部位では汗取りの機能を持たせることはできな
いばかりでなく、着用感を損なう結果となる。また、こ
の帽子では帽子のサイズはイヤーフラップを帽子本体の
下縁から上方に折り返して位置させたときのサイズが基
準である。従って、汗取り機能を持たせるためイヤーフ
ラップを内側に折り返して使用した場合、イヤーフラッ
プの厚みに相当する分だけ帽子本体の内側寸法が縮小さ
れ、フリーサイズ帽子としてのサイズの適応範囲が小さ
くなる。更に、折返帯は横編構成の編物によって構成さ
れているため、繰り返して洗濯をした場合に組織の伸縮
性が徐々に喪失され、汗取り機能が悪化するばかりか、
その摩耗の進行が早い欠点がある。加えて、帽子本体の
部分は弾性糸としての緯糸で形成されているが、その伸
びは20%程度である。しかしながら、従来技術の帽子は
伸びが20%として規定されているだけであり、脱帽のお
それを排除しつつ快着感を得ることが困難である。即
ち、帽子本体後部(ひさしより後ろの部分)の非伸長時
の長さをR0 、最大伸長時のサイズ増加をΔR0 とし、
帽子本体前部(ひさしの部分)の長さをF0 、基本サイ
ズC0 とすると、 0 =F0 +R0 ΔR0 =0.2 ×R0 となる。着用者の頭の大きさをHとすると H=C0 +ΔR0 =F0 +R0 +ΔR0 の関係が得られる。この場合、帽子本体後部の伸長率が
20%というだけでは、当然のことながら、帽子本体後部
の長R0 、帽子本体前部の長さをF0 は不明のままであ
る。従って、帽子本体前部(ひさしの分)の長さと帽子
本体後部の長さとの間が均衡しているか否かや、帽子本
体後部の伸びΔR0 により頭に与える圧迫感が脱帽を起
こさない範囲で過大ではないか、といった決定ができな
い。
【0005】一方、米国特許第5,119,514 号の構造では
嵌合バンドの場合はその片側の雄バンドの突起と反対側
の雌バンドとの係合孔との位置関係を変えることにより
サイズを調節しているが、この調整は嵌合突起と嵌合孔
の間隔毎であり、微妙な調節はなしえず、かならずしも
ぴったりと頭に合うとは限らず、固すぎたり緩すぎたり
することによって着用感を損なうものとなっている。加
えて、嵌合バンドの部位で帽子本体に収縮によるしわが
発生し、見栄えが悪くなり易い。更に、嵌合バンドは雄
・雌のバンドをその端部で帽子本体に縫着しているた
め、製造工程が複雑であり、作業効率が悪化し、また部
品点数が増加するため、これらの相乗効果によってコス
ト高となる。嵌合バンドの変わりにベルクロファスナを
使用した場合は、サイズの調節の自由度は大きくなる
が、ベルクロファスナのフック及びループの部分は構造
上その機能劣化が速く、比較的短時間のうちに締結機能
が失われ、寿命が案外と短い。さらに、嵌合バンドの場
合と同様にフック及びループの各部分をその端部で帽子
本体に縫着する作業が必要であるため、製造工程が複雑
であり、作業効率が悪化し、また部品点数が増加するた
め、これらのコスト的にも高くなってしまう欠点があ
る。さらに、この米国特許ではイヤーシールドはひさし
と一体の剛直な材料により形成され、日よけの機能を主
眼としたものであり、折り返して汗取り帯として機能さ
せることはできない。
【0006】これらの問題点の解決を図るため、この出
願人と同一の出願人は大韓民国特許出願第92-26367号に
おいて、帽子本体を弾性織物にて構成し、二重折りの緯
編として形成したスエットバンドを具備し、かつ帽子本
体及びスエットバンドに緯方向に6.3 cm(2.5インチ) の
範囲で伸縮性を持たせるようにした非伸長時の基準サイ
ズが60 cm のフリーサイズ帽子を提案している。ところ
が、この出願のフリーサイズ帽子では二重折りの緯編と
して形成したスエットバンドは繰り返し洗濯をした場合
の耐久性に欠けており、比較的短時間の使用の後にスエ
ットバンドの弾力機能が劣化され、着用者の頭への密着
感及び着用感が悪化され、フリーサイズ帽子としての機
能を喪失し易い欠点があった。また、スエットバンドは
二重折りの緯編として構成されているため、温暖な気候
条件での着用には厚きに過ぎ、発汗によってその劣化の
進行が早く、この意味でも寿命の短縮の原因となってい
た。
【0007】この発明は以上の欠点を解決し、良好な着
用感を得ることができると共に、その機能を長期に渡っ
て維持することができるフリーサイズ帽子を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】この発明によれ
ば、ひさしの部分より後側の帽子本体の部分が弾性糸で
ある緯糸と、非弾性糸である縦糸とより成る弾性織物に
て形成され、かつ前記帽子本体内周下縁に沿って弾力性
と伸縮性とを有する織布としてのスエットバンドの下側
縁が縫着され、かつ帽子本体の内周方向に沿って前記弾
性織物及びスエットバンドは基準サイズに対して所定の
範囲で伸縮可能であるフリーサイズ帽子が提供される。
【0009】帽子本体の前記後部を構成する弾性織物に
おける緯糸は基準サイズに対して所定の範囲内で伸縮性
を有するポリウレタン弾性糸より構成されることが好ま
しい。前記スエットバンドは所定範囲内で伸縮性を有す
るポリウレタン織布バンドより構成されることが好まし
い。特に、ポリウレタンが80重量%以上含まれているス
パンデックス糸及びスパンデックス織布バンドを使用す
ることが好ましい。尚、非着用時の基準サイズをC0
60 cm ± 3 cm に定め、ひさしから後側の帽子本体の
下端内周とこの部分のスエットバンドの伸縮範囲ΔR0
は0〜6.35 cm(2.5 インチ) に定めるのが好適である。
【0010】前記スエットバンドはその上縁がひさしよ
り後側の帽子本体の内面における前記マルチスティッチ
ラインの部位に縫着されることが好ましい。この発明の
フリーサイズ帽子では、その内周部分において、帽子本
体を構成する弾性織物及びスエットバンドは基準サイズ
に対して所定の範囲内で伸縮可能に構成されており、こ
の範囲内のサイズで変化しても同一の帽子で着用可能で
ある。
【0011】好ましい実施例では、基準(フリー状態)
でのサイズを60±3 cmとしているが、出願人会社は米
国、カナダ、日本、欧州、中東諸国等の世界中の各国に
おける長い輸出経験があるが、統計上これら各国で成人
層のユーザのサイズは60±3 cmから66±3 cmまでの範囲
にその殆どが含まれる。従って、基準サイズとして60±
3 cmとし、帽子本体を構成する弾性織物及びスエットバ
ンドを6.35 cm の範囲内で伸縮可能とすることにより、
一つの基準サイズの帽子だけで頭のサイズが60 cm ±3
cm以上66±3 cmまでの範囲内で着用可能であり、しかも
ベルクロファスナー等の別途の帽子寸法調節手段を要す
ることなく、着用させることができ、しかも快適な着用
感を全然失うことがない。即ち、本出願人の経験による
と前記のように成人の頭のサイズは大半が57 cm 〜69 c
m の範囲に含まれ、帽子本体の前部(ひさしの部分)と
後部との均衡のためにはF0 =R0 =(1/2) ×C0 が好
ましい。そこで、頭の大きさの範囲57 cm 〜69 cm の中
間値、即ち、63 cm を基準として、その約1/2 である3
1.5 cm =R0 として、ΔR0 =0〜6.35 cm(即ち0〜
2.5 インチ) に定めたとき、おもさに関してひさしの部
分と帽子本体後部とが適当なバランスとなる。即ち、着
用時に最適な収縮力が頭に働き、同時に脱帽のおそれも
ない。この点、米国特許第4, 662,007号では帽子本体後
部(ひさしの後側)に20%の伸びを許容するだけであっ
たため、本発明のような帽子本体の前部と後部との最適
なバランスを得ることができず、圧迫感が過大又は仮称
にともなう装着感の悪化があったが、本発明はこの点を
解決しているものである。
【0012】更に、本発明では、同質の原材料(弾性織
物及びスエットバンド)を用いて基本サイズを複数種類
(例えば57 cm, 60 cm, 63 cm)準備することも可能であ
る。この場合、頭のサイズが60〜63 cm の人は基本サイ
ズとして57 cm と、60 cm との二つの基本サイズのもの
から好みによって選択することができ、頭のサイズが63
〜66 cm の人は基本サイズとして57 cm と、60 cm との
二つの基本サイズから好みのものを選択することができ
る。
【0013】また、スエットバンドをポリウレタン織布
バンドで構成した場合、ポリウレタン織布バンドは伸長
時にその多くの微細通気孔が開口されるため、スエット
バンドに接触される頭の部位からの発汗をこの微細通気
孔を介して外気に迅速に発散させることができ、これも
快適感の向上に寄与することができる。また、実施例の
ように、スエットバンドはその上縁が前記後部において
間隔をおいて帽子本体の内面におけるマルチスティッチ
ラインの部位で縫着していることから、スエットバンド
が帽子本体の下縁部から下側に垂れ落ちることは防止さ
れる。
【0014】また、本発明では、弾性糸及び弾性バンド
の双方についてその伸縮性は約半分であるため、着用者
の頭に対して過度の圧迫がかかることが防止され、快適
な着用感を確保することができる。また、ポリウレタン
バンドは洗濯を繰り返した場合の耐久性が高く、その組
織を長期間にわたって維持することができる。これに対
し、従来の厚い二重緯編のスエットバンド又はイアーフ
ラップに比べて暑い地方又は暑い季節に使用した場合着
用感を良好にすることがてきる。
【0015】上記において6.35 cm 範囲内の伸縮性とは
全く伸びていないフリーの状態(伸びは零)から6.35 c
m の最大伸びの範囲内で伸縮することを意味する。本発
明のフリーサイズ帽子は前記の如く構成されているので
ひとつの基準となるサイズ(60 cm ±3 cm)たけで大多
数の主な需要者がサイズ調節用具でサイズを調節しなく
ても簡便に着用することができるので生産ラインを一つ
に統合することができて従来のように異なるサイズの帽
子毎に別の生産ラインを数個別設けることによる生産施
設の増加、及び作る時間と作る人力の増加、裁断ロスの
増加等を著しく減少することができるのでその結果それ
だけの製造原価の著しい節減をもたらすことができる。
本発明における基準のサイズは仕向国別の需要者の頭の
平均のサイズによって57〜63 cm (即60 cm ±3 cm)の
中でひとつのサイズを選定しこれによって63〜69 cm
(即66 cm ±3 cm)迄の頭のサイズの需要者に適合させ
ることができる。
【0016】
【実施例】図1,2において帽子本体1は6枚のゴア(g
ore)1-1, 1-2, 1-3, 1-4, 1-5, 1-6より成り、これらの
6枚のゴアは端縁に沿って合せ縫合されると共に、本体
の裏面より布片2-1, 2-2, 2-3, 2-4, 2-5, 2-6を当てが
われ、接合されたゴアの端縁を挟むように2本のスティ
ッチライン(マルチスティッチライン)により布片2-1,
2-2, 2-3, 2-4, 2-5, 2-6は帽子本体1に接合されてい
る。ゴアのうちひさし3の部分(前部)におけるゴア1-
1, 1-6は裏張り用の芯材がのり付けされ、この前部で帽
子本体1は剛直に形成され、その形態を維持せしめるこ
とができる。一方、ひさし3から後方(後部)のゴア1-
2, 1-3, 1-4, 1-5は弾性織物にて形成される。即ちこの
弾性織物は、緯糸として6.35 cm (2.5 inch)の範囲内で
伸縮性を有するポリウレタン弾性糸を用い経糸としては
非伸縮性のポリエステル/コットンの混紡糸を用いて織
成されている。弾性織物を構成する弾性糸は帽子の内周
に沿って延びるように配置され、同方向に伸縮性が付与
される。また、帽子本体1の下縁部5にポリウレタン弾
性織布より構成されるスエットバンド4(その巾3 cm厚
さ1.5 mm、内周長が60 cm)が縫着される。スエットバン
ド4と帽子本体の後部のゴア1-2, 1-3, 1-4, 1-5を構成
する弾性織物は内周方向に沿って基準寸法に対して所定
範囲内で伸縮可能である。例えば、帽子をかぶらないフ
リーな状態での帽子本体1の周長(本体1の下縁内周
長)を60 cm とした場合6.35 cm の範囲内で伸縮性が付
与され、約60 cm 〜 約66 cm の範囲のサイズで着用可
能なフリーサイズ帽子が構成される。
【0017】更に、スエットバンド4の上縁はひさし3
より後側の帽子本体1の後部を構成するゴア1-2, 1-3,
1-4, 1-5のマルチスティッチラインによる接合部分にお
ける接合布片2-2, 2-3, 2-4 に×で示した部位6-1, 6-
2, 6-3 で縫着されている。即ち、スエットバンド4の
上縁は帽子本体1の後部に60°間隔で3ヶ所で縫着され
る、これによってスエットバンド4が帽子本体の下端部
から下側に垂れ落ちることが防止される。
【0018】一方、スエットバンド4の上縁はひさし3
の部分における帽子本体1には全く縫着されていない。
そのため、鋭敏なひたい部分におけるマルチスチッチラ
インの存在による硬い不快感を最小にすることができ
る。本発明はひさしの後側のスエットバンドはこの部分
に該当する帽子本体の下端内周の伸縮範囲が0〜6.35 c
m になるようにしており、基本となる帽子寸法は60±3
cmが好ましいが、伸縮範囲を更に拡大し0〜6.0 cmとす
ることも可能である。この場合、54 cm から72 cm の頭
のユーザに着用が可能となり、その範囲が広がる。しか
しながら、C0 =60±3 cmに設定した場合は、頭の大き
さが60 cm 〜63 cm の人はキャップサイズとして57 cm
又は60 cm のいずれ一方を好みで選択し、頭の大きさが
63 cm 〜66 cm の人はキャップサイズとして60 cm 又は
63 cmのいずれ一方を好みで選択する、という自由度が
あったが、このC0 =60±6 cmに設定した場合は、サイ
ズは完全に1種類となり、サイズ選択の自由はない。ま
た、この設定の場合、サイズに対して実際の頭が大きい
場合、着脱のたびに大きな伸縮力が加わり、その回数が
増えると、次第に伸縮力が弱くなり、密着感が喪失され
ようが、サイズに対して頭が小さい場合は使用の開始に
当たっての密着感はやや弱いが着脱のたびの伸びが小さ
いので、着脱回数をふやしても収縮力はあまり変化しな
い特徴がある。
【0019】本発明は前記の実施例に限るものではなく
要旨を変更しない範囲内で設計変更をして行うことがで
きる。例えばフリーサイズ帽子は基準サイズ(フリーの
状態での内周長)を必ずしも60 cm を基準とすることを
要せず、妥当な範囲内、例えば±3 cmの範囲内で設計変
更して実施することができる。又は帽子本体の前半部の
中央内側に設けた帽子本体をして常に一定な形状を保持
せしめる芯材は省略することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はこの発明のフリーサイズ帽子の斜視図で
ある。
【図2】図2はこの発明のフリーサイズ帽子の底面図で
ある。
【符号の説明】
1…帽子本体 1−1,1−2,1−3,1−4,1−5,1−6…ゴ
ア 2−1,2−2,2−3,2−4,2−5,2−6…布
片 3…ひさし 4…スエットバンド4

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ひさしの部分より後側の帽子本体の部分
    が弾性糸である緯糸と、非弾性糸である縦糸とより成る
    弾性織物にて形成され、かつ前記帽子本体内周下縁に沿
    って弾力性と伸縮性とを有する弾性織布としてのスエッ
    トバンドの下側縁が縫着され、かつ帽子本体の内周方向
    に沿って前記弾性織物及びスエットバンドは基準サイズ
    に対して所定の範囲で伸縮可能であるフリーサイズ帽
    子。
  2. 【請求項2】 帽子本体の前記後部を構成する弾性織物
    における緯糸は基準サイズに対して所定の範囲内で伸縮
    性を有するポリウレタン弾性糸より構成される請求項1
    に記載のフリーサイズ帽子。
  3. 【請求項3】 前記スエットバンドは所定範囲内で伸縮
    性を有するポリウレタン織布バンドより構成される請求
    項1に記載のフリーサイズ帽子。
  4. 【請求項4】 非着用時のサイズを60cm ± 3cmとして
    帽子内周に沿った前記弾性織物及びスエットバンドの伸
    縮範囲は6.35 cm である請求項1に記載のフリーサイズ
    帽子。
  5. 【請求項5】 前記スエットバンドはその上縁がひさし
    より後側の帽子本体の内面におけるマルチスティッチラ
    インの部位に縫着される請求項1に記載のフリーサイズ
    帽子。
  6. 【請求項6】 非着用時のサイズを60cm ± 6cmとして
    帽子内周に沿った前記弾性織物及びスエットバンドの伸
    縮範囲は6.35 cm である請求項1に記載のフリーサイズ
    帽子。
JP6124995A 1993-08-14 1994-06-07 フリーサイズ帽子 Pending JPH07145506A (ja)

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