JPH0714542U - 管球製造機における排気ヘッド用の気体制御弁 - Google Patents

管球製造機における排気ヘッド用の気体制御弁

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JPH0714542U
JPH0714542U JP4494593U JP4494593U JPH0714542U JP H0714542 U JPH0714542 U JP H0714542U JP 4494593 U JP4494593 U JP 4494593U JP 4494593 U JP4494593 U JP 4494593U JP H0714542 U JPH0714542 U JP H0714542U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構造が簡単で耐久性があり、しかも保守が簡
単な管球製造機における排気ヘッド用の気体制御弁を提
供する。 【構成】 管球製造機における排気ヘッド用の気体制御
弁は、一端に開口する凹部111、前記凹部111の底
に開口する第1のポート113、前記底に隣接して前記
凹部の周面で開口する第2のポート115が形成された
本体11と、前記本体11の前記凹部111内に移動可
能に配置された弁体12と、該本体に取り外し可能に取
り付けられかつ該弁体を移動可能に案内する軸受け部材
13とを備えている。前記弁体の周縁には全周にわたっ
てリセス122を形成し、前記リセス内には前記凹部の
内周面と常時接触しかつ前記凹部の底面と選択的に接触
する環状のシール部材125を配置し形成されている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は蛍光灯用の管球を製造する管球製造機において管球内から空気を排気 又は管球内へのアルゴンガスの供給を制御するのに適した、排気ヘッド用の気体 制御弁に関する。
【0002】
【従来の技術】
蛍光灯用の管球を製造する管球製造機において、管球内から空気を排気した後 管球内に所定量の水銀を注入する工程がある。この水銀の注入に際しては水銀充 填装置から所定量の水銀を排気ヘッド内に送った後その水銀をアルゴンガスで排 気管から管球内に充填するようにしている。従来の排気ヘッドでは、このような 管球からの空気の排気及び管球内へのアルゴンガスの充填を制御するのに、弾性 のチューブを排気管路或いはガス供給管路に接続し、このチューブを流体圧シリ ンダ又は電磁作動装置で動作される押圧部材で押し潰したり、その押し潰しを止 めたりしれ排気の制御或いはアルゴンガスの供給の制御を行っていた。
【0003】 このような弾性のチューブを利用した気体の制御弁は構造が簡単で安価にでき るが、チューブを繰り返し押し潰すためチューブが早期に破損し、1週間程度で 取り替えなければならない問題がある。また、チューブの取り替えが煩雑で手数 がかかる問題もある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案が解決しようとする課題は、構造が簡単で耐久性があり、しかも保守が 簡単な管球製造機における排気ヘッド用の気体制御弁を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、管球製造機における排気ヘッド用の気体制御弁において、一端に開 口する凹部、前記凹部の底に開口する第1のポート、前記底に隣接して前記凹部 の周面で開口する第2のポートが形成された本体と、前記本体の前記凹部内に移 動可能に配置された弁体と、該本体に取り外し可能に取り付けられかつ該弁体を 移動可能に案内する軸受け部材とを備え、前記弁体の周縁には全周にわたってリ セスを形成し、前記リセス内には前記凹部の内周面と常時接触しかつ前記凹部の 底面と選択的に接触する環状のシール部材を配置して構成されている。
【0006】
【作用】
上記構成の気体制御弁において、弁体が凹部の底から離れているとき、弁体の 周縁に設けられたシール部材が凹部の底面から離れているため、第1のポートか ら流入した気体は凹部内に入り、その凹部から第2のポートに流出する。弁体を 凹部の底に押し込むとシール部材が凹部の底面に当接して弁体及びシール部材に よって第1のポートと凹部内との連通を阻止する。したがって第1のポートから の気体が第2のポートに流入できない。
【0007】
【実施例】
以下、図面を参照して本考案の気体制御弁の実施例について説明する。 図1において、本実施例の気体制御弁10が示されている。この気体制御弁1 0は本体11と、その本体内に移動可能に配置された弁体12と、本体11に取 り付けられた軸受け部材13とを備えている。本体11には、一端(図1で上端 )に開口する凹部111と、凹部111の底面112で凹部に開口している第1 の(例えば入口)ポート113と、凹部111の底隅部すなわち底面112と凹 部の内周面114とが交差する位置で凹部111に開口する第2の(例えば出力 )ポート115とを有している。第1のポートすなわち入口ポート113は本体 の側面(図1で左側面)に開口し、パイプ116等を介して真空源又はガス源に 接続され、第2のポートすなわち出力ポート113は本体の他の側面に開口して いる。
【0008】 弁体12は長い軸部121の下端(図1において)に一体的に形成され、その 下端周縁には全周に亙ってリセス122が形成されている。リセス122内には Oリングシールのようなシール部材125が装着されている。シール部材は、外 周が弁体12の外周より半径方向外側に突出して本体の凹部111の内周面11 4に常時接触しかつ弁体が下まで押されたとき出力ポート115の凹部111側 開口部117の周囲で凹部の底面112と接触する大きさに、なっている。 軸受け部材13は凹部111の開口端において本体11に複数の固定ねじ14 によって取り外し可能に固定されている。この軸受け部材13は円筒部131と 、円筒部131の外周にその円筒部と一体的に形成され一方の面(図1で下面) が本体11の上面に当接するフランジ132とを有している。円筒部131内に は弁体12の軸部121を滑り可能に受けるブッシュ133が嵌合されている。 弁体12は軸部121の上端近くに取り付けられたばね受け151と軸受け部材 12の上面に隣接して配置されたばね受け152との間に配置されたばね15に よって上方に弾圧されている。なお、161、162は本体11と軸受け部材と の間及び軸受け部材と弁体の軸部との間をシールするシール部材である。
【0009】 弁体12は軸部121の上端が、その上に設けられた操作機構17によって押 し下げられることによって開閉動作する。操作機構17は、支点171に回動可 能に支持されかつ軸部121の上端と接触するアーム172と、アーム172の 上方で支点173に回動可能に支持されかつ一端にアーム172の上面と接触し てそのアームを押すローラ175が回転自在に配置取り付けられたレバー174 とで構成されている。上記気体制御弁10は、弁体12が図1に示されるように 上昇位置にあるとき、第1のポートすなわち入口ポート113と第2のポートす なわち出力ポート115とが凹部111内を通して連通する。弁体12の軸部1 21の上端が操作機構17によって押し下げられることにより弁体12が凹部1 11の底に押し下げられると、シール部材125が底面112に当たり、しかも シール部材125は弁体のリセス122上面に当たるため入口ポート113と出 力ポート115との連通が阻止される。
【0010】 上記気体制御弁10は、例えば、図2ないし図6に示された管球製造機用の排 気ヘッド(以下単に排気ヘッドと呼ぶ)と共に使用される。図2ないし図6にお いて、この排気ヘッド1は、上部に水銀タンク3が配設されたヘッド本体2と、 水銀タンク3内に配置された上下方向に伸びる固定軸4と、水銀タンク内におい て固定軸4の回りに回動可能に配置された中空軸5と、ヘッド本体内で固定軸に 直角に横方向に伸びるプッシュロッド6と、排気管シール装置7とを備えている 。
【0011】 ヘッド本体2の上部には水銀タンク3が設置されている。ヘッド本体2には、 横方向(図2で左右方向)に貫通するロッド穴22が形成されている。ヘッド本 体2には、更に、図4に示されるように、ロッド穴22と平行に排気通路27及 びガス供給通路28が形成されている。上記制御弁10は真空弁10a及びガス 供給弁10bとして図3に示されるように本体2の側部に公知の方法で取り付け られ、それぞれ、排気通路27と真空源(図示せず)との間及びガス供給通路2 8とガス供給源(図示せず)との間の連通を制御する。この場合、制御弁10の 出力ポートを排気通路27又はガス供給通路28と接続する。また操作機構は真 空弁とガス気体弁との間でヘッド本体の上に公知の方法で支持される。
【0012】 次に、上記制御弁10の使用例である真空弁10aとガス供給弁10bの動作 を上記排気ヘッド1の動作と関連して説明する。管球Vの排気管Bは図2に示さ れるように排気管シール装置7内に挿入された状態で保持されている。このとき 、真空弁10a及びガス供給弁10bの弁体12は軸部121の上端が操作機構 17によって押し下げられているため、第1のポート113と第2のポート11 5との連通が阻止されている。また、排気管Bの先端とプッシュロッド6の先端 (図2で右端)とは図2に示されるように離れている。この状態で制御弁すなわ ち真空弁10aの弁体12の押し下げが解除されてばね15により押し上げられ ると、排気通路27を図示しない真空源と連通する。このため、管球V内の空気 は排気管B、ロッド穴22及び排気通路27を介して排気される。この時、中空 軸5の上端に取り付けられたレバー56は図3でX位置にあり、中空軸5のスリ ーブ部分51の計量孔52はタンク3の底壁30に形成された水銀通路33の軸 孔32側の開口端と整合される位置にあり、通孔41とガス通路35とはスリー ブ部分51によって遮断されている。このため排気作用が及ぶ範囲はプッシュロ ッド6のノズル孔61及び固定軸4の通孔41内までである。一方、スリーブ部 分51の計量孔52が水銀通路33と整合しているとき、その水銀通路33は中 空軸5のフランジ53に形成された孔54を介して水銀タンク30内と連通して いるため、水銀タンク内の水銀は孔54及び水銀通路33を介して計量孔52内 に流入する。
【0013】 管球V内の排気が完了すると、真空弁10aは弁体12が操作機構17により 押し下げられることにより閉じられて排気通路27と真空源との連通が遮断され 、その後まずプッシュロッド6が図3で右に押されて先端が排気管Bの端部に接 触し、次にレバー56が図2で時計回り方向に約90°回動されてY位置になる 。すると中空軸5のスリーブ部分51に形成された計量孔52は、図2に示され るように、中に所定量の水銀を収容した状態で、ガス通路35の軸穴32側の開 口端と固定軸4に形成された通孔41の円周方向開口端との間に来てそれらと整 合される。すると、ガス供給弁10bは、弁体12の押し下げが解除されて弁体 はばねにより押し上げられることによりが開き、図示しないガス供給源からのア ルゴンガスがガス供給通路28、凹部34内、ガス通路35を介して流れる。こ のため計量孔52内の水銀はアルゴンガスにより固定軸4の通孔41内及びヘッ ド本体2に形成された通孔26を通してプッシュロッド6のノズル孔61内に送 られ、そのノズル孔から排気管Bを介して管球V内にアルゴンガスと共に充填さ れる。管球内への水銀及びアルゴンガスの充填が完了すると、ガス排気弁10b は閉じられ、レバー56は90°元に戻されてX位置になる。
【0014】
【考案の効果】
本考案によれば次のような効果を奏することが可能である。 (1)チューブを押し潰す構造ではないので、耐久性があり制御弁の寿命の長 くできる。 (2)軸受け部材を本体から取り外すことによって弁体を本体内から容易に取 り出せるので、シール部材の交換が容易であり、保守を簡単かつ迅速に行うこと ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の気体制御弁の一実施例の断面図であ
る。
【図2】本考案の気体制御弁を使用した排気ヘッドの一
部分を断面で示す図である。
【図3】図2の排気ヘッドの上面図である。
【図4】図2の線A−Aに沿って見た断面図である。
【図5】タンクの平断面図であって、図6の線C−Cに
沿って見た断面図である。
【図6】図5の線B−Bに沿って見た断面図である。
【符号の説明】
10 気体制御弁 11 本体 12 弁体 13 軸受け部材 111 凹部 113、115
ポート 122 リセス 125 シール部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管球製造機における排気ヘッド用の気体
    制御弁において、 一端に開口する凹部、前記凹部の底に開口する第1のポ
    ート、前記底に隣接して前記凹部の周面で開口する第2
    のポートが形成された本体と、前記本体の前記凹部内に
    移動可能に配置された弁体と、該本体に取り外し可能に
    取り付けられかつ該弁体を移動可能に案内する軸受け部
    材とを備え、前記弁体の周縁には全周にわたってリセス
    を形成し、前記リセス内には前記凹部の内周面と常時接
    触しかつ前記凹部の底面と選択的に接触する環状のシー
    ル部材を配置したことを特徴とする排気ヘッド用の気体
    制御弁。
JP1993044945U 1993-08-18 1993-08-18 管球製造機における排気ヘッド用の気体制御弁 Expired - Fee Related JP2572110Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51157231U (ja) * 1975-06-09 1976-12-15

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