JPH07144993A - シリコン単結晶の接触検査方法及びその装置 - Google Patents

シリコン単結晶の接触検査方法及びその装置

Info

Publication number
JPH07144993A
JPH07144993A JP29295493A JP29295493A JPH07144993A JP H07144993 A JPH07144993 A JP H07144993A JP 29295493 A JP29295493 A JP 29295493A JP 29295493 A JP29295493 A JP 29295493A JP H07144993 A JPH07144993 A JP H07144993A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
single crystal
silicon single
weight
contact
crucible
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP29295493A
Other languages
English (en)
Inventor
Kaoru Takiuchi
薫 滝内
Yoshihiro Akashi
義弘 明石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Sitix Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Sitix Corp filed Critical Sumitomo Sitix Corp
Priority to JP29295493A priority Critical patent/JPH07144993A/ja
Publication of JPH07144993A publication Critical patent/JPH07144993A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Liquid Deposition Of Substances Of Which Semiconductor Devices Are Composed (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量法を利用し、成長単結晶の落下や落下に
伴う装置の損傷を未然に防止し、常時監視するオペレー
タを不要とし、コストの低減及び歩留りの向上を図るシ
リコン単結晶の接触検査方法及びその装置を提供するこ
と。 【構成】 引上げ軸に設けられた種結晶をルツボ内の多
結晶シリコン融液に浸して前記種結晶及びルツボを回転
させながらシリコン単結晶を引上げる際に、シリコン単
結晶と固化した融液表面及び原料固体層との接触を検出
するシリコン単結晶の接触検査方法において、育成中の
シリコン単結晶の重量を重量計測手段により計測し、こ
の重量計測手段からの重量計測値に基づき単位時間当た
りの重量増加勾配を演算手段により算出し、この演算手
段により算出された重量増加勾配が予め設定された実績
値の所定範囲を超えたときに、前記シリコン単結晶が接
触したと判定するシリコン単結晶の接触検査方法及び装
置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CZ法によるシリコン
単結製造時に、Si融液表面固化に伴うシリコン単結晶と
固化表面との接触、又は、溶融液層法によるシリコン単
結製造時に、原料固体層とシリコン単結晶との接触を検
査するシリコン単結晶の接触検査方法及びその装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】一般に、CZ炉を用いてシリコン単結晶
を製造するCZ引上げ法においては、反応容器(チャン
バ)内で、多結晶シリコンを融解した融液を入れたルツ
ボをヒータによって加熱しながら回転させるとともに、
ワイヤロープの下端に設けられた種結晶を回転させなが
らシリコン単結晶の製造が行われる。この場合、ルツボ
と種結晶の回転速度差やワイヤロープの引上げ速度を制
御しながら引上げが行われる。そして、前記種結晶の下
端面にシリコンが整列して固まると、育成されたシリコ
ン単結晶の下端面に次々とシリコンが整列して固まり、
円柱状のシリコン単結晶が得られる。
【0003】ところで、通常、多結晶シリコンを半導体
基板として用いる場合には、単結晶シリコンの電気抵抗
率、電気電導型を調整するために、ルツボの溶融液中に
不純物が添加されるが、このような不純物はシリコン単
結晶の引上げ方向に偏析し、シリコン単結晶の成長方向
全長に亘って均一な濃度分布を維持することは難しいも
のであった。
【0004】このため、この不純物の偏析を抑制するた
めに溶融液層による引上げ法が開発されている。この溶
融液層による引上げ法は、ルツボの周囲に設置したヒー
タの加熱制御を行うことにより、ルツボの下部に結晶用
原料の固体層を形成させ、その上部に結晶用原料の溶融
液層を形成させ、溶融液層中の不純物濃度を一定に保持
した状態で溶融液層からシリコン単結晶を引上げて成長
させるものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のCZ
法によるシリコン単結晶の製造方法によれば、単結晶シ
リコンの引上げ後半時に、ルツボ内のシリコン融液表面
でルツボ壁から単結晶成長界面に向けて結晶が張り出
す、所謂、融液表面の固化が発生して成長単結晶に接触
し、単結晶の落下により引上げ装置を損傷させたりする
おそれがあった。これは、ルツボ内の融液量減少に伴っ
て融液自体の潜熱が奪われたり、また、ヒータ設置位置
から外れるルツボ面積が増加し融液温度が低下するため
であると思われる。
【0006】このため、従来のCZ法においては、引上
げ後半時には、一定のプログラムに基づいてヒートパワ
ーを高めるように液温調整を行っていたが、それでも断
熱材やヒータの劣化に伴って融液表面の固化が発生する
ため、人による炉内目視によりシリコン単結晶の接触状
況を検出しており、コストが嵩むという不都合があっ
た。
【0007】また、上述した従来の溶融液層法において
も、単結晶引上げ中に僅かな引上げ条件の違いにより、
液温が低下してルツボ内下部に滞在する原料固体層が成
長し、この成長する原料固体層が引上げ中のシリコン単
結晶と接触を起こしており、先のCZ法と同様の問題を
有し、常にオペレータにより炉内の監視が必要となりコ
ストが嵩む問題があった。
【0008】ところで、引上げ単結晶シリコンの直径を
制御する方法として重量法が知られている。
【0009】この重量法は、一定時間内に一定速度で引
上げられた単結晶シリコンの重量の変化で引上げ速度を
調整してシリコン単結晶の直径を制御するものであり、
引上げ中のシリコン単結晶の接触の検出に利用できるこ
とを見出した。
【0010】そこで、本発明は、重量法を利用して引上
げ単結晶シリコンの接触を検出して制御することによ
り、成長単結晶の落下や落下に伴う装置の損傷を未然に
防止し、常時監視するオペレータを不要とし、製造コス
トの低減及び歩留りの向上を図ることができるシリコン
単結晶の接触検査方法及びその装置を提供することを目
的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、引上げ軸に設
けられた種結晶をルツボ内の多結晶シリコン融液に浸し
て前記種結晶及びルツボを回転させながらシリコン単結
晶を引上げる際に、シリコン単結晶と固化した融液表面
及び原料固体層との接触を検出するシリコン単結晶の接
触検査方法において、育成中のシリコン単結晶の重量を
重量計測手段により計測し、この重量計測手段からの重
量計測値に基づき単位時間当たりの重量増加勾配を演算
手段により算出し、この演算手段により算出された重量
増加勾配が予め設定された実績値の所定範囲を超えたと
きに、前記シリコン単結晶が接触したと判定するシリコ
ン単結晶の接触検査方法である。
【0012】更に、本発明は、引上げ軸に設けられた種
結晶をルツボ内の多結晶シリコン融液に浸して前記種結
晶及びルツボを回転させながらシリコン単結晶を引上げ
る際に、シリコン単結晶と固化した融液表面及び原料固
体層との接触を検出するシリコン単結晶の接触検査方法
において、育成中のシリコン単結晶の重量を計測する重
量計測装置と、この重量計測手段からの重量計測値に基
づき単位時間当たりの重量増加勾配を算出しこの算出さ
れた重量増加勾配が予め設定された実績値の所定範囲を
超えたときに前記シリコン単結晶が接触したと判定する
演算手段と、を備え、加えて、この演算手段により前記
シリコン単結晶が接触したと判定されたときに前記シリ
コン単結晶の引上げを停止する引上げ停止手段又は前記
演算手段により前記シリコン単結晶が接触したと判定さ
れたときに警報を発する警報手段のいずれかを備えたシ
リコン単結晶の接触検査装置である。
【0013】また、好ましくは、前記育成中のシリコン
単結晶の直径を光学的に計測する光学的直径計測手段を
備えたシリコン単結晶の接触検査装置である。
【0014】
【作用】シリコン単結晶を製造時には、多結晶シリコン
を融解した融液を入れたルツボを、ヒータによって加熱
しながら、ルツボ駆動部により回転させるとともに、ワ
イヤロープの下端に設けられたシードを引上げ駆動部に
より回転させながら上昇することにより、シードの下端
にシリコン単結晶が育成される。
【0015】この場合、引上げ中のシリコン単結晶の直
径は、光学的直径計測手段により計測され、この計測さ
れた直径値に基づいて引上げ駆動部によるシリコン単結
晶の引上げ速度と、ルツボ内を加熱するヒータのパワー
制御が行われる。
【0016】また、育成中のシリコン単結晶の重量が重
量計測手段により計測され、この重量計測値に基づいて
演算手段において時間当たりの実際の重量増加勾配の演
算が行われ、実際の重量増加勾配が予め設定された実績
値の所定範囲を超えたときには、演算手段によりシリコ
ン単結晶が接触した異常状態であると判断し、シリコン
単結晶の引上げが停止され、又は、警報手段により警報
が発せられる。
【0017】従って、育成中のシリコン単結晶の接触状
態が即座に検知され、また、通常はCCDカメラによる
直径計測に基づいて引上げ速度やヒータのパワー制御が
行われるので、シリコン単結晶の直径制御も同時に行う
ことができる。
【0018】この結果、シリコン単結晶の接触に伴う単
結晶落下による装置の損傷を未然に防止でき、接触状態
の発生を監視するオペレータを不要とすることが可能と
なり、製造コストの低減及び歩留りの向上を図ることが
できる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の一実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本実施例の単結晶シリコン引上げ装置
1の縦断面図であり、図中、2はチャンバ、3はチャン
バの上部に一体に設けられた筒部を示している。
【0020】前記チャンバ2内の中心部には、ルツボ昇
降軸4が垂直に配設され、このルツボ昇降軸4の上部に
は融液5が入れられたルツボ6が取付けられ、ルツボ昇
降軸4の下部には、このルツボ昇降軸4を上下移動させ
るとともに回転させるルツボ駆動部7が設けられてい
る。前記ルツボ6の周囲にはヒータ8が円筒状に配設さ
れ、このヒータ8の周囲には円筒状の保温材9が配設さ
れている。
【0021】前記筒部3内には、ワイヤ11が垂下さ
れ、このワイヤ11の下端にはシードチャック12が取
付けられ、このシードチャック12にはシード(種結
晶)13が取付けられている。尚、図中、14はシード
13の下端に成長したシリコン単結晶を示す。
【0022】前記ワイヤ11の上端部は引上げ駆動部1
6に連結され、この引上げ駆動部16により成長中のシ
リコン単結晶14を、前記ルツボ6とは逆回転させなが
ら、所定の速度で引上げる。
【0023】前記引上げ駆動部16は、筒部3の上部に
配設され、一端部が固設された支持部材17上に重量計
測装置(重量計測手段)18を介して取付けられてお
り、重量計測装置18により成長中のシリコン単結晶1
4の重量を測定できるようになっている。
【0024】また、前記チャンバ2の上部には、監視用
の窓部19が設けられ、この監視用窓部19を通じて成
長中のシリコン単結晶14を監視するCCDカメラ(光
学的直径計測手段)21が固設されている。
【0025】前記ルツボ駆動部7、ヒータ8、CCDカ
メラ21、引上げ駆動部16は、それぞれマイクロコン
ピュータ22に接続され、前記重量計測装置18は比較
演算装置(演算手段)23を通じてマイクロコンピュー
タ22に接続されている。
【0026】更に、前記比較演算装置23には成長シリ
コン単結晶14の接触異常を知らせる警報装置(警報手
段)24が接続されている。
【0027】そして、重量計測装置18から得られる成
長シリコン単結晶14の重量データや、CCDカメラ2
1から得られるシリコン単結晶14の直径データに基づ
き、マイクロコンピュータ22により、ルツボ駆動部7
の回転及び上昇速度が制御され、ヒータ8の加熱制御が
行われ、引上げ駆動部16の回転及び引上げ速度の制御
が行われる構成となっている。
【0028】尚、所マイクロコンピュータ22によりシ
リコン単結晶14の引上げを停止する停止手段が構成さ
れ、また、重量計測装置18、比較演算装置23、マイ
クロコンピュータ22及び警報装置24等によりシリコ
ン単結晶14の接触検査装置が構成されている。
【0029】次に、前記構成の引上げ装置によりシリコ
ン単結晶を製造する場合について説明する。尚、本実施
例では、6インチのシリコン単結晶を引上げるものとす
る。
【0030】シリコン単結晶14を製造するには、多結
晶シリコンを融解した融液5を入れたルツボ6を、ヒー
タ8によって加熱しながら、ルツボ駆動部7により回転
させるとともに、ワイヤ11の下端に設けられたシード
13を引上げ駆動部16により回転させながら上昇する
ことにより、シード13の下端にシリコン単結晶14が
育成される。
【0031】この場合、引上げ中のシリコン単結晶14
の直径は、CCDカメラ21により常時計測され、この
計測された直径値に基づいて引上げ駆動部16によるシ
リコン単結晶14の引上げ速度と、融液5を加熱するヒ
ータ8のパワー制御が行われる。尚、直径制御における
シリコン単結晶14の引上げ速度としては、図2に示す
ように、1.0mm/minに設定され、この引上げ速度の
制御範囲としては、±0.5mm/minとしている。
【0032】また、シリコン単結晶14の引上げ速度
を、図2に示すように、1.0mm/minの引上げ速度と
した場合、この引上げ速度を基準とした上限と下限を設
け、±10%の重量勾配の範囲を接触のない正常な範囲
として予め設定している。この範囲は、実績値に基づい
て設定したものである。この重量勾配の範囲内では、例
えば、図2に示すように、上限引上げ速度が1.5mm/
minとした場合、この上限引上げ速度がよしんば1分間
続いたとしても、実際の重量増加量としては、実質平均
速度の場合の50gに対し、63.7g/min程度とな
り、接触が発生しない。
【0033】更に、引上げ中のシリコン単結晶14の接
触検出は、重量計測装置18により計測された重量計測
値に基づいて比較演算装置23により実際の重量増加量
の演算が行われ、比較演算装置23の判定信号に基づい
てマイクロコンピュータ22により引上げ駆動部16が
制御される。
【0034】すなわち、重量計測装置18による重量測
定の時間間隔は1分毎とし、マイクロコンピュータ22
から入力される1分間当たりの平均引上げ速度に基づい
て重量増加量が演算され、この演算値に対して、実際の
重量増加量が±10%以内、つまり、前記上限と下限の
重量勾配の範囲内であれば正常と判定される。
【0035】反対に、実際の重量増加量が±10%の前
記重量勾配の範囲内を超えた場合、すなわち、図3の破
線で示すように、上限の重量勾配を超えた時には、シリ
コン単結晶14と固体層との接触状態、或いは、シリコ
ン単結晶14と融液面との固化による接触状態であると
判定される。そして、接触状態であると判定された時に
は、引上げ駆動部16の駆動停止信号Tをマイクロコン
ピュータ22から出力してシリコン単結晶14の引上げ
を停止させるとともに、警報装置24に警報信号を送出
して警報装置24を駆動する。
【0036】尚、図3中、Aは設定平均束度(1.0mm
/min)、Bは実績平均速度(1.17mm/min)、Cは
実績時の特性を示す。
【0037】従って、1分間当たりの平均引上げ速度に
基づいて演算された重量増加量に対して、実際の重量増
加量が±10%を超えた場合に、シリコン単結晶と固体
層との接触状態、或いは、シリコン単結晶と融液面との
固化による接触状態であると判定されて、引上げ駆動部
が駆動停止され、更に、警報装置が駆動されるので、育
成中のシリコン単結晶の接触状態が即座に検出でき、ま
た、CCDカメラによる直径計測に基づいて引上げ速度
やヒータのパワー制御が行われるので、シリコン単結晶
の直径制御も同時に行うことができる。
【0038】この結果、シリコン単結晶の接触に伴う単
結晶落下による装置の損傷を未然に防止でき、接触状態
の発生を監視するオペレータを不要とすることが可能と
なり、製造コストの低減及び歩留りの向上を図ることが
できる。
【0039】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
予め設定された重量範囲に対して、実際の重量増加勾配
が超えたときに、シリコン単結晶と固体層との接触状
態、或いは、シリコン単結晶と融液面との固化による接
触状態であると判定され、シリコン単結晶の引上げが停
止され、又は警報が発せられるで、育成中のシリコン単
結晶の接触状態が即座に検知でき、また、光学的直径計
測手段により引上げ速度やヒータのパワー制御が行われ
るので、シリコン単結晶の直径制御も同時に行うことが
できる。
【0040】この結果、シリコン単結晶の接触に伴う単
結晶落下による装置の損傷を未然に防止でき、接触状態
の発生を監視するオペレータを不要とすることが可能と
なり、製造コストの低減及び歩留りの向上を図ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係り、引上げ装置を示す縦
断面図である。
【図2】設定された平均引上げ速度に対する重量増加の
上限及び下限を示す図である。
【図3】シリコン単結晶の接触時の重量増加特性を示す
図である。
【符号の説明】
14 シリコン単結晶 18 重量計測手段 21 光学的直径計測手段 22 引上げ停止手段 23 演算手段 24 警報手段

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 引上げ軸に設けられた種結晶をルツボ内
    の多結晶シリコン融液に浸して前記種結晶及びルツボを
    回転させながらシリコン単結晶を引上げる際に、シリコ
    ン単結晶と固化した融液表面及び原料固体層との接触を
    検出するシリコン単結晶の接触検査方法において、 育成中のシリコン単結晶の重量を重量計測手段により計
    測し、この重量計測手段からの重量計測値に基づき単位
    時間当たりの重量増加勾配を演算手段により算出し、こ
    の演算手段により算出された重量増加勾配が予め設定さ
    れた実績値の所定範囲を超えたときに、前記シリコン単
    結晶が接触したと判定することを特徴とするシリコン単
    結晶の接触検査方法。
  2. 【請求項2】 引上げ軸に設けられた種結晶をルツボ内
    の多結晶シリコン融液に浸して前記種結晶及びルツボを
    回転させながらシリコン単結晶を引上げる際に、シリコ
    ン単結晶と固化した融液表面及び原料固体層との接触を
    検出するシリコン単結晶の接触検査方法において、 育成中のシリコン単結晶の重量を計測する重量計測装置
    と、この重量計測手段からの重量計測値に基づき単位時
    間当たりの重量増加勾配を算出しこの算出された重量増
    加勾配が予め設定された実績値の所定範囲を超えたとき
    に前記シリコン単結晶が接触したと判定する演算手段
    と、この演算手段により前記シリコン単結晶が接触した
    と判定されたときに前記シリコン単結晶の引上げを停止
    する引上げ停止手段と、を備えたことを特徴とするシリ
    コン単結晶の接触検査装置。
  3. 【請求項3】 引上げ軸に設けられた種結晶をルツボ内
    の多結晶シリコン融液に浸して前記種結晶及びルツボを
    回転させながらシリコン単結晶を引上げる際に、シリコ
    ン単結晶と固化した融液表面及び原料固体層との接触を
    検出するシリコン単結晶の接触検査方法において、 育成中のシリコン単結晶の重量を計測する重量計測装置
    と、この重量計測手段からの重量計測値に基づき単位時
    間当たりの重量増加勾配を算出しこの算出された重量増
    加勾配が予め設定された実績値の所定範囲を超えたとき
    に前記シリコン単結晶が接触したと判定する演算手段
    と、この演算手段により前記シリコン単結晶が接触した
    と判定されたときに警報を発する警報手段と、を備えた
    ことを特徴とするシリコン単結晶の接触検査装置。
  4. 【請求項4】 前記育成中のシリコン単結晶の直径を光
    学的に計測する光学的直径計測手段を備えた請求項2又
    は3記載のシリコン単結晶の接触検査装置。
JP29295493A 1993-11-24 1993-11-24 シリコン単結晶の接触検査方法及びその装置 Pending JPH07144993A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29295493A JPH07144993A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シリコン単結晶の接触検査方法及びその装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29295493A JPH07144993A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シリコン単結晶の接触検査方法及びその装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07144993A true JPH07144993A (ja) 1995-06-06

Family

ID=17788581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29295493A Pending JPH07144993A (ja) 1993-11-24 1993-11-24 シリコン単結晶の接触検査方法及びその装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07144993A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109306511A (zh) * 2018-11-20 2019-02-05 河北晶龙阳光设备有限公司 一种具有多重安全保护的单晶炉
CN114481318A (zh) * 2022-02-14 2022-05-13 北京青禾晶元半导体科技有限责任公司 一种碳化硅晶体生长的控制方法及装置
CN115434010A (zh) * 2022-10-17 2022-12-06 四川晶科能源有限公司 自动化熔接方法及单晶硅

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109306511A (zh) * 2018-11-20 2019-02-05 河北晶龙阳光设备有限公司 一种具有多重安全保护的单晶炉
CN114481318A (zh) * 2022-02-14 2022-05-13 北京青禾晶元半导体科技有限责任公司 一种碳化硅晶体生长的控制方法及装置
CN115434010A (zh) * 2022-10-17 2022-12-06 四川晶科能源有限公司 自动化熔接方法及单晶硅

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5462010A (en) Apparatus for supplying granular raw material for a semiconductor single crystal pulling apparatus
EP0748884B1 (en) Process for producing polycrystalline semiconductors
KR101424834B1 (ko) 결정 성장 프론트에서 열 구배들의 인-시츄 결정을 위한 절차
JP3528758B2 (ja) 単結晶引き上げ装置
KR20120070080A (ko) 단결정 사파이어 잉곳 성장장치
US6086671A (en) Method for growing a silicon single crystal
KR19980079537A (ko) 결정의 불순물 농도 검출방법,단결정 제조방법 및 단결정 인상장치
JP3704710B2 (ja) 種結晶着液温度の設定方法及びシリコン単結晶の製造装置
JPH07144993A (ja) シリコン単結晶の接触検査方法及びその装置
JP3484758B2 (ja) 結晶成長装置及び結晶成長方法
US20160024686A1 (en) Method of designing a passage through a weir for allowing dilutions of impurities
EP0781872A2 (en) Apparatus and method for adjusting initial position of melt surface
JP3109950B2 (ja) 半導体単結晶の育成方法
JP4815766B2 (ja) シリコン単結晶製造装置及び製造方法
JPS6337080B2 (ja)
KR101781463B1 (ko) 실리콘 단결정 잉곳의 성장 장치 및 성장 방법
JP2005082433A (ja) 単結晶製造装置及び固化接触監視方法
JPH01317188A (ja) 半導体単結晶の製造方法及び装置
JP2877652B2 (ja) シリコン単結晶引上方法
JP4984092B2 (ja) 単結晶製造装置及び単結晶製造方法
JP2004224585A (ja) 単結晶の製造方法及び製造装置
JPH0826882A (ja) 単結晶引き上げ装置
KR101028933B1 (ko) 단결정 멜트 레벨 조절 장치, 이를 구비하는 단결정 성장 장치 및 단결정 멜트 레벨 조절 방법
JPH0829998B2 (ja) シリコン単結晶の接触検出方法およびその装置
KR20140023517A (ko) 단결정 실리콘 잉곳 제조 장치 및 방법