JPH0714398B2 - 加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置 - Google Patents

加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置

Info

Publication number
JPH0714398B2
JPH0714398B2 JP4210356A JP21035692A JPH0714398B2 JP H0714398 B2 JPH0714398 B2 JP H0714398B2 JP 4210356 A JP4210356 A JP 4210356A JP 21035692 A JP21035692 A JP 21035692A JP H0714398 B2 JPH0714398 B2 JP H0714398B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flow passage
heating
gas
liquid
handpiece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4210356A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05184600A (ja
Inventor
庄作 川田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nakanishi Inc
Original Assignee
Nakanishi Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nakanishi Inc filed Critical Nakanishi Inc
Priority to JP4210356A priority Critical patent/JPH0714398B2/ja
Publication of JPH05184600A publication Critical patent/JPH05184600A/ja
Publication of JPH0714398B2 publication Critical patent/JPH0714398B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Dental Tools And Instruments Or Auxiliary Dental Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は加熱ユニットを有する歯
科用ハンドピース装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯科医療において用いられている歯科用
ハンドピース装置は、歯科用ハンドピースを用いて歯牙
切削を行なう際に、切削により歯が加熱されることを防
ぐため、ハンドピース頭部より切削部に水をスプレーす
る等の冷却手段が備えられている。しかしながら従来の
冷却手段は、水道水等の比較的低温の水をそのまま切削
部にスプレーしているため、水が歯牙切削部分にしみ、
患者の苦痛が増大するという問題があり、また前記問題
を解決するために水の供給源において加熱、保温などを
行なう場合には、多量に電力等を消費し、装置も大型化
するという問題がある。また、歯牙切削粉等を飛散させ
るためハンドピース頭部より空気を切削部に吹付けるが
同様に歯牙切削部にしみるという問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って本発明の目的
は、簡易に且つ少ない消費電力にてハンドピース先端よ
り吐出させる流体を加熱し、歯牙切削を行なう際にその
流体を歯牙に吹き付けても歯牙しみることがなく患者
の苦痛を軽減することができる加熱ユニットを有する歯
科用ハンドピース装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、液体供
給源と、該液体供給源からの液体をハンドピース本体の
先端に設けた吐出口より吐出させるための液体流通路
と、気体供給源と、該気体供給源からの気体を前記ハン
ドピース本体の先端に設けた吐出口より吐出させるため
の気体流通路と、前記液体流通路及び気体流通路の少く
とも1個所において前記液体及び体を加熱するため
の加熱ユニットとを含む装であって、前記加熱ユニッ
トが、管状セラミック製発熱部材と、該管状セラミック
製発熱部材に設けた電極とからなり、前記液体流通路及
び気体流通路を内包するように設けられたことを特徴と
する加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置が提
供される。
【0005】
【作用】本発明の歯科用ハンドピース装置では液体流通
路及び気体流通路に加熱ユニットが介設されるため液体
及び/又は気体が加熱され、その液体及び/又は気体を
歯牙に吹き付けた際に歯牙しみることがない。
【0006】
【実施例】図1乃至3を参照すれば、ハンドピース1,
1',1''には水流通路4(図2)が、ハンドピース
1,1',1''に連結する連絡ホース2,2',2''には
水流通路4’(図3)が各々内蔵され、水流通路4’は
切換えユニット3に接続される。加圧水供給源5により
加圧された水を水流通路4''を経由して、切り替えユニ
ット3に供給し、使用者(歯科医師等)の選択により連
絡ホース2,2',2''を介して任意のハンドピース
1,1',1''に供給し、供給された水は、該ハンドピ
ース1の頭部に設置した噴射孔14(図2)から噴射す
る。
【0007】また、ハンドピース1,1',1''には空
気流通路6(図2)が、連絡ホース2,2',2''には
空気流通路6'(図3)が各々内蔵され、空気流通路6'
は切換えユニット3に接続される。加圧空気供給源8よ
り加圧された空気を空気流通路6''を経由して切り替え
ユニット3に供給し、使用者(歯科医師等)の選択によ
り連絡ホース2,2',2''を介して任意のハンドピー
ス1,1',1''に供給し、供給された空気はハンドピ
ース1の頭部において水流通路と合流し噴射孔14(図
2)から噴射する。空気流通路6''は分支させて空気流
通路7を経由して水流通路4''に接続し、必要に応じて
気液混合物をハンドピース1の頭部の噴射孔14(図
2)より噴射する。
【0008】本発明では図4(A)及び(B)に示す加
ヒーターユニット11を用いる。加熱用ヒーターユ
ニット11は、図4(A)に示すように、管状であり、
その両側部にはセラミック製発熱部材20を挟持するよ
うに電極21,21'が設置され、更に図4(B)に示
すように、その両側面部22,22'には、夫々水流通
路4,4',4''若しくは空気流通路6,6',6''と係
合するための凹部23が設けてあり、また内径24は水
流通路又は空気流通路と同径にする。また加熱用ヒータ
ーへの電気配線は、例えばハンドピース内に配置する場
合において、光ファイバーへの通光のため白熱灯などを
配置している場合にはこの配線を利用して配線すること
ができる(図示せず)。また前記加熱用ヒーターユニッ
によって加熱された水及び空気の温度は、患者の痛み
を柔らげる効果を発揮するために20〜40℃、即ち体
温に近い温度とするのが好ましく、更に温度の調節に際
しては、電圧のコントローラーをハンドピースホースの
継ぎ手に設置することにより調節することができる。
【0009】図1には水流通路4''に加熱ヒーターユ
ニット11aを設けたところを実線にて示すが、空気流
通路7及び/又は空気流通路6''に加熱ヒーターユニ
ット11b,11c,11dの少なくとも1つを設けて
もよい。
【0010】また、図2は本発明の他の実施態様として
ハンドピース1本体内の水流通路4及び空気流通路6に
加熱用ヒーターユニット11を設置した例を示す。ハン
ドピース1は、その本体内に設けたエアタービン(図示
せず)を回転し、切削工具15を回転するための空気供
給路13と、ハンドピースと連絡用ホースとを接続する
ためのジョイント12と、噴射孔14に連通する水流通
路4及び空気流通路6とを有しており、該水流通路4及
び空気流通路6には加熱用ヒーターユニット11を配置
する。これにより治療時においては、ハンドピースに供
給された時点で通常の温度であった水及び空気を、適度
な温度に暖めて噴射孔14より噴射することができる。
【0011】また図3には、本発明の更に他の実施態様
として連結ホース2内の水流通路4’及び空気流通路
6’に加熱用ヒーターユニット11を設置した例を示
す。図3において、連結ホース2は、空気供給路13
と、水流通路4’及び空気流通路6'とを有しており、
該水流通路4’及び空気流通路6’に加熱用ヒーターユ
ニット11を配置する。これにより治療時においては、
該連結ホース2に供給された時点では、通常の温度であ
った水を、加熱用ヒーターユニット11により適度な温
度に暖めて噴射孔14より噴射することができる。
【0012】本発明の歯科用ハンドピース装置は、水流
通路及び空気流通路の少なくとも1部に加熱用ヒータ
ユニットを設置したので、少ない消費電力で、且つ装
置が大型化することなく、歯牙切削を行なう際に水及び
/又は空気を歯牙に吹き付けても、歯牙にしみることな
く患者の苦痛を軽減することができる。
【0013】
【発明の効果】本発明の歯科用ハンドピース装置によれ
、液体及び気体を加熱するようにしたので、液体及び
/又は気体を歯牙切削部に吹き付けても、歯牙にしみる
ことがなく、患者の苦痛を軽減することができる。
た、該装置に含まれる加熱ユニットが、管状セラミック
製発熱部材と、該管状セラミック製発熱部材に設けた電
とによってコンパクトに形成することが可能であり、
装置に配設された液体流通路及び気体流通路の所望個所
に設置して装置全体が大型化するのを防止することがで
きる。しかも加熱にかかる液体及び気体に直接的に作用
するので、少ない消費電力にて液体及び気体を効率よく
加熱することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科用ハンドピース装置の一実施態様
を示す流体回路図である。
【図2】加熱用ヒーターユニットを設置した他の実施態
様の歯科用ハンドピース装置の1部破断側面図である。
【図3】本発明の更に他の実施態様による加熱用ヒータ
ーユニットを設置した連結ホースの1部破断側面図であ
る。
【図4】図4(A)は、加熱用ヒーターユニットの拡大
図であり、図4(B)は、加熱用ヒーターユニットの分
解拡大図である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体供給源と、該液体供給源からの液体
    をハンドピース本体の先端に設けた吐出口より吐出させ
    るための液体流通路と、気体供給源と、該気体供給源か
    らの気体を前記ハンドピース本体の先端に設けた吐出口
    より吐出させるための気体流通路と、前記液体流通路
    気体流通路の少くとも1個所において前記液体及び
    体を加熱するための加熱ユニットとを含む装であっ
    て、前記加熱ユニットが、管状セラミック製発熱部材
    と、該管状セラミック製発熱部材に設けた電極とからな
    り、前記液体流通路及び気体流通路を内包するように設
    けられたことを特徴とする加熱ユニットを有する歯科用
    ハンドピース装置
JP4210356A 1991-08-07 1992-08-06 加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置 Expired - Fee Related JPH0714398B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4210356A JPH0714398B2 (ja) 1991-08-07 1992-08-06 加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3-197835 1991-08-07
JP19783591 1991-08-07
JP4210356A JPH0714398B2 (ja) 1991-08-07 1992-08-06 加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05184600A JPH05184600A (ja) 1993-07-27
JPH0714398B2 true JPH0714398B2 (ja) 1995-02-22

Family

ID=26510595

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4210356A Expired - Fee Related JPH0714398B2 (ja) 1991-08-07 1992-08-06 加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0714398B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE3734860C2 (de) * 1987-10-14 1995-06-08 Kaltenbach & Voigt Zahnärztliches Spritzhandstück

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05184600A (ja) 1993-07-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10485983B1 (en) Microdermabrasion system with combination skin therapies
JP2022046539A (ja) 照明付き電気外科手術システムおよびその使用方法
US4330274A (en) Lighting system for a dental handpiece
US5624393A (en) Irrigation system for surgical instruments
US20140356808A1 (en) Irrigation tip adaptor for ultrasonic handpiece
US20220287910A9 (en) Microdermabrasion System with Combination Skin Therapies
WO1994006366A3 (en) Portable sterilizable water supply for dental appliances
US5762495A (en) Surgical instrument particularly for dental surgery
WO2017001879A1 (en) Dental hanpiece comprising a peltier element or thermo-electric cooler to cool the dental burr
US5123839A (en) Air and water heater for dental instruments
US20170231733A1 (en) A dental light device
JPH0714398B2 (ja) 加熱ユニットを有する歯科用ハンドピース装置
US5244384A (en) Dental handpiece apparatus having heating unit
US2245036A (en) Spray device for dental instruments
US20230077450A1 (en) Dental scaler
EP1468967A3 (en) An apparatus for sterilising and sanitising water circuits
JP2007111231A (ja) 歯科用インスツルメントホースの接続端子構造
JPH05245165A (ja) 歯科用レーザ医療装置
JP3238615B2 (ja) 歯科用インスツルメントホースの端子構造
CN213157706U (zh) 电子炙治疗仪
JPS61159957A (ja) 歯科用治療装置
JPS63264053A (ja) 治療装置
JP2514370B2 (ja) 治療装置
JP2002219137A (ja) 歯科治療器
JP2002219135A (ja) 歯科用インスツルメント

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090222

Year of fee payment: 14

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100222

Year of fee payment: 15

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees