JPH07143626A - 電気制御盤及びこれに用いられる制御機器ユニット - Google Patents

電気制御盤及びこれに用いられる制御機器ユニット

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JPH07143626A
JPH07143626A JP5307530A JP30753093A JPH07143626A JP H07143626 A JPH07143626 A JP H07143626A JP 5307530 A JP5307530 A JP 5307530A JP 30753093 A JP30753093 A JP 30753093A JP H07143626 A JPH07143626 A JP H07143626A
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unit
power
control device
power supply
electric control
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JP5307530A
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Mutsuo Hamaguchi
睦夫 濱口
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、電源線を基板化し、電気制御盤内
の構成部品を機能別にユニット化し、この制御機器ユニ
ットをパワーベース基板に電気的にかつ着脱自在に接続
しうるようにすることにより、電気以外の作業者でも制
御機器ユニットを回路設計に応じてシステムアップさせ
る事により交換、変更、増設、撤去等が、電気以外の作
業者でもワンタッチで可能になり、実配線作業も大幅に
省略される上、電気制御盤の設計、製作、保守維持等、
の省力化、合理化を実現した電気制御盤を提供すること
を目的とする。 【構成】 本発明は、電源線を敷設したパワーベース基
板に制御機器ユニットを電気的に且つ着脱自在に接続し
てなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は産業用や家庭用の各種機
械機器の動作制御を行うための制御盤を簡素化し、電気
専門家以外のものでも簡単に取り扱うことができるよう
にした電気制御盤に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、産業用や家庭用の各種機械機器の
動作制御を行う制御盤の回路設計・製作においては、プ
ログラマブルコントローラー(P・C)やサーボコントロ
ーラー、インバーターなどの演算自己制御処理機能をも
つ機器の開発により、電磁リレー、タイマー等の組み合
わせ回路に比較して、内蔵の演算装置で集中制御できる
ため、設計変更等に基づく配線変更等が格段に簡素化さ
れている。
【0003】しかしながら、反面、漏電遮断器や各種継
電器などの電源開閉機器、或いは電磁接触器や各種継電
器の様な動力負荷を制御する機器、又はノイズフィルタ
ーやサーキットプロテクターなどの保護機器、レベルス
イッチ、温度調整、流量、圧力などの調整を行うための
出力調整制御機器、そして自己演算機能をもったインバ
ーター、サーボコントローラーなどの動力駆動制御機
器、加えて変圧器や直流電源供給装置などの周辺制御機
器等の取付施工や配線作業等においては、電源線より個
々の機器を個別にネジ止め等で取付けたり、配線におい
てもネジ止め等で電線を接続し、端子台を介して負荷側
に電気的に接続している。
【0004】即ち、図4は単に電動機のみを回転させる
ための制御機器の実配線形態の従来技術例を示すもので
ある。
【0005】従来、制御盤内における単に電動機のみを
回転させるための制御機器の実配線形態は以下のとおり
である。
【0006】即ち、一次側より供給された単相又は三
相、この例では三相の電源線16を配線遮断器17にお
ける入力側の端子部17aにネジ18で接続し、次い
で、この配線遮断器17における出力側の端子部17b
と、電動機作動用の電磁接触器19における入力側の端
子部19aが電線20を介装して各々ネジ18によって
電気的に接続される。
【0007】この場合、電磁接触器19にはサーマルト
リップ21が電気的に接続され、このサーマルトリップ
21には電動機25の過負荷及び拘束状態による焼損防
止の為の安全装置として電流通ダイヤル21aが併設さ
れている。
【0008】上記電磁接触器19におけるサーマルトリ
ップ21の端子部21bにネジ18にて一端を接続した
電線22の他端を端子台23の端子部23aにネジ18
で接続し、更に、この端子台23を中継して、当該端子
台23における出力側の端子部23bにネジ18で一端
を接続した電線24の他端を、制御盤外における電動機
25の端子25aにネジ18で電気的に接続される。
【0009】動作としては配線遮断器17を閉路にする
ことにより、電磁接触器19に電源が通電される。
【0010】ところで、電動機25の運転の指令例とし
て電磁接触器19の補助装置端子19bに補助リレー2
6を介した起動押ボタンスイッチ27などを押す事によ
り電磁接触器19が閉路し、電動機25に通電され、駆
動するようにしても良い。
【0011】この場合、上述の場合と同様に、電磁接触
器19の補助装置端子19bと補助リレー26等の接続
はネジ18によって電気的に接続される。
【0012】図5は、従来技術による制御盤40の制御
機器配置の概略例を示し、制御内容としては、例えば電
動機運転、ポンプ水量制御運転、インバーター電動機運
転、100V電源供給用変圧器である。
【0013】電源線から漏電遮断器28を接続し、各制
御機器の安全装置としての配線遮断器29を取付け配線
する。さらに配線遮断器29より電動機及びポンプ運転
用の電磁接触器30、サーマルトリップ31に電線で配
線し、端子台32を介して電線で負荷電動機に配線す
る。水量の制御はフロートレススイッチ33で行う。
【0014】他の配線遮断器29よりインバーター制御
機器34へ配線し、端子台32を介してインバーター電
動機へ接続する。さらに他の配線遮断器29よりノイズ
フィルター35を介してプログラマブルコントローラー
36に電源線を供給する。
【0015】次に電源線より変圧器37を介し100V
電源38まで配線する。制御機器は端子台まで各々配線
し、さらに負荷に接続する。また電源線や制御機器間相
互の実配線の電線は配線ダクトスペース39でまとめて
配線する。
【0016】即ち、制御盤ないにおいて、これらの電気
部品相互間や電気機構部品相互間或いは電気部品と電気
機構部品は電線を用い、ネジ止めなどによって各々電気
的に接続される。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
制御盤においては、電源線の接続は個別にネジ止め等に
より配線されたり、制御盤を構成する各電気部品や各電
気機構部品等は、その構成部品相互間ごとに電線を介し
て個々にネジ止め等により取付けて配線したり、更に、
これらの構成部品の端子部にネジ止めされた電線、統
合、整理するために端子台に集約させ、負荷側に配線し
ている。
【0018】それ故に、電気制御盤内において、実配線
作業が非常に多く、しかも実配線がネジ止めによって行
われるので作業性が悪く、しかも構成部品の数が多くな
っている上、構成部品が多様化、複雑化し、配線も複雑
になって電気に精通した専門家でないと配線作業ができ
ないうえ、プログラマブルコントローラーでの回路容量
も増大し、大型化し、配線ダクトなども含めて電気制御
盤が大型化する傾向になるなどの課題が生じる。
【0019】また電気制御盤内における各々の構成部品
については、統一された規格がないためメーカ間で大き
さ、取付位置、接続方法が異なりその都度配線方法・機
器を設計段階で検討する必要がある。
【0020】実配線作業においても各構成部品の取付け
や電源線、制御機器、端子台、各電源の配線作業が、制
御盤の製作時に最も時間と労力を費やす作業である。こ
れらの制御機器の配置、端子台の配置、接続する多大な
電線などで制御盤容積の大部分を占めることもあり、こ
の点からも電気制御盤が大型化につながる要因になって
いる。
【0021】さらに制御盤内での信号配線(センサー、
スイッチ等)と動力系配線、及び電源線を端子台を介し
て配線するため、両方の配線を束ねて配線ダクト内で混
在する事や、配線が長くなることにより、ノイズの発生
も考えられ、誤操作の危険性もある。
【0022】特に、電気制御盤内において、数多くの構
成部品の配線は、端子に電線をネジ止めにて接続する場
合が多く、大量のネジ止め作業を行うため、締め忘れや
充分に締結することなく作業を終わる可能性もある。こ
れは端子の接触不良を誘発し、制御機器等の構成部品が
焼損するばかりでなく、発熱等を起こし、事故や火災に
つながる危険性も含んでいる。
【0023】又、電気制御盤内において、数多くの構成
部品の配線は、端子に電線をネジ止めにて接続する場合
が多く、大量のネジ止め作業を行うために、誤配線に起
因する事故を誘発する恐れがある。
【0024】ところで、このように事故が発生した場
合、電気制御盤内において、構成部品の数が多く、しか
も構成部品が多様化、複雑化し、配線も複雑になってい
るので、その補修や修理は電気に精通した専門家でない
と行うことができない結果、この専門家を呼び寄せて補
修や修理を行う必要があり、それまで、装置を止める必
要があり、電気工事の発注者と請け負い業者との間でト
ラブルが発生する要因となる。
【0025】本発明は、上記技術的課題を解決するため
に完成されたものであり、電源線を基板化し、電気制御
盤内の構成部品を機能別にユニット化し、この制御機器
ユニットをパワーベース基板に電気的にかつ着脱自在に
接続しうるようにすることにより、電気以外の作業者で
も制御機器ユニットを回路設計に応じてシステムアップ
させる事により交換、変更、増設、撤去等が、電気以外
の作業者でもワンタッチで可能になり、実配線作業も大
幅に省略される上、電気制御盤の設計、製作、保守維持
等、の省力化、合理化を実現した電気制御盤を提供する
ことを目的とする。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、以下に述べる技術的手段を講じたもので
ある。
【0027】即ち、本発明の電気制御盤は、電源線を敷
設したパワーベース基板に制御機器ユニットを電気的に
且つ着脱自在に接続してなる。
【0028】即ち、本発明の電気制御盤は、電源線を敷
設したパワーベース基板に電気制御盤内の構成部品を機
能別にユニット化し、この機能別の制御機器ユニットを
パワーベース基板に電気的にかつ着脱自在に接続した点
に特徴を有する。
【0029】そして、このパワーベース基板における電
源線が漏電遮断部又は配電遮断部によって容量別に区分
けされており、後述の制御機器ユニットを電気的にかつ
着脱自在に接続できる構造を有し、しかも内部又は周辺
部に外部電源から通電しうる構造を有する。
【0030】このパワーベース基板は、一体に形成され
ていても良く、或いは制御機器ユニット毎に分割され、
且つ増設可能なパワーベース基板片で構成されていても
良いのである。
【0031】この場合において、制御機器ユニットで個
々に着脱できる様にユニットごとにブロック化している
ときには、ブロック単位で増減のために至便に継ぎた
し、取り外しをできる構造にし、この増設可能なパワー
ベース基板片はネジ等によって電気的に接続される。こ
のように構成すると、回路ごとに有効サイズを決定する
事が可能である。
【0032】又、本発明の電気制御盤においては、制御
機器ユニットが配電遮断器ユニット、出力調整ユニッ
ト、動力駆動ユニット又は電源ユニットで構成されてい
る。
【0033】上記電源線を敷設したパワーベース基板上
に、機能別に少なくとも2種類の構成部品で構成され、
且つ入出力用端子台を備える制御機器ユニットがそのユ
ニットの端子部によって、取付方式の統一化され、且つ
電気的に接触不良がなく、着脱自在に接続されるように
構成されている。
【0034】これらの制御機器ユニットは接続形式が統
一されていれば、立体方向や幅方向を制限するものでは
なく、また制御機器ユニットの落下等の事故を防止し、
安全性を確保する為に、各制御機器ユニットをネジ等の
固定手段でパワーベース基板上に着脱自在に固定できる
ように構成しても良い。
【0035】上記各制御機器ユニットはパワーベース基
板上にシステムアップする事により、配置着装するだけ
で従来技術の様な制御機器間の配線が不要になり設計変
更時や故障時の増設・交換・撤去などの作業を簡単に行
う事ができる。
【0036】上記制御機器ユニットには自己保持回路な
どの補助リレーなどを内蔵した回路操作装置をコネクタ
等でセットアップできる構造を具備ることにより、制御
機器ユニット内での信号制御が可能になり、信号配線の
省略、プログラマブルコントローラーの容量縮小もあわ
せて可能になり、制御盤の省スペース化が図られる。
【0037】本発明において、制御機器ユニットが配電
遮断器ユニットであり、この配電遮断器ユニットが配電
遮断器、電磁接触器、サーマルトリップ、回路操作装
置、パワーベース基板に敷設された電源線に接続するた
めの端子部又は入出力用端子台から選ばれた2以上を必
須とし、且つこれらが電気的に接続されてユニット化さ
れている。
【0038】この場合、配電遮断器、電磁接触器、サー
マルトリップ、回路操作装置、パワーベース基板に敷設
された電源線に接続するための端子部又は入出力用端子
台から選ばれた2以上を必須とし、とは、これらの構成
部品を2以上含む場合のほか、これ以外の構成部品、例
えば補助機能として、例えば温度調節のためのヒーター
の作動指令、水位調節のためのポンプ用電動機の作動指
令などの制御機器ユニットを動作させる補助接点等の回
路操作装置を含み、これらを含めてユニット化して例え
ばコネクタ等でセットアップできる様にしたことをい
う。
【0039】又、電気的に接続されてユニット化されて
いる、とは配電遮断器ユニットを構成する各構成部品相
互間の端子同士が、予め、溶接、ネジ止め等によって電
気的に接続され、一体化されていることをいう。
【0040】この場合、配電遮断器ユニットの製造工場
で、当該配電遮断器ユニットを構成する構成部品相互の
端子同士が、ロボット等の自動化装置を用い、自動的に
溶接やネジ止め等によって電気的に接合されるので、生
産性が著しく向上すると共に、接続不良や配線ミスなど
が防止されるのである。
【0041】又、この配電遮断器ユニットは少なくとも
基端側、つまり構成部品相互間の端子同士が、溶接、ネ
ジ止め等によって電気的に接続されている部位がエポキ
シ樹脂等の封止用樹脂によってモールドし、ユニット化
したものが、振動等が有ってもネジの緩みや溶接の外れ
がないので望ましい。
【0042】更に、このように構成部品相互間の端子同
士を溶接、ネジ止め等によって電気的に接続し、樹脂を
用いてモールドし、ユニット化するのに代えて、配電遮
断器ユニットの各構成部品に接続端子を設ける一方、エ
ポキシ樹脂等の樹脂でユニット基板を形成し、このユニ
ット基板には相互に接続すべき構成部品相互間を電気的
に接続するための導体を設け、各構成部品をその接続端
子を用いてユニット基板の導体に電気的に接続しても良
い。
【0043】この各構成部品とユニット基板との接続方
式としては特に限定されるものではないが、摩擦抵抗型
やスナップ方式等の差込み型の接続方式、熱硬化型の導
電性接着剤、リフロー方式等が挙げられる。
【0044】これらの接続方式のうち、差込み型の接続
方式、例えば配電遮断器ユニットにおいて、その構成部
品の接続端子を各々外側に突出させ、エポキシ樹脂等の
樹脂でユニット基板を形成し、このユニット基板には相
互に接続すべき構成部品相互間を電気的に接続するため
の導体を設けると共に、各構成部品の突出端子を挿入す
る接続孔を設け、この接続孔に各構成部品の突出端子を
挿入して着脱自在に当該各構成部品相互間を電気的に接
続し得る上、この各構成部品の一部が故障した場合、こ
の故障した構成部品のみを簡単に交換できるので至極経
済的で有益である。
【0045】ところで、配電遮断器ユニットの中の電磁
接触器機能と継電器サーマルトリップ機能を必要数組み
合わせると、電動機の正逆転制御や大容量電動機を始動
させるスターデルタ始動制御などが1つのユニットで可
能になる。
【0046】又、この配電遮断器ユニットとパワーベー
ス基板に敷設された電源線との接続は着脱自在に電気的
に接続される方式であれば特に限定されるものではな
い。
【0047】これらの接続方式のうち、特に、配電遮断
器ユニットにはパワーベース基板に敷設された電源線に
接続するための端子部を有し、この配電遮断器ユニット
の端子部をパワーベース基板の接続孔に挿入して着脱自
在に当該配電遮断器ユニットを電気的に接続し得るよう
にしたものが、電気的な接続が容易で、しかも簡単にで
きるので最も望ましい。
【0048】本発明において、制御機器ユニットが出力
調整ユニットであり、この出力調整ユニットがシリンダ
ーなどのアクチュエーター駆動用の電磁弁、タイマー、
ランプ、電磁バルブ、ソレノイド、ヒーター、容量、流
量、圧力などの制御を行うリレー回路を内蔵したリレー
制御機器、パワーベース基板に敷設された電源線に接続
するための端子部又は入出力用端子台から選ばれた2以
上を必須とし、且つこれらが電気的に接続されてユニッ
ト化されている。
【0049】この場合、シリンダーなどのアクチュエー
ター駆動用の電磁弁、タイマー、ランプ、電磁バルブ、
ソレノイド、ヒーター、容量、流量、圧力などの制御を
行うリレー回路を内蔵したリレー制御機器、パワーベー
ス基板に敷設された電源線に接続するための端子部又は
入出力用端子台から選ばれた2以上を必須とし、とは、
これらの構成部品を2以上含む場合のほか、これ以外の
構成部品を含んでいても良いことをいう。
【0050】又、電気的に接続されてユニット化されて
いる、とは出力調整ユニットを構成する各構成部品相互
間の端子同士が、予め、溶接、ネジ止め等によって電気
的に接続され、一体化されていることをいう。
【0051】この場合、上述の場合と同様に、出力調整
ユニットの製造工場で、当該出力調整ユニットを構成す
る構成部品相互の端子同士が、ロボット等の自動化装置
を用い、自動的に溶接やネジ止め等によって電気的に接
合されるので、生産性が著しく向上すると共に、接続不
良や配線ミスなどが防止されるのである。
【0052】又、この出力調整ユニットは少なくとも基
端側、つまり構成部品相互間の端子同士が、溶接、ネジ
止め等によって電気的に接続されている部位がエポキシ
樹脂等の封止用樹脂によってモールドしたものが、振動
等が有ってもネジの緩みや溶接の外れがないので望まし
い。
【0053】更に、このように構成部品相互間の端子同
士を溶接、ネジ止め等によって電気的に接続し、樹脂を
用いてモールドし、ユニット化するのに代えて、出力調
整ユニットの各構成部品に接続端子を設ける一方、エポ
キシ樹脂等の樹脂でユニット基板を形成し、このユニッ
ト基板には相互に接続すべき構成部品相互間を電気的に
接続するための導体を設け、各構成部品をその接続端子
を用いてユニット基板の導体に電気的に接続しても良
い。
【0054】この各構成部品とユニット基板との接続方
式としては特に限定されるものではないが、摩擦抵抗型
やスナップ方式等の差込み型の接続方式、熱硬化型の導
電性接着剤、リフロー方式等が挙げられる。
【0055】これらの接続方式のうち、差込み型の接続
方式、例えば出力調整ユニットにおいて、その構成部品
の接続端子を各々外側に突出させ、エポキシ樹脂等の樹
脂でユニット基板を形成し、このユニット基板には相互
に接続すべき構成部品相互間を電気的に接続するための
導体を設けると共に、各構成部品の突出端子を挿入する
接続孔を設け、この接続孔に各構成部品の突出端子を挿
入して着脱自在に当該各構成部品相互間を電気的に接続
し得る上、この各構成部品の一部が故障した場合、この
故障した構成部品のみを簡単に交換できるので至極経済
的で有益である。
【0056】又、この出力調整ユニットとパワーベース
基板に敷設された電源線との接続は着脱自在に電気的に
接続される方式であれば特に限定されるものではない。
【0057】これらの接続方式のうち、特に、出力調整
ユニットにはパワーベース基板に敷設された電源線に接
続するための端子部を有し、この出力調整ユニットの端
子部をパワーベース基板の接続孔に挿入して着脱自在に
当該出力調整ユニットを電気的に接続し得るようにした
ものが、電気的な接続が容易で、しかも簡単にできるの
で最も望ましい。
【0058】またこの出力調整ユニットは、配電遮断器
ユニット、動力駆動ユニットなどの制御機器ユニットの
補助機能として信号用回路操作装置とし別途ユニット化
して、例えばコネクタ等でセットアップできる様に構成
することも可能である。
【0059】本発明において、制御機器ユニットが動力
駆動ユニットであり、この動力駆動ユニットがインバー
ター、サーボコントローラなどの自己演算機能をもった
制御機能、回路操作装置、基板に敷設された電源線に接
続するための端子部又は入出力用端子台から選ばれた2
以上を必須とし、且つこれらが電気的に接続されてユニ
ット化されている。
【0060】ところで、インバーター、サーボコントロ
ーラなどの自己演算機能をもった制御機能、回路操作装
置、基板に敷設された電源線に接続するための端子部又
は入出力用端子台から選ばれた2以上を必須とし、と
は、これらの構成部品を2以上含む場合のほか、これ以
外の構成部品を含んでいても良いことをいう。
【0061】又、電気的に接続されてユニット化されて
いる、とは動力駆動ユニットを構成する各構成部品相互
間の端子同士が、予め、溶接、ネジ止め等によって電気
的に接続され、一体化されていることをいう。
【0062】この場合、上述の場合と同様に、動力駆動
ユニットの製造工場で、当該動力駆動ユニットを構成す
る構成部品相互の端子同士が、ロボット等の自動化装置
を用い、自動的に溶接やネジ止め等によって電気的に接
合されるので、生産性が著しく向上すると共に、接続不
良や配線ミスなどが防止されるのである。
【0063】又、この動力駆動ユニットは少なくとも基
端側、つまり構成部品相互間の端子同士が、溶接、ネジ
止め等によって電気的に接続されている部位がエポキシ
樹脂等の封止用樹脂によってモールドしたものが、振動
等が有ってもネジの緩みや溶接の外れがないので望まし
い。
【0064】更に、このように構成部品相互間の端子同
士を溶接、ネジ止め等によって電気的に接続し、樹脂を
用いてモールドし、ユニット化するのに代えて、動力駆
動ユニットの各構成部品に接続端子を設ける一方、エポ
キシ樹脂等の樹脂でユニット基板を形成し、このユニッ
ト基板には相互に接続すべき構成部品相互間を電気的に
接続するための導体を設け、各構成部品をその接続端子
を用いてユニット基板の導体に電気的に接続しても良
い。
【0065】この各構成部品とユニット基板との接続方
式としては特に限定されるものではないが、摩擦抵抗型
やスナップ方式等の差込み型の接続方式、熱硬化型の導
電性接着剤、リフロー方式等が挙げられる。
【0066】これらの接続方式のうち、差込み型の接続
方式、例えば動力駆動ユニットにおいて、その構成部品
の接続端子を各々外側に突出させ、エポキシ樹脂等の樹
脂でユニット基板を形成し、このユニット基板には相互
に接続すべき構成部品相互間を電気的に接続するための
導体を設けると共に、各構成部品の突出端子を挿入する
接続孔を設け、この接続孔に各構成部品の突出端子を挿
入して着脱自在に当該各構成部品相互間を電気的に接続
し得る上、この各構成部品の一部が故障した場合、この
故障した構成部品のみを簡単に交換できるので至極経済
的で有益である。
【0067】又、この動力駆動ユニットとパワーベース
基板に敷設された電源線との接続は着脱自在に電気的に
接続される方式であれば特に限定されるものではない。
【0068】これらの接続方式のうち、特に、動力駆動
ユニットにはパワーベース基板に敷設された電源線に接
続するための端子部を有し、この動力駆動ユニットの端
子部をパワーベース基板の接続孔に挿入して着脱自在に
当該動力駆動ユニットを電気的に接続し得るようにした
ものが、電気的な接続が容易で、しかも簡単にできるの
で最も望ましい。
【0069】ところで、上述の場合と同様に、動力駆動
ユニットを動作させる回路操作装置を別途ユニット化し
てセットアップできるようにしても良い。
【0070】本発明において、制御機器ユニットが電源
ユニットであり、この電源ユニットが直流電源供給装
置、変圧器などの電源、基板に敷設された電源線に接続
するための端子部又は入出力用端子台から選ばれた2以
上を必須とし、且つこれらが電気的に接続されてユニッ
ト化されている。
【0071】この場合、直流電源供給装置、変圧器など
の電源供給装置、基板に敷設された電源線に接続するた
めの端子部又は入出力用端子台から選ばれた2以上を必
須とし、とは、これらの構成部品を2以上含む場合のほ
か、これ以外の構成部品、例えばノイズフィルター、サ
ーキットプロテクターなどの補助機器等を含んでいても
良いことをいう。
【0072】又、電気的に接続されてユニット化されて
いる、とは電源ユニットを構成する各構成部品相互間の
端子同士が、予め、溶接、ネジ止め等によって電気的に
接続され、一体化されていることをいう。
【0073】この場合、上述の場合と同様に、電源ユニ
ットの製造工場で、当該電源ユニットを構成する構成部
品相互の端子同士が、ロボット等の自動化装置を用い、
自動的に溶接やネジ止め等によって電気的に接合される
ので、生産性が著しく向上すると共に、接続不良や配線
ミスなどが防止されるのである。
【0074】又、この電源ユニットは少なくとも基端
側、つまり構成部品相互間の端子同士が、溶接、ネジ止
め等によって電気的に接続されている部位がエポキシ樹
脂等の封止用樹脂によってモールドしたものが、振動等
が有ってもネジの緩みや溶接の外れがないので望まし
い。
【0075】更に、このように構成部品相互間の端子同
士を溶接、ネジ止め等によって電気的に接続し、樹脂を
用いてモールドし、ユニット化するのに代えて、電源ユ
ニットの各構成部品に接続端子を設ける一方、エポキシ
樹脂等の樹脂でユニット基板を形成し、このユニット基
板には相互に接続すべき構成部品相互間を電気的に接続
するための導体を設け、各構成部品をその接続端子を用
いてユニット基板の導体に電気的に接続しても良い。
【0076】この各構成部品とユニット基板との接続方
式としては特に限定されるものではないが、摩擦抵抗型
やスナップ方式等の差込み型の接続方式、熱硬化型の導
電性接着剤、リフロー方式等が挙げられる。
【0077】これらの接続方式のうち、差込み型の接続
方式、例えば電源ユニットにおいて、その構成部品の接
続端子を各々外側に突出させ、エポキシ樹脂等の樹脂で
ユニット基板を形成し、このユニット基板には相互に接
続すべき構成部品相互間を電気的に接続するための導体
を設けると共に、各構成部品の突出端子を挿入する接続
孔を設け、この接続孔に各構成部品の突出端子を挿入し
て着脱自在に当該各構成部品相互間を電気的に接続し得
る上、この各構成部品の一部が故障した場合、この故障
した構成部品のみを簡単に交換できるので至極経済的で
有益である。
【0078】又、この電源ユニットとパワーベース基板
に敷設された電源線との接続は着脱自在に電気的に接続
される方式であれば特に限定されるものではない。
【0079】これらの接続方式のうち、特に、電源ユニ
ットにはパワーベース基板に敷設された電源線に接続す
るための端子部を有し、この電源ユニットの端子部をパ
ワーベース基板の接続孔に挿入して着脱自在に当該電源
ユニットを電気的に接続し得るようにしたものが、電気
的な接続が容易で、しかも簡単にできるので最も望まし
い。
【0080】本発明の電気制御盤においては、上述の制
御機器ユニットの外に、所要により、入・出力用のシー
ケンサーに接続するための端子ユニットや入・出力用の
リレーユニットを、上述の制御機器ユニットと共に、電
源線を敷設したパワーベース基板に電気的に且つ着脱自
在に接続しても良いのである。
【0081】この端子ユニットが複数の入・出力端子を
ブロック化したもので構成されていたり、又、この入・
出力用のリレーユニットが複数のリレーをブロック化し
たもので構成されている。
【0082】本発明の電気制御盤においてはこれを構成
する各制御機器ユニットごとに故障表示部が設けられて
いるものが、何人も、どの制御機器ユニットが故障して
いるかを至極容易に判別できるので、その故障をしてい
る制御機器ユニットを交換すれば良く、電気の専門家に
頼る事なく、修理が簡便にできるので、装置を長時間に
わたって止める必要がなく、経済的で有益である。
【0083】この故障表示部としては作業者等の人に故
障が生じていることを認知させることができるものであ
れば特に限定されるものではないが、具体的には、例え
ば警報器、赤ランプ等の表示ランプ或いはこれらの組み
合わせが挙げられる。
【0084】本発明において、上述の制御機器ユニット
には複数の各機能部毎に自己診断機能をもたせ、故障表
示部が当該制御機器ユニットの故障箇所を表示するよう
に構成することにより、不良箇所を配線図や実配線の調
査をする必要もなく瞬時に発見できるので、その対応が
一層行い易くなるのである。
【0085】この場合、制御機器ユニットにおける故障
し易い構成部品が当該制御機器ユニットに、電気的に且
つ着脱自在に接続されていると、何人も故障・事故時に
その不良部品のみを容易に交換できる結果、安価にかつ
迅速に復旧が可能になるので、至極有益である。
【0086】ところで、本発明の電気制御盤において
は、例えば制御機器ユニットを独立させて設備機器の集
中する箇所に配置し、この制御機器ユニットに電気制御
盤からの電源線を接続する場合も技術的範囲に含まれる
が、このように構成すると、当該制御機器ユニットから
負荷側への配線を短くすることが可能になる。
【0087】即ち、制御機器ユニットが設備機器の周辺
に配置されているので、この制御機器ユニットから負荷
側への電源線を負荷毎に遠方に配線する必要がなくな
り、しかも電気制御盤内の配線が一層簡素化されて小型
化、単純化が一層促進される結果、故障が少なくなった
り、その保守点検が至極容易になるのであり、又、上記
制御機器ユニットまでは電源線が一系統、或いは必要で
あればその信号線のみで制御が可能になり、しかも負荷
毎の電源線を大量に設備機器周辺に配線していたものが
一系統のみの配線で完了するので、配線工数が大幅に削
減されて、機能上及び外観上においても簡素化される結
果、至極有益である。
【0088】本発明の制御機器ユニットにおいては、上
記目的を達成するために、本発明の電気制御盤に用いら
れるものを特徴とするものである。この制御機器ユニッ
トとしては、上述のものが挙げられる。
【0089】
【作用】本発明に係る電気制御盤は、上記構成を有し、
電気制御盤の各構成部品を機能別にユニット化している
ので、制御盤を構成する各電気部品や各電気機構部品等
の各構成部品の端子と電源線とのネジ止め等によって個
々に接続する必要がなくなる上、構成部品相互間ごとに
電線を介して個々にネジ止め等により取付けて配線する
必要がなくなる作用を有する。
【0090】従って、電気制御盤内において、外部負荷
との配線以外は実配線作業が殆どなくなり、制御機器ユ
ニットを電源線を敷設したパワーベース基板に電気的に
且つ着脱自在に接続すればよいので、取付方法・形式が
統一化、規格化できる結果、増設、変更、交換、撤去等
が軽便に迅速に行う事ができる作用を有する。
【0091】又、このように、実配線作業が殆どなくな
るので、何人も、取り扱い説明書だけで取り付けが可能
であり、しかも誤配線がなくなったり、ネジ止め作業が
なくなる結果、ネジの締め忘れや不十分な締結(接触不
良)がなくなり、端子の接触不良に伴う構成部品の焼損
や事故更に火災等がなくなる作用を有する。
【0092】更に、本発明においては、簡素化されてい
るので、電気制御盤の設置が至極容易で、短時間にでき
る上、故障が有っても、制御機器ユニットの交換が簡便
になり、しかもその補修や修理は電気に精通した者以外
の人でもできるので、その対応が迅速にできる作用を有
するのである。
【0093】本発明においては、電気制御盤内の部品点
数及び配線が大幅に減少して小型化するため、制御盤設
計・製作の合理化、省力化及び制御盤本体の小型化を図
る事ができる作用を有する。
【0094】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づき詳細に説明す
るが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0095】図1は本発明の電気制御盤の一実施例を示
す斜視図であり、図2はパワーベース基板に制御機器ユ
ニットを電気的に且つ着脱自在に接続する接続形態を示
す斜視図である。
【0096】図1及び図2において、この電気制御盤は
3本の電源線1cを敷設したパワーベース基板1に制御
機器ユニット100を電気的に且つ着脱自在に接続して
なる構造を有する。
【0097】この制御機器ユニット100は接続形式が
統一されていれば、立体方向や幅方向を制限するもので
はなく、また制御機器ユニット100の落下等の事故を
防止し、安全性を確保する為に、この場合、図2に示す
ように、制御機器ユニット100を固定用ネジ7でパワ
ーベース基板1上に着脱自在に固定できるように構成し
ている。
【0098】この制御機器ユニット100は電気制御盤
内の構成部品を機能別にユニット化して形成されてお
り、この場合、この制御機器ユニット100が配電遮断
器ユニット3、出力調整ユニット4、動力駆動ユニット
5又は電源ユニット6で構成されている。
【0099】又、このパワーベース基板1には漏電遮断
部2が固定されており、この漏電遮断部2によって、例
えば15A、20A、30A、50Aという様に容量別
に設定されている。
【0100】このパワーベース基板1は一体に形成され
ていても良いが、この実施例では制御機器ユニット10
0毎に、つまり配電遮断器ユニット3、出力調整ユニッ
ト4、動力駆動ユニット5又は電源ユニット6毎に分割
され、且つ増設可能なパワーベース基板片1bで構成さ
れており、この制御機器ユニット100毎に、つまり配
電遮断器ユニット3、出力調整ユニット4、動力駆動ユ
ニット5又は電源ユニット6毎にブロック化されてい
る。
【0101】このように配電遮断器ユニット3、出力調
整ユニット4、動力駆動ユニット5又は電源ユニット6
毎にブロック化されているときには、ブロック単位で増
減のために至便に継ぎたし、取り外しをできる構造に
し、この増設可能なパワーベース基板片1bは、さらに
電気容量の範囲内であれば、当該パワーベース基板片1
bのジャック1a毎にパワーベース基板片1bの突出端子
1eを挿入することによって増設・継ぎたしを簡単にワ
ンタッチで電気的に接続できるよう構成されている。こ
のように構成すると、回路ごとに有効サイズを決定する
事が可能である。
【0102】そして、パワーベース基板1にはその内部
又は周辺部に電源線1cが敷設され、この電源線1cに
外部電源から通電され、更に制御機器ユニット100に
電気が供給される。
【0103】上記配電遮断器ユニット3は電動機等の負
荷を動作させるための構成部品(制御機器)を集約させた
ものであり、この配電遮断器ユニット3は配電遮断機3
a、電磁接触器3a、回路操作装置3b、サーマルトリッ
プ3c、回路操作装置3d及び入出力用端子台3eを電
気的に接続してユニット化している。
【0104】この回路操作装置3dはプログラマブルコ
ントローラーや補助リレー等で行う回路制御のために独
立させ、配線遮断器ユニット3にコネクタ8等でセット
アップできる様にし、スイッチ等の外部信号でプログラ
マブルコントローラーや外部リレー等を介さず直接回路
制御を可能にしている。
【0105】又、この配電遮断器ユニット3はその製造
工場で、当該配電遮断器ユニット3を構成する構成部品
相互の端子同士が、ロボット等の自動化装置を用い、自
動的に溶接やネジ止め等によって電気的に接合されてい
るので、生産性が著しく向上すると共に、接続不良や配
線ミスなどが防止されるのである。
【0106】又、この配電遮断器ユニット3はエポキシ
樹脂等の封止用樹脂によってモールドしてユニット化
し、振動等が有ってもネジの緩みや溶接の外れがないよ
うに構成してもよいが、図1に示すように、配電遮断器
ユニット3を構成する配電遮断機3a、電磁接触器3
a、回路操作装置3b、サーマルトリップ3c、回路操作
装置3d及び入出力用端子台3eの各々に接続端子を設
ける一方、エポキシ樹脂等の樹脂でユニット基板50を
形成し、このユニット基板50には相互に接続すべきこ
れらの構成部品相互間を電気的に接続するための導体を
設け、この各構成部品をその接続端子を用いてユニット
基板50の導体に電気的に接続しても良い。
【0107】この各構成部品とユニット基板50との接
続方式としては、この場合、差込み型の接続方式が採用
されており、これによって、この各構成部品の一部が故
障した場合、この故障した構成部品のみを簡単に交換で
きるので至極経済的で有益である。
【0108】この場合、この配電遮断器ユニット3にお
いて、当該配電遮断器ユニット3を構成する各構成部品
に各々自己診断機能と故障表示機能をもたせると共に故
障表示部3fを設けると、この構成部品のいずれかに故
障が生じた場合、その故障箇所が何人でも直ちに認知で
きる上、その故障した構成部品のみを交換できるので、
修理、補修が直ちにできるので至極有益である。
【0109】ところで、この配電遮断器ユニット3とパ
ワーベース基板1に敷設された電源線1cとの接続は着
脱自在に、且つ電気的に接続される方式であれば特に限
定されるものではないが、この実施例では、配電遮断器
ユニット3には端子部3gを形成し、この端子部3gを
用いて配電遮断器ユニット3をパワーベース基板1に敷
設された電源線1cに着脱自在に、且つ電気的に接続し
得るように構成されている。
【0110】上記出力調整ユニット4はシリンダーなど
のアクチュエーター駆動用の電磁弁、タイマー、ラン
プ、電磁バルブ、ソレノイド、ヒーター、容量、流量、
圧力などの制御を行うリレー回路を内蔵した構成部品
(制御機器)を集約させたものであり、この出力調整ユニ
ット4は容量等を制御するための出力調整機器4a、回
路操作装置4b、パワーベース基板に敷設された電源線
1cに接続するための端子部(図示せず)及び入出力用端
子台4cを電気的に接続してユニット化されている。
【0111】この回路操作装置4bはプログラマブルコ
ントローラーや補助リレー等で行う回路制御のために独
立させ、出力調整ユニット4にコネクター等でセットア
ップできるようにし、スイッチ等でプログラマブルコン
トローラーや外部リレーを介さず直接回路制御を可能に
している。
【0112】又、この出力調整ユニット4はその製造工
場で、当該出力調整ユニット4を構成する構成部品相互
の端子同士が、ロボット等の自動化装置を用い、自動的
に溶接やネジ止め等によって電気的に接合されるので、
生産性が著しく向上すると共に、接続不良や配線ミスな
どが防止されるのである。
【0113】この出力調整ユニット4はエポキシ樹脂等
の封止樹脂によってモールドしてユニット化し、振動等
があってもネジの緩みや溶接の外れがないように構成し
ても良いが、図1に示すように、出力調整ユニット4を
構成する出力調整器4a、回路操作装置4b及び入出力
用端子台4cの各々に接続端子を設ける一方、エポキシ
樹脂等の樹脂でユニット基板50を形成し、このユニッ
ト基板50には相互に接続すべきこれらの構成部品相互
間を電気的に接続するための導体を設け、この各構成部
品をその接続端子を用いてユニット基板50の導体に電
気的に接続しても良い。
【0114】この各構成部品とユニット基板50との接
続方式としては、この場合、差込み型の接続方式が採用
されており、これによって、この各構成部品の一部が故
障した場合、この故障した構成部品のみを簡単に交換で
きるので至極経済的で有益である。
【0115】この場合、この出力調整ユニット4におい
て、当該出力調整ユニット4を構成する各構成部品に各
々自己診断機能と故障表示機能をもたせると共に故障表
示部4dを設けると、この構成部品のいずれかに故障が
生じた場合、その故障箇所が何人でも直ちに認知できる
上、その故障した構成部品のみを交換できるので、修
理、補修が直ちにできるので至極有益である。
【0116】ところで、この出力調整ユニット4とパワ
ーベース基板1に敷設された電源線1cとの接続は着脱
自在に、且つ電気的に接続される方式であれば特に限定
されるものではないが、この実施例では、出力調整ユニ
ット4には端子部4eを形成し、この端子部4eを用い
て出力調整ユニット4をパワーベース基板1に敷設され
た電源線1cに当該パワーベース基板1の接続端子部1
dを介して着脱自在に、且つ電気的に接続し得るように
構成されている。
【0117】この出力調整ユニット4は、配電遮断器ユ
ニット3、後述する動力駆動ユニット5などの制御機器
ユニットの補助機能として信号用回路操作装置とし別途
ユニット化して、例えばコネクタ等でセットアップでき
る様に構成することも可能である。
【0118】上記動力駆動ユニット5はインバーター、
サーボコントローラなどの自己演算機能をもった制御機
能、回路操作装置、基板に敷設された電源線に接続する
ための端子部又は入出力用端子台などの構成部品を集約
したものであり、この場合、動力駆動ユニット5はイン
バーター制御機器5a、回路操作装置5b及び入出力用
端子台5cを電気的に接続してユニット化されている。
【0119】この回路操作装置5bはプログラマブルコ
ントローラーや補助リレー等で行う回路制御のために独
立させ、動力駆動ユニット5にコネクター等でセットア
ップできるようにし、スイッチ等でプログラマブルコン
トローラーや外部リレーを介さず直接回路制御を可能に
している。
【0120】この動力駆動ユニット5はその製造工場
で、当該動力駆動ユニット5を構成する構成部品相互の
端子同士が、ロボット等の自動化装置を用い、自動的に
溶接やネジ止め等によって電気的に接合されるので、生
産性が著しく向上すると共に、接続不良や配線ミスなど
が防止されるのである。
【0121】又、この動力駆動ユニット5はエポキシ樹
脂等の封止樹脂によってモールドしてユニット化し、振
動等があってもネジの緩みや溶接の外れがないように構
成しても良いが、図1に示すように、動力駆動ユニット
5を構成するインバーター制御機器5a、回路操作装置
5b及び入出力用端子台5cの各々に接続端子を設ける
一方、エポキシ樹脂等の樹脂でユニット基板50を形成
し、このユニット基板50には相互に接続すべきこれら
の構成部品相互間を電気的に接続するための導体を設
け、この各構成部品をその接続端子を用いてユニット基
板50の導体に電気的に接続しても良い。
【0122】この各構成部品とユニット基板50との接
続方式としては、この場合、差込み型の接続方式が採用
されており、これによって、この各構成部品の一部が故
障した場合、この故障した構成部品のみを簡単に交換で
きるので至極経済的で有益である。
【0123】この場合、この動力駆動ユニット5におい
て、当該動力駆動ユニット5を構成する各構成部品に各
々自己診断機能と故障表示機能をもたせると共に故障表
示部5dを設けると、この構成部品のいずれかに故障が
生じた場合、その故障箇所が何人でも直ちに認知できる
上、その故障した構成部品のみを交換できるので、修
理、補修が直ちにできるので至極有益である。
【0124】ところで、この動力駆動ユニット5とパワ
ーベース基板1に敷設された電源線1cとの接続は着脱
自在に、且つ電気的に接続される方式であれば特に限定
されるものではないが、この実施例では、動力駆動ユニ
ット5には端子部5eを形成し、この端子部5eを用い
て動力駆動ユニット5をパワーベース基板1に敷設され
た電源線1cに当該パワーベース基板1の接続端子部1
dを介して着脱自在に、且つ電気的に接続し得るように
構成されている。
【0125】上記電源ユニット6は直流電源供給装置、
変圧器などの電源を供給するための構成部品を集約した
ものであり、この場合、電源ユニット6は直流電源供給
装置6a、基板に敷設された電源線に接続するための端
子部(図示せず)及び入出力用端子台6cを電気的に接続
してユニット化している。
【0126】この電源ユニット6はその製造工場で、当
該電源ユニット6を構成する構成部品相互の端子同士
が、ロボット等の自動化装置を用い、自動的に溶接やネ
ジ止め等によって電気的に接合されるので、生産性が著
しく向上すると共に、接続不良や配線ミスなどが防止さ
れるのである。
【0127】又、この電源ユニット6はエポキシ樹脂等
の封止樹脂によってモールドしてユニット化し、振動等
があってもネジの緩みや溶接の外れがないように構成し
ても良いが、図1に示すように、電源ユニット6を構成
する直流電源供給装置6a、基板に敷設された電源線に
接続するための端子部(図示せず)及び入出力用端子台6
cの各々に接続端子を設ける一方、エポキシ樹脂等の樹
脂でユニット基板50を形成し、このユニット基板50
には相互に接続すべきこれらの構成部品相互間を電気的
に接続するための導体を設け、この各構成部品をその接
続端子を用いてユニット基板50の導体に電気的に接続
しても良い。
【0128】この各構成部品とユニット基板50との接
続方式としては、この場合、差込み型の接続方式が採用
されており、これによって、この各構成部品の一部が故
障した場合、この故障した構成部品のみを簡単に交換で
きるので至極経済的で有益である。
【0129】この場合、この電源ユニット6において、
当該電源ユニット6を構成する各構成部品に各々自己診
断機能と故障表示機能をもたせると共に故障表示部6b
を設けると、この構成部品のいずれかに故障が生じた場
合、その故障箇所が何人でも直ちに認知できる上、その
故障した構成部品のみを交換できるので、修理、補修が
直ちにできるので至極有益である。
【0130】ところで、この電源ユニット6とパワーベ
ース基板1に敷設された電源線1cとの接続は着脱自在
に、且つ電気的に接続される方式であれば特に限定され
るものではないが、この実施例では、電源ユニット6に
は端子部6dを形成し、この端子部6dを用いて電源ユ
ニット6をパワーベース基板1に敷設された電源線1c
に当該パワーベース基板1の接続端子部1dを介して着
脱自在に、且つ電気的に接続し得るように構成されてい
る。
【0131】図3は、実施例に示す、その構成部品を機
能別にユニット化し、省力化、合理化した本発明の電気
制御盤10の概略図である。
【0132】図3において、電源線を3本の電源線1c
を敷設したパワーベース基板1に制御機器ユニット10
0を電気的に且つ着脱自在に接続してなる構造を有す
る。
【0133】この制御機器ユニット100はその落下等
の事故を防止し、安全性を確保する為に、この場合、図
2に示すように、制御機器ユニット100を固定用ネジ
7でパワーベース基板1上に着脱自在に固定できるよう
に構成されている。
【0134】この制御機器ユニット100は電気制御盤
内の構成部品を機能別にユニット化して形成されてお
り、この場合、この制御機器ユニット100が配電遮断
器ユニット3、出力調整ユニット4、動力駆動ユニット
5又は電源ユニット6で構成されている。
【0135】又、このパワーベース基板1には漏電遮断
部2が固定されており、この漏電遮断部2によって、例
えば15A、20A、30A、50Aという様に容量別
に設定されている。
【0136】15はプログラマブルコントローラーであ
り、このプログラマブルコントローラー15は各制御機
器ユニットの動作制御を行うためのものである。
【0137】ところで、本発明の電気制御盤10におい
ては、例えば制御機器ユニット100を構成するいずれ
かのユニットを独立させて設備機器の集中する箇所に配
置し、このユニットに電気制御盤10からの電源線を接
続する場合も技術的範囲に含まれるが、このように構成
すると、独立させて設備機器の周辺に設置したユニット
から負荷側への配線を短くすることが可能になる。
【0138】即ち、上記ユニットが設備機器の周辺に配
置されているので、電気制御盤10における各ユニット
から負荷側への電源線を負荷毎に遠方に配線する必要が
なくなり、しかも電気制御盤10内の配線が一層簡素化
されて小型化、単純化が一層促進される結果、故障が少
なくなったり、その保守点検が至極容易になるうえ、上
記ユニットまでは電源線が一系統、或いは必要であれば
その信号線のみで制御が可能になり、しかも負荷毎の電
源線を大量に設備機器周辺に配線していたものが一系統
のみの配線で完了するので、配線工数が大幅に削減さ
れ、機能上及び外観上においても簡素化される結果、至
極有益である。
【0139】尚、本発明の電気制御盤10においては、
上述の制御機器ユニット100の外に、所要により、入
・出力用のシーケンサーに接続するための端子ユニット
や入・出力用のリレーユニットを、上述の制御機器ユニ
ット100と共に、電源線1cを敷設したパワーベース
基板1に電気的に且つ着脱自在に接続しても良いのであ
る。
【0140】この端子ユニットが複数の入・出力端子を
ブロック化したもので構成されていたり、又、この入・
出力用のリレーユニットが複数のリレーをブロック化し
たもので構成される。
【0141】
【発明の効果】本発明に係る電気制御盤は、上記構成を
有し、電気制御盤の各構成部品を機能別にユニット化し
ているので、制御盤を構成する各電気部品や各電気機構
部品等の各構成部品の端子と電源線とのネジ止め等によ
って個々に接続する必要がなくなる上、構成部品相互間
ごとに電線を介して個々にネジ止め等により取付けて配
線する必要がなく、従って、外部負荷との配線以外は実
配線作業が殆どなくなり、制御機器ユニットをパワーベ
ース基板に電気的に且つ着脱自在に接続すればよく、取
付方法・形式が統一化、規格化できる結果、増設、変
更、交換、撤去等が軽便に、且つ迅速に行う事ができる
効果を有する。
【0142】又、このように、実配線作業が殆どなくな
るので、何人も、取り扱い説明書だけで取り付けが可能
であり、しかも誤配線がなくなったり、ネジ止め作業が
なくなる結果、ネジの締め忘れや不十分な締結(接触不
良)がなくなって電気制御盤の信頼性が向上するうえ、
端子の接触不良に伴う構成部品の焼損や事故更に火災等
がなくなり、安全性が至極向上するなどの効果を有す
る。
【0143】更に、本発明においては、簡素化されてい
るので、電気制御盤の設置が至極容易で、短時間にでき
る上、故障が有っても、制御機器ユニットの交換が簡便
になり、しかもその補修や修理は電気に精通した者以外
の人でもできるので、その対応が迅速にできるので、装
置を長時間止めることによる経済的な不利益を解消でき
る効果を有するのである。
【0144】即ち、本発明の電気制御盤においては配線
作業や事故原因追及に専門技能が不要になり、誰でも
が、制御機器ユニットやその構成部品の交換を軽便に行
う事で対応できるため停止時、故障時などの対応が早く
なり、直ちに復旧できる。故に設備機械等の生産向上、
機械・機器の稼動率が上げることができる。
【0145】本発明においては、電気制御盤内の部品点
数及び配線が大幅に減少して小型化するため、制御盤設
計・製作の合理化、省力化及び制御盤本体の小型化を図
る事ができる効果を有する。
【0146】本発明の電気制御盤においては、回路操作
装置を制御機器ユニットにセットアップするため、信号
配線の省略及びプログラマブルコントローラー等の制御
回路の減少も可能になり、プログラマブルコントローラ
ー自体も容量の小さいものが採用できるためコストダウ
ンと省スペース化が可能になる。
【0147】本発明の電気制御盤は、上述のとおり、小
型化を実現しうるので、従来の大きな制御盤の為に産業
機械等と別置きするなど、配置を常に考慮しなければな
らなかったものが機械本体側面等にコンパクトにおさま
り、設備機器自体の省スペース化が実現する。
【0148】本発明においては、電気制御盤の設計段階
において、各制御機器の配置や配線継路、実配線の継路
配線ダクトの配置等の検討作業が制御機器ユニットのシ
ステムアップで不要になり、回路設計時間が大幅に短縮
される効果を有する。
【0149】本発明においては、電気制御盤内での信号
配線(センサー、スイッチ等)と動力系配線及び電源線を
差別化することができるのであり、この結果、ノイズの
発生や誤操作が防止される効果を有するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の電気制御盤の組み立て状態の一
実施例を示す斜視図である。
【図2】図2はパワーベース基板に制御機器ユニット
(配電遮断器ユニット)を電気的に且つ着脱自在に接続す
る接続形態を示す斜視図である。
【図3】図3は本発明の電気制御盤の一実施例を示す正
面図である。
【図4】図4は電源線から電動機を回転させるための制
御機器の実配線形態の従来例を示す斜視図である。
【図5】図5は従来の電気制御盤の例を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 パワーベース基板 1a 接続ジャック 1b パワーベース基板片 1c 電源線 1d 接続端子部 2 漏電遮断部 3 配線遮断器ユニット 3a 配線遮断器 3b 電磁接触器 3c サーマルトリップ 3d 入出力用端子台 3e 接続端子部 3f 故障表示部 3g 回路操作装置 4 出力調整ユニット 4a 出力調整器 4b 回路操作装置 4c 入出力用端子台 4d 故障表示部 4e 接続端子部 5 動力駆動ユニット 5a インバーター制御機器 5b 回路操作装置 5c 入出力用端子台 5d 故障表示部 5e 接続端子部 6 電源ユニット 6a 直流電源供給装置 6b 入出力用端子台 6c 故障表示部 6d 接続端子部 7 固定用ネジ 8 回路操作装置接続コネクタ 10 電気制御盤 15 プログラマブルコントローラー 16 三相電源 50 ユニット基板 100 制御機器ユニット

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源線を敷設したパワーベース基板に制
    御機器ユニットを電気的に且つ着脱自在に接続してなる
    ことを特徴とする電気制御盤。
  2. 【請求項2】 パワーベース基板における電源線が漏電
    遮断部又は配電遮断部によって容量別に区分けされてい
    る請求項1に記載の電気制御盤。
  3. 【請求項3】 パワーベース基板が一体に形成されてい
    る請求項1又は2に記載の電気制御盤。
  4. 【請求項4】 パワーベース基板が制御機器ユニット毎
    に分割され、且つ増設可能なパワーベース基板片で構成
    されている請求項1又は2に記載の電気制御盤。
  5. 【請求項5】 制御機器ユニットが配電遮断器ユニッ
    ト、出力調整ユニット、動力駆動ユニット又は電源ユニ
    ットである請求項1ないし4のいずれかに記載の電気制
    御盤。
  6. 【請求項6】 制御機器ユニットが配電遮断器ユニット
    であり、この配電遮断器ユニットが配電遮断器、電磁接
    触器、サーマルトリップ、回路操作装置、パワーベース
    基板に敷設された電源線に接続するための端子部又は入
    出力用端子台から選ばれた2以上を必須とし、且つこれ
    らが電気的に接続されてユニット化されている請求項5
    に記載の電気制御盤。
  7. 【請求項7】 制御機器ユニットが出力調整ユニットで
    あり、この出力調整ユニットがシリンダーなどのアクチ
    ュエーター駆動用の電磁弁、タイマー、ランプ、電磁バ
    ルブ、ソレノイド、ヒーター、容量、流量、圧力などの
    制御を行うリレー回路を内蔵したリレー制御機器、パワ
    ーベース基板に敷設された電源線に接続するための端子
    部又は入出力用端子台から選ばれた2以上を必須とし、
    且つこれらが電気的に接続されてユニット化されている
    請求項5に記載の電気制御盤。
  8. 【請求項8】 制御機器ユニットが動力駆動ユニットで
    あり、この動力駆動ユニットがインバーター、サーボコ
    ントローラなどの自己演算機能をもった制御機器、回路
    操作装置、パワーベース基板に敷設された電源線に接続
    するための端子部又は入出力用端子台から選ばれた2以
    上を必須とし、且つこれらが電気的に接続されてユニッ
    ト化されている請求項5に記載の電気制御盤。
  9. 【請求項9】 制御機器ユニットが電源ユニットであ
    り、この電源ユニットが直流電源供給装置、変圧器など
    の電源供給装置、パワーベース基板に敷設された電源線
    に接続するための端子部又は入出力用端子台から選ばれ
    た2以上を必須とし、且つこれらが電気的に接続されて
    ユニット化されている請求項5に記載の電気制御盤。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の電気制御盤における制御機器ユニットにはこの各制御
    機器ユニットごとに故障表示部が設けられている電気制
    御盤。
  11. 【請求項11】 制御機器ユニットにおける故障表示部
    が当該制御機器ユニットの故障箇所を表示するように構
    成されている請求項10に記載の電気制御盤。
  12. 【請求項12】 制御機器ユニットにおける故障し易い
    構成部品が当該制御機器ユニットに、電気的に且つ着脱
    自在に接続されている請求項10又は12に記載の電気
    制御盤。
  13. 【請求項13】 請求項1ないし12のいずれかに記載
    の電気制御盤に用いられる制御機器ユニット。
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