JPH07143232A - 道路案内地図表示システム - Google Patents

道路案内地図表示システム

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JPH07143232A
JPH07143232A JP5271947A JP27194793A JPH07143232A JP H07143232 A JPH07143232 A JP H07143232A JP 5271947 A JP5271947 A JP 5271947A JP 27194793 A JP27194793 A JP 27194793A JP H07143232 A JPH07143232 A JP H07143232A
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JP
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map
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public telephone
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JP5271947A
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Satoshi Terada
智 寺田
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 公衆電話機を用いて現在位置を表示し、ナビ
ゲーションシステムを簡単な操作で実現する。 【構成】 公衆電話機1の受話器2をあげ、ダイヤルボ
タン3をもちいてデータベス17へ電話を掛ける。デー
タベース17の受信制御部28では公衆電話機1の発信
者番号18が認識できる。位置データベース21では、
該発信者番号18から公衆電話機1の緯度19,経度2
0を検索され、道路案内地図データベース25に送ら
れ、その位置が含まれる道路案内地図の画像データ24
が検索される。画像データ24は合成用バッファ26に
蓄えられる。こうして、作成された道路案内地図の画像
データはデータベース17の送信制御部27より電話回
線29と公衆網9と電話回線8を介して公衆電話機1の
受信制御部7に送信され、表示装置15で表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、公衆電話機を用いた道
路案内地図表示システムに関し、より詳細には、公衆電
話機からアクセスすることにより、利用者の現在位置や
周辺の地域の情報を書き入れた地図を送信するシステム
であるナビゲーションシステムとしての利用ができる道
路案内地図表示システムに関する。
【0002】
【従来の技術】本発明のような機能を持つシステムとし
て、まず、ナビゲーションシステムがあげられる。従来
の携帯用ナビゲーションシステムは、利用者が小型の装
置を携帯し、衛星を用いて装置の位置を認識させてい
る。位置情報は緯度及び経度という形で与えられ、表示
される。この方式は、衛星を用いて位置を認識するた
め、高価であり、小型化には限界がある。また、小型に
すればそれだけデータベースの大きさにも制限がつき、
地図を表示するようなことができない。実際、現在の携
帯型ナビゲーションシステムでは、経度及び緯度が確認
できるだけなので、地図は別に用意する必要がある。
【0003】車載用ナビゲーションシステムも、位置の
確認は携帯型と同様、衛星を用いている。得られた位置
情報からCD−ROM内の地図を読み出し、その地図に
現在位置を表示したものを利用者に提供する。この方式
でも、装置が高価になるということは携帯型と同様であ
る。利用者が常時携帯するものではないので、小型化は
携帯型のものほど必要ではなく、CD−ROMを用いた
周辺地図の表示も可能となる。しかし、CD−ROMは
利用者側で書き込みが出来ないため、地図データの更新
は簡単にはできない。また、地図データに各種の情報を
書き込むことは、記憶媒体の容量の制約や、データ内容
の更新の制約のため、ほとんど行われていない。
【0004】携帯用/車載用にかかわらず、これらのナ
ビゲーションシステムは、普段から特別に情報を受け取
る装置を携帯していなくてはならないが、これらの機器
はナビゲーションシステムとして用いる以外にほとんど
使用されない。特に携帯用として用いる際には、常時携
帯しなくてはならないということが問題点となりうる。
また、当然であるが、車載用のナビゲーションシステム
では車内での利用に限られるため、携帯用としては利用
できない。
【0005】本発明に係る従来技術を記載した公知文献
としては、例えば、特開平4−17494号公報の「道
路地図案内システム」がある。この公報のものは、道路
地図案内情報を格納してあるCD−ROM等の記憶媒体
を幾つも購入したり、道路地図情報の更新を行う必要を
なくし、常に新しい道路地図情報を利用することを可能
とするために、自動車電話のISDN端末を用いて道路
地図案内を行うシステムとしたものである。道路地図情
報はISDN交換機などの交換機に格納している。
【0006】この方式は、自動車電話での利用が前提に
あるため、携帯型としての利用はできず、道路地図情報
を交換機に格納しているため、交換業者でしかサービス
を行うことができない、また、地図とビル名などの地図
情報を道路地図情報として格納しているため、地図情報
のみを更新するということができない。地図の更新と地
図情報の更新では、後者の報が頻繁に行われると考えら
れるが、この方式では地図情報の更新の際に地図の更新
も行わなければならない。また、縮尺度を変換するため
に地図を拡大すると、地図情報の文字も拡大されること
になる。
【0007】その他に、ナビゲーションシステムではな
いが、ファクシミリで地図を提供するサービスがある。
これは、希望する地域の番号を入力すると、その地域の
地図をファクシミリで送信するサービスである。この場
合、データ記憶媒体はサービス提供者側にあるため、情
報量を増やすことは容易であり、情報の更新も行うこと
ができる。しかし、現在位置を表示することはできず、
地域番号も利用者側が知っておく必要がある。つまり、
あらかじめ利用者側がある程度自分のいる場所を知って
いなくてはならず、ナビゲーションシステムの代りには
ならない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来の
ナビゲーションシステムでは、特別な装置を携帯しなく
てはならないこと、その装置が高価であることが、第1
の問題点として考えられる。本発明では、この解決策と
して、衛星の代りに公衆電話網を用いた。公衆電話機は
既に全国にあるため、位置を確認する手段としては有効
である。公衆電話機を用いることにより、利用者側で現
在位置を発信するような装置が不必要となる。地図の受
信装置としては、電子手帳、データ端末や公衆ファクシ
ミリを提案している。電子手帳は近年、表示部の大型化
により大量表示が可能となってきているため、地図の表
示端末として有効な手段であると考えられる。
【0009】また、その他のデータ端末についても小型
化が進み、携帯が可能になってきている。データ端末は
電子手帳よりも表示部が大型であるので、さらに地図の
表示に適している。本発明の現在位置表示は、電子手帳
やデータ端末の一つの機能として存在するため、これら
の装置は本発明の専用機器とはならない。つまり、普段
は電子手帳やデータ端末として利用し、現在位置や周辺
の地図情報が必要なときにのみ、それらの情報の受け取
り端末として利用される。特に電子手帳は携帯すること
が通常の使用といえるので、この意味でもナビゲーショ
ンシステムの専用機器の携帯における問題点を解決して
いる。
【0010】公衆ファクシミリについては、現在は全国
的に普及しているとはいえない状態であり、アナログ公
衆網を用いたものが大半であるが、将来的に普及した場
合には有効な受信装置となる。公衆ファクシミリを利用
した場合、道路案内地図はファクシミリで提供されるた
め、利用者は全く装置を持たずに現在位置を把握するこ
とができる。
【0011】第2の問題点として、従来のナビゲーショ
ンシステムでは記録媒体の容量制約があることと、情報
の更新が困難なことがあった。本発明では、データベー
スを利用者が携帯するわけではないので、小型化による
記録媒体の容量の制約はない。このために複数の地図や
情報を提供することも可能である。
【0012】前述した特開平4−17494号公報に記
載の「道路地図案内システム」での問題点はサービスの
提供者が限定されることと、地図情報の更新の方法であ
った。本発明では、発信者番号やID番号を用いれば、
データベースを交換機に持つ必要がなく、交換業者でな
くてもサービスの提供は可能となる。後者の問題点に対
しては、地図の画像データと情報データを異なるデータ
ベースで持つことにより解決している。データベースを
それぞれに持つことにより、情報データのみを更新する
ことも可能である。送信する道路案内地図の画像データ
は地図の画像データに情報データの内容を書き入れるこ
とにより実現している。情報データのみの更新が行える
ため、一定期間のみ情報を掲載するなどの活用が可能と
なり、広告媒体としての活用にも有効な手段となる。ま
た、地図の画像データに情報データの内容を書きいれる
ため、地図の画像データの縮尺度が変っても情報データ
の文字の大きさが変ることはない。
【0013】ファクシミリで地図を提供するサービスで
は、利用者の現在位置が表示できないという問題点があ
ったが、本発明では公衆電話機を用いることにより、現
在位置の表示を可能としている。現行のファクシミリサ
ービスでは、表示したい地域の番号を利用者が入力する
という方法をとっているため、利用者はあらかじめ地域
番号を知っておく必要がある。さらに、前述のように地
域番号を入力し、地図を入手しても自分がその地図のど
こに現在いるのかが把握できない。つまり、ファクシミ
リサービスは、利用者が“地図”を要求した場合には有
効な手段ではあるが、現在位置を確認するという“ナビ
ゲーションシステムの代り”としては使用できない。
【0014】本発明では、発信者番号や電話番号、また
はそれぞれに設定されたID番号を利用し、ファクシミ
リサービスにおける地域番号の入力の代りとしている。
このため、利用者側が地域番号などのデータを持ってい
なくても、確実に位置を把握することができる。また、
公衆電話の位置が利用者の現在位置であることから、公
衆電話機の位置を地図上に表示することで、利用者の現
在位置を示すことができる。これらの特徴により、本発
明は“ナビゲーションシステムの代り”として活用でき
る。技術的な観点では、サービスの提供側は発信者番号
や電話番号/ID番号から地図、位置、情報を検索し、
合成、送信するという手順であり、利用者側は公衆電話
網を用いて画像データを取り入れるというものであるた
め、複雑な機構を必要としない。つまり技術的にも簡易
な機構で従来のナビゲーションシステムと同等のシステ
ムを実現できる。
【0015】従来のナビゲーションシステムでは、リア
ルタイムに現在位置を表示するものもあるが、本発明に
おけるシステムでは、リアルタイムな情報の入手を前提
とはしていない。しかし、実際の活用において、現在位
置を頻繁に確認したいという状況はあまり起こらないと
思われる。本当に必要なときのみ利用するのであれば、
特別な機械を常時携帯しなくてもよいようなシステムに
しなくてはならない。本発明では、利用者側が携帯する
必要のあるものは電子手帳やデータ端末などのみであ
る。また、公衆ファクシミリが普及すれば、何も持たず
にナビゲーションシステムを活用することができる。
【0016】本発明は、このような実情に鑑みてなされ
たもので、公衆電話機を用いて現在位置の表示を実現
し、ナビゲーションシステムが簡易に、簡単な操作のみ
で、さらに特別に専用端末を用意せずに実現されるよう
にした道路案内地図表示システムを提供することを目的
としている。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、(1)発信者番号の通知を行う公衆網に
接続された公衆電話機と、地図情報を格納するデータベ
ースと、前記公衆電話機の発信者番号から前記データベ
ースにより検索された画像データを受信して表示する携
帯端末とから成ること、更には、(2)前記データベー
スは、発信者番号から経度及び緯度を検索できる位置デ
ータベースと、経度及び緯度から道路地図を検索できる
地図データベースと、経度及び緯度から道路や建物の情
報を検索できる情報データベースとを独立して持ち、前
記各データベースを合成することにより地図情報の画像
データを得ること、更には、(3)発信者番号の通知を
行わない公衆網に接続された公衆電話機について、前記
発信者番号の代りとして、公衆電話機毎にID番号をつ
け、電話番号を利用者が入力して用いることを特徴とし
たものである。
【0018】
【作用】公衆電話機は、発信者番号の通知を行う公衆網
に接続されており、データベースには地図情報が格納さ
れている。前記公衆電話機の発信者番号から、前記デー
タベースにより検索された画像データを受信して携帯端
末に表示する。このようにすることにより、特別な携帯
装置を必要とせずに、ナビゲーション機能が実現でき
る。
【0019】
【実施例】実施例について、図面を参照して以下に説明
する。図1は、本発明による道路案内地図表示システム
の一実施例(請求項1)を説明するための構成図で、図
中、1は公衆電話機、2は受話機、3はダイヤルボタ
ン、4はデータ端末接続用コネクタ、5,6は送信制御
部、7は受信制御部、8は電話回線、9は公衆網、10
は接続線、11はデータ受信装置、12は受信コネク
タ、13は受信制御部、14はメモリ、15は表示装
置、16は表示制御部、18は発信者番号、19は緯
度、20は経度、21は位置データ、22は緯度、23
は経度、24は画像データ、25は道路案内地図データ
ベース、26はバッファ、27は送信制御部、28は受
信制御部、29は電話回線である。
【0020】図1には発信者番号の通知を行う公衆網を
用いた場合のシステムが表示されている。公衆電話機1
は、受話器2とダイヤルボタン3(ダイヤル式であって
もよい)とデータ端末接続用コネクタ4及びデータ送信
制御部5を有する。データ端末接続用コネクタ4には接
続線10をもってデータ受信装置11が接続される。こ
こでデータ接続用コネクタがない場合には、音響カプラ
等を用いてその代りとする。また、公衆電話機1は、送
信制御部6と受信制御部7を持ち、電話回線8により公
衆網9に接続されている。
【0021】データ受信装置11は、データ受信コネク
タ12と受信制御部13とメモリ14と表示装置15及
び表示制御部16を有する。具体的なデータ受信装置と
しては、電子手帳などのデータ端末や公衆ファクシミリ
などが考えられる。データベース17は、発信者番号1
8から緯度19及び経度20を検索できる位置データベ
ース21と、緯度22及び経度23から地図の画像デー
タ24を検索できる道路案内地図データベース25と、
画像データの合成時に用いるバッファ26とを有する。
また、送信制御部27と受信制御部28を有し、電話回
線29により公衆網9に接続されている。
【0022】利用者が公衆電話機1の受話器2をあげ、
ダイヤルボタン3を用いてデータベース17へ電話をか
ける。電話回線8と公衆網9と電話回線29とを介し
て、公衆電話機1とデータベース17の通話が成立する
と、データベース17の受信御部28では公衆電話機1
の発信者番号18が認識できる。位置データベース21
では、該発信者番号18から公衆電話機1の緯度19及
び経度20を検索する。該緯度19及び経度20は道路
案内地図データベース25に送られ、その位置が含まれ
る道路案内地図の画像データ24が検索される。該画像
データ24は合成用バッファ26に蓄えられる。公衆電
話機1の緯度19及び経度20も合成用バッファ26に
送られ、画像データ24内の該当する位置に現在位置が
マークされる。
【0023】こうして作成された道路案内地図の画像デ
ータ24は、データベース17の送信制御部27より電
話回線29と公衆網9と電話回線8とを介して、公衆電
話機1の受信制御部7に送信される。送信された道路案
内地図の画像データは、データ送信制御5に送信され、
データ端末接続用コネクタ4から接続線10を介して、
データ受信装置11のデータ受信制御部13に送信され
る。データ受信制御部13では、そのデータとメモリ1
4に蓄えられる。表示制御部16ではメモリ14内の道
路案内地図の画像データを表示装置15に送り、道路案
内地図として表示させる。
【0024】図2は、本発明におけるデータベース(請
求項2)の構成図で、図中、32は送信制御部、33は
受信制御部、34は電話回線、35はデータベース、3
6は発信者番号、37は緯度、38は経度、39は位置
データベース、40(40a,40b)は緯度、41(4
1a,41b)は経度、42(42a,42b)は地図デ
ータ、43(43a,43b)は地図データベース、44
(44a,44b)は緯度、45(45a,45b)は経
度、46(46a,46b)は情報データ、47(47
a,47b)は情報データベース、48はバッファであ
る。
【0025】図2には、図1に示すデータベースにおい
て、道路案内地図のデータベースを地図データベースと
情報データベースに分けて有する場合のデータベースの
構成を示している。データベース35は、発信者番号3
6から緯度37及び経度38を検索できる位置データベ
ース39と、緯度40及び経度41から地図データ42
を検索できる地図データベース43と、緯度44及び経
度45から情報データ46を検索できる情報データベー
ス47と、画像データの合成時に用いるバッファ48を
有する。また、通信制御部32と、受信制御部33を有
し、電話回線34により公衆網に接続されている。
【0026】ここで、地図データベース43は地図デー
タベース43a,43b…のように複数用意することが
でき、利用者が数種類の地図データベースから任意の地
図データベースを利用するような運用が可能となる。ま
た、情報データベース47も情報データベース47a,
47b…のように複数用意することができ、頻繁に更新
が行われる店の情報と、あまり更新されない建物の名称
の情報などで分類してもつことができる。
【0027】次に、請求項1の実施例の場合のデータベ
ースの処理の流れを図2を用いて説明する。公衆電話機
の発信者番号36は、電話回線34を介して受信制御部
33に受信される。該受信者番号36から、位置データ
ベース39を用いて、公衆電話機の緯度37及び経度3
8が検索される。該緯度37及び経度38は、地図デー
タベース43(複数ある場合はその中から適切なものを
選択する)および情報データベース47a,47b…に
送られ、それぞれから地図の画像データ42a,42
b,情報データ46a,46b…が検索される。地図の
画像データ42a,42bは合成用バッファ48に蓄え
られ、該画像データに情報データ46a,46b…が合
成される。また、緯度37及び経度38の位置に現在位
置がマークされ、道路案内地図の画像データが作成され
る。以上の処理で作成された道路案内地図の画像データ
は送信制御部32から送信される。
【0028】図3は、本発明による道路案内地図表示シ
ステムの他の実施例(請求項3)を示す図で、図中、5
1は公衆電話機、52は受話器、53はダイヤル、54
はデータ端末接続用コネクタ、55はデータ受信制御
部、56は送信制御部、57は受信制御部、58は電話
回線、59は交換機、60は接続線、61はデータ受信
装置、62はデータ受信コネクタ、63は受信制御部、
64はメモリ、65は表示装置、66は表示制御部、6
7はデータベース、68は電話番号、69は緯度、70
は経度、71は位置データベース、72は緯度、73は
経度、74は画像データ、75は道路案内地図データベ
ース、76はバッファ、77は送信制御部、78は受信
制御部、79は電話回線である。
【0029】図3は、発信者番号の通知を行わない公衆
網を用いて、請求項1と同様の機能を実現する構成図
で、この場合、データベースは公衆電話機の電話番号が
認識できる段階の交換機を有する。公衆電話機51は、
受話器52とダイヤル53とデータ端末接続用コネクタ
54およびデータ受信制御部55を有する。ここでデー
タ端末用コネクタ54にはデータ受信装置61が接続さ
れている。該データ受信装置61の内部は前述のものと
同様である。公衆電話機51は送信制御部56と受信制
御部57とを有し、電話回線58を介して交換機59に
接続されている。データベース67は、位置データベー
ス71と地図データベース75とデータ合成用バッファ
76と送信制御部77と受信制御部78からなる。各構
成は請求項1のものと同様であるが、位置データベース
71は電話番号68から緯度69及び経度70が検索で
きるようになっている。データベース67は接続線79
を介して交換機59に接続されている
【0030】利用者が公衆電話機51の受話器52をあ
げ、ダイヤル53をもちいてデータベース67のアクセ
ス番号をダイヤルすると、交換機59はデータベース6
7へ接続線79を介して公衆電話機51の電話番号68
を送信する。データベースの受信制御部78では、位置
データベース71にその電話番号68を送り、公衆電話
機51の緯度69及び経度70を検索する。地図データ
ベース75では、該緯度72及び経度75から、該当す
る地図の画像データ74を検索し、合成用バッファ76
で現在位置をマークし、道路案内地図の画像データ74
を作成する。作成された道路案内地図は、送信制御部7
7から接続線79を介して交換機59に送信され、交換
機59から電話回線58を介して公衆電話機51の受信
制御部57へ送信される。公衆電話機51からデータ受
信装置61への送信、データ受信装置内部での表示まで
の処理は請求項1での実施例と同様である。この方法で
は、データベースを交換機に持たなければならないた
め、サービスの提供者が限られてしまう。
【0031】図4は、本発明による道路案内地図表示シ
ステムの更に他の実施例を示す図で、発信者番号の通知
を行わない公衆網での実現方法として、ID番号を用い
る場合の構成図である。図中、81は公衆電話機、82
は受話器、83はダイヤル、84はデータ端末接続用コ
ネクタ、85はデータ受信制御部、86は送信制御部、
87は受信制御部、88は電話回線、89は公衆網、9
0は接続線、91はデータ受信装置、92はデータ受信
コネクタ、93は受信制御部、94はメモリ、95は表
示装置、96は表示制御部、97はデータベース、98
は電話番号、99は緯度、100は経度、101は位置
データベース、102は緯度、103は経度、104は
画像データ、105は道路案内地図データベース、10
6はバッファ、107は送信制御部、108は受信制御
部、109は電話回線、110はID番号である。
【0032】公衆電話機81は、受話器82とダイヤル
83とデータ接続用コネクタ84および送信制御部85
とを有し、送信制御部86と受信制御部87から電話回
線88を介して公衆網89に接続される。また、公衆電
話機81には個別に設けられたID番号110が付けら
れている。該ID番号110はサービスを行う範囲内の
公衆電話機に重複なく割りふられる。データ受信装置9
1はデータ接続用コネクタ84に接続されている。デー
タ受信装置91については前述のものと同様である。デ
ータベース97は、位置データベース101と地図デー
タベース105とデータ合成用バッファ106と送信制
御部107と受信制御部108とから構成され、電話回
線109を介して公衆網89に接続される。位置データ
ベース101はID番号110から緯度99及び経度1
00が検索できる。地図データベースは前述のものと同
様である。
【0033】利用者が前述と同様の方法によってデータ
ベースに電話をかける。公衆電話機81とデータベース
97との通話が成立した後、利用者はデータベース97
への公衆電話機81に掲示されたID番号110をダイ
ヤルする。データベース97では、該ID番号110を
ダイヤルする。また、データベース97では、該ID番
号110から位置データベースを用いて緯度102及び
経度103を検索する。以降、前述と同様の処理の流れ
により、データ合成用バッファ106に道路案内地図1
04が作成される。作成された道路案内地図104は、
電話回線109と公衆網89と電話回線88とを介して
公衆電話機81の受信制御部87に送信され、前述の方
法によりデータ受信装置91に送信される。この方式の
場合、ID番号の振り分け作業があるが、データベース
を交換機にもつ必要はなくなる。なお、請求項3のデー
タベース部分にも請求項2の方法を活用することは可能
である。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によると、以下のような効果がある。 (1)公衆電話を利用することにより、特別な携帯装置
を必要とせず、ナビゲーションの機能が実現される。ま
た、利用方法も電話を掛けるだけなので、非常に簡便で
ある。 (2)データベースはサービスの提供側で持ち、利用者
が持ち歩くわけではないので、小型の媒体でなくてもよ
い。このため、情報量を増すことが容易である。このこ
とより、地図データや情報データを複数持つことが可能
となるため、より柔軟なサービスの提供が可能である。
また、情報データを持つことにより、広告媒体として活
用できる。 (3)請求項2の方法を用いて、データベースを独立し
て持つことにより、任意のデータベースのみの変更や更
新が可能である。また、情報データの文字を変化させる
ことなく、地図情報を拡大/縮小することができる。 (4)このシステムの構築において、サービスの提供
者、利用者側、共に特別な装置を使用しないため、簡易
な構成で実現が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による道路案内地図表示システムの一実
施例を説明するための構成図である。
【図2】本発明におけるデータベースの構成図である。
【図3】本発明による道路案内地図表示システムの他の
実施例を示す図である。
【図4】本発明による道路案内地図表示システムの更に
他の実施例を示す図である。
【符号の説明】
1…公衆電話機、2…受信機、3…ダイヤルボタン、4
…データ端末接続用コネクタ、5,6…送信制御部、7
…受信制御部、8…電話回線、9…公衆網、1…は接続
線、11…データ受信装置、12…受信コネクタ、13
…受信制御部、14…メモリ、15…表示装置、16…
表示制御部、18…発信者番号、19…緯度、20…経
度、21…位置データ、22…緯度、23…経度、24
…画像データ、25…道路案内地図データベース、26
…バッファ、27…送信制御部、28…受信制御部、2
9…電話回路。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発信者番号の通知を行う公衆網に接続さ
    れた公衆電話機と、地図情報を格納するデータベース
    と、前記公衆電話機の発信者番号から前記データベース
    により検索された画像データを受信して表示する携帯端
    末とから成ることを特徴とする道路案内地図表示システ
    ム。
  2. 【請求項2】 前記データベースは、発信者番号から経
    度及び緯度を検索できる位置データベースと、経度及び
    緯度から道路地図を検索できる地図データベースと、経
    度及び緯度から道路や建物の情報を検索できる情報デー
    タベースとを独立して持ち、前記各データベースを合成
    することにより地図情報の画像データを得ることを特徴
    とする請求項1記載の道路案内地図表示システム。
  3. 【請求項3】 発信者番号の通知を行わない公衆網に接
    続された公衆電話機について、前記発信者番号の代りと
    して、公衆電話機毎にID番号をつけ、電話番号を利用
    者が入力して用いることを特徴とする請求項1記載の道
    路案内地図表示システム。
JP5271947A 1993-10-29 1993-10-29 道路案内地図表示システム Pending JPH07143232A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10268820A (ja) * 1997-03-21 1998-10-09 Tamura Electric Works Ltd 情報表示システム
JP2000161982A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Ascii Corp ナビゲ―ションシステム、方法、および、そのプログラムを記録した記録媒体
US6360164B1 (en) 1998-11-27 2002-03-19 Ascii Corporation Navigation system

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