JPH07143045A - 受信方式 - Google Patents
受信方式Info
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- JPH07143045A JPH07143045A JP5290879A JP29087993A JPH07143045A JP H07143045 A JPH07143045 A JP H07143045A JP 5290879 A JP5290879 A JP 5290879A JP 29087993 A JP29087993 A JP 29087993A JP H07143045 A JPH07143045 A JP H07143045A
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- JP
- Japan
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- antennas
- station
- received
- base station
- reception
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- Pending
Links
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- 230000010287 polarization Effects 0.000 claims description 20
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 19
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Landscapes
- Mobile Radio Communication Systems (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、移動通信システムにおいて、前進
局によって形成された無線ゾーン内の移動局からの受信
波をその前進局で受信して基地局に中継伝送し、受信処
理を施す受信方式に関し、移動局から前進局に到来する
受信波について、簡単な機器構成により確実にダイバー
シチ効果を得ることを目的とする。 【構成】 前進局には、同じ無線周波数を用いて偏波が
互いに直交した2つの無線伝送路を形成する送信空中線
と、自局の無線ゾーン内の移動局からの受信波を個別に
受信する2つのブランチと、このようにして受信された
受信波を送信空中線を介して2つの無線伝送路に個別に
中継する中継手段とを備え、基地局には、偏波が2つの
無線伝送路に適合し、中継手段によって中継された受信
波を個別に受信する受信空中線と、このようにして受信
された各受信波に2つのブランチに適応したダイバーシ
チ方式による受信処理を施す受信処理手段とを備える。
局によって形成された無線ゾーン内の移動局からの受信
波をその前進局で受信して基地局に中継伝送し、受信処
理を施す受信方式に関し、移動局から前進局に到来する
受信波について、簡単な機器構成により確実にダイバー
シチ効果を得ることを目的とする。 【構成】 前進局には、同じ無線周波数を用いて偏波が
互いに直交した2つの無線伝送路を形成する送信空中線
と、自局の無線ゾーン内の移動局からの受信波を個別に
受信する2つのブランチと、このようにして受信された
受信波を送信空中線を介して2つの無線伝送路に個別に
中継する中継手段とを備え、基地局には、偏波が2つの
無線伝送路に適合し、中継手段によって中継された受信
波を個別に受信する受信空中線と、このようにして受信
された各受信波に2つのブランチに適応したダイバーシ
チ方式による受信処理を施す受信処理手段とを備える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、移動通信システムにお
いて、前進局によって形成された無線ゾーン内の移動局
から到来した受信波をその前進局で受信して基地局に中
継伝送し、受信処理を施す受信方式に関する。
いて、前進局によって形成された無線ゾーン内の移動局
から到来した受信波をその前進局で受信して基地局に中
継伝送し、受信処理を施す受信方式に関する。
【0002】
【従来の技術】移動通信システムでは、基地局によって
形成される無線ゾーン内の電波の伝搬は、山影、起伏の
激しい地形、高層建築物その他によって妨げられ、弱電
界地域(不感地域)が形成される。このような弱電界地
域では、その地域に位置する移動局との間に形成される
上下の無線回線の受信電界レベルが低下して所望の伝送
品質が得られないために、基地局と何らかの通信リンク
を介して接続された前進局(中継局)を配置することに
より無線ゾーンの補完がはかられる。
形成される無線ゾーン内の電波の伝搬は、山影、起伏の
激しい地形、高層建築物その他によって妨げられ、弱電
界地域(不感地域)が形成される。このような弱電界地
域では、その地域に位置する移動局との間に形成される
上下の無線回線の受信電界レベルが低下して所望の伝送
品質が得られないために、基地局と何らかの通信リンク
を介して接続された前進局(中継局)を配置することに
より無線ゾーンの補完がはかられる。
【0003】また、このような移動通信システムでは、
移動局の移動に応じて無線回線の伝搬路が刻々と変化す
るために、短周期の激しいフェージングが発生し、その
移動局と無線回線を介して対向する無線基地局とにおけ
る受信電界レベルは大きく変動する。したがって、従
来、このようなフェージングによる受信電界レベルの変
動分を軽減する有効な手段として、ダイバシチ受信方式
が多く採用されていた。
移動局の移動に応じて無線回線の伝搬路が刻々と変化す
るために、短周期の激しいフェージングが発生し、その
移動局と無線回線を介して対向する無線基地局とにおけ
る受信電界レベルは大きく変動する。したがって、従
来、このようなフェージングによる受信電界レベルの変
動分を軽減する有効な手段として、ダイバシチ受信方式
が多く採用されていた。
【0004】図4は、ダイバシチ受信方式を採用した移
動通信システムの構成例を示す図である。図において、
基地局41は、その基地局によって形成された無線ゾー
ン内に位置する移動局42と前進局43とに無線回線を
介して接続される。前進局43は、その前進局によって
局部的に形成された無線ゾーン内に位置する移動局44
に無線回線を介して接続される。
動通信システムの構成例を示す図である。図において、
基地局41は、その基地局によって形成された無線ゾー
ン内に位置する移動局42と前進局43とに無線回線を
介して接続される。前進局43は、その前進局によって
局部的に形成された無線ゾーン内に位置する移動局44
に無線回線を介して接続される。
【0005】基地局41では、アンテナ451 は共用器
46の共通端子に接続され、その入力には送信機47の
出力が接続される。共用器46の出力は検波復調器48
1 の入力および受信レベル比較器49の一方の入力に接
続され、アンテナ452 は検波復調器482 の入力およ
び受信レベル比較器49の他方の入力に接続される。受
信レベル比較器49の出力は、切り換え回路50の制御
入力に接続される。検波復調器481 、482 の出力は
それぞれ切り換え回路48の対応する接点に接続され、
その共通接点には復調出力が得られる。
46の共通端子に接続され、その入力には送信機47の
出力が接続される。共用器46の出力は検波復調器48
1 の入力および受信レベル比較器49の一方の入力に接
続され、アンテナ452 は検波復調器482 の入力およ
び受信レベル比較器49の他方の入力に接続される。受
信レベル比較器49の出力は、切り換え回路50の制御
入力に接続される。検波復調器481 、482 の出力は
それぞれ切り換え回路48の対応する接点に接続され、
その共通接点には復調出力が得られる。
【0006】前進局43では、基地局41に対向したア
ンテナ511 は共用器521 の共通端子に接続され、移
動局44に対して無線ゾーンを成形するアンテナ512
は共用器522 の共通端子に接続される。共用器521
の出力端子は広帯域増幅器(以下、端に「増幅器」とい
う。)531 を介して共用器522 の入力端子に接続さ
れ、共用器522 の出力端子は増幅器532 を介して共
用器521 の入力端子に接続される。
ンテナ511 は共用器521 の共通端子に接続され、移
動局44に対して無線ゾーンを成形するアンテナ512
は共用器522 の共通端子に接続される。共用器521
の出力端子は広帯域増幅器(以下、端に「増幅器」とい
う。)531 を介して共用器522 の入力端子に接続さ
れ、共用器522 の出力端子は増幅器532 を介して共
用器521 の入力端子に接続される。
【0007】このような構成の移動通信システムでは、
基地局41によって形成される無線ゾーンには、送信機
47から出力された送信電力が共用器46およびアンテ
ナ451 を介して放射される。共用器46はこのような
送信機47から供給される送信電力の送信動作と後述の
受信動作とにアンテナ451 を共用するが、以下では、
このような共用器46の動作については説明を省略す
る。
基地局41によって形成される無線ゾーンには、送信機
47から出力された送信電力が共用器46およびアンテ
ナ451 を介して放射される。共用器46はこのような
送信機47から供給される送信電力の送信動作と後述の
受信動作とにアンテナ451 を共用するが、以下では、
このような共用器46の動作については説明を省略す
る。
【0008】また、基地局41は、移動局42から到来
する受信波をアンテナ451、452を介して受信する。
このようにして受信される受信波については、アンテナ
45 1 、452 が受信波の無線周波数に対して互いに1
0波長以上に隔てて配置されているために、移動局42
の移動に応じたフェージングに対する相関が十分に小さ
な値となる。検波復調器481 、482 は、このように
して受信された2つの受信波を個別に復調する。
する受信波をアンテナ451、452を介して受信する。
このようにして受信される受信波については、アンテナ
45 1 、452 が受信波の無線周波数に対して互いに1
0波長以上に隔てて配置されているために、移動局42
の移動に応じたフェージングに対する相関が十分に小さ
な値となる。検波復調器481 、482 は、このように
して受信された2つの受信波を個別に復調する。
【0009】一方、受信レベル比較器49は、このよう
にアンテナ451、452を介して受信された受信波の受
信電界レベルを比較し、その比較の結果を示す切り換え
制御信号を出力する。切り換え回路50は、このような
切り換え制御信号に応じて、検波復調器481 、482
から出力される復調出力の内、高い受信電界レベルが得
られたアンテナ(アンテナ451 、452 の何れか一
方)に対応したものを逐次選択して出力する。
にアンテナ451、452を介して受信された受信波の受
信電界レベルを比較し、その比較の結果を示す切り換え
制御信号を出力する。切り換え回路50は、このような
切り換え制御信号に応じて、検波復調器481 、482
から出力される復調出力の内、高い受信電界レベルが得
られたアンテナ(アンテナ451 、452 の何れか一
方)に対応したものを逐次選択して出力する。
【0010】したがって、アンテナ451 、452 の一
方の受信波の受信電界レベルが低下しても、他方の受信
波の受信電界レベルは低下していない確率が高いことを
利用して、上述したフェージングによる復調信号の劣化
が軽減される。
方の受信波の受信電界レベルが低下しても、他方の受信
波の受信電界レベルは低下していない確率が高いことを
利用して、上述したフェージングによる復調信号の劣化
が軽減される。
【0011】また、前進局43は、上述した弱電界地域
に設置され、共用器521 、522によって送受共用さ
れたアンテナ511 、512 の間を増幅器531 、53
2 を介して接続することにより、移動局44と基地局4
1との間に双方向の無線中継伝送路を形成する。
に設置され、共用器521 、522によって送受共用さ
れたアンテナ511 、512 の間を増幅器531 、53
2 を介して接続することにより、移動局44と基地局4
1との間に双方向の無線中継伝送路を形成する。
【0012】したがって、弱電界地域に位置する移動局
44には、所要伝送品質を確保しつつ良好なサービスが
提供される。
44には、所要伝送品質を確保しつつ良好なサービスが
提供される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来の移動通信システムでは、上述したダイバシチ受信
方式は、移動局42から基地局41に到来する受信波に
ついては適用されていたが、移動局44から前進局43
を介して基地局41に到来する受信波については適用さ
れていなかった。したがって、弱電界地域に位置する移
動局に対するサービスの品質は、基地局によって直接形
成された無線ゾーン内の移動局に対するサービスの品質
より低かった。
従来の移動通信システムでは、上述したダイバシチ受信
方式は、移動局42から基地局41に到来する受信波に
ついては適用されていたが、移動局44から前進局43
を介して基地局41に到来する受信波については適用さ
れていなかった。したがって、弱電界地域に位置する移
動局に対するサービスの品質は、基地局によって直接形
成された無線ゾーン内の移動局に対するサービスの品質
より低かった。
【0014】また、移動局44から前進局43に到来す
る受信波の受信方法については、その前進局に10波長
以上隔てて設置された2つのアンテナ(以下、「中継ア
ンテナ」という。)を介して一旦受信し、さらに、アン
テナ451 、452 の方向に主ビームが調整された2つ
のアンテナを介して基地局41に個別に無線中継する方
法が考えられる。
る受信波の受信方法については、その前進局に10波長
以上隔てて設置された2つのアンテナ(以下、「中継ア
ンテナ」という。)を介して一旦受信し、さらに、アン
テナ451 、452 の方向に主ビームが調整された2つ
のアンテナを介して基地局41に個別に無線中継する方
法が考えられる。
【0015】しかし、一般に、前進局43は基地局41
から数キロメート以上隔たった位置に設置されるため
に、アンテナ451 、452 に対向する中継アンテナの
間隔が10波長以上に設定されていても、その中継アン
テナの一方とアンテナ451 およびアンテナ452 との
間、また他方の中継アンテナとアンテナ451 およびア
ンテナ452 との間の伝搬路の特性がほぼ同一となる。
すなわち、各中継アンテナからアンテナ451、452に
それぞれ到来する受信波S1 、S2 は、各中継アンテナ
から放射される送信波S3 、S4 、これらの送信波の偏
波に上述した伝搬路を介して生じる移相量θおよびこれ
らの伝搬路の減衰係数Aに対して S1 =S3・A(sinθ+icosθ) +S4・A(sinθ+icosθ) S2 ≒S3・A(sinθ+icosθ) +S4・A(sinθ+icosθ) の式で示されるようにほぼ同じとなるために、弱電界地
域に位置する移動局から到来する受信波については、ダ
イバシチ受信効果を得ることはできなかった。なお、上
述した受信波S1、S2および送信波S3、S4についは、
それぞれ複素表示されているものとする。
から数キロメート以上隔たった位置に設置されるため
に、アンテナ451 、452 に対向する中継アンテナの
間隔が10波長以上に設定されていても、その中継アン
テナの一方とアンテナ451 およびアンテナ452 との
間、また他方の中継アンテナとアンテナ451 およびア
ンテナ452 との間の伝搬路の特性がほぼ同一となる。
すなわち、各中継アンテナからアンテナ451、452に
それぞれ到来する受信波S1 、S2 は、各中継アンテナ
から放射される送信波S3 、S4 、これらの送信波の偏
波に上述した伝搬路を介して生じる移相量θおよびこれ
らの伝搬路の減衰係数Aに対して S1 =S3・A(sinθ+icosθ) +S4・A(sinθ+icosθ) S2 ≒S3・A(sinθ+icosθ) +S4・A(sinθ+icosθ) の式で示されるようにほぼ同じとなるために、弱電界地
域に位置する移動局から到来する受信波については、ダ
イバシチ受信効果を得ることはできなかった。なお、上
述した受信波S1、S2および送信波S3、S4についは、
それぞれ複素表示されているものとする。
【0016】さらに、前進局と基地局との間を各ブラン
チに対応した同軸伝送路やUHFリンクを介して接続す
ることにより、実効的に受信波S1 、S2 間のアイソレ
ーションを確保して上述したダイバシチ効果を得る方法
もある。しかし、このような方法は、両局間を結ぶリン
クを実現するために大規模な敷設工事を要したり高価な
伝送装置を用いなければ実現できず、さらに、基地局と
前進局との間の地形や地物その環境による制約から実際
には採用できない場合が多かった。
チに対応した同軸伝送路やUHFリンクを介して接続す
ることにより、実効的に受信波S1 、S2 間のアイソレ
ーションを確保して上述したダイバシチ効果を得る方法
もある。しかし、このような方法は、両局間を結ぶリン
クを実現するために大規模な敷設工事を要したり高価な
伝送装置を用いなければ実現できず、さらに、基地局と
前進局との間の地形や地物その環境による制約から実際
には採用できない場合が多かった。
【0017】本発明は、移動局から前進局に到来する受
信波について、簡単な機器構成により確実にダイバーシ
チ効果が得られる受信方式を提供することを目的とす
る。
信波について、簡単な機器構成により確実にダイバーシ
チ効果が得られる受信方式を提供することを目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】図1は、本発明の原理ブ
ロック図である。本発明は、無線ゾーンを形成する基地
局と、無線ゾーンの内側あるいは周辺に基地局の配下で
無線ゾーンを形成する前進局とを備えた移動通信システ
ムにおいて、前進局には、同じ無線周波数を用いて偏波
が互いに直交した2つの無線伝送路を形成する送信空中
線と、自局が形成する無線ゾーン内の移動局から到来す
る受信波を個別に受信する2つのブランチと、2つのブ
ランチによって受信された受信波を送信空中線を介して
2つの無線伝送路に個別に中継する中継手段とを備え、
基地局には、偏波が2つの無線伝送路に適合し、それら
の無線伝送路に中継手段によって中継された受信波を個
別に受信する受信空中線と、受信空中線によって受信さ
れた各受信波に2つのブランチに適応したダイバーシチ
方式に基づく受信処理を施す受信処理手段とを備えたこ
とを特徴とする。
ロック図である。本発明は、無線ゾーンを形成する基地
局と、無線ゾーンの内側あるいは周辺に基地局の配下で
無線ゾーンを形成する前進局とを備えた移動通信システ
ムにおいて、前進局には、同じ無線周波数を用いて偏波
が互いに直交した2つの無線伝送路を形成する送信空中
線と、自局が形成する無線ゾーン内の移動局から到来す
る受信波を個別に受信する2つのブランチと、2つのブ
ランチによって受信された受信波を送信空中線を介して
2つの無線伝送路に個別に中継する中継手段とを備え、
基地局には、偏波が2つの無線伝送路に適合し、それら
の無線伝送路に中継手段によって中継された受信波を個
別に受信する受信空中線と、受信空中線によって受信さ
れた各受信波に2つのブランチに適応したダイバーシチ
方式に基づく受信処理を施す受信処理手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0019】
【作用】本発明にかかわる受信方式では、前進局から同
じ無線周波数で送信された互いに直交した偏波の2つの
送信波は、前進局と基地局の空中線間の伝搬路上で生じ
る偏波の回転により分離合成され、2つの互いに直交し
た偏波の受信波として基地局で受信されるが、2つの受
信波の相関によって送信波の相関が保存された2つの無
線伝送路が形成される。
じ無線周波数で送信された互いに直交した偏波の2つの
送信波は、前進局と基地局の空中線間の伝搬路上で生じ
る偏波の回転により分離合成され、2つの互いに直交し
た偏波の受信波として基地局で受信されるが、2つの受
信波の相関によって送信波の相関が保存された2つの無
線伝送路が形成される。
【0020】すなわち、移動局から到来して2つブラン
チで受信された受信波は、中継手段、送信空中線を介し
て受信空中線に与えられ、受信信号の相関を保ったまま
受信処理手段に与えられるので、特別の伝送装置や有線
伝送路を用いずにダイバーシチ方式に基づく受信処理が
施される。
チで受信された受信波は、中継手段、送信空中線を介し
て受信空中線に与えられ、受信信号の相関を保ったまま
受信処理手段に与えられるので、特別の伝送装置や有線
伝送路を用いずにダイバーシチ方式に基づく受信処理が
施される。
【0021】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例につい
て詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例を示す図
である。
て詳細に説明する。図2は、本発明の一実施例を示す図
である。
【0022】図において、図4に示すものと機能および
構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。本発明の特徴とする
構成は、本実施例では、アンテナ451 、452 に代え
て指向性を有するアンテナ211 、212 が採用された
基地局22が基地局41に代えて備えられ、さらに、前
進局43の構成に併せて、縦続接続されたアンテナ23
1 、帯域フィルタ(BPF)241 、広帯域増幅器(以
下、単に「増幅器」という。)25、帯域フィルタ24
2 およびアンテナ232 からなる中継ユニット26を付
加して構成された前進局27が前進局43に代えて設置
された点にある。
構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して示
し、ここではその説明を省略する。本発明の特徴とする
構成は、本実施例では、アンテナ451 、452 に代え
て指向性を有するアンテナ211 、212 が採用された
基地局22が基地局41に代えて備えられ、さらに、前
進局43の構成に併せて、縦続接続されたアンテナ23
1 、帯域フィルタ(BPF)241 、広帯域増幅器(以
下、単に「増幅器」という。)25、帯域フィルタ24
2 およびアンテナ232 からなる中継ユニット26を付
加して構成された前進局27が前進局43に代えて設置
された点にある。
【0023】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、基地局22は基地局11に対応
し、前進局27は前進局12に対応し、アンテナ5
11 、232 は送信空中線13に対応し、アンテナ51
2、231は2つのブランチ141、142 に対応し、共
用器521、522、帯域フィルタ241、242および増
幅器532 、25は中継手段15に対応し、アンテナ2
11、212は受信空中線16に対応し、共用器46、受
信レベル比較器49、検波復調器481、482および切
り換え回路50は受信処理手段17に対応する。
の対応関係については、基地局22は基地局11に対応
し、前進局27は前進局12に対応し、アンテナ5
11 、232 は送信空中線13に対応し、アンテナ51
2、231は2つのブランチ141、142 に対応し、共
用器521、522、帯域フィルタ241、242および増
幅器532 、25は中継手段15に対応し、アンテナ2
11、212は受信空中線16に対応し、共用器46、受
信レベル比較器49、検波復調器481、482および切
り換え回路50は受信処理手段17に対応する。
【0024】以下、本実施例の動作を説明する。前進局
27では、アンテナ512 、231 は、互いに10波長
以上隔てて設置される。したがって、これらのアンテナ
に移動局44から到来する受信波のフェージングに対す
る相関は、小さな値となる。これらの受信波の内、一方
は共用器522 、増幅器532 および共用器521 を介
してアンテナ511 から放射されてアンテナ211 に受
信波として到達し、他方は帯域フィルタ241 、増幅器
25および帯域フィルタ242 を介してアンテナ232
から放射されてアンテナ212 に受信波として到達す
る。また、前進局27では、アンテナ511 、232の
偏波は、互いに直交する。
27では、アンテナ512 、231 は、互いに10波長
以上隔てて設置される。したがって、これらのアンテナ
に移動局44から到来する受信波のフェージングに対す
る相関は、小さな値となる。これらの受信波の内、一方
は共用器522 、増幅器532 および共用器521 を介
してアンテナ511 から放射されてアンテナ211 に受
信波として到達し、他方は帯域フィルタ241 、増幅器
25および帯域フィルタ242 を介してアンテナ232
から放射されてアンテナ212 に受信波として到達す
る。また、前進局27では、アンテナ511 、232の
偏波は、互いに直交する。
【0025】一方、基地局22では、アンテナ211 の
偏波は前進局27側のアンテナ51 1 と同じ偏波であ
り、アンテナ212 の偏波は前進局27側のアンテナ2
32 と同じ偏波である。
偏波は前進局27側のアンテナ51 1 と同じ偏波であ
り、アンテナ212 の偏波は前進局27側のアンテナ2
32 と同じ偏波である。
【0026】したがって、アンテナ211 、212 にそ
れぞれ到来する受信波S1′、S2′は、アンテナ5
11、232から放射される送信波S3′、S4′、これら
の送信波の偏波にアンテナ511〜211間およびアンテ
ナ232〜212間の伝搬路で生じる移相量θおよびこれ
らの伝搬路の減衰係数Aに対して
れぞれ到来する受信波S1′、S2′は、アンテナ5
11、232から放射される送信波S3′、S4′、これら
の送信波の偏波にアンテナ511〜211間およびアンテ
ナ232〜212間の伝搬路で生じる移相量θおよびこれ
らの伝搬路の減衰係数Aに対して
【0027】
【数1】
【0028】
【数2】
【0029】の式で示されるように、送信波S3 ′に対
応して互いに直交した2つの信号と、送信波S4 ′に対
応して互いに直交した2つの信号の合成波として与えら
れる。なお、上述した受信波S1′、S2′および送信波
S3′、S4′についは、それぞれ複素表示されているも
のとする。
応して互いに直交した2つの信号と、送信波S4 ′に対
応して互いに直交した2つの信号の合成波として与えら
れる。なお、上述した受信波S1′、S2′および送信波
S3′、S4′についは、それぞれ複素表示されているも
のとする。
【0030】すなわち、アンテナ511 〜211 の間お
よびアンテナ232 〜212 の間には、これらのアンテ
ナ間の偏波の相違に応じて相互干渉(クロストーク)の
少ない2つの無線伝送路が形成される。
よびアンテナ232 〜212 の間には、これらのアンテ
ナ間の偏波の相違に応じて相互干渉(クロストーク)の
少ない2つの無線伝送路が形成される。
【0031】アンテナ512 、231 によってフェージ
ングに対する相関を小さく抑えて受信された2つの受信
波は、それぞれ増幅器532 、25を介して増幅され、
さらに、アンテナ511 、232 から上述した2つの無
線伝送路を個別に介してアンテナ211 、212 に到達
する。
ングに対する相関を小さく抑えて受信された2つの受信
波は、それぞれ増幅器532 、25を介して増幅され、
さらに、アンテナ511 、232 から上述した2つの無
線伝送路を個別に介してアンテナ211 、212 に到達
する。
【0032】したがって、基地局22では、前進局27
においてアンテナ512 、231 によって受信された移
動局44からの受信波について、受信レベル比較器49
の制御の下で検波復調器481 、482 および切り換え
回路50を介してスペースダイバーシチ方式による受信
が行われる。
においてアンテナ512 、231 によって受信された移
動局44からの受信波について、受信レベル比較器49
の制御の下で検波復調器481 、482 および切り換え
回路50を介してスペースダイバーシチ方式による受信
が行われる。
【0033】図3は、本発明の他の実施例を示す図であ
る。図において、図2および図4に示すものと機能およ
び構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して
示し、ここではその説明を省略する。
る。図において、図2および図4に示すものと機能およ
び構成が同じものについては、同じ参照番号を付与して
示し、ここではその説明を省略する。
【0034】本実施例の特徴は、基地局22に代わる基
地局31の構成にあり、基地局31と基地局22との構
成上の相違点は、アンテナ32が付加され、そのアンテ
ナとアンテナ212 とが合成器33を介して検波復調器
481 の入力および受信レベル比較器49の対応する入
力に接続された点にある。
地局31の構成にあり、基地局31と基地局22との構
成上の相違点は、アンテナ32が付加され、そのアンテ
ナとアンテナ212 とが合成器33を介して検波復調器
481 の入力および受信レベル比較器49の対応する入
力に接続された点にある。
【0035】なお、本実施例と図1に示すブロック図と
の対応関係については、基地局31は基地局11に対応
し、共用器46、合成器33、受信レベル比較器49、
検波復調器481 、482 および切り換え回路50は受
信処理手段17に対応し、その他の対応関係については
図2に示す実施例と同じである。
の対応関係については、基地局31は基地局11に対応
し、共用器46、合成器33、受信レベル比較器49、
検波復調器481 、482 および切り換え回路50は受
信処理手段17に対応し、その他の対応関係については
図2に示す実施例と同じである。
【0036】以下、本実施例の動作を説明する。基地局
31では、アンテナ32はアンテナ211 から10波長
以上隔てて設置され、これらのアンテナの偏波はその基
地局によって形成される無線ゾーン内に位置する移動局
42のアンテナと同じ偏波に設定される。このような移
動局42の送信波に応じた受信波は、アンテナ211 、
32にそれぞれ対応したブランチを介してスペースダイ
バーシチ方式により受信される。
31では、アンテナ32はアンテナ211 から10波長
以上隔てて設置され、これらのアンテナの偏波はその基
地局によって形成される無線ゾーン内に位置する移動局
42のアンテナと同じ偏波に設定される。このような移
動局42の送信波に応じた受信波は、アンテナ211 、
32にそれぞれ対応したブランチを介してスペースダイ
バーシチ方式により受信される。
【0037】また、前進局27は、移動局44の送信波
に応じた受信波に周波数変換処理を施さずに、図2に示
す実施例と同様にして基地局31に無線中継伝送する。
したがって、本実施例では、基地局31は、独自に無線
ゾーンを形成し、その無線ゾーン内に位置する移動局と
前進局27によって形成される無線ゾーン内に位置する
移動局とから到来する受信波について、スペースダイバ
ーシチ方式による受信が可能となる。
に応じた受信波に周波数変換処理を施さずに、図2に示
す実施例と同様にして基地局31に無線中継伝送する。
したがって、本実施例では、基地局31は、独自に無線
ゾーンを形成し、その無線ゾーン内に位置する移動局と
前進局27によって形成される無線ゾーン内に位置する
移動局とから到来する受信波について、スペースダイバ
ーシチ方式による受信が可能となる。
【0038】なお、本発明は、セルラ移動通信システム
に限定されず、例えば、ゾーン構成、個々のゾーンに対
する無線チャネルの配置、その無線チャネルに割り当て
られる無線周波数、通話中の音声を示す通話信号や無線
チャネル設定制御(接続制御)にかかわる制御信号の基地
局と対向した伝送方式(変調方式を含む。)等の如何に
かかわらず適用可能である。
に限定されず、例えば、ゾーン構成、個々のゾーンに対
する無線チャネルの配置、その無線チャネルに割り当て
られる無線周波数、通話中の音声を示す通話信号や無線
チャネル設定制御(接続制御)にかかわる制御信号の基地
局と対向した伝送方式(変調方式を含む。)等の如何に
かかわらず適用可能である。
【0039】また、上述した各実施例では、切り換えダ
イバーシチであるベースバンド切り換え方式を用いて説
明した。しかし、本発明は、このようなダイバーシチ方
式に限定されず、複数の受信信号を合成する合成ダイバ
ーシチにも適用でき、例えば、アンテナ切り換えダイバ
ーシチ方式や等利得および最大比合成ダイバーシチ方式
等にも適用できる。
イバーシチであるベースバンド切り換え方式を用いて説
明した。しかし、本発明は、このようなダイバーシチ方
式に限定されず、複数の受信信号を合成する合成ダイバ
ーシチにも適用でき、例えば、アンテナ切り換えダイバ
ーシチ方式や等利得および最大比合成ダイバーシチ方式
等にも適用できる。
【0040】さらに、上述した各実施例では、前進局に
スペースダイバーシチ方式が適用されているが、本発明
は、このようなダイバーシチ方式に限定されず、例え
ば、伝搬路上に位置する建物その他の障害物からの回折
に伴う偏波面の回転、水平偏波と垂直偏波とで異なる地
形や地物の反射係数その他に応じて偏波毎に受信波の瞬
時電力が異なることを利用した偏波ダイバーシチ方式を
適用してもよい。
スペースダイバーシチ方式が適用されているが、本発明
は、このようなダイバーシチ方式に限定されず、例え
ば、伝搬路上に位置する建物その他の障害物からの回折
に伴う偏波面の回転、水平偏波と垂直偏波とで異なる地
形や地物の反射係数その他に応じて偏波毎に受信波の瞬
時電力が異なることを利用した偏波ダイバーシチ方式を
適用してもよい。
【0041】また、上述した各実施例では、基地局およ
び前進局にその前進局における2つのブランチに対応し
た個別のアンテナを備えられているが、本発明は、この
ような構成に限定されず、これらのブランチ相互間につ
いて所望の交差偏波識別度が得られるならば、例えば、
パラボラアンテナ、ホーンリフレクタアンテナ、カセグ
レンアンテナその他に直交2偏波で励振可能な給電系を
付加して構成される偏波共用アンテナを用いてもよい。
び前進局にその前進局における2つのブランチに対応し
た個別のアンテナを備えられているが、本発明は、この
ような構成に限定されず、これらのブランチ相互間につ
いて所望の交差偏波識別度が得られるならば、例えば、
パラボラアンテナ、ホーンリフレクタアンテナ、カセグ
レンアンテナその他に直交2偏波で励振可能な給電系を
付加して構成される偏波共用アンテナを用いてもよい。
【0042】さらに、上述した各実施例では、基地局と
前進局との間に水平偏波と垂直偏波との組合せによる2
つの無線伝送路が各ブランチに対応して形成されている
が、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、
右旋円偏波と左旋円偏波との組合せにより同様の無線伝
送路を形成してもよい。
前進局との間に水平偏波と垂直偏波との組合せによる2
つの無線伝送路が各ブランチに対応して形成されている
が、本発明は、このような構成に限定されず、例えば、
右旋円偏波と左旋円偏波との組合せにより同様の無線伝
送路を形成してもよい。
【0043】また、上述した各実施例では、前進局はそ
の前進局によって形成される無線ゾーン内に位置する移
動局から各ブランチを介して受信される受信波を広帯域
増幅して基地局に中継しているが、本発明は、このよう
な構成の前進局に限定されず、個々のブランチに対応し
た無線中継伝送路が両局間に確実に形成されるならば、
例えば、周波数変換をして中継処理を行う前進局にも同
様に適用可能である。
の前進局によって形成される無線ゾーン内に位置する移
動局から各ブランチを介して受信される受信波を広帯域
増幅して基地局に中継しているが、本発明は、このよう
な構成の前進局に限定されず、個々のブランチに対応し
た無線中継伝送路が両局間に確実に形成されるならば、
例えば、周波数変換をして中継処理を行う前進局にも同
様に適用可能である。
【0044】さらに、上述した各実施例では、基地局に
設けられたアンテナ211 が共用器46を介して送受共
用されているが、本発明は、このような構成に限定され
ず、例えば、送信用のアンテナを別途設けて構成された
基地局についても同様に適用可能である。
設けられたアンテナ211 が共用器46を介して送受共
用されているが、本発明は、このような構成に限定され
ず、例えば、送信用のアンテナを別途設けて構成された
基地局についても同様に適用可能である。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、移動局
から前進局の各ブランチに到来した受信波は、特別の伝
送装置や有線伝送路を介さずに基地局に個別に無線中継
伝送され、これらのブランチに適応したダイバーシチ方
式によって受信処理が施されるので、基地局および前進
局の構成機器の規模を小さく抑えつつ、従来、基地局が
形成する無線ゾーンのみに適用されていたダイバーシチ
受信方式が前進局によって局部的に形成された無線ゾー
ンにも適用される。
から前進局の各ブランチに到来した受信波は、特別の伝
送装置や有線伝送路を介さずに基地局に個別に無線中継
伝送され、これらのブランチに適応したダイバーシチ方
式によって受信処理が施されるので、基地局および前進
局の構成機器の規模を小さく抑えつつ、従来、基地局が
形成する無線ゾーンのみに適用されていたダイバーシチ
受信方式が前進局によって局部的に形成された無線ゾー
ンにも適用される。
【0046】したがって、本発明を適用した移動通信シ
ステムでは、システムの構成および運用にかかわるコス
トの増加を抑えつつ、移動局に対するサービス品質が高
められる。
ステムでは、システムの構成および運用にかかわるコス
トの増加を抑えつつ、移動局に対するサービス品質が高
められる。
【図1】本発明の原理ブロック図である。
【図2】本発明の一実施例を示す図である。
【図3】本発明の他の実施例を示す図である。
【図4】ダイバーシチ受信方式を適用した移動通信シス
テムの構成例を示す図である。
テムの構成例を示す図である。
11,22,31,41 基地局 12,27,43 前進局 13 送信空中線 14 ブランチ 15 中継手段 16 受信空中線 17 受信処理手段 21,23,32,45,51 アンテナ 24 帯域フィルタ(BPF) 25,53 広帯域増幅器 26 中継ユニット 33 合成器 42,44 移動局 46 共用器 47 送信機 48 検波復調器 49 受信レベル比較器 50 切り換え回路 52 共用器
Claims (1)
- 【請求項1】 無線ゾーンを形成する基地局と、 前記無線ゾーンの内側あるいは周辺に前記基地局の配下
で無線ゾーンを形成する前進局とを備えた移動通信シス
テムにおいて、 前記前進局には、 同じ無線周波数を用いて偏波が互いに直交した2つの無
線伝送路を形成する送信空中線と、 自局が形成する無線ゾーン内の移動局から到来する受信
波を個別に受信する2つのブランチと、 前記2つのブランチによって受信された受信波を前記送
信空中線を介して前記2つの無線伝送路に個別に中継す
る中継手段とを備え、 前記基地局には、 偏波が前記2つの無線伝送路に適合し、それらの無線伝
送路に前記中継手段によって中継された受信波を個別に
受信する受信空中線と、 前記受信空中線によって受信された各受信波に前記2つ
のブランチに適応したダイバーシチ方式に基づく受信処
理を施す受信処理手段とを備えたことを特徴とする受信
方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5290879A JPH07143045A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 受信方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5290879A JPH07143045A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 受信方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07143045A true JPH07143045A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17761695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5290879A Pending JPH07143045A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 受信方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07143045A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323234B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2002-02-19 | 박종섭 | 다중 주파수 기지국의 고주파 종단 장치 |
JP2005192185A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-07-14 | Ntt Docomo Inc | 無線中継装置及び無線中継伝送方法 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP5290879A patent/JPH07143045A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100323234B1 (ko) * | 1999-12-30 | 2002-02-19 | 박종섭 | 다중 주파수 기지국의 고주파 종단 장치 |
JP2005192185A (ja) * | 2003-12-05 | 2005-07-14 | Ntt Docomo Inc | 無線中継装置及び無線中継伝送方法 |
JP4523817B2 (ja) * | 2003-12-05 | 2010-08-11 | 株式会社エヌ・ティ・ティ・ドコモ | 無線中継装置 |
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