JPH0714284Y2 - ステンタ - Google Patents

ステンタ

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JPH0714284Y2
JPH0714284Y2 JP1415091U JP1415091U JPH0714284Y2 JP H0714284 Y2 JPH0714284 Y2 JP H0714284Y2 JP 1415091 U JP1415091 U JP 1415091U JP 1415091 U JP1415091 U JP 1415091U JP H0714284 Y2 JPH0714284 Y2 JP H0714284Y2
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JP
Japan
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chain
oil
clips
clip
cover
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JP1415091U
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English (en)
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JPH0497754U (ja
Inventor
淳一 氏家
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Toray Industries Inc
Original Assignee
Toray Industries Inc
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Publication date
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
  • Advancing Webs (AREA)
  • Registering, Tensioning, Guiding Webs, And Rollers Therefor (AREA)
  • Discharge By Other Means (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、プラチスックフィルム
をクリップで把持してその巾方向に延伸あるいは熱固定
するステンタ、とくにクリップを支持した一対のチェー
ンをその走行方向に末広がり状に案内するための屈曲部
を有するフレキシブルレールを有するステンタの油飛散
防止手段に関し、詳しくはクリップ側からプラチスック
フィルム側への油飛散を防止するための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】プラチスックフィルム用ステンタは、
ラチスックフィルムを加熱するオーブンと、プラチスッ
クフィルムの両側を把持してオーブン中を通過させるク
リップおよびその走行装置とから成る。走行装置は、通
常、レールとレールに沿って駆動走行させるチェーンと
から成り、チェーンにクリップが取付けられる。(ただ
し、クリップがチェーンの一部を兼ねるタイプのものも
ある。)このチェーンとレールの走行部には、チェーン
をスムーズに走行させ、かつプラチスックフィルムから
クリップを介してかかる負荷を円滑に吸収させるため
に、多かれ少なかれ油が使用される。たとえば、摺動タ
イプのチェーンの場合にはチェーンとレールとの摺動部
に潤滑油が給油され、ベアリングを用いたチェーンの場
合には、ベアリングにはグリースが封入されレールのベ
アリング転動面には潤滑油が給油される。
【0003】ところが、ステンタで処理されるプラチス
ックフィルムには、油の付着をきらうものが多く、二軸
延伸フィルム、とりわけ磁気テープベースフィルム、コ
ンデンサ用フィルム、蒸着用フィルム等のプラチスック
フィルムは極度に油等の汚れをきらい、油汚れが生じる
と製品としての価値がほぼ零になる。したがって、上記
走行部からプラチスックフィルム側への油飛散は極力防
止する必要がある。
【0004】従来、油汚れを防止するクリップ、チェー
ン部の構造として、特公昭45−30674号公報およ
び実開昭59−46911号公報に示される構造が知ら
れている。
【0005】前者の構造は、クリップの下面とレールの
上面間に、摺動型のランナー部を設け、チェーン部をレ
ールとクリップによって囲むことによりチェーン部から
の油飛散を防止する構造である。また、レールの一部
を、走行部からの油飛散に対して遮蔽できる形状に形成
している。
【0006】一方、後者の構造は、塗装、焼付け等を行
う処理装置において、そのブースの 天井に被塗装物の搬
入出用のI型ガイドレール、トロリーホイール、トロリ
ーブラケット、チェーン等からなるコンベアを収納した
コンベア設置空間と、前記被塗装物に対して塗料を吹き
付けるスペースである処理空間との間をシールするた
め、前記トロリーブラケットにアタッチメントを介して
シール板を固定するとともに、このシール板に塗料ミス
トの迂回路が形成されるようにシール板とは非接触のシ
ールガイドをブース内壁面に固定したものである。
【0007】また、一般に、クリップ又はチェーンの上
方とチェーン、レールの前面側とにカバーを設け、プラ
チスックフィルム側にプラチスックフィルムを走行させ
るに必要な走行方向に延びるスリット状の開口だけを残
して、カバーによって油飛散を防止する構造も知られて
いる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
公昭45−30674号公報に示される構造には、次の
ような問題がある。
【0009】(イ)クリップ下面とレール上面とをラン
ナー部を介して接触させるため、これらの位置関係の固
定が必要になり、クリップ走行方向に任意の末広がり角
を採ることが可能なフレキシブルレールを使用すること
ができない。つまり、形状の決まった複数のレールを折
れ線状にして末広がり角を設定するしかない。
【0010】(ロ)ランナー部が摺動タイプであるため
潤滑が必要となり、この部分が新たな油汚れ汚染源にな
る。
【0011】(ハ)特にクリップ相互間の間隙を遮蔽す
るものがないので、この間隙を通してチェーンからプラ
チスックフィルム側あるいは上方への直接の油飛散経路
が形成されてしまい、走行中のチェーン等の振動により
油飛散が生じるおそれがある。とくに、高速、高負荷時
やステンタオーブンの温度条件が高い場合には、油の粘
度も低下しているので、油粒の飛散が生じやすい。
【0012】一方、上記実開昭59−46911号公報
に示されるシール構造は、本考案のステンタ分野と異な
り塗装、焼付け等の分野に関するものであるが、このシ
ール構造を本考案のステンタに適用しようとすると次の
ような問題がある。
【0013】(A)トロリーブラケットにアタッチメン
トを介して固定されているシール板は、ブースの長手方
向に走行するチェーンが直線状のものであるため単に直
線方向に進行するのみである。しかも、シール板は、単
に隣接するシール板同士を重ねて接触させただけのもの
である。そのため、このシール構造では、レールが末広
がりになっているフレキシブルレールの屈曲部におい
て、前記シール板の重複部が開いてしまうので、チェー
ン部およびレール部からプラチスックフィルムに至る直
線状の間隙が生じ、この間隙から飛散した油が侵入して
プラチスックフィルムを汚染する。また、このシール板
は、隣接シール板との重複部が互いに接触しつつ走行す
るので、この接触部が磨滅し、発生した金属分がさらに
プラチスックフィルムへの汚染源となるおそれがある。
【0014】(B)また、ブースの内壁に固定されたシ
ールガイドは、チェーンの走行方向に対して連続したも
のであるので、隣接クリップ間の空間部を遮蔽できない
という上記(イ)と同様の問題があるばかりか、シール
ガイドがブース内壁に固定されたものであるので、プラ
チスックフィルムの横延伸倍率に応じてその巾方向に任
意の末広がり角を形成する本考案のステンタには適用で
きないという問題がある。
【0015】また、前述の上方と前面側とにカバーを設
ける方法にあっても、クリップ相互間からのプラチスッ
クフィルム側への油飛散は防止することができない。
【0016】そこで本考案は、とくに、複数のクリップ
を支持している一対のチェーンがその走行方向に対して
任意の末広がり角を形成するようにフレキシブルレール
を備えたステンタにおいて、従来なし得なかった隣接ク
リップ相互間からの油飛散の 防止を、レールに摺動部を
新たに形成することなく実現し、従来公知のカバー等と
組合せて、ステンタにおけるプラチスックフィルムの油
汚れをほぼ皆無にすることを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】この目的に沿う本考案の
ステンタは、2列に配列され、走行するプラスチックフ
ィルムの巾方向両端部をそれぞれ把持する複数のクリッ
プと、 前記2列に配列された複数のクリップを各列別に
支持した一対のチェーンと、 前記プラスチックフィルム
の走行方向に対して前記一対のチェーンを末広がりに案
内するための屈曲部を有するフレキシブルレールとを有
し、前記プラスチックフィルムを巾方向に延伸するステ
ンタであって、 (イ)前記複数のクリップの互に隣接する2個のクリッ
プのうち一方のクリップには突起状リブを設け、他方の
クリップには前記突起状リブが非接触で挿入される溝を
設けて、前記突起状リブと前記溝の内壁面とを非接触で
重複させると共に、 (ロ)前記チェーンを構成する複数のチェーン部材の互
に隣接する2個のチェーン部材のうち一方のチェーン部
材には該チェーン部材から他方のチェーン部材の端部ま
で延びるカバーを設けて、前記カバーと前記他方のチェ
ーン部材とを重複させることにより、 前記チェーン部およびレール部からプラスチックフィル
ム側への直線状の油飛散経路を遮断する防油手段を形成
した ことを特徴とするものから成っている。
【0018】上記(イ)の防油手段は、たとえば、互に
間隙をもって側面が対向しているクリップの一方に突起
状リブを設け、他方のクリップにはリブが非接触で挿入
される溝を設け、リブの溝への挿入により部材(クリッ
プ)を非接触で重複させるものからなっている。上記
(ロ)のカバーは、クリップ又はチェーン側方に突出
する部材からなり、たとえば、隣接するクリップ又はチ
ェーンの端部までを非接触で覆うようにかぶせたものか
ら成る。
【0019】
【作用】このような装置においては、突起状リブカバ
がクリップ相互間で相手部材と非接触で重複されるだ
けであるから、レール屈曲部等で隣接するクリップ、チ
ェーン間の屈曲角が変化しても何ら支障は生ぜず、かつ
新たに摺動部を形成することもないので、容易にフレキ
シブルレールの使用が可能になる。しかも摺動部を形成
しないことより、チェーンをベアリングのみでレールに
支持させるようにすれば、走行部に全く摺動部がない構
成とすることもでき、潤滑油量を極端に低減することが
可能になる。
【0020】そして、クリップ相互間で突起状リブと溝
を重複させた防油手段により、この部分ではレール側又
はチェーン側より直接プラスチックフィルム側に油が飛
散する経路が構成されないことになり、この部分を通し
ての油汚れが防止される。したがって、たとえばクリッ
プ上方およびチェーン前面側の従来公知の走行方向に連
続的に延びるカバーと組合せれば、チェーンおよびレー
ル側からプラスチックフィルム側への油飛散経路は完全
に遮蔽されることにより、プラスチックフィルムの油汚
れがほぼ完全に防止される。
【0021】
【実施例】以下に本考案のステンタの望ましい実施例を
図面を参照して説明する。図1ないし図3は、本考案の
一実施例に係るステンタのクリップおよびチェーン回り
を示している。図中、1はプラスチックフィルムの巾方
向両側をそれぞれ把持するクリップ、2はチェーン、3
はチェーン2走行方向に沿ってある限界値以下で任意の
屈曲角に設定することが可能なフレキシブルなレールを
示している。プラスチックフィルム4は、図では巾方向
片側端部のみが示されているが、図1の紙面と垂直方向
にクリップ1に把持されながら走行され、ステンタ通過
中に、巾方向に延伸あるいは熱処理(熱固定等)され
る。
【0022】クリップ1は、チェーン2の上面に取付け
られ、チェーン2は、レール3に、レール3延設方向に
走行可能に支持されている。チェーン2は、縦断面略コ
字状部材5が多数、チェーンリンク6により連結される
ことによって構成され、コ字状部材5には、レール3の
両側面からレール3に係合し上下2段に配列されたベア
リング7と、レール3の上面に係合するベアリング8と
が設けられている。そして、ベアリング8によりチェー
ン2とクリップ1の重量が受けられ、チェーン2の駆動
によりベアリング7、ベアリング8がレール3上を転動
することによってチェーン2およびクリップ1が走行さ
れる。このベアリング7、ベアリング8には、耐熱性の
グリースが封入されており、レール3のベアリング7、
ベアリング8が転動する部分には、滑らかな走行を得る
ために潤滑油が給油される。
【0023】クリップ1相互間およびチェーン2のコ字
状部材5相互間には、図2の示すように、必要な間隙が
形成されている。このクリップ1相互間につぎのような
防油手段が設けられる。
【0024】チェーン2の上面でクリップ1の最下部に
相当する位置には、一方のクリップ1の側面又はチェー
ン2のコ字状部材5端部上面部から、隣接する他方のク
リップ1の側面部まで他方のコ字状部材5の端部上面を
非接触で覆うように延びる、上下間カバー9が設けられ
ている。また、チェーン2の前面部には、一方のコ字状
部材5の前面端部から、隣接するコ字状部材5の前面ま
で該前面端部を非接触で覆うように延びる前面カバー1
0が設けられている。この上下間カバー9と前面カバー
10は、一体の部材であってもよく、別部材であっても
よい。また、その取付けは、一方のクリップ1に取付け
てもよく、チェーン2の一方のコ字状部材5に取付けて
もよく、さらにクリップ1とコ字状部材5間に挾んで固
定してもよく、任意の取付け方法でよい。また、上下間
カバー9および前面カバー10は、隣接するコ字状部材
5の端部と非接触で重複する部分を有するが、とくに前
面カバー10のこの重複部分は、コ字状部材5間に必要
な最大屈曲角をもたせた場合にも非接触を保つよう、
ラスチックフィルム4側に張り出して形成されている。
【0025】つぎに、上下間カバー9よりも上方部のク
リップ相互間については、図3に拡大して示すような
起状リブと、この突起状リブが非接触で挿入される溝と
からなる防油手段が設けられている。すなわち、一方の
クリップ1の片側側面には、隣接する他方のクリップ1
側に向かって突出し上下方向に延びるリブ11がクリッ
プ1と一体に形成され、他方のクリップ1の前記リブ1
1に対向する片側側面には、上下方向に延びる溝12が
形成されている。そして、クリップ1をチェーン2に取
付けた状態では、図3に示すように、リブ11が溝12
内に挿入され、リブ11と溝12内面とが非接触の状態
で部材が重複する構成とされる。
【0026】上記の防油手段の他、本実施例では従来公
知のカバーも併せ設けられている。チェーン2の前方お
よび下方には、断面L字状でチェーン2走行方向に連続
的に延びる下側カバー13が設けられている。また、チ
ェーン2上方には、断面逆L字状で走行方向に連続的に
延びる上側カバー14が設けられており、上側カバー1
4の折り曲げ端部は、前記リブ11部の上部とベアリン
グ8間まで延びている。さらに、ベアリング8周囲に
は、ベアリング8を上方から密閉状に覆うベアリングカ
バー15が設けられている。
【0027】上記のように構成されたステンタの作用に
ついて以下に説明する。本実施例のような走行部の構造
においては、ベアリング7、8にグリースがあり、レー
ル3のベアリング7、8の転動面、チェーンリンク6部
に潤滑油が存在するが、これら油は、走行速度条件、振
動、温度条件が厳しくなる程周囲に飛散しやすくなる。
【0028】プラスチックフィルム4の油汚れ防止の面
からは、とくに走行部からプラスチックフィルム4側お
よび上方への油飛散が問題となるわけであるが、本考案
による防油手段によりこれら油飛散経路が有効に遮断さ
れる。たとえば、上部ベアリング7、ベアリング8およ
びレール3上部潤滑部からプラスチックフィルム4側へ
の飛散油粒は、クリップ1相互間の間隙でリブ11と溝
12の重複により直線状の油飛散経路が遮断されるた
め、たとえ飛散してきたとしても溝12側部位又はリブ
11に当り、プラスチックフィルム4まで到達すること
が防止される。また、チェーンリンク6部、下側ベアリ
ング7およびレール3下部潤滑部から、クリップ1相互
間、コ字状部材5相互間を通して上方やプラスチックフ
ィルム4側に飛散しようとする油粒も、この間に隣接部
材まで重複させて設けられた上下間カバー9および前面
カバー10によって、飛散が遮断される。そして、ベア
リングカバー15および従来公知の上側カバー14、下
側カバー13を設けることにより、ベアリング7、8、
走行部から上方への油飛散、下方を通しての油飛散も防
止される。
【0029】上側カバー14および下側カバー13は、
走行方向に連続的に延びるカバーであるから、従来間隙
のままであったクリップ1相互間を、リブ11および溝
12、上下間カバー9、および前面カバー10によって
遮断することにより、油の存在する走行部からプラスチ
ックフィルム4側又は上方への直接の油飛散経路は全く
構成されないことになる。したがって、プラスチックフ
ィルム4まで飛散油粒が到達することはほぼ完全に防止
される。
【0030】しかも、本考案による防油手段は部材を互
に非接触で重複させる形式のものであるので、新たに摺
動部等の潤滑部位を形成することもなく、本実施例の如
くチェーン2をベアリング形式のものとすれば、容易に
摺動部を皆無にでき、潤滑油量自体の大巾な削減が可能
となる。潤滑油量自体が減少されれば、さらに確実に
ラスチックフィルム4の油汚れが防止される。
【0031】
【考案の効果】したがって、本考案によれば、従来間隙
のまま残されていたクリップ相互間に、突起状リブおよ
びこの突起状リブが非接触で挿入される溝と、カバーと
からなる防油手段を設け、この間隙を通しての油飛散経
路を遮断したので、たとえレールが屈曲して末広がり角
を形成するフレキシブルレールにあっても、何ら支障な
くレールを任意の末広がり角に設定できると共に、プラ
スチックフィルムのステンタにおける油汚れをほぼ皆無
にすることができるという効果が得られ、品質の大巾な
向上をはかることができる。
【0032】また、本考案による防油手段は、部材を互
に非接触で重複させるだけであるから、油飛散のほぼ完
全な防止を実現しつつ走行部のオールベアリング化を容
易に達成することができ、高速化、生産性向上を促進す
ることができるという効果も得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本考案の一実施例に係るステンタのクリ
ップ、チェーン廻りの縦断面図である。
【図2】図2は図1の装置の平面図である。
【図3】図3は図1のIII −III 線に沿う部分拡大横断
面図である。
【符号の説明】 1 クリップ 2 チェーン 3 レール 4 プラスチックフィルム 7、8 ベアリング 9 上下間カバー 10 前面カバー 11 リブ 12 溝 13 下側カバー 14 上側カバー 15 ベアリングカバー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B65H 29/70 9147−3F

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2列に配列され、走行するプラスチック
    フィルムの巾方向両端部をそれぞれ把持する複数のクリ
    ップと、 前記2列に配列された複数のクリップを各列別
    に支持した一対のチェーンと、 前記プラスチックフィル
    ムの走行方向に対して前記一対のチェーンを末広がりに
    案内するための屈曲部を有するフレキシブルレールとを
    有し、 前記プラスチックフィルムを巾方向に延伸するス
    テンタであって、 (イ)前記複数のクリップの互に隣接する2個のクリッ
    プのうち一方のクリップには突起状リブを設け、他方の
    クリップには前記突起状リブが非接触で挿入される溝を
    設けて、前記突起状リブと前記溝の内壁面とを非接触で
    重複させると共に、 (ロ)前記チェーンを構成する複数のチェーン部材の互
    に隣接する2個のチェーン部材のうち一方のチェーン部
    材には該チェーン部材から他方のチェーン部材の端部ま
    で延びるカバーを設けて、前記カバーと前記他方のチェ
    ーン部材とを重複させることにより、 前記チェーン部およびレール部からプラスチックフィル
    ム側への直線状の油飛散経路を遮断する防油手段を形成
    した ことを特徴とするステンタ。
JP1415091U 1991-02-21 1991-02-21 ステンタ Expired - Lifetime JPH0714284Y2 (ja)

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KR102199603B1 (ko) * 2020-09-09 2021-01-07 주식회사 티씨엠에스 필름클립 및 이를 포함하는 분리막 제조를 위한 필름 연신장치

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