JPH07142687A - 適合性のある非金オーム接触を有するiii−v族相補形ヘテロ構造デバイス - Google Patents

適合性のある非金オーム接触を有するiii−v族相補形ヘテロ構造デバイス

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JPH07142687A
JPH07142687A JP6164887A JP16488794A JPH07142687A JP H07142687 A JPH07142687 A JP H07142687A JP 6164887 A JP6164887 A JP 6164887A JP 16488794 A JP16488794 A JP 16488794A JP H07142687 A JPH07142687 A JP H07142687A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、N形およびP形デバイスの両方に
オーム接触を設ける同一形の材料を有する相補形半導体
デバイスを提供する。 【構成】 好適な実施例では、PソースおよびPドレイ
ン領域80,82はP形不純物81,83によって高濃
度にドーピングされ、N形不純物を有するオーム領域を
オーム接触として利用できる。利用可能なオーム材料の
一つにニッケル・ゲルマニウム・タングステンがある。
ニッケル・ゲルマニウム・タングステンは、エッチング
可能で、そのためリフトオフ処理を必要としない。さら
に、本発明により製造可能な好適な相補形半導体デバイ
スは、最新のアルミニウム・ベースのVLSI相互接続
プロセスと整合性がある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に、半導体デバイ
スに関し、さらに詳しくは、相補形半導体デバイスに関
する。
【0002】
【従来の技術】相補形半導体デバイス、特にIII−V
族相補形ヘテロ構造電界効果トランジスタ(CHFE
T)または相補形ヘテロ構造絶縁ゲート電界効果トラン
ジスタ(CHIGFET)は、低電力,低電圧,高速用
途で極めて有用であることがわかっている。例えば、米
国特許第4,729,000号"Low Power AlGaAs/GaAs
Complementary FETs Incorporating InGaAs N-channel
Gates," Abrokwah および米国特許第4,814,85
1号"High Transconductance Complementary (Al,Ga) A
s/GaAs Heterostructure Insulated Gate Field-Effect
Transistors," Abrokwah et alを参照されたい。従来
技術では、自己整合イオン注入技術を用いる相補形ガリ
ウム砒素(GaAs)ヘテロ構造デバイスが開示されて
いる。CHIGFETは、キャリア移動のため高移動度
の2次元電子または正孔ガスをチャネルに封じるため
に、アルミニウム・ガリウム砒素(AlGaAs)また
はアルミニウム・インジウム砒素(AlInAs)など
の広バンドギャップ絶縁体を利用するCMOSのような
デバイスである。2次元ガスは、広バンドギャップ材料
絶縁体と狭バンドギャップ材料チャネルとのヘテロ接合
に近接して形成される。一般的なチャネル材料は、仮晶
Inx Ga1-x Asである。しかし、従来技術では、デ
バイスの活性領域を電気接続するために用いられるオー
ム接触メタライゼーションについていくつかの欠点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】デバイスが相補形であ
るということは、同一基板上にN形およびP形デバイス
を含むことを意味している。従来技術の一般的なオーム
接触メタライゼーションは、N形デバイスとP形デバイ
スとで異なる。N形の場合、金ゲルマニウム・ニッケル
(AuGeNi)が用いられる。P形の場合、金亜鉛ニ
ッケル(AuZnNi)または金亜鉛金(AuZnA
u)が用いられる。両方のオーム接触は、抵抗を低くす
るためAuメタライゼーションを利用し、その結果、い
くつかの欠点が生じる。Auベースのオーム接触はエッ
チングできない。そのため、リフトオフ処理によってデ
バイス上に形成しなければならない。当技術分野で周知
なように、リフトオフ法には比較的低い歩留りと不精細
なパターン形成が伴い、そのためデバイスの形状は比較
的大きな寸法に限定される。寸法が大きいので、与えら
れたスペースに装着できるデバイスの最大数が低下す
る。
【0004】また、従来のAuベースのオーム接触は、
多層集積回路相互接続で利用される最新のVLSIアル
ミニウムメタライゼーションと適合性がないという欠点
を有する。この非適合性は、Auベースのオーム接触は
Al多層技術で必要とされる温度範囲で安定したオーム
接触を提供できないという事実に起因する。具体的に
は、一般的なAlベースの相互接続処理は約500°C
またはそれ以上で行われるが、Auベースのオーム接触
は約470°C以上では安定したオーム接触を提供でき
ない。そのため、従来のAuベースのオーム接触では、
相補形デバイスの商用利用が制限される。さらに、時間
とともにAuはAlと反応する傾向があり、紫斑(purpl
e plaque) と呼ばれる問題を生じ、これは最終的にデバ
イスの故障の原因となる。
【0005】従来のオーム接触の別の欠点は、AuとG
aAsとの複雑な反応によって接点の構造が不適切にな
るということである。
【0006】さらに、2つの異なる材料がN形デバイス
とP形デバイスに用いられるという点で従来のオーム接
触では明白な欠点が生じる。周知なように、個別の材料
を用いることはデバイス処理の複雑さを増し、これは高
コスト,サイクル時間の増加,安全性リスクの増加,歩
留りの低下などにつながる。
【0007】従って、N形およびP形デバイスの両方で
利用でき、かつ最新のVLSI多層アルミニウム相互接
続と適合性があり、しかも従来技術の前述のすべての問
題を回避するIII−V族相補形デバイスに適したオー
ム接触が必要とされる。さらに、このようなオーム接触
を利用する相補形ヘテロ構造電界効果デバイスを設ける
ことが望ましい。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の範囲は、適合性
のあるオーム接触を用いるIII−V族相補形半導体デ
バイスを含む。具体的には、好適な実施例は、Nデバイ
ス・ゲートを含むNチャネル・デバイスを含む。Nチャ
ネル・デバイスは、Nデバイス・ゲートの下の第1ヘテ
ロ構造絶縁領域と、この第1ヘテロ構造絶縁領域の下の
第1ヘテロ構造チャネル領域とを含む。さらに、Nソー
スおよびNドレイン領域はNデバイス・ゲートの側面に
設けられる。Nソース領域およびNドレイン領域は、第
1ヘテロ構造チャネル領域まで延在する。500〜60
0°Cの温度範囲で実質的に安定したオーム接触を与え
る第1材料からなる第1オーム領域は、Nソース領域と
接触し、同様な第2オーム領域はNドレイン領域と接触
する。
【0009】さらに、この好適な実施例は、Pデバイス
・ゲートを有するPチャネル・デバイスを含む。Pチャ
ネル・デバイスは、Pデバイス・ゲートの下の第2ヘテ
ロ構造絶縁領域と、この第2ヘテロ構造絶縁領域の下の
第2ヘテロ構造チャネル領域とを含む。Pソースおよび
Pドレイン領域は、Pデバイス・ゲートの側面に設けら
れる。PドレインおよびPソース領域は、第2ヘテロ構
造チャネルまで延在する。第1材料からなる第3オーム
領域は、Pソース領域と接触し、第1材料からなる第4
オーム領域はPドレイン領域と接触する。
【0010】さらに、本発明の範囲は、相補形ヘテロ構
造デバイスを製造する方法を含む。ヘテロ構造チャネル
領域が形成される。ヘテロ構造絶縁領域は、チャネル領
域の上に形成される。Nデバイス・ゲートおよびPデバ
イス・ゲートは、ヘテロ構造絶縁領域の上に形成され
る。NソースおよびNドレイン領域は、Nデバイス・ゲ
ートの両側に形成され、チャネル領域まで延在する。P
ソースおよびPドレイン領域は、Pデバイス・ゲートの
両側に形成され、チャネル領域まで延在する。500〜
600°Cの温度範囲でオーム接触を提供するのに適し
た材料からなる第1,第2,第3および第4オーム領域
はそれぞれ、Nソース領域,Nドレイン領域,Pソース
領域およびPドレイン領域と接触するために形成され
る。相補形デバイスは、シリコン集積回路産業で周知な
方法を用いて標準的なVLSIアルミニウム相互接続メ
タライゼーションで相互接続される。
【0011】
【実施例】概して、本発明の好適な実施例は、従来技術
の欠点を克服し、最新のVLSI相互接続技術と適合性
のある製造可能なデバイスおよび方法を確立する相補形
GaAsヘテロ構造電界効果トランジスタである。この
好適な実施例は、N形デバイスおよびP形デバイスの両
方のオーム接触となるニッケル・ゲルマニウム・タング
ステン(NiGeW)である同一オーム接触材料によっ
て構成される。
【0012】NiGeWは、N形領域への接触として適
していることがわかっている。NiGeWをオーム接触
として利用することは、例えば、同時係属出願である米
国特許出願第07/902,244号および第07/9
02,245号において示されている。しかし、一般的
な相補形GaAsヘテロ構造デバイスは、Al濃度が高
いAlGaAsなどの材料からなる絶縁層を有する。こ
の絶縁層が、従来の相互形デバイスの場合のように、約
1018/ccのレベルまでP形ドーピングされると、N
iGeWは一般に不適切になる。このようなP形デバイ
スに対するNiGeW接触は、Geが相殺するN形不純
物となるので、不適切である。そのため、例えば、従来
技術では、P形領域に対するオーム接触としてAuZn
NiまたはAuZnAuが用いられ、Znが高濃度にド
ーピングされている。
【0013】しかし、本発明は、P形にも一般的なN形
NiGeWオーム接触を利用する。具体的には、好適な
実施例は、相補形構造のP形デバイスに対して低い接触
抵抗を実現するため、適切な注入材料からなる高濃度の
同時注入(co-implant)を利用して、P形接触領域におい
て浅い高ドーピング濃度を実現する。接触は、Al含有
量を必要に応じて高くできるAlGaAs/GaAsヘ
テロ構造に適する。
【0014】新規の自明でないこのオーム接触は、同時
係属出願の米国特許出願第07/092,244号で開
示されている方法などによってエッチング可能である。
よって、リフトオフ法は必要でない。従って、高歩留り
およびデバイス形状の小型化が可能である。
【0015】さらに、本発明により製造される好適なデ
バイスは、最新のAlベースのVLSI相互接続方法と
適合性がある。また、本発明のオーム接触は、鏡面のよ
うに滑らかであり、反射的で、隆起がない。さらに、同
一オーム材料を相補形デバイス全体で利用できるので、
従来技術に比べて大きな利点が得られる。従って、プロ
セスは大幅に簡略化される。本発明は、例えば、デジタ
ルおよびアナログIII−V族半導体や、FETを含む
相補形回路や、HBTや、半導体LEDおよびレーザな
どの光デバイスに適用できる。そのため、通信,演算お
よびディスプレイ用として用途は広い。
【0016】図1は、本発明の好適な実施例のエピタキ
シャル半導体構造を示す断面図である。GaAs基板1
0が設けられる。GaAs基板10は、高抵抗材料であ
り、好ましくはLEC(liquid encapsulated Czocrolsk
i)法によって成長される種類の材料である。GaAs基
板10は、好ましくは約25ミル厚であり、約109
1010オーム/平方のシート抵抗を有する。ドーピング
されていないGaAsバッファ層12は、GaAs L
EC基板10上に、当技術分野で周知な方法でエピタキ
シャル成長される。GaAsバッファ層12は、好まし
くは約2,000Å厚である。GaAsバッファ層12
は、デバイスの能動層を形成するためのクリーンな結晶
格子を与えるものである。GaAsバッファ層12内で
は、極めて狭いデルタ・ドーピング層14が挿入され
る。デルタ・ドーピング層14は、好ましくはシリコン
(Si)からなり、2〜4×1011cm-2のキャリア濃
度を有する。好適な実施例では、デルタ・ドーピング層
14は、GaAsバッファ層12の上面から約30Å設
けられる。ドーピング層14は、Nチャネル・デバイス
にキャリアの一部を与え、NチャネルおよびPチャネル
・デバイス両方の閾値電圧を調整する働きをする。
【0017】FETチャネル層16は、GaAsバッフ
ァ層12の上に形成される。チャネル層16は、モル比
が20%In,80%GaのドーピングされていないI
nGaAsによって構成されることが好ましい。好適な
実施例では、チャネル層16は約130Å厚である。
【0018】チャネル層16の上には、絶縁層18がエ
ピタキシャル成長される。好ましくは、この絶縁層18
はドーピングされていないAlGaAsによって構成さ
れる。好適なモル比は75%Al,25%Gaである。
この層は、約250Åの厚さを有する。
【0019】ドーピングされていないGaAsキャップ
層20は、前記絶縁層の上に約30Åの厚さに成長され
る。このGaAsキャップ層は、AlGaAs絶縁層1
8の酸化を防ぐためのものである。
【0020】従って、図1のエピタキシャル半導体構造
は、好適な相補形ヘテロ構造電界効果トランジスタ・デ
バイスを形成するためのヘテロ構造を提供する。明白な
ように、このヘテロ構造はGaAs/InGaAs/A
lGaAsによって構成される。
【0021】図2ないし図9は、好適な相補形ヘテロ構
造電界効果トランジスタを製造する本発明の好適な方法
を示す。
【0022】図2において、任意のフィールド絶縁体3
0は、基板材料を保護するために設けられる。周知のリ
ソグラフ法および反応性イオン・エッチング(RIE)
法によって、フィールド絶縁体に窓(window)が開けられ
る。これらの窓は、能動デバイス領域32,33へのア
クセスを提供する。
【0023】図3において、Nデバイス・ゲート40お
よびPデバイス・ゲート42が領域32,33にそれぞ
れ形成される。具体的には、好適な実施例では、約3,
000〜4,000ÅのTiWN層が反応性RFスパッ
タリングで被着される。このTiWNは、電界効果デバ
イスのショットキ・コンタクト・ゲートとして機能す
る。ゲート40,42は、SF6 ,CHF3 およびHe
の混合物で、RIE法によって形成される。
【0024】図4は、ゲート40,42の両側に側壁ス
ペーサ50,52の対を形成することを示す。側壁5
0,52を設けることは好適であるが、必要ではない。
側壁50,52は、デバイス全体の性能パラメータを向
上させるために、その後の段階でソース領域およびドレ
イン領域を整合させる働きをする。好適な実施例では、
側壁50,52はSiONまたはSiN/SiO2 から
なり、全厚は約4,000Åである。側壁50,52
は、一般的な処理方法によって形成される。高圧異方性
RIEプロセスがエッチングに用いられる。その結果得
られる側壁50,52は、RIEによってそれぞれのゲ
ートの両側に約3,000Åの大きさを有する。
【0025】図5は、フィールド絶縁体領域30,活性
デバイス領域32,33,ゲート40,42ならびにス
ペーサ50,52を被覆する保護SiN層60の被着を
示す。SiN層60は、ウェハ表面をその後の処理段階
から保護する働きをする。層60は、標準的なCVD法
によって約500Åの厚さまで被着されることが好まし
い。
【0026】図6は、Nデバイスゲート40に隣接する
能動デバイス領域32にNソース領域70およびNドレ
イン領域72を形成することを示す。領域70,72
は、約350オーム/平方のシート抵抗を得るためSi
注入を用いた周知の処理方法で形成される。注入は、S
iN層60を介して行われる。Nソース領域70および
Nドレイン領域72それぞれは、好ましくは基板内部ま
で約2,000Å延在し、少なくともチャネル層16ま
で、好ましくはバッファ層12内部まで延在する。ある
いは、NチャネルFETのアクセス直列抵抗を改善する
ため、側壁形成の前に低濃度のSi注入を用いて、低濃
度にドーピングされた領域をNデバイスゲート40に直
接自己整合させて設けてもよい。
【0027】図7は、Pデバイス・ゲート42に隣接す
る能動領域33にPソース領域80およびPドレイン領
域82を形成することを示す。P領域80,82は、約
1,000〜2,000オーム/平方のシート抵抗を与
えるため、フッ素(F)およびベリリウム(Be)の同
時注入を利用して形成される。Pソース領域80および
Pドレイン領域82それぞれは、好ましくは基板内部ま
で約2,000Å延在し、少なくともチャネル層16ま
で、好ましくはバッファ層12内部まで延在する。
【0028】図8は、Pソース領域80およびPドレイ
ン領域82を本発明の好適な実施例で用いられるオーム
接触用に適合性を持たせるため、これらの領域80,8
2をさらにドーピングすることを示す。具体的には、G
aAsのN形ドーパントであるGeを含むため、NiG
eWはN形オーム接触金属としてのみ通常用いられる。
しかし、本発明は、NiGeWをP形オーム接触として
も利用する。そのため、図8に示す段階では、P形ソー
ス領域80およびP形ドレイン領域82は、浅い高濃度
P形領域81,82をそれぞれ与えるため、さらに高濃
度ドーピングが施される。それによって250〜400
オーム/平方のシート抵抗が得られることが好ましい。
【0029】最適化されたP形ドーパント分布は、Fと
Be,AsとBe,PとBe,NとBeまたはKrとB
eの同時注入(co-implantation) を利用して達成でき
る。この同時注入は、Beの活性化を改善し、Beの拡
散率を低減する。FとBeの場合、5 ×1019cc-1
のピーク・ドーピングは、1014cm-2以上の注入濃度
および50keV以下のエネルギで、以下で述べるよう
に700°〜850°Cの高速アニール温度によって達
成される。従って、N形オーム金属を用いても、P形接
触は得られる。
【0030】図示されていないが、好適な方法における
次の段階は、PおよびNソースおよびドレインを活性化
するために用いられる高速熱アニールである。アニール
条件は、好ましくは、温度700°〜850°Cであ
り、大型ウェハにおける滑り線(slip-line) の発生を最
小限に抑え、かつP形HFET閾値下電流(sub-thresho
ld current) を低減することを意図する。
【0031】図9は、Nチャネル・デバイスとPチャネ
ル・デバイスとの間で、エピタキシャル基板における酸
素分離(oxygen isolation:ISO)領域90の形成を
示す。ISO領域90は、それぞれのデバイスを絶縁す
る働きをする。図示のNデバイスおよびPデバイスは、
特定のダイに形成される多くの同一のデバイスのうちの
2つであることが理解される。従って、領域90は、図
示されていない近傍のデバイスからの分離を示すため、
図の両端部に示されている。ISOは、高速熱アニール
法を利用し、これは550°Cで6秒間行われることが
好ましい。
【0032】図9は、デバイス全体を被覆する追加絶縁
体キャップ100を示す。キャップ100は、その後の
処理段階における保護のために設けられる。絶縁体キャ
ップ100は、従来の処理法法を利用して約3,500
Åの厚さまで形成される。
【0033】図10は、本発明の好適な実施例のオーム
接触を示す。図示されていないが、絶縁体層100およ
び絶縁体層60は、オーム接触の被着のためのアクセス
を設けるため、Nソース,Nドレイン,Pソースおよび
Pドレイン領域70,72,80,82の上の領域でエ
ッチング除去されている。Ni層120,Ge層122
およびW層124は、デバイス全体上にスパッタリング
被着され、コンタクト領域が定められる。説明の便宜
上、Nソース領域70へのオーム接触は、オーム領域1
17として表される。同様に、Pソース領域80へのオ
ーム接触はオーム領域119として表される。これら
は、すべてのオーム接触を例示する。
【0034】一例としてのオーム領域117,119
は、次のように形成される。コンタクト領域を定めるた
めリフトオフ法を利用する実施例では、金属として薄い
層が必要である。この場合、Ni層120は100〜3
00Åであり、Ge層122は100〜300Åであ
る。最後に、W層124は約1,000Å厚まで被着さ
れる。
【0035】コンタクト領域を定めるためエッチングを
利用することも望ましいことに留意されたい。コンタク
トがエッチング法によって定められる場合、例えばWお
よびGeのRIEや、ニッケルについての緩衝酸化物エ
ッチング剤(BOE:buffered oxide etchant)または
塩酸(HCl)のような周知の溶剤の場合、Wは任意の
適切な厚さにすることができる。適切な方法について
は、同時係属出願の米国特許出願第07/902,24
4号において開示されているが、他の方法も利用でき
る。
【0036】Nチャネル領域の場合、オーム接触材料
は、シート抵抗が1,000オーム/平方以下である限
り、SiドーピングされたN形ソースおよびドレイン領
域で有効である。オーム接触は、BOEおよびHClで
湿式エッチングを利用してあらかじめ洗浄した後、注入
されアニールされた半導体上にスパッタリング被着され
る。
【0037】500°C〜600°Cの温度範囲で焼結
すると、安定したNiGeおよびNiAs化合物がオー
ム金属と半導体材料の界面を形成する。NiAs化合物
は低い温度で形成し、NiGeマトリクス内に散在させ
ることができる。これら両方の化合物は、半導体に対し
て低い障壁を形成して、トンネル導通を可能にする。P
形デバイスでNiGeWオーム接触を利用するため、図
8で説明したような浅いイオン注入法によって高濃度の
P形ドーピングがP形III−V族ヘテロ構造に施され
る。これにより、NiGeW金属は、N形Geドーパン
トが半導体に拡散するにも関わらず、高濃度ドーピング
されたP形領域と接触する。
【0038】耐火金属であるW層124は、WN,Ti
WまたはTiWNなどの別の安定した耐火金属でもよ
い。耐火キャップは、前述のようにVLSI相互接続で
用いられるAlメタライゼーションへのAsの拡散に対
する障壁となる。
【0039】図11は、P形Al.75 Ga.25 As/I
.20 Ga.80 As構造におけるNiGeWオーム接触
の一般的な接触抵抗を示す。抵抗は、同時注入されたF
/BeのP領域81,83のシート抵抗に対して示され
ている。0.22〜0.85オーム・mmの接触抵抗値
は、P形ドーピングの表面濃度を変えることによって達
成できる。従って、本発明により、従来はN形接触にの
み用いられていた同じNiGeWオーム接触を、P接触
も必要とする相補形III−V族デバイスにおいても有
用に利用できることがわかる。
【0040】図12は、本発明によるオーム接触の温度
についての利点を示す。このグラフは、NiGeWオー
ム接触は500〜600°Cの温度範囲内で有効なオー
ム接触抵抗を維持するが、従来のAuベースのオーム接
触は500°C以下でも急速に劣化することを示す。最
新のアルミニウムVLSI相互接続プロセスは、500
°C以上の温度で行われる。従って、従来のAuオーム
接触は利用できないが、本発明によるオーム接触は利用
できる。
【0041】以上、新規の自明でない相補形半導体デバ
イスおよびその製造方法が提供されたことが理解され
る。このデバイスは、最新のVLSIアルミニウム相互
接続方法で利用する際に特に有利である。さらに、Nデ
バイスとPデバイスの両方で同じ形のオーム接触を提供
することは処理を大幅に簡略化する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好適な実施例の基板の一部の断面図で
ある。
【図2】任意のフィールド絶縁体を配置した直後の本発
明の好適な方法を示す断面図である。
【図3】デバイス・ゲートが形成された直後の本発明の
好適な方法を示す断面図である。
【図4】任意のゲート側壁が形成された直後の本発明の
好適な方法を示す断面図である。
【図5】フィールド絶縁体層が形成された直後の本発明
の好適な方法を示す断面図である。
【図6】NソースおよびNドレイン領域が形成された直
後の本発明の好適な方法を示す断面図である。
【図7】PソースおよびPドレイン領域が形成された直
後の本発明の好適な方法を示す断面図である。
【図8】Pソースおよびドレイン領域がさらにドーピン
グされた直後の本発明の好適な方法を示す断面図であ
る。
【図9】絶縁領域が形成された直後の本発明の好適な方
法を示す断面図である。
【図10】オーム接触が形成された直後の本発明の好適
な方法を示す断面図である。
【図11】一般的なオーム接触抵抗値とP領域シート抵
抗値との関係を示すグラフである。
【図12】温度の関数としてのオーム接触抵抗を示し、
従来のオーム接触と好適なオーム接触とを比較するグラ
フである。
【符号の説明】
10 GaAs基板 12 GaAsバッファ層 14 デルタ・ドーピング層 16 FETチャネル層 18 絶縁層 20 GaAsキャップ層 30 フィールド絶縁体 32,33 活性デバイス領域 40 Nデバイス・ゲート 42 Pデバイス・ゲート 50,52 側壁スペーサ 60 保護SiN層 70 Nソース領域 72 Nドレイン領域 80 Pソース領域 81,83 P形領域 82 Pドレイン領域 90 酸素分離(ISO)領域 100 誘電キャップ 117,119 オーム領域 120 Ni層 122 Ge層 124 W層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/338 29/812 7376−4M H01L 29/80 H (72)発明者 ウィリアム・ジェイ・ウームズ アメリカ合衆国アリゾナ州チャンドラー、 ダブリュ−・サン・タン・ストリート1725

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 Nデバイス・ゲート(40)と、前記N
    デバイス・ゲート(40)の下の第1ヘテロ構造絶縁領
    域(18)と、前記第1ヘテロ構造絶縁領域(18)の
    下の第1ヘテロ構造チャネル領域(16)と、前記Nデ
    バイス・ゲートの第1側面に設けられ、前記第1ヘテロ
    構造チャネル領域(16)まで延在するNソース領域
    (70)と、前記Nデバイス・ゲートの第2側面に設け
    られ、前記第1ヘテロ構造チャネル領域(16)まで延
    在するNドレイン領域(72)と、500〜600°C
    の温度範囲で実質的に安定したオーム接触を設ける第1
    材料からなり、前記Nソース領域(70)に接触する第
    1オーム領域(117)と、前記第1材料からなり、前
    記Nドレイン領域(72)に接触する第2オーム領域と
    によって構成されるNチャネル・デバイス;およびPデ
    バイス・ゲート(42)と、前記Pデバイス・ゲートの
    下の第2ヘテロ構造絶縁領域と、前記第2ヘテロ構造絶
    縁領域(18)の下の第2ヘテロ構造チャネル領域(1
    6)と、前記Pデバイス・ゲート(42)の第1側面に
    設けられ、前記第2ヘテロ構造チャネル領域(16)ま
    で延在するPソース領域(80)と、前記Pデバイス・
    ゲート(42)の第2側面に設けられ、前記第2ヘテロ
    構造チャネル領域(16)まで延在するPドレイン領域
    (82)と、前記第1材料からなり、前記Pソース領域
    (80)に接触する第3オーム領域(119)と、前記
    第1材料からなり、前記Pドレイン領域(82)に接触
    する第4オーム領域とによって構成されるPチャネル・
    デバイス;によって構成されることを特徴とする適合性
    のある非金オーム接触を有するIII−V族相補形ヘテ
    ロ構造デバイス。
  2. 【請求項2】 適合性のある非金オーム接触を有するI
    II−V族相補形ヘテロ構造デバイスを製造する方法で
    あって:ヘテロ構造チャネル領域(16)を形成する段
    階;前記ヘテロ構造チャネル領域の上にヘテロ構造絶縁
    領域(18)を形成する段階;前記ヘテロ構造絶縁領域
    (18)の上にNデバイス・ゲート(40)およびPデ
    バイス・ゲート(42)を形成する段階;前記ヘテロ構
    造チャネル領域(16)まで延在するNソース領域(7
    0)を前記Nデバイス・ゲート(40)の第1側面に形
    成する段階;前記ヘテロ構造チャネル領域(16)まで
    延在するNドレイン領域(72)を前記Nデバイス・ゲ
    ート(40)の第2側面に形成する段階;前記ヘテロ構
    造チャネル領域(16)まで延在するPソース領域(8
    0)を前記Pデバイス・ゲート(42)の第1側面に形
    成する段階;前記ヘテロ構造チャネル領域(16)まで
    延在するPドレイン領域(82)を前記Pデバイス・ゲ
    ート(42)の第2側面に形成する段階;および前記N
    ソース領域(70),Nドレイン領域(72),Pソー
    ス領域(80)およびPドレイン領域(82)にそれぞ
    れ接触し、500〜600°Cの温度範囲でオーム接触
    を提供する適切に安定した第1材料からなる第1,第
    2,第3および第4オーム領域(117,119)を形
    成する段階;によって構成されることを特徴とする方
    法。
  3. 【請求項3】 適合性のある非金オーム接触を有するI
    II−V族相補形ヘテロ構造デバイスを製造する方法で
    あって:オーム接触(117)を含むN形デバイスと、
    オーム接触(119)を含むP形デバイスとによって構
    成される相補形電界効果デバイスを形成する段階;およ
    び前記N形デバイス用および前記P形デバイス用のオー
    ム接触として同じ材料を設ける段階;によって構成され
    ることを特徴とする方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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