JPH07141244A - ファイル保護方法 - Google Patents

ファイル保護方法

Info

Publication number
JPH07141244A
JPH07141244A JP5285252A JP28525293A JPH07141244A JP H07141244 A JPH07141244 A JP H07141244A JP 5285252 A JP5285252 A JP 5285252A JP 28525293 A JP28525293 A JP 28525293A JP H07141244 A JPH07141244 A JP H07141244A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
password
file
access
user
files
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5285252A
Other languages
English (en)
Inventor
Keigo Nakamura
圭吾 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP5285252A priority Critical patent/JPH07141244A/ja
Publication of JPH07141244A publication Critical patent/JPH07141244A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ファイルごとにパスワードを持つ機密ファイ
ルの保護方法において、ファイルにアクセスする度にパ
スワードを入力しなければならないという従来方法にお
ける取り扱い上の不便さを解決し、作業性を向上する。 【構成】 各ファイルに優先順位(ランク)を持つパス
ワードを持たせ、優先順位の低いパスワードを持つユー
ザが他のファイルにアクセスができないようにすること
(S6)によって機密保護の信頼度を高める。また、優
先順位の高いパスワードを持つことによって繰り返しパ
スワードを入力しなくてもアクセス可能になる。特にコ
ンピュータの管理者はもっとも優先順位の高いパスワー
ドを持つことにより、パスワードを持たないファイルと
同様にアクセスができる。しかも、パスワード入力は処
理作業を開始時だけでよく(S1)、ファイルにアクセ
スする都度パスワードを繰り返し入力するという従来方
法における手間が省けることにより、取り扱い性の向上
が図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンピュータ装置にお
いて磁気ディスク等の記憶装置に記憶されているファイ
ルを保護する方法に関し、特にファイルのアクセスに対
して該ファイルの保護を行うファイル保護方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のファイル保護方法では、
機密保護を必要とするファイルごとにパスワードを付け
ることによって、そのパスワードを知っている者(例え
ばそのファイルを作成したユーザ)以外のものがファイ
ルにアクセスすることを防いでいる。この従来のファイ
ル保護方法では、そのファイルにアクセスするために
は、アクセスしようとする都度パスワードをキーボード
からコンピュータのメモリへ入力しなければならなかっ
た。
【0003】従来のファイル保護方法の例が、特開平1
−248251、特開平2−181846及び特開平3
−141441号に記載されている。特に特開平3−1
41441号に記載されたファイル保護方法では、ユー
ザがコンピュータを立ちあげた後、パスワードを1度だ
け入力しておけば、そのパスワードと一致するパスワー
ドを持つファイルにはアクセスごとに改めてパスワード
を入力しなくてもアクセスでき、ユーザから見て2度目
以後のアクセスにおいて当該ファイルに対してはパスワ
ードを持たないファイルと同様にアクセスすることがで
きる。
【0004】だだし、同一のユーザが1つのコンピュー
タの使用を継続する場合でも、ファイルごとにパスワー
ドを変更している場合において、ファイルにアクセスす
るためにはやはりその都度パスワードを入力しなければ
ならない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上述の如く、従来のフ
ァイル保護方法においては、互いに異るパスワードのフ
ァイルにアクセスするためには、アクセスの都度パスワ
ード入力を繰り返して行わなければならず、機密ファイ
ルの取り扱いに不便さが感じられる。
【0006】また、1人のユーザがあるファイルのパス
ワードを他の人に知らせることにより、その他人に当該
ファイルにアクセスできるようにすれば、その他人はそ
のパスワードを持つファイルすべてにアクセスできてし
まうので、従来のファイル保護方法は機密保護の信頼性
に欠ける。このように、従来のファイル保護方法には、
ファイルアクセスにおける便宜性および機密保護の信頼
性に関し、解決すべき課題があった。
【0007】そこで本発明の目的は、機密ファイルの保
護において、信頼性を損なわずに取り扱い性を向上させ
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明によるファイル保
護方法は、機密ファイルの保護を目的として、各ファイ
ルに予めパスワードを持たせておき、一般のユーザから
パスワードが入力されたときにはパスワードが前記ファ
イルのパスワードに一致するときだけに当該ファイルに
アクセスできるようにするとともに、コンピュータ管理
者等の特定ユーザに対してだけ予め与えられた特定ユー
ザパスワードが入力されたときには例外的に簡易にファ
イルにアクセスできるようにするファイル保護方法にお
いて、ファイルの機密度に応じた複数のランクに各ファ
イルを予め分類し、該ランクを対応のファイルに記録し
ておき、入力されたパスワードがファイルのパスワード
とは違っていても入力されたパスワードのランクがファ
イルのパスワードのランクより高い場合にはそのファイ
ルに対するアクセスを許容し、前記特定ユーザパスワー
ドが入力された場合、ファイルのパスワードにかかわら
ず全てのファイルに対し前記特定ユーザのアクセスを許
容することを特徴とする。
【0009】
【実施例】次に、本発明について図面を参照して説明す
る。図1は本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。図2は図1のファイル保護方法におけるファイルの
内部構成を示している。図3はパスワードの優先順位
(ランク)の一覧表であり、この一覧表はスーパーユー
ザ(コンピュータの管理者)だけにより見られる。他の
ユーザが登録したパスワードの優先順位はスーパーユー
ザだけに変更許可を与えることによって機密保護の信頼
度を高める。この優先順位のファイルは乱数表を用いて
コンピュータに記憶しておく。
【0010】図1〜図3を参照して、本実施例の動作に
ついて説明する。
【0011】まず、ユーザはパスワードを入力する(S
1)。このユーザのパスワードはステップ8で解放され
るまで、コンピュータのメモリへ記憶されている。この
実施例の方法では、入力されたパスワードを元に、以後
のアクセス要求についてアクセスの可否を決定する。入
力されたユーザパスワードがアクセスしようとするファ
イルのパスワードと一致した場合、及びそのパスワード
より優先順位が高いパスワードである場合、パスワード
のないファイルと同様にアクセスを許容する。ステップ
S2において、アクセス要求がファイルの書き込みか読
み込みかを判断する。アクセス要求がファイルの書き込
みアクセス要求である場合、図2のような内部構成のフ
ァイルを作成する(S3)。図2のF1は各ファイルの
名称である。F2は各ファイルの持つアクセス権であ
り、このアクセス権がない場合はパスワードが一致して
もアクセスすることはできない。アクセス権は、書き込
み可能、読み込み可能および書き込み読み込み可能のう
ちのいずれかを示す指標であり、当初の書き込みにおい
て指定される。F3はスーパーユーザのパスワードI
D、F4は各ファイルのパスワードIDである。
【0012】ステップS2において、アクセス要求がフ
ァイルの読み込みアクセス要求であると判定された場
合、コンピュータはユーザのパスワードとそのファイル
が持っているパスワードとを比較する(S4)。2つの
パスワードが一致しない場合はファイルのパスワードよ
り高い優先順位のパスワードと比較する(S6)。図3
の表によりファイルの持っているパスワードの優先順位
より高いパスワードならすべて一致したものとみなす。
S4においてパスワードが一致したと判断された場合及
びS6によりパスワードが一致したとみなされた場合だ
けに当該ファイルに対してアクセスを実行する(S
5)。
【0013】入力したパスワードで処理をしている間は
ステップS2からS7を繰り返す。処理を終了する場合
は、コンピュータのメモリに記憶されているユーザのパ
スワードを消去し、パスワードを解放する(S8)。パ
スワードを解放することによって他のユーザがそのパス
ワードを使用してアクセスすることを防ぐ。
【0014】次に図1の実施例におけるファイルの優先
順位について一層具体的に説明する。
【0015】このコンピュータの優先順位別のパスワー
ド名を図4の様に設定する(実際のパスワードは他の人
にわからないパスワードにする)。ユーザAはコンピュ
ータを立ちあげた後、パスワードを入力する。ここでは
優先順位が2番目に設定されているSECONDを入力
するものとする(S1)。このパスワードが認知されて
いる状態でTESTというファイルを作成する(S2)
と図5のような内部構成を持つファイルが作成される
(S3)。ユーザAがパスワードを解放した後(S
7)、ユーザBはMASTER、TOP又はSECON
Dというパスワードのうちのいずれかを使用した場合に
TESTというファイルを読み込むことができる(S
5)。またスーパーユーザがSECONDとTHIRD
のパスワードの優先順位を入れ換えた場合、THIRD
というパスワードでもTESTというファイルにアクセ
スすることが可能になる。逆にTOPとSECONDの
パスワードの優先順位を入れ換えた場合TOPというパ
スワードではTESTというファイルにアクセスするこ
とができなくなる。各ファイルに設定されたパスワード
はファイルの内容が変更されても変わらない。個別のパ
スワードが設定される場合は、ファイルの新規作成及び
ファイルのコピーの時だけである。
【0016】
【発明の効果】以上に説明したように本発明によるファ
イル保護方法では、1台のコンピュータを複数のユーザ
が使用する場合、ユーザごとに使用できるファイルを制
限できるから、機密ファイルの保護の信頼度をあげるこ
とができる。また、個々のユーザがコンピュータを使用
する場合、使用開始時にパスワードを入力し、使用終了
時にパスワードの解放(メモリからパスワードを消去す
ること)をするだけでよいため、取り扱い性の向上が実
現できる。
【0017】このように、本発明によれば、ファイルア
クセスの便宜性および機密保護の信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すフローチャートであ
る。
【図2】図1の実施例において作られるファイルの内部
構成を示す図である。
【図3】図1の実施例におけるパスワード優先順位の例
を示す図である。
【図4】図1の実施例において作られるファイルの具体
的内部構成例を示す図である。
【図5】図1の実施例におけるパスワードの優先順位の
具体的例を示す図である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機密ファイルの保護を目的として、各フ
    ァイルに予めパスワードを持たせておき、一般のユーザ
    からパスワードが入力されたときにはパスワードが前記
    ファイルのパスワードに一致するときだけに当該ファイ
    ルにアクセスできるようにするとともに、コンピュータ
    管理者等の特定ユーザに対してだけ予め与えられた特定
    ユーザパスワードが入力されたときには例外的に簡易に
    ファイルにアクセスできるようにするファイル保護方法
    において、ファイルの機密度に応じた複数のランクに各
    ファイルを予め分類し、該ランクを対応のファイルに記
    録しておき、入力されたパスワードがファイルのパスワ
    ードとは違っていても入力されたパスワードのランクが
    ファイルのパスワードのランクより高い場合にはそのフ
    ァイルに対するアクセスを許容し、前記特定ユーザパス
    ワードが入力された場合、ファイルのパスワードにかか
    わらず全てのファイルに対し前記特定ユーザのアクセス
    を許容することを特徴とするファイル保護方法。
  2. 【請求項2】 処理作業開始時にユーザから入力された
    パスワードを処理作業終了まで保持し、ファイルのアク
    セスが求められる都度そのユーザパスワードとアクセス
    を求められた当該ファイルのパスワードとの比較をし、
    この比較の結果に基づき、該アクセスの可否を決定する
    ことを特徴とする請求項1に記載のファイル保護方法。
    を比較する機密保護手段を有することを特徴とするファ
    イル保護方法。
JP5285252A 1993-11-15 1993-11-15 ファイル保護方法 Pending JPH07141244A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5285252A JPH07141244A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 ファイル保護方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5285252A JPH07141244A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 ファイル保護方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07141244A true JPH07141244A (ja) 1995-06-02

Family

ID=17689096

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5285252A Pending JPH07141244A (ja) 1993-11-15 1993-11-15 ファイル保護方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07141244A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11296436A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Fujitsu Ltd アクセス制御方法、記憶装置及び記憶媒体
KR20030005760A (ko) * 2001-07-10 2003-01-23 주식회사 니츠 개인용 컴퓨터에서 사용자의 접근권한에 따라접근제어하는 방법 및 그 장치
JP2004341657A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Sony Corp サーバ装置、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146144A (ja) * 1986-12-09 1988-06-18 Sanyo Electric Co Ltd 情報フアイル装置
JPH03141441A (ja) * 1989-10-27 1991-06-17 Hitachi Ltd 情報処理装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63146144A (ja) * 1986-12-09 1988-06-18 Sanyo Electric Co Ltd 情報フアイル装置
JPH03141441A (ja) * 1989-10-27 1991-06-17 Hitachi Ltd 情報処理装置

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11296436A (ja) * 1998-04-08 1999-10-29 Fujitsu Ltd アクセス制御方法、記憶装置及び記憶媒体
KR20030005760A (ko) * 2001-07-10 2003-01-23 주식회사 니츠 개인용 컴퓨터에서 사용자의 접근권한에 따라접근제어하는 방법 및 그 장치
JP2004341657A (ja) * 2003-05-14 2004-12-02 Sony Corp サーバ装置、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP4534432B2 (ja) * 2003-05-14 2010-09-01 ソニー株式会社 サーバ装置、情報処理装置、および情報処理方法、並びにコンピュータ・プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5414852A (en) Method for protecting data in a computer system
US7290279B2 (en) Access control method using token having security attributes in computer system
US6766397B2 (en) Controlling access to a storage device
US6067640A (en) System for management of software employing memory for processing unit with regulatory information, for limiting amount of use and number of backup copies of software
US9449186B2 (en) System for and method of managing access to a system using combinations of user information
US4135240A (en) Protection of data file contents
KR910005995B1 (ko) 데이터처리 시스템 및 그 시스템파일의 보호방법
Kain et al. On access checking in capability-based systems
JPH0388052A (ja) 機密保護処理方式
Friedman The authorization problem in shared files
KR980010772A (ko) 컴퓨터 소프트웨어의 복사 방지 방법
KR100343069B1 (ko) 다중 등급 보안 방식에 의한 강제적 객체접근 제어 방법및 이를 프로그램화하여 수록한 컴퓨터로 읽을 수 있는기록매체
JPH06175842A (ja) 統合文書処理装置
US6108791A (en) Password processing apparatus and method
JPH07141244A (ja) ファイル保護方法
JPH02181846A (ja) フアイル保護方法
RU2134931C1 (ru) Способ обеспечения доступа к объектам в операционной системе мсвс
JPS61114355A (ja) フアイルの機密保護方法
JP2004005273A (ja) 生体情報を用いる文書管理システム、生体情報を用いる文書管理方法及び該方法をコンピュータに実行させるプログラム
JPS62285161A (ja) デ−タ保護方式
JPS5917650A (ja) フアイル機密保護方式
US7653630B2 (en) Method and apparatus for facilitating privileged object stores in a database
JPS6337446A (ja) フアイルアクセス権限検査方式
JPH02216561A (ja) 多レベル機密保護方式
JPS63131169A (ja) 暗号デ−タ復号化方式

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19960917