JPH0714026A - カラー・イメージ再現方法 - Google Patents

カラー・イメージ再現方法

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JPH0714026A
JPH0714026A JP5354495A JP35449593A JPH0714026A JP H0714026 A JPH0714026 A JP H0714026A JP 5354495 A JP5354495 A JP 5354495A JP 35449593 A JP35449593 A JP 35449593A JP H0714026 A JPH0714026 A JP H0714026A
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    • H04N1/46Colour picture communication systems
    • H04N1/56Processing of colour picture signals
    • H04N1/60Colour correction or control
    • H04N1/6058Reduction of colour to a range of reproducible colours, e.g. to ink- reproducible colour gamut

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  • Image Processing (AREA)
  • Color Image Communication Systems (AREA)
  • Color, Gradation (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 カラー・イメージを再現する方法を提供する
ことを目的としている。 【構成】 カラー・イメージ再現方法は、第1のデバイ
スによって生成されたイメージのカラー範囲を、そのイ
メージを再現するために使用される第2のデバイスのカ
ラー範囲と突き合わせること(マッチング)からなり、
そのマッチング・プロセスにおいて、第1デバイスのカ
ラー範囲は、デバイス独立カラー空間とデバイス依存カ
ラー空間の両方からのデータを使用して、第2デバイス
依存カラー空間内に外挿によって第2デバイスのカラー
範囲にマッピングされることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】著作権表示 本明細書の開示事項の一部には、著作権保護の対象とな
っている資料が含まれている。著作権者は、米国特許商
標局の特許ファイルまたは記録に記載されている本明細
書または特許に係る開示事項を、第三者がファクシミリ
で複製することを妨げるものではないが、その他の場合
は、一切の著作権を有することを留保するものである。
【0002】
【産業上の利用分野】本発明はカラー・イメージを再現
する方法に関し、さらに具体的には、あるカラー範囲
(gamut)をもつカラー・イメージを異なるカラー範囲 (g
amut)をもつデバイスを使用して再現する方法に関する
ものである。
【0003】なお、本明細書の記述は本件出願の優先権
の基礎たる米国特許出願第08/003,170号(1
993年1月12日出願)の明細書の記載に基づくもの
であって、当該米国特許出願の番号を参照することによ
って当該米国特許出願の明細書の記載内容が本明細書の
一部分を構成するものとする。
【0004】
【従来の技術】カラー・イメージの再現において、再現
デバイスがいくつかのカラーを再現する能力を備えてい
るとき、再現すべきイメージに存在するすべてのカラー
をそのいくつかのカラーで表現できるかどうかという問
題がよく起こっている。このようなことが起こる場合と
して、特に、写真スライドをマガジン内で印刷イメージ
として再現するときのように、再現が媒体の変更を伴う
場合がある。写真スライド(transparency - 透明陽画)
のカラー範囲(gamut) とは、出力デバイスによる表示可
能カラーの総数のことである)は、印刷用紙上へのイン
クの使用に頼る印刷工程で再現できるカラーの範囲より
も大きくなっているのが一般的である。
【0005】図1は色度図であり、そのような状態をグ
ラフで示している。すべてのカラーは大きな曲線または
直線2で囲まれた区域内の点で表されている。どのシス
テムから得られるカラーも、この大きな曲線または直線
2の範囲内に含まれている。RGB(cie)などの3成分を使
用するデバイスやカラー再現システムのカラー範囲は、
3つの成分カラー間を結んでいるライン、例えば、ライ
ン4と6によって囲まれた区域内のすべてのカラーで表
されている。カラー表現法としての色度図の詳しい説明
は、R. W. G. Hunt 著「 Measuring Color」Halsted Pr
ess, a Division of John Wiley and Sons発行、605 th
ird Ave. New York, N.Y. 10158, USA)に記載されてい
る(特に、第3章参照)。
【0006】特に断りがない限り、本明細書中で用いら
れているRGBはデバイス依存カラー値(device depend
ent color value)を意味し、Commission International
e deL'Eclairage(国際照明委員会)によって定義され
ているデバイス独立カラー空間(device independent co
lor space)における測色三刺激値(colorimetric tristi
mulus value)を意味する場合は、RGB(cie)が用いられて
いる。色度図は、デバイス独立カラー空間内でプロット
されている。
【0007】図1に示すように、R1G1B1(cie) で囲まれ
たカラー範囲は、R2G2B2(cie) で囲まれたカラー範囲と
異なっている。R1G1B1(cie) の中のある色は、R2G2B
2(cie)で囲まれたカラー範囲だけを再現するデバイスに
よっては正確に再現できない。
【0008】この問題を解決する1つの方法は、R1G1B
1(cie) カラー範囲外にあるカラー値を短にR2G2B2(cie)
カラー範囲から切り捨てて、そのような範囲外の値の
代わりに、B1-G1 、G1-R1 またはR1-B1 ライン上のR1G1
B1(cie) の範囲内にある値を使用することである。もう
1つの解決方法は、R2G2B2(cie) カラー範囲内の全スケ
ールの値を圧縮して、圧縮された全範囲がR1G1B1(cie)
の全値範囲内に属するようにすることである。第3の、
より好ましい解決方法は、R2G2B2(cie) カラー範囲内の
一部であって、R1G1B1(cie) カラー範囲の限界に隣接す
る部分だけを圧縮することである。
【0009】カラー圧縮方法についての他の方法が知ら
れており、これらは、Richard S.Hunter著「Colorimetr
y for Electronic Imaging Systems, An Intensive sho
rt course for Scientists and Engineers」(Munsell C
olor Science Laboratory,Rochester Institute Of Tec
hnology, One Lomb Memorial Drive, Rochester N.Y.14
623-0887)の第27章と第28章に簡単に解説されてい
る。
【0010】また、カラー範囲圧縮手法は、R. S. Gent
ile 他著の論文「A comparison of Techniques for Colo
r Gamut Mismatch compensation」(カラー範囲不一致
補償手法の比較)("Journal of Imaging Technology" V
olume 16, No. 5, October 1990, pp. 176-181)で論じ
られている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】カラー圧縮の問題は、
それがデバイスから独立したカラー空間内で実施されこ
とである。これは、異なるデバイスによって生成される
カラー・イメージ間の比較を可能にするために、カラー
範囲がデバイスから独立したカラー空間に表現されてい
るからためである。さらに、圧縮プロセスでは、2つの
カラー範囲の限界が正確に分かっていることが必要であ
り、しかも、圧縮が行われる方向が、カラー範囲外の2
つまたはそれ以上の点から、圧縮が行われる点までの圧
縮経路が交差しなく、カラー範囲外の2またはそれ以上
の圧縮点に共通する点が所望カラー範囲内に得られるよ
うにする必要がある。そのような様子を示したのが図2
(a)と図2(b)である。
【0012】図2(a)と図2(b)に示すように、3
次元カラー範囲はデバイスから独立したカラー空間"La
b" の2つの2次元表現で描かれる。図2(a)では、"
L" は"a" の関数として表されている。図2(b)で
は、"a" ”は"b" の関数として表されている。"a" 対"
b" の領域(ドメイン)では、正しい色相を保つため
に、カラー範囲外の点と"a" = 0 および"b" = 0 の点と
の間を結ぶラインに沿って圧縮が行われる。"L" 対"a"
の領域では、次のような圧縮手法がよく用いられてい
る。その圧縮手法によれば、2番目のカラー範囲外の点
は、2番目のカラー範囲の包絡線上の最も近い点に通じ
る、つまり、包絡線に直交する経路に沿って2番目のカ
ラー範囲の内側にもち込まれる。カラー範囲の包絡線の
形状によっては、点P1とP2は2つの交差するライン上に
位置する場合がある。従って、点P3はP1またはP2の圧縮
値を表している場合がある。つまり、ある表現では異な
っていた2つのカラーが別の表現では同じに描写される
ことを意味する。
【0013】この種の問題を回避することは、実際には
非常に複雑である。これは、非常に多数の起こり得るカ
ラーの、交差しない経路をデバイスから独立したカラー
空間において、3次元環境で計算しなければならないか
らである。この問題は、大部分のイメージ・カラー・デ
ータがデバイスに依存したカラー空間内で与えられ、使
用されるので実際にはさらに複雑化する。そのようなデ
ータとして、CIE 定義のRGB 値ではない、スキャナ出力
RGB 値、YMCKグラフィック・アート・インク・カラー入
力などがある。従って、デバイスに依存した値からデバ
イス独立値への変換は、カラー範囲圧縮に先立って行う
必要があり、圧縮のあとで、データはデバイス依存値に
再変換される。
【0014】従って、上述した問題を回避し、非常に煩
わしい計算を行わなくても満足な結果が得られるよう
な、カラー範囲マッチング・プロセスによるカラー・イ
メージ再現方法が望まれている。
【0015】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は第1のカラー範囲内のカラー値をもつカラー・
イメージを、第2のカラー範囲を表すカラー値を再現す
ることのできるデバイスで再現するカラー・イメージ再
現方法であって、前記第1のカラー範囲は前記第2のカ
ラー範囲外のカラー値を含んでいて、前記第1および第
2のカラー範囲はデバイスから独立したカラー空間内で
定義されており、(1) 前記第1のカラー範囲からの第1
の複数の事前選択カラー値と、対応する前記第2の複数
の導出カラー値とを含むLUT を作成するステップであっ
て、(a) 対応するカラー値が前記第2のカラー値範囲内
に存在する前記第1の複数のカラー値の各々について、
前記導出カラー値を、前記第1の複数の事前選択カラー
値によって表されたカラーと同じ比色測定値をデバイス
独立カラー空間にもつカラーをデバイスが再現するよう
に計算し、(b) 対応するカラー値が前記第2のカラー値
範囲内に存在しない前記第1の複数のカラー値の各々に
ついて、前記導出カラー値を、(i) デバイスのカラー範
囲内にある対応するカラー値がデバイス独立カラー空間
内に存在しないカラー値に対して少なくとも2つの隣接
事前選択カラー値を識別し、この場合に、当該2つの隣
接カラー値はデバイスのカラー範囲内にあるカラー値が
デバイス独立カラー空間に存在する値、および対応する
導出値であり、(ii)前記隣接事前選択値と前記導出値か
らデバイス依存空間内で外挿することによって、デバイ
ス・カラー範囲内の事前選択カラー値の許容し得るカラ
ー表現が得られる対応する前記導出値を導き出すことに
よって計算するステップと、(2) LUT を使用してイメー
ジを表す入力カラー値を修正するステップと、(3) 修正
した入力カラー値を使用してデバイスからイメージを再
現するステップとを備えたことを特徴とする。
【0016】本発明の方法には、追加のステップとし
て、LUT に含まれる事前選択値間にイメージ・カラー値
が含まれていない場合に、既存の事前選択値および含ま
れていないイメージ・カラー値に隣接する、対応する導
出値を用いて、対応するカラー値を導き出すために補間
(interpolation) を使用するステップを含めることも可
能である。
【0017】特に、請求項2に記載の発明は請求項1に
記載のカラー・イメージ再現方法において、前記ステッ
プ(2) は、(a) 各入力カラー値をテストすることによっ
て、該入力カラー値に対して対応する導出カラー値がLU
T にあるかどうかを調べ、もしあれば、前記ステップ
(3) でイメージを再現する際に使用するために該対応す
る導出値をデバイスに適用するステップと、(b) 入力カ
ラー値に対して対応する導出値がLUT に存在しない場合
は、入力カラー値に対して最も近い事前選択値と対応す
る導出値のセットを該LUT から選択し、最近接の事前選
択値と対応する導出値のセットから外挿によって計算導
出値を得て、前記該ステップ(3) でイメージを再現する
際に使用するために該計算導出値をデバイスに適用する
ステップとを有することを特徴とする。
【0018】特に、請求項2に記載のカラー・イメージ
再現方法において、前記デバイス依存空間における前記
外挿は一次外挿であることを特徴とする。
【0019】特に、請求項2に記載のカラー・イメージ
再現方法において、前記デバイス独立カラー空間は"La
b" であり、前記デバイス依存空間は"RGB" であること
を特徴とする。
【0020】特に、請求項4に記載のカラー・イメージ
再現方法において、前記デバイス依存空間は"YMCK"であ
ることを特徴とする。
【0021】
【実施例】本発明の理解を容易にするために、以下、添
付図面を参照して、本発明について詳しく説明する。
【0022】以下の詳細な説明において、全ての図にお
ける同一の参照番号は、同一の要素(エレメント)を示
す。
【0023】まず、図3は、本発明を実施する装置を示
す概略図である。カラー・イメージ情報発生源(ソー
ス)10から、ディジタル・カラー・データがライン1
4および16を経由してイメージ再現デバイス12に送
られる。カラー・イメー・データ発生源10と再現デバ
イス12との間には、カラー範囲アダプタ(gamut adapt
er) 18が置かれている。このアダプタ18は、データ
受信および判断手段20、ルックアップ・テーブル(Loo
k Up Table - LUT) 22およびインタポレータ(interpo
lator)24を備えている。LUT 22は、デバイス12のカ
ラー空間内の事前選択カラー値のリストと、同じくデバ
イス12のカラー空間内の導出カラー値の対応するリス
トからなっている。受信および判断手段20は発生源1
0からカラー・イメージ・データを受信し、入力カラー
値と等しい事前選択カラー値がLUT22にあるかどうかを
判断する。その値がLUT 22にあると、対応する導出値が
識別され、ライン16を経由してデバイスの入力に送ら
れる。入力値に等しい、事前選択値がLUT 22に見つから
ないと、入力値がインタポレータ24に送られ、LUT22
からのデータを使用して補間によって、対応する導出値
が計算される。この補間によって得られた導出値はライ
ン16を経由してデバイス12の入力へ送られる。
【0024】インタポレータ24によって行われる補間
は、プログラムされたコンピュータを使用することによ
って実行される四面補間(tetrahedral interpolation)
にすることが可能である。3変数システム、つまり、RG
B の場合にこの補間を実行するようにコンピュータをプ
ログラミングするための適切なプログラムを、本明細書
の付録Aに記載する。グラフィック・アート、つまり、
YMCKで採用されている通常のインクを表すカラー入力値
として4つの変数が使用される場合にコンピュータをプ
ログラミングするための同種プログラムを、本明細書の
付録Bに記載する。どちらのプログラムも、”C”言語
で書かれており、本明細書の最後に記載されている。
【0025】補間は一次補間にすることも(カラー値の
変数の数に応じて、三角一次(tri-linear)または四角一
次(quadra-linear) )、二次補間にすることも、あるい
はもっと高次の補間にすることも可能である。どの補間
アルゴリズムを選択するかは、本発明では重要ではな
く、アルゴリズムの選択は必要とする計算の精度と容易
性に依存し、選択の問題である。上記のコンピュータ・
プログラムのほかに、以下に示す一次補間の例によれ
ば、十分な結果が得られることが判明している。
【0026】LUT 22は、事前に選択した個数の入力値お
よび対応する導出値を含む。このLUT 22の一部のセグメ
ントを示したのが表Iであり、8ビット・ディジタル値
を使用してカラーを記述するシステムの場合の、事前に
選択した値のセットを示している。これらの値は、RBG
カラー空間で入力を受け取るカラー・イメージ再現デバ
イスのカラー空間内のR軸、G軸、B軸上のデータ点で
ある。
【0027】
【表1】 R: ..., 76, 102, 128, 153, ...,) G: ..., 76, 102, 128, 153, ...,) 事前選択値 B: ..., 76, 102, 128, 153, ...,) 事前選択入力値を表すデータ点は、各軸に沿って測定さ
れた距離を表す特定個数のユニットだけ離れる。従っ
て、データ点R=102 とR=128 はR軸上の26ユニットの
距離だけ離れるのに対し、データ点G=128 とG=153 はG
軸上の25ユニットだけ離れる。あるイメージが再現さ
れるとき、そのイメージの各画素を表す入力値はあるデ
ータ点上、あるいはデータ点間に位置する。入力値がデ
ータ点に位置するときは、そのデータ点に対応する導出
値がLUT 22に存在する。データ点間に位置するときは、
導出値は補間によって計算される。
【0028】補間は、ある軸上で前に置かれたデータ点
からの入力値の距離と、その軸上で前に置かれたデータ
点および次に続くデータ点の間の距離との比率をFiとす
るこによって行うことができる。カラー値が3つの成
分、つまり、R、G、およびBに対するi = 0 、1また
は2を有する場合、RnをR軸上のデータ点、Rn+1をその
軸上の次のデータ点、そしてR1をその数値がRn < R1 <
Rn+1であるカラー値のR成分値であるとすると、i = 0
のときは、F0 = (Ri - Rn) / (Rn+1 - Rn)になる。同様
に、i = 1 のときは、F1 = (G1 - Gn) / (Gn+1 - Gn)に
なり、i = 2 のときは、F2 = (B1 - Bn) / (Bn+1 - Bn)
になる。
【0029】量Qi=1 - F1を定義すると、係数tj (た
だし、j = 1, 1,...,8) の集合は次のようになる。
【0030】
【数1】t1 = F0 *F1 *F2 t5 = Q0 *Q1 *F2 t2 = Q0 *F1 *F2 t6 = Q0 *F1 *Q2 t3 = F0 *Q1 *F2 t7 = F0 *Q1 *Q2 t4 = F0 *F1 *Q2 t8 = Q0 *Q1 *Q2 R' (Rn,Gn,Bn) 、G' (Rn,Gn,Bn) 、およびB' (Rn,Gn,
Bn) は入力値の集合Rn、GnおよびBnの導出値を表し、R'
(Rn+1,Gn,Bn) 、G'(Rn+1,Gn,Bn)、およびB' (Rn+1,Gn,
Bn) は入力値の集合Rn+1,Gn,BnのLUT 22からの導出値
を表し、R' (Rn,Gn+1,Bn) 、G' (Rn,Gn+1,Bn) 、B'
(Rn,Gn+1,Bn) は入力値の集合 Rn ,Gn+1,Bnの導出値
を表し、R' (Rn,Gn,Bn+1) 、G' (Rn,Gn,Bn+1) 、B'
(Rn,Gn,Bn+1) は入力値の集合Rn,Gn,Bn+1のLUT 22内
の導出値を表し、入力値(R,G,B)nおよび (R,G,B)n+1
あらゆる組合せについても、以下同様であるとする。
【0031】LUT 22内の事前選択値の集合 (R,G,B)n
(R,G,B)n+1 との間に位置する、入力カラー値の集合
R1、G1、B1の導出値R1' 、G1' 、B1' は次式から求めら
れる。
【0032】
【数2】 R' = t1 * R'(Rn+1,Gn+1,Bn+1) + t2 * R'(Rn,Gn+1,Bn+1) + t3 * R'(Rn+1,Gn,Bn+1) + t4 * R'(Rn+1,Gn+1,Bn) + t5 * R'(Rn,Gn,Bn+1) + t6 * R'(Rn,Gn+1,Bn) + t7 * R'(Rn+1,Gn,Bn) + t8 * R'(Rn,Gn,Bn) G' = t1 * G'(Rn+1,Gn+1,Bn+1) + t2 * G'(Rn,Gn+1,Bn+1) + t3 * G'(Rn+1,Gn,Bn+1) + t4 * G'(Rn+1,Gn+1,Bn) + t5 * G'(Rn,Gn,Bn+1) + t6 * G'(Rn,Gn+1,Bn) + t7 * G'(Rn+1,Gn,Bn) + t8 * G'(Rn,Gn,Bn) および B' = t1 * B'(Rn+1,Gn+1,Bn+1) + t2 * B'(Rn,Gn+1,Bn+1) + t3 * B'(Rn+1,Gn,Bn+1) + t4 * B'(Rn+1,Gn+1,Bn) + t5 * B'(Rn,Gn,Bn+1) + t6 * B'(Rn,Gn+1,Bn) + t7 * B'(Rn+1,Gn,Bn) + t8 * B'(Rn,Gn,Bn) LUT 22は次のようなプロセスで作成される。まず、カラ
ー範囲をマッチさせようとする2システムが識別され
る。そのような2つのシステムの例として、異なる2メ
ーカ製の2台のカラー・プリンタについて検討すること
にする。この例での最終目標は、第1プリンタで作られ
たイメージを第2プリンタで再現することである。ま
た、2つのシステムで再現されたイメージが、通常の視
力をもつ観察者が同じ条件で見たときに、視覚的にカラ
ーがマッチしたものを表示する必要がある。
【0033】両プリンタは、RGB カラー空間内の8ビッ
ト・ディジタル・カラー・イメージ・データを受け入れ
る。すなわち、カラー成分R、G、Bに対応する3つの
数値が各プリンタに入力されたとき、これらのプリンタ
は、これらの値で表されるカラーの画素を印刷する。プ
リンタには、4カラー・インク・システムで使用するた
めに、RGB値を YMCK 値に変換するための内部コンバ
ータを装備させることも可能である。そのような内部変
換は、本発明を理解する目的とは無関係である。 8ビ
ット・システムでは、入力カラーの全範囲は、0から2
55までの範囲で利用できる3つの成分値R、G、Bで
可能とされる、16,772,216個の組合せによって表され
る。
【0034】第1プリンタと第2プリンタは共に、16,7
72,216個の入力組合せをすべて受け付けて、その各々に
ついてカラー出力を生成する。しかし、第1プリンタの
レッド成分と第2プリンタのレッド成分が、比色計で測
定して、色度図にプロットしたときに、同じでない場合
は、これらの2プリンタによって同じ RGB入力に対して
再現されるカラーは、平均的な観察者が同じ条件で見た
とき、同じようには見えない。このことは、2つの異な
るレッドがカラーの再作成時に使用されるので、直観的
に予測可能である。
【0035】以下では、図1に示す色度図を参照して、
直観的予測について説明する。図1は、CIEx,y色度図で
デバイス独立カラー空間における全カラー・スペクトル
を示した図である。座標"x" と"y" は、周知の関係づけ
により三原色RGB(cie)と関係づけられている。上掲のR.
W.G. Hunt 著 "Measuring Color"、ページ54と55を
参照。
【0036】図1には、ダッシュおよびドットの鎖線
4,および6に囲まれたカラー範囲がプロットされてい
る。これらはそれぞれ、第1プリンタと第2プリンタの
ように、各々が若干異なるRGBCcie)をもつ2台のカラー
再現デバイスによって再現される。同図から、2つのこ
とが明らかである。第1は、一方のデバイスでは再現で
きるが、他方のデバイスでは再現できないカラー(つま
り、一方のカラー範囲のうち、他方のカラー範囲でカバ
ーされていない区域で表されたカラー)がいくつかある
ことである。第2は、両方のデバイスによって再現する
ことが可能なカラー(つまり、両方のカラー範囲に共通
の区域で表されるカラー)が多数あることである。どち
らのデバイスによっても再現ができないカラーもいくつ
かある。しかし、このような事態は、本発明の実施には
無関係である。
【0037】カラー範囲アダプタ18で使用されるLUT
22は入力された値を次のように変更しなければならな
い。すなわち、 (a)共通のカラー範囲区域内にある出力
カラーの場合は、両プリンタが同じカラーを生成するよ
うにし、 (b)一方のデバイスのカラー範囲外にあるカラ
ーの場合は、その一方のデバイスが同じ入力に対して他
方のデバイスによって生成されるカラーに代わる、許容
可能な代替カラーを生成するようにする。
【0038】LUT 22を作成するには、まず、表IIに示
すように、限定された数のカラー値RGB を選択すること
から始める。
【0039】
【表2】 R: 0 13 26 51 76 102 128 153 178 204 230 255 G: 0 13 26 51 76 102 128 153 178 204 230 255 B: 0 13 26 51 76 102 128 153 178 204 230 255 上記の値を両方のプリンタに入力し、入力カラー値の各
セットごとに、そのカラーのパッチ(patch) を印刷す
る。2つの印刷パッチを比色計で測定し、"Lab"などの
デバイスから独立したカラー空間内でカラーの測色測定
値を得て、直接に比較する。この例では、第1プリンタ
によって生成されたイメージと一致するイメージを再現
するために第2プリンタの出力を突き合わせる(マッチ
ング)ことを試みる場合には、第1プリンタのパッチか
らの"Lab" 測定値を第2プリンタのパッチからの測定値
と比較する。この2つの"Lab" 値に差異があれば、次
に、第2プリンタへの入力を修正して、別のパッチを印
刷する。この場合も、"Lab" 空間内で2つの印刷パッチ
を測定して、それらを比較し、これらのパッチが同一で
あるかどうかを調べる。このプロセスは、オリジナルの
RGB 値のセットを第2プリンタの入力で置き換えたとき
に、そのRGB 値を第1プリンタに入力したときに生成さ
れるのと同じ出力を第2プリンタが生成する、導出R2G2
B2値のセットが見付かるまで繰り返される。この時点
で、カラーの一致が得られ、この一致は、2つのカラー
・パッチが、"Lab" などの測色カラー空間において、同
一の測色測定カラー値をもつものとして定義した。
【0040】このプロセスは、米国特許出願第07/957,9
33号(1992年10月7 日出願−係属中)および米国特許出
願第07/992,874号(1992年12月15日出願−係属中)(両
出願共、本特許出願人に権利が譲渡されている)に開示
されているプロセスおよび関連装置を使用すると、大幅
に容易になり、同一"Lab" 測定値をもつパッチが得られ
る(R,G,B)n値に対応する(R2,G2,B2)n 値の探索が高速化
される。
【0041】上記プロセスを使用すると、第1プリンタ
への(RGB)n入力によって生成されたパッチものと比較し
たとき、比色的に同一であるパッチを第2プリンタから
生成する(R2G2B2)n を導き出すことができる(RGB)n
が、表IIから識別されることになる。これらの値は、
図1の色度図において2つのプリンタに共通のカラー範
囲区域内にある値に対応している。
【0042】2つのプリンタは同一のカラー範囲をもっ
ていないので、(RGB)nの組合せセットで表されたカラー
のうち、カラーが一致したものを生成する(R2G2B2)n
組合せが存在しないカラー、つまり、(L-L2, a-a2,およ
びb-b2)n=0 のカラーがいくつかある。このことは、(R
GB)nの組合せによって表されたこの特定カラーが第2プ
リンタによって同一に再現できないことを意味する。
【0043】表IIの(RGB)nの組合せで、カラーが一致
したものが得られる導出値が存在しないような組合せは
すべて識別され、(R2G2B2)導出値は、カラーが一致する
ものが存在する、表II中の隣接カラー値から次のよう
に外挿することによって得られる。
【0044】図4(a)と図4(b)は、第1のプリン
タによって再現され、スキャナによって読み取られるイ
メージのカラー範囲と、そのイメージを再現するために
使用される第2のプリンタによって再現されるイメージ
のカラー範囲を示している。これらのカラー範囲は、図
4(a)ではデバイス依存空間(RGB) 内に、図4(b)
ではデバイズ独立空間"Lab" 内に示されている。P1とP2
は両方のカラー範囲内にあって、入力(RGB)P1 および(R
GB)P2 に対応する(R2G2B2)P1および(R2G2B2)P2導出値の
セットが存在する点である。図に示すように、セット(R
GB)P3 の点P3は、第2プリンタのカラー範囲の外に位置
している。従って、この点には導出値(R2G2B2)P3のセッ
トは存在しない。点P1とP2から、そして必要ならばその
前に置かれた別の点から得られる情報を使用して、以下
に説明するように、第2プリンタのカラー範囲内にあ
る"Lab" 値のセットが得られる(R2G2B2)n 値のセット
(この例では、n = 2 )が存在する最近接点P2と第2プ
リンタのカラー範囲のエッジとの間のどこかに位置する
許容(R'2G'2B'2)P'3値を外挿によって導き出している。
この外挿は"Lab" 空間内ではなく、デバイス依存"RGB"
空間内で行われる。
【0045】どの外挿法を使用するかを選択するに当た
り、つまり、一次、二次、双曲線などを選択するに当た
り、一連の主観的テストを行った。これらのテストとし
ては、通常特定のプリンタで印刷される種類のイメージ
の代表的なイメージを印刷し、複数の観察者が同一の照
明と背景条件でソース・イメージと再現イメージを並べ
て調べた。選択したイメージはカラーと形状が幅広くわ
たっており、観察者に両方のイメージを観察させ、それ
らが同じに見えるか(または許容可能な程度に同じよう
に見えるか)どうか、および再現されたイメージに目立
った細部の欠落や不自然なものがあるように見えるかど
うかを述べてもらった。イメージを再現するに当たり、
一次外挿が適している場合が多いので、最初に一次外挿
が試された。一次外挿は、E.I. du Pont de Nemours an
d Company から販売されている4CastTM プリンタといっ
た、昇華性のある色素を使用したプリンタで使用する値
を導き出す上で、効果的であることが判明した。しか
し、異なる再現システムを使用した場合に、一次外挿で
得た結果が許容し得ないものであるときは、別の、より
高次の外挿アルゴリズムを選択して、テストを繰り返し
た。
【0046】カラー範囲外の入力値セットのときの値セ
ットを導き出すために使用された一次外挿については、
三角一次外挿(tri-linear extrapolation)をグラフ化し
て示す例において、図5、6および7を参照して以下に
説明する。この例では、入力値がRGB カラー空間内にあ
る場合に三角一次外挿を使用しているが、これは表II
に示すように、値R、G、およびBの各セットに3つの
異なる変数があるためである。図5、6および7は、3
つの変数の導出値と入力値との関係を示す図である。つ
まり、R2はRの関数として、G2はGの関数として、B2
Bの関数として示されている。点P1、P2およびP3は表I
Iからのデータ点である。P1、P2およびP3は図4(b)
に示されている。P3は第2プリンタのカラー範囲外にあ
る点である。従って、R'2 、G'2 およびB'2 の値はP3
ついて、次のように導き出される。
【0047】図5に示すように、点P1とP2は直線と、点
P2を超えた延長線によって結ばれている。次に、ライン
がP3のR入力値に対応する点のR軸からR2軸に平行に引
かれている。このラインとラインP1 - P2 の延長線の交
差点から、R軸に平行のラインが引かれ、R2軸に交差し
ている。R2軸のこの交差点の値は、カラー範囲外の入力
R値に対応する導出R'2 値としてLUT の中で使用されて
いる値である。
【0048】このプロセスは、値GとBのセットについ
て繰り返される。
【0049】点P1とP2間を結ぶラインの勾配によって
は、 R2 、G2またはB2軸上に見つかった値が、255よ
り大きい場合、つまり、存在しない値である場合が起こ
り得る。図6はそのような場合を示しており、点P1とP2
間を結ぶラインの延長線上のG'2 導出値は255より大
きくなっている。この場合、点P'3 は座標G = 255 およ
びG2 = 255で設定され、P2とP'3 間を結ぶラインが引か
れている。この新しいP2−P'3 ラインは、G(P2) を越え
る値の範囲内にある入力G値の G2 値を導き出すために
使用される。
【0050】図7は異なる場合を示しており、 P2 とP'
3 間を結ぶラインの勾配は非常に小さくなっている。こ
れは、カラー範囲外の値の小さな値範囲内で平行移動し
ている。つまり、B2(P2)とB2(P2)間のスパンはあまりに
小さくなっている。この場合に、外挿を行うと、カラー
範囲外の値は大きく圧縮される。この問題を回避するた
めに、点P2は放棄され、点P1とP3間を結ぶ新しいライン
が引かれる。新しい導出値はこのラインを用いて計算さ
れ、B2(P2)で使用したとき正確に一致するものが得られ
る値B2(P2)が元から存在していた場合でも、新しい導出
値B'2(P'2)が使用されるので(その結果、若干のミスマ
ッチが起こる場合でも)第2プリンタのカラー範囲外に
あるすべてのカラーの全体的一致が向上することにな
る。
【0051】1つまたは2つより多い隣接点を使用する
ことが可能であり、外挿されたラインは、一次または高
次の回帰によって導き出すことが可能である。インク・
ジェット型プリンタで許容し得る結果が得られることが
判明した導出値を計算するためにコンピュータで実行さ
れるプログラムを付録Cに示す。このプログラムも"C"
言語で書かれている。
【0052】以上、本発明について説明してきたが、本
発明は種々態様に変更が可能であることはもちろんであ
る。なお、これらの変更は、特許請求の範囲に明確化さ
れている本発明の範囲に属するものである。
【0053】
【外1】
【0054】
【外2】
【0055】
【外3】
【0056】
【外4】
【0057】
【外5】
【0058】
【外6】
【0059】
【外7】
【0060】
【外8】
【0061】
【外9】
【0062】
【外10】
【0063】
【外11】
【0064】
【外12】
【0065】
【外13】
【0066】
【外14】
【図面の簡単な説明】
【図1】各々が異なるRGB(cie)成分をもつ2つの異なる
媒体のカラー範囲を含んでいる色度図である。
【図2】(a)と(b) は、カラー範囲包絡線までの最短経
路上でカラー・データ点を圧縮すると起こる、従来技術
の問題を示す、L = f(a)とa = f(b)のときのLab カラー
空間における2つの色度図である。
【図3】本発明方法を実現するデバイスの構成を示す概
略図である。
【図4】(a)は、デバイス依存カラー空間内の2つのデ
バイスのカラー範囲内の点(RGB)Pn と導出された(R2G2B
2)Pnの位置を示す斜視図である。(b)は、図4(a)に
示す点に対応し、デバイスから独立したカラー空間内の
同じ2デバイスのカラー範囲上にマッピングされた点Pn
を示す斜視図である。
【図5】導出されたR2値を、あらかじめ選択された入力
R値の関数としてプロットしたプロット図である。
【図6】導出されたG2値を、あらかじめ選択された入力
G値の関数としてプロットしたプロット図である。
【図7】導出されたB2値を、あらかじめ選択された入力
B値の関数としてプロットしたプロット図である。
【符号の説明】
10 カラー・イメージ情報発生源(ソース) 12 イメージ再現デバイス 14 ライン 16 ライン 18 カラー範囲アダプタ 22 ルックアップ・テーブル (LUT) 24 インテポレータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 8125−5L G06F 15/62 310 A 8420−5L 15/66 310

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のカラー範囲内のカラー値をもつカ
    ラー・イメージを、第2のカラー範囲を表すカラー値を
    再現することのできるデバイスで再現するカラー・イメ
    ージ再現方法であって、前記第1のカラー範囲は前記第
    2のカラー範囲外のカラー値を含んでいて、前記第1お
    よび前記第2のカラー範囲はデバイスから独立したカラ
    ー空間内で定義されており、 (1) 前記第1のカラー範囲からの第1の複数の事前選択
    カラー値と、対応する第2の複数の導出カラー値とを含
    むLUT を作成するステップであって、 (a) 対応するカラー値が前記第2のカラー値範囲内に存
    在する前記第1の複数のカラー値の各々について、前記
    導出カラー値を、前記第1の複数の事前選択カラー値に
    よって表されたカラーと同じ比色測定値をデバイスから
    独立したカラー空間にもつカラーをデバイスが再現する
    ように計算し、 (b) 対応するカラー値が前記第2のカラー値範囲内に存
    在しない前記第1の複数のカラー値の各々について、前
    記導出カラー値を、 (i) デバイスのカラー範囲内にある対応するカラー値が
    デバイス独立カラー空間内に存在しないカラー値に対し
    て少なくとも2つの隣接事前選択カラー値を識別し、こ
    の場合に、当該2つの隣接カラー値はデバイスのカラー
    範囲内にあるカラー値がデバイス独立カラー空間に存在
    する値、および対応する導出値であり、 (ii)前記隣接事前選択値と前記導出値からデバイス依存
    空間内で外挿することによって、デバイス・カラー範囲
    内の事前選択カラー値の許容し得るカラー表現が得られ
    る対応する前記導出値を導き出すことによって計算する
    ステップと、 (2) LUT を使用してイメージを表す入力カラー値を修正
    するステップと、 (3) 修正した入力カラー値を使用してデバイスからイメ
    ージを再現するステップとを備えたことを特徴とするカ
    ラー・イメージ再現方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラー・イメージ再現
    方法において、前記ステップ(2) は、 (a) 各入力カラー値をテストすることによって、該入力
    カラー値に対して対応する導出カラー値がLUT にあるか
    どうかを調べ、もしあれば、前記ステップ(3) でイメー
    ジを再現する際に使用するために該対応する導出値をデ
    バイスに適用するステップと、 (b) 入力カラー値に対して対応する導出値がLUT に存在
    しない場合は、入力カラー値に対して最も近い事前選択
    値と対応する導出値のセットを該LUT から選択し、最近
    接の事前選択値と対応する導出値のセットから外挿によ
    って計算導出値を得て、前記ステップ(3) でイメージを
    再現する際に使用するために該計算導出値をデバイスに
    適用するステップとを有することを特徴とするカラー・
    イメージ再現方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載のカラー・イメージ再現
    方法において、前記デバイス依存空間における前記外挿
    は一次外挿であることを特徴とするカラー・イメージ再
    現方法。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載のカラー・イメージ再現
    方法において、前記デバイス独立カラー空間は"Lab" で
    あり、前記デバイス依存空間は"RGB" であることを特徴
    とするカラー・イメージ再現方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のカラー・イメージ再現
    方法において、前記デバイス依存空間は"YMCK"であるこ
    とを特徴とするカラー・イメージ再現方法。
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