JPH07140153A - 走査型プローブ顕微鏡の振動除去手段及びその方法 - Google Patents

走査型プローブ顕微鏡の振動除去手段及びその方法

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JPH07140153A
JPH07140153A JP28909593A JP28909593A JPH07140153A JP H07140153 A JPH07140153 A JP H07140153A JP 28909593 A JP28909593 A JP 28909593A JP 28909593 A JP28909593 A JP 28909593A JP H07140153 A JPH07140153 A JP H07140153A
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JP28909593A
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Inventor
Yasushi Miyamoto
裕史 宮本
Mitsugi Sakai
貢 酒井
Mitsumori Hayashida
光盛 林田
Nobuaki Sakai
信明 酒井
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】試料表面情報の測定に悪影響を与えるノイズを
除去することによって、高精度な試料表面情報の測定を
行うことができる走査型プローブ顕微鏡の振動除去手段
及びその方法を提供する。 【構成】試料24の表面情報を測定する走査型プローブ
顕微鏡に設けられた鏡体26と、この鏡体に設置された
XYZ駆動用円筒型圧電体44と、この圧電体を振動さ
せるZ制御部38及び変調信号発生部40と、圧電体振
動の際に生じる鏡体の振動状態を検出するカンチレバー
変位検出部27及び振幅検出部48と、任意の周波数成
分を除去可能に構成された周波数及び特性可変のフィル
タ46と、試料表面情報の測定前にカンチレバー変位検
出部及び振幅検出部を介して検出された固有振動周波数
特性に基づいて、試料表面情報から固有振動周波数成分
を除去するように、フィルタの周波数及び特性を制御す
るマイコン28とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば測定中に発生す
る機械振動等のノイズを除去することによって、低ノイ
ズの測定画像を得るために改良された走査型プローブ顕
微鏡の振動除去手段及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の走査型プローブ顕微鏡と
しては、例えば、特開平5−79811号及び特開平5
−79834号に開示された顕微鏡が知られている。即
ち、図4に示すように、測定中において、鏡体2上に設
けられたXYZ駆動用円筒型圧電体4は、XY走査部6
によって2次元方向に微動される。このとき、XYZ駆
動用円筒型圧電体4上の試料台8が、同方向に微動され
ることによって、試料台8上の試料10も同一方向に微
動される。
【0003】試料10が2次元方向に微動された際、カ
ンチレバー12は、試料10の表面凹凸に応じて変位す
るが、その変位量はカンチレバー変位検出部14によっ
て検出される。
【0004】カンチレバー変位検出部14は、検出した
変位量に対応したカンチレバー変位信号S1をZ制御部
16へ出力する。コンスタントフォース測定の場合、カ
ンチレバー変位信号S1を一定に保つように、Z制御部
16からZ制御信号S2がXYZ駆動用円筒型圧電体4
へ出力される。そして、XYZ駆動用円筒型圧電体4を
Z方向に伸縮して、カンチレバー変位信号を一定に保持
させた状態で試料表面情報の測定が行われる。このと
き、Z制御部16から出力されたZ制御信号S2は、表
面情報検出部18を介してA/D変換された後、表面情
報データD1としてホストコンピュータ20に転送さ
れ、画像化される。
【0005】コンスタントハイト測定の場合、Z制御部
16から常時一定のZ制御信号S2が出力された状態で
カンチレバー変位信号S1を検出することによって試料
表面情報の測定が行われる。このとき、検出されたカン
チレバー変位信号S1は、表面情報検出部18を介して
A/D変換された後、表面情報データD1としてホスト
コンピュータ20に転送され、画像化される。なお、上
述した測定シーケンスは、マイクロコンピュータ(以
下、マイコンと称する)22によって制御されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
走査型プローブ顕微鏡は、0.01nmの高分解能に基
づいて、試料表面を2次元方向に走査しながら、試料表
面情報を画像化している関係上、例えば鏡体2の固有振
動周波数成分を含む音や外部振動等の外乱が入ると鏡体
2が部分的に振動して試料表面情報に固有振動周波数成
分のノイズが含まれてしまう。この結果、試料表面情報
を高精度に測定できなくなるといった問題が発生する。
【0007】本発明は、このような課題を解決するため
になされており、その目的は、試料表面情報の測定に悪
影響を与えるノイズを除去することによって、高精度な
試料表面情報の測定を行うことができる走査型プローブ
顕微鏡の振動除去手段及びその方法を提供することにあ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明の走査型プローブ顕微鏡の振動除去手
段及びその方法は、試料の表面情報を測定する前に、予
め測定環境における鏡体の固有振動周波数特性を検出し
ておき、表面情報測定時に、その固有振動周波数成分を
表面情報信号から除去するように構成されている。
【0009】
【作用】本発明によれば、試料の表面情報の測定前に、
予め測定環境における鏡体の固有振動周波数特性が検出
され、試料の表面情報測定時に、試料表面情報から鏡体
の固有振動周波数成分が除去される。
【0010】
【実施例】以下、本発明の第1の実施例に係る走査型プ
ローブ顕微鏡の振動除去手段及びその方法について、図
1及び図3を参照して説明する。図1には、本実施例の
走査型プローブ顕微鏡の振動除去手段に適用された測定
シーケンス制御の構成が概略的に示されている。
【0011】本実施例では、試料24の表面情報を測定
する前に、予め測定環境における鏡体26の固有振動周
波数を検出しておき、表面情報測定時に、その固有振動
周波数成分を表面情報信号から除去することにより、表
面情報を高精度に画像化させることを特徴とする。な
お、以下の測定シーケンスは、マイコン28によって制
御されている。
【0012】まず、カンチレバー30の探針32を試料
台34上に載置された試料24の表面に接近させた状態
で鏡体26の固有振動周波数の検出を行う。このとき、
アナログスイッチ36は、第1の端子36aに接続され
る。この結果、Z制御部38及び変調信号発生部40か
ら出力されたZ制御信号S2及び変調信号S5は、加算
器42によって加算された後、加算信号S6として第1
の端子36aを介して鏡体26上に設けられた励振手段
即ちXYZ駆動用円筒型圧電体44に入力される。
【0013】このとき、変調信号発生部40から出力さ
れた変調信号S5によって、XYZ駆動用円筒型圧電体
44には、周波数変調された加算信号S6が入力される
ことになる。
【0014】このような加算信号S6に基づいて、XY
Z駆動用円筒型圧電体44を所定方向に振動させること
によって、鏡体26を振動させる。このとき、鏡体26
に設けられたカンチレバー変位検出部27は、カンチレ
バー30の変位を検出し、検出されたカンチレバー変位
信号S1を信号選択機能を有するフィルタ46へ出力す
る。
【0015】フィルタ46は、マイコン制御によって上
記変調周波数と同じ周波数を検出可能なバンドパスフィ
ルタに設定されている。この結果、フィルタ46は、カ
ンチレバー変位信号S1をバンドパスして得られたフィ
ルタ信号S7を振幅検出部48へ出力する。
【0016】振幅検出部48は、振幅検出器とA/D変
換器とを備えており(いずれも図示しない)、フィルタ
信号S7は、振幅検出器からA/D変換器を介してA/
D変換された後、振幅データD2としてマイコン28へ
出力される。
【0017】マイコン28は、変調信号発生部40やフ
ィルタ46等に設定されている周波数を機械的な固有振
動が発生し得る範囲内で逐次更新させ、振幅データD2
が最大となった周波数fc(図3(a)参照)を記憶す
る。
【0018】この結果、マイコン28には、鏡体26の
固有振動周波数成分fc(図3(a)参照)が記憶され
ることになる。次に、試料24の表面情報の測定が行わ
れる。
【0019】このとき、アナログスイッチ36は、第2
の端子36bに接続される。そして、マイコン制御によ
ってフィルタ46は、上記固有振動周波数成分fcを除
去させる周波数faを有するように、その周波数特性
(図3(b)参照)が規定されたノッチフィルタに設定
される。
【0020】コンスタントハイト測定において、Z制御
部38は、常時一定のZ制御信号S2を出力するように
マイコン制御される。この結果、XYZ駆動用円筒型圧
電体44は、その伸縮が常時一定に保持される。
【0021】この状態において、XY走査部50からX
Y走査信号S3,S4をXYZ駆動用円筒型圧電体44
へ出力して、圧電体44をXY方向に微動させる。この
結果、試料台34上に載置された試料24は、圧電体4
4の微動に伴ってXY方向に微動される。
【0022】試料24の微動に伴うカンチレバー30の
変位は、カンチレバー変位検出部27によって検出され
る。このとき、カンチレバー変位検出部27からは、カ
ンチレバー変位信号S1がフィルタ46へ出力される。
【0023】フィルタ46は、カンチレバー変位信号S
1を選択し、その信号から上記固有振動周波数成分fc
を除去したフィルタ信号S7を表面情報検出部52へ出
力する。
【0024】表面情報検出部52は、A/D変換器(図
示しない)を有しており、フィルタ信号S7をA/D変
換して得られたカンチレバー変位値を表面情報データD
1としてマイコン28へ出力する。
【0025】表面情報データD1は、マイコン28から
ホストコンピュータ54へ転送された後、画像化され
る。コンスタントフォース測定において、Z制御部38
からは、カンチレバー変位信号S1を常時一定に保持さ
せるZ制御信号S2が出力される。この結果、XYZ駆
動用円筒型圧電体44は、カンチレバー30の変位量を
常時一定に維持させるように、Z方向に伸縮する。
【0026】この状態において、フィルタ46には、Z
制御部38から出力されたZ制御信号S2が入力されて
おり、フィルタ46は、Z制御信号S2を選択し、その
Z制御信号S2から上記固有振動周波数成分fcを除去
したフィルタ信号S7を表面情報検出部52へ出力す
る。
【0027】そして、表面情報検出部52からマイコン
28へ出力された上記表面情報データD1は、ホストコ
ンピュータ54によって画像化される。このように本実
施例によれば、表面情報測定前に予め検出した鏡体26
の固有振動周波数fcを表面情報信号から除去するよう
に、フィルタ46の周波数特性を設定することができる
ため、高精度に試料24の表面情報測定を行うことが可
能となる。
【0028】次に、本発明の第2の実施例に係る走査型
プローブ顕微鏡の振動除去手段及びその方法について、
図2及び図3を参照して説明する。なお、本実施例の説
明に際し、第1の実施例と同一の構成には同一符号を付
してその説明を省略する。
【0029】本実施例では、鏡体26の固有振動周波数
をZ変位検出部56を介して光学的に検出することを特
徴とする。なお、以下の測定シーケンスも第1の実施例
と同様に、マイコン28によって制御されている。
【0030】まず、カンチレバー30の探針32を試料
台34上に載置された試料24の表面に接近させた状
態、あるいは、接近させることなく鏡体26の固有振動
周波数の検出を行う。
【0031】このとき、アナログスイッチ36は、第1
の端子36aに接続される。この結果、Z制御部38及
び変調信号発生部40から出力されたZ制御信号S2及
び変調信号S5は、加算器42によって加算された後、
加算信号S6として第1の端子36aを介して鏡体26
上に設けられたXYZ駆動用円筒型圧電体44に入力さ
れる。
【0032】このとき、変調信号発生部40から出力さ
れた変調信号S5によって、XYZ駆動用円筒型圧電体
44には、周波数変調された加算信号S6が入力される
ことになる。
【0033】このような加算信号S6に基づいて、XY
Z駆動用円筒型圧電体44を所定方向に振動させること
によって、鏡体26を振動させる。このとき、鏡体26
に設けられたZ変位検出部56は、XYZ駆動用円筒型
圧電体44上の試料台34のZ方向の変位を光学的に検
出し、検出されたZ変位信号S8をフィルタ46へ出力
する。
【0034】フィルタ46は、Z変位信号S8をバンド
パスして得られたフィルタ信号S7を振幅検出部48へ
出力する。振幅検出部48は、フィルタ信号S7の振幅
データD2をマイコン28へ出力する。
【0035】マイコン28は、変調信号発生部40やフ
ィルタ46等に設定されている周波数を機械的な固有振
動が発生し得る範囲内で逐次更新させ、振幅データD2
が最大となった周波数成分fc(図3(a)参照)を記
憶する。
【0036】この結果、マイコン28には、鏡体26の
固有振動周波数成分fc(図3(a)参照)が記憶され
ることになる。次に、試料24の表面情報の測定が行わ
れる。
【0037】このとき、アナログスイッチ36は、第2
の端子36bに接続される。そして、マイコン制御によ
ってフィルタ46は、上記固有振動周波数成分fcを除
去させる周波数faを有するように、その周波数特性
(図3(b)参照)が規定されたノッチフィルタに設定
される。
【0038】以下、第1の実施例と同様にコンスタント
ハイト測定又はコンスタントフォース測定が行われ、試
料24の表面情報が画像化される。本実施例の効果も第
1の実施例と同様であるためその説明は省略する。
【0039】なお、上述した各実施例では、励振手段と
してカンチレバー30又は試料台34を微動させるXY
Z駆動用円筒型圧電体44が兼用されているが、例え
ば、nc−AFMに適用された圧電体や鏡体26の一部
に設置した励振専用の圧電体等で置換することも可能で
ある。また、圧電体以外の電気機械変換部品に置き換え
てもよい。
【0040】また、フィルタ46の代わりに、マイコン
28内において、振幅検出部48及び表面情報検出部5
2を介してA/D変換された信号をデジタル信号処理し
て上記固有振動によるノイズを除去するように構成する
ことも好ましい。
【0041】また、Z制御部38、変調信号発生部4
0、加算器42、アナログスイッチ36をマイコン28
とD/A変換との組み合わせにまとめて置き換えて、マ
イコン28でソフト的にシーケンス等を切り換える方式
や、マイコン28の代わりにDSP等の制御ICに置き
換えることも好ましい。
【0042】また、上述した各実施例では、AFMとし
て試料表面情報の測定を行っているが、STM、nc−
AFM、MFM等の他の走査型プローブ顕微鏡全般に亘
って本発明を適用することも可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明によれば、試料の表面情報を測定
する前に、予め測定環境における鏡体の固有振動周波数
を検出しておき、表面情報測定時に、その固有振動周波
数成分を表面情報信号から除去することができるため、
表面情報を高精度に画像化させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る走査型プローブ顕
微鏡の振動除去手段の構成を概略的に示すブロック図。
【図2】本発明の第2の実施例に係る走査型プローブ顕
微鏡の振動除去手段の構成を概略的に示すブロック図。
【図3】(a)は、鏡体の固有振動周波数を検出するた
めに、鏡体を振動させた際の振幅周波数特性を示す図、
(b)は、鏡体の固有振動周波数を除去するように設定
されたフィルタの周波数特性を示す図。
【図4】従来の走査型プローブ顕微鏡の構成を概略的に
示すブロック図。
【符号の説明】
24…試料、26…鏡体、27…カンチレバー変位検出
部、28…マイコン、38…Z制御部、40…変調信号
発生部、44…XYZ駆動用円筒型圧電体、46…フィ
ルタ、48…振幅検出部。
フロントページの続き (72)発明者 酒井 信明 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 試料の表面情報を測定する走査型プロー
    ブ顕微鏡に設けられた鏡体と、 この鏡体の一部に設置された励振手段と、 この励振手段を振動させる振動手段と、 前記励振手段を振動させた際に生じる前記鏡体の振動状
    態を検出する検出手段と、 任意の周波数成分を除去可能に構成された周波数可変及
    び特性可変のフィルタ手段と、 前記試料の表面情報を測定する前に前記検出手段を介し
    て検出された前記鏡体の固有振動周波数特性に基づい
    て、前記試料の表面情報から前記鏡体の固有振動周波数
    成分を除去するように、前記フィルタ手段の周波数及び
    特性を制御する制御手段とを備えていることを特徴とす
    る走査型プローブ顕微鏡の振動除去手段。
  2. 【請求項2】 試料の表面情報を測定する走査型プロー
    ブ顕微鏡に設けられた鏡体と、 この鏡体の一部に設置され、且つ、カンチレバー及び前
    記試料の少なくとも一方を微動させる圧電体と、 この圧電体を振動させる振動手段と、 前記圧電体を振動させた際に生じる前記カンチレバーの
    振動状態を検出する検出手段と、 任意の周波数成分を除去可能に構成された周波数可変及
    び特性可変のフィルタ手段と、 前記試料の表面情報を測定する前に前記検出手段を介し
    て検出された前記カンチレバーの振動状態に基づいて、
    前記鏡体の固有振動周波数特性を検出すると共に、前記
    試料の表面情報から前記鏡体の固有振動周波数成分を除
    去するように、前記フィルタ手段の周波数及び特性を制
    御する制御手段とを備えていることを特徴とする走査型
    プローブ顕微鏡の振動除去手段。
  3. 【請求項3】 試料の表面情報を測定する走査型プロー
    ブ顕微鏡に設けられた鏡体と、 この鏡体の一部に設置され、且つ、カンチレバー及び前
    記試料の少なくとも一方を微動させる圧電体と、 この圧電体を振動させる振動手段と、 この振動手段によって生じる前記圧電体の振動状態を光
    学的に検出する検出手段と、 任意の周波数成分を除去可能に構成された周波数可変及
    び特性可変のフィルタ手段と、 前記試料の表面情報を測定する前に前記検出手段を介し
    て光学的に検出された前記圧電体の振動状態に基づい
    て、前記鏡体の固有振動周波数特性を検出すると共に、
    前記試料の表面情報から前記鏡体の固有振動周波数成分
    を除去するように、前記フィルタ手段の周波数及び特性
    を制御する制御手段とを備えていることを特徴とする走
    査型プローブ顕微鏡の振動除去手段。
  4. 【請求項4】 試料の表面情報を測定する走査型プロー
    ブ顕微鏡に設けられた鏡体を振動させる振動工程と、 前記鏡体の振動状態を検出する検出工程と、 前記試料の表面情報を測定する前に前記検出工程を介し
    て検出された前記鏡体の固有振動周波数特性に基づい
    て、任意の周波数成分を除去可能に構成されたフィルタ
    手段の周波数及び特性を制御する工程と、 前記試料の表面情報測定時において、前記フィルタ手段
    によって、前記試料の表面情報から前記鏡体の固有振動
    周波数成分を除去する工程とを有することを特徴とする
    走査型プローブ顕微鏡の振動除去方法。
JP28909593A 1993-11-18 1993-11-18 走査型プローブ顕微鏡の振動除去手段及びその方法 Withdrawn JPH07140153A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499340B1 (en) * 1998-02-19 2002-12-31 Seiko Instruments Inc. Scanning probe microscope and method of measuring geometry of sample surface with scanning probe microscope

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6499340B1 (en) * 1998-02-19 2002-12-31 Seiko Instruments Inc. Scanning probe microscope and method of measuring geometry of sample surface with scanning probe microscope

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