JPH07139853A - 冷蔵庫 - Google Patents
冷蔵庫Info
- Publication number
- JPH07139853A JPH07139853A JP29053093A JP29053093A JPH07139853A JP H07139853 A JPH07139853 A JP H07139853A JP 29053093 A JP29053093 A JP 29053093A JP 29053093 A JP29053093 A JP 29053093A JP H07139853 A JPH07139853 A JP H07139853A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- compressor
- refrigerant
- accumulator
- evaporator
- liquid refrigerant
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Compression-Type Refrigeration Machines With Reversible Cycles (AREA)
- Defrosting Systems (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は霜取り後の圧縮機起動時、完全なガ
ス状冷媒を圧縮機に確実に返すことを目的とする。 【構成】 本発明は、冷媒を圧縮して高圧の気体にする
圧縮機と冷媒を冷却して凝縮する凝縮器と液状冷媒を減
圧するキャピラリーチューブと液状冷媒を蒸発させる蒸
発器とを備えた冷蔵庫において、蒸発器と圧縮機の間
と、圧縮機内部に２個のアキュムレータを設置する構成
とする。
ス状冷媒を圧縮機に確実に返すことを目的とする。 【構成】 本発明は、冷媒を圧縮して高圧の気体にする
圧縮機と冷媒を冷却して凝縮する凝縮器と液状冷媒を減
圧するキャピラリーチューブと液状冷媒を蒸発させる蒸
発器とを備えた冷蔵庫において、蒸発器と圧縮機の間
と、圧縮機内部に２個のアキュムレータを設置する構成
とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はアキュムレータを有する
冷蔵庫に関する。
冷蔵庫に関する。
【０００２】
【従来の技術】一般的な冷凍サイクルを用いた冷蔵庫は
図２の如く、冷媒を圧縮機１で高圧ガスとし、凝縮器２
で外部と熱交換を行い凝縮し、高圧の液状冷媒とする。
その後、キャピラリーチューブ３をと追って減圧された
冷媒が蒸発器４において蒸発し、その時、蒸発潜熱を用
いて、冷蔵庫を所定の温度まで冷却する。その後、熱交
換した低圧のガス状冷媒が吸入管を通って圧縮機１に戻
り、再び高圧ガスとなり循環するものである。
図２の如く、冷媒を圧縮機１で高圧ガスとし、凝縮器２
で外部と熱交換を行い凝縮し、高圧の液状冷媒とする。
その後、キャピラリーチューブ３をと追って減圧された
冷媒が蒸発器４において蒸発し、その時、蒸発潜熱を用
いて、冷蔵庫を所定の温度まで冷却する。その後、熱交
換した低圧のガス状冷媒が吸入管を通って圧縮機１に戻
り、再び高圧ガスとなり循環するものである。
【０００３】上記の如く冷凍サイクルにおいて、熱負荷
が減少したときに、キャピラリーチューブ３の自己調整
が間に合わず凝縮器２で凝縮した液状冷媒がキャピラリ
ーチューブ３を通り、蒸発器４に大量に流れ込み蒸発し
きれず、圧縮機１に突入し、液圧縮を引き起こしシリン
ダを破壊するという問題が生じる。
が減少したときに、キャピラリーチューブ３の自己調整
が間に合わず凝縮器２で凝縮した液状冷媒がキャピラリ
ーチューブ３を通り、蒸発器４に大量に流れ込み蒸発し
きれず、圧縮機１に突入し、液圧縮を引き起こしシリン
ダを破壊するという問題が生じる。
【０００４】そのため、この問題を解決すべく従来の冷
蔵庫として、特公昭６２−１３１１６５号公報に開示さ
れているように、図２の如く蒸発器４と圧縮機１との間
に以下に示すようなサクションアキュムレータ５を配置
することによって、蒸気のみを圧縮機１に戻るように対
応してきた。それはサクションアキュムレータ５本体内
部の入口部に形状記憶合金からなる伸縮部材６を設けこ
の伸縮部材６の変形伸縮動作により、サクションアキュ
ムレータに流入する冷媒の温度により冷媒の流れる方向
を偏向するものである。
蔵庫として、特公昭６２−１３１１６５号公報に開示さ
れているように、図２の如く蒸発器４と圧縮機１との間
に以下に示すようなサクションアキュムレータ５を配置
することによって、蒸気のみを圧縮機１に戻るように対
応してきた。それはサクションアキュムレータ５本体内
部の入口部に形状記憶合金からなる伸縮部材６を設けこ
の伸縮部材６の変形伸縮動作により、サクションアキュ
ムレータに流入する冷媒の温度により冷媒の流れる方向
を偏向するものである。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
方法によると、霜取り時、蒸発器４より液冷媒が気化し
サクションライン７において圧力が上昇するため液化
し、アキュムレータ５に突入し液分離されるが、充填冷
媒の大部分がサクションアキュムレータ５に突入するた
め、圧縮機１の起動時、圧縮機１の急激な吸い込みに対
して、液冷媒を急膨脹させる事が出来ず、液冷媒のまま
返すことになり、圧縮機信頼性が著しく低かった。
方法によると、霜取り時、蒸発器４より液冷媒が気化し
サクションライン７において圧力が上昇するため液化
し、アキュムレータ５に突入し液分離されるが、充填冷
媒の大部分がサクションアキュムレータ５に突入するた
め、圧縮機１の起動時、圧縮機１の急激な吸い込みに対
して、液冷媒を急膨脹させる事が出来ず、液冷媒のまま
返すことになり、圧縮機信頼性が著しく低かった。
【０００６】本発明は上記の問題に鑑み、霜取り後の起
動時においても冷媒を完全ガス冷媒にして圧縮機に帰還
させ圧縮機の信頼性を高めることができる冷蔵庫の提供
を目的とする。
動時においても冷媒を完全ガス冷媒にして圧縮機に帰還
させ圧縮機の信頼性を高めることができる冷蔵庫の提供
を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は冷媒を圧縮して高温高圧の気体にする圧縮機と冷媒
を冷却して液化する凝縮器と液状冷媒を減圧するキャピ
ラリーチューブと液状冷媒を蒸発させる蒸発器とを備え
た冷蔵庫において、前記蒸発器と圧縮機の間にサクショ
ンアキュムレータと、圧縮機内部に圧縮機アキュムレー
タを設置したものである。
段は冷媒を圧縮して高温高圧の気体にする圧縮機と冷媒
を冷却して液化する凝縮器と液状冷媒を減圧するキャピ
ラリーチューブと液状冷媒を蒸発させる蒸発器とを備え
た冷蔵庫において、前記蒸発器と圧縮機の間にサクショ
ンアキュムレータと、圧縮機内部に圧縮機アキュムレー
タを設置したものである。
【０００８】
【作用】上記解決手段により、霜取り時、蒸発器より液
冷媒が気化しサクションラインにおいて圧力が上昇する
ため液化し、サクションアキュムレータに突入しそこで
液分離され圧縮機起動時、液冷媒のまま圧縮機に突入す
るが圧縮機アキュムレータによる急膨脹により完全なガ
ス冷媒として圧縮機に帰還する。
冷媒が気化しサクションラインにおいて圧力が上昇する
ため液化し、サクションアキュムレータに突入しそこで
液分離され圧縮機起動時、液冷媒のまま圧縮機に突入す
るが圧縮機アキュムレータによる急膨脹により完全なガ
ス冷媒として圧縮機に帰還する。
【０００９】
【実施例】以下本発明の一実施例の冷蔵庫について図面
を参照しながら説明する。なお図中前記従来例と同一符
号は同一部材を示し、その詳細な説明は省略する。図１
は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の冷凍サイクル図であ
る。
を参照しながら説明する。なお図中前記従来例と同一符
号は同一部材を示し、その詳細な説明は省略する。図１
は本発明の一実施例を示す冷蔵庫の冷凍サイクル図であ
る。
【００１０】本実施例の冷蔵庫は図１の如く冷媒を圧縮
して高温高圧の気体にする圧縮機１と冷媒を冷却して凝
縮する凝縮器２と液状冷媒を減圧するキャピラリーチュ
ーブ３と液状冷媒を蒸発させる蒸発器４とからなる。
して高温高圧の気体にする圧縮機１と冷媒を冷却して凝
縮する凝縮器２と液状冷媒を減圧するキャピラリーチュ
ーブ３と液状冷媒を蒸発させる蒸発器４とからなる。
【００１１】そして、蒸発器４と圧縮機１の間にサクシ
ョンアキュムレータ５と圧縮機１内部に圧縮機アキュム
レータ８を設置する。
ョンアキュムレータ５と圧縮機１内部に圧縮機アキュム
レータ８を設置する。
【００１２】上記構成において、霜取り時、蒸発器４よ
り液冷媒が気化しサクションライン７において圧力が上
昇するため液化し、サクションアキュムレータ５に突入
し液分離され圧縮機１起動時、液冷媒のまま圧縮機１に
突入するが圧縮機１内部の圧縮機アキュムレータ８によ
る急膨脹により完全なガス冷媒として圧縮機１に帰還す
る。
り液冷媒が気化しサクションライン７において圧力が上
昇するため液化し、サクションアキュムレータ５に突入
し液分離され圧縮機１起動時、液冷媒のまま圧縮機１に
突入するが圧縮機１内部の圧縮機アキュムレータ８によ
る急膨脹により完全なガス冷媒として圧縮機１に帰還す
る。
【００１３】以上のように、蒸発器４と圧縮機１の間に
サクションアキュムレータ５と圧縮機１内部に圧縮機ア
キュムレータ８を設置する事により、霜取り後の器同時
においても、冷媒を完全なガス冷媒として圧縮機１に帰
還させることができる。
サクションアキュムレータ５と圧縮機１内部に圧縮機ア
キュムレータ８を設置する事により、霜取り後の器同時
においても、冷媒を完全なガス冷媒として圧縮機１に帰
還させることができる。
【００１４】
【発明の効果】以上のように本発明は冷媒を圧縮して高
圧の気体にする圧縮帰途冷媒を冷却して凝縮する凝縮器
と液状冷媒を減圧するキャピラリーチューブと液状冷媒
を蒸発させる蒸発器とを備えた冷蔵庫において、前記蒸
発器と圧縮機の間にサクションアキュムレータと、圧縮
機内部の圧縮機アキュムレータからなり、霜取り時、蒸
発器より液冷媒が気化しサクションラインにおいて圧力
が上昇するため液化し、サクションアキュムレータに突
入し液分離され圧縮機起動時、液冷媒のまま圧縮機に突
入するが圧縮機アキュムレータによる急膨脹により完全
なガス冷媒として圧縮機に帰還する。よって液圧縮機に
よりシリンダの破壊を防止でき圧縮機の信頼性を著しく
高めることが出来る。
圧の気体にする圧縮帰途冷媒を冷却して凝縮する凝縮器
と液状冷媒を減圧するキャピラリーチューブと液状冷媒
を蒸発させる蒸発器とを備えた冷蔵庫において、前記蒸
発器と圧縮機の間にサクションアキュムレータと、圧縮
機内部の圧縮機アキュムレータからなり、霜取り時、蒸
発器より液冷媒が気化しサクションラインにおいて圧力
が上昇するため液化し、サクションアキュムレータに突
入し液分離され圧縮機起動時、液冷媒のまま圧縮機に突
入するが圧縮機アキュムレータによる急膨脹により完全
なガス冷媒として圧縮機に帰還する。よって液圧縮機に
よりシリンダの破壊を防止でき圧縮機の信頼性を著しく
高めることが出来る。
【図１】本発明の一実施例における冷蔵庫の冷凍サイク
ル図
ル図
【図２】従来の冷蔵庫の冷凍サイクル図
【図３】従来の冷蔵庫のアキュムレータを示す断面図
【符号の説明】 １ 圧縮機 ２ 凝縮器 ３ キャピラリーチューブ ４ 凝縮器 ５ サクションアキュムレータ ６ 伸縮部材 ７ サクションライン ８ 圧縮機アキュムレータ
Claims (1)
- 【請求項１】 冷媒を圧縮して高温高圧の気体にする圧
縮機と、冷媒を冷却して凝縮する凝縮器と、液状冷媒を
減圧するキャピラリーチューブと、液状冷媒を蒸発させ
る蒸発器とを備えた冷蔵庫において、前記蒸発器と圧縮
機の間と、圧縮機内部にそれぞれアキュムレータを設置
したことを特徴とする冷蔵庫。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29053093A JPH07139853A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 冷蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP29053093A JPH07139853A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 冷蔵庫 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139853A true JPH07139853A (ja) | 1995-06-02 |
Family
ID=17757223
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP29053093A Pending JPH07139853A (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 冷蔵庫 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07139853A (ja) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5336483U (ja) * | 1976-09-02 | 1978-03-30 | ||
| JPS5517081U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-02 | ||
| JPS60240886A (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒圧縮機 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP29053093A patent/JPH07139853A/ja active Pending
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5336483U (ja) * | 1976-09-02 | 1978-03-30 | ||
| JPS5517081U (ja) * | 1978-07-20 | 1980-02-02 | ||
| JPS60240886A (ja) * | 1984-05-11 | 1985-11-29 | Mitsubishi Electric Corp | 冷媒圧縮機 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| EP0529293B1 (en) | Refrigerating system | |
| KR20010037714A (ko) | 두 개의 증발기를 구비한 냉장고의 냉동 시스템 | |
| JPH0331981B2 (ja) | ||
| US5454228A (en) | Refrigeration system for fluid chilling packages | |
| JPH06159831A (ja) | 冷凍装置 | |
| US6539732B2 (en) | Refrigeration system and method of operation therefor | |
| JPH07139853A (ja) | 冷蔵庫 | |
| US11859881B2 (en) | Refrigeration system and control method therefor | |
| CN109442778B (zh) | 空调系统 | |
| JPH07139854A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JP3329114B2 (ja) | 冷媒回収装置 | |
| KR0118457B1 (ko) | 냉동사이클 장치 | |
| JPS6246775B2 (ja) | ||
| JPH0664071U (ja) | 多元冷凍装置 | |
| JPH086977B2 (ja) | ２段圧縮冷凍サイクルと空気調和機 | |
| KR930016741A (ko) | 냉장고의 냉동장치 | |
| JPH08271092A (ja) | 冷蔵庫 | |
| JPS6277551A (ja) | 冷凍装置 | |
| KR19990018454U (ko) | 냉장고용 냉동사이클장치 | |
| JP2001041599A (ja) | 冷凍装置 | |
| JPH03158660A (ja) | 冷凍装置 | |
| KR980010249A (ko) | 에어콘의 냉각 사이클장치 | |
| KR20240011337A (ko) | 저단측 액열기를 이용하여 고단측 과냉도를 높혀 시스템 냉동능력을 향상시킨 이원냉동시스템 | |
| KR19990074486A (ko) | 2단팽창을 이용한 냉장고 | |
| KR200226903Y1 (ko) | 액상냉매 공급용 분기관을 가지는 어큐뮤레이터 |