JPH07139324A - エンジンの圧送油路のリリーフ弁装置 - Google Patents
エンジンの圧送油路のリリーフ弁装置Info
- Publication number
- JPH07139324A JPH07139324A JP28545393A JP28545393A JPH07139324A JP H07139324 A JPH07139324 A JP H07139324A JP 28545393 A JP28545393 A JP 28545393A JP 28545393 A JP28545393 A JP 28545393A JP H07139324 A JPH07139324 A JP H07139324A
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- Japan
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- ball valve
- relief
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 調圧作動時にボール弁体４のチャタリング音
を解消する。 【構成】 リリーフ弁室６の出口連通室部６ｂに、ボー
ル弁体４を進退案内する円弧状のガイド壁７とオイル出
口１０とを、当該ボール弁体４の進退移動範囲に亙り形
成する。このガイド壁７は、リリーフ弁室６の弁室部６
ａの内径と同一半径の円弧で、ボール弁体４を弁室部６
ａから出口連通室部６ｂへ進退自在に密嵌案内するよう
に構成する。
を解消する。 【構成】 リリーフ弁室６の出口連通室部６ｂに、ボー
ル弁体４を進退案内する円弧状のガイド壁７とオイル出
口１０とを、当該ボール弁体４の進退移動範囲に亙り形
成する。このガイド壁７は、リリーフ弁室６の弁室部６
ａの内径と同一半径の円弧で、ボール弁体４を弁室部６
ａから出口連通室部６ｂへ進退自在に密嵌案内するよう
に構成する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、エンジンの圧送油路
のリリーフ弁装置に関するものである。
のリリーフ弁装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】この種の装置としては従来より、例えば
図２に示すもの(以下従来例１という)、あるいは図３に
示すもの(以下従来例２という)が知られている。従来例
１は、図２に示すように、潤滑ポンプ１の下流側のエン
ジンの圧送油路２にリリーフオイルＯi のオイル入口３
を臨ませて開口し、このオイル入口３をボール弁体４で
開閉自在に閉止し、このボール弁体４をリリーフバネ５
により上記オイル入口３へ向けて弾圧するように構成さ
れている。
図２に示すもの(以下従来例１という)、あるいは図３に
示すもの(以下従来例２という)が知られている。従来例
１は、図２に示すように、潤滑ポンプ１の下流側のエン
ジンの圧送油路２にリリーフオイルＯi のオイル入口３
を臨ませて開口し、このオイル入口３をボール弁体４で
開閉自在に閉止し、このボール弁体４をリリーフバネ５
により上記オイル入口３へ向けて弾圧するように構成さ
れている。
【０００３】上記ボール弁体４及びリリーフバネ５はリ
リーフ弁室６に収容され、このリリーフ弁室６は、上記
オイル入口３に臨ませて形成された弁室部６ａと、この
弁室部６ａと直列状に形成され、上記リリーフバネ５を
収容するとともに、リリーフオイルＯi のオイル出口１
０を開口した出口連通室部６ｂとから成り、上記圧送油
路２の油圧Ｐが開弁始動圧Ｐ1 を越えた状態では、上記
ボール弁体４が弁室部６ａから出口連通室部６ｂへ後退
して、上記オイル入口３とオイル出口１０とを連通し、
リリーフオイルＯi をオイル出口１０よりリリーフする
ように構成されている。
リーフ弁室６に収容され、このリリーフ弁室６は、上記
オイル入口３に臨ませて形成された弁室部６ａと、この
弁室部６ａと直列状に形成され、上記リリーフバネ５を
収容するとともに、リリーフオイルＯi のオイル出口１
０を開口した出口連通室部６ｂとから成り、上記圧送油
路２の油圧Ｐが開弁始動圧Ｐ1 を越えた状態では、上記
ボール弁体４が弁室部６ａから出口連通室部６ｂへ後退
して、上記オイル入口３とオイル出口１０とを連通し、
リリーフオイルＯi をオイル出口１０よりリリーフする
ように構成されている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例１では、リ
リーフ弁室６の弁室部６ａと出口連通室部６ｂとの段差
部でボール弁体４がチャタリング音を生じる。上記難点
は、出口連通室部６ｂの内径がボール弁体４よりも十分
に大きいため、圧送油路２の油圧が開弁始動圧Ｐ1 以上
になると（以下調圧作動時という）、出口連通室部６ｂ
内でボール弁体４が踊り、あるいは上記段差部に当たっ
てチャタリング音を発生するのである。
リーフ弁室６の弁室部６ａと出口連通室部６ｂとの段差
部でボール弁体４がチャタリング音を生じる。上記難点
は、出口連通室部６ｂの内径がボール弁体４よりも十分
に大きいため、圧送油路２の油圧が開弁始動圧Ｐ1 以上
になると（以下調圧作動時という）、出口連通室部６ｂ
内でボール弁体４が踊り、あるいは上記段差部に当たっ
てチャタリング音を発生するのである。
【０００５】これを解消するには、従来例２(図３)のよ
うに、ボール弁体４をピストン弁体４Ａに代えるととも
に、このピストン弁体４Ａがリリーフ弁室６内を密嵌状
態で進退するように構成することが考えられるが、ピス
トン弁体４Ａには、リリーフ弁室６内のバネ収容部のオ
イルＯiを逃がすためのリリーフ弁口４ａやバネ受け座
４ｂを形成する必要があり、その構造からコスト高につ
く。本発明はこのような事情を考慮してなされたもの
で、ボール弁体４のチャタリング音を解消し、併せて安
価に実施できるようにすることを技術課題とする。
うに、ボール弁体４をピストン弁体４Ａに代えるととも
に、このピストン弁体４Ａがリリーフ弁室６内を密嵌状
態で進退するように構成することが考えられるが、ピス
トン弁体４Ａには、リリーフ弁室６内のバネ収容部のオ
イルＯiを逃がすためのリリーフ弁口４ａやバネ受け座
４ｂを形成する必要があり、その構造からコスト高につ
く。本発明はこのような事情を考慮してなされたもの
で、ボール弁体４のチャタリング音を解消し、併せて安
価に実施できるようにすることを技術課題とする。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明が採用した手段は、前記従来例１のリリーフ
弁装置において、上記リリーフ弁室６の出口連通室部６
ｂに、上記ボール弁体４を進退案内する円弧状のガイド
壁７と上記オイル出口１０とを、当該ボール弁体４の進
退移動範囲に亙り形成し、このガイド壁７は上記弁室部
６ａの内径と同一半径の円弧で、上記ボール弁体４を上
記弁室部６ａから出口連通室部６ｂへ進退自在に密嵌案
内するように構成したことを特徴とするものである。
に、本発明が採用した手段は、前記従来例１のリリーフ
弁装置において、上記リリーフ弁室６の出口連通室部６
ｂに、上記ボール弁体４を進退案内する円弧状のガイド
壁７と上記オイル出口１０とを、当該ボール弁体４の進
退移動範囲に亙り形成し、このガイド壁７は上記弁室部
６ａの内径と同一半径の円弧で、上記ボール弁体４を上
記弁室部６ａから出口連通室部６ｂへ進退自在に密嵌案
内するように構成したことを特徴とするものである。
【０００７】
【発明の作用】本発明では、図１(Ａ)及び(Ｂ１〜Ｂ４)
に示すように、リリーフ弁室６の出口連通室部６ｂに形
成されているガイド壁７が、ボール弁体４を上記弁室部
６ａから出口連通室部６ｂへ進退自在に密嵌案内する。
このガイド壁７は上記弁室部６ａの内径と同一半径の円
弧で形成され、ボール弁体４の進退移動範囲に亙り形成
されているので、調圧作動時にボール弁体４が踊ったり
することはなくなる。
に示すように、リリーフ弁室６の出口連通室部６ｂに形
成されているガイド壁７が、ボール弁体４を上記弁室部
６ａから出口連通室部６ｂへ進退自在に密嵌案内する。
このガイド壁７は上記弁室部６ａの内径と同一半径の円
弧で形成され、ボール弁体４の進退移動範囲に亙り形成
されているので、調圧作動時にボール弁体４が踊ったり
することはなくなる。
【０００８】
【発明の効果】本発明は上記のように構成され、作用す
ることから、調圧作動時にボール弁体４が踊ったりする
ことがなくなるのでチャタリング音を解消することがで
きる。また、ボール弁体を使用できるので、安価に実施
することができる。
ることから、調圧作動時にボール弁体４が踊ったりする
ことがなくなるのでチャタリング音を解消することがで
きる。また、ボール弁体を使用できるので、安価に実施
することができる。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいてさらに
詳しく説明する。図１は本発明の実施例に係るリリーフ
弁装置を示し、同図(Ａ)はリリーフ弁装置の断面図、同
図(Ｂ１)〜(Ｂ４)は、それぞれ図１中の出口連通室部６
ｂの変形例を示すＢ−Ｂ線矢視断面図である。
詳しく説明する。図１は本発明の実施例に係るリリーフ
弁装置を示し、同図(Ａ)はリリーフ弁装置の断面図、同
図(Ｂ１)〜(Ｂ４)は、それぞれ図１中の出口連通室部６
ｂの変形例を示すＢ−Ｂ線矢視断面図である。
【００１０】このリリーフ弁装置は、例えばエンジンの
ギヤケース壁に組み込まれ、図４の従来例１と同様の基
本構造を具備して成る。即ち、図１(Ａ)に示すように、
潤滑ポンプ１の下流側のエンジンの圧送油路２にリリー
フオイルＯi のオイル入口３を臨ませて開口し、このオ
イル入口３をボール弁体４で開閉自在に閉止し、このボ
ール弁体４をリリーフバネ５により上記オイル入口３へ
向けて弾圧するように構成されている。なお、符号１１
はリリーフ弁装置を構成する弁筒部分、符号１２はリリ
ーフバネ５を受け止める閉止栓であり、弁筒部分１１
は、エンジンのギヤケース壁と一体に形成されている。
ギヤケース壁に組み込まれ、図４の従来例１と同様の基
本構造を具備して成る。即ち、図１(Ａ)に示すように、
潤滑ポンプ１の下流側のエンジンの圧送油路２にリリー
フオイルＯi のオイル入口３を臨ませて開口し、このオ
イル入口３をボール弁体４で開閉自在に閉止し、このボ
ール弁体４をリリーフバネ５により上記オイル入口３へ
向けて弾圧するように構成されている。なお、符号１１
はリリーフ弁装置を構成する弁筒部分、符号１２はリリ
ーフバネ５を受け止める閉止栓であり、弁筒部分１１
は、エンジンのギヤケース壁と一体に形成されている。
【００１１】上記ボール弁体４及びリリーフバネ５はリ
リーフ弁室６に収容される。このリリーフ弁室６は、オ
イル入口３に臨ませて形成されてボール弁体４を進退自
在に密嵌した弁室部６ａと、上記リリーフバネ５を収容
する出口連通室部６ｂとから成る。上記出口連通室部６
ｂは、弁室部６ａと直列状に形成され、この出口連通室
部６ｂには、リリーフオイルＯi のオイル出口１０が開
口されている。従って圧送油路２の油圧Ｐが開弁始動圧
Ｐ1 を越えた時には、ボール弁体４が油圧Ｐを受けてリ
リーフバネ５を圧縮し、ボール弁体４は弁室部６ａから
出口連通室部６ｂへ後退する。これにより、上記オイル
入口３とオイル出口１０とが連通してリリーフオイルＯ
i をオイル出口１０よりリリーフする。
リーフ弁室６に収容される。このリリーフ弁室６は、オ
イル入口３に臨ませて形成されてボール弁体４を進退自
在に密嵌した弁室部６ａと、上記リリーフバネ５を収容
する出口連通室部６ｂとから成る。上記出口連通室部６
ｂは、弁室部６ａと直列状に形成され、この出口連通室
部６ｂには、リリーフオイルＯi のオイル出口１０が開
口されている。従って圧送油路２の油圧Ｐが開弁始動圧
Ｐ1 を越えた時には、ボール弁体４が油圧Ｐを受けてリ
リーフバネ５を圧縮し、ボール弁体４は弁室部６ａから
出口連通室部６ｂへ後退する。これにより、上記オイル
入口３とオイル出口１０とが連通してリリーフオイルＯ
i をオイル出口１０よりリリーフする。
【００１２】以下本発明に係る実施例装置の特徴につい
て説明する。上記リリーフ弁室６の出口連通室部６ｂ
に、ボール弁体４を進退案内する円弧状のガイド壁７と
オイル出口１０とを形成する。これらのガイド壁７とオ
イル出口１０は、ボール弁体４の進退移動範囲に亙り形
成する。また、出口連通室部６ｂの後部にもオイルの副
出口１０ｃを開口し、上記リリーフバネ５の収縮時にお
けるオイルによる抵抗を解消するように構成する。上記
ガイド壁７は、図１(Ｂ１)〜(Ｂ４)に示すように、上記
弁室部６ａの内径と同一半径の円弧で、前後切れ目なく
連接して形成し、ボール弁体４を弁室部６ａから出口連
通室部６ｂへ円滑に進退自在に密嵌案内するように構成
する。これにより、調圧作動時にボール弁体４が踊った
りすることはなくなり、チャタリング音を解消すること
ができる。
て説明する。上記リリーフ弁室６の出口連通室部６ｂ
に、ボール弁体４を進退案内する円弧状のガイド壁７と
オイル出口１０とを形成する。これらのガイド壁７とオ
イル出口１０は、ボール弁体４の進退移動範囲に亙り形
成する。また、出口連通室部６ｂの後部にもオイルの副
出口１０ｃを開口し、上記リリーフバネ５の収縮時にお
けるオイルによる抵抗を解消するように構成する。上記
ガイド壁７は、図１(Ｂ１)〜(Ｂ４)に示すように、上記
弁室部６ａの内径と同一半径の円弧で、前後切れ目なく
連接して形成し、ボール弁体４を弁室部６ａから出口連
通室部６ｂへ円滑に進退自在に密嵌案内するように構成
する。これにより、調圧作動時にボール弁体４が踊った
りすることはなくなり、チャタリング音を解消すること
ができる。
【００１３】図１(Ｂ１）は出口連通室部６ｂの第１の
変形例を示す。この変形例１では、出口連通室部６ｂ内
の左右一対の円弧状の壁面をガイド壁７とし、このガイ
ド壁７・７で囲まれた進退通路をボール弁体４が密嵌状
態で進退する。また、オイル出口１０はボール弁体４の
進退通路の上側に位置する上側出口ポート１０ａと下側
に位置する下側出口ポート１０ｂとから成り、これらの
両ポート１０ａ・１０ｂはボール弁体４の進退通路を介
して連通している。このように両ポート１０ａ・１０ｂ
を形成することにより、ボール弁体４が片方に押され、
片当たりして偏摩耗するのを防止することができる。
変形例を示す。この変形例１では、出口連通室部６ｂ内
の左右一対の円弧状の壁面をガイド壁７とし、このガイ
ド壁７・７で囲まれた進退通路をボール弁体４が密嵌状
態で進退する。また、オイル出口１０はボール弁体４の
進退通路の上側に位置する上側出口ポート１０ａと下側
に位置する下側出口ポート１０ｂとから成り、これらの
両ポート１０ａ・１０ｂはボール弁体４の進退通路を介
して連通している。このように両ポート１０ａ・１０ｂ
を形成することにより、ボール弁体４が片方に押され、
片当たりして偏摩耗するのを防止することができる。
【００１４】図１(Ｂ２)は出口連通室部６ｂの第２の変
形例を示す。この変形例２では、出口連通室部６ｂ内の
上下と右の円弧状の壁面を連続させてガイド壁７とし、
これらのガイド壁７で囲まれた進退通路をボール弁体４
が密嵌状態で進退する。また、オイル出口１０はボール
弁体４の進退通路の左側に位置する左側出口ポートとし
て形成されされている。
形例を示す。この変形例２では、出口連通室部６ｂ内の
上下と右の円弧状の壁面を連続させてガイド壁７とし、
これらのガイド壁７で囲まれた進退通路をボール弁体４
が密嵌状態で進退する。また、オイル出口１０はボール
弁体４の進退通路の左側に位置する左側出口ポートとし
て形成されされている。
【００１５】図１(Ｂ３)は出口連通室部６ｂの第３の変
形例を示し、この変形例３では、出口連通室部６ｂ内の
上下の円弧状の壁面をガイド壁７とし、この壁面７・７
で囲まれた進退通路をボール弁体４が密嵌状態で進退す
る。また、オイル出口１０は上記変形例２と同様の出口
ポート１０を左右一対に形成する。この場合もボール弁
体４が片当たりして偏摩耗するのを防止することができ
る。
形例を示し、この変形例３では、出口連通室部６ｂ内の
上下の円弧状の壁面をガイド壁７とし、この壁面７・７
で囲まれた進退通路をボール弁体４が密嵌状態で進退す
る。また、オイル出口１０は上記変形例２と同様の出口
ポート１０を左右一対に形成する。この場合もボール弁
体４が片当たりして偏摩耗するのを防止することができ
る。
【００１６】図１(Ｂ４)は出口連通室部６ｂの第４の変
形例を示す。この変形例１では、出口連通室部６ｂ内の
左右と上の円弧状の壁面を連続させてガイド壁７とし、
このガイド壁７で囲まれた進退通路をボール弁体４が密
嵌状態で進退する。また、オイル出口１０はボール弁体
４の進退通路の下側に位置する下側出口ポートとして形
成されされている。なお、出口連通室部６ｂ内のガイド
壁７は、弁室部６ａの内径と同一半径の円弧で、前後切
れ目なく連接して形成することが肝要であり、ガイド壁
７自体やオイル出口１０自体の形態については、上記実
施例に限らず、適宜変更を加えて実施し得る。
形例を示す。この変形例１では、出口連通室部６ｂ内の
左右と上の円弧状の壁面を連続させてガイド壁７とし、
このガイド壁７で囲まれた進退通路をボール弁体４が密
嵌状態で進退する。また、オイル出口１０はボール弁体
４の進退通路の下側に位置する下側出口ポートとして形
成されされている。なお、出口連通室部６ｂ内のガイド
壁７は、弁室部６ａの内径と同一半径の円弧で、前後切
れ目なく連接して形成することが肝要であり、ガイド壁
７自体やオイル出口１０自体の形態については、上記実
施例に限らず、適宜変更を加えて実施し得る。
【図１】本発明の実施例に係るリリーフ弁装置を示し、
同図(Ａ)はリリーフ弁装置の断面図、同図(Ｂ１)〜(Ｂ
４)は、それぞれ図１中の出口連通室部６ｂの変形例を
示すＢ−Ｂ線矢視断面図である。
同図(Ａ)はリリーフ弁装置の断面図、同図(Ｂ１)〜(Ｂ
４)は、それぞれ図１中の出口連通室部６ｂの変形例を
示すＢ−Ｂ線矢視断面図である。
【図２】従来例１の図１(Ａ)に相当する図である。
【図３】従来例２の図１(Ａ)に相当する図である。
２…圧送油路、 ３…オイル入口、 ４…ボ
ール弁体、５…リリーフバネ、 ６…リリーフ弁室、
６ａ…弁室部、６ｂ…出口連通室部、 ７…ガイド
壁、 １０…オイル出口、Ｏi …リリーフオイ
ル、Ｐ1 …開弁始動圧。
ール弁体、５…リリーフバネ、 ６…リリーフ弁室、
６ａ…弁室部、６ｂ…出口連通室部、 ７…ガイド
壁、 １０…オイル出口、Ｏi …リリーフオイ
ル、Ｐ1 …開弁始動圧。
Claims (1)
- 【請求項１】 エンジンの圧送油路(２)に臨ませて開口
したリリーフオイル(Ｏi)のオイル入口(３)と、このオ
イル入口(３)を開閉自在に閉止するボール弁体(４)と、
このボール弁体(４)を閉弁側へ弾圧するリリーフバネ
(５)と、当該ボール弁体(４)とリリーフバネ(５)とを収
容するリリーフ弁室(６)とを具備して成り、 上記リリーフ弁室(６)は、上記オイル入口(３)に臨ませ
て形成され、上記ボール弁体(４)を進退自在に密嵌案内
する弁室部(6a)と、この弁室部(6a)と直列状に形成さ
れ、上記リリーフバネ(５)を収容するとともに、上記リ
リーフオイル(Ｏi)のオイル出口(10)を開口した出口連
通室部(6b)とから成り、 上記圧送油路(２)の油圧が開弁始動圧(Ｐ1)以上では、
上記ボール弁体(４)が弁室部(6a)から出口連通室部(6b)
へ後退して上記オイル入口(３)とオイル出口(10)とを連
通するように構成したエンジンの圧送油路のリリーフ弁
装置において、 上記リリーフ弁室(６)の出口連通室部(6b)に、上記ボー
ル弁体(４)を進退案内する円弧状のガイド壁(７)と上記
オイル出口(10)とを、当該ボール弁体(４)の進退移動範
囲に亙り形成し、このガイド壁(７)は上記弁室部(6a)の
内径と同一半径の円弧で、ボール弁体(４)を上記弁室部
(6a)から出口連通室部(6b)へ進退自在に密嵌案内するよ
うに構成したことを特徴とするエンジンの圧送油路のリ
リーフ弁装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285453A JP2887639B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンジンの圧送油路のリリーフ弁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5285453A JP2887639B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンジンの圧送油路のリリーフ弁装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07139324A true JPH07139324A (ja) | 1995-05-30 |
| JP2887639B2 JP2887639B2 (ja) | 1999-04-26 |
Family
ID=17691720
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5285453A Expired - Lifetime JP2887639B2 (ja) | 1993-11-16 | 1993-11-16 | エンジンの圧送油路のリリーフ弁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2887639B2 (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006112550A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Ntn Corp | チェーンテンショナ |
| JP2014234830A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-15 | 株式会社ケーヒン | リリーフバルブ及びそれを備える油圧制御装置 |
| CN105179763A (zh) * | 2015-08-17 | 2015-12-23 | 宁波圣龙汽车动力系统股份有限公司 | 两段式球阀 |
| US9488268B2 (en) | 2013-05-30 | 2016-11-08 | Keihin Corporation | Hydraulic pressure control apparatus |
| CN108343766A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-07-31 | 北京东方通捷燃气有限责任公司 | 一种燃气减压阀 |
-
1993
- 1993-11-16 JP JP5285453A patent/JP2887639B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006112550A (ja) * | 2004-10-15 | 2006-04-27 | Ntn Corp | チェーンテンショナ |
| JP2014234830A (ja) * | 2013-05-30 | 2014-12-15 | 株式会社ケーヒン | リリーフバルブ及びそれを備える油圧制御装置 |
| US9488268B2 (en) | 2013-05-30 | 2016-11-08 | Keihin Corporation | Hydraulic pressure control apparatus |
| US9829089B2 (en) | 2013-05-30 | 2017-11-28 | Keihin Corporation | Hydraulic pressure control apparatus |
| CN105179763A (zh) * | 2015-08-17 | 2015-12-23 | 宁波圣龙汽车动力系统股份有限公司 | 两段式球阀 |
| CN108343766A (zh) * | 2018-01-22 | 2018-07-31 | 北京东方通捷燃气有限责任公司 | 一种燃气减压阀 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2887639B2 (ja) | 1999-04-26 |
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