JPH0713924A - バスドライバレシーバ集積回路 - Google Patents

バスドライバレシーバ集積回路

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JPH0713924A
JPH0713924A JP5156466A JP15646693A JPH0713924A JP H0713924 A JPH0713924 A JP H0713924A JP 5156466 A JP5156466 A JP 5156466A JP 15646693 A JP15646693 A JP 15646693A JP H0713924 A JPH0713924 A JP H0713924A
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Isao Ishizaki
功 石崎
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NEC Ibaraki Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 内部に共通バスのクロックとプロセッサのク
ロックとを同期させる機構を設け、また転送データを蓄
積しておくレジスタまたはレジスタファイルを設け、デ
ータの送受信用の入出力バッフアを制御する信号を内部
で生成し、共通バスのバイト幅や信号線種の状況に対応
できるバイトスライス構成とする。 【効果】 アドレス情報および命令情報およびデータの
送受を一つの素子で行うことができ、共通バスの動作ク
ロックとプロセッサとの動作クロックとが同期していな
い場合でもそれらを同期させることができ、共通バスの
動作クロックが高速なためにプロセッサの動作がそれに
追付けない場合でもデータを蓄積しておくことができ、
共通バスの高速処理に対処することが可能になる。ま
た、パリティチェック回路を設けることにより、データ
の正当性の確保を検証することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、共通バスとプロセッサ
との間に位置し、共通バスの共通信号群の送受信に使用
するためのバスドライバレシーバ集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】共通バスとプロセッサとの間に位置し、
共通バスの共通信号群の送受信に使用するための従来の
バスドライバレシーバ回路は、市販の汎用の素子を使用
して構成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、従来
のバスドライバレシーバ回路は、市販の汎用の素子を使
用して構成しているため、アドレス情報の送受用と、命
令情報の送受用と、データの送受用とに対して異った素
子を使用しなければならいという問題点を有している。
更に、共通バスの動作クロックとプロセッサとの動作ク
ロックとが同期していない場合は、それらを同期させる
ための回路を追加する必要があり、また、共通バスの動
作クロックが高速なためにプロセッサの動作がそれに追
付けない場合は、データを蓄積しておく回路を追加する
必要があり、また、データの正当性の確保を検証する必
要がある場合は、チェック回路を追加する必要がある等
の問題点も有している。更にまた、共通バスに対して送
出するデータの出力制御信号をバスドライバ以外の素子
によって出力しているため、共通バスのクロックサイク
ルの高速化に対する限界値が低く、高速化を実現するた
めの妨げとなっているという問題点も有している。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第一のバスドラ
イバレシーバ集積回路は、共通バスと接続する第一およ
び第四の入出力バッファと、プロセッサと接続する第二
および第三の入出力バッファと、前記共通バスに対して
送出するアドレス情報または命令情報を格納する第一の
レジスタと、前記共通バスからのアドレス情報または命
令情報を受信して格納する第二のレジスタと、前記第一
の入出力バッファに対して送出するデータを格納する第
三のレジスタと、前記共通バスに対して送出する書込み
データを格納する第一のレジスタファイルと、前記共通
バスからの読出しデータを受信して格納する第二のレジ
スタファイルと、前記第一のレジスタファイルの書込み
番地を指定する第一のカウンタと、前記第一のレジスタ
ファイルの読出し番地を指定する第二のカウンタと、前
記第二のレジスタファイルの書込み番地を指定する第三
のカウンタと、前記第二のレジスタファイルの読出し番
地を指定する第四のカウンタと、前記第一の入出力バッ
ファの出力の制御を行う第一のフリップフロップと、前
記第二の入出力バッファの出力の制御を行う第二のフリ
ップフロップと、前記第四の入出力バッファの出力の制
御を行う第三のフリップフロップと、前記共通バスに対
して送出するエラー情報を格納する第四のフリップフロ
ップと、前記共通バスからのエラー情報を受信して格納
する第五のフリップフロップと、前記第一のレジスタに
格納されているデータまたは前記第一のレジスタファイ
ルに格納されているデータの選択を指示する第六のフリ
ップフロップと、前記第五のフリップフロップの指示に
よって前記第一のレジスタに格納されているデータまた
は前記第一のレジスタファイルに格納されているデータ
のうちの何れか一方を選択する第一の切換回路と、前記
第一の切換回路からのデータまたは前記第二の入出力バ
ッファからのデータのうちの何れか一方を選択する第二
の切換回路と、前記第二のフリップフロップからのデー
タまたは入力バッファからのデータのうちの何れか一方
を選択する第三の切換回路とを備えたものであり、更
に、前記第三のレジスタの出力データのパリティチェッ
クを行ってその結果を出力する第一のパリティチェック
回路と、前記第二のレジスタの出力データのパリティチ
ェックを行ってその結果を出力する第二のパリティチェ
ック回路とを備えたものである。
【0005】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0006】図1は本発明の一実施例を示すブロック図
である。図1において、参照符号1〜4は入出力バッフ
ァであり、入出力バッファ1およびは入出力バッファ4
は、共通バスであるシステムバスと接続し、入出力バッ
ファ2および入出力バッファ3は、プロセッサと接続す
る。
【0007】参照符号10〜12はレジスタであり、レ
ジスタ(ASN)10は、システムバスに対して送出す
るアドレス情報または命令情報を格納し、レジスタ(S
ASN)11は、システムバスからのアドレス情報また
は命令情報を受信して格納し、レジスタ(SDT)12
は、入出力バッファ1に対して送出するデータを格納す
る。
【0008】参照符号20および21はレジスタファイ
ルであり、レジスタファイル(WBF)20は、システ
ムバスに対して送出する書込みデータを格納し、レジス
タファイル(RBF)21は、システムバスからの読出
しデータを受信して格納する。
【0009】参照符号30〜33はカウンタ(+1カウ
ンタ)であり、カウンタ(WWA)30は、レジスタフ
ァイル(WBF)20の書込み番地を指定し、カウンタ
(WRA)31は、レジスタファイル(WBF)20の
読出し番地を指定し、カウンタ(RWA)3Dは、レジ
スタファイル(RBF)21の書込み番地を指定し、カ
ウンタ(RRA)33は、レジスタファイル(RBF)
21の読出し番地を指定する。
【0010】参照符号40〜45はフリップフロップで
あり、フリップフロップ(EC)40は、入出力バッフ
ァ1の出力の制御を行い、フリップフロップ(EB)4
1は、入出力バッファ2の出力の制御を行い、フリップ
フロップ(EE)42は、入出力バッファ4の出力の制
御を行い、フリップフロップ(EO)43は、システム
バスに対して送出するエラー情報を格納し、フリップフ
ロップ(EI)44は、システムバスからのエラー情報
を受信して格納し、フリップフロップ(SA)45は、
レジスタ(ASN)10に格納されているデータまたは
レジスタファイル(WBF)20に格納されているデー
タの選択を指示する。
【0011】参照符号50〜52は切換回路であり、切
換回路(ADS)50は、フリップフロップ(SA)4
5の指示によってレジスタ(ASN)10に格納されて
いるデータまたはレジスタファイル(WBF)20に格
納されているデータのうちの何れか一方を選択し、切換
回路(SDS)51は、切換回路(ADS)50からの
データまたは入出力バッファ2からのデータのうちの何
れか一方を選択し、切換回路(EBS)52は、フリッ
プフロップ(EB)41からのデータまたは入力バッフ
ァ78からのデータのうちの何れか一方を選択する。
【0012】参照符号60および61はパリティチェッ
ク回路であり、パリティチェック回路60は、レジスタ
(SDT)12の出力データのパリティチェックを行っ
てその結果を出力し、パリティチェック回路61は、レ
ジスタ(SASN)11の出力データのパリティチェッ
クを行ってその結果を出力する。
【0013】参照符号70〜86は入力バッファであ
り、これらはすべてプロセッサと接続する。入力バッフ
ァ70は、フリップフロップ(SA)45に対して切換
回路(ADS)50の選択動作を制御するためのデータ
を供給する。論理値“0”のときはレジスタファイル
(WBF)20に格納されているデータを選択し、論理
値“1”のときはレジスタ(ASN)10に格納されて
いるデータを選択するように制御する。入力バッファ7
1は、レジスタファイル(WBF)20に対するデータ
の格納の指示と、カウンタ(WWA)30に対する+1
のカウントの指示とを行う。入力バッファ72は、カウ
ンタ(WRA)31に対する+1のカウントの指示を行
う。入力バッファ73は、レジスタファイル(RBF)
21に対するデータの格納の指示と、カウンタ(RW
A)32に対する+1のカウントの指示とを行う。入力
バッファ74は、カウンタ(RRA)33に対する+1
のカウントの指示を行う。入力バッファ75は、入出力
バッファ3に対して出力の指示を行う。入力バッファ7
6は、入出力バッファ2に対して出力の指示を行う。入
力バッファ77は、フリップフロップ(EB)41に対
してデータを供給して入出力バッファ2に対して出力の
指示を行う。入力バッファ78は、切換回路(EBS)
52の選択動作を制御する。論理値“0”のときはフリ
ップフロップ(EB)41に格納されているデータを選
択し、論理値“1”のときは入力バッファ76からのデ
ータを選択するように制御する。入力バッファ79は、
切換回路(SDS)51の選択動作を制御する。論理値
“0”のときは切換回路(ADS)50に格納されてい
るデータを選択し、論理値“1”のときは入力バッファ
79からのデータを選択するように制御する。
【0014】入力バッファ80は、レジスタ(ASN)
10およびレジスタ(SASN)11およびレジスタフ
ァイル(RBF)21およびカウンタ(WRA)31お
よびカウンタ(RWA)32およびフリップフロップ
(EC)40およびフリップフロップ(EE)42およ
びフリップフロップ(EO)43およびフリップフロッ
プ(EI)44およびフリップフロップ(SA)45に
対してシステムバスクロックを供給する。入力バッファ
81は、レジスタファイル(WBF)20およびカウン
タ(WWA)30およびカウンタ(RRA)33および
フリップフロップ(EB)41に対してプロセッサクロ
ックを供給する。システムバスクロックとプロセッサク
ロックとは、同期クロックでも非同期クロックでも同相
クロックでもよい。入力バッファ82は、本バスドライ
バレシーバ集積回路(バスドライバレシーバLSI)を
初期化するための信号を供給する。
【0015】入力バッファ83は、フリップフロップ
(EE)42に対してデータを供給して入出力バッファ
4に対して出力の指示を行う。入力バッファ84は、フ
リップフロップ(EO)43に対してデータを供給す
る。入力バッファ85は、レジスタ(ASN)10に対
して入出力バッファ3からのデータを格納する指示を行
う。入力バッファ86は、システムバスが使用可能であ
ることを示す信号を入力してフリップフロップ(EC)
40に送出する。
【0016】参照符号90〜92は出力バッファであ
り、これらもまたプロセッサと接続する。出力バッファ
90は、フリップフロップ(EI)44の出力データを
入力し、システムバスに対して送出するエラー信号をプ
ロセッサに対して送出する。出力バッファ91は、パリ
ティチェック回路60の出力信号を入力し、レジスタ
(SDT)12に格納したデータのパリティチェックを
行った結果をプロセッサに報告する。出力バッファ91
は、パリティチェック回路61の出力信号を入力し、レ
ジスタ(SASN)11に格納したデータのパリティチ
ェックを行った結果をプロセッサに報告する。
【0017】図2は図1の実施例と共通バスおよびプロ
セッサとの接続状態を示すブロック図である。
【0018】図2において、参照符号100〜104は
システムバス線群であり、システムバス線群(ADW
D)100は、アドレス情報と書込みデータとの送受ラ
インである。システムバス線群(CDWD)101は、
バス命令情報と書込みデータとの送受ラインである。シ
ステムバス線群(WMSK)102は、書込み位置を指
示するラインである。システムバス線群(RDTU)1
03は、読出しデータの上位データを出力するラインで
ある。システムバス線群(RDTL)104は、読出し
データの下位データを出力するラインである。
【0019】参照符号300a〜300eは、それぞれ
図1のバスドライバレシーバLSIであり、参照符号2
00は、プロセッサ(RPC)である。
【0020】参照符号110〜114は、バスドライバ
レシーバLSI300a〜300eとプロセッサ(RP
C)200との接続線であり、接続線(ライン)110
はアドレス情報の送受ライン、接続線(ライン)111
はバス命令情報の送受ライン、接続線(ライン)112
は書込み位置指示データの送出ライン、接続線(ライ
ン)113は読出しデータの受信ライン、接続線(ライ
ン)114は書込みデータの送出ラインである。
【0021】図3は図1の実施例に対する共通バスから
の命令のうち、メモリ書込み命令およびメモリ読出し命
令を示すタイミングチャートで、(a)は、メモリ書込
み命令において、1ワードの書込みデータを送出する場
合のタイミングチャート、(b)は、メモリ書込み命令
において、4ワードの書込みデータを送出する場合のタ
イミングチャート、(c)は、メモリ読出し命令におい
て、1ワードの読出しデータが送られてくる場合のタイ
ミングチャート、(d)は、メモリ読出し命令におい
て、4ワードの読出しデータが送られてくる場合のタイ
ミングチャートである。
【0022】図4は図1の実施例における共通バスの使
用要求から使用許可・エラー報告までの動作を示すタイ
ミングチャートである。
【0023】図4において、信号500〜503は、バ
ス調停部と各プロセッサとが個別に接続されたときの信
号を示し、信号(REQ)500はシステムバス使用要
求信号、信号(ACP)501はシステムバス使用許可
信号、信号(BOP)502は、システムバスの使用許
可を受けたプロセッサがアドレス情報とバス命令情報と
を送出する共通信号、信号(ERR)503は、システ
ムバスを使用した結果、アドレス情報またはバス命令情
報にパリティチェックエラーを検出したときの共通信号
である。
【0024】次に、上述のように構成したバスドライバ
レシーバLSIの動作について説明する。
【0025】バスドライバレシーバLSIは、制御の対
象とする信号によって異った動作をする。また、システ
ムバスに対するデータの送出と、システムバスからのデ
ータの受信とでも異った動作をする。
【0026】まず、アドレス情報またはバス命令情報を
送出するときの動作について説明する。アドレス情報ま
たはバス命令情報は、図4に示すタイミングT0におい
てシステムバスに送出される。
【0027】システムバスとの接続は、図1の入出力バ
ッファ1を使用する。プロセッサがシステムバスが使用
可能であることを認識できるのは、図4のタイミングT
Aの信号(ACP)501によるのみであり、この信号
を図1の入力バッファ86に入力することにより、図4
のタイミングT0においてフリップフロップ(EC)4
0が有効となり、入出力バッファ1からレジスタ(SD
T)12の内容を送出することが可能となる。このこと
は、レジスタ(SDT)12におけるアドレス情報また
はバス命令情報の格納をタイミングT0までに行ってお
く必要があることを意味し、従ってタイミングTAまで
にアドレス情報またはバス命令情報をレジスタ(AS
N)10に格納しておかなければならない。
【0028】システムバスの使用を要求するプロセッサ
は、図4のタイミングTRで入出力バッファ3にアドレ
ス情報またはバス命令情報を供給し、入力バッファ85
によってレジスタ(ASN)10に対して入出力バッフ
ァ3からのデータの格納の指示を行うことにより、タイ
ミングTAにおいてレジスタ(ASN)10に必要なデ
ータを格納することができる。
【0029】レジスタ(ASN)10に格納したデータ
は、切換回路(ADS)50および切換回路(EBS)
52を介してレジスタ(SDT)12に供給される。こ
のため、フリップフロップ(SA)45は、タイミング
TAまでに論理値“1”を保持している必要があり、入
力バッファ70には、図4の信号(REQ)500と同
じタイミングで切換回路(ADS)50を切換えるため
の信号を供給する。切換回路(EBS)52を切換え
は、入力バッファ79に常に論理値“0”の信号を供給
することによって行う。
【0030】レジスタ(SDT)12からシステムバス
に送出するアドレス情報またはバス命令情報は、パリテ
ィチェック回路60におけるパリティチェックの結果を
出力バッファ91を介して観測することにより、送出情
報の正当性のチェックを行う。
【0031】システムバスサイクルが高速化を求められ
ていない場合は、切換回路(ADS)50の出力を直接
入出力バッファ1に接続し、入力バッファ86によって
直接入出力バッファ1の出力の制御を行い、また、入力
バッファ70によって直接切換回路(ADS)50の切
換え動作の制御を行うように構成してもよい。
【0032】レジスタ(SDT)12を設ける場合は、
フリップフロップ(SA)45を介さずに入力バッファ
70によって直接に切換回路(ADS)50の切換え動
作の制御を行う方が、プロセッサからの制御がし易い。
この場合は、図4の信号(ACP)501を入力バッフ
ァ70に供給する。
【0033】次に、アドレス情報またはバス命令情報を
システムバスから取込むときの動作について説明する。
【0034】システムバスにおける動作を常時監視して
プロセッサ内のキャッシュメモリのデータの保証を確保
するため、アドレス情報およびバス命令情報をプロセッ
サに取込む必要があるが、このため、システムバス上の
アドレス情報またはバス命令情報は、入出力バッファ1
を介してレジスタ(SASN)11に格納し、レジスタ
(SASN)11から入出力バッファ3を介してプロセ
ッサに供給する。
【0035】システムバス上のアドレス情報またはバス
命令情報が図4のタイミングT0で動作しているとき、
レジスタ(SASN)11は、タイミングT1でそのデ
ータを格納する。レジスタ(SASN)11は、常にシ
ステムバス上のデータを1周期遅れで格納するため、プ
ロセッサは、これに合わせて有効な時点で引取りを行う
必要がある。図4の信号(BOP)502は、このため
の信号である。信号(BOP)502は、タイミングT
0で出現するため、プロセッサ内において1周期遅らせ
たタイミングT1で使用する。
【0036】この信号(BOP)502を入力バッファ
75に接続することにより、入出力バッファ3は、タイ
ミングT1においてレジスタ(SASN)11のデータ
をプロセッサに供給することができる。
【0037】入力バッファ75に対して、入力バッファ
85に対して供給する信号をインバートして供給しても
よい。この場合、レジスタ(ASN)10へのデータの
格納タイミングが異なる以外は、全てレジスタ(SAS
N)11のデータが入出力バッファ3を介してプロセッ
サに供給される。
【0038】また、信号(BOP)502を入出力バッ
ファ4に接続し、フリップフロップ(EI)44を介し
て出力バッファ90から信号を得ることにより、1周期
遅れたタイミングの信号を得ることも可能である。この
場合、入力バッファ83には、論理値“0”の信号を供
給することによって、入出力バッファ4の出力の制御を
行うことを禁止しておく必要がある。
【0039】次に、書込みデータおよび書込み位置情報
の送出動作について説明する。
【0040】書込みデータおよび書込み位置情報は、そ
れぞれ異なるバスドライバレシーバLSIを使用する
が、図3(a)および(b)に示すように、それらの送
出タイミングは同じである。このため、バスドライバレ
シーバLSIは同じ動作をする。書込みデータの送出
は、DMA転送の場合は複数のワードを連続的に転送す
る必要があり、また、アドレス情報またはバス命令情報
を送る信号線群と同じ信号線群を使用することが多い。
システムバスサイクルとプロセッササイクルとが同期・
同相のクロックであれば、送出タイミングに合わせて順
次にプロセッサから書込みデータを送出すればよいが、
非同期の場合は、一時的に書込みデータを蓄積しておく
必要があり、このため、プロセッサ内にバッファレジス
タを設けることもあるが、この場合は、バスドライバレ
シーバLSIの制御が複雑になり、また、プロセッサの
ハードウエアが増加するため、バッファレジスタをバス
ドライバレシーバLSIに内蔵させることが多い。
【0041】書込みデータは、入出力バッファ2からレ
ジスタファイル(WBF)20に送られ、カウンタ(W
WA)30によって指定される番地に、入力バッファ7
1で指定されたタイミングで格納される。カウンタ(W
WA)30は、入力バッファ71からレジスタファイル
(WBF)20に送られる信号で+1のカウントアップ
を行うため、書込みデータがレジスタファイル(WB
F)20に格納された時点で、次の番地を示している。
カウンタ(WWA)30およびカウンタ(WRA)31
は、初期値としてレジスタファイル(WBF)20の同
じ番地を保持するように設定されている。
【0042】レジスタファイル(WBF)20からのデ
ータの読出しは、カウンタ(WRA)31によって指定
された番地のデータを、切換回路(ADS)50および
切換回路(SDS)51を介してレジスタ(SDT)1
2に格納し、これを入出力バッファ1を介してシステム
バスに送出することによって行う。
【0043】システムバスサイクルとプロセッササイク
ルとが同期・同相のクロックである場合は、レジスタフ
ァイル(WBF)20は、通常のレジスタでもよい。こ
の場合、カウンタ(WWA)30およびカウンタ(WR
A)31は不用である。
【0044】レジスタファイル(WBF)20およびカ
ウンタ(WWA)30の動作クロックとしては、入力バ
ッファ81に入力する第二のクロック信号を使用し、こ
の第二のクロック信号としては、プロセッサの動作クロ
ックを供給する。システムバスのクロックとプロセッサ
のクロックとが同じであるときは、入力バッファ80に
供給する第一のクロック信号を入力バッファ81にも供
給すればよい。
【0045】また、レジスタファイル(WBF)20を
使用せず、入出力バッファ2から切換回路(SDS)5
1を介して直接レジスタ(SDT)12に書込みデータ
を格納すらようにしてもよい。
【0046】書込みデータの正当性のチェックは、パリ
ティチェック回路60におけるパリティチェックの結果
を出力バッファ91を介して観測することによって行
う。
【0047】次に、読出しデータの取込み動作について
説明する。
【0048】主記憶装置からの読出しデータは、入出力
バッファ1からレジスタファイル(RBF)21に送ら
れ、カウンタ(RWA)32によって指定される番地
に、入力バッファ73からの書込み指示信号によって格
納される。
【0049】レジスタファイル(RBF)21への書込
み動作が終了すると、カウンタ(RWA)32は、入力
バッファ73からレジスタファイル(RBF)21に送
られる信号で+1のカウントアップを行うため、読出し
データがレジスタファイル(RBF)21に格納された
時点で、次の番地を示している。
【0050】レジスタファイル(RBF)21からのデ
ータの読出しは、カウンタ(RRA)33によって指定
された番地のデータを、入出力バッファ2を介してプロ
セッサに送出することによって行う。カウンタ(RW
A)32およびカウンタ(RRA)33は、初期値とし
てレジスタファイル(RBF)21の同じ番地を保持す
るように設定されている。
【0051】入出力バッファ2の出力の制御は、入力バ
ッファ76または入力バッファ77の何れかからの信号
によって行われる。入力バッファ76または入力バッフ
ァ77の選択は、切換回路(EBS)52において行わ
れ、切換回路(EBS)52に対する指示は、入力バッ
ファ78からの信号によって行われる。
【0052】入力バッファ77からの信号は、入力バッ
ファ81から供給される第二ののクロック信号によって
動作するフリップフロップ(EB)41に格納され、切
換回路(EBS)52を介して入出力バッファ2に送ら
れる。
【0053】カウンタ(RRA)33およびフリップフ
ロップ(EB)41は、入力バッファ81から供給され
る第二ののクロック信号によって動作する。入力バッフ
ァ81には、プロセッサの動作クロックを供給するが、
システムバスのクロックとプロセッサのクロックとが同
じであるときは、入力バッファ80に供給する第一のク
ロック信号を入力バッファ81にも供給する。
【0054】システムバスクロックとプロセッサクロッ
クとが同じクロックである場合は、レジスタファイル
(RBF)21は、通常のレジスタでもよい。この場
合、カウンタ(RWA)32およびカウンタ(RRA)
33は不用である。
【0055】レジスタ(SASN)11は、常時システ
ムバス上のデータを取込んでいるため、レジスタ(SA
SN)11から入出力バッファ3を介して読出しデータ
をプロセッサに供給するという制御も可能である。
【0056】読出しデータの正当性のチェックは、レジ
スタ(SASN)11に格納したデータのパリティチェ
ックによって行う。すなわち、レジスタ(SASN)1
1に格納したデータをパリティチェック回路61におい
てパリティェックし、その結果を出力バッファ92を介
してプロセッサに送出する。
【0057】入出力バッファ2に対する出力の制御は、
プロセッサから送出する書込みデータの接続線と、プロ
セッサに取込む読出しデータの接続線とが異なる接続線
である場合は、入出力バッファ2を常に出力状態とする
制御としてもよい。この場合、入力バッファ76および
入力バッファ78の信号を、論理値“1”に固定してお
く。
【0058】次に、エラー情報の送受信動作について説
明する。
【0059】プロセッサからシステムバスに対するエラ
ーの報告は、入力バッファ84からフリップフロップ
(EO)43に対してエラー情報を送って格納し、フリ
ップフロップ(EO)43に格納したエラー情報を入出
力バッファ4を介してシステムバスに送出することによ
って行う。
【0060】入出力バッファ4の出力の制御は、入力バ
ッファ84からフリップフロップ(EE)42に対して
指示信号を送って格納し、フリップフロップ(EE)4
2に格納した指示信号を入出力バッファ4に送ることに
よって行う。
【0061】システムバス上に報告されたエラー情報の
取込みは、システムバス上のエラー情報を入出力バッフ
ァ4を介してフリップフロップ(EI)44に格納し、
フリップフロップ(EI)44に格納したエラー情報を
出力バッファ90を介してプロセッサに取込むことによ
って行う。
【0062】上述のように、本バスドライバレシーバL
SIは、バイトスライス構成となっているため、システ
ムバス(共通バス)のバイト幅や信号線種の状況に応じ
て本バスドライバレシーバLSIの数を増減することに
より、以下なる構成の共通バスに対しても対応すること
ができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のバスドラ
イバレシーバLSIは、内部に共通バスのクロックとプ
ロセッサのクロックとを同期させる機構を設け、また転
送データを蓄積しておくレジスタまたはレジスタファイ
ルを設け、データの送受信用の入出力バッフアを制御す
る信号を内部で生成し、共通バスのバイト幅や信号線種
の状況に対応できるバイトスライス構成とすることによ
り、アドレス情報および命令情報およびデータの送受を
一つの素子で行うことができ、共通バスの動作クロック
とプロセッサとの動作クロックとが同期していない場合
でもそれらを同期させることができ、共通バスの動作ク
ロックが高速なためにプロセッサの動作がそれに追付け
ない場合でもデータを蓄積しておくことができ、共通バ
スの高速処理に対処することが可能になるという効果が
ある。また、パリティチェック回路を設けることによ
り、データの正当性の確保を検証することが可能となる
という効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すブロック図である。
【図2】図1の実施例と共通バスおよびプロセッサとの
接続状態を示すブロック図である。
【図3】図1の実施例に対する共通バスからの命令のう
ち、メモリ書込み命令およびメモリ読出し命令を示すタ
イミングチャートである。
【図4】図1の実施例における共通バスの使用要求から
使用許可・エラー報告までの動作を示すタイミングチャ
ートである。
【符号の説明】
1〜4 入出力バッファ 10〜12 レジスタ 20・21 レジスタファイル 30〜33 カウンタ 40〜45 フリップフロップ 50〜52 切換回路 60・61 パリティチェック回路 70〜86 入力バッファ 90〜92 出力バッファ 100〜104 システムバス線群 110〜114 接続線 200 プロセッサ 301 バスドライバレシーバLSI 500 信号(REQ) 501 信号(ACP) 502 信号(BOP) 503 信号(ERR)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 共通バスと接続する第一および第四の入
    出力バッファと、プロセッサと接続する第二および第三
    の入出力バッファと、 前記共通バスに対して送出するアドレス情報または命令
    情報を格納する第一のレジスタと、前記共通バスからの
    アドレス情報または命令情報を受信して格納する第二の
    レジスタと、前記第一の入出力バッファに対して送出す
    るデータを格納する第三のレジスタと、 前記共通バスに対して送出する書込みデータを格納する
    第一のレジスタファイルと、前記共通バスからの読出し
    データを受信して格納する第二のレジスタファイルと、 前記第一のレジスタファイルの書込み番地を指定する第
    一のカウンタと、前記第一のレジスタファイルの読出し
    番地を指定する第二のカウンタと、前記第二のレジスタ
    ファイルの書込み番地を指定する第三のカウンタと、前
    記第二のレジスタファイルの読出し番地を指定する第四
    のカウンタと、 前記第一の入出力バッファの出力の制御を行う第一のフ
    リップフロップと、前記第二の入出力バッファの出力の
    制御を行う第二のフリップフロップと、前記第四の入出
    力バッファの出力の制御を行う第三のフリップフロップ
    と、前記共通バスに対して送出するエラー情報を格納す
    る第四のフリップフロップと、前記共通バスからのエラ
    ー情報を受信して格納する第五のフリップフロップと、
    前記第一のレジスタに格納されているデータまたは前記
    第一のレジスタファイルに格納されているデータの選択
    を指示する第六のフリップフロップと、 前記第五のフリップフロップの指示によって前記第一の
    レジスタに格納されているデータまたは前記第一のレジ
    スタファイルに格納されているデータのうちの何れか一
    方を選択する第一の切換回路と、前記第一の切換回路か
    らのデータまたは前記第二の入出力バッファからのデー
    タのうちの何れか一方を選択する第二の切換回路と、前
    記第二のフリップフロップからのデータまたは入力バッ
    ファからのデータのうちの何れか一方を選択する第三の
    切換回路と、 を備えることを特徴とするバスドライバレシーバ集積回
    路。
  2. 【請求項2】 第三のレジスタの出力データのパリティ
    チェックを行ってその結果を出力する第一のパリティチ
    ェック回路と、第二のレジスタの出力データのパリティ
    チェックを行ってその結果を出力する第二のパリティチ
    ェック回路とを備えることを特徴とする請求項1記載の
    バスドライバレシーバ集積回路。
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