JPH0713904B2 - コネクタ - Google Patents

コネクタ

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JPH0713904B2
JPH0713904B2 JP60136475A JP13647585A JPH0713904B2 JP H0713904 B2 JPH0713904 B2 JP H0713904B2 JP 60136475 A JP60136475 A JP 60136475A JP 13647585 A JP13647585 A JP 13647585A JP H0713904 B2 JPH0713904 B2 JP H0713904B2
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JP
Japan
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contact
insulator
connector
fixed
rotary
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JP60136475A
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博之 鈴木
栄作 甲田
則広 高橋
毅 奥山
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 本発明は両面接触用の被接触体が無挿入力で電気接続さ
れるコネクタに関し、該コネクタを接触端子固定用の絶
縁体と挿入口を備えた回転自在な絶縁体で構成し、被接
触体を挿入口に挿入後回転させることにより回転絶縁体
を回転させて接触端子を弾性変形させて両面接触を可能
にしたものである。
〔産業上の利用分野〕
本発明は両面接触用の被接触体例えばプリント基板の接
栓部(エッジ部)が無挿入力で挿入するコネクタに関す
るものである。
接触端子の高密化・多極化に伴ない、近時挿入力零の無
挿入力型のコネクタが提案され且つ実用されており、そ
の使用量は益々増える傾向にある。
〔従来技術および発明が解決しようとする問題点〕
特開昭54-137664号公報、特開昭54-137662号公報、特開
昭54-137663号公報等に開示されているように、従来の
この種コネクタは接触端子を弾性変形させるためのカム
や移動体を絶縁体内に組込む構造であり、部品点数が多
く、その組立ても複雑になり、高価なものとなってい
た。
また従来コネクタは接触端子の接触部が被接触体の接触
部に押し付けられるだけでほとんど滑動接触しないた
め、接点のワンピング効果が小さく、ほこり等が接触部
間に介在したり付着する危険が大きく、接触障害を起こ
す等の問題があった。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は上記従来の問題点を解決するため、先端部分の
接触部と中間部分の固定部および後端部分の端子部を有
する複数本の接触端子と、 前記接触端子が少なくとも上下二列に位置するように、
その接触部と端子部が導出し且つその固定部を固着した
固定絶縁体と、 被接触体の接触挿入部が挿入する挿入口を備え、前記接
触部を囲むように前記固定絶縁体に回転自在に取付けら
れた回転絶縁体とを少なくとも具備し、 二列配置の前記接触端子はその接触部が前記挿入口を挾
んで上下に位置して前記接触挿入部の表裏面と夫々接触
するように設けられ、 且つ上下の該接触部は被接触体の挿入方向に沿った方向
において位置ずれするように、一方側の前記接触部が前
記接触挿入部の一方面に対し遠方位置で接触可能に、他
方側の前記接触部が前記接触挿入部の他方面に対し近傍
位置で接触可能に配置され、 前記回転絶縁体は前記被接触体の挿入前の状態において
その挿入口が傾斜方向に向き、斜め方向より挿入される
前記接触挿入部を該挿入口を介し前記接触部間に案内可
能に保持され、 前記被接触体の挿入一回転動作に伴ない前記回転絶縁体
が水平方向へ変位することにより、前記接触部が弾性変
形して前記接触挿入部を所望の接触圧で挾持し電気接続
が果されることを特徴としたコネクタを提供するもので
ある。
〔作用〕
上記本発明のコネクタでは被接触体の一連の挿着動作
(挿入一回転動作)を利用して接触を図るため、コネク
タ自体の構造としては回転絶縁体の回転自在な取付け等
の簡易な構造で済む。またその接触は被接触体が接触端
子を弾性変形させながら行なわれるため、滑動接触が得
られる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら説明する。
第1図は第1実施例による本発明コネクタの外観斜視、
第2図(A)(B)は第1図コネクタの動作説明のため
の横断面図で、(A)が接触状態、(B)が挿入前の状
態であり、第3図は第1図コネクタにおける回転絶縁体
の保持状態を示す横断面図である。
これら図において、1は絶縁樹脂のモールド成形体から
なる回転絶縁体、10は絶縁樹脂のモールド成形体からな
る固定絶縁体、20と30はリン青銅等の導電性ばね金属板
から打抜き折曲げ形成した接触端子、40は被接触体であ
るプリント基板の接栓部、50が接触端子20,30と同材料
からなる保持ばねである。
回転絶縁体1はその中央部に上下貫通の長穴形状の挿入
口2が形成され、且つ該挿入口2を挾んで複数個の対向
壁3が一体形成されており、該対向壁3間が接触部収容
空間4となっている。また回転絶縁体1の底面には複数
個の櫛歯状突起5が一体に形成され、該突起5は絶縁体
1の回動動作の案内機能を果す。更に両側の接触部収容
空間4′(一方の端部のみ図示)内には第3図(後述の
ロック爪は図示省略)の如く支持壁6が一体形成され、
該支持壁6上に保持ばね50の先端が当接する。
固定絶縁体10は略コの字形からなり、その対向側壁11間
に回転絶縁体1が軸12(第1図に一方の軸12を図示)に
より回動自在に取付けられる。また固定絶縁体10の底板
13の上面には突起5が係合する複数の櫛歯状溝14が形成
されている。更に対向側壁11の内面上部にはロック爪15
が軸16により回転自在に取付けられ、該ロック爪15の後
部と回転絶縁体1の上面との間にはコイルばね17が介在
される。
接触端子20,30は先端部分が接触部21,31を、中間部分が
固定部22,32を、後端部分が端子部23,33を構成し、固定
部22,32が互いに平行になるよう底板13に対し二列配置
で固着されている。接触部21,31と端子部23,33は底板13
の両側面より導出し、端子部23,33がライトアングル型
コネクタを形成するように一方向へ直角曲げされてい
る。また接触部21,31は互いに内方へ折曲げされてお
り、その先端部分が挿入性を考慮して外方へ曲げられて
いる。更に接触部21,31は互いに位置ずれしており、一
方側の接触部21の接触点24がプリント基板40の挿入端よ
り遠方位置で該プリント基板40の一方面に形成された接
触パターン(図示せぬ)と接触可能で、他方側の接触部
31の接触点34がプリント基板40の挿入端の近傍位置で該
プリント基板40の他方面に形成された接触パターン(図
示せぬ)と接触可能となっている。
但し、底板13の逃げ溝18により、固定部32の固着位置が
固定部22の固着位置より位置ずれしており、この結果接
触部21と31の導出長がほぼ等しくされ、両者のスティフ
ネスが一致するように形成されている。
本コネクタの組立ては、先ず回転絶縁体1を、その収容
空間4内に夫々接触部21,31が位置するように、且つ保
持ばね50が収容空間4′内に位置するようにして対向側
壁11間に設置し、軸12により固定絶縁体10に回転自在に
取付ける。次にロック爪15をコイルばね17を介在させて
軸16により対向側11に取付けることにより製作される。
そして、この組立完了状態においては第2図(B)の如
く、回転絶縁体1はその挿入口2が傾斜方向に向くよう
に保持される。この保持状態は第3図の如く、保持ばね
50の支持壁6上への当接位置が軸12より固定絶縁体10側
にずれているため、該保持ばね50の弾性力により回転絶
縁体1が回転し、且つ該回転絶縁体1と固定絶縁体10が
その対向面の点aで当接する関係によって得られる。
またこの状態においては、接触部21,31はその接触点24
と34が軸12を境としてその両側に等しい距離隔てて位置
しており、且つ該接触点24と34が挿入口2を挾んで上下
に位置している。
次に本コネクタの接続動作を第2図(A)(B)を参照
しながら説明する。
プリント基板40の挿入前状態は第2図(B)であり、こ
の状態からプリント基板40の接栓部が挿入口2内へ斜め
方向から挿入される。この挿入動作においてはプリント
基板40は接触部21と31に接触せず、零挿入力が達成され
る。
また、この挿入状態から該プリント基板40を矢印b方向
へ回転させることにより、回転絶縁体1とロック爪15が
矢印b方向へ回動し、これに伴って接触部21は下方へ接
触部31は上方へ夫々弾性変形される。
この際、接触点24と34はプリント基板40の接触パターン
上を滑動しながら接触し、また回転絶縁体1は突起5と
溝14の係合により案内されながら固定絶縁体10に対し回
動する。
そして、第2図(A)の如く両絶縁体1と10の対向面が
当接することにより、回転絶縁体1の回動は停止され、
プリント基板40が水平状態に位置される。この水平状態
においては接触部21,31は最大の弾性変形を起し、それ
によって所望の接触圧力でプリント基板40を挾持し、電
気接続が果される。またこの際、ロック爪15がばね17の
弾性力で矢印c方向に回転して回転絶縁体1と係合し、
プリント基板40の水平状態が維持される。
尚、この電気接続状態から第2図(B)の挿入前状態に
復帰させる場合は、ロック爪15を矢印b方向へ回転させ
ることで、接触部21と31および保持ばね50の弾性力によ
りプリント基板50が挿入状態に復帰し、該プリント基板
50の抜き取りが可能となる。
第4図と第5図は第2実施例による本発明コネクタを示
す外観斜視図と横断面図である。この第2実施例コネク
タはロック手段の構成が上述の第1実施例コネクタと異
なるだけで、基本構造および動作は同じである。
このロック手段はスライドピン15′とコイルばね17′が
抑えモールド19と固定絶縁体10内に収容された構造から
なる。
このロック手段の動作は第5図(B)の挿入前状態にお
いては、ばね17′の弾性力でスライドピン15′が突出し
ているが、プリント基板40の挿入一回転動作に伴なう回
転絶縁体1の回動によりスライドピン15′は押込められ
る。
そして、プリント基板40が水平状態となった際にスライ
ドピン15′はそのばね17′の弾性力で突出し、第5図
(A)の如くプリント基板40を電気接続状態に維持す
る。
尚、第5図(A)の状態からスライドピン15′を押込む
ことにより第5図(B)の状態に復帰する。
〔発明の効果〕
以上の本発明によるコネクタにおいては、被接触体の挿
着動作を利用して電気接続を得る構造のため、零挿入コ
ネクタの構造を簡易化することができ、安価なコネクタ
の提供が可能となった。
また本コネクタにおいては零挿入力形式であるにもかか
わらず、その接触を滑動接触とすることができ、十分大
きなワイピング効果が発揮され、高信頼度の電気接続が
実現できる。
【図面の簡単な説明】
図は本発明の実施例を示し、第1図は第1実施例による
本発明コネクタの外観斜視図、第2図(A)(B)は第
1図コネクタの動作説明のための横断面図、第3図は第
1図コネクタにおける回転絶縁体の保持状態を示す横断
面図、第4図と第5図(A)(B)は第2実施例による
本発明コネクタを示す外観斜視図と横断面図である。 〔符号の説明〕 1……回転絶縁体、2……挿入口、10……固定絶縁体、
20,30……接触端子、21,31……接触部、22,32……固定
部、23,33……端子部、40……被接触体、50……保持ば
ね。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奥山 毅 神奈川県川崎市中原区上小田中1015番地 富士通株式会社内 (56)参考文献 特開 昭55−100672(JP,A) 特開 昭61−206187(JP,A)

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】先端部分の接触部と中間部分の固定部およ
    び後端部分の端子部を有する複数本の接触端子と、 前記接触端子が少なくとも上下二列に位置するように、
    その接触部と端子部が導出し且つその固定部を固着した
    固定絶縁体と、 被接触体の接触挿入部が挿入する挿入口を備え、前記接
    触部を囲むように前記固定絶縁体に回転自在に取付けら
    れた回転絶縁体とを少なくとも具備し、 二列配置の前記接触端子はその接触部が前記挿入口を挾
    んで上下に位置して前記接触挿入部の表裏面と夫々接触
    するように設けられ、 且つ上下の該接触部は被接触体の挿入方向に沿った方向
    において位置ずれするように、一方側の前記接触部が前
    記接触挿入部の一方面に対し遠方位置で接触可能に、他
    方側の前記接触部が前記接触挿入部の他方面に対し近傍
    位置で接触可能に配置され、 前記回転絶縁体は前記被接触体の挿入前の状態において
    その挿入口が傾斜方向に向き、斜め方向より挿入される
    前記接触挿入部を該挿入口を介し前記接触部間に案内可
    能に保持され、 前記被接触体の挿入一回転動作に伴ない前記回転絶縁体
    が水平方向へ変位することにより、前記接触部が弾性変
    形して前記接触挿入部を所望の接触圧で挾持し電気接続
    が果されることを特徴としたコネクタ。
  2. 【請求項2】前記接触部は前記接触挿入部の挿入時には
    該接触挿入部と非接触状態に保持され、且つ前記弾性変
    形時には前記接触挿入部上を滑動しながら該接触挿入部
    を挾持することを特徴とした特許請求の範囲第1項記載
    のコネクタ。
  3. 【請求項3】前記固定絶縁体は前記回転絶縁体を水平状
    態で保持するロック手段を備えていることを特徴とした
    特許請求の範囲第1項記載のコネクタ。
  4. 【請求項4】前記被接触体がプリント基板から構成され
    ていることを特徴とした特許請求の範囲第1項記載のコ
    ネクタ。
  5. 【請求項5】二列配置の前記接触端子はその端子部が共
    に一方向へ直角曲げされ、ライトアングル型コネクタを
    構成することを特徴とした特許請求の範囲第1項記載の
    コネクタ。
  6. 【請求項6】前記二列配置の接触端子はその接触部の導
    出長が互いに等しくなるように、前記固定部に対する前
    記固定絶縁体の固着位置が位置ずれしていることを特徴
    とした特許請求の範囲第1項記載のコネクタ。
  7. 【請求項7】前記接触部と前記接触挿入部の接触位置
    は、前記回転絶縁体の回転中心を境としてその両側に等
    しい距離隔てて前記遠方位置と前記近傍位置が位置する
    ことを特徴とした特許請求の範囲第1項記載のコネク
    タ。
JP60136475A 1985-06-22 1985-06-22 コネクタ Expired - Lifetime JPH0713904B2 (ja)

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JP60136475A JPH0713904B2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22 コネクタ

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JPS61294781A JPS61294781A (ja) 1986-12-25
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JP60136475A Expired - Lifetime JPH0713904B2 (ja) 1985-06-22 1985-06-22 コネクタ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5556795B2 (ja) * 2011-11-23 2014-07-23 株式会社デンソー 筐体

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JPS61294781A (ja) 1986-12-25

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