JPH07138666A - 精鉱バーナー - Google Patents
精鉱バーナーInfo
- Publication number
- JPH07138666A JPH07138666A JP29091993A JP29091993A JPH07138666A JP H07138666 A JPH07138666 A JP H07138666A JP 29091993 A JP29091993 A JP 29091993A JP 29091993 A JP29091993 A JP 29091993A JP H07138666 A JPH07138666 A JP H07138666A
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- JP
- Japan
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- burner
- concentrate
- cone
- burner cone
- funnel
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- Manufacture And Refinement Of Metals (AREA)
- Furnace Details (AREA)
Abstract
の提供を目的とする。 【構成】 その本体がウインドボックス部と、その
下部にロート状のバーナーコーン部とから分割可能に作
成されおり、バーナー本体の中央部に、その先端近傍に
分散コーンが設けられ、その先端が前記ロート状バーナ
ーコーン部の絞り部よりやや下方になるように垂設され
た補助燃料バーナーと、この補助燃料バーナーと同心円
状に設けられた精鉱シュートと、バーナーコーン部に着
脱可能に設けられたロート状内筒管とから主として構成
される精鉱バーナーにおいて、バーナーコーン部の少な
くともベンチュリー絞り部の最狭部より下部が水冷ジャ
ケット構造とする。 【効果】 バーナーコーン部の内筒管に生成した付
着物の剥離性がよく、操業に大きな影響を与えることな
く内筒管の付着物を簡単に除去できる。また、バーナー
コーン部の熱歪みも少なくなり、内筒管の取り替えも容
易になる。
Description
鉱バーナーに関する。
等を反応用気体と共に精鉱バーナーを用いて反応塔内に
吹き込み、反応塔内で製錬反応を可能な限り完結させる
ようにしている。このため、製錬原料と反応用気体とを
いかに均一に混合し、反応用気体中に製錬原料を均一に
分散させるかが精鉱バーナーの機能として重要となる。
つに図5に示したものがある。図5の精鉱バーナーは、
その本体がウインドボックス部1と、その下部にロート
状のバーナーコーン部2とから作成されている。そし
て、ウインドボックス部1とバーナーコーン部2とは分
割可能となっている。バーナー本体の中央部に、補助燃
料バーナー3と精鉱シュート4とが同心円状に、かつ垂
直になるように設けられている。補助燃料バーナー3
は、その先端近傍に分散コーン5が設けら、この分散コ
ーン5が前記ロート状のバーナーコーン部2の絞り部6
よりやや下方になるように設置されている。そして、バ
ーナーコーン部2にはロート状内筒管7が着脱可能に設
けられている。
燃料バーナー3より例えば、重油等の補助燃料を吹き込
み、反応用気体をウインドボックス部1に供給し、製錬
原料を精鉱シュート4に供給する。補助燃料は補助燃料
バーナー3下方で燃焼し高温のフレームと排ガスとを作
り出し、吹き込まれた反応用気体と供給された製錬原料
との温度を上昇させる。そして、製錬原料と反応用気体
とが反応し、反応は瞬時に完結する。
はバーナーコーン部2付近で反応を開始し、生成した熔
体がバーナーコーン部2のロート状内筒管7に付着す
る。その付着物は、しだいに成長し、反応用気体の吹き
出し方向を変えてしまう。この結果、反応用気体と製錬
原料との混合状態は不均一となる。そして、製錬反応が
反応塔内で完結せず、操業状態は悪化し、例えば煙灰発
生率が上昇する。
前記付着物を除去し、良好な操業状態を維持しなければ
ならない。しかし、この付着物を除去する際には、バー
ナーコーン本体及び内筒管は高温度になっており、付着
物の剥離性は悪く、完全に除去するには多大な労力と時
間とを必要とする。最悪の場合、精鉱バーナーの運転を
停止し、精鉱バーナーを分解し、前記内筒管を取り替え
ることもある。この場合においても、バーナーコーン本
体が熱歪みで変形し、内筒管の装入が困難となる場合も
ある。
みてなされたものであり、前記問題点を解消し得る保守
管理の容易な精鉱バーナーの提供を目的とする。
討を重ねた結果障害となる付着物はバーナーコーンのロ
ート状絞り部より反応塔側に付着すること、かつ内筒管
の温度が低い場合には、付着物と内筒管との剥離性が良
好であることを見出し本発明に至った。即ち、上記課題
を解決する本発明の精鉱バーナーは、その本体がウイン
ドボックス部と、その下部にロート状のバーナーコーン
部とから分割可能に作成されおり、バーナー本体の中央
部に、その先端近傍に分散コーンが設けられ、その先端
が前記ロート状バーナーコーン部の絞り部よりやや下方
になるように垂設された補助燃料バーナーと、この補助
燃料バーナーと同心円状に設けられた精鉱シュートと、
バーナーコーン部に着脱可能に設けられたロート状内筒
管とから主として構成される精鉱バーナーにおいて、バ
ーナーコーン部の少なくともベンチュリー絞り部の最狭
部より下部が水冷ジャケット構造となったものである。
なくともロート状バーナーコーン部の絞り部より下の部
分を水冷ジャケット構造とする。そして、水冷ジャケッ
トに冷却水を流し、バーナーコーン下部とロート状内筒
管との温度を低くする。これによりバーナーコーン部に
生成した付着物の剥離性を改善し、容易に付着物を除去
することが可能となる。
要図を、図2にそのバーナーコーン部2の断面図を示し
た。図1は本発明の精鉱バーナーである。この精鉱バー
ナーの本体はウインドボックス部1と、その下部にロー
ト状のバーナーコーン部2とから作成されている。そし
て、バーナーコーン部2の絞り部6より下部が水冷ジャ
ケット8となっている。また、ウインドボックス部1と
バーナーコーン部2とは分割可能となっている。
ー3と精鉱シュート4とが同心円状に、かつ垂直になる
ように設けられている。補助燃料バーナー3は、その先
端近傍に分散コーン5が設けら、この分散コーン5が前
記バーナーコーン部2の絞り部6よりやや下方になるよ
うに設置されている。
ン部2の絞り部6より下部は水冷ジャケット8となって
いる。そして、バーナーコーン部3にはロート状内筒管
7が着脱可能に設けられている。本図の精鉱バーナーで
は、補助燃料バーナー3は重油バーナーであり、他の部
分はステンレス材を用いて作成されたものである。
例1)、または図4(実施例2)とした精鉱バーナーを
作成し、操業に用い、付着物の剥離性を調べた。その結
果、図3、図4の通水経路の水冷ジャケットを用いた精
鉱バーナーの何れも共に良好な冷却効果を示し、ロート
状内筒管7に形成された付着物の剥離性は良好であっ
た。
しては、水冷ジャケット8に冷却水を通水し、補助燃料
バーナー3より重油を吹き込み、反応用気体をウインド
ボックス部1に供給し、製錬原料を精鉱シュート4に供
給する。
ーン部の内筒管に生成した付着物の剥離性がよく、操業
に大きな影響を与えることなく内筒管の付着物を簡単に
除去できる。また、バーナーコーン部の熱歪みも少なく
なり、内筒管の取り替えも容易になる。
のである。
た断面図である。
る。
る。
る。
コーン部 3−−−補助燃料バーナー 4−−−精鉱シュ
ート 5−−−分散コーン 6−−−絞り部 7−−−内筒管 8−−−水冷ジャ
ケット
Claims (1)
- 【請求項1】 その本体がウインドボックス部と、そ
の下部にロート状のバーナーコーン部とから、分割可能
に作成されおり、バーナー本体の中央部に、その先端近
傍に分散コーンが設けられ、その先端が前記ロート状バ
ーナーコーン部の絞り部よりやや下方になるように垂設
された補助燃料バーナーと、この補助燃料バーナーと同
心円状に設けられた精鉱シュートと、バーナーコーン部
に着脱可能に設けられたロート状内筒管とから主として
構成される精鉱バーナーにおいて、バーナーコーン部の
少なくともベンチュリー絞り部の最狭部より下部が水冷
ジャケット構造となったことを特徴とする精鉱バーナ
ー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29091993A JP3610582B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 精鉱バーナー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29091993A JP3610582B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 精鉱バーナー |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07138666A true JPH07138666A (ja) | 1995-05-30 |
JP3610582B2 JP3610582B2 (ja) | 2005-01-12 |
Family
ID=17762213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29091993A Expired - Lifetime JP3610582B2 (ja) | 1993-11-19 | 1993-11-19 | 精鉱バーナー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3610582B2 (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085522A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 自溶炉の点検孔構造体 |
EP2588634A1 (en) * | 2010-06-29 | 2013-05-08 | Outotec OYJ | Suspension smelting furnace and a concentrate burner |
JP2013541637A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-11-14 | ヤング ジャンクァン クーパー カンパニーリミテッド | 浮遊エントレインメント冶金プロセスおよびそのリアクター及びそのリアクター |
JP2016164466A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 住友金属鉱山株式会社 | 精鉱バーナー点検孔用差し込み蓋 |
-
1993
- 1993-11-19 JP JP29091993A patent/JP3610582B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009085522A (ja) * | 2007-09-28 | 2009-04-23 | Pan Pacific Copper Co Ltd | 自溶炉の点検孔構造体 |
JP4499772B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2010-07-07 | パンパシフィック・カッパー株式会社 | 自溶炉の点検孔構造体 |
EP2588634A1 (en) * | 2010-06-29 | 2013-05-08 | Outotec OYJ | Suspension smelting furnace and a concentrate burner |
JP2013540251A (ja) * | 2010-06-29 | 2013-10-31 | オウトテック オサケイティオ ユルキネン | 浮遊溶解炉および精鉱バーナ |
EP2588634A4 (en) * | 2010-06-29 | 2017-04-05 | Outotec Oyj | Suspension smelting furnace and a concentrate burner |
US9869515B2 (en) | 2010-06-29 | 2018-01-16 | Outotec Oyj | Suspension smelting furnace and a concentrate burner |
JP2013541637A (ja) * | 2011-07-25 | 2013-11-14 | ヤング ジャンクァン クーパー カンパニーリミテッド | 浮遊エントレインメント冶金プロセスおよびそのリアクター及びそのリアクター |
JP2016164466A (ja) * | 2015-03-06 | 2016-09-08 | 住友金属鉱山株式会社 | 精鉱バーナー点検孔用差し込み蓋 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3610582B2 (ja) | 2005-01-12 |
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