JPH0713685A - 機器制御装置 - Google Patents

機器制御装置

Info

Publication number
JPH0713685A
JPH0713685A JP15510393A JP15510393A JPH0713685A JP H0713685 A JPH0713685 A JP H0713685A JP 15510393 A JP15510393 A JP 15510393A JP 15510393 A JP15510393 A JP 15510393A JP H0713685 A JPH0713685 A JP H0713685A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
input
rotational movement
coordinate
movement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15510393A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Taniguchi
秀樹 谷口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP15510393A priority Critical patent/JPH0713685A/ja
Publication of JPH0713685A publication Critical patent/JPH0713685A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポインティングデバイス等の位置入力手段を
円や楕円を描くように物理的移動させ、その回転の方向
と速さを検出することで、画像処理装置の三次元像や映
像音響機器等の被制御対象機器を制御する装置を提供す
る。 【構成】 位置情報入力装置の物理的移動情報から回転
運動を検出して被制御対象機器を制御する装置であっ
て、座標変換手段3は単位時間計測手段2の出力する単
位時間ごとに位置情報入力手段1から入力情報を取得
し、当該入力情報を2次元座標の座標点に変換する。回
転運動検出手段4は座標点の移動を回転運動情報に変換
し、制御情報出力手段5は回転運動情報を被制御対象装
置Bの制御情報に変換する構成としたものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポインティングデバイ
ス等の位置入力手段の円あるいは楕円運動等の物理的移
動を検出して機器を制御する機器制御方法およびその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、映像音響機器や画像処理装置の発
達は目覚ましいものがある。映像音響機器ではより便利
な機能が付加され、より利用者に使いやすいインターフ
ェースが提供され、新しい機器の利用形態が生まれてき
ている。
【0003】たとえば、VTRやカムコーダなどでは単
なる録画、再生機器としての器材から、積極的に映像を
作成、編集する機能が付加されてきた。それに伴い一部
の専用編集機や業務用機器にのみ備えられていたジョグ
ダイアルやシャトルリングといった操作装置が汎用機器
にも装備されるようになった。その結果、コマ送り再生
や逆コマ送り再生あるいはスロー再生や2倍速再生など
の可変速再生等も簡単に操作できるようになった。さら
に最近、これらの機器にも外部制御用端子が備えられ、
コンピュータとRS−232C等により接続して遠隔制
御される利用形態も多くなってきた。
【0004】一方、CAD(Computer Aid
ed Designe)やCG(Computer G
raphics)等の画像処理装置では3次元の立体像
が容易にコンピュータ画面上で作成、表示可能となって
きた。そして、それらの3次元像を画面上で自由に回転
させて表示させることまで可能になってきた。
【0005】しかしながら、これらの機器あるいは機能
をポインティングデバイス等によりきめ細かく制御する
ための入力方法や装置は十分に提供されていなかった。
【0006】従来のコンピュータ等からの遠隔制御によ
る可変速再生等の制御方法を図13と図14とを用いて
説明する。
【0007】従来、VTR等の映像機器をコンピュータ
等から遠隔制御するための入力方法としては制御コマン
ドをキーボードから直接打ち込むものや表示画面に表示
されたメニューから選択するメニュー形式のものがあっ
た。
【0008】例えばメニュー形式では図14の(b)の
ように、表示画面60上にメニューウインドウ61をボ
タン,スイッチ等を模倣した形状にして複数作成する。
これらのメニューウインドウは各々予めどのような制御
命令を実行するかが定められている。そして、これらの
ウインドウ内にマウス等のポインティングデバイスのカ
ーソル62を入れるとウインドウは選択されたことを示
すためにハイライトする。この状態でマウスをクリック
する等の入力操作をすることにより各ウインドウ毎に予
め定められた所定の処理手段を介して制御情報を出力
し、被制御対象機器の制御を行っていた。そして、これ
らのウインドウ61に例えばスロー再生あるいは倍速再
生等の可変速再生のメニューを用意し、このメニューを
選択することで可変速の制御等も行える。具体的には例
えば図14の(a)においてマウスをPからQへ物理的
に移動させると、図14の(b)の表示画面上において
マウスカーソルがPからQへ移動し、61−fのウイン
ドウがハイライトする。そして、この状態でマウスのボ
タンをクリックすると、61−fのウインドウに設定さ
れた一コマ送りの制御命令が実行される。
【0009】次に、このような従来のメニュー形式の構
成を図13のブロック図を用いて説明する。
【0010】図13において、1は例えばマウスやスタ
イラスペンとタッチタブレット等のポインティングデバ
イスあるいはタッチパネル等の位置情報入力装置、51
は座標点情報をカーソルとして表示するカーソル表示手
段、52はメニューウインドウの表示画面上での座標情
報と登録されているメニュー情報を記憶するメニュー情
報格納手段、53はメニューウインドウを表示画面上に
表示するためのメニュー表示手段、54は座標点情報と
メニューの位置情報の一致を検出し、一致したメニュー
ウインドウに登録されている処理手段へ処理依頼情報を
出力する一致検出手段、55は処理依頼情報を受けると
所定の制御命令情報を制御情報出力手段5へ送る処理手
段、5は制御命令情報を機器制御情報に変換する制御情
報出力手段である。
【0011】次に動作を説明する。マウス等の位置情報
入力装置1を移動させると、位置情報100が座標変換
手段3へ送られる。座標変換手段3では位置情報100
を2次元座標の座標点情報102に変換してカーソル表
示手段51と一致検出手段54へ送られる。メニュー情
報格納手段52はメニューウインドウを表示画面上のど
の位置に表示するかを指定する座標情報と各メニューウ
インドウごとにどの処理手段へ処理依頼をすればよいか
を登録している処理手段情報を記憶している。メニュー
表示手段53はメニュー位置情報121に基づいて表示
画面上の指定された座標にメニューウインドウを表示す
る。一致検出手段54は座標点情報102とメニュー情
報120の位置情報から、どのメニューウインドウ内で
入力操作されたかを判別し、該当するメニューの処理手
段へ処理依頼情報122を送る。処理手段55は処理依
頼情報122を受け付けると、予め設定している処理手
続きを実行し制御情報出力手段5へ制御命令情報123
を送る。制御情報出力手段5では、制御命令情報を機器
への制御プロトコルに変換して被制御機器へ送出し、機
器を制御する。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような制御方法に
より遠隔制御で映像音響機器の再生、ポーズ、倍速再生
等を容易に操作することが可能となった。しかし従来の
構成ではジョグダイアルやシャトルリング等により実現
されてきたコマ送り再生や可変速再生等を行うことは困
難であった。あるいは、コマ送り再生のボタンを付加し
てジョグダイアルやシャトルリング等の機能を模倣でき
るようにしていたがメニューブロックをいたずらに増や
す結果となりかえって使いづらいものとなった。そし
て、複数の映像音響機器を集中的に管理、制御して編集
を行うような編集装置においては、その操作パネル部に
ジョグダイアルやシャトルリング等の専用のハードウエ
アをわざわざ付加し、入力装置の複雑化、高価格化とい
う問題を有していた。
【0013】一方、コンピュータを利用した画像処理装
置でもそれらの3次元像を画面上で回転しているように
表示させるインタフェースとしてはキーボードによる入
力であったり、画面上に表示されたボタンであったり、
スライダーバーであったりして回転の速度を変更した
り、同じ角度付近を行き来しながら確認する等の細かい
制御をするのには適していなかった。
【0014】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであって、ポインティングデバイス等の
入力装置の円や楕円運動といった物理的移動を利用して
コンピュータ上のビデオ画像や映像音響機器等の被制御
対象機器を制御する方法を提供することを目的としてい
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の機器制御装置は、位置情報入力装置の物理
的移動情報から回転運動を検出して被制御対象機器を制
御する方法であって、位置情報入力手段と、一定の単位
時間を計測する単位時間計測手段と、単位時間ごとに情
報入力手段から入力情報を取得し、当該入力情報を2次
元座標の座標点に変換する座標変換手段と、前記座標点
の移動を回転運動情報に変換する回転運動検出手段と前
記回転運動情報を被制御対象装置の制御情報に変換する
制御情報出力手段とを備えた構成としたものである。
【0016】また、本発明は、回転運動検出手段におい
て座標点の移動の線速度から回転運動情報を得る構成と
したものである。
【0017】本発明は、回転運動検出手段において座標
点の移動の角速度から回転運動情報を得る構成としたも
のである。
【0018】本発明は、回転運動検出手段において座標
点の移動の速度を補正する補正工程を備えた構成とした
ものである。
【0019】本発明は、位置情報入力装置の物理的移動
情報から回転運動を検出して被制御対象機器を制御する
方法であって、位置情報入力手段と、一定の単位時間を
計測する単位時間計測手段と、単位時間ごとに情報入力
手段から入力情報を取得し、当該入力情報を2次元座標
の座標点に変換する座標変換手段と、前記座標点の移動
を回転運動情報に変換する回転運動検出手段と前記回転
運動情報を被制御対象装置の制御情報に変換する制御情
報出力手段とを備え、座標変換手段により変換された座
標点を表示する表示手段を備えた構成としたものであ
る。
【0020】本発明は、位置情報入力装置の物理的移動
情報から回転運動を検出して被制御対象機器を制御する
方法であって、位置情報入力手段と、一定の単位時間を
計測する単位時間計測手段と、単位時間ごとに情報入力
手段から入力情報を取得し、当該入力情報を2次元座標
の座標点に変換する座標変換手段と、前記座標点の移動
を回転運動情報に変換する回転運動検出手段と前記回転
運動情報を被制御対象装置の制御情報に変換する制御情
報出力手段とを備え、位置情報入力手段をフラットパネ
ルディスプレイ上のタッチパネルに構成したものであ
る。
【0021】本発明は、位置情報入力装置の物理的移動
情報から回転運動を検出して被制御対象機器を制御する
方法であって、位置情報入力手段と、一定の単位時間を
計測する単位時間計測手段と、単位時間ごとに情報入力
手段から入力情報を取得し、当該入力情報を2次元座標
の座標点に変換する座標変換手段と、前記座標点の移動
を回転運動情報に変換する回転運動検出手段と前記回転
運動情報を被制御対象装置の制御情報に変換する制御情
報出力手段とを備え、情報入力手段としてポインティン
グデバイスを備える構成としたものである。
【0022】
【作用】このような特徴を有する本発明によれば情報入
力装置を円運動や楕円運動といった物理移動により機器
の制御が可能となる。
【0023】また、本発明によれば回転運動検出手段に
おいて座標点の移動の線速度を補正する線速度補正工程
あるいは座標点の移動の角速度を補正する角速度補正工
程を備えた構成とすることにより速度情報の補正が可能
となる。
【0024】また、本発明によれば入力情報が表示画面
に表示されることにより入力内容の確認が容易に行える
ようになる。
【0025】さらに、本発明によれば表示装置と入力装
置を併設可能となる。
【0026】
【実施例】本発明の機器制御装置について、一実施例を
図1〜図12の図面を参照しつつ説明する。
【0027】図1は本発明の第1の実施例を示すブロッ
ク図であり、1は例えばマウスやスタイラスペンとタッ
チタブレット等のポインティングデバイスあるいはタッ
チパネル等の位置情報入力手段、2は単位時間経過情報
を出力する単位時間計測手段、3は位置情報と単位時間
経過情報を受けて座標点情報を出力する座標変換手段、
4は座標点情報から回転運動情報を算出する回転運動検
出手段、5は回転運動情報を機器制御情報に変換する制
御情報出力手段で構成される。そして、機器制御情報が
例えばVTR等の映像音響機器や画像処理装置等の被制
御対象機器Bへ送られ、当該機器は制御される。
【0028】図2は本発明の第2の実施例を示すブロッ
ク図であり、1は例えばマウスやスタイラスペンとタッ
チタブレット等のポインティングデバイスあるいはタッ
チパネル等の位置情報入力手段、2は単位時間経過情報
を出力する単位時間計測手段、3は位置情報と単位時間
経過情報を受けて座標点情報を出力する座標変換手段、
10は例えばフラットパネルディスプレイやCRT等の
表示手段、4は座標点情報から回転運動情報を算出する
回転運動検出手段、5は回転運動情報を機器制御情報に
変換する制御情報出力手段で構成される。そして、位置
情報入力手段1の物理的移動は座標変換手段3を介して
表示手段10に例えばカーソルとして表示され、機器制
御情報は例えばVTR等の映像音響機器や画像処理装置
等の被制御対象機器Bへ送られる。
【0029】次に、動作について説明する。図1におい
て、位置情報入力手段1は当該手段の物理的移動を位置
情報100として伝達するブロックであり、図3に示す
ように、マウスを平面上で円運動をさせる、あるいはス
タイラスペンをタブレット上で鉛筆で円を描くようにな
ぞることで入力し、その回転方向や回す速度を変化させ
ることで機器制御情報が変化し例えばVTRの再生速度
やコマ送り速度と再生方向(再生,逆再生)が制御でき
る。例えばマウスであれば上下左右に物理的移動をさせ
ることでその相対的な移動情報である例えば電気信号を
位置情報100として出力し、スタイラスペンとタッチ
タブレットであればスタイラスペンでタブレット上をな
ぞることでタブレット上のペン位置の座標を例えばX−
Y座標各々8ビットの量子化データを位置情報100と
して出力することになる。
【0030】単位時間計測手段2は予め決められた単位
時間の経過を計測し、単位時間毎に座標変換手段3に単
位時間経過情報101を出力するブロックであり、例え
ば単位時間を10msに設定すれば、例えば内蔵した時
計あるいはタイマーで10msの経過を計測し、10m
s毎に単位時間経過情報101を座標変換手段3へ出力
する。
【0031】座標変換手段3は位置情報100を当該手
段内部に仮想的に設けた二次元座標の座標点の移動へ変
換し、単位時間経過情報101を受けた時点での二次元
座標の座標点を座標点情報102として出力するブロッ
クであり、位置情報入力手段1からの例えばアナログの
電気信号や8ビットの量子化データ等の位置情報100
は座標点(X,Y)へ逐次変換される。そして、単位時
間経過情報101を引き金としてその時点での座標点を
座標点情報102として出力する。すなわち、図3に示
すように位置情報入力装置がP,Q,Rと回転運動をし
ていれば、座標変換手段3からの座標点情報102は図
3においてX軸,Y軸を両軸とするような二次元座標上
の円周上の座標点p,q,rとして出力されることにな
る。
【0032】回転運動検出手段4は座標点情報102を
回転運動情報103に変換するブロックであり、座標点
情報102から位置情報入力手段1の物理的移動の円あ
るいは楕円運動を検出し、その回転方向および回転速度
を算出して回転運動情報103として出力する。
【0033】制御情報出力手段5は回転運動情報103
の回転方向および回転速度の情報に応じて機器ごとに定
められたプロトコルに変換して出力するブロックであ
り、例えば(表1)のような回転運動情報103に対す
る機器固有の制御情報変換テーブルを有する制御情報出
力手段5であれば、例えば回転方向が正方向で回転速度
が10という回転運動情報103が入力されれば、(表
1)の変換テーブルに基づき+1/16の再生速度が選
択され、例えばあるVTRの制御プロトコルに従い例え
ば”SHL/16”のような制御情報104を制御対象
機器Bへ出力する。この結果、例えばVTRやレーザー
ディスクプレーヤ等の映像音響機器、あるいはCADや
CG等の画像処理装置、等の被制御対象機器が制御さ
れ、動作する。
【0034】
【表1】
【0035】なお、図5,図6のフローチャートはそれ
ぞれ回転運動検出手段4における回転運動検出方法を示
したものである。
【0036】次に、図7〜図12のフローチャートによ
り、回転運動検出手段4における回転運動検出方法およ
びその補正方法の一実施例を説明する。
【0037】図7において、座標変換手段3からの座標
点情報102は回転運動検出手段4で、まず移動量算出
工程10で処理される。
【0038】移動量算出工程10は座標変換手段3から
の座標点情報102を移動量情報113と角度情報11
4に変換する工程であり、図8のフローに示すように、
まず座標点情報102(X,Y)がX,Y方向の移動量
算出ステップ21と座標点記憶ステップ22に送られ
る。座標点記憶ステップ22では一単位時間前の座標点
(last_X,last_Y)を記憶しており、当該
座標点情報を新しい座標点情報102(X,Y)が入力
された時点でX,Y方向の移動量算出ステップ21へ送
り、新しい座標点情報(X,Y)102により記憶内容
を更新する(last_X=X,last_Y=Y)。
一方、X,Y方向の移動量算出ステップ21では現在の
座標点情報102(X,Y)と一単位時間前の座標点情
報131(last_X,last_Y)の各構成成分
を減算する。そして、図4に示すようにX方向とY方向
の移動量(length_X,length_Y)を算
出して移動量情報113として出力し、同時に角度算出
ステップ23へ送られる。この時、図4に示すようにX
方向とY方向の移動量が移動ベクトルとなる。角度算出
ステップ23では図4に示すように基準軸であるX軸と
移動ベクトルのなす角度をθとすると、正接tanθを
X方向とY方向の移動量から算出して座標移動の角度情
報114(tanθ)として出力する。
【0039】線速度算出工程11は移動量情報113を
線速度情報115に変換するブロックであり、図9に示
すように移動量情報113の構成要素(length_
X,length_Y)の平方の和の平方根を線速度情
報V1とする。例えば構成要素が(3,4)であれば線
速度は5と算出される。
【0040】回転方向判別工程13は、角度情報114
から入力手段1の回転方向を判別するブロックであり、
図10のフローに示すようにまず角度情報114が積算
出ステップ25と角度情報記憶ステップ26に送られ
る。角度情報記憶ステップ26では一単位時間前の角度
情報(last_tanθ)を記憶しており、当該角度
情報を新しい角度情報114(tanθ)が入力された
時点で積算出ステップ25へ送り、新しい角度情報11
4(tanθ)により記憶内容を更新する(last_
tanθ=tanθ)。一方、積算出ステップ25では
現在の角度情報114(tanθ)と一単位時間前の角
度情報132(last_tanθ)の積133(mu
l=tanθ*last_tanθ)を算出し、敷居値
判定ステップ27へ送られる。敷居値判定ステップ27
では積情報133(mul)を予め設定した敷居値(c
onst.)と比較してその範囲を超えていれば補正ス
テップ28を介して差算出ステップ29へ、また範囲内
であれば直接差算出ステップ29へ現在の角度情報(t
anθ)と一単位時間前の角度情報(last_tan
θ)を送る。補正ステップ28では一単位時間前の角度
情報(last_tanθ)に補正係数(−10)を乗
算して補正し、差算出ステップ29へ送る。差算出ステ
ップ29では現在の角度情報(tanθ)と一単位時間
前の角度情報(last_tanθ)の差(sub=t
anθ−last_tanθ)を算出し、差判定ステッ
プ30へその差137を送る。最後に、差判定ステップ
30で差(sub)の符号により、例えば差が正であれ
ば回転方向情報116として時計回りを示す”+1”情
報を、また負であれば回転方向情報116として反時計
回りを示す”−1”情報を送る。
【0041】線速度補正工程12は線速度情報115を
過去数個の線速度情報により平滑化するブロックであ
り、図11のフローに示すように線速度情報115が線
速度平滑化ステップ31と線速度情報累積ステップ32
に送られる。線速度情報累積ステップ32では過去数個
の線速度情報を記憶し、その線速度累積値をΣV1とし
て記憶しており、当該線速度累積値138を新しい線速
度情報115(V1)が入力され時点で線速度平滑化ス
テップ31へ送り、記憶している過去数個の線速度情報
のうち最古の情報を新しい線速度情報115により更新
し、累積値を算出し直す。一方、線速度平滑化ステップ
31は線速度情報累積ステップ32からの累積値からそ
の相加平均を算出し補正線速度情報117とする。
【0042】回転方向補正工程14は回転方向情報11
6を過去数個の回転方向情報により判定するブロックで
あり、図12のフローに示すように回転方向情報116
が回転方向累積ステップ33に送られる。回転方向累積
ステップ33では過去数個の回転方向情報を例えば時計
回りであればrot=+1として、また反時計回りであ
れば−1として記憶し、その回転方向累積値をΣrot
として記憶しており、当該回転方向累積値を新しい回転
方向情報115(rot)が入力された時点で回転方向
判定ステップ34へ送り、記憶している過去数個の回転
方向情報のうち最古の情報を新しい回転方向情報により
更新し、累積値を算出し直す。回転方向判定ステップ3
4は回転方向累積ステップ31からの累積値Σrotの
符号を記憶し、その符号の変化を判定して補正回転方向
情報118を出力する。
【0043】回転運動情報生成工程15は補正線速度情
報117と補正回転方向情報118から回転運動情報1
03を生成するブロックであり、例えば補正線速度情報
117に補正回転方向情報118の符号を付加して整数
型の回転運動情報103として出力する。すなわち、補
正線速度情報が10で補正回転方向情報が反時計回りで
ある時、回転運動情報は”−10”として出力される。
【0044】なお、本実施例では回転運動検出手段にお
いて線速度を利用した回転速度検出を示したが、角速度
を利用しても同様の効果を得ることができる。また、座
標変換手段で変換した座標点を表示手段に表示する構成
とすることで入力の確認が容易になる。更に、位置入力
手段としてタッチパネル等を用いることにより液晶ディ
スプレイ等のフラットパネル上に本装置を構成すること
が可能となり、省スペースを実現しつつ高機能化するこ
とができる。
【0045】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明によれ
ば、情報入力装置による円運動や楕円運動といった物理
移動により機器の制御が可能となる。その結果、ジョグ
ダイアルやシャトルリング等の特別な装置を付加するこ
となく同様の効果を実現できる。また、位置入力手段を
特定しないので、入力装置の形状、大きさ、面積等が柔
軟に対処でき、例えば液晶パネル上にタッチセンサーを
設けるような構成も可能である。さらには3次元CAD
等の3次元像をスムースに回転させる入力方法を提供で
きる。
【0046】また、情報入力装置による円運動や楕円運
動といった物理移動にムラや歪が生じても補正が可能と
なる。
【0047】また、情報入力装置による入力が可能なた
め正確な入力が可能となる。さらに、入力手段のための
特別な領域を必要としないため装置の小型化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における機器制御装置の
構成を示すブロック図
【図2】本発明の第2の実施例における機器制御装置の
構成を示すブロック図
【図3】同第1,第2の実施例における位置情報入力手
段1の移動と座標点情報の移動を示す説明図
【図4】同第1,第2の実施例における座標点の移動か
ら移動量情報と角度情報の求め方を示す説明図
【図5】同第1,第2の実施例における回転運動検出手
段4の動作を説明するためのフローチャート
【図6】同第1,第2の実施例における回転運動検出手
段4の動作を説明するためのフローチャート
【図7】同第1,第2の実施例における回転運動検出手
段4の動作を説明するためのフローチャート
【図8】図7における移動量算出工程10の動作を説明
するためのフローチャート
【図9】図7における線速度算出工程11の動作を説明
するためのフローチャート
【図10】図7における回転方向判別工程13の動作を
説明するためのフローチャート
【図11】図7における線速度補正工程12の動作を説
明するためのフローチャート
【図12】図7における回転方向補正工程14の動作を
説明するためのフローチャート
【図13】従来の機器制御装置の構成を示すブロック図
【図14】従来のメニュー形式による入力方法を示す説
明図
【符号の説明】
1 位置情報入力手段 2 単位時間計測手段 3 座標変換手段 4 回転運動検出手段 5 制御情報出力手段 10 移動量算出工程 11 線速度算出工程 12 線速度補正工程 13 回転方向判別工程 14 回転方向補正工程 15 回転運動生成工程 20 表示手段

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 位置情報入力手段と、 一定の単位時間を計測する単位時間計測手段と、 前記単位時間ごとに前記位置情報入力手段から入力情報
    を取得し、当該入力情報を2次元座標の座標点に変換す
    る座標変換手段と、 前記座標点の移動を回転運動情報に変換する回転運動検
    出手段と、 前記回転運動情報を被制御対象装置の制御情報に変換す
    る制御情報出力手段とを備えた機器制御装置。
  2. 【請求項2】 回転運動検出手段は、座標点の移動から
    座標点の線速度を回転運動情報として得る線速度算出工
    程を備えることを特徴とする請求項1記載の機器制御装
    置。
  3. 【請求項3】 回転運動検出手段は、座標点の移動から
    座標点の角速度を回転運動情報として得る角速度算出工
    程を備えることを特徴とする請求項1記載の機器制御装
    置。
  4. 【請求項4】 回転運動検出手段は、角速度や線速度の
    補正工程を備えることを特徴とする請求項1記載の機器
    制御装置。
  5. 【請求項5】 座標変換手段により変換された座標点を
    表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1,
    2または3記載の機器制御装置。
  6. 【請求項6】 位置情報入力手段をフラットパネルディ
    スプレイ上のタッチパネルに構成したことを特徴とする
    請求項1,2または3記載の機器制御装置。
  7. 【請求項7】 ポインティングデバイスを位置情報入力
    手段として備えることを特徴とする請求項1,2または
    3記載の機器制御装置。
JP15510393A 1993-06-25 1993-06-25 機器制御装置 Pending JPH0713685A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15510393A JPH0713685A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 機器制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15510393A JPH0713685A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 機器制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0713685A true JPH0713685A (ja) 1995-01-17

Family

ID=15598686

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15510393A Pending JPH0713685A (ja) 1993-06-25 1993-06-25 機器制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713685A (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083796A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラムおよび情報処理装置
JP2009260691A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Casio Comput Co Ltd 画像再生装置、画像再生方法、及びプログラム
JP2010113608A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Sharp Corp 操作受付装置及びコンピュータプログラム
JP2012173950A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Denso Corp 連続操作学習装置、及び、ナビゲーション装置
JP2012208684A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nec Personal Computers Ltd 入力装置及びパラメータ設定方法
JP2016532179A (ja) * 2013-10-04 2016-10-13 マイクロチップ テクノロジー インコーポレイテッドMicrochip Technology Incorporated センサシステムのための連続した円ジェスチャ検出
JP2016220186A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 カシオ計算機株式会社 表示装置、表示方法及びプログラム
US10162516B2 (en) 2015-05-22 2018-12-25 Casio Computer Co., Ltd. Display apparatus for displaying images

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008083796A (ja) * 2006-09-26 2008-04-10 Nintendo Co Ltd 情報処理プログラムおよび情報処理装置
JP2009260691A (ja) * 2008-04-17 2009-11-05 Casio Comput Co Ltd 画像再生装置、画像再生方法、及びプログラム
JP2010113608A (ja) * 2008-11-07 2010-05-20 Sharp Corp 操作受付装置及びコンピュータプログラム
JP2012173950A (ja) * 2011-02-21 2012-09-10 Denso Corp 連続操作学習装置、及び、ナビゲーション装置
JP2012208684A (ja) * 2011-03-29 2012-10-25 Nec Personal Computers Ltd 入力装置及びパラメータ設定方法
JP2016532179A (ja) * 2013-10-04 2016-10-13 マイクロチップ テクノロジー インコーポレイテッドMicrochip Technology Incorporated センサシステムのための連続した円ジェスチャ検出
US10552026B2 (en) 2013-10-04 2020-02-04 Microchip Technology Incorporated Continuous circle gesture detection for a sensor system
JP2016220186A (ja) * 2015-05-22 2016-12-22 カシオ計算機株式会社 表示装置、表示方法及びプログラム
US10162516B2 (en) 2015-05-22 2018-12-25 Casio Computer Co., Ltd. Display apparatus for displaying images
US10732830B2 (en) 2015-05-22 2020-08-04 Casio Computer Co., Ltd. Display apparatus for displaying images

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3343329B1 (en) Haptic effect generation for space-dependent content
Zhang et al. Visual panel: virtual mouse, keyboard and 3D controller with an ordinary piece of paper
US7952561B2 (en) Method and apparatus for controlling application using motion of image pickup unit
CN102830795B (zh) 利用运动传感装置的远程控制
JP2019192279A (ja) グラニュラーシンセシスを用いたハプティック変換システム
JPH09230993A (ja) ジョグダイアルの模擬入力装置
CN105357585A (zh) 对视频内容任意位置和时间播放的方法及装置
US20030004678A1 (en) System and method for providing a mobile input device
JPH0728591A (ja) 空間操作マウスシステム及び空間動作パターン入力方法
KR20140060818A (ko) 원격 제어 장치, 디스플레이 장치 및 그 제어 방법
KR20050102803A (ko) 가상입력장치, 시스템 및 방법
WO2023160697A1 (zh) 一种鼠标的模型映射方法、装置、设备和存储介质
JPH0713685A (ja) 機器制御装置
JP3628044B2 (ja) 対話型映像表示装置
CN114047831B (zh) 直接三维指向的计算系统和追踪指向/输入装置的方法
JPH0667796A (ja) 入力装置
JPH0816137A (ja) 3次元座標入力装置及びカーソル表示制御方式
KR20180045668A (ko) 터치 유저 인터페이스를 이용한 카메라의 이동경로와 이동시간의 동기화를 위한 사용자 단말장치 및 컴퓨터 구현 방법
JPH0269798A (ja) デイスプレイされたオブジエクトを回転する方法
KR101743888B1 (ko) 터치 유저 인터페이스를 이용한 카메라의 이동경로와 이동시간의 동기화를 위한 사용자 단말장치 및 컴퓨터 구현 방법
Zhang Vision-based interaction with fingers and papers
CN112148161B (zh) 显示设备光标控制方法、装置、系统及存储介质
CN114816088A (zh) 线上教学方法、电子设备和通信系统
JPH04257014A (ja) 入力装置
US20220206669A1 (en) Information processing apparatus, information processing method, and program