JPH07136186A - 外科用牽引子 - Google Patents

外科用牽引子

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JPH07136186A
JPH07136186A JP6150864A JP15086494A JPH07136186A JP H07136186 A JPH07136186 A JP H07136186A JP 6150864 A JP6150864 A JP 6150864A JP 15086494 A JP15086494 A JP 15086494A JP H07136186 A JPH07136186 A JP H07136186A
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retractor
arm
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arms
surgical
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    • A61B17/02Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets for holding wounds open; Tractors
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
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    • A61B17/025Joint distractors
    • A61B2017/0256Joint distractors for the spine

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明の目的は、特に脊椎の外科手術に際し
て脊椎の視認範囲およびアクセス範囲を格段に広げ、し
かも切創から抜け出す傾向を解消した牽引子を提供する
ことである。 【構成】 一対のアーム16、18と、このアームを互
いに平行且つ互いに接近・離反する方向へ移動可能に保
持する手段14、20、24、26と、取付け部分3
4、アングルアーム30および牽引子プレート32を有
する一対の牽引子ブレード28とを有して構成される。
アングルアームは、その一端に取付けられたアーム1
6、18の軸線36と他端に取付けられたプレート32
の軸線40とを平行に且つ偏倚させており、アーム1
6、18が皮膚上に且つ外科的に切開された切創から外
れて位置された状態で、プレート32が切創内に入り込
むようにされている。従って、切創内に対するアクセス
空間を大きくしている。プレートにはフィンガーが形成
され、このフィンガー間の間隙もアクセス空間を効果的
に大きくする働きをする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は一般に外科用牽引子に係
わり、特に或る種のデリケートな外科手術を容易となす
ために設計された外科用脊椎牽引子に関する。本発明は
更にある種のハードウェアーを挿入する施術時に胸部お
よび腰部の脊椎を露出する上で良好な助けをなす牽引子
に関する。
【0002】
【従来の技術】背中の痛みや四肢の痛みはしばしば脊柱
の狭短化または脊椎の不整合による脊髄神経の圧迫に直
接原因することは今や専門医に十分認識されている。脊
柱は関節侵害距状突起(encroaching ar
thritic spurs)、破壊椎間板(rupt
ured discs)、腫瘍のような軟組織体の膨大
および感染性突起により圧迫され得る。数年前には、脊
柱のこれらの状態は融合術と称される方法と組み合わせ
て骨の圧迫を取り除き、軟組織は除去することで外科的
に矯正された。植接用骨片が脊椎分節に隣接させて配置
されて、一緒に成長するように、すなわち「融合」する
ようになされた。このようにして得た剛性および再整合
はそれ以上の圧力が神経にかかることを防止して、脊柱
を安定化させた。ある種の場合、それらの骨が互いに融
合される間、それらの骨を特定位置に保持するために金
属ロッドおよびフックが骨に取付けられた。
【0003】4〜5年前にこれらの方法は変わり、これ
らの問題の処置に脊椎用の機器装置の使用が急激に増大
した。簡単に述べれば、これらの装置は比較的大きなス
クリュー、ボルト、バー、そしてしばしばロッドさえも
脊椎の安定化のために使用する。しかしながら安定化装
置を挿入するために、脊柱を構成する神経を取り囲んで
いる骨構造を適当に露出させることに悪銭苦闘してい
る。外科手術がデリケートなものであり、目視および安
定化ハードウェアの配置に関する重大な要求があり、脊
椎に対する良好な目視アクセスおよびハードウェアが挿
入される骨構造に対する機械的アクセスを可能にする牽
引子の開発が要求されてきた。
【0004】今日の市場では、多くの異なる形式の牽引
子が入手でき、それらは牽引子機構に力を加えると共に
組織を引き離して保持する目的のために、ラックピニオ
ン組立体を使用している。しかしながら、現在利用でき
る牽引子ブレード(切創の中に実際に入れ込まれ、筋肉
を引き離して保持する拡張機構の一部)は、脊柱の骨の
目視や必要機器による骨に対する物理的アクセスの邪魔
になる。この従来技術の欠点が本発明の牽引子ブレード
の開発をもたらした。
【0005】この時点まで脊椎外科手術に使用するため
に入手できる牽引子は2個のアームを使用しており、こ
れらのアームはラックピニオン装置に対して直角に配置
され、この装置がアームの引き離しをクランク操作する
ことに使用される。アームから切創の中へと直角下方へ
様々な寸法の牽引子ブレードが延在され、これらのブレ
ードは通常は1つまたはそれ以上の小さな歯を底部に有
している。この特別な設計は2つの見地で欠点となって
いる。第1の欠点は、これらの従来技術の装置では、牽
引子が切創を押し開くようにクランク操作で開離される
とき、背中の筋肉および筋膜組織に固有な張力を処理が
できないことである。牽引子の2個のアームが引き離さ
れると、弓に対抗して引張られた弦に非常に似た状況が
作り出され、弦が引かれれば引かれるほど、弓に対する
圧力は大きくなる。外科用牽引子の場合は、付加的圧力
が作り出された。何故なら、牽引子ブレードは切創の中
に延在しているからである。ブレードが切創の中に延在
すればするほど、圧力は大きくなる。ブレードは一端で
アームに連結されており、他端は切創の中に延在してい
るので、ブレードの歯面には筋肉および筋膜組織の圧力
による梃子作用が生じてブレードを枢動点のまわりに回
転させてしまうのであり、この枢動点は牽引子のアーム
に連結された箇所に形成される。これらのメカニズムの
全体的な作用は殆ど全ての牽引子を切創から上方へ抜け
出させるように作用する傾向を示すのであり、これは筋
肉および筋膜組織の圧迫のために生じる。
【0006】従来技術の装置の第2の問題は、牽引子の
アームが切創の頂部で皮膚に沿って位置するから、それ
らはペディクル(小花柄)スクリュー機器装置を応用す
ることで直ちに位置される。現在の方法では、スクリュ
ーは脊柱の脊椎本体の小さな角度の付いた構造部分の内
部に、脊椎の横すなわち側部分に配置される。これらの
スクリューは各レベルにて或る角度とされることが絶対
に重要である。牽引子が切創の何れの側でも十分に拡張
されなかったならば、牽引子の大きなアームは広がるた
めに付与される適当な角度の邪魔となり、これらのペデ
ィクルスクリューの適用を邪魔する。この結果は、スク
リューは誤用となって悲惨であり、内方または外方へ向
かう大きすぎる傾きは神経の損傷または脊椎の安定化の
無効を生じる。
【0007】従来技術の装置における第2の欠点に対す
る1つの明確な解決策は、切創を更に広く押し広げるた
めに牽引子をただクランクして開くことである。しかし
ながら切創を広く押し広げることは筋肉および肉に断裂
を生じて、治癒を妨げ、並びに牽引子のブレードに更に
高い圧力を発生させる傾向を示す。
【0008】従って、この分野に熟知した者には、切創
をより広く押し広げずにこの新しい方法の要求を受入れ
ることのできる牽引子を提供することが必要であるとい
うことが、認識される。この望ましい装置は、筋肉およ
び筋膜組織の過剰な断裂を引き起こさず、牽引子のブレ
ードに過度の圧力を発生させないで、脊椎の目視および
機械的アクセスを得るために切創を押し広げる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、上述
した従来の技術の問題を解決し、特に脊椎の外科手術に
際して脊椎の視認範囲およびアクセス範囲を格段に広
げ、しかも切創から抜け出す傾向を解消した牽引子を提
供することである。
【0010】
【課題を達成するための手段】本発明の牽引子は、ブレ
ードを支持するアームの角度が切創の頂縁から牽引子の
アームを除外し、これにより先に説明したボニーチャン
ネル内に正確に配置できるように、様々な角度で脊椎に
様々な機械装置を適用する範囲を大きくできたことを特
徴とする。第2に、牽引子ブレードのアングルアームは
切創中に深くその強力な構造を配置し、これにより脊椎
から筋肉を引き離して脊椎を見易くするために、必要と
される脊椎自体に最も接近した箇所に拡張力を作用させ
る。
【0011】牽引子のアングルアームに加えて、ブレー
ド自体も特徴がある。知る限りの全ての他のブレードは
牽引子アームから切創の中へ直接に垂下されて図示され
説明されており、機器の配置に障害になるだけでなく、
皮膚および切創の最上縁に最大の拡張力を作用させる。
本発明の脊椎牽引子のブレードは拡張力が最も必要とさ
れる切創の中の深い位置に拡張力を付与する。従来技術
の装置を実質的に改善するこの牽引子の2個の付加的部
品は、切創の中の深い位置のアングルアームの何れかの
側にあるもので、下部の切創中に深く延在する、また上
部の切創から上方へ出る垂直フィンガーである。フィン
ガーは筋肉組織を更に掴み、通常と異なる位置にロック
する開いた手指に非常に似た働きをする。更に、フィン
ガー間の距離は、脊椎固定装置を取付けるために切創内
で使用される機器に更に大きな横方向角度を与えるので
あり、この利点は他の如何なる脊椎牽引子でも与えられ
ておらず、機器の角度は厳しい妥協が取られている。
【0012】従来技術を凌駕するこの牽引子の第3の特
徴は、牽引子ブレードの筋肉側から延在する横方向に突
出した固定ペグであり、背腰筋膜の下側に位置すること
を意味している。この固定ペグは切創の深さ内で牽引子
をロックし、他の形式の脊椎牽引子でしばしば生じてい
た牽引子が切創から上方へ移動して抜け出ることを防止
する。
【0013】ブレードは異なる切創深さを受入れるため
に様々な寸法および形状で供給される。1つの変形例は
ブレード深さの変化例を増やすために、ヒンジ連結され
る。また好ましい実施例の詳細な説明は牽引子の特別な
実施例を説明するものであり、本発明の他の例が特許請
求の範囲内で設計できるということは認識されよう。
【0014】
【実施例】ここで図面を参照すれば、本発明では同じ符
号は同じ部材を示しており、本発明の好ましい実施例の
以下の詳細な説明は当業者に理解されよう。
【0015】図1を参照すれば、牽引子10が斜視図で
もって全体的に示されている。この牽引子10はラック
ピニオン組立体12を含み、この組立体はバー14、第
1アーム16および第2アーム18を含んでいる。各ア
ームは基端16’、18’および先端16’’、1
8’’を有している。アーム16の基端16’はバー1
4の一端に固定的に取付けられている。
【0016】ラックピニオン組立体12はピニオンハウ
ジング20を含み、このハウジングはそれを通過するチ
ャンネル22を有している。バー14はチャンネル22
に通されており、ピニオンハウジング20内にスライド
可能に係合している。ピニオンハウジング20はバー1
4の周りに嵌装されており、ハウジングがバー14に沿
って横方向に移動するときにこのハウジング20はバー
14に対して固定的な関係状態に保持されるようになさ
れている。アーム18の基端18’はピニオンハウジン
グ20に固定的に連結されており、ハウジングがバー1
4に沿って移動するときにアーム18がアーム16に向
かって、およびアーム16から離れる方向へ同様に移動
するようになされている。
【0017】ハウジング20の内部には枢動シャフト2
1が回転可能に取付けられており、このシャフトには1
セットの枢動ピン(図示せず)が取付けられている。こ
の枢動シャフト21がクランク24により回転されると
ピン24はギヤ26と交互に係合し、クランクが時計方
向へ回転されるときは枢動ハウジングをバー14に沿う
一方向へ、クランクが反時計方向へ回転されるときはバ
ー14に沿って反対方向へ移動させる。
【0018】ここ迄説明したラックピニオン組立体は医
療装置および周辺装置の製造元から容易に入手できる在
庫ハードウェアである。本発明で使用されるラックピニ
オン組立体はバクスター・ヘルスケアー・コーポレーシ
ョンの一事業部であるV.ミューラー・カンパニーから
販売されているヴァリン・ヘミラミネクトリー牽引子で
ある。このような他の装置はジョンソン&ジョンソン・
インコーポレーテッドの一事業部であるコドゥマン&シ
ャートルフ・インコーポレーテッドより供給されている
ビュフォード・フィノチエッティ・リブ牽引子である。
同様に、この形式のラックピニオン組立体は特許公報に
記載されている。例えば、コロス氏他に付与された米国
特許第5167223号明細書に示されているラックピ
ニオン装置を参照されたい。
【0019】本発明の牽引子と共に使用できるラックピ
ニオン組立体に加えて、牽引子の2個のアームを拡張さ
せるために他の形式の機械構造を使用することができ
る。例えば、ラチェット装置に使用された初期の装置で
ある。このような従来の初期の装置はグレーサー氏に付
与された米国特許第2450194号明細書およびスミ
ス氏に付与された米国特許第1706500号明細書に
示されている。
【0020】前述した従来技術の簡単な説明から、外科
手術を行う前に患者の身体を切開して形成した切創を押
し広げるために、市場に置いて多数の牽引子が入手でき
たことは容易に理解できるであろう。本発明は、背の外
科手術を行うために切開されたときの切創の押し広げに
特に関するが、本発明の技術は他の種類の外科手術に適
用することができる。しかしながら本発明は、背筋およ
び筋膜組織がかなり大きな強度および安定性のある牽引
子を必要とすることから、背の外科手術に特に適用でき
る。
【0021】ここで図2aを参照すれば、本発明の牽引
子ブレードの一実施例の斜視図が見られる。この牽引子
ブレードはアングルアーム30を含む。図1に見られる
ように、本発明の2個の牽引子ブレードが2個のアーム
16および18の先端16’’および18’’に取付け
られており、第2牽引子ブレードのアングルアームは3
0’で示されている。本発明の説明の目的で、ただ1方
の牽引子ブレードを説明するが、これらのブレードは互
いに鏡像関係にあり、本発明の作動の説明が2個の牽引
子ブレードの協動作動される更に特定な説明を与えると
いうことは認識されよう。
【0022】図2aに戻って参照すれば、牽引子プレー
ト32がアングルアーム30の一端に取付けられている
ことが見られる。アングルアーム30の他端には取付け
部分34がある。角度アーム30は取付け部分34を牽
引子プレート32に連結するので、牽引子プレートは牽
引子のアーム16および18から偏倚される。この偏倚
を図示するためにアーム18の軸線36が図1に示され
ている。牽引子プレート32にも軸線40がある。この
偏倚の効果は、牽引子プレート32が牽引子ブレード2
8のアングルアーム30によってアーム18のレベルよ
り下方へ下がることである。従って、牽引子プレート3
2は外科的切開で作られた空間内に位置され、クランク
24がラックピニオン組立体上で回転されたときにこの
空間を押し広げるように切創面に対して位置できる。
【0023】しかしながら本発明の牽引子の作動を始め
る前に、牽引子プレートの好ましい実施例を説明するた
めには、更に詳細な説明が必要である。図1および図2
aから判るように、牽引子プレートはフィンガー42を
有し、これらのフィンガーは間隙44で隔てられてい
る。フィンガーはチップ46を有し、このチップはそれ
ぞれの牽引子プレートに対して、切開位置から離れて肉
内に入り込む方向へ彎曲されている。
【0024】牽引子ブレードはまた取付け部分34から
直角に延在してアーム16および18の端部に形成され
ている穴(図示せず)を通るスタッド48を有してい
る。このスタッド48はネジを形成され、またスタッド
48に螺合して牽引子ブレードの取付け部分をアーム1
6および18に締め付けるナット49によって、アーム
16および18に固定される。
【0025】図2bを参照すれば、牽引子ブレードの変
更例が示されている。図2bでは軸線40より上方の牽
引子プレートの部分の間隙44は軸線より下方の間隙4
4よりも実質的に広い。何れの場合も牽引子プレート3
2はその軸線40から反対両方向に延在するフィンガー
を有しており、作動において上側のフィンガーは上方へ
延在して患者の皮膚へ向かって突出し、また下側は下方
へ延在して患者の脊椎へ向けて突出する。患者の皮膚へ
向かって突出する間隙44は、患者の脊椎へ向かって突
出する間隙44よりも格段に広い。これは、この牽引子
が使用されるように設計された実施時にその外科手術に
必要とされる機器の使用に対して格段に優れた融通性を
与えるようにする。
【0026】ここで図3を参照すれば、使用時の本発明
の牽引子が示される。図3から判るように、牽引子10
は患者の背上に平坦に横に置かれ、この説明のためにこ
の患者は腹を下にして横になっていることおよび患者の
背が水平面内に位置されていることと仮定する。より一
般的には、患者の背が水平面内に位置されたこと、およ
び本発明の牽引子が患者の背上に平坦に位置されている
ことの仮定に基づいて、本発明の作動および使用の説明
では水平および垂直の関係、頂部および底部の関係、そ
して上下関係が引用される。明らかなように患者が配向
を変化させたときは、この相関的な関係状態は同じよう
にのこるが、水平および垂直、上下、頂部および底部の
説明は患者の変化した配向を基準にして再配向される。
【0027】バー14は図3にギヤ26のない状態で示
されている。何故なら、ラックピニオン組立体は図1に
示した細部のない概略形態で単に示されたからである。
明らかなことに、作動においてはラックピニオン組立体
は先に説明したように作動する。バー14は患者の背の
上に平坦に横に置かれ、アーム16および18はバー1
4から直角に延在し且つまた患者の背中に平坦に横に置
かれる。従ってバー14およびアーム16および18は
同一水平面上にある。
【0028】上述で示したようにピニオンハードウェア
20は、バー14とスライド可能に係合してバー14を
横方向に移動できるように、バー14の周りに嵌装され
ている。クランク24が一方向に回転されると、アーム
18はアーム16に向かって移動し、クランク24が反
対方向へ回転されるとアーム18はアーム16から離れ
る方向へ移動する。
【0029】2個の牽引子ブレード28が牽引子に取付
けられており、一方はアーム16に取付けられ、他方は
アーム18に取付けられている。スタッド48がアーム
16および18に形成されている開口(図示せず)を通
されて、牽引子ブレードはその取付け部分34にて取付
けられる。ナット49はねじスタッド48に螺合されて
牽引子ブレード28の取付け部分34をアーム16およ
び18に締め付ける。
【0030】勿論牽引子のアーム16および18と一体
形成された牽引子ブレード28を有することは可能であ
る。しかしながらそのような構造は装置を一層高価にし
てしまう。何故なら、異なる寸法の牽引子プレートを必
要とするならば、或いは異なる深さの牽引子ブレードを
切創に挿入することが必要とされるならば、異なる寸法
および形状の牽引子組立体を一緒に持っていることが必
要となる。アーム16および18に牽引子ブレード28
が着脱自在に連結できる本発明の構造によれば、様々な
寸法および形状の牽引子ブレードが使用でき、これは患
者の寸法、切創深さなどによって決められる。
【0031】この牽引子が特に適用された施術時に、切
開52が患者の背に形成される。皮膚51を切断した
後、この切開は背筋および筋膜組織53(手術の概念を
更に明確に見るために図7および図8も参照されるべき
である)を通る。牽引子(牽引子ブレード28は圧潰位
置にあり、アーム16および18は互いにできるだけ接
近されている)が次ぎに切創中に挿入され、これにより
牽引子ブレードは切創中を下方へ延在され、また上方へ
延在するフィンガー42は患者の皮膚の位置または患者
の皮膚の直ぐ下側の位置まで延在するようになされる。
クランク24が次ぎにアーム18をアーム16から引き
離す方向へ回転され、これにより牽引子ブレード28’
が牽引子ブレード28から離れる方向へ移動して切創を
押し開く。切創の押し開きは脊椎50を露出させ、ここ
で外科手術が行われる。
【0032】牽引子プレート32は切創の中を下方へ延
在し、その軸線40は切開52の位置および患者の皮膚
51よりかなり下側に位置される。上方へ延在するフィ
ンガー42は殆どの場合にそのフィンガーチップ46を
切開位置から上方へ離れるように突出し、アーム16お
よび18の最低位置よりも下方レベルとなる。牽引子プ
レート32から下方へ突出するフィンガー42は脊椎の
何れかの側に位置決めされ、ここで予測されるように施
術のために脊椎を露出させるために、筋肉および筋膜組
織を脊椎から引き離す方向へ引張るように設計されてい
る。
【0033】この手術に使用される脊椎固定装置54と
呼ばれるハードウェアは脊椎骨の中に配置されるねじス
クリューを含み、これらは次ぎにプレートまたはロッド
でロッキングナットにより相互連結される。スクリュー
を固定する穴はドリル形成されねばならず、ハンドルと
ロッドで連結されている装置でタップ加工されねばなら
ない。ロッド56は牽引子プレート32の軸線から上方
へ延在するフィンガー42の間の間隙44を通される。
フィンガー42の間の間隙44によって、ロッド56は
図4a、図4bおよび図4cの従来技術に示した形式の
牽引子プレートであった場合に比べて垂直に対して格段
に大きい角度で配置できる。また図2aに見られるよう
に、牽引子プレートは広い間隙44を有して作られるこ
とができ、患者の体内に脊椎固定装置を適切に配置する
ために、ロッド(およびこれによって脊椎固定装置)に
良好な角度方向を与えるためにロッドに格段に大きな横
方向移動を可能にすることができる。図3から明らかに
なるように、外科医は脊椎固定装置を脊椎50に適切に
連結するために脊椎固定装置に連結されるロッド側と反
対側のロッド56の端部を操作する。
【0034】図7および図8を参照すれば、本発明と従
来技術の装置との間の相違が示されている。図4a、図
4bおよび図4cに示されたような従来技術の牽引子プ
レートは通常のボルトスタッド構造48、49によりア
ーム16および18に連結される。従来技術のプレート
32は一端でアーム16、18に連結され、開かれた切
創内に垂下され、牽引子プレート32の反対側の端部は
肉を掴むと共にそれを脊椎50から引き離して押し広げ
るようにするために外方へ向けて彎曲したチップ46を
有している。しかしながら図7の図示で判るように、牽
引子組立体に作用する圧力が極めて大きいので、牽引子
ブレードに梃子作用が生じて、アーム16および18に
連結される点48のまわりに枢動を生じる。これにより
牽引子プレート32は垂直から傾いてしまう。この理由
で、牽引子プレート32は切創を本発明の装置のように
は押し広げることができず、脊椎に対する可視範囲およ
び物理的なアクセスが小さくなってしまう。何故なら、
切創はブレードが枢動点48に関して角度回転する傾向
を示す結果として、押し広げられないからである。
【0035】図7から、ロッド56はプレート32の頂
部と接触するように移動できるほど、またはプレート3
2から離れる方向へ移動するならばアーム16、18が
許容するほどしか傾くことができないことが判る。最後
に、図7に示されたように従来技術の装置を参照すれ
ば、牽引子プレート32が切創に対して直角以外の切創
に対する角度となる傾向を示すことから、牽引子は作用
される圧力に応じて切創の上方外部へ乗り上げる傾向を
見せる。この牽引子は切創から「飛び出る」傾向を有
し、例えこの反作用が患者の筋肉および筋膜組織の圧力
による漸進的な作用であり、瞬間的ではなく徐々に起き
る傾向を示すとはいえ、起きる傾向を示す。しかしなが
ら、牽引子の上方へ乗り上がる傾向は従来技術の装置に
おける大きな欠点である。
【0036】図7に示されたように使用において従来装
置を図8に示されたような本発明の装置と比較すると、
アーム16および18の切創を押し広げる圧力は牽引子
プレートの軸線40のレベル位置で伝達されるので、牽
引子プレートは垂直から傾かずに垂直状態を維持する傾
向を示す。牽引子プレートは切開点で圧力を受け、同様
に切創中を下方に延在するフィンガーのチップで圧力を
受ける。しかしながら牽引子の力点は切創中を実質的に
下方に置かれ、牽引子ブレードに作用する梃子作用を減
少するようになされる。
【0037】使用において、本発明の牽引子プレートは
図8に示されるように脊椎のまわりの重要箇所で切創を
広く押し広げ、従って脊椎50に対する視認および物理
的アクセス範囲を大きくする。
【0038】図8を参照すれば、脊椎50に対する物理
的アクセスは改善される。何故なら軸線40から上方へ
延在するフィンガー42は大きな間隙44を有し、ロッ
ド56がこの間隙を通されるからである。これはロッド
が従来技術の装置で可能とされていた以上に垂直に対し
て大きな角度で配置できるようにする。何故なら、ロッ
ドは従来技術の装置に関して使用されるときは牽引子プ
レート32、またはアーム16、18の一方に当たって
しまうからである。本発明では、アーム16および18
は手術が行われる切創の部分から除外され、ロッドに対
する第1の当接点(ペディメント)はフィンガー42の
間の間隙44の底部となる。図示したように、これはロ
ッド56が従来技術の装置で可能とされたよりも垂直に
対して大きな角度で位置できるようにし、また手術に必
要な手順を実行するときに大きな利点となる。
【0039】図5および図6に戻って参照すれば、本発
明の付加的な特徴が示されている。図5はアングルアー
ム30と取付け部分34との間、並びにアングルアーム
30とプレート32との間に枢動連結58を有する牽引
子ブレード28を示している。従ってこの枢動連結はア
ングルアーム28と取付け部分34との間の角度を増大
または減少させ、同様にアングルアーム38と牽引子プ
レート32の軸線40との間の角度を増大または減少さ
せるように調整できる。一旦適当な角度が確立されたな
らば、枢動連結は締め付けられてその調整位置に関連部
品をしっかりと固定するようになされることができる。
これは牽引子プレートを切創の深さ内で昇降すること
で、異なる手術に対して同じ牽引子ブレードを使用でき
るようにする。
【0040】図5および図6には固定ペグ60が示され
ており、このペグはプレート32の面から直角に突出し
ている。固定ペグ60は図8にも見ることができ、外科
的切開で作られた切創の壁部に突入し、患者の筋肉およ
び筋膜組織の中に突入されている。この固定ペグ60は
牽引子プレートを従来技術の装置の傾向であるような切
創から上方へ乗り上がって出てしまわないように保持す
る。明らかに、この処置が実行できるように切創内に固
定された牽引子の両側を保持するために、固定ペグは牽
引子ブレード28および28’の一部として作ることが
できる。
【0041】新規で脊椎の外科手術用の牽引子である本
発明の特定な実施例を説明したが、これらの引用は特許
請求の範囲の記載を除き本発明の範囲に対する限定とし
て解釈されることは意図していない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の牽引子の斜視図。
【図2】aは本発明の牽引子ブレードの1つの斜視図、
およびbは本発明の牽引子ブレードの代替構造の斜視
図。
【図3】使用における本発明の牽引子の斜視図。
【図4】a、bおよびcはそれぞれ従来技術の牽引子プ
レートを示す斜視図。
【図5】ヒンジ連結されたアングルアームおよび固定ペ
グを備えた本発明の牽引子ブレードの平面図。
【図6】図5に示された牽引子ブレードの頂面図。
【図7】使用時の従来技術の牽引子ブレードを示す外科
的開口の横断面を示す断面図。
【図8】作動時の本発明の牽引子を示す外科的開口の横
断面を示す断面図。
【符号の説明】
10 牽引子 12 ラックピニオン組立体 14 バー 16、18 アーム 20 ピニオンハウジング 22 チャンネル 24 クランク 28 牽引子ブレード 30 アングルアーム 32 牽引子プレート 34 取付け部分 36、40 軸線 38 アングルアーム 42 フィンガー 44 間隙 46 チップ 48 スタッド 50 脊椎 51 皮膚 52 切開 54 脊椎固定装置 56 ロッド 60 固定ペグ

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a.第1平面を定める一対のアーム、 b.前記第1平面内で前記アームを実質的に互いに平行
    に保持する手段、及び c.前記アームの一方を前記アームの他方に対して移動
    し、前記一方のアームを前記他方のアームから圧潰圧力
    に対抗して引離して保持する手段を有し、 d.前記アームの各々は基端および先端を有し、 e.更に一対の牽引子ブレードを有し、 f.前記牽引子ブレードの各々はコネクター部分、アン
    グルアームおよび牽引子プレートを有し、 g.前記牽引子ブレードの一方は前記コネクター部分に
    て一方のアームの先端に連結され、前記牽引子ブレード
    の他方は他方の前記アームの先端に連結され、前記コネ
    クター部分は実質的に前記第1平面と共通平面であり、
    前記アングルアームは前記コネクター部分に固定的に取
    付けられ、また前記牽引子平面は前記第1平面を実質的
    に横切る平面内を延在し、および h.前記アングルアームは前記牽引子プレートを前記コ
    ネクター部分から偏倚させ、これにより前記牽引子プレ
    ートはそれが取付けられているアームの先端を超えて延
    在し、牽引子が外科手術に使用されるときに切開して作
    られた切創の中に落とし込まれる、外科用牽引子。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の外科用牽引子であっ
    て、前記牽引子プレートはアングルアームおよび牽引子
    プレートの間の連結点を実質的に通過する軸線を有し、
    前記軸線はコネクター部分に実質的に変更であり、また
    前記牽引子プレートはその軸線から外方へ突出するフィ
    ンガーセットを有し、前記フィンガーセットの1つは一
    般的にコネクター部分の方向に突出し、前記フィンガー
    セットの他のものは実質的に反対方向へ突出した外科用
    牽引子。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の外科用牽引子であっ
    て、フィンガー間に間隙がある外科用牽引子。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の外科用牽引子であっ
    て、一般的にコネクター部分に向けて突出するフィンガ
    ーセットのフィンガー間の間隙が、コネクター部分から
    離れる方向へ突出するフィンガーセットのフィンガー間
    の間隙よりも大きい外科用牽引子。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の外科用牽引子であっ
    て、牽引子プレートに連結され且つそこから実質的に直
    角に延在する固定ペグを含む外科用牽引子。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の外科用牽引子であっ
    て、固定ペグの延在方向が牽引子の他方のアームから離
    れる方向である外科用牽引子。
  7. 【請求項7】 a.各々が基端および先端を有する第1
    アームおよび第2アーム、 b.前記第1アームおよび前記第2アームの各々が実質
    的に同一平面に位置し、 c.クロスバー、 d.クロスバーに連結された第1アームの基端、 e.クロスバーに第2アームの基端をスライド可能に連
    結する手段、及び f.第2アームがクロスバーを横切られるようにさせ、
    これにより第1アームに向かっておよび離れる方向へ選
    択的に移動できるようにする手段を有し、 g.前記手段は更に第2アームが前記第1アームに対し
    て選択された空間位置に固定できるようにし、 h.更に前記第1アームの先端に連結された第1牽引子
    ブレード、及び i.前記第2アームの先端に取付けられた第2牽引子ブ
    レードを有し、 j.前記牽引子ブレードの各々はコネクター部分、アン
    グルアームおよび牽引子プレートを有し、 k.第1および第2牽引子ブレードのコネクター部分は
    第1および第2アームの先端にそれぞれ連結され、 l.各牽引子プレートは対称軸線を有し、前記軸線は第
    1および第2アームが位置する平面に実質的に平行な平
    面内に位置し、および、 m.前記牽引子プレートは両アームの先端を超えて且つ
    第1および第2アームが位置する平面より下方に間隔を
    隔てられている、外科用牽引子。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の外科用牽引子であっ
    て、牽引子プレートが互いの間に間隙を有するフィンガ
    ーを有する外科用牽引子。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の外科用牽引子であっ
    て、2セットのフィンガーがあり、一方のセットは上方
    へ延在し、他方のセットは下方へ延在した外科用牽引
    子。
  10. 【請求項10】 請求項7に記載の外科用牽引子であっ
    て、少なくとも1つの前記牽引子プレートから実質的に
    直角に延在する固定ペグを含む外科用牽引子。
  11. 【請求項11】 一対のアームを拡張してそのアームを
    固定関係状態に保持する手段を含む外科用牽引子と共に
    使用することを意図された一対の牽引子ブレードを含む
    外科用牽引子ブレードキットであって、前記牽引子ブレ
    ードキットの牽引子ブレードが各アームに取付けられる
    ように設計され、前記牽引子ブレードキットの牽引子ブ
    レードは牽引子プレートと、牽引子プレートが牽引子ア
    ームの端部を超え、牽引子アームが水平位置に保持され
    たときに牽引子アームの下方を延在するように牽引子ブ
    レードおよびアームの間の取付け位置から牽引子プレー
    トの位置を偏倚させる手段とを含み、前記偏倚させる手
    段が長さに沿った軸線を有するアングルアームおよび長
    さに沿った軸線を有する牽引子プレートを含み、アング
    ルアームの軸線および牽引子ブレードの軸線が実質的に
    同一平面内で互いに斜めに位置された外科用牽引子ブレ
    ード。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の牽引子ブレードキ
    ットであって、各牽引子プレートが互いの間に間隙を有
    するフィンガーを有する牽引子ブレードキット。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の牽引子ブレードキ
    ットであって、2セットのフィンガーがあり、一方のセ
    ットは上方へ延在し、他方のセットは下方へ延在する牽
    引子ブレードキット。
  14. 【請求項14】 請求項13に記載の牽引子ブレードキ
    ットであって、上方へ延在するフィンガーの方が下方へ
    延在するフィンガーよりも少ない牽引子ブレードキッ
    ト。
  15. 【請求項15】 請求項11に記載の牽引子ブレードキ
    ットであって、牽引子プレートの各々から実質的に直角
    に延在する固定ペグを含む外科用牽引子キット。
  16. 【請求項16】 請求項11に記載の外科用牽引子キッ
    トであって、牽引子に対するプレートの深さが変化でき
    るようにブレードの残りの部分に対してプレートを調整
    する手段を含む外科用牽引子。
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