JPH07136024A - 移動棚用の側壁 - Google Patents

移動棚用の側壁

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JPH07136024A
JPH07136024A JP31106193A JP31106193A JPH07136024A JP H07136024 A JPH07136024 A JP H07136024A JP 31106193 A JP31106193 A JP 31106193A JP 31106193 A JP31106193 A JP 31106193A JP H07136024 A JPH07136024 A JP H07136024A
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side wall
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upper half
side plate
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Hiroyasu Kato
藤 裕 保 加
Hironaga Obata
畑 広 永 小
Takashi Nishino
野 敬 司 西
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Itoki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 移動棚の側壁をデザイン上、及び、部品上の
両面において共用化し、ハンドル等の操作部が設けられ
る側の側壁を全体として薄く軽快に見せると共に、操作
部の設けられる側の下半部は移動方式に拘らず設けられ
る主要部品の取付けや収装ができるように形成する一
方、ハンドル等の操作部が設けられない側の側壁を薄く
簡素にすることによって、その分、棚本体側の収納率を
高めることができる移動棚の側壁を提供すること。 【構成】 移動棚の側壁における下半側の外面を上半側
の外面よりも突出させて形成すると共に該突出面の上端
部を傾斜面に形成し、該傾斜面に表示部を形成する一
方、電動式移動棚にあっては前記傾斜面に操作部を、手
動押引式移動棚にあっては前記下半部の前後面に引手
を、手動ハンドル式移動棚にあっては前記下半部の突出
面にハンドルを、選択して設けるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手動押引式,手動ハン
ドル式、或は、電動式の移動棚に共用できるように構成
した移動棚用の側壁の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、書籍,書類,その他の物品の
収納,整理の合理化や省スペ−ス化などの目的で、いわ
ゆる密集式の移動棚が各方向において活用されている。
【0003】従来の移動棚は、その移動方式の違いによ
って、例えば、手動押引式,手動ハンドル式、或は、電
動式などと呼ばれているが、移動方式の違いによって移
動棚に組付けられる部材や機構が異なるため、側壁の外
観が異なった仕様に仕上げられている。
【0004】しかし、この種の移動棚においては、棚構
造に形成された棚本体が移動方式の違いに拘らず殆んど
同一構成でありながら、側壁の仕様が異なるため、側壁
に関しては移動方式ごとにデザインや構造が異なる側壁
を作製して予め用意しなければならないという不合理が
あった。
【0005】また、移動棚は、ハンドルや操作部が設け
られない側壁が建物の壁面に近接させて設けられる場合
が殆んどであるが、従来の移動棚は、ハンドルや操作部
が設けられる側壁と、設けられない側の側壁とが統一デ
ザインのものが使用されるため、ハンドル等が設けられ
ない側壁であってもその厚さが大きくなりがちで、その
分だけ棚本体側の収納スペ−スが小さくなる問題があ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑
み、駆動方式の相違に拘らず、移動棚の側壁をデザイン
上、及び、部品上の両面において共用化し、ハンドル等
の操作部が設けられる側の側壁を全体として薄く軽快に
見せると共に、操作部の設けられる側の下半部は移動方
式に拘らず設けられる主要部品の取付けや収装ができる
ように形成する一方、ハンドル等の操作部が設けられな
い側の側壁を薄く簡素にすることによって、その分、棚
本体側の収納率を高めることができる移動棚の側壁を提
供することを課題とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すること
を目的としてなされた本発明による移動棚側壁の構成
は、移動棚の側壁における下半側の外面を上半側の外面
よりも突出させて形成すると共に該突出面の上端部を傾
斜面に形成し、該傾斜面に表示部を形成する一方、電動
式移動棚にあっては前記傾斜面に操作部を、手動押引式
移動棚にあっては前記下半部の前後面に引手を、手動ハ
ンドル式移動棚にあっては前記下半部の突出面にハンド
ルを、選択して設けるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0008】
【作用】上半側よりも外面に突出させて形成した側壁の
下半側は、その内部に機械構成部品や電子回路を主体と
する制御部等を内蔵でき、また、側壁下半側の外面を表
示部や操作部,引手取付部,ハンドル設置部に形成でき
るので、移動棚の移動方式が異なっても、共通した側壁
を使用でき、また、これによって、移動方式に違いのあ
る移動棚の側壁デザインの統一化を図ることが可能にな
る。
【0009】
【実施例】次に、本発明側壁の実施例を図に拠り説明す
る。図1は本発明側壁の一例を具備した移動棚における
要部の斜視図、図2は本発明側壁の別例における要部の
構成を示す斜視図、図3は引手を設けた側壁の他の例の
斜視図、図4は本発明側壁の他の別例の側面図である。
【0010】図に於て、1は通常の移動棚に利用される
棚本体と同等の棚本体で、例えば、底枠1A、この底枠1A
に立設した支柱1B、各支柱1Bの同じ高さ部分を横方向で
連結した梁状の連結枠1C、前記支柱1Bの上端に架設した
天枠1Dから成る枠体と、この枠体に収納部として設けら
れる棚板(図示せず)などによる収納部とから形成され
ている。なお、底枠1Aの下面側には走行輪1Eが設けられ
ており、この走行輪1Eがレ−ルR上を転動すことによ
り、前記棚本体1の移動が行われる。
【0011】本発明は上記の棚本体1の側面に対し、図
1に例示するような態様でハンドル等の操作部が設けら
れる側の側壁2を形成して取付けるようにしたものであ
る。図1に示した側壁2は、棚本体1の開放された一方
の側面を閉塞できれば足りる厚みを小さく形成した上半
部側板2Aと、この上半部側板2Aの厚味の、一例として2
〜3倍程度の厚さを有して形成された下半部側板2Bとに
より形成されている。
【0012】図1において、上記の上半部側板2Aと下半
部側板2Bとの境界部分は、傾斜面3に形成され、ここで
は、上半部と下半部の側板2Aと2Bが一枚の板材により形
成されている。2C,2Dは上記側壁2における前,後面で
ある。なお、図示しないが、棚本体の他方の側面は、上
半部側板2Aと同じ厚さに形成した薄手の側壁がその側面
の全面に取付けられる。
【0013】本発明においては、上記傾斜面3は、図2
又は図3に示すように略直角三角柱状又はこの三角柱を
含んだ四角柱状の傾斜面部材31により形成すると共に、
上半部側板2Aと下半部側板2Bとを、前記傾斜面部材31を
挟んで別体の板材で形成してもよい。図2において、2
A',2B'は別体に形成した上半部側板と下半部側板であ
る。図2に示す側壁2は、その上半部側板2A'をそのま
ま棚本体の他方の側壁(図示せず)の上半部側板として
使用することができる。また、図2の上半部側板2A'の
高さを、この側壁2の全高の1/2に形成すると、他方
の側壁には、前記1/2高さの上半部側板2A'を2枚使
用できるので、合理的である。
【0014】一方、本発明側壁は、図3に示すように、
傾斜面部材31を直角三角柱状に形成すると、側壁2の上
半部側板2A'を下半部側板2B'の後面側と一体に形成し
て、棚本体1の下端まで貫通した側板2A"により形成で
きるので、下半部側板の前面側2B"は、延設された側板2
A"の前面に積重する形で設けられることとなる。この型
式の側壁では、前記側板2A"は、棚本体1の他方の側壁
の全面にそのまま利用できる。
【0015】上記のように形成される本発明側壁2は、
移動方式に拘らず、その傾斜面3に表示部4を設けると
共に、電動式移動棚にあっては、モ−タ制御、つまり、
棚移動制御用の操作部5を前記側斜面3に設ける(図1
参照)。この傾斜面3は、側壁2の高さ方向において、
人の胸から腹部程度の間において適宜高さの位置に形成
することにより、傾斜面3が操作者の眼下に位置すると
共に、天井側の照明光が程よく照射されるので、表示部
4や操作部5の内容を確認し易くなるのみならず、操作
部5の設置角度が操作者の手首の角度になじみ易い傾斜
角を有しているので操作し易く、従って、誤操作のおそ
れが少なくなる。因に、従来の電動式移動棚の操作部5
は、垂直な側壁面に設けられていたため、操作部の表
示、操作ボタン等が視認し難く、従って、誤操作も起き
易かった。
【0016】また、本発明側壁では下半部側板2Bの内部
は、上半部側板2Aの内部により厚みが大きい、つまり容
積が大きいため、電動式移動棚のモ−タ等に対する制御
部を構成する回路基板等を、この下半部側板2Bの内部に
収容し易い。
【0017】他方、人手による押引式の移動棚では、下
半部側板2Bの前後面2C,2Dであって、傾斜面3の近傍に
引手6を設けることにより、この引手6を側壁2の外面
に突出しないように設けることができることとなり、上
記電動式移動棚とのデザイン上の共通化を図ることが出
来る。また側壁2の主要部材の共用もできて、合理的で
ある。
【0018】一方、ハンドル式の移動棚では、ハンドル
7を下半部側板2Bの上部外面に取付け、該下半部側板2B
の内側に、スプロケットやチェ−ン等による伝動機構を
収納して設けることができる。
【0019】加えて、いずれの移動方式の移動棚でも、
図4に示すように、側壁の上半部2Aは薄く、その外面が
下半部2Bとの厚さの差tの分だけ下半側側板2Bの外面よ
り内側に位置するので、この上半部側板2Aの外面を、例
えば薄手のマガジンラック,ホワイトボ−ド,メモボ−
ド等の付属具Lの装着面として利用できる。この利点
は、特にハンドル式の移動棚において、当該ハンドル7
を下半部側板2Bの上部に設けた場合、そのハンドル7の
把手Hが回転されて上半部側板2A側にかかることがあっ
ても、前記ラック等の付属具Lの邪魔にならない点に顕
著に現われる。
【0020】
【発明の効果】上述のように、本発明側壁は、その移動
方式の違いに拘らず、統一された形態の側壁を使用する
ことが出来るので、デザインの共通化,部品の共通化
を、移動方式を超えて図ることができ、合理的である。
【0021】また、本発明側壁では、上半部と下半部の
厚味を変え、その境界部分に傾斜面を設け、この傾斜面
に全方式とも表示部を設けると共に、電動式移動棚の場
合には、操作部を設けるようにしたので、表示が見易
く、また、操作も行い易いという利点がある。
【0022】更に、手動押引式の移動棚における引手を
側壁下半部の前後面に設けたので、上記表示部の位置と
相俟って、移動棚の押,引移動に際しての表示確認と
押,引操作が行い易いという利点がある。
【0023】加えて、本発明側壁では、所要の厚みを与
えた側壁下半部の上方に位置する上半部の外面が、下半
部側板の外面より内側に位置し、その分だけ余剰空間と
なるので、上半部側板の外面にメモボ−ド等の付属品を
装着してもそれが移動棚の側壁面から突出しないので見
晴えも良好である。
【0024】従って、本発明側壁は、移動方式が異なる
移動棚における側壁のデザイン,部品を共通化、或は、
統一した側壁とすることができ、移動棚用の側壁として
きわめて有用である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明側壁の一例を具備した移動棚における要
部の斜視図。
【図2】本発明側壁の別例における要部の構成を示す斜
視図。
【図3】引手を設けた側壁の他の例の斜視図。
【図4】本発明側壁の他の別例の側面図。
【符号の説明】
1 移動棚本体 2 側壁 2A 側壁の上半部 2B 側壁の下半部 3 傾斜面 4 表示部 5 操作部 6 引手 7 ハンドル

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 移動棚の側壁における下半側の外面を上
    半側の外面よりも突出させて形成すると共に該突出面の
    上端部を傾斜面に形成し、該傾斜面に表示部を形成する
    一方、電動式移動棚にあっては前記傾斜面に操作部を、
    手動押引式移動棚にあっては前記下半部の前後面に引手
    を、手動ハンドル式移動棚にあっては前記下半部の突出
    面にハンドルを、選択して設けるようにしたことを特徴
    とする移動棚用の側壁。
  2. 【請求項2】 側壁の上半部と下半部の壊界部に、傾斜
    面を有する略三角柱状の中間部材、又は、該三角柱状部
    を内包した略四角柱状部の中間部材を介在させた請求項
    1の移動棚用の側壁。
  3. 【請求項3】 側壁の上半部と下半部は、一体又は別体
    に形成した請求項1又は2の移動棚用の側壁。
  4. 【請求項4】 側壁の上半部は、その部材を側壁の下端
    まで貫通して配設し、下半部は貫設された上半部の前面
    に積層して配設した請求項1〜3のいずれかの移動棚用
    の側壁。
  5. 【請求項5】 移動棚の他方の側壁は、その全高につい
    て一方の側壁の上半部と同じ厚さに形成した請求項1〜
    4のいずれかの移動棚用の側壁。
  6. 【請求項6】 下半部より薄く形成した上半部の外面に
    は、メモボ−ド等の付属具を装着できるようにした請求
    項1〜5のいずれかの移動棚用の側壁。
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