JPH07135931A - 多品種の食品の製造装置 - Google Patents

多品種の食品の製造装置

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JPH07135931A
JPH07135931A JP5312614A JP31261493A JPH07135931A JP H07135931 A JPH07135931 A JP H07135931A JP 5312614 A JP5312614 A JP 5312614A JP 31261493 A JP31261493 A JP 31261493A JP H07135931 A JPH07135931 A JP H07135931A
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寛 溝淵
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Tomohiro Nishikawa
朝廣 西川
Yoshiaki Ishino
義明 石野
Takeshi Nakai
武司 中井
Hiroaki Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 多品種の食品の製造装置を提供する。 【構成】 食品製造用の複数個の処理装置と、当該処理
装置の間に介在して移動可能に配置された多機能搬送装
置とからなり、当該搬送装置は、1区画以上の区画室を
有し、各処理工程における処理物を当該区画室にいれて
搬送するものであり、得ようとする目的物に応じて上記
搬送装置の搬送元と搬送先とを設定し、上記処理装置と
搬送装置を自由に組合せ、製造工程を自在に変更し得る
多品種の生産が可能な食品の製造装置であって、上記搬
送装置に、搬送元と搬送先との位置情報を格納する記憶
部を設けると共に、当該搬送装置もしくは他の装置に、
当該記憶部に格納された位置情報により当該搬送装置の
搬送位置を制御する制御部を設けることを特徴とする多
品種の生産が可能な食品の製造装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多品種の食品を高い生
産効率で製造することが可能な多品種の食品の製造装置
に関するものであり、更に詳しくは、本発明は、食品製
造用の複数個の処理装置と、当該処理装置の間に介在し
て移動可能に配置された多機能搬送装置とからなり、当
該搬送装置は、1区画以上の区画室を有し、各処理工程
における処理物を当該区画室にいれて搬送するものであ
り、得ようとする目的物に応じて上記搬送装置の搬送元
と搬送先とを設定し、上記処理装置と搬送装置を自由に
組合せ、製造工程を自在に変更し得る多品種の生産が可
能な食品の製造装置であって、上記搬送装置に、搬送元
と搬送先との位置情報を格納する記憶部を設けると共
に、当該搬送装置もしくは他の装置に、当該記憶部に格
納された位置情報により当該搬送装置の搬送位置を制御
する制御部を設けることを特徴とする多品種の食品を高
い生産効率をもって製造することが可能な新しいタイプ
の食品の製造装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、各種の食品の製造装置、即ち、カ
レー、シチュー、スープ、ソース等の液状食品や、練り
芥子、練り山葵、ピザソース、練りにんにく等のペース
ト状食品等の製造装置としては、例えば、液状、固体
状、粉体状、ペースト状等の各原料を移送用パイプを使
って配合用ホッパーに投入し、得られた配合原料を更に
移送用パイプを使って当該配合用ホッパーから次の処理
工程、例えば、混合攪拌処理工程、加熱処理工程等に移
送し、得られた処理物を次の工程に送り込むと云った方
式の装置のように、移送工程の多くに移送用パイプを利
用する連続式の製造装置が用いられてきた。
【0003】即ち、一般に、食品の連続式の製造装置に
おいては、各原料の配合から最終製品に至るまで、各処
理工程における製造装置の間を移送用パイプで連結し、
当該移送用パイプを介して各原料、それらの処理物及び
中間製品等を移送する方式のものがもっぱら使用されて
きた。
【0004】また、一部において、ステンレス製容器に
内容物を充填し、当該容器をローリングさせて内容物を
混合し、その後、各工程へ移送する方式の食品加工装置
が開発されている。
【0005】ところで、上記のような移送用パイプで連
結された連続式の製造装置は、同一の製品を工業的に大
量に生産するいわゆる一品種、大量生産には好適なもの
であったが、一方において、次のような問題点を有する
ものであった。
【0006】即ち、各処理工程における各処理装置の間
を移送用パイプで連結した連続式の製造装置は、各製造
装置が当該移送用パイプで連結され、固定されているの
で、各製造工程の連結を自由に変更することが困難であ
る。従って、例えば、処理工程の一部が大きく異なる製
品を同時的にもしくは逐次的に製造するためには、当該
製品を製造するのに適する特別の装置を別途配置する
か、あるいは、当該連続式の製造装置を上記製品用に改
造して使用する必要があった。
【0007】また、移送用パイプで連結された連続式の
製造装置は、一旦生産を開始すると、原料投入から最終
製品の調製処理に至るまでの全ての工程を連続的に行う
必要があることから、当該連続式の製造装置の稼動を開
始すると、任意の時間に、任意の製造工程で装置を停止
することは不可能であり、例えば、別の種類の製品を逐
次的に製造する場合等に必要とされる装置の洗浄や一部
の装置のメンテナンス等を行うためには、全処理工程に
わたって装置を一時的に停止する必要があり、その結
果、複数の種類の製品を製造する場合には、生産効率が
著しく低下すると云う問題点があった。
【0008】また、移送用パイプで連結された製造装置
は、各製造工程における使用後の装置の洗浄、故障の修
理等を行うためには、全処理工程にわたって装置の全面
的な分解、組立て等を同時的に行うことが必要とされる
ことが多く、その作業が極めて広範囲にわたる煩雑なも
のであり、かつ手間を要するものであり、このことが原
因で生産効率の向上化が制限されると云う問題点があっ
た。
【0009】更に、各処理工程における処理装置を移送
用パイプで固定的に連結した従来の連続式の製造装置
は、生産停止後、当該移送用パイプ内に不可避的に原料
等が溜まることになるので相当量の原料等のロスが生じ
ると云う問題点があった。
【0010】一方、前述のステンレス製容器に内容物を
充填し、当該容器をローリングさせて内容物を混合し、
その後、各工程へ移送する方式のものは、パイプレス方
式のものではあるものの、密閉可能な調理タンクをロー
リングさせて調理を施すだけのものであり、調理の内容
も真空低温殺菌調理等の特殊なものに限られるものであ
り、これをそのまま、一般的な食品の製造装置として拡
大利用することは困難であった。
【0011】ところで、近年、食品製造の分野において
は、生産ラインにおける製造すべき製品の種類の多様
化、多品種化と、製品の高品質化の傾向が高まるにつれ
て、従来のような同一製品、大量生産に適した製造装
置、製造システムではなく、多品種、少量生産に適した
製造装置、製造システムを確立することが重要になって
きており、従来のような同一製品、大量生産に好適な移
送用パイプを固定的に連結した大型の連続式の製造装置
は、上記のような各種の問題点を内包していることか
ら、これをそのまま多品種、少量生産を目標とする製造
装置、製造システムとして使用することはますます困難
な状況になりつつある。このようなことから、当業界に
おいては、従来の当該連続式の製造装置にみられる上記
のような問題点を確実に解消し得ると共に、多品種、少
量生産に好適に使用することが可能な新しいタイプの製
造装置、製造システムを開発することが強く求められて
いる状況にあった。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このような状況を踏ま
え、本発明者らは、従来の移送用パイプで連結された連
続式の製造装置にみられる上記のような問題点を根本的
に解消すると共に、多品種、少量生産に適合した全く新
しいタイプの製造装置、製造システムを開発することを
目標として鋭意研究を積み重ねた結果、従来の移送用パ
イプに代えて、全く新しいタイプの多機能搬送装置を開
発し、これを各処理工程における製造装置の間に移動可
能に介在させた全く新しい生産システムを構築すること
により所期の目的を達成し得ることを見い出し、本発明
を完成するに至った。
【0013】本発明は、多品種の食品を高い生産効率を
もって同時的もしくは逐次的に製造するのに好適な多品
種の生産が可能な食品の製造装置を提供することを目的
とするものである。
【0014】また、本発明は、従来の連続式の食品の製
造装置に不可避的なものとして配置されていた移送用パ
イプを使用することなく連続式の製造工程を構築するこ
とが可能な食品の製造装置を提供することを目的とする
ものである。
【0015】また、本発明は、連続式の食品の製造装置
において、食品製造用の複数個の処理装置と、当該処理
装置の間に介在して移動可能に配置された多機能搬送装
置とを組み合わせてなる多品種の生産が可能な食品の製
造装置を提供することを目的とするものである。
【0016】また、本発明は、連続式の食品の製造装置
において、1区画以上の区画室を有し、各処理工程にお
ける処理物を当該区画室にいれて搬送元の1つの処理装
置から搬送先の他の処理装置へ搬送する機能等を有する
多機能搬送装置を配置したことを特徴とする多品種の生
産が可能な食品の製造装置を提供することを目的とする
ものである。
【0017】また、本発明は、上記各処理装置に、上記
処理物に対して特定の処理を実施する機能を設け、当該
装置を使用して生産システムを構築したことを特徴とす
る多品種の生産が可能な食品の製造装置を提供すること
を目的とするものである。
【0018】また、本発明は、上記各処理装置と搬送装
置を自由に組み合わせ、製造工程を自在に変更し得る多
品種の生産が可能な食品の製造装置を提供することを目
的とするものである。
【0019】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るための本発明は、次の(1)〜(4)の技術的手段か
らなるものである。 (1)食品製造用の複数個の処理装置と、当該処理装置
の間に介在して移動可能に配置された多機能搬送装置と
からなり、当該搬送装置は、1区画以上の区画室を有
し、各処理工程における処理物を当該区画室にいれて搬
送するものであり、得ようとする目的物に応じて上記搬
送装置の搬送元と搬送先とを設定し、上記処理装置と搬
送装置を自由に組合せ、製造工程を自在に変更し得る多
品種の生産が可能な食品の製造装置であって、上記搬送
装置に、搬送元と搬送先との位置情報を格納する記憶部
を設けると共に、当該搬送装置もしくは他の装置に、当
該記憶部に格納された位置情報により当該搬送装置の搬
送位置を制御する制御部を設けることを特徴とする多品
種の生産が可能な食品の製造装置。
【0020】(2)処理装置が、移動可能に形成された
ものであることを特徴とする前記(1)記載の多品種の
生産が可能な食品の製造装置。
【0021】(3)各処理装置における処理手段が、貯
蔵、計量、充填、混合攪拌、加熱、冷却、加圧、減圧、
乾燥、加水、換気、殺菌、解凍、粉砕、搾汁、造粒、熟
成、分離又は成形の処理手段であることを特徴とする前
記(1)記載の多品種の生産が可能な食品の製造装置。
【0022】(4)上記搬送装置の搬送路の途中に、複
数個の搬送装置を格納するための格納室及び/又は特殊
処理を施すための特殊処理室を有する前記(1)記載の
多品種の生産が可能な食品の製造装置。
【0023】
【実施例】以下に、本発明について、本発明の一実施例
を示す図面の記載に基づいて更に具体的に説明する。図
1〜図2は、本発明に係る多品種の生産が可能な食品の
製造装置の一実施例を示すものである。当該実施例は、
本発明の多品種の生産が可能な食品の製造装置を使用し
て構築した生産ラインの代表的な一つの例を示すもので
あり、当該生産ラインは、当該図1〜図2に示されるよ
うに、全体の製造工程において、原料調製等の前処理を
行うための前処理工程における各製造装置の配置を示す
第1ブロックA(図1)と、本処理を行うための本処理
工程における各製造装置の配置を示す第2ブロックB
(図2)とから構成されるものとして示される。
【0024】これらのうち、先ず、第1ブロックAにつ
いて説明すると、上記第1ブロックAにおける製造装置
は、図1に示されるように、貯蔵機能を有する第1処理
装置110・111と、当該第1処理装置の次に位置す
る混合攪拌及び定量充填(所定量の充填を行う)機能を
有する第2処理装置120、及び、貯蔵及び定量充填機
能を有する第3処理装置130・131と、当該第3処
理装置の次に位置する混合攪拌機能を有する第4処理装
置140、並びに、貯蔵及び定量充填機能を有する第5
処理装置150・151と、当該第5処理装置の次に位
置する加熱、混合攪拌及び定量充填機能を有する第6処
理装置160、の各処理装置から構成されている。
【0025】上記第1処理装置〜第6処理装置のうち、
第1処理装置110・111と、第2処理装置120
は、液体原料のための処理装置であり、当該第1処理装
置110・111は、それぞれ、異なる種類の液体原料
を貯蔵する液体原料貯蔵装置である。そして、当該第1
処理装置110・111は、移送用パイプ112・11
3によって第2処理装置120と連結され、第2処理装
置120に液体原料を供給し得るように構成されてい
る。また、当該第2処理装置120は、供給された液体
原料を混合攪拌する混合攪拌装置及び当該混合攪拌され
た液体原料を定量充填する定量充填装置を具備してい
る。
【0026】次に、第3処理装置130・131と、第
4処理装置140は、固体又は粉体原料のための処理装
置であり、当該第3処理装置130・131は、それぞ
れ、異なる種類の固体又は粉体原料を貯蔵する固体又は
粉体原料貯蔵装置である。そして、当該第3処理装置1
30・131は、貯蔵している固体又は粉体原料を定量
充填する定量充填装置を具備している。また、第4処理
装置140は、当該第3処理装置130・131より供
給された固体又は粉体原料を混合攪拌する混合攪拌装置
を具備している。
【0027】次に、第5処理装置150・151と、第
6処理装置160は、ペースト状原料を処理するための
装置であり、当該第5処理装置150・151は、ペー
スト状原料を貯蔵する、ペースト状原料貯蔵装置及びこ
れを定量充填する定量充填装置を具備している。また、
第6処理装置160は、当該第5処理装置から供給され
たペースト状原料を加熱する加熱装置及び混合攪拌する
混合攪拌装置を具備している。
【0028】上記第1処理装置〜第6処理装置は、固定
的に設置することも可能であるが、全部又は一部のもの
を、それぞれ、移動可能に形成して配置することが可能
であり、当該処理装置が移動可能に形成されたものであ
ることが、生産ラインにおける多くの処理プロセスをよ
りフレキシブルな形に構築し得る点で望ましい。また、
上記した各処理装置の上記各手段、即ち、貯蔵、計量、
充填、混合攪拌、加熱等の各処理手段は、これに限ら
ず、その他にも、例えば、冷却、加圧、減圧、乾燥、加
水、換気、殺菌、解凍、粉砕、搾汁、造粒、熟成、分離
又は成形等の処理手段が好適なものとして例示される
が、特にこれらに限定されるものではなく、食品の処理
機能を有するものであれば適宜のものを使用することが
可能である。
【0029】また、第1ブロックAには、上記液体原
料、固体又は粉体原料及びペースト状原料、並びにそれ
らの処理物、中間製品等を、上記処理装置の1つから他
の処理装置へ、又は、第1ブロックAから第2ブロック
Bに搬送するために、各処理工程における各処理装置の
間に介在して当該処理装置の間を自在に移動し得る機能
を有する多機能搬送装置の第1搬送装置210が複数個
配置されている。
【0030】上記第1搬送装置210は、原料、それら
の処理物、中間製品等を収納する1区画以上の区画室を
有し、各処理工程における処理物を当該区画室に収納し
て搬送元の1つの処理装置から搬送先の他の処理装置へ
搬送するものであり、当該搬送元と搬送先を任意に設定
できる搬送設定装置として、搬送元と搬送先との位置情
報を格納する記憶部を設けると共に、当該搬送装置もし
くは他の装置に、当該記憶部に格納された位置情報によ
り当該搬送装置の搬送位置を自動的に制御する制御部を
設けることが必要とされる。
【0031】上記搬送装置の区画室、搬送機構部の具体
的構成は、特に限定されるものではないが、例えば、区
画室としては、内容物を収容・排出可能な容器、開閉自
在の蓋付容器、釜、カプセルタイプのもの、耐圧性密閉
カプセル等が、また、搬送機構部としては、無人自動搬
送車の如き独立搬送タイプのもの等が、好適であり、当
該区画室と搬送車を一体に形成したもの、内容物を収容
・排出可能な容器と無人搬送車を連結自在に組み合わせ
たもの、当該容器がカプセルタイプのもの等が好適なも
のとして例示される。この場合、搬送装置は、連結・分
離機構により区画室と搬送機構部の連結・分離が自動的
に行われるように形成することも適宜可能である。
【0032】また、上記搬送設定装置の具体的構成は、
特に限定されるものではないが、例えば、記憶カード方
式によるIDシステム、コンピュータ内蔵コントロール
システム等からなるものであって、搬送装置に設ける記
憶部としては、データキャリア、IDプレート、IDタ
グ等が、また、制御部としては、プログラマブルコント
ローラ及び中央コンピューターからなるコントロールシ
ステム等が、それぞれ好適なものとして例示される。上
記制御部を他の装置に設ける場合に必要とされる読み取
り部、書き込み部としては、リードライトヘッド、アン
テナ、IDコントローラー等が、また、これらの通信手
段としては、電磁結合方式、マイクロ波方式、光方式等
が、それぞれ好適なものとして例示される。
【0033】また、第1搬送装置210の搬送路上に、
上記記憶部に格納された情報を読み取るための読み取り
部、及び読み取った情報を基に第1搬送装置210の搬
送先を設定する搬送設定装置を設け、設定された結果を
基に第1搬送装置210の搬送先を制御するようにする
ことも適宜可能である。具体的には、例えば、得ようと
する目的製品の種類に応じて複数のラインが配置されて
いる場合について説明すると、搬送元から搬送先への搬
送路上に、上記読み取り部を配設(図示せず)し、得ら
れた配合、処理条件などの上記処理物に対して行われる
特定の処理に関する情報を基に、上記ラインの中から適
切なものを設定し、次に、それを上記第1搬送装置21
0の搬送先に関する記憶部に格納する手段等が好適なも
のとして採用される。その具体的構成は、例えば、記憶
カード方式によるIDシステムによるものであって、無
人搬送車に、データキャリア、IDプレート、IDタグ
等を搭載し、また搬送路上に、リードライトヘッド、ア
ンテナ、IDコントローラ、プログラマブルコントロー
ラー等を設置したコントロールシステム等が好適なもの
として例示される。
【0034】上記第1搬送装置210には、上記した基
本的な機能に加え、その区画室内の処理物の内容に関す
る情報と当該処理物に対して行われる特定の処理に関す
る情報を格納する記憶部を設けると共に、上記処理装置
には、当該記憶部に格納された情報を読み取る読み取り
部と、読み取った情報を基に当該処理装置の処理条件を
決定する処理条件決定部と、決定された処理条件を基に
上記処理装置を制御する制御部とを設けることができ
る。
【0035】その具体的構成は、特に限定されるもので
はないが、例えば、記憶カード方式によるIDシステ
ム、コンピュータ内蔵コントロールシステム等からなる
ものであって、搬送装置に設ける記憶部としては、デー
タキャリア、IDプレート、IDタグ等が、また、各処
理装置に設ける読み取り部、書き込み部としては、リー
ドライトヘッド、アンテナ、IDコントローラー等が、
また、これらの通信手段としては、電磁結合方式、マイ
クロ波方式、光方式等が、更に、データ処理及び制御部
としては、各処理装置に設置したプログラマブルコント
ローラ及び中央コンピューターからなるコントロールシ
ステム等が、それぞれ好適なものとして例示される。
【0036】この場合、例えば、上記リードライトヘッ
ドとデータキャリアにより、読み出しあるいは書き込み
の双方向のデータ通信が実行され、また、データキャリ
アのメモリ領域に、製品の形式、製造番号、加工デー
タ、処理条件、判定データ、搬送先等の各種データを格
納することが可能である。
【0037】上記第1搬送装置210は、上記搬送設定
装置により、特定のプログラムに基づいて、原料、それ
らの処理物、中間製品等を搬送する搬送元と搬送先とを
任意に設定し、各処理装置と搬送装置とを適宜組み合わ
せることが可能であるので、得ようとする目的製品の種
類等に応じて、各処理装置と当該第1搬送装置210と
を自在に組合せ、製造工程を簡便に変更することができ
る。
【0038】更に、上記第1搬送装置210には、上記
した機能に加え、その区画室内に収納した、原料、それ
らの処理物、中間製品等を搬送するための搬送元もしく
は搬送先の各処理装置において施した処理操作に関する
情報を累積的に格納する記憶部を設けることができる。
この場合、搬送先の処理装置から第1搬送装置210を
用いて更に他の処理装置に搬送する場合には、読み取っ
た情報に加えて、当該処理装置において実施された特定
の処理に関する情報をも記憶させることが可能である。
また、搬送先の処理装置には、上記第1搬送装置210
の記憶部に格納された処理操作に関する情報を読み取る
ための読み取り部を設けると共に、更に当該情報を基に
搬送先の処理装置の処理操作を制御する制御部と、当該
処理装置により実施した処理実績を上記記憶部に書き込
む書き込み部を設けることができる。その具体的構成
は、特に限定されるものではないが、例えば、前記した
如き、記憶カード方式によるIDシステム、コンピュー
タ内蔵コントロールシステム等が好適なものとして例示
される。
【0039】また、上記第1搬送装置210には、上記
区画室内の原料、それらの処理等に対して、各処理工程
における処理装置の処理機能と独立した1種以上の加工
処理を行うことが可能な処理手段を付加することができ
ると共に、当該区画室毎に当該処理手段の処理条件を制
御し得る処理条件制御装置を付加することができる。
【0040】当該処理手段としては、混合攪拌、加熱、
冷却、加圧、減圧、乾燥、加水、換気、殺菌、解凍、粉
砕、搾汁、造粒、熟成、分離又は成形等の各処理手段が
例示できる。これにより、上記第1搬送装置210が、
上記各処理工程における処理装置の処理機能の一部を代
替することが可能となり、食品の製造装置の配置に必要
とされるスペースを大幅に削減することができる。ま
た、当該処理手段の処理条件は、上記処理条件制御装置
によりこれを適宜自由に変更し得るものであることか
ら、例えば、搬送過程においても、微妙な条件コントロ
ールが必要とされる加熱、熟成等の処理を簡便、かつ確
実に行うことが可能である。また、上記処理機能につい
ては、上記のものに限定されるものではなく、適宜の処
理手段を具備させることが可能である。
【0041】次に、第1搬送装置210の搬送路の途中
に、複数個の第1搬送装置210を格納するための格納
室30・40・50・60・70が、それぞれ、設けら
れる。この場合、上記区画室を搬送機構部から分離して
区画室だけを格納することも可能である。当該格納室の
数は、特に限定されるものではなく、適宜の数だけ設け
ることができる。その具体的構成は、例えば、移載、搬
送、昇降等の装置を具備した棚式格納室等が好適なもの
として例示される。
【0042】これらの、格納室30・40・50・60
・70に格納された第1搬送装置210の区画室内の原
料、それらの処理物、中間製品等は、当該格納室に格納
した状態で、例えば、貯蔵、冷却、熟成、待機、保管、
時間調整等の比較的時間を要する適宜の処理を施し得る
ばかりでなく、各々の第1搬送装置210の区画室に、
原料配合、処理条件等の異なるものを、それぞれ、格納
し、格納室30・40・50・60・70に格納された
これらの各々の第1搬送装置210の中から、得ようと
する目的製品の種類に応じて必要とするものを適宜選択
し、それを次の処理装置あるいは第2ブロックBに搬送
することができる。これにより、各第1搬送装置210
を、例えば、原料配合、処理条件等の異なる処理物、中
間製品等に対応した数だけ配置、格納することが可能と
なり、当該第1搬送装置210と格納室を組み合わせる
ことにより、極めて微妙な条件コントロールが必要とさ
れる原料配合、前処理、及び製造上の時間管理等を簡
便、かつ確実に行うことができる。
【0043】また、第1搬送装置210の搬送路の途中
に、第1搬送装置210の区画室内に収納された原料、
それらの処理物、中間製品等の処理を行うことに起因し
て生じる生産環境への影響要因、即ち臭い等の不快物や
蒸気等の拡散を防ぎ、特定の隔離された区域内で安全
に、かつ生産環境を良好に保持して処理し得る機能を有
する特殊処理室250が設けられる。これにより、第1
ブロックAにおいて、例えば、不快物や蒸気等の発生を
伴う処理を確実に隔離して行うことができ、安全性及び
良好な作業環境を確保した形で処理を行うことができ
る。当該特殊処理室250において実施される処理の具
体例としては、例えば、加熱、換気、殺菌、解凍、粉砕
等が代表的なものとして例示されるが、特にこれに限定
されるものではなく、適宜のものが実施可能である。
【0044】次に、第2ブロックBについて説明する
と、第2ブロックBは、図2に示されるように、全体の
製造工程において、上記のような前処理工程に続くいわ
ゆる本処理を行う本処理工程のための区域であり、混合
攪拌、加熱、定量充填等の処理機能を有する各処理装置
を配設した複数の処理ステージが設けられたラインが複
数設けられている。上記ラインには、第2搬送装置22
0が、上記複数の処理ステージの間を循環して移動する
ことができるように複数個配置されている。
【0045】即ち、第2ブロックBにおいて、1つのラ
インは、上記第1ブロックより上記前処理工程を経由し
て第1搬送装置210によって供給された処理物、中間
製品等を第2搬送装置220に投入するための第1ステ
ージ(a)、第2搬送装置220の区画室内において混
合攪拌処理及び加熱処理等の本処理を行うための第2ス
テージ(b)、当該本処理を行った処理物、中間製品等
を第2搬送装置220から排出するための第3ステージ
(c)、当該処理物等を排出した空の区画室を有する第
2搬送装置220を再度第1ステージ(a)に循環させ
る段階に相当する第4ステージ(d)、の各ステージか
ら構成されている。
【0046】上記第1ステージ(a)には、上記第1ブ
ロックより上記前処理工程を経由して第1搬送装置21
0によって供給された処理物、中間製品等を第2搬送装
置220に投入する処理を行うための投入装置300が
配設されており、当該投入装置300には、定量装置及
び充填装置が設けられている。その具体的構成は、例え
ば、上部開口・反転式の投入装置等が好適なものとして
例示される。
【0047】また、第2ステージ(b)には、第2搬送
装置220の区画室内の処理物等の混合攪拌処理を行う
ための攪拌機330が固定もしくは上下動可能に配設さ
れている。その具体的構成は、例えば、釜上下装置、加
熱冷却部、攪拌羽根等を具備した混合攪拌機等が好適な
ものとして例示される。
【0048】また、第3ステージ(c)には、処理物等
を次の最終工程の充填、包装装置及び殺菌装置等に搬送
するための第3搬送装置310が配置されている。その
具体的構成は、例えば、区画室と搬送車を一体に形成し
たもの、内容物を収容・排出可能な容器と無人搬送車を
連結自在に組み合わせたもの、当該容器が開閉自在な蓋
付タイプのもの等が好適なものとして例示される。
【0049】更に、第2ブロックBにおいて、上記ライ
ンには、第1ステージ(a)〜第4ステージ(d)以外
に、得ようとする目的製品の種類を切り替える場合、及
び生産を完了する場合等に必要とされる第2搬送装置2
20の区画室等の洗浄を行うための洗浄装置(図示せ
ず)を具備した第5ステージ(e)、及び洗浄後の乾燥
を行うための乾燥装置(図示せず)を具備した第6ステ
ージ(f)等を有するラインが付加的に設けられてい
る。その具体的構成は、例えば、注水、攪拌、排出装置
等を具備した洗浄装置、及び温風装置を具備した乾燥装
置等が好適なものとして例示される。
【0050】この場合、各ラインの切換え制御方式は、
特に限定されるものではなく、適宜の方式のものが使用
可能であるが、例えば、第1ステージ(a)において投
入する処理物、中間製品等の重量を累積的に加算し、得
られた値が所定の値(所定の生産量)に達した場合は、
次の第2搬送装置220を第3ステージ(c)から第4
ステージ(d)に送らず、第2搬送装置220の区画室
等の洗浄を行うための第5ステージ(e)、及び洗浄後
の乾燥を行うための第6ステージ(f)に送るように搬
送先を切換える方式の自動切換制御装置等が好適なもの
として使用される。その具体的構成は、特に限定される
ものではないが、例えば、生産指示コンピューター、プ
ログラマブルコントローラー等からなるコントロールシ
ステム等が好適なものとして例示される。
【0051】更に、第2ブロックBにおいて、上記ライ
ンには、異常の生じた場合の第2搬送装置220の検
査、修理を行うための第7ステージ(g)等を有するラ
インが付加的に設けられていると共に、各ステージに
は、当該第2搬送装置220の異常を検知する検知装
置、及び警報装置が設けられている。その具体的構成
は、特に限定されるものではないが、例えば、プログラ
マブルコントローラー、赤外線センサー、ひずみセンサ
ー、距離センサー、等からなる検知装置等が好適なもの
として例示される。
【0052】これらについては、例えば、第2搬送装置
220の定量充填機能の異常を検知するようにするため
には、各ラインには、以下のような手段を具備させるこ
とが好適なものとして例示される。 第2搬送装置220の区画室に投入する処理物等の重
量を測定する測定装置。 第2搬送装置220の区画室から排出された処理物等
の重量を測定する測定装置。 上記により得られた測定値とにより得られた測定
値との差が所定範囲にあるか否かを判定する演算装置。 上記の判定結果を基に、第2搬送装置220を第4
ステージ(d)と第7ステージ(g)とに振り分ける自
動切換制御装置。
【0053】尚、第2搬送装置220の異常の検知手段
は、上記のような定量充填に関する測定値をベースにし
たものに限定されるものでなく、例えば、加熱処理温
度、圧力、トルク、振動等の測定値をはじめ第2搬送装
置220が具備する種々の処理機能に関する測定値をベ
ースにしたものを利用することができる。
【0054】また、上記ラインに、異常の生じた第2搬
送装置220の検査、修理を行うための第7ステージ
(g)を設置したラインが付加されている場合、第4ス
テージ(d)には、空の区画室を有する第2搬送装置2
20を複数個配置できるものであることが好ましい。そ
の場合、例えば、ラインの中間に空の区画室を待機させ
るためのステージを付加的に設置すること等が好適なも
のとして例示される。これにより、循環路としての第4
ステージ(d)の中に、予備の第2搬送装置220を保
有させることが可能になり、仮りに、生産中に第2搬送
装置220の異常が検知された場合にも、生産に支障を
きたすことなく、異常の生じた第2搬送装置220のみ
を第7ステージ(g)に送ることができ、稼動中、搬送
装置の検査、修理のためにラインの全てを停止する必要
がない。このように、上記のような第7ステージ(g)
を設置することにより、例えば、1台の第2搬送装置2
20を検査、修理のために当該第7ステージ(g)に送
っている間においても、ラインを停止する必要がなく、
その結果、極めて高い生産効率を得ることができる。
尚、第2ブロックBにおける上記各ステージは、例示的
に示したものであり、本発明においては、当該ステージ
に限らず、これと同様に、適宜の処理手段を具備したス
テージを適宜組み合わせて製造工程を構築することが可
能である。
【0055】
【作用】次に、本発明の多品種の生産が可能な食品の製
造装置を使用して構築した上記製造工程に基づいて、本
発明の食品の製造装置の作用について説明すると、図1
の第1ブロックAにおいて、第1処理装置110・11
1に貯蔵されている異なる種類の所定量の液体原料(液
体調味料、液糖、果汁、野菜汁、溶媒、油脂、エキス、
香辛料、液体スープ、ソース、ミルク、水、各種配合資
材等)を移送パイプ112・113を介して第2処理装
置120へ移送し、当該第2処理装置120において、
混合攪拌した後、定量充填装置を通じて所定量の液体原
料を第1搬送装置210の区画室に充填する。
【0056】同様に、第3処理装置130・131に貯
蔵されている異なる種類の所定量の固体又は粉体原料
(小麦粉、澱粉、粉糖、固体又は粉体調味料、粉乳、チ
ーズパウダー、香辛料、ブイヨン粉末、粉末油脂、野
菜、果実、肉類、各種配合資材等)を他の第1搬送装置
210の区画室に定量充填し、更に、第5処理装置15
0・151に貯蔵されている異なる種類の所定量のペー
スト状原料(ペースト状調味料、肉エキス、野菜エキ
ス、ルウ、バター、マーガリン、ショートニング、各種
配合資材等)を他の第1搬送装置210の区画室に充填
する。
【0057】当該固体又は粉体原料は、それぞれ、第1
搬送装置210を介して第4処理装置140に移送し、
当該第4処理装置140において混合攪拌処理した後、
これを他の第1搬送装置210の区画室に定量充填する
ことも可能であり、また、ペースト状原料は、それぞ
れ、第1搬送装置210を介して、第6処理装置160
に移送し、当該第6処理装置160において加熱、混合
攪拌処理した後、これを他の第1搬送装置210の区画
室に定量充填することも可能である。また、上記第1搬
送装置210の1台の区画室に充填する原料は、1種類
に限らず、上記各原料を適宜選択して複数の種類のもの
を充填することも適宜可能である。
【0058】第1搬送装置210の区画室に充填された
原料には、第1搬送装置210に搭載した1種以上の処
理機能、即ち、混合攪拌、加熱、冷却、加圧、減圧、乾
燥、加水、換気、殺菌、解凍、粉砕、搾汁、造粒、熟
成、分離及び/又は成形等の処理手段により、適宜の処
理が施されると共に、また、搬送路上に配設された特殊
処理室250において、加熱、換気、殺菌等の処理が施
される。また、第1搬送装置210を、搬送路上に配設
された格納室30・40・50・60・70に格納し、
各原料、それらの処理物、中間製品等の貯蔵、熟成等の
処理が施される。また、当該格納室は、同一又は異なっ
た原料配合からなる各原料、それらの処理物、中間製品
等を充填した複数個の第1搬送装置210を格納し、待
機させる機能を有するものであり、第2ブロックBにお
ける本処理工程の稼動状況に対応する形で待機させるこ
とができる。
【0059】第1搬送装置210の搬送元と搬送先は、
当該第1搬送装置に設置した搬送設定装置により任意に
設定されると共に、その搬送制御は、当該第1搬送装置
に設けた搬送元と搬送先との位置情報を格納する記憶部
と、当該記憶部に格納された位置情報により当該搬送装
置の搬送位置を制御する当該搬送装置もしくは他の装置
に設けた制御部とにより特定のプログラムに基づいて自
動的に制御される。
【0060】また、上記第1搬送装置210の記憶部に
は、必要に応じて、初期設定段階で、予じめ特定の仕
様、即ち、処理物の内容に関する情報(製品番号、製品
の種類、資材番号、生産予定日、仕上配合予定日、仕上
配合バッチ等)が格納され、また、各処理装置において
施すべき処理操作に関する情報、即ち、処理物に対して
行われる特定の処理に関する情報(例えば、後工程投入
順、保存条件、加工機器番号、処理情報等の指示デー
タ)が上記記憶部のメモリ領域へ格納されると共に、各
処理段階で、各処理装置の読み取り部において当該情報
(指示データ)が読み取られ、当該読み取られた情報を
基に各処理装置の制御部においてその処理操作が制御さ
れる。
【0061】また、上記第1搬送装置210の区画室に
充填された原料、処理物は、必要に応じて、その搬送過
程において、当該搬送装置に付加された処理手段、及び
その処理条件制御手段により、計量、充填、混合攪拌、
加熱、冷却、加圧、減圧、乾燥、加水、換気、殺菌、解
凍、粉砕、搾汁、造粒、熟成、分離又は成形等の適宜の
処理が施される。
【0062】前処理工程において、当該第1搬送装置2
10の区画室内に充填された原料、処理物に対して過去
に行われた処理実績に関する情報(投入資材番号、投入
資材実績値、投入合計実績値、アクション経過時間、品
質判定、加工条件実績値、風体重量、洗浄等の処理デー
タ)は、必要に応じて、当該搬送装置210の記憶部に
累積的に格納されると共に、当該記憶部に格納された情
報は、各処理装置に設定された読み取り部で読み取ら
れ、当該読み取られた情報を基に各処理装置の処理条件
設定部においてその処理条件が決定され、更に、その制
御部において各処理装置が制御される。
【0063】前処理工程における各処理を経た後、第1
搬送装置210の区画室の処理物は、本処理工程の第2
搬送装置220に投入され、本処理が施される。上記処
理物は、本処理工程の第1ステージ(a)の投入装置3
00に投入され、当該投入装置の定量装置、充填装置に
よりその所定量が第2搬送装置220の区画室に第1搬
送装置210の場合と同様にして充填した後、第2ステ
ージ(b)へ搬送され、当該第2ステージ(b)におい
て混合攪拌下に加熱処理した後、第3ステージ(c)へ
搬送され、当該第3ステージ(c)において第2搬送装
置220の区画室内の処理物を包装容器に充填し、次い
で、殺菌して最終製品が得られる。
【0064】区画室内の処理物を排出した空の第2搬送
装置220は、第4ステージ(d)に搬送され、上記第
1ステージ(a)に再送されるが、第1ステージ(a)
において、別の種類の処理物に切り替える場合、及び製
造を完了する場合には、上記第2搬送装置220を上記
第4ステージ(d)から第5ステージ(e)に搬送し、
第2搬送装置220を洗浄し、次いで、第6ステージ
(f)に搬送し、これを乾燥した後、上記第1ステージ
(a)に再送するように、当該第2搬送装置220の搬
送ラインが振り分けられる。また、上記各ステージに設
けた異常検知装置により上記第2搬送装置220の異常
が検知された場合には、当該第2搬送装置220は、第
7ステージ(g)のラインに振り分けられ、当該第7ス
テージ(g)において、検査、修理が施される。
【0065】以上、図1〜図2に基づいて、本発明を具
体的に説明したが、本発明は、このような実施例に限定
されるものではなく、上記前処理工程における各処理装
置、第1搬送装置、格納室、そして、上記本処理工程に
おける各処理装置、各ステージ、第2搬送装置、第3搬
送装置等を、適宜組み合わせることによって、製造工程
を適宜変更し、得るべき目的製品の種類に応じた生産シ
ステムを簡便に構築することができるものである。
【0066】即ち、前処理工程における複数個の処理装
置、第1搬送装置等を配置してなる第1ブロックAにお
いて、原料としては、液状、固体状、粉体状、ペースト
状等のあらゆる形態の原料をその種類を問わず単独もし
くは組み合わせて使用することが可能であり、例えば、
カレー、シチュー、スープ、ソース等の液状食品や、練
り芥子、練り山葵、ピザソース、練りにんにく等のペー
スト状食品の製造に使用される各種原料を適宜使用する
ことが可能である。また、処理装置としては、主として
前処理工程で使用される、供給、貯蔵、混合攪拌、定量
充填、解凍、粉砕、搾汁、造粒、熟成、分離等の処理を
行う各処理装置、及び主として本処理工程で使用され
る、加熱、冷却、加圧、減圧、乾燥、加水、換気、殺
菌、成形等の適宜の機能を有する各処理装置を適宜組み
合わせて配置することが可能である。
【0067】更に、搬送装置としては、原料、それらの
処理物、中間製品等を収納する区画室を具備した第1搬
送装置を各処理装置の間に介在する形で配置し、搬送元
と搬送先とを設定し、特定のプログラムに基づいて自動
的に当該各処理装置の間を移動させて、当該処理物等を
次の工程に搬送するように制御すると共に、必要に応じ
て、上記搬送装置に、上記区画室内の処理物の内容に関
する情報と当該処理物に対して行われる特定の処理に関
する情報を格納する記憶部を設け、上記処理装置に、当
該記憶部に格納された情報を読み取る読み取り部と、読
み取った情報を基に当該処理装置の処理条件を決定する
処理条件決定手段を設けると共に、決定された処理条件
を基に上記処理装置の処理操作を制御する制御部を設
け、更に、当該第1搬送装置に、必要に応じて、付加的
機能として、上記各処理工程のうちの少なくとも1種以
上の処理機能を付加したものが使用される。
【0068】上記搬送装置の区画室に搭載される処理機
能、即ち、攪拌混合、加熱、冷却、加圧、減圧、乾燥、
加水、換気、殺菌、解凍、粉砕、搾汁、造粒、熟成、分
離又は成形等の処理手段の具体的な形態等は、特に限定
されるものではなく、例えば、加熱処理手段について云
えば、ヒーターによる電気的加熱手段、高周波加熱手
段、蒸気加熱手段、ガス加熱手段、温水加熱手段、遠赤
外線加熱手段等を適宜の形態で搭載したものが使用可能
である。また、冷却処理手段について云えば、適宜の温
度帯に設定可能な冷却装置、凍結可能なディープフリー
ザー、液体窒素等による急速冷凍手段等を適宜の形態で
搭載したものが使用可能である。また、加圧、減圧処理
手段について云えば、区画室を密閉可能な容器の形態に
形成し、適宜のレベルの加圧、減圧条件が設定し得るよ
うに形成した耐圧性密閉カプセル、耐圧性密閉容器等が
使用される。
【0069】このように、本発明における多機能搬送装
置の区画室に形成される上記処理手段は、相当する処理
機能を搭載したものであればその種類、形態等は問わ
ず、適宜のものを使用することができる。また、これら
の処理機能を搭載した搬送装置は、同一もしくは異なる
処理機能を搭載した複数個の搬送装置を各処理工程の任
意の位置に適宜組み合わせて配置することができる。
【0070】各処理装置の間に介在する第1搬送装置の
搬送手段は、特に限定されるものではなく、レール方
式、車輛方式、コンベア方式、リフト方式、懸架方式等
適宜の形態の搬送路、搬送手段を利用することが可能で
ある。また、各処理装置の間には、当該第1搬送装置を
複数個格納し待機させることが可能な格納室が適宜配置
されるが、当該格納室の具体的構成については、特に限
定されるものではなく、移載、搬送、昇降装置等を具備
した棚式格納室等、適宜の形態のものが利用可能であ
る。また、当該格納室に、貯蔵、冷却、熟成等の上記各
種の処理手段を付加的機能として設置することも適宜可
能である。
【0071】このように、第1搬送装置は、上記第1ブ
ロックAにおいて説明したように、上記第1搬送装置を
各処理装置の間に介在させて、搬送元と搬送先の間を自
在に移動し得るように、しかも、原料配合、処理条件、
処理目標、目的製品の種類等に対応させて相当する複数
の台数を並行的に配置させた搬送システムを構築するこ
とが重要である。
【0072】上記各処理装置の処理条件、混合攪拌、定
量充填、排出、移動等の制御、及び第1搬送装置の搬
送、処理条件等を制御するための具体的な手段は、特に
限定されるものではなく、前記した如く、一般的な記憶
カード方式によるIDシステムを利用したもの、コンピ
ュータ内蔵コントロールシステム等適宜の制御コントロ
ールシステムを適宜利用することが可能である。
【0073】一方、第2ブロックBにおいては、本発明
の上記実施例の場合、第1ステージ(a)〜第7ステー
ジ(g)の各ステージから構成される本処理工程におけ
る製造装置の構成について説明したが、当該本処理工程
における製造装置の構成は、これに限定されるものでは
なく、これ以外の形態の適宜の処理ステージを付加もし
くは削除することが可能であり、また、各ステージの具
体的な構成についても、適宜変更することが可能であ
る。更に、上記実施例記載のものは、各ラインが循環し
てサイクルを形成するように構成されているが、各ライ
ンの形は、これに限定されるものではなく、例えば、第
2搬送装置が、各処理装置の間に介在し、往復移動する
形で移動し、搬送するように構成することも適宜可能で
ある。
【0074】第2ブロックBにおいて、各ステージの間
に介在する第2搬送装置は、上記第1搬送装置の場合と
同様に、搬送機能に加えて、各処理工程のうちの1種以
上の処理を行う処理機能を有するように形成することが
できる。当該処理機能としては、第1搬送装置の場合と
同様に、計量、充填、混合攪拌、加熱、冷却、加圧、減
圧、乾燥、加水、換気、殺菌、解凍、粉砕、搾汁、造
粒、熟成、分離又は成形等の適宜の処理手段が例示され
る。当該処理手段としては、これらに限らず、本処理に
必要とされる適宜のものを採用することができる。
【0075】更に、第2ブロックBにおける各ラインの
適宜の位置に、第2搬送装置を複数個格納することが可
能な格納室を配置し、上記第1搬送装置の場合と同様
に、設定されたプログラムに応じて、適宜の種類の第2
搬送装置を搬送元と搬送先の間において移動、搬送させ
ることにより、多品種の製品の製造に対応した第2ブロ
ックBにおける本処理システムを構築することができ
る。
【0076】本発明の上記実施例においては、上記した
ように、前処理工程における製造装置の構成を示す第1
ブロックAと、本処理工程における製造装置の構成を示
す第2ブロックBとを区分し、各ブロック毎に、各ブロ
ック内を移動する第1搬送装置、第2搬送装置、及び第
3搬送装置を配置した例を示したが、各処理装置、及び
各搬送装置の配置は、このような配置に限らず、例え
ば、全ブロックの各処理装置に共通する多機能搬送装置
を配置し、当該搬送装置を前処理装置、及び本処理装置
のいずれに対しても共通する形で対応し得るように配置
させることも可能である。また、各ラインが循環してサ
イクルを形成するように構成した上記第2ブロックの生
産システムを、上記第1ブロックAの前処理工程におい
て採用することも適宜可能である。
【0077】このように、本発明が使用する多機能搬送
装置は、上記した実施例において示されるように、多品
種の食品の生産工程の一部の工程を含むブロック毎に配
置することも可能であり、また、多品種の食品の生産工
程の全部の工程に一元的に対応させる形で配置すること
も可能であり、これらの組み合わせは、多品種の規模、
種類、生産の規模、生産効率等に応じて、適宜、自由に
変更することができ、最も適した形態に簡便に構築する
ことを可能にするものである。
【0078】従来、一般に、食品加工用の処理装置の一
部を単に移動可能に形成したものは、知られているが、
本発明のように、各処理工程における各処理装置の間に
少なくとも1種以上の処理機能を具備した第1搬送装置
を複数個配置し、予じめ設定されたプログラムに従っ
て、各処理装置の間を自在に移動し、従来の移送用パイ
プ方式に代わる移送及び搬送機能を具備した多機能搬送
装置、及び当該搬送装置を中核として配置してなる製造
装置は、これまで提案された例はなく、本発明者らによ
ってはじめて提案されたものである。尚、本発明の製造
装置は、例えば、カレー、シチュー、スープ、ソース等
の液状食品や、練り芥子、練り山葵、ピザソース、練り
にんにく等のペースト状食品の製造装置として好適に使
用されるが、これらの食品に限らず、食品一般の製造装
置として広く利用し得るものであることは云うまでもな
い。
【0079】
【発明の効果】以上詳述したとおり、本発明の製造装置
によれば、従来、食品の連続式の生産ラインに不可欠と
されていた原料、その処理物、中間製品等を移送する移
送用パイプを全くもしくはほとんど使用することなくこ
れらを移送することが可能となる。
【0080】また、本発明の製造装置によれば、必要に
応じて、搬送装置の区画室内の処理物に対して行なわれ
る特定の処理に対する情報、即ち、計量、充填、混合攪
拌、加熱、冷却、加圧、減圧、乾燥、加水、換気、殺
菌、解凍、粉砕、搾汁、造粒、熟成、分離又は成形等の
処理に関する情報を記憶させると共に、当該情報を基に
各処理装置の処理条件を決定し、各処理装置を制御する
ことができるものであることから、各原料、それらの処
理物、中間製品等の処理をプログラムに従って確実に実
施することが可能であり、厳密な処理管理が必要とされ
る高品質な製品の製造を簡便、かつ確実に行うことがで
きる。また、当該処理手段の一部を搭載させた多機能搬
送装置を使用することにより、各処理を微細な条件で行
うことが可能となり、かつ全体の製造装置、及びその設
置に必要とされるスペースを圧縮することができる。
【0081】また、従来、処理工程の一部において異常
もしくは故障が生じた場合、全ての工程を停止し、点検
もしくは修理を行うことを余儀なくされたが、本発明の
製造装置によれば、各処理装置と搬送装置を独立して各
処理工程毎に配置させることが可能であり、処理工程の
一部において発生した異常もしくは故障による影響を最
小限に抑えることが可能であることから、生産効率を著
しく向上させることが可能である。
【0082】更に、従来の生産設備は、大量生産に対応
した配置を最優先させたものであるために、多品種の食
品を効率よく生産するには不都合な面、及び種々の問題
点があったが、本発明の製造装置によれば、原料配合、
製品の品目等に対応して、適宜の数の搬送装置を配置す
ることが可能であり、多品種、少量生産に好適な生産シ
ステムを簡便に構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造装置の一実施例の概要を示す
ものであり、前処理工程(第1ブロックA)における各
処理装置、及び第1搬送装置等の配置、を示す説明図で
ある。
【図2】本発明に係る製造装置の一実施例の概要を示す
ものであり、本処理工程(第2ブロックB)における各
処理装置、第2搬送装置、及び第3搬送装置等の配置、
を示す説明図である。
【符号の説明】
30 格納室 40 格納室 50 格納室 60 格納室 70 格納室 110 第1処理装置(液体原料用) 111 第1処理装置(液体原料用) 112 移送用パイプ 113 移送用パイプ 120 第2処理装置(混合攪拌/定量充填) 130 第3処理装置(粉体原料用) 131 第3処理装置(粉体原料用) 140 第4処理装置(混合攪拌) 150 第5処理装置(固体又はペースト原料用) 151 第5処理装置(固体又はペースト原料用) 160 第6処理装置(加熱/混合攪拌/定量充填) 210 第1搬送装置 220 第2搬送装置 250 特殊処理室 300 投入装置 310 第3搬送装置 330 攪拌機 (a) 第1ステージ(計量・投入) (b) 第2ステージ(混合・加熱) (c) 第3ステージ(搬出) (d) 第4ステージ(循環経路) (e) 第5ステージ(洗浄工程) (f) 第6ステージ(乾燥工程) (g) 第7ステージ(検査・修理)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // A23L 1/01 Z (72)発明者 石野 義明 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (72)発明者 中井 武司 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内 (72)発明者 小林 広明 大阪府東大阪市御厨栄町1丁目5番7号 ハウス食品株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 食品製造用の複数個の処理装置と、当該
    処理装置の間に介在して移動可能に配置された多機能搬
    送装置とからなり、当該搬送装置は、1区画以上の区画
    室を有し、各処理工程における処理物を当該区画室にい
    れて搬送するものであり、得ようとする目的物に応じて
    上記搬送装置の搬送元と搬送先とを設定し、上記処理装
    置と搬送装置を自由に組合せ、製造工程を自在に変更し
    得る多品種の生産が可能な食品の製造装置であって、上
    記搬送装置に、搬送元と搬送先との位置情報を格納する
    記憶部を設けると共に、当該搬送装置もしくは他の装置
    に、当該記憶部に格納された位置情報により当該搬送装
    置の搬送位置を制御する制御部を設けることを特徴とす
    る多品種の生産が可能な食品の製造装置。
  2. 【請求項2】 処理装置が、移動可能に形成されたもの
    であることを特徴とする請求項1記載の多品種の生産が
    可能な食品の製造装置。
  3. 【請求項3】 各処理装置における処理手段が、貯蔵、
    計量、充填、混合攪拌、加熱、冷却、加圧、減圧、乾
    燥、加水、換気、殺菌、解凍、粉砕、搾汁、造粒、熟
    成、分離又は成形の処理手段であることを特徴とする請
    求項1記載の多品種の生産が可能な食品の製造装置。
  4. 【請求項4】 上記搬送装置の搬送路の途中に、複数個
    の搬送装置を格納するための格納室及び/又は特殊処理
    を施すための特殊処理室を有する請求項1記載の多品種
    の生産が可能な食品の製造装置。
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DE69426559T DE69426559T2 (de) 1993-11-18 1994-11-18 Vorrichtung zur herstellung einer vielzahl von unterschiedlichen nahrungsmitteln
PCT/JP1994/001950 WO1995013709A1 (fr) 1993-11-18 1994-11-18 Dispositif destine a produire une multiplicite de sortes d'aliments
EP95900916A EP0680697B1 (en) 1993-11-18 1994-11-18 Device for producing a multiplicity of kinds of foods
US08/481,388 US5522309A (en) 1993-11-18 1994-11-18 Apparatus capable of producing different kinds of foods
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CN94190958A CN1046189C (zh) 1993-11-18 1994-11-18 多品种的食品制造装置
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