JPH0713530A - 駆動回路装置 - Google Patents

駆動回路装置

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JPH0713530A
JPH0713530A JP6092506A JP9250694A JPH0713530A JP H0713530 A JPH0713530 A JP H0713530A JP 6092506 A JP6092506 A JP 6092506A JP 9250694 A JP9250694 A JP 9250694A JP H0713530 A JPH0713530 A JP H0713530A
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Shigeru Yamada
田 繁 山
Tetsuro Itakura
倉 哲 朗 板
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ビデオ信号を直並列変換する複数の駆動回路
装置相互間の出力誤差の格差を小さくする。 【構成】 入力信号のレベルを順番にサンプルホールド
する複数の信号サンプルホールド回路(4a〜4n)
と、上記複数の信号サンプルホールド回路各々の保持レ
ベルに応じた電圧出力を夫々発生する複数の信号出力回
路(6a〜6n)と、少なくとも上記複数の信号サンプ
ルホールド回路の両側に配置されて、基準レベルをサン
プルホールドする複数の基準レベルサンプルホールド回
路(3a,3b)と、上記複数の基準レベルサンプルホ
ールド回路各々の保持レベルに応じた電圧出力を夫々発
生する複数のサンプル値出力回路(5a,5b)と、上
記複数のサンプル値出力回路の各出力の平均値と上記基
準レベルとのレベル差に基づいて上記複数の信号出力回
路各々の出力レベルの補正を行う出力誤差補正回路(7
A)と、を備える。 【効果】 駆動回路装置相互間の出力誤差のレベル差が
減少する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アナログ信号を順次サ
ンプリングし、サンプルホールドした一連のレベルを同
時に出力する駆動回路装置(直並列変換器)における出
力レベルの補正に関し、特に、液晶表示装置等のソース
ライン用ドライバ部分に用いて好適な駆動回路装置のレ
ベル補正回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】出力誤差補正回路を備える駆動回路装置
の従来例について図14を参照して説明する。同図は、
図示しないアクティブマトリックス液晶表示装置を駆動
する半導体集積回路化された駆動回路装置1を示してお
り、供給されるビデオ信号VINを表示画素数に対応して
サンプリングし、各画素のレベルを液晶表示装置に同時
に出力して画面を形成する。この駆動回路装置1は、大
別して、サンプルクロック信号発生回路2、サンプルホ
ールド回路3、4a、…、4n、出力回路5、6a、
…、6n、出力誤差補正回路7によって構成される。
【0003】サンプルクロック信号発生回路2は、外部
から供給される液晶表示装置のシステムクロックφs
基づいてサンプリングクロックφ3 、φ4a、…,φ4n
順番に発生する。アナログ信号の入力端子8には図示し
ないビデオ信号処理回路からビデオ信号VINが供給され
る。このビデオ信号VINは内部配線を介して複数のサン
プルホールド回路4a、…、4nの入力端子に供給され
る。サンプルホールド回路4a、…、4nは、夫々サン
プリングクロックφ4a、…、φ4nの供給に同期して、ビ
デオ信号の瞬時値を順次保持し、記憶する。入力端子9
には、基準電位信号(以下、基準電位と称する)Vs
外部回路から供給される。この基準電位Vs は、内部配
線を介してサンプルホールド回路3および出力誤差補正
回路7に入力される。サンプルホールド回路3は、サン
プリングクロックφ3 の供給に同期して基準電位Vs
レベルを保持し、記憶する。
【0004】サンプルホールド回路3、4a、…、4n
は、外部から供給されるロード信号φL に応答してサン
プリングした信号レベルをサンプルホールド回路3、4
a、…、4nの出力3t、4at、…、4ntから同時
に出力する。
【0005】各サンプルホールド回路3、4a、…、4
nから出力された電圧レベル信号は、夫々出力回路5、
6a、…、6nに入力され、入力された電位に応じた電
位が出力端5t、6at、…、6ntに出力される。
【0006】サンプルホールド回路3、出力回路5及び
出力誤差補正回路7は、後述するように出力誤差を検出
して全体の出力のレベル補正を行うために設けられてい
る。出力誤差補正回路7は、基準電位Vs のレベルを保
持したサンプルホールド回路3の出力に応じた出力回路
5の出力O5 と基準電位Vs とを比較し、出力Os と基
準電位Vs との差が0に近づくように、レベル補正を行
う。このレベル補正は、調整出力O7 を出力回路5のみ
ならず、出力回路6a、…、6nに与えることによって
行われ、誤差補正が全出力について行なわれる。サンプ
ルホールド回路3及び出力回路5は基準電位検出用で、
サンプルホールド回路4a−4n及び出力回路6a−6
nが液晶表示装置に対してビデオ信号を出力する。
【0007】図15は、従来例におけるサンプルホール
ド回路3又は4、出力回路5又は6に相当する部分の回
路構成を示している。なお、回路4a−4nは回路4で
代表させ、回路6a−6nは回路6で代表させる。
【0008】同図において、サンプルホールド回路3
は、トランジスタQ1 〜Q4 及びキャパシタC1 及びC
2 によって構成される。サンプリングクロックφ3 及び
*φ3がアナログスイッチであるトランジスタQ1 及び
2 のゲートに供給されると、ビデオ信号VINの振幅の
瞬時値に対応した電荷がキャパシタC1 に保持される。
【0009】次に、クロックφL および*φL がアナロ
グスイッチであるトランジスタQ3及びQ4 のゲートに
供給されると、キャパシタC1 に保持されたレベル(電
荷)はキャパシタC2 に転送され、出力回路に保持レベ
ルを印加する。なお、クロック*φ3 及び*φL はクロ
ックφ3 およびφL の反転信号である。
【0010】出力回路5は、トランジスタQ5 〜Q11
電流源I1 及びI2 、キャパシタC3 によって構成され
る。トランジスタQ5 及びQ6 は電源間に互いに直列に
接続され、トランジスタQ5 のゲートには調整出力O7
が供給され、トランジスタQ6 のゲートにはサンプルホ
ールド回路3の出力が供給される。トランジスタQ5
びQ6 の接続点の電位は、サンプルホールド回路3の出
力レベルをVinとし、調整出力O7 の出力レベルをΔV
とすると、Vin−ΔVとなる。このレベルは、トランジ
スタQ7 〜Q11、電流源I1 及びI2 、発振防止用のキ
ャパシタC3 によって構成される電圧フォロワを介して
出力端5tに出力される。
【0011】図16は、出力誤差補正回路7の構成例を
示している。同図において、トランジスタQ21及び
24、電流源I21により電流出力型の差動アンプが形成
される。この差動アンプに、基準電位Vs 及び出力O5
が入力され、(O5 −Vs )に応じた電流が出力され
る。この出力電流は、直列に接続されたトランジスタQ
25及びQ26によって電圧レベルに変換され、調整出力O
7 として出力される。
【0012】図17に示すように、アクティブマトリッ
クス液晶表示装置のソースライン駆動に上述した集積回
路化された駆動回路装置を用いる場合、液晶表示装置の
画素数が多いことからこれらの画素にビデオ信号を供給
するソースラインの数も多くなるので、1個の駆動回路
装置で全てのソースラインに対応することは不可能であ
り、複数個の駆動回路装置、例えば1Lおよび1Rを並
べて用いる必要がある。
【0013】従来装置においては、1つの駆動回路装置
内に1つしかない、レベルサンプリング回路3及び出力
回路5で検出した基準電位Vs の出力に基づいて、その
装置の全出力のレベルシフト(誤差)の補正を行なって
いる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】このため、例えば、駆
動回路装置1L及び1Rの出力誤差のバラツキが、図1
8に示すように分布する場合、駆動回路装置1Lでは出
力誤差D1Lに基づいて、駆動回路装置1Rでは出力誤差
1Rに基づいて夫々出力誤差補正を行なう。この補正を
行った結果、図19に示すように駆動回路装置間の境界
部分で大きなレベル差を生じることがある。
【0015】よって、本発明は、アナログ信号をサンプ
リングして直並列変換し、同時に並列出力を発生する駆
動回路装置を複数個用いる場合に、駆動回路装置相互間
で生じる出力誤差のバラツキ傾向のレベル差あるいは格
差を小さくすることを可能とする駆動回路装置を提供す
ることを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
第1発明の駆動回路装置は、入力信号のレベルを連続的
にサンプリングする、順番に配置された複数の信号サン
プルホールド回路と、上記複数の信号サンプルホールド
回路各々の保持レベルに応じた電圧出力を夫々発生する
複数の信号出力回路と、上記信号サンプルホールド回路
の所定数毎に設けられて、基準レベルをサンプリングす
る複数の基準レベルサンプルホールド回路と、上記複数
の基準レベルサンプルホールド回路各々の保持レベルに
応じた電圧出力を夫々発生する複数のサンプル値出力回
路と、上記複数のサンプル値出力回路の各出力の平均値
と前記基準レベルとのレベル差に基づいて前記複数の信
号出力回路各々の出力レベルの補正を行なう出力誤差補
正回路と、を備えたことを特徴とする。
【0017】また、第2の発明の駆動回路装置は、入力
信号のレベルを連続的にサンプリングする、順番に配置
された複数の信号サンプルホールド回路と、上記複数の
信号サンプルホールド回路各々の保持レベルに応じた電
圧出力を夫々発生する複数の信号出力回路と、上記複数
の信号サンプルホールド回路の少なくとも両側に設けら
れて、基準レベルをサンプルホールドする複数の基準レ
ベルサンプルホールド回路と、上記基準レベルサンプル
ホールド回路の保持レベルに応じた電圧出力を発生する
複数のサンプル値出力回路と、上記サンプル値出力回路
の出力と、基準レベルとのレベル差に基づいて上記複数
の信号出力回路各々の出力レベルの補正を行なう出力誤
差補正回路と、を備えたものにおいて、この駆動回路装
置をICチップ化した複数のICチップを初段から最終
段まで連続的に接続して配置し、前段のICチップの後
段側のサンプル値回路の出力を後段のICチップの出力
誤差補正回路の基準レベルとして用いることを特徴とす
る。
【0018】第1発明は、1つの駆動回路装置内に、出
力誤差を検出するために、共通の基準レベルを検出する
サンプルホールド回路及び出力回路を複数適当な間隔で
設け、これ等回路による複数のサンプリングによって検
出された出力誤差の平均値に基づいて全出力の誤差補正
を行なうものである。
【0019】第2発明は、1つの駆動回路装置内に設け
られたサンプルホールド回路及び出力回路の出力と、そ
の駆動回路装置に隣接して配置される他の駆動回路装置
内のサンプルホールド回路及び出力回路の出力とのレベ
ル差に基づいて全出力の補正を行なうものである。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。まず、本発明の着目点について説明する。
【0021】従来例においては、1つの駆動回路装置内
には、1つのサンプルホールド回路及び出力回路が配置
され、これ等の回路で基準レベルVs を検出し、出力回
路から出力されるレベルVR と基準レベルVs とで自己
の出力の誤差補正を行なった。このため、複数の駆動回
路装置を並設して使用する場合に、半導体集積回路装置
の個体差によって生じる出力のレベル格差が誤差補正動
作によって拡大される場合が生じた。
【0022】本発明ではこれを解決するために、以下の
2つの作用を単独で、あるいは組合わせて用いる。
【0023】(1) 1つの駆動回路装置内で、半導体I
Cチップ上の適当な位置に配置された2つ以上のサンプ
ルホールド回路及び出力回路によって基準レベルを検出
して得られる複数の出力誤差の平均値を用いて全出力誤
差の補正を行なう。出力誤差のバラツキの中央値に近い
誤差に基づいて補正を行なうことにより、複数の集積回
路装置間の出力誤差の格差は小さくなる。出力誤差を得
るための2つ以上のサンプルホールド回路及び出力回路
は、位置的に離れた場所に配置するだけでなく、複数の
集積回路装置間の境界に相当する出力部分に隣接して配
置することにより、効果はさらに大きくなる。
【0024】(2) 1つの駆動回路装置内に設けられた
サンプルホールド回路及び出力回路の出力と、その駆動
回路装置に隣接して配置される他の駆動回路装置内のサ
ンプルホールド回路及び出力回路の出力との差がなくな
るように全出力誤差の補正を行なう。これにより、複数
の集積回路装置間の出力の格差は小さくなる。このよう
に、出力の差を得るためのサンプルホールド回路及び出
力回路を、複数の集積回路装置間のつなぎにあたる出力
部分のサンプルホールド回路及び出力回路に隣接して置
くことにより、効果はさらに大きくなる。
【0025】図1は、本発明の第1の実施例を示してお
り、同図において図14と対応する部分には同一符号を
付している。
【0026】図1において、駆動回路装置は、大別して
サンプルクロック信号発生回路2、サンプルホールド回
路3a、3b、4a−4n、出力回路5a、5b、6a
−6n、出力誤差補正回路7Aによって構成される。
【0027】サンプルクロック信号発生回路2は、外部
から供給される液晶表示装置のシステムクロックφs
基づいてサンプリングクロックφ3a、φ4a、…、φ4n
φ3bを順番に発生する。アナログ信号の入力端子VIN
は図示しないビデオ信号処理回路からビデオ信号が供給
される。このビデオ信号は内部配線を介して複数のサン
プルホールド回路4a、…、4nの入力端子に供給され
る。サンプルホールド回路4a、…、4nは、夫々サン
プリングクロックφ4a、…、φ4nの供給に同期して、ビ
デオ信号の瞬時値を順次保持し、記憶する。入力端子V
INには、基準電位Vs が外部回路から供給される。この
基準電位Vs は、内部配線を介してサンプルホールド回
路3a、3bおよび出力誤差補正回路7Aに入力され
る。サンプルホールド回路3aは、夫々サンプリングク
ロックφ3aの供給に同期して基準電位Vs のレベルを保
持し、記憶する。サンプルホールド回路3bは、サンプ
リングクロックφ3bの供給に同期して基準電位Vs のレ
ベルを保持し、記憶する。
【0028】信号及び基準レベルサンプルホールド回路
3a、3b及び4a〜4nは、外部から供給されるロー
ド信号φL に応答してサンプリングした信号レベル
3a、S3b、S4a〜S4nをサンプルホールド回路の出力
端3at、3bt及び4at〜4ntから同時に出力す
る。
【0029】サンプルホールド回路3a、3b、4a〜
4nから出力された電圧レベル信号S3a、S3b、S4a
4nは、夫々出力回路5a、5b、6a〜6nに入力さ
れ、入力された電位に応じた電位O5a、O5b、O6a〜O
6nが出力端5at、5bt、6at〜6ntに出力され
る。
【0030】サンプルホールド回路3a及び3b、出力
回路5a及び5b、出力誤差補正回路7Aは、出力誤差
を検出して全体の出力のレベル補正を行うために設けら
れている。出力誤差補正回路7Aは、基準電位Vs のサ
ンプル値を出力する出力回路5a及び5bの各出力の平
均値(O5a+O5b)/2と、基準電位Vs とを比較し、
両者の差が0に近づくように、レベル補正を行う。この
レベル補正は、調整出力O7Aを出力回路5a及び5bの
みならず、出力回路6a〜6nにも与えることによって
行われ、誤差補正が全出力について行なわれる。
【0031】また、信号レベルをサンプリングするn個
のサンプルホールド回路4a〜4n間に、出力誤差を検
出するために基準電位Vs のレベルをサンプリングする
サンプルホールド回路3及び出力回路5を複数配置する
ことができる。この配置は、信号レベルのサンプリング
回路4nの所定数毎に、例えば、一定の自然数の数列に
より表現される配置パターンで挿入することができ、挿
入したサンプルホールド回路及び出力回路によって検出
した出力誤差を出力誤差補正回路7Aに更に加えて、上
述した出力誤差の平均値を求めることができる。
【0032】この結果、図18に示す補正前の出力誤差
の傾向が、図2に示すように補正され、駆動回路装置間
の境界部におけるレベル差が小さくなる。
【0033】図3は、この第1の実施例に用いられてい
る出力誤差補正回路7Aの構成例を示している。図3に
おいて、トランジスタQ31、Q32及び電流源I31によっ
て第1の差動増幅器が形成される。また、トランジスタ
33、Q34及び電流源I32によって第2の差動増幅器が
形成される。第1及び第2の差動増幅器は、トランジス
タQ35及びQ36からなる電流ミラー回路によって結合さ
れる。出力O5aおよびVs が供給される第1の差動増幅
器によって、O5a−Vs が得られる。出力O5b及びVs
が供給される第2の差動増幅器によって、O5b−Vs
得られる。これ等の出力は、電流ミラー回路によって結
合され、(O5a+O5b−2Vs )がトランジスタQ34
びQ36の接続点から出力される。これは、Vs と、(O
5a+O5b)/2とを比較することに相当する。この電流
出力は、回路電源間に直列に接続されたトランジスタQ
37及びQ38によって電圧出力に変換され、出力O7Aとし
て各出力回路に供給される。
【0034】なお、サンプルホールド回路3a、3b、
4a〜4n及び出力回路5a、5b、6a〜6nは、従
来回路と同じ構成を用いることができるので説明を省略
する。
【0035】図5は、第2実施例を示している。図5に
おいて、図1と対応する部分には同一符号を付し、かか
る部分の説明は省略する。
【0036】この実施例では、並設された複数の駆動回
路装置間での境界部分の出力のレベル差が生じないよう
にして、例えば、駆動回路装置の個体差によって液晶パ
ネルの分担表示領域の境界に生じる輝度の違いを緩和す
る。
【0037】同様に構成される駆動回路装置21及び2
2の入力端子8及び入力端子9には、夫々外部からビデ
オ信号VIN及び基準電位Vs が夫々供給される。更に、
駆動回路装置21及び22には、第3の入力端子10が
設けられている。駆動回路装置21の出力誤差補正回路
7Bの一つの入力端は第3の入力端子10を介して第2
の基準電位VR に接続される。駆動回路装置22の出力
誤差補正回路7Bの一つの入力端は第3の入力端子10
を介して、駆動回路装置21の出力回路5bの出力O5b
に接続され、この出力O5bが第2の基準信号VR とな
る。出力誤差回路7Bは、2つの出力を比較して、レベ
ル差信号を得るものであり、従来構成における出力誤差
補正回路7、例えば、図16に示す差動増幅回路の構成
を用いることができる。他の構成は、図1の駆動回路装
置と同様である。
【0038】かかる構成における。駆動回路装置21の
出力誤差補正回路7B及び駆動回路装置22の出力誤差
補正回路7Bの動作について図4を参照して説明する。
駆動回路装置21の出力誤差補正回路7Bは従来回路と
同様の出力誤差補正、すなわち、出力回路5aの出力O
5aをVs に引き込むように調整出力O7Bを制御する。ま
た、駆動回路装置22の出力誤差補正回路7Bは、駆動
回路装置22の出力回路5aの出力O5aが、駆動回路装
置22の出力回路5bの出力O5bと一致するように調整
出力O7Bを制御する。
【0039】この結果、図18あるいは図19に示す従
来の出力誤差が図4に示すように補正され、駆動回路装
置間の段差がさらに小さくなる。また、出力誤差のバラ
ツキが減少する。
【0040】図6は、図1に示される駆動回路装置11
と図5に示される駆動回路装置21とを組み合わせたこ
の発明の第3実施例を示している。こうした場合には、
図2に示される出力群11L及び11R相互の境界にお
けるレベル差を更に減少した特性を得ることが可能とな
る。
【0041】次に、図7及び図8を参照しながら、この
発明の第4実施例に係る液晶表示装置用駆動回路につい
て説明する。図7においては、第1ないし第3の実施例
では省略されていた駆動対象としての液晶表示装置が示
されている。この第4実施例に係る駆動回路30は、図
7に示すように、第1段の駆動ICチップ30Aと、第
2段の駆動ICチップ30Bと、最終段の駆動ICチッ
プ30Nと、のN個の駆動回路を備えており、第2段か
ら第(N−1)段までの駆動中30は同一構成であるた
め、初段、中間段及び最終段の3種類の回路により所定
規模の液晶表示装置50を駆動している。3種類の回路
は、信号の入出力が異なっている以外は同一の構成を有
している。
【0042】駆動回路30は、基準電位Vs を外部より
供給する信号線31と、この信号線31を介して供給さ
れる基準電位Vs を検出するために駆動回路30の両側
に設けられた第1のサンプルホールド回路32a及び3
2bと、ビデオ入力信号VINを外部から供給する信号線
33と、このビデオ入力信号VINが供給される第2のサ
ンプルホールド回路34aないし34nと、前記第1の
サンプルホールド回路32a及び32bにより出力され
た基準電位Vs と補正値とを合成することにより調整す
る調整回路35a及び35bと、調整回路35a及び3
5bの出力に基づいて検出値を出力する出力回路36a
及び36bと、前記調整回路35a及び35bと同一構
成を有し前記補正値によりビデオ入力信号VINを調整す
る調整回路37aないし37nと、調整回路37aない
し37nの出力に基づいてレベル補正されたビデオ信号
を出力する出力回路38aないし38nと、前記レベル
検出用の出力回路36a及び36bの出力に基づいて出
力電位レベルの誤差を補正する出力誤差補正回路40
と、より構成されている。
【0043】出力レベル検出用のサンプルホールド回路
32a及び32b、調整回路35a及び35b並びに出
力回路36a及び36bは、駆動回路30のチップの両
側における基準電位Vs を夫々検出して出力誤差補正回
路40に供給し、この出力誤差補正回路40は、供給さ
れた駆動ICチップ両側における電位の誤差を補正す
る。なお、初段の駆動回路30Aの出力誤差補正回路4
0Aには基準電位Vs も供給されている。また、第2段
ないし第N段の出力誤差補正回路40Bないし40Nに
はそれぞれ前段の駆動ICチップの両側の検出レベルも
供給されている。最終段の駆動回路30Nは、駆動IC
チップの両側より検出した電位のレベルをそのチップの
みで使用するので、検出レベルを次段の出力誤差補正回
路へ供給するための信号線が設けられていない点で初段
及び中間段の駆動回路のチップと若干その構成を異にし
ている。
【0044】以上の構成を有する駆動回路30は、図7
にその概略を図示した液晶表示装置(Liquid Crystal D
isplay device −以下、LCDと略記する)50を構成
する薄膜トランジスタ(Thin Film Transistor−以下、
TFTと略記する)51のソースを駆動している。この
LCD50は、マトリックス状に配置された多数のTF
T51と、各TFT51のドレイン側に設けられる電荷
蓄積用のキャパシタ52と、列方向に配置されているT
FT51のゲートを接続するゲート電位供給線53と、
行方向に配置されているTFT51のソースが夫々接続
されて前記出力回路38aないし38nからの出力をT
FT51のソースに供給するビデオ信号供給線54と、
を備えている。前記ゲート電位供給線53の夫々の一端
は、各TFT51にゲート電位を供給するゲートドライ
バ55に接続されている。
【0045】次に、第4実施例に係る駆動回路の詳細な
回路の具体例を図8及び図9を用いて説明する。図8
は、初段の駆動回路30Aの回路例を示し、図9は、第
2段以降最終段までの駆動回路30Bないし30Nの回
路例を示している。
【0046】図8において、初段の駆動回路30Aは、
第1実施例における初段の出力誤差補正回路7Aと略同
一の構成を有する出力誤差補正回路40Aとを備えてい
る。また、サンプルホールド回路32a、32b、34
aないし34nは、図15の左側に示されたサンプルホ
ールド回路3又は4と略同一の構成を備えている。さら
に、調整回路35a、35b、37aないし37nと、
出力回路36a、36b、38aないし38nとは、図
15の右側に示されている出力回路5又は6と同一構成
を備えている。
【0047】次に、第2段の駆動ICチップ30B以降
の具体的な回路例を図9を参照しながら説明する。図9
に示される出力誤差補正回路40Bにおいては、第1段
の駆動ICチップ30Aのチップ両側のレベルが出力回
路36a及び36bより夫々PチャンネルMOSトラン
ジスタQ41及びQ43の夫々のゲートに供給され、その段
(第2段)の駆動ICチップ30Bのチップ両側のレベ
ルが出力回路36a及び36bよりトランジスタQ31
びQ34の夫々のゲートに供給されている。この第2段の
補正回路40Bは、第1段の補正回路40Aのように基
準電位Vs をトランジスタQ32及びQ33のゲート間接続
点に供給するのではなく、前段の出力回路36a及び3
6bの検出レベルを平均化回路41により平均化して前
記ゲート間の接続点に供給している。
【0048】前記平均化回路41は、PチャンネルMO
SトランジスタQ41,Q42,Q43,Q44と、Nチャンネ
ルMOSトランジスタQ45,Q46,Q47と、定電流源I
41,I42,I43と、を備えている。
【0049】次に、この発明の第5実施例に係る駆動回
路について図10を参照しながら詳細に説明する。
【0050】図10に示される駆動ICチップ30Aな
いし30Nのうち初段から最終段の1つ前までの駆動回
路には、そのチップの両側のレベル検出を行なう出力回
路36a及び36bの出力を平均化する平均化回路45
A及び45Bが設けられている。図10には図示されて
いないが、この第5実施例においては、平均化回路45
(N−1)までが設けられることになる。図7に示した
第4実施例に係る駆動回路においては、前段のレベル検
出出力がそのまま後段の出力誤差補正回路40に供給さ
れていたが、この第5実施例に係る駆動回路30におい
ては、初段を除く第2段から最終段までの出力誤差補正
回路40Bから40Nに対して前段の平均化回路45A
ないし45(N−1)からの出力が供給されている。
【0051】図10に示される第5実施例の具体的な回
路構成における特徴的な部分は、前段の平均化回路45
Aから次段の出力誤差補正回路40Bまでの箇所である
ので、この部分の詳細な回路を図11に示す。
【0052】図11において、前段の平均化回路45A
は、図9の出力誤差補正回路40B内に設けられた平均
化回路41と略同一の構成を有しており、具体的には、
PチャンネルMOSトランジスタQ51,Q52,Q53,Q
54と、NチャンネルMOSトランジスタQ55,Q56,Q
57と、定電流源I51,I52,I53と、を備えている。
【0053】また、図11において、第2段の出力誤差
補正回路40Bは、その段のチップの両側のレベルを出
力回路36a及び36bより供給される平均化回路43
を備えている。この平均化回路43の構成は、図8の出
力誤差補正回路40Aの下側の構成と略同一である。
【0054】前記平均化回路41及び43の出力はPチ
ャンネルMOSトランジスタQ61及びQ62の夫々のゲー
トに供給されている。このトランジスタQ61及びQ62
含む補正出力生成部は、さらにPチャンネルトランジス
タQ65と、NチャンネルトランジスタQ63、Q64及びQ
66と、定電流源I61を備えている。トランジスタQ65
びQ66間の接続点の出力が補正出力として調整回路35
a、35b、37aないし37nのトランジスタQ5
ゲートに供給される。
【0055】なお、上述の第4及び第5実施例において
は、基準電位Vs は、複数段に連続する全ての駆動回路
30A−30Nに供給されていたが、この発明はこれに
限定されず初段以外のレベル検出用サンプルホールド回
路32a及び32bにはその段の出力誤差補正回路40
の出力を基準レベルとして検出用のサンプルホールド回
路32a及び32bに供給するようにしても良い。図1
2は、第6実施例に係る液晶表示装置用駆動回路装置を
示しており、この第6実施例の駆動回路装置において
は、第2段から最終段までの出力誤差補正回路40Bな
いし40Nの出力は、基準レベル信号供給線39を介し
て各チップの両側に設けられたレベル検出用のサンプル
ホールド回路32a及び32bに供給されている。その
他の構成は、図7に示された第4実施例に係る駆動回路
装置と同一であるので、重複説明を省略する。
【0056】また、図13に示された第7実施例に係る
駆動回路装置は、第6実施例と同様に第2段から最終段
までの出力誤差補正回路40Bないし40Nの出力を信
号線39を介してそのチップの両側に設けられたレベル
検出用のサンプルホールド回路32a及び32bに基準
レベルとして供給している。その他の構成、例えば前段
の平均化回路45Aと次段の補正回路40Bとの接続関
係や詳細な回路構成等については図10及び図11を用
いて説明した第5実施例の駆動回路装置と同様なので重
複説明を省略する。
【0057】なお、上記第1ないし第7実施例において
は、各チップのレベルを検出するサンプルホールド回路
35a及び35bは、2個でしかもチップの両端に配置
されるものとして説明したが、この発明は2個以上の複
数個のレベル検出回路であれば個数には限定されない。
例えば、両端と中央部に合計3個のサンプルホールド回
路を設けても良いし、均等に離隔させて4個以上のレベ
ル検出回路を設けても良い。
【0058】
【発明の効果】以上説明したように第1発明の駆動回路
装置によれば、各駆動回路装置毎に複数の出力誤差の平
均値が0になるようにレベル調整を行うことが可能とな
り、従来に比較して駆動回路装置間でのレベル格差が小
さくなる。
【0059】また、第2発明の駆動回路装置によれば、
隣接する集積回路装置同士の境界における出力誤差が一
致するように強制的に出力誤差の補正を行なうことが可
能となるので、駆動回路装置間の出力誤差のレベル格差
はさらに小さくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例に
【図2】第1の実施例における出力誤差特性を示すグラ
フである。
【図3】図1に示す出力誤差補正回路R1の構成例を示
す回路である。
【図4】本発明の第2の実施例における出力誤差特性を
示すグラフである。
【図5】第2の実施例による液晶表示装置用駆動回路の
構成を示すブロック図である。
【図6】この発明の第3の実施例による液晶表示装置用
駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図7】この発明の第4の実施例に係る液晶表示装置用
駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図8】図7に示される駆動回路の初段の具体的な構成
を示す回路図である。
【図9】図7に示される駆動回路の第2段以降の具体的
な構成を示す回路図である。
【図10】この発明の第5の実施例に係る液晶表示装置
用駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図11】図10に示される駆動回路の具体的な構成を
示す回路図である。
【図12】この発明の第6の実施例に係る液晶表示装置
用駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図13】この発明の第7の実施例に係る液晶表示装置
用駆動回路の構成を示すブロック図である。
【図14】従来の液晶表示装置用駆動回路の構成を示す
ブロック図である。
【図15】駆動回路装置におけるサンプルホールド回路
及び出力回路の構成例を示す回路図である。
【図16】出力誤差補正回路の構成例を示す回路図であ
る。
【図17】アクティブマトリックス液晶表示装置を複数
の駆動回路装置を用いて駆動する例を示す説明図であ
る。
【図18】図17に示す駆動回路装置の補正前の出力誤
差の例を示すグラフである。
【図19】図18に示す出力誤差を図14に示す従来構
成により出力誤差補正を行なった例を示すグラフであ
る。
【符号の説明】
3a,3b,32a,32b 基準レベルサンプルホー
ルド回路 4a〜4n,34a〜34n 信号サンプルホールド回
路 5a,5b,36a,36b サンプル値出力回路 6a〜6n,38a〜38n 信号出力回路 7A,7B,40,40A,40B,40N 出力誤差
補正回路 8,9,10 入力端子 13,14,15 出力端子 30,30A,30B,30N 駆動ICチップ 41,43,45A 平均化回路

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】液晶表示装置を構成するマトリックス状に
    配置された多数の薄膜トランジスタ(TFT)の各々の
    ソースラインを駆動する駆動回路装置であって、 入力信号のレベルを連続的にサンプリングする、順番に
    配置された複数の信号サンプルホールド回路と、 前記複数の信号サンプルホールド回路各々の保持レベル
    に応じた電圧出力を夫々発生する複数の信号出力回路
    と、 前記信号サンプルホールド回路の所定数毎に設けられ
    て、基準レベルをサンプリングする複数の基準レベルサ
    ンプルホールド回路と、 前記複数の基準レベルサンプルホールド回路各々の保持
    レベルに応じた電圧出力を夫々発生する複数のサンプル
    値出力回路と、 前記複数のサンプル値出力回路の各出力の平均値と前記
    基準レベルとのレベル差に基づいて前記複数の信号出力
    回路各々の出力レベルの補正を行う出力誤差補正回路
    と、を備えていることを特徴とする駆動回路装置。
  2. 【請求項2】前記駆動回路は、ビデオ信号が入力される
    第1の入力端子と、外部からの第1の基準信号が入力さ
    れる第2の入力端子と、その駆動回路の前段で生成され
    た第2の基準信号が入力される第3の入力端子と、その
    駆動回路内の信号路を経由して前記ビデオ信号が出力さ
    れる第1の端子と、その駆動回路内の信号路を経由して
    前記第1の基準信号が出力される第2の出力端子と、そ
    の駆動回路の出力端子側の基準レベル検出用出力回路の
    出力が前記第2の基準信号として出力される第3の出力
    端子と、を備えた集積回路チップとして構成され、か
    つ、 複数の集積回路チップの対応する入出力端子を連続的に
    接続させて前記液晶表示装置の複数のTFTの対応する
    幾つかのグループを夫々駆動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載された駆動回路装置。
  3. 【請求項3】前記駆動回路は、ビデオ信号が入力される
    第1の入出力端子と、外部からの第1の基準信号が入力
    される第2の入力端子と、前記ビデオ信号が出力される
    第1の出力端子と、前記第1の基準信号が出力される第
    2の出力端子と、その駆動回路内の出力端子側の基準レ
    ベル検出用出力回路の出力が前記第2の基準信号として
    出力される第3の出力端子と、を備えた集積回路チップ
    として構成された第1段の駆動回路と、 前記駆動回路は、ビデオ信号が入力される第1の入出力
    端子と、外部からの第1の基準信号が入力される第2の
    入力端子と、その駆動回路の前段で生成された第2の基
    準信号が入力される入力端子と、前記ビデオ信号が出力
    される第1の出力端子と、前記ビデオ信号が出力される
    第2の出力端子と、その駆動回路内の出力端子側の基準
    レベル検出用出力回路の出力が前記第2の基準信号とし
    て出力される第3の出力端子と、を備えた集積回路チッ
    プとして構成された第2段ないし最終段の駆動回路と、
    を備え、かつ、 複数の集積回路チップの対応する入出力端子を連続的に
    接続させて前記液晶表示装置の複数のTFTの対応する
    幾つかのグループを夫々駆動するように構成さているこ
    とを特徴とする請求項1に記載された駆動回路装置。
  4. 【請求項4】前記基準レベルは、外部から供給される第
    1の基準電位信号と、初段ないし最終段の1つの前の段
    の駆動回路装置を構成する集積回路(IC)チップ内で
    生成された第2の基準電位信号と、からなり、 前記第1の基準電位信号は、初段の出力誤差補正回路及
    び各段の前記ICチップの両側に設けられたレベル検出
    用のサンプルホールド回路に夫々供給され、 前記第2の基準電位信号は、初段ないし最集段の1つの
    前段の前記ICチップ両側のレベル検出用サンプルホー
    ルド回路から夫々出力され、次段のチップに設けられた
    出力誤差補正回路に供給されていることを特徴とする請
    求項1に記載された駆動回路装置。
  5. 【請求項5】初段の駆動ICチップは、外部基準信号の
    レベルをチップ両側で検出する2つのレベル検出手段
    と、前記外部基準信号に基づいて前記レベル検出手段か
    らの2つの検出出力を平均化して補正信号を生成する出
    力誤差補正回路と、そして、前記2つのレベル検出手段
    からの2つの検出出力を受入れて平均化し次段の駆動I
    Cチップに前記基準レベルとして供給する平均化回路
    と、を備え、 中間段の駆動ICチップは、外部基準信号のレベルをチ
    ップ両側で検出する2つのレベル検出手段と、前段の前
    記平均化回路からの前記基準レベルに基づいてこの段の
    前記レベル検出手段からの2つの検出出力を平均化して
    補正信号を生成する出力誤差補正回路と、そしてこの段
    の前記レベル検出手段からの2つの検出出力を受入れて
    平均化し次段の駆動ICチップに前記基準レベルとして
    供給する平均化回路と、を備え、そして最終段の駆動I
    Cチップは、外部基準信号のレベルをチップ両側で検出
    する2つのレベル検出手段と、そして、前段の前記平均
    化回路からの前記基準レベルに基づいてこの段の前記レ
    ベル検出手段からの2つの検出出力を平均化して補正信
    号を生成する出力誤差補正回路と、を備えていることを
    特徴とする請求項1に記載された駆動回路装置。
  6. 【請求項6】前記基準レベルは、外部から供給される第
    1の基準電位信号と、初段ないし最終段の1つの前の段
    の駆動回路装置を構成する集積回路(IC)チップ内で
    生成された第2の基準電位信号と、からなり、第2段な
    いし最終段の駆動ICチップ内で生成された第3の基準
    電位信号と、からなり、 前記第1の基準電位信号は、初段の出力誤差補正回路及
    び初段の前記ICチップの両側に設けられたレベル検出
    用サンプルホールド回路に夫々供給され、 前記第2の基準電位信号は、初段ないし最集段の1つの
    前の段の駆動ICチップ両側のレベル検出用サンプルホ
    ールド回路から夫々出力されて、次段の駆動ICチップ
    に設けられた出力誤差補正回路に供給され、さらに前記
    第3の基準電位信号は、初段ないし最集段の1つ前段よ
    り供給された検出レベルに基づいて第2段ないし最終段
    の出力誤差補正回路により生成されて、その出力誤差補
    正回路の属する段の駆動ICチップの両側に設けられた
    2つのレベル検出用サンプルホールド回路に基準レベル
    として供給されていることを特徴とする請求項1に記載
    された駆動回路装置。
  7. 【請求項7】前記第2の基準電位信号は、初段ないし最
    集段の1つ前の段の駆動ICチップ両側に設けられた2
    つのサンプルホールド回路により検出された2つの検出
    レベルを平均化する平均化回路により生成され、次段の
    出力誤差補正回路へ供給されていることを特徴とする請
    求項6に記載された駆動回路装置。
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