JPH0713527Y2 - バックル - Google Patents

バックル

Info

Publication number
JPH0713527Y2
JPH0713527Y2 JP98089U JP98089U JPH0713527Y2 JP H0713527 Y2 JPH0713527 Y2 JP H0713527Y2 JP 98089 U JP98089 U JP 98089U JP 98089 U JP98089 U JP 98089U JP H0713527 Y2 JPH0713527 Y2 JP H0713527Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
clasp
buckle
elastic member
support portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP98089U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0292708U (ja
Inventor
孝男 堀江
Original Assignee
ダイワ精工株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ダイワ精工株式会社 filed Critical ダイワ精工株式会社
Priority to JP98089U priority Critical patent/JPH0713527Y2/ja
Publication of JPH0292708U publication Critical patent/JPH0292708U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0713527Y2 publication Critical patent/JPH0713527Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Buckles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、例えば、ショルダーベルト等に配置されるバ
ックルに関する。
〔従来の技術〕 従来、例えば、キャディーバッグ,カバン等には、運搬
等を容易に行なうため、ショルダーベルト等が配置され
ている。
そして、このようなショルダーベルト等には、従来、ベ
ルト長を調整する等のために、例えば、実開昭52−1295
31号公報及び実開昭57−102306号公報等に開示されるよ
うなものが知られている。
第2図は、このようなバックルが配置されたキャディー
バッグを示すもので、符号11はゴルフクラブ等を収納す
るキャディーバッグを示している。
このキャディーバッグ11には、例えば、合成樹脂や天然
皮革等からなるショルダーベルト13が配置され、このベ
ルト13の肩に当接する部分には、例えば、発泡樹脂等を
用いた柔軟な肩当て15が取り付けられている。
ベルト13の上端は、ゴルフクラブを収納する筒状の胴体
17の上部に配置された金属リング19に、着脱自在な係止
具21により係止されている。
また、キャディーバッグ11には、第3図に示すように、
固定部材23を介してバックル25が配置され、このバック
ル25にはベルト13の下端部が接続されている。
このバックル25は、環状のフレーム27と、このフレーム
27の留金支持部29に揺動自在に支持された留め金31とか
ら構成されている。
この留め金31は、ベルト13のベルト孔35を挿通してお
り、この留め金31のベルト孔35からの突出部37がフレー
ム27に当接するように形成されている。
以上のように構成されたバックル25では、ベルト13が引
っ張られると、第3図に二点鎖線で示したように、留め
金31の突出部37がフレーム27に当接し、ベルト13をフレ
ーム27に確実に接続することができる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のバックル25では、ベル
ト13が緩むと、ベルト13が留め金31の留金支持部29側に
押し込まれ、第3図に実線で示したように、留め金31が
起き上がり、その突出部37が外部に突出状態となり、留
め金31の突出部37が、例えば、人体に触れて怪我をした
り、また、服を引っ掛ける虞があるという問題があっ
た。
このような問題点を解決したバックルとしては、留め金
に一体に拡径部を形成し、この拡径部をベルトのベルト
孔側部に当接し、ベルトの留金支持部側への移動を阻止
して留め金の起き上がりを防止するように形成したもの
が知られている。
しかしながら、このようなバックルでは、ベルトにベル
ト孔から折れ曲がる曲がり癖がついたり、ベルト孔が拡
径する等ベルトを損傷し、また、長期間の使用により、
留め金の拡径部がベルト孔を押し広げ、留め金が起き上
がるようになるという問題があった。
本考案は上記のような問題点を解決するためになされた
もので、留め金の起き上がりを従来よりも確実に防止す
ることができるとともに、ベルトの損傷を確実に防止す
ることができるバックルを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本考案に係わるバックルは、環状のフレームの留金支持
部に留め金を揺動自在に支持するとともに、この留め金
をベルトのベルト孔に挿通し、この留め金のベルト孔か
らの突出部を前記フレームに当接してなるバックルにお
いて、前記留め金の前記ベルトを中心にして前記突出部
と反対となる位置に、弾性部材を前記ベルトの留金支持
部側面に当接するように配置してなるものである。
〔作用〕
本考案においては、留め金のベルトを中心にして突出部
と反対となる位置に弾性部材を配置したので、ベルトの
留金支持部側面に弾性部材が当接し、ベルトの留金支持
部側への移動が阻止される。
〔実施例〕
以下、本考案の詳細を図面に示す一実施例について説明
する。
第1図は、本考案のバックルの一実施例を示すもので、
符号41は、ゴルフクラブ等を収納するキャディーバッグ
を示している。このキャディーバッグ41には、リング状
の固定部材43が固定ピン45により固定され、この固定部
材43にはバックル47が揺動自在に固定されている。
バックル47は、例えば、金属製からなる環状の四角形状
のフレーム49と、このフレーム49に支持された留め金51
とから構成されている。
留め金51は湾曲しており、フレーム49の留金支持部53に
揺動自在に支持されている。
バックル47は、フレーム49の留金支持部53が固定部材43
を挿通することにより、揺動自在に固定されている。
そして、フレーム49内をショルダーベルト55が挿通して
いる。このベルト55には、ベルト孔57が所定間隔を置い
て多数形成され、ベルト55の長さ調整が可能とされてい
る。
また、留め金51は、ベルト55のベルト孔57を挿通してお
り、この留め金51のベルト孔57からの突出部61が、留金
支持部53と対向するフレーム49に当接している。
さらに、固定部材43には、ベルト55をバックル47近傍に
保持するためのリング状の保持部材63が係止されてい
る。
そして、留め金51のベルト55を中心にして突出部61と反
対となる位置には、弾性部材65が配置されている。
弾性部材65は、弾性を有する、例えば、樹脂製のパイプ
からなり、この弾性部材65が留め金51に被嵌されてい
る。弾性部材65の内径は、留め金51の外径とほぼ同じに
形成され、弾性部材65の外径はベルト孔57の直径よりも
大とされている。そして、弾性部材65の上側端面がベル
ト55のベルト孔57近傍の留金支持部側面59に当接してお
り、弾性部材65の下側端面が留め金51の支持部67に当接
支持されている。
尚、ベルト55の上端はキャディーバッグ41の上部に着脱
自在に固定されている。
以上のように構成されたバックル47では、留め金51の突
出部61がフレーム49に当接しており、留め金51に挿通さ
れたベルト55をフレーム49に確実に接続することができ
る。
しかして、以上のように構成されたバックル47では、留
め金51のベルト55を中心にして突出部61と反対となる位
置に弾性部材65を配置したので、ベルト55の留金支持部
側面59側面に弾性部材65が当接し、ベルト55の留金支持
部53側への移動を阻止することができ、留め金51の起き
上がりを従来よりも確実に防止することができ、これに
より、留め金51の突出部61への接触による怪我や服等の
損傷を確実に防止することができる。
また、弾性部材65の上側端面が、ベルト55のベルト孔57
近傍の留金支持部側面59に当接して、留め金51の起き上
がりを防止しているので、弾性部材65がベルト55に柔軟
に当接することができるとともに、ベルト55に作用する
荷重をベルト55のベルト孔57近傍の留金支持部側面59に
分散して作用させることができ、ベルト55に曲がり癖や
ベルト孔57の拡径等、ベルト55が損傷することを確実に
防止することができる。また、長期間使用してもベルト
孔57を押し広げることがないため、留め金51の起き上が
りを確実に防止することができる。
さらに、留め金51に樹脂製のパイプからなる弾性部材65
を被嵌したので、留め金51が湾曲していても、弾性部材
65が柔軟に変形し、留め金51に容易に被嵌することがで
きる。
また、留め金51に樹脂製のパイプからなる弾性部材65を
被嵌するだけで、留め金51の起き上がりを防止しベルト
55の損傷等を防止することができるので、従来から存在
するバックル47の留め金51に弾性部材65を被嵌すれば良
く、バックル47の設計変向等を不要とすることができ
る。
尚、上記実施例では、留め金51に樹脂製のパイプからな
る弾性部材65を被嵌した例について説明したが、本考案
は上記実施例に限定されるものではなく、例えば、ゴム
製のパイプからなる弾性部材を留め金に被嵌しても、上
記実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
また、上記実施例では、留め金51の外径とほぼ同じ内径
のパイプからなる弾性部材65を留め金51に被嵌した例に
ついて説明したが、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、留め金の外径よりも大きい内径を有する弾
性部材を被嵌しても、上記実施例とほぼ同様の効果を得
ることができる。この場合、弾性部材の留め金からの脱
落を防止するため、弾性部材を留め金に溶着等して固定
することが望ましい。
さらに、上記実施例では、留め金51のベルト55を中心に
して突出部61と反対となる位置の全体に弾性部材65を配
置した例について説明したが、本考案は上記実施例に限
定されるものではなく、留め金のベルトを中心にして突
出部と反対となる位置の一部に弾性部材を溶着等して固
定し、この弾性部材の上側端面をベルトの留金支持部側
面に当接しても、上記実施例とほぼ同様の効果を得るこ
とができる。
また、上記実施例では、パイプからなる弾性部材65を留
め金51に被嵌した例について説明したが、本考案は上記
実施例に限定されるものではなく、例えば、パイプ形状
でない弾性部材を留め金に溶着等して固定しても、上記
実施例とほぼ同様の効果を得ることができる。
さらに、上記実施例では、キャディーバッグ41に配置さ
れるバックル47に本考案を適用した例について説明した
が、本考案は上記実施例に限定されるものではなく、例
えば、ズボン等のベルト,旅行用バック等に配置される
バックルに、本考案を適用しても、上記実施例とほぼ同
様の効果を得ることができる。
また、上記実施例では、軸方向に同一外径を有するパイ
プからなる弾性部材65を留め金51に被嵌した例について
説明したが、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、ベルトのベルト孔近傍に当接する部分の外径を大
きくし、ベルトとの当接面積を大きくすると、さらに、
ベルトの曲がり癖やベルトの損傷を確実に防止すること
ができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案のバックルでは、留め金のベ
ルトを中心にして突出部と反対となる位置に弾性部材を
配置したので、ベルトの留金支持部側面に弾性部材が当
接し、ベルトの留金支持部側への移動を阻止することが
でき、留め金の起き上がりを従来よりも確実に防止する
ことができるとともに、弾性部材がベルトに当接してい
るので、ベルトの曲がり癖,損傷等を確実に防止するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るバックルの一実施例を示す縦断面
図である。 第2図は従来のバックルが配置されたキャディーバッグ
を示す側面図である。 第3図は第2図のバックルを示す側面図である。 〔主要な部分の符号の説明〕 47……バックル 49……フレーム 51……留め金 53……留金支持部 55……ベルト 57……ベルト孔 61……突出部 65……弾性部材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】環状のフレーム(49)の留金支持部(53)
    に留め金(51)を揺動自在に支持するとともに、この留
    め金(51)をベルト(55)のベルト孔(57)に挿通し、
    この留め金(51)のベルト孔(57)からの突出部(61)
    を前記フレーム(49)に当接してなるバックルにおい
    て、前記留め金(51)の前記ベルト(55)を中心にして
    前記突出部(61)と反対となる位置に、弾性部材(65)
    を前記ベルト(55)の留金支持部側面(59)に当接する
    ように配置してなることを特徴とするバックル。
JP98089U 1989-01-09 1989-01-09 バックル Expired - Lifetime JPH0713527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP98089U JPH0713527Y2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 バックル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP98089U JPH0713527Y2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 バックル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0292708U JPH0292708U (ja) 1990-07-24
JPH0713527Y2 true JPH0713527Y2 (ja) 1995-04-05

Family

ID=31200473

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP98089U Expired - Lifetime JPH0713527Y2 (ja) 1989-01-09 1989-01-09 バックル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0713527Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0292708U (ja) 1990-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4907582A (en) Swivel clip attachment for diver breathing tube
US4199830A (en) Holding appliance for use in a blanket or a coverlet and the like
WO2001047381A3 (en) Molded knee pad construction
US6719259B2 (en) Adjustable board support for easel
JPH0713527Y2 (ja) バックル
EP0201462A1 (en) A device for securing the ends of a strap detachably to eyeglasses legs
US5947916A (en) Fastening arrangement for a limb support device
US6019324A (en) Bag cradle for a golf cart
JPH051084U (ja) 取付保持具
US6201877B1 (en) Adjustable holder for an acoustic pick-up device
KR950030910A (ko) 끈고정구
US3952733A (en) Arm support
US1645499A (en) Single-pin socket
KR100461829B1 (ko) 차량 시트벨트 텅의 위치조절장치
KR200243393Y1 (ko) 행거 분리형 캐리어
JPS6328899Y2 (ja)
JP2513731Y2 (ja) タイヤチェ―ンの内側支持体の連結金具
JP3059010U (ja) 携帯電話等の携帯品ホルダー
KR200214686Y1 (ko) 핸드폰용 케이스의 클립
JPH085666Y2 (ja) シャワー装置
KR970004697Y1 (ko) 걸고리가 제쳐지는 버클
KR19980063257A (ko) 칼라 형태 유지체
JP3031592U (ja) 装身具
JPS6325813U (ja)
JPS6389487U (ja)