JPH07135209A - 多層配線構造およびその製造方法 - Google Patents
多層配線構造およびその製造方法Info
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- JPH07135209A JPH07135209A JP27973893A JP27973893A JPH07135209A JP H07135209 A JPH07135209 A JP H07135209A JP 27973893 A JP27973893 A JP 27973893A JP 27973893 A JP27973893 A JP 27973893A JP H07135209 A JPH07135209 A JP H07135209A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 微細なスルーホールを、容易にかつ安価に埋
め込む多層配線方法を提案する。 【構成】 素子の形成された半導体基板1上に、前記素
子と接続するための、銀薄膜12を少なくとも上層に有
した第1の配線と、前記第1の配線と接続するための第
2の配線16と、前記第1の配線と第2の配線16を分
離するための絶縁膜13と、前記第1の配線と接続する
ための、前記絶縁膜13に形成されたスルーホール14
と、このスルーホール14内に形成された銀プラグ15
とを備えた多層配線構造である。微細なスルーホールの
下地に銀を形成する構造にすることにより、無電解めっ
きを用いて選択的に銀を埋め込むことが可能で、安価で
かつ低抵抗な配線間の接続を容易に得ることができ、ま
た、銀は酸化膜中の拡散係数が小さいため金属の拡散に
よる素子の劣化がない。
め込む多層配線方法を提案する。 【構成】 素子の形成された半導体基板1上に、前記素
子と接続するための、銀薄膜12を少なくとも上層に有
した第1の配線と、前記第1の配線と接続するための第
2の配線16と、前記第1の配線と第2の配線16を分
離するための絶縁膜13と、前記第1の配線と接続する
ための、前記絶縁膜13に形成されたスルーホール14
と、このスルーホール14内に形成された銀プラグ15
とを備えた多層配線構造である。微細なスルーホールの
下地に銀を形成する構造にすることにより、無電解めっ
きを用いて選択的に銀を埋め込むことが可能で、安価で
かつ低抵抗な配線間の接続を容易に得ることができ、ま
た、銀は酸化膜中の拡散係数が小さいため金属の拡散に
よる素子の劣化がない。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路に用い
る多層配線構造及びその製造方法に関する。
る多層配線構造及びその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、半導体集積回路の高性能化・
小型化にともない、集積回路形成において多層配線構造
が一般化してきた。一般的に用いられている多層配線の
製造方法を図7の概略工程断面図を用いて説明する。
小型化にともない、集積回路形成において多層配線構造
が一般化してきた。一般的に用いられている多層配線の
製造方法を図7の概略工程断面図を用いて説明する。
【0003】素子を形成した基板101上に、絶縁膜と
してのBPSG102を堆積した後、熱処理によりフロ
ーする。その後コンタクトを形成すべき領域を開口した
レジスト103を形成する(同図a)。レジスト103
をエッチングマスクとして異方性エッチングによりBP
SG102をエッチングしてコンタクトホール104を
形成の後レジスト103を除去する。次に、バリアメタ
ル(例えばTiN)105を形成した後第1の配線とし
てのアルミ合金106を堆積して配線形成領域にレジス
ト108を形成する(同図b)。レジスト108をエッ
チングマスクとしてアルミ合金106およびバリアメタ
ル105を異方性エッチングした後レジスト108を除
去して第1の配線を得る(同図c)。次に、層間絶縁膜
としてのCVD酸化膜109を堆積の後スルーホールを
形成すべき領域を開口したレジスト110を形成する
(同図d)。レジスト110をエッチングマスクとして
CVD酸化膜109を異方性エッチングした後レジスト
110を除去してスルーホール111を形成する(同図
e)。次に、第2の配線となるアルミ合金113を堆積
の後配線形成領域にレジスト114を形成する(同図
f)。レジスト114をエッチングマスクとしてアルミ
合金113を異方性エッチングした後レジスト114を
除去して第2の配線を得る(同図g)。以上の構成によ
り第1の配線と第2の配線、並びにスルーホールを形成
し多層配線を実現すると言うものであった。
してのBPSG102を堆積した後、熱処理によりフロ
ーする。その後コンタクトを形成すべき領域を開口した
レジスト103を形成する(同図a)。レジスト103
をエッチングマスクとして異方性エッチングによりBP
SG102をエッチングしてコンタクトホール104を
形成の後レジスト103を除去する。次に、バリアメタ
ル(例えばTiN)105を形成した後第1の配線とし
てのアルミ合金106を堆積して配線形成領域にレジス
ト108を形成する(同図b)。レジスト108をエッ
チングマスクとしてアルミ合金106およびバリアメタ
ル105を異方性エッチングした後レジスト108を除
去して第1の配線を得る(同図c)。次に、層間絶縁膜
としてのCVD酸化膜109を堆積の後スルーホールを
形成すべき領域を開口したレジスト110を形成する
(同図d)。レジスト110をエッチングマスクとして
CVD酸化膜109を異方性エッチングした後レジスト
110を除去してスルーホール111を形成する(同図
e)。次に、第2の配線となるアルミ合金113を堆積
の後配線形成領域にレジスト114を形成する(同図
f)。レジスト114をエッチングマスクとしてアルミ
合金113を異方性エッチングした後レジスト114を
除去して第2の配線を得る(同図g)。以上の構成によ
り第1の配線と第2の配線、並びにスルーホールを形成
し多層配線を実現すると言うものであった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の従来の
多層配線の形成方法では、下記に示すような問題があ
る。
多層配線の形成方法では、下記に示すような問題があ
る。
【0005】まず、素子の微細化を推進するためには配
線の微細化が必要である。そのため、スルーホールの開
口径も小さくする必要がある。スルーホールの径が小さ
くなると、次に形成する第2の配線に用いる金属(図7
におけるアルミ合金113)形成時において、現在一般
的に用いられているスパッタなどの蒸着によるアルミ合
金の堆積で、スルーホールを埋めることができず、第1
の配線と第2の配線の接続を行うことができない。
線の微細化が必要である。そのため、スルーホールの開
口径も小さくする必要がある。スルーホールの径が小さ
くなると、次に形成する第2の配線に用いる金属(図7
におけるアルミ合金113)形成時において、現在一般
的に用いられているスパッタなどの蒸着によるアルミ合
金の堆積で、スルーホールを埋めることができず、第1
の配線と第2の配線の接続を行うことができない。
【0006】また、 蒸着に替わる金属の堆積方法とし
てCVDを用いた金属堆積も提案されており、これによ
ればスルーホールを埋めることは可能であるが、CVD
法では、真空を用いるた高価な装置が必要であり、堆積
速度が遅いためスループットが低く製造コストも非常に
高くなってしまうと言った問題がある上、有機金属を原
料とするMOCVDでは非常に危険なガスを使用するた
め安全上製造には好ましくなく、安全対策を施す必要性
からさらにコストアップなってしまう。
てCVDを用いた金属堆積も提案されており、これによ
ればスルーホールを埋めることは可能であるが、CVD
法では、真空を用いるた高価な装置が必要であり、堆積
速度が遅いためスループットが低く製造コストも非常に
高くなってしまうと言った問題がある上、有機金属を原
料とするMOCVDでは非常に危険なガスを使用するた
め安全上製造には好ましくなく、安全対策を施す必要性
からさらにコストアップなってしまう。
【0007】従って本発明は上記問題点に鑑み、微細な
スルーホールに対し、簡便な方法で完全にホール内を埋
め込み、かつ、低コストの多層配線を実現する構造およ
び製造方法を提供するものである。
スルーホールに対し、簡便な方法で完全にホール内を埋
め込み、かつ、低コストの多層配線を実現する構造およ
び製造方法を提供するものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに本発明の多層配線構造は、素子の形成された半導体
基板上に、前記素子と接続するための、銀薄膜を少なく
とも上層に有した第1の配線と、前記第1の配線と接続
するための第2の配線と、前記第1の配線と第2の配線
を分離するための絶縁膜と、前記第1の配線と接続する
ための、前記絶縁膜に形成されたスルーホールと、この
スルーホール内に形成された銀プラグとを備えたもので
ある。
めに本発明の多層配線構造は、素子の形成された半導体
基板上に、前記素子と接続するための、銀薄膜を少なく
とも上層に有した第1の配線と、前記第1の配線と接続
するための第2の配線と、前記第1の配線と第2の配線
を分離するための絶縁膜と、前記第1の配線と接続する
ための、前記絶縁膜に形成されたスルーホールと、この
スルーホール内に形成された銀プラグとを備えたもので
ある。
【0009】また本発明の多層配線構造の製造方法は、
銀薄膜を少なくとも上層に有した第1の配線を形成する
工程と、スルーホールを形成する工程と、このスルーホ
ール底の銀上に無電解めっきを用いて選択的に銀を堆積
しスルーホール内を埋める工程と、第2の配線を形成す
る工程を備えたものである。
銀薄膜を少なくとも上層に有した第1の配線を形成する
工程と、スルーホールを形成する工程と、このスルーホ
ール底の銀上に無電解めっきを用いて選択的に銀を堆積
しスルーホール内を埋める工程と、第2の配線を形成す
る工程を備えたものである。
【0010】
【作用】本発明は上記した構成によって、第1の配線が
銀あるいは第1の配線の上面が銀薄膜であり、スルーホ
ール内に銀を有した構造により、第1の配線と第2の配
線を良好に接続することができる。また、第1の配線を
銀あるいは第1の配線の上面に銀薄膜を形成した後、無
電解めっきにより銀を堆積するという工程により、銀表
面にのみ銀が堆積するため、スルーホールの底より順次
堆積が進行し、スルーホール内にのみ選択的に銀を形成
することが可能になる。このように、スルーホール内の
底より順次銀を堆積していくので、径の小さい(微細
な)スルーホールでも容易に埋めることができる。
銀あるいは第1の配線の上面が銀薄膜であり、スルーホ
ール内に銀を有した構造により、第1の配線と第2の配
線を良好に接続することができる。また、第1の配線を
銀あるいは第1の配線の上面に銀薄膜を形成した後、無
電解めっきにより銀を堆積するという工程により、銀表
面にのみ銀が堆積するため、スルーホールの底より順次
堆積が進行し、スルーホール内にのみ選択的に銀を形成
することが可能になる。このように、スルーホール内の
底より順次銀を堆積していくので、径の小さい(微細
な)スルーホールでも容易に埋めることができる。
【0011】また、銀を用いることにより、銀は銅など
に比べシリコン酸化膜中での拡散速度が遅い(拡散係数
が1/10倍程度である)ため、銀が酸化膜を通して素
子へ拡散し素子特性の劣化を招くことはなく、拡散防止
膜形成などの工夫が不要であるという利点もある。
に比べシリコン酸化膜中での拡散速度が遅い(拡散係数
が1/10倍程度である)ため、銀が酸化膜を通して素
子へ拡散し素子特性の劣化を招くことはなく、拡散防止
膜形成などの工夫が不要であるという利点もある。
【0012】また、金やニッケルなどを用いる場合に比
べて、低抵抗な接続が可能となる点においても有利であ
る。
べて、低抵抗な接続が可能となる点においても有利であ
る。
【0013】また、無電解めっきを用いることにより、
真空を用いたCVDなどに比べ簡便でかつ低コストで製
造可能で、かつ危険性が低く製造に適する点でも有利で
ある。
真空を用いたCVDなどに比べ簡便でかつ低コストで製
造可能で、かつ危険性が低く製造に適する点でも有利で
ある。
【0014】なお、本発明における第1の銀配線、銀薄
膜の形成方法としては、スパッタリング,EB蒸着、電
解めっき、無電解めっきなどが挙げられるが、これらに
限定されない。
膜の形成方法としては、スパッタリング,EB蒸着、電
解めっき、無電解めっきなどが挙げられるが、これらに
限定されない。
【0015】
【実施例】以下本発明の一実施例の多層配線構造および
多層配線の製造方法について、図面を参照しながら説明
する。
多層配線の製造方法について、図面を参照しながら説明
する。
【0016】(実施例1)図1は、本発明の多層配線構
造の第1実施例を説明するための概略断面図であり、素
子としてNチャネル型MOSFETを用いた際の、多層
配線構造を示す。
造の第1実施例を説明するための概略断面図であり、素
子としてNチャネル型MOSFETを用いた際の、多層
配線構造を示す。
【0017】同図において、1は、MOSFETのゲー
ト酸化膜3、ゲート電極4、n-拡散層5、LDD構造
にするためのサイドウォール酸化膜6、ソース・ドレイ
ンを形成するn+拡散層7からなる素子を形成したP型
シリコン基板である。2は素子間を分離するための分離
絶縁膜、11は第1の配線としてのアルミ配線、16は
第2の配線としてのアルミ配線であり、12は第1の配
線であるアルミ配線11上に形成された銀薄膜、13は
第1の配線と第2の配線を分離するための絶縁膜として
のCVD酸化膜、14は第1の配線と第2の配線を接続
するためのスルーホール、15はスルーホール14内に
形成された銀プラグであり、アルミ配線11上に形成さ
れた銀薄膜12とスルーホール14中に形成された銀プ
ラグ15により、第1の配線であるアルミ配線11と第
2の配線であるアルミ配線16を接続する構造となる。
ト酸化膜3、ゲート電極4、n-拡散層5、LDD構造
にするためのサイドウォール酸化膜6、ソース・ドレイ
ンを形成するn+拡散層7からなる素子を形成したP型
シリコン基板である。2は素子間を分離するための分離
絶縁膜、11は第1の配線としてのアルミ配線、16は
第2の配線としてのアルミ配線であり、12は第1の配
線であるアルミ配線11上に形成された銀薄膜、13は
第1の配線と第2の配線を分離するための絶縁膜として
のCVD酸化膜、14は第1の配線と第2の配線を接続
するためのスルーホール、15はスルーホール14内に
形成された銀プラグであり、アルミ配線11上に形成さ
れた銀薄膜12とスルーホール14中に形成された銀プ
ラグ15により、第1の配線であるアルミ配線11と第
2の配線であるアルミ配線16を接続する構造となる。
【0018】図1の構造により、第1の配線上の銀薄膜
により、銀はアルミよりもエレクトロマイグレーション
耐性に優るため、アルミのみで形成された配線に比べ信
頼性が向上し、第1の配線(アルミ配線11)と第2の
配線(アルミ配線16)間を低抵抗で接続できる。
により、銀はアルミよりもエレクトロマイグレーション
耐性に優るため、アルミのみで形成された配線に比べ信
頼性が向上し、第1の配線(アルミ配線11)と第2の
配線(アルミ配線16)間を低抵抗で接続できる。
【0019】また、8は素子と第1の配線としてのアル
ミ配線11とを分離するためのBPSG膜、10はコン
タクトホール9内にアルミ配線11中のアルミが基板側
に拡散するのを防ぐバリアメタルである。
ミ配線11とを分離するためのBPSG膜、10はコン
タクトホール9内にアルミ配線11中のアルミが基板側
に拡散するのを防ぐバリアメタルである。
【0020】また、銀の酸化膜中での拡散速度は銅など
に比べ1桁程度遅いため、上記構造の様に銀の周囲を拡
散防止膜等で覆わなくても、CVD酸化膜13中を拡散
し、ゲート酸化膜3やn+拡散層7に銀が拡散して素子
特性の劣化を招くようなことはない。もちろんアルミ配
線では酸化膜中の拡散による問題はない。
に比べ1桁程度遅いため、上記構造の様に銀の周囲を拡
散防止膜等で覆わなくても、CVD酸化膜13中を拡散
し、ゲート酸化膜3やn+拡散層7に銀が拡散して素子
特性の劣化を招くようなことはない。もちろんアルミ配
線では酸化膜中の拡散による問題はない。
【0021】(実施例2)図2は、本発明の多層配線構
造の第2実施例を説明するための概略断面図であり、素
子としてNチャネル型MOSFETを用いた際の、多層
配線構造を示す。
造の第2実施例を説明するための概略断面図であり、素
子としてNチャネル型MOSFETを用いた際の、多層
配線構造を示す。
【0022】同図において、図1と同一機能を有するも
のには同一の符号を付してその説明を省略する。図1と
同様に素子の形成された半導体基板において、17は第
1の配線としての銀配線、16は第2の配線としてのア
ルミ配線であり、13は第1の配線と第2の配線を分離
するための絶縁膜としてのCVD酸化膜、14は第1の
配線と第2の配線を接続するためのスルーホール、15
はスルーホール14内に形成された銀プラグであり、ス
ルーホール14中に形成された銀プラグ15により、第
1の配線である銀配線17と第2の配線であるアルミ配
線16を接続する構造によりなる。
のには同一の符号を付してその説明を省略する。図1と
同様に素子の形成された半導体基板において、17は第
1の配線としての銀配線、16は第2の配線としてのア
ルミ配線であり、13は第1の配線と第2の配線を分離
するための絶縁膜としてのCVD酸化膜、14は第1の
配線と第2の配線を接続するためのスルーホール、15
はスルーホール14内に形成された銀プラグであり、ス
ルーホール14中に形成された銀プラグ15により、第
1の配線である銀配線17と第2の配線であるアルミ配
線16を接続する構造によりなる。
【0023】図2の構造により、第1の配線として銀配
線を用いることにより、第1の配線(銀配線17)の信
頼性(エレクトロマイグレイション耐性)が向上し、か
つ低抵抗な配線が可能となる。また、銀プラグ15によ
り、第1の配線(アルミ配線11)と第2の配線(アル
ミ配線16)間を低抵抗で接続できる。
線を用いることにより、第1の配線(銀配線17)の信
頼性(エレクトロマイグレイション耐性)が向上し、か
つ低抵抗な配線が可能となる。また、銀プラグ15によ
り、第1の配線(アルミ配線11)と第2の配線(アル
ミ配線16)間を低抵抗で接続できる。
【0024】(実施例3)図3は、本発明の多層配線の
製造方法の第3実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。本実施例は、第1実施例で示した図1の主要部
を取り出して説明する。
製造方法の第3実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。本実施例は、第1実施例で示した図1の主要部
を取り出して説明する。
【0025】まず、素子の形成された半導体基板として
の基板31(図中では、素子を省略)上に、第1の絶縁
膜としてのBPSG32を堆積の後熱処理によりフロー
して表面をなだらかにし、基板上の素子と接続する領域
(コンタクトを形成する領域)を開口した第1のレジス
ト膜としてのレジスト33を形成する(同図a)。
の基板31(図中では、素子を省略)上に、第1の絶縁
膜としてのBPSG32を堆積の後熱処理によりフロー
して表面をなだらかにし、基板上の素子と接続する領域
(コンタクトを形成する領域)を開口した第1のレジス
ト膜としてのレジスト33を形成する(同図a)。
【0026】次に、レジスト33をエッチングマスクと
してBPSG32をエッチングした後、レジスト33を
除去して、コンタクトホール34を形成する。全面に配
線金属の基板31への拡散を防止するための窒化チタン
よりなるバリアメタル35と第1の金属膜であるアルミ
合金36と銀薄膜37を形成した後、第1の配線形成領
域に第2のレジストとしてのレジスト38を形成する
(同図b)。この時銀薄膜37は薄く形成する。
してBPSG32をエッチングした後、レジスト33を
除去して、コンタクトホール34を形成する。全面に配
線金属の基板31への拡散を防止するための窒化チタン
よりなるバリアメタル35と第1の金属膜であるアルミ
合金36と銀薄膜37を形成した後、第1の配線形成領
域に第2のレジストとしてのレジスト38を形成する
(同図b)。この時銀薄膜37は薄く形成する。
【0027】次に、レジスト38をエッチングマスクと
して、まず、スパッタエッチングにより薄い銀薄膜37
をエッチングし、続いてRIEなどによりアルミ合金3
6とバリアメタル35を異方性エッチングして、レジス
ト38を除去し、第1の配線としてのアルミ配線36’
を得る(同図c)。次に、第2の絶縁膜としてのCVD
酸化膜39を堆積の後、第1の配線と接続するスルーホ
ール形成領域を開口した第3のレジスト膜としてのレジ
スト40を形成する(同図d)。
して、まず、スパッタエッチングにより薄い銀薄膜37
をエッチングし、続いてRIEなどによりアルミ合金3
6とバリアメタル35を異方性エッチングして、レジス
ト38を除去し、第1の配線としてのアルミ配線36’
を得る(同図c)。次に、第2の絶縁膜としてのCVD
酸化膜39を堆積の後、第1の配線と接続するスルーホ
ール形成領域を開口した第3のレジスト膜としてのレジ
スト40を形成する(同図d)。
【0028】次に、レジスト40をエッチングマスクと
して、CVD酸化膜39をエッチングした後、レジスト
40を除去してスルーホール41を形成する。この時下
地に銀薄膜37が露出するが、銀はRIEなどの酸化膜
エッチング時にはエッチングされないので残る。次に、
銀の無電解めっきにより、銀が露出しているスルーホー
ル41内に選択的に銀を堆積させ、銀プラグ41を形成
する(同図e)。次に、第2の金属膜であるアルミ合金
43を全面に堆積した後、第2の配線を形成すべき領域
に第4のレジスト膜としてのレジスト44を形成する
(同図f)。
して、CVD酸化膜39をエッチングした後、レジスト
40を除去してスルーホール41を形成する。この時下
地に銀薄膜37が露出するが、銀はRIEなどの酸化膜
エッチング時にはエッチングされないので残る。次に、
銀の無電解めっきにより、銀が露出しているスルーホー
ル41内に選択的に銀を堆積させ、銀プラグ41を形成
する(同図e)。次に、第2の金属膜であるアルミ合金
43を全面に堆積した後、第2の配線を形成すべき領域
に第4のレジスト膜としてのレジスト44を形成する
(同図f)。
【0029】次に、レジスト44をエッチングマスクと
してRIEなどにより、アルミ合金43を異方性エッチ
ングした後、レジスト44を除去して、第2の配線とし
てのアルミ配線43’を得る(同図g)。
してRIEなどにより、アルミ合金43を異方性エッチ
ングした後、レジスト44を除去して、第2の配線とし
てのアルミ配線43’を得る(同図g)。
【0030】(実施例4)図4は、本発明の多層配線の
製造方法の第4実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。
製造方法の第4実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。
【0031】まず、素子の形成された半導体基板として
の基板31(図中では、素子を省略)上に、第1の絶縁
膜としてのBPSG32を堆積の後熱処理によりフロー
して表面をなだらかにし、基板上の素子と接続する領域
(コンタクトを形成する領域)を開口した第1のレジス
ト膜としてのレジスト33を形成する(同図a)。
の基板31(図中では、素子を省略)上に、第1の絶縁
膜としてのBPSG32を堆積の後熱処理によりフロー
して表面をなだらかにし、基板上の素子と接続する領域
(コンタクトを形成する領域)を開口した第1のレジス
ト膜としてのレジスト33を形成する(同図a)。
【0032】次に、レジスト33をエッチングマスクと
してBPSG32をエッチングした後、レジスト33を
除去して、コンタクトホール34を形成する。全面に配
線金属の基板31への拡散を防止するための窒化チタン
よりなるバリアメタル35と第1の金属膜であるアルミ
合金36を形成した後、第1の配線形成領域に第2のレ
ジストとしてのレジスト38を形成する(同図b)。
してBPSG32をエッチングした後、レジスト33を
除去して、コンタクトホール34を形成する。全面に配
線金属の基板31への拡散を防止するための窒化チタン
よりなるバリアメタル35と第1の金属膜であるアルミ
合金36を形成した後、第1の配線形成領域に第2のレ
ジストとしてのレジスト38を形成する(同図b)。
【0033】次に、レジスト38をエッチングマスクと
して、RIEなどによりアルミ合金36とバリアメタル
35を異方性エッチングして、レジスト38を除去して
第1の配線としてのアルミ配線36’を得る。次に、ア
ルミ配線36’の表面に電解めっきなどにより選択的に
銀薄膜45を形成する(同図c)。次に、第2の絶縁膜
としてのCVD酸化膜39を堆積の後、第1の配線と接
続するスルーホール形成領域を開口した第3のレジスト
膜としてのレジスト40を形成する(同図d)。
して、RIEなどによりアルミ合金36とバリアメタル
35を異方性エッチングして、レジスト38を除去して
第1の配線としてのアルミ配線36’を得る。次に、ア
ルミ配線36’の表面に電解めっきなどにより選択的に
銀薄膜45を形成する(同図c)。次に、第2の絶縁膜
としてのCVD酸化膜39を堆積の後、第1の配線と接
続するスルーホール形成領域を開口した第3のレジスト
膜としてのレジスト40を形成する(同図d)。
【0034】次に、レジスト40をエッチングマスクと
して、CVD酸化膜39をエッチングした後、レジスト
40を除去してスルーホール41を形成する。この時下
地に銀薄膜45が露出するが、銀はRIEなどの酸化膜
エッチング時にはエッチングされないので残る。次に、
銀の無電解めっきにより、銀が露出しているスルーホー
ル41内に選択的に銀を堆積させ、銀プラグ41を形成
する(同図e)。次に、第2の金属膜であるアルミ合金
43を全面に堆積した後、第2の配線を形成すべき領域
に第4のレジスト膜としてのレジスト44を形成する
(同図f)。
して、CVD酸化膜39をエッチングした後、レジスト
40を除去してスルーホール41を形成する。この時下
地に銀薄膜45が露出するが、銀はRIEなどの酸化膜
エッチング時にはエッチングされないので残る。次に、
銀の無電解めっきにより、銀が露出しているスルーホー
ル41内に選択的に銀を堆積させ、銀プラグ41を形成
する(同図e)。次に、第2の金属膜であるアルミ合金
43を全面に堆積した後、第2の配線を形成すべき領域
に第4のレジスト膜としてのレジスト44を形成する
(同図f)。
【0035】次に、レジスト44をエッチングマスクと
してRIEなどにより、アルミ合金43を異方性エッチ
ングした後、レジスト44を除去して、第2の配線とし
てのアルミ配線43’を得る(同図g)。
してRIEなどにより、アルミ合金43を異方性エッチ
ングした後、レジスト44を除去して、第2の配線とし
てのアルミ配線43’を得る(同図g)。
【0036】(実施例5)図5は、本発明の多層配線の
製造方法の第5実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。本実施例は、第2実施例で示した図2の主要部
を取り出して説明する。
製造方法の第5実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。本実施例は、第2実施例で示した図2の主要部
を取り出して説明する。
【0037】まず、素子の形成された半導体基板として
の基板51(図中では、素子を省略)上に、第1の絶縁
膜としてのBPSG52を堆積の後熱処理によりフロー
して表面をなだらかにし、配線を形成すべき領域を開口
した第5のレジスト膜としてのレジスト53を形成する
(同図a)。次に、レジスト53をエッチングマスクと
して、BPSG52を途中までエッチングし、レジスト
53を除去して配線溝54を形成する。次に、基板板上
の素子と接続する領域(コンタクトを形成する領域)を
開口したレジスト55を形成する(同図b)。
の基板51(図中では、素子を省略)上に、第1の絶縁
膜としてのBPSG52を堆積の後熱処理によりフロー
して表面をなだらかにし、配線を形成すべき領域を開口
した第5のレジスト膜としてのレジスト53を形成する
(同図a)。次に、レジスト53をエッチングマスクと
して、BPSG52を途中までエッチングし、レジスト
53を除去して配線溝54を形成する。次に、基板板上
の素子と接続する領域(コンタクトを形成する領域)を
開口したレジスト55を形成する(同図b)。
【0038】次に、レジスト55をエッチングマスクと
してBPSG52をエッチングした後、レジスト55を
除去して、コンタクトホールを形成する。全面に配線金
属の基板51への拡散を防止するための窒化チタンより
なるバリアメタル57と第1の銀58を形成する(同図
c)。次に、エッチングまたは研磨などにより配線溝内
以外の銀58とバリアメタル57を除去して、第1の配
線としての銀配線58’を得る(同図d)。
してBPSG52をエッチングした後、レジスト55を
除去して、コンタクトホールを形成する。全面に配線金
属の基板51への拡散を防止するための窒化チタンより
なるバリアメタル57と第1の銀58を形成する(同図
c)。次に、エッチングまたは研磨などにより配線溝内
以外の銀58とバリアメタル57を除去して、第1の配
線としての銀配線58’を得る(同図d)。
【0039】次に、第2の絶縁膜としてのCVD酸化膜
59を堆積の後、銀配線58’と接続するスルーホール
形成領域を開口した第3のレジスト膜としてのレジスト
60を形成する(同図e)。次に、レジスト60をエッ
チングマスクとして、CVD酸化膜59をエッチングし
た後、レジスト60を除去してスルーホール61を形成
する。次に、銀の無電解めっきにより、銀が露出してい
るスルーホール61内に選択的に銀を堆積させ、第2の
銀としての銀プラグ62を形成する(同図f)。
59を堆積の後、銀配線58’と接続するスルーホール
形成領域を開口した第3のレジスト膜としてのレジスト
60を形成する(同図e)。次に、レジスト60をエッ
チングマスクとして、CVD酸化膜59をエッチングし
た後、レジスト60を除去してスルーホール61を形成
する。次に、銀の無電解めっきにより、銀が露出してい
るスルーホール61内に選択的に銀を堆積させ、第2の
銀としての銀プラグ62を形成する(同図f)。
【0040】次に、第2の金属膜であるアルミ合金63
を全面に堆積した後、第2の配線を形成すべき領域に第
4のレジスト膜としてのレジスト64を形成する(同図
g)。次に、レジスト64をエッチングマスクとしてR
IEなどにより、アルミ合金63を異方性エッチングし
た後、レジスト64を除去して、第2の配線としてのア
ルミ配線63’を得る(同図h)。
を全面に堆積した後、第2の配線を形成すべき領域に第
4のレジスト膜としてのレジスト64を形成する(同図
g)。次に、レジスト64をエッチングマスクとしてR
IEなどにより、アルミ合金63を異方性エッチングし
た後、レジスト64を除去して、第2の配線としてのア
ルミ配線63’を得る(同図h)。
【0041】(実施例6)図6は、本発明の多層配線の
製造方法の第6実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。本実施例においては、前述の実施例5と同様の
方法により図5(f)の工程まで実施する。
製造方法の第6実施例を説明するための概略工程断面図
を示す。本実施例においては、前述の実施例5と同様の
方法により図5(f)の工程まで実施する。
【0042】次に、第3の絶縁膜であるCVD酸化膜7
0を堆積の後、第2の配線領域を開口した第3のレジス
ト膜としてのレジスト71を形成する(同図a)。次
に、レジスト71をエッチングマスクとして、銀プラグ
62が露出するまでCVD酸化膜70をエッチングした
後レジスト71を除去して配線溝72を形成する(同図
b)。次に、第3の銀である銀73を全面に堆積して配
線溝72を埋める(同図c)。次に、エッチングまたは
研磨などにより配線溝72内以外の銀73を除去して、
第2の配線としての銀配線73’を得る(同図d)。
0を堆積の後、第2の配線領域を開口した第3のレジス
ト膜としてのレジスト71を形成する(同図a)。次
に、レジスト71をエッチングマスクとして、銀プラグ
62が露出するまでCVD酸化膜70をエッチングした
後レジスト71を除去して配線溝72を形成する(同図
b)。次に、第3の銀である銀73を全面に堆積して配
線溝72を埋める(同図c)。次に、エッチングまたは
研磨などにより配線溝72内以外の銀73を除去して、
第2の配線としての銀配線73’を得る(同図d)。
【0043】以上本発明の実施例を説明してきたが、実
施例3および実施例4においては第1の金属としてアル
ミ合金を用いて説明したが、これは、ドライエッチング
により異方性エッチングが可能なもので有ればタングス
テンなどの他の金属でも効果は同じであり、特に限定さ
れるものではない。
施例3および実施例4においては第1の金属としてアル
ミ合金を用いて説明したが、これは、ドライエッチング
により異方性エッチングが可能なもので有ればタングス
テンなどの他の金属でも効果は同じであり、特に限定さ
れるものではない。
【0044】また、実施例1〜実施例6において、簡便
に説明するため、下地素子との接続であるコンタクトホ
ールの埋め込み方法として、第1の配線材料のみで埋め
込む様に説明したが、これは、コンタクトホール内にタ
ングステンプラグ(全面にCVDタングステンを堆積の
後、エッチバックしてコンタクトホール内にのみタング
ステンを残す)などを形成してコンタクトホールを埋め
た後、第1の配線材料を形成する方法などであってもよ
く、特に限定されるものではない。
に説明するため、下地素子との接続であるコンタクトホ
ールの埋め込み方法として、第1の配線材料のみで埋め
込む様に説明したが、これは、コンタクトホール内にタ
ングステンプラグ(全面にCVDタングステンを堆積の
後、エッチバックしてコンタクトホール内にのみタング
ステンを残す)などを形成してコンタクトホールを埋め
た後、第1の配線材料を形成する方法などであってもよ
く、特に限定されるものではない。
【0045】また、実施例1〜実施例5において、第2
の配線としてアルミを用いて説明したが、これは特に限
定されるものではない。
の配線としてアルミを用いて説明したが、これは特に限
定されるものではない。
【0046】また、実施例6において、第2の配線とし
て銀を用いて説明したが、これは特に限定されるもので
はない。
て銀を用いて説明したが、これは特に限定されるもので
はない。
【0047】さらに、実施例1、実施例3、実施例4に
おいて、第1の配線としてのアルミ配線と銀薄膜の間
に、相互の拡散を防ぐためのバリアメタルを形成しても
よい。
おいて、第1の配線としてのアルミ配線と銀薄膜の間
に、相互の拡散を防ぐためのバリアメタルを形成しても
よい。
【0048】同様に、実施例1〜実施例5において銀プ
ラグと第2の配線であるアルミ配線の間に、バリアメタ
ルを形成してもよい。
ラグと第2の配線であるアルミ配線の間に、バリアメタ
ルを形成してもよい。
【0049】なお、以上の本発明における銀の無電解め
っき浴の組成としては、例えば、硝酸銀(4×10-2m
ol/L)、エチレンジアミン(3×10-2mol/
L)、ロッセル塩(4×10-2mol/L)、ヨウ化カ
リウム(4×10-2mol/L)の浴が挙げられる。し
かし、本発明はこのめっき浴に限定されるものではない
っき浴の組成としては、例えば、硝酸銀(4×10-2m
ol/L)、エチレンジアミン(3×10-2mol/
L)、ロッセル塩(4×10-2mol/L)、ヨウ化カ
リウム(4×10-2mol/L)の浴が挙げられる。し
かし、本発明はこのめっき浴に限定されるものではない
【0050】
【発明の効果】以上のように本発明は、微細なスルーホ
ールの下地に銀を形成する構造にすることにより、無電
解めっきを用いて選択的に銀を埋め込むことが可能で、
安価でかつ低抵抗な配線間の接続を容易に得ることがで
き、また、銀は酸化膜中の拡散係数が小さいため金属の
拡散による素子の劣化がなく、実施するに多大な意義が
ある。このように、本発明の構造および方法は工業的価
値が極めて大きい。
ールの下地に銀を形成する構造にすることにより、無電
解めっきを用いて選択的に銀を埋め込むことが可能で、
安価でかつ低抵抗な配線間の接続を容易に得ることがで
き、また、銀は酸化膜中の拡散係数が小さいため金属の
拡散による素子の劣化がなく、実施するに多大な意義が
ある。このように、本発明の構造および方法は工業的価
値が極めて大きい。
【図1】本発明の多層配線構造の第1の実施例を説明す
るための概略断面図
るための概略断面図
【図2】本発明の多層配線構造の第2の実施例を説明す
るための概略断面図
るための概略断面図
【図3】本発明の多層配線の製造方法の第3の実施例を
説明するための概略工程断面図
説明するための概略工程断面図
【図4】本発明の多層配線の製造方法の第4の実施例を
説明するための概略工程断面図
説明するための概略工程断面図
【図5】本発明の多層配線の製造方法の第5の実施例を
説明するための概略工程断面図
説明するための概略工程断面図
【図6】本発明の多層配線の製造方法の第6の実施例を
説明するための概略工程断面図
説明するための概略工程断面図
【図7】従来の多層配線の製造方法を説明するための概
略工程断面図
略工程断面図
1 P型シリコン基板 2 分離酸化膜 3 ゲート酸化膜 4 ゲート電極 5 n-拡散層 6 サイドウォール酸化膜 7 n+拡散層 8 BPSG膜 9 コンタクトホール 10 バリアメタル 11 アルミ配線 12 銀薄膜 13 CVD酸化膜 14 スルーホール 15 銀プラグ 16 アルミ配線 17 銀配線 32、52 BPSG(第1の絶縁膜) 36 アルミ合金(第1の金属膜) 37 銀薄膜 39、59 CVD酸化膜(第2の絶縁膜) 42、62 銀プラグ 43、63 アルミ合金(第2の金属膜) 45 銀薄膜 58 銀(第1の銀)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H01L 21/316 X 7352−4M 21/768 23/522 H01L 23/52 B
Claims (7)
- 【請求項1】素子の形成された半導体基板上に、 前記素子と接続するための、銀薄膜を少なくとも上層に
有した第1の配線と、 前記第1の配線と接続するための第2の配線と、 前記第1の配線と第2の配線を分離するための絶縁膜
と、 前記第1の配線と接続するための、前記絶縁膜に形成さ
れたスルーホールと、 このスルーホール内に形成された銀プラグとを備えた多
層配線構造。 - 【請求項2】前記第1の配線は、銀よりなることを特徴
とする請求項1記載の多層配線構造。 - 【請求項3】銀薄膜を少なくとも上層に有した第1の配
線を形成する工程と、 この第1の配線上に絶縁膜を形成後、この絶縁膜を前記
銀薄膜が露出するまでエッチングしてスルーホールを形
成する工程と、 このスルーホール底の銀上に無電解めっきを用いて選択
的に銀を堆積しスルーホール内を埋める工程と、 前記スルーホール内を埋められた銀と接続する第2の配
線を形成する工程とを備えた多層配線の製造方法。 - 【請求項4】前記第1の配線工程が、 素子の形成された半導体基板上に、全面に第1の絶縁膜
を形成する工程と、 この第1の絶縁膜上にフォトリソグラフィー技術により
素子と第1の配線を接続すべき領域を開口した第1のレ
ジスト膜を形成する工程と、 この第1のレジスト膜をエッチングマスクとして第1の
絶縁膜をエッチングしてコンタクトホールを形成する工
程と、 全面に金属の基板への拡散を防ぐバリアメタルを形成す
る工程と、 全面に第1の配線材料となる第1の金属膜を形成する工
程と、 全面に銀薄膜を形成する工程と、 この銀薄膜上の第1の配線を形成する領域にフォトリソ
グラフィー技術により第2のレジスト膜を形成する工程
と、 この第2のレジスト膜をエッチングマスクとして銀薄膜
と第1の金属膜とバリアメタルをエッチングする工程と
を有し、 前記第2の配線工程が、 全面に第2の配線材料となる第2の金属膜を形成する工
程と、 この第2の金属膜の第2の配線を形成する領域にフォト
リソグラフィー技術により第3のレジスト膜を形成する
工程と、 この第3のレジスト膜をエッチングマスクとして第2の
金属膜をエッチングする工程とを有したことを特徴とす
る請求項3記載の多層配線の製造方法。 - 【請求項5】前記第1の配線工程が、 素子の形成された半導体基板上に、全面に第1の絶縁膜
を形成する工程と、 この第1の絶縁膜上にフォトリソグラフィー技術により
素子と第1の配線を接続すべき領域を開口した第1のレ
ジスト膜を形成する工程と、 この第1のレジスト膜をエッチングマスクとして第1の
絶縁膜をエッチングしてコンタクトホールを形成する工
程と、 全面に金属の基板への拡散を防ぐバリアメタルを形成す
る工程と、 全面に第1の配線材料となる第1の金属膜を形成する工
程と、 この第1の金属膜上の第1の配線を形成する領域にフォ
トリソグラフィー技術により第2のレジスト膜を形成す
る工程と、 この第2のレジスト膜をエッチングマスクとして第1の
金属膜とバリアメタルをエッチングする工程と、 前記第1の金属膜表面に選択的に銀薄膜を形成する工程
とを有し、 前記第2の配線工程が、 全面に第2の配線材料となる第2の金属膜を形成する工
程と、 この第2の金属膜の第2の配線を形成する領域にフォト
リソグラフィー技術により第3のレジスト膜を形成する
工程と、 この第3のレジスト膜をエッチングマスクとして第2の
金属膜をエッチングする工程とを有したことを特徴とす
る請求項3記載の多層配線の製造方法。 - 【請求項6】前記第1の配線工程が、 素子の形成された半導体基板上に、全面に第1の絶縁膜
を形成する工程と、 この第1の絶縁膜上にフォトリソグラフィー技術により
第1の配線を形成すべき領域を開口した第4のレジスト
膜を形成する工程と、 この第4のレジスト膜をエッチングマスクとして第1の
絶縁膜を所望の量エッチングし配線溝を形成する工程
と、 第1の配線材料となる銀を前記配線溝に埋める工程とを
有し、 前記第2の配線工程が、 全面に第2の配線材料となる第2の金属膜を形成する工
程と、 この第2の金属膜の第1の配線を形成する領域にフォト
リソグラフィー技術により第5のレジスト膜を形成する
工程と、 この第5のレジスト膜をエッチングマスクとして第2の
金属膜をエッチングする工程と有したことを特徴とする
請求項3記載の多層配線の製造方法。 - 【請求項7】前記第1の配線工程が、 素子の形成された半導体基板上に、全面に第1の絶縁膜
を形成する工程と、 この第1の絶縁膜上にフォトリソグラフィー技術により
第1の配線を形成すべき領域を開口した第4のレジスト
膜を形成する工程と、 この第4のレジスト膜をエッチングマスクとして第1の
絶縁膜を所望の量エッチングし第1の配線溝を形成する
工程と、 第1の配線材料となる第1の銀を前記第1の配線溝に埋
める工程とを有し、前記第2の配線工程が、 全面に第2の絶縁膜を形成する工程と、 フォトリソグラフィー技術により第2の配線を形成すべ
き領域を開口した第5のレジスト膜を形成する工程と、 この第5のレジスト膜をエッチングマスクとして第2の
絶縁膜を前記スルーホール内を埋められた銀が露出する
までエッチングし第2の配線溝を形成する工程と、 第2の配線材料となる第3の銀を前記第2の配線溝に埋
める工程とを有したことを特徴とする請求項3記載の多
層配線の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27973893A JPH07135209A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 多層配線構造およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27973893A JPH07135209A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 多層配線構造およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07135209A true JPH07135209A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17615209
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27973893A Pending JPH07135209A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 多層配線構造およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07135209A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006147846A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2010062578A (ja) * | 2009-10-28 | 2010-03-18 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP2010171365A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-08-05 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
JP2012505554A (ja) * | 2008-12-10 | 2012-03-01 | インテル コーポレイション | ギャップ充填信頼性を改良し及び容量を減少させるためのデュアル金属インターコネクト |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP27973893A patent/JPH07135209A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006147846A (ja) * | 2004-11-19 | 2006-06-08 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP4583892B2 (ja) * | 2004-11-19 | 2010-11-17 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
JP2012505554A (ja) * | 2008-12-10 | 2012-03-01 | インテル コーポレイション | ギャップ充填信頼性を改良し及び容量を減少させるためのデュアル金属インターコネクト |
JP2010171365A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-08-05 | Toshiba Corp | 半導体装置及びその製造方法 |
US8810032B2 (en) | 2008-12-26 | 2014-08-19 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Semiconductor device and method for manufacturing of same |
JP2010062578A (ja) * | 2009-10-28 | 2010-03-18 | Renesas Technology Corp | 半導体装置の製造方法 |
JP4627335B2 (ja) * | 2009-10-28 | 2011-02-09 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 半導体装置の製造方法 |
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