JPH07134124A - 尿測定装置 - Google Patents

尿測定装置

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JPH07134124A
JPH07134124A JP27984293A JP27984293A JPH07134124A JP H07134124 A JPH07134124 A JP H07134124A JP 27984293 A JP27984293 A JP 27984293A JP 27984293 A JP27984293 A JP 27984293A JP H07134124 A JPH07134124 A JP H07134124A
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JP
Japan
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urine
card
patient
measurement
pack
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JP27984293A
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English (en)
Inventor
Masanao Kawatahara
雅直 川田原
Akitoshi Miki
章利 三木
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 操作が容易で、測定に誤りの少ない尿測定装
置を提供する。 【構成】 患者用の測定カード、メンテナンスカード、
ナースカードのいずれかをカード挿入口7に入れて、測
定モード、メンテナンスモード、ナースモードのいずれ
かを選択し、表示器6にメニューを表示し、カーソルキ
ー5で、処理を選択してゆく。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、病院等において、患
者毎に個別に採尿した尿量、比重等を測定する尿測定装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】病院等での、患者の採尿は、当然多数の
患者を扱うので、尿測定装置においても、患者名の識別
が必要である。従来の尿測定装置では、この患者名の識
別を行うのに、測定可能な数だけの操作スイッチを番号
順に操作盤上に並べ、スイッチの横に名札を設け、患者
名を記入し、患者は自分の名前が記入された名札の操作
スイッチを押すことにより、装置に自分を識別させ、尿
を装置に投入する。装置は、尿量、比重を測定し、測定
値をデータベースに記憶し、採尿用の尿パックに尿を分
注している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来の尿測定
装置では、操作スイッチが多数密に操作盤上に並んでい
るため、患者の押し誤り、いたずら等で、測定データベ
ースに信頼性が保てなくなる。データベース上に、操作
スイッチの番号で測定データの管理をしているだけなの
で、プリント出力等の測定データの管理時に番号と患者
の対応を確認する必要があり、面倒で誤りの発生する可
能性が高い。装置の各種設定に操作スイッチを用いるた
め、いたずら等でスイッチを操作された時、誤った設定
をされてしまうことがある。操作ミスで保守モード等に
入り、設定値を変更してしまったり、装置を破壊させて
しまったりするおそれが高いという問題があった。
【0004】この発明は、上記問題点に着目してなされ
たものであって、操作が容易で、測定に誤りの少ない尿
測定装置を提供することを目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段及び作用】この出願の特許
請求の範囲の請求項1に記載の尿測定装置は、尿を投入
する採尿部と、この採尿部で採尿された尿量を測定する
測定部と、複数個の尿パックを配備し、被測定者毎に採
尿した少なくとも一部の尿を個別に尿パックに分注する
分注部とを備えるものにおいて、固有の番号が読取り可
能なカードと、カード読取り器と、このカードの番号に
対応して被測定者名と尿パック番号とを設定記憶する記
憶手段とを備え、採尿した尿を前記カード読取り器で読
取られたカード番号に対応する番号の尿パックに分注す
るようにしている。
【0006】この尿測定装置では、測定時に被測定者
が、自己所有のカードをカード読取り器に入れると、そ
のカードの番号が読取られ、その番号に対応する氏名と
パック番号が記憶手段より読出される。尿を採尿部に投
入すると、測定部で尿量が測定されるとともに、その一
部が読出された番号のパックに注入される。請求項2記
載の尿測定装置は、尿を投入する採尿部と、この採尿部
で採尿された尿量を測定する測定部と、複数個の尿パッ
クを配備し、被測定者毎に採尿した少なくとも一部の尿
を個別に尿パックに分注する分注部とを備えるものにお
いて、装置に対する種々の設定を行う設定モードと、採
尿した尿について測定を行う測定モードと、装置に対す
るメンテナンスを行う保守モードとを選択可能に構成
し、設定用カードと、測定用カードと、保守用カード
と、カード読取器とを備え、このカード読取り器で読取
られたカード種別に応じ、設定モード、測定モード、保
守モードの選択を行うようにしている。
【0007】この尿測定装置では、設定を行う場合に
は、設定用カードをカード読取り器に挿着することによ
り、設定モードが選択され、設定動作が進行する。それ
以外の他のカードや、操作スイッチを操作しても、設定
動作は開始されない。他の測定モード、保守モードも同
様であり、専用の保守用カード、測定用カードが使用さ
れない限り、その動作は開始されない。
【0008】
【実施例】以下、実施例により、この発明をさらに詳細
に説明する。実施例尿測定装置は、操作部と本体部とか
ら構成されている。図1は、操作部の盤面を示す図であ
る。図1において操作部1には、テンキー2と、実行キ
ー3、取消キー4、カーソルキー5、表示器6及びカー
ド読取り器のカード挿入口7が設けられている。使用さ
れるカードは、図6に示すものであり、カード8の両端
に設けられる穴9の位置により、各カード毎に固有の番
号コードが付せられ、例えば患者用(測定用)に20
枚、ナース用(設定用)に1枚、メンテナンス用(保守
用)に1枚用意される。このカード8は、磁気式、光電
式、導電式等のセンサ等で読取り可能なものであれば、
何であってもよい。
【0009】図2、図3、図4は、本体部の機構系の各
部分を示す図である。図2は、採尿部11及び測定部1
2を示し、採尿部11は、上戸状の尿投入部13、尿投
入口カバー(フタ)14、メッシュ15、フィルタ1
6、カバー開閉モータ17、カバー閉検知器18、カバ
ー開検知器19を備えている。測定部12は、尿投入部
13からの尿を導く細管20と、この細管20と下部で
連通バルブ21を介して連通する太管22と、この太管
22の底部下方に設けられる排液バルブ23と、細管上
部に設けられる固定センサ24と、移動レベルセンサ2
5と、レベルセンサ上限検知器25a、レベルセンサ下
限検知器25bと、レベルセンサ25を上下に移動させ
るパルスモータ26と、細管21の底部下方に設ける分
注(サンプル)バルブ27と、この分注バルブ27の後
方に設けられる比重センサ28を備えている。
【0010】図3は、洗浄液部29を示し、洗浄液部2
9は、洗浄液タンク31と、水道水32と、水道水32
を水道水バルブ33を介して、尿投入部13と太管22
に供給するためのパイプ34と、洗浄液を吸水する洗浄
液ポンプ35と、この洗浄液ポンプ35とパイプ34間
に設けられる洗浄液バルブ36及びチエックバルブ37
とを備えている。
【0011】図4は、排液部38及び分注部39を示
し、排液部38は尿投入部13の上部より、オーバフロ
ー水を、また太管22のオーバフロー水を排液するため
のパイプ40と、排液バルブ23の下方に接続されるパ
イプ41と、分注部39からの排液用のパイプ42と、
このパイプ42に接続されるチエックバルブ43と、排
出ポンプ44と、この排出ポンプ44から排液を放出す
るパイプ45を備えている。
【0012】図4の分注部39の矢符Aで見た平面図面
を図5に示している。また、概略的な部分斜視図を図7
に示している。分注部39は、サンプルポンプ46と、
尿パック47と、この尿パック47を収納する尿カセッ
ト48と、分注アーム49と、分注アーム49の移動に
よって、任意の尿パック47に、分注する分注ノズル5
0と、尿パック有無センサ51と、尿カセット有無セン
サ52と、分注アームパルスモータ53と、分注アーム
原点センサ54と、分注アーム限界センサ55とを備え
ている。
【0013】図8、図9は実施例尿測定装置の概略回路
構成を示すブロック図である。操作部1は、CPU61
を含むロジック回路基板62と、キーボード回路基板6
3と、表示器6と、カードリーダ回路基板64と、スピ
ーカ65を備えている。カードリーダ回路基板64のカ
ードリーダより読込まれるカードの種類、及び表示器6
に表示されるメニューの選択をキー2、3、4、5の操
作によって、ロジック回路基板62の制御のもと、種々
の処理動作が実行される。
【0014】本体部8は、センサ回路基板66及びパワ
ードライブ回路基板67を設け、採尿部11、測定部1
2、洗浄液部29、分注部39等の各種センサ信号を取
込み、あるいは各種ポンプ、各種バルブ、各種モータの
制御を行うようになっている。次に、上記実施例尿測定
装置の操作を図10、図11、及び図12に示す操作フ
ロー図を参照して説明する。
【0015】図10に示すように、動作開始前は、表示
器6は初期画面にあり、待機中である(ST1)。この
段階で、カード挿入口7に、ナースカードか、メンテナ
ンスカードか、患者所有の測定カードのいずれかが選択
挿入されるのを待機する。ここで、患者所有の測定カー
ドが挿入されると測定モードが選択されるし、ナースカ
ードが挿入されるとナースモードに移り、メンテナンス
カードが挿入されるとメンテナンスモードに移る。
【0016】測定モードが選択されると、先ず表示器に
カード番号、つまり患者番号と対応する患者氏名を表示
する(ST2)。そして、尿投入カバーを開くよう表示
案内し(ST3)、尿投入の指示を行う(ST4)。続
いて、カード抜き取りの指示を行い(ST5)、フタ閉
じの案内を行い(ST6)、測定に入る(ST7)。測
定中の動作については後述する。測定が終了すると、そ
の結果を表示し(ST8)、装置の洗浄中表示を行い
(ST9)、ST1の待機中に戻る。
【0017】ナースモードが選択されると、メインメニ
ューの表示がなされる(ST10)。メインメニュー
は、図11に示すように、マニュアルプリント、マニュ
アル洗浄、フィルター変換、プリント時刻設定、患者設
定、日付時刻設定、機器設定等である。ここでは、一例
として患者設定のメニューが選択された場合について説
明する。
【0018】先ず、図13に示すように、挿入されたカ
ードの患者Noを読取り(ST12)、患者データベー
スより、患者Noに対応する氏名、パックNo設定を取
り出す(ST13)。この取り出した患者氏名、パック
Noの設定を表示し(ST14)、次に新しい患者氏
名、パックNoを設定入力し(ST15)、パックNo
の重複チエックを行い(ST16)、重複有か判定し
(ST17)、なければ新たな患者の氏名、パックNo
を登録する(ST18)。重複があれば、エラーを表示
し(ST19)、ST15に戻る。なお、カードが全く
新しいものであると、ST12の患者Noを読取った後
に、ST15に飛べばよい。設定登録された患者氏名、
パックNo等のデータはCPU61内のメモリに記憶さ
れる。
【0019】ST1の待機中に、メンテナンスモードが
選択されると、図12のST11に移り、表示器6にメ
インメニューが表示される。このメニューは、センサチ
エック、アクチュエータ単独動作分注アーム調整、レベ
ルセンサオフセット、性能検査、エイジングである。カ
ーソルキー5で、その1つが指定され、実行キー3が操
作されると、そのメニューのメンテナンス処理が実行さ
れる。
【0020】次に、実施例尿測定装置における測定動作
を図14、…、図20に示すフロー図を参照して説明す
る。測定ルーチンに入ると、先ず蓄尿設定(記憶値)を
読み出し(ST21)、蓄尿の有無を判別し(ST2
2)、有れば分注アーム49を指定の尿パック位置へ移
動し(ST23)、その所定位置に尿パックが有るか否
かを判別し(ST24)、あれば分注アーム49を原点
へ移動し(ST25)、連通バルブ21、排液バルブ2
3、サンプルバルブ27を閉じ(ST26)、フタ14
を開く(ST27)。続いて移動レベルセンサ25の出
力が有るか否かを判定し(ST28)、尿が投入された
かをチエックする。所定の時間経過しても、移動レベル
センサ25の出力がない時は(ST29)、尿投入タイ
ムアウトエラー(ST30)によるエラー処理を行う。
ST24において、尿パック無しの判別の場合には、尿
パック無しのエラー処理を行う(ST31)。
【0021】ST28で移動レベルセンサ25の出力が
得られると、カードが抜かれたか否かを判別し(ST3
2)、抜かれたことが判別されると、フタ14を閉じ、
固定レベルセンサ24がONしたか否かを判別する(S
T33)。この処理は、尿量を細管20のみで計測する
か、細管20と太管22の両方で計測するかを判定する
ためのものである。したがって、固定レベルセンサ24
がONすると、細管20のオーバフローを意味し、連通
バルブ21を開いて(ST35)、細管20内の尿を太
管22にも移動させ、ST36に移るが、固定レベルセ
ンサ24がONしないと、ST35をスキップし、ST
36に移る。
【0022】ST36では、移動レベルセンサ25を上
向きに移動させて(ST36)、移動レベルセンサ25
の出力がONかOFFかを判別する(ST37)。判定
YESの場合には、移動レベルセンサ25の位置が上限
であるか否かを判別し(ST38)、上限でなければS
T37に戻るが、上限である場合には、尿オーバフロー
エラーの処理を行う(ST39)。
【0023】ST37で、移動レベルセンサ25の出力
がOFFとなると、その位置まで尿が存在することを意
味するから、その位置を記憶する(ST40)。次にオ
ーバランし(ST41)、移動レベルセンサ25のON
/OFFを再度判別し(ST42)、気泡による液面の
誤判定を防止するための処理を行い、ONしてあればS
T37に戻る。OFFであれば、ST43に戻り、尿量
計算を行う。尿量は、測定管の断面積×液面高さ+オフ
セット値で計算する。なお、連通バルブ21が開いてい
る場合、断面積は細管20と、太管22を併せたものと
なる。移動レベルセンサ25を原点へ移動させる(ST
44)。
【0024】続いて、連通バルブ21を3秒間開き(S
T45)、サンプルバルブ27も開き(ST46)、サ
ンプルポンプ46を5秒間移動させ(ST47)、連通
管21から分注ノズル50までの送液経路の洗浄液の残
液を除去し、尿比重測定、分注前に連通管21での1回
目の尿分割後の尿を送液経路を通して排出することによ
り、経路の共洗いを行っている。その後、サンプルバル
ブ27を閉じ(ST48)、連通バルブ21を3秒間開
き(ST49)、分注設定有か否かを判定する(ST5
0)。
【0025】ST50で、分注設定有の場合には、分注
アーム49を指定尿パックへ移動し(ST51)、サン
プルポンプ46を20ミリ秒動作し(ST52)、比重
センサ28のデータを読取る(ST53)。続いて、サ
ンプルポンプ46を5秒動作させ(ST54)、分注カ
ウンタをセットする(ST55)。次に、分注カウンタ
が0か判定し(ST56)、0でない場合は、連続バル
ブ21を3秒間閉じ(ST57)、細管20と太管22
の液位を合わせ、その後、再度サンプルバルブ27を開
き(ST58)、サンプルポンプ46を5秒間動作させ
(ST59)、分注パックに分注し、分注カウンタを1
ディクリメントし(ST60)、ST56に戻り、分注
カウンタが0となるまで、ST56、…、ST60の処
理を繰り返す。ここでは、カウンタに所要の値をセット
して、連通バルブ21の開と、その後サンプルバルブ2
7の開、サンプルポンプ46の動作を繰り返すことによ
り、一定比で分注率を変化させることができるようにし
ている。例えば、カウンタのセット値0で、4%の分注
率、セット値が1で8%、セット値が2で11%、セッ
ト値が3で15%の分注率となる。なお、分注カウン
タ、さらに後述する洗浄カウンタ、水検知カウンタは、
CPU61内にソフト的に設けられるものである。
【0026】ST56で、分注カウンタが0となると、
ST61に移り、分注アーム49を原点へ移動し、ST
65に移る。また、ST50の判定で分注設定が無しの
場合は、サンプルポンプ46を20秒動作させて(ST
62)、比重センサ28のデータ読取りを行い(ST6
3)、サンプルポンプ46を5秒間動作させて(ST6
4)、ST65に移る。
【0027】ST65では、サブルーチン排液処理に入
る(ST65)。このサブルーチンは、図19に示すよ
うに、排液バルブ23を開き(ST91)、サンプルバ
ルブ27を閉じ(ST92)、連通バルブ21を開く
(ST93)。そして移動レベルセンサ25を原点に移
動し(ST94)、排液ポンプ44の動作を開始する
(ST95)。続いて、移動レベルセンサ25により液
無しか否かを判別し、液有が所定時間以上続く場合(S
T97)には、排液エラー処理を行う(ST98)。S
T96で、液無しが判定されると、サンプルバルブ27
を開き(ST99)、サンプルポンプ46を5秒動作さ
せ(ST100)、排液処理を終了する。つまり、図1
8のST66に移る。
【0028】ST66では、洗浄液バルブ36を開き、
続いて洗浄液ポンプ35を2秒動作させ(ST67)、
洗浄液タンク31より、洗浄液をパイプ34に導く。そ
の後、洗浄液バルブ36を閉じ(ST68)、洗浄カウ
ンタを3をセットする(ST69)。そして、洗浄カウ
ンタが0であるか否かを判定し(ST70)、0でなけ
れば、0となるまでST70、…、ST75の処理を繰
り返す。
【0029】ST71は、給水処理のサブルーチンであ
り、この処理は、図20に示すように、先ず排液バルブ
23を閉じ(ST101)、サンプルバルブ27を閉じ
(ST102)、水道水バルブ33を開き(ST10
3)、パイプ34に水道水を導き、水検知カウンタを0
にする(ST104)。固定レベルセンサ24がONか
否かを判定し(ST105)、またONでない場合は、
ST106に移り、水検知カウンタが0より大きいか否
か判定し、ST105で固定レベルセンサ24がONの
場合には、水検知カウンタを1インクリメントし(ST
107)、逆に、ST106で水検知カウンタが0以上
の場合は、水検知カウンタを1ディクリメントし(ST
107)、いずれの場合も、ST108に移り、水検知
カウンタが設定値を越えたか否か判定する。これは、液
有と液無しのサンプリング比率で、満水検出を行ってい
る。ST108の判定がYESの場合には、水道水バル
ブ33を閉じ(ST109)、給水を終了し、ST72
に移る。ST108の判定がNOのまま、所定の時間が
経過すると(ST110)、給水エラー処理を行う(S
T111)。
【0030】ST72では、図19で示した排液処理を
行い、細管20、太管22及び送液経路に存在する水を
排液する。その後、洗浄カウンタを1ディクリメントし
(ST73)、ST70に戻り、洗浄カウンタが0とな
るまで、ST70、…、ST73を繰り返す。すなわち
3回の給水、排液による洗浄を行う。洗浄カウンタが0
となると、ST74に移り、サンプルバルブ27を閉
じ、さらに連通バルブ21を閉じ(ST75)、水道水
バルブ33を2秒間開き(ST76)、その後、サンプ
ルバルブ27を開き(ST77)、サンプルポンプ46
を20ミリ秒動作させて、測定する液を比重センサ28
に導き(ST78)、比重センサ28で水の比重を測定
し、比重センサ28のオフセットを読取り、すでに測定
済の測定値を水の測定値で、尿の比重を校正する(ST
80)。最後に排液処理を行い(ST81)、測定を終
了する。
【0031】
【発明の効果】この出願の請求項1記載の発明によれ
ば、患者である被測定者は、番号読取り可能なカードを
所持しているだけでよく、採尿時には、カード挿入によ
り、対応するパックNoが読み出され、このパックに自
動的に尿が分注されるので、被測定者が操作スイッチ等
の操作誤りを生せず、確実に自己に割当てられた尿パッ
クに分注できる。また、データ管理上、氏名とパックN
o、データが一連で扱われるので、誤りの発生が少な
い。
【0032】また、請求項2記載の発明によれば、設定
用、測定用、保守用のカードを用いて、それぞれ設定、
測定、保守を行うので、わずらわしいキー操作が軽減さ
れ、スムーズな処理が可能となる上に、係員以外のむや
みな操作、いたずら操作による誤動作、破壊等を回避す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例尿測定装置の操作部の盤面
を示す平面図である。
【図2】同実施例尿測定装置の本体部の機構部の一部分
を示す概略図である。
【図3】同本体部の機構部の他の一部分を示す概略図で
ある。
【図4】同本体部の機構部のさらに他の一部分を示す概
略図である。
【図5】同本体の分注部の平面図である。
【図6】上記実施例尿測定装置に使用されるカードの一
例を示す平面図である。
【図7】同実施例尿測定装置の分注部の概略分解斜視図
である。
【図8】同実施例尿測定装置の回路構成を示すブロック
図である。
【図9】図8とともに、同実施例尿測定装置の回路構成
を示すブロック図である。
【図10】同実施例尿測定装置の操作フローを示す図で
ある。
【図11】図10とともに、同実施例尿測定装置の操作
フローを示す図である。
【図12】図10、図11とともに、同実施例尿測定装
置の操作フローを示す図である。
【図13】患者設定時の動作を説明するためのフロー図
である。
【図14】同実施例尿測定装置の測定時の動作を説明す
るためのフロー図である。
【図15】図14とともに、同実施例尿測定装置の測定
時の動作を説明するためのフロー図である。
【図16】図14、図15とともに、同実施例尿測定装
置の測定時の動作を説明するためのフロー図である。
【図17】図14、図15、図16とともに、同実施例
尿測定装置の測定時の動作を説明するためのフロー図で
ある。
【図18】図14、図15、図16、図17とともに、
同実施例尿測定装置の測定時の動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図19】上記測定時のフロー図の排液サブルーチンの
詳細を示すフロー図である。
【図20】上記測定時のフロー図の給水サブルーチンの
詳細を示すフロー図である。
【符号の説明】
5 カーソルキー 6 表示器 7 カード挿入口
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年1月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正内容】
【0014】本体部10は、センサ回路基板66及びパ
ワードライブ回路基板67を設け、採尿部11、測定部
12、洗浄液部29、分注部39等の各種センサ信号を
取込み、あるいは各種ポンプ、各種バルブ、各種モータ
の制御を行うようになっている。次に、上記実施例尿測
定装置の操作を図10、図11、及び図12に示す操作
フロー図を参照して説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図9
【補正方法】変更
【補正内容】
【図9】
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】尿を投入する採尿部と、この採尿部で採尿
    された尿量を測定する測定部と、複数個の尿パックを配
    備し、被測定者毎に採尿した少なくとも一部の尿を個別
    に尿パックに分注する分注部とを備える尿測定装置にお
    いて、 固有の番号が読取り可能なカードと、カード読取り器
    と、このカードの番号に対応して被測定者名と尿パック
    番号とを設定記憶する記憶手段とを備え、採尿した尿を
    前記カード読取り器で読取られたカード番号に対応する
    番号の尿パックに分注するようにしたことを特徴とする
    尿測定装置。
  2. 【請求項2】尿を投入する採尿部と、この採尿部で採尿
    された尿量を測定する測定部と、複数個の尿パックを配
    備し、被測定者毎に採尿した少なくとも一部の尿を個別
    に尿パックに分注する分注部とを備える尿測定装置にお
    いて、 装置に対する種々の設定を行う設定モードと、採尿した
    尿について測定を行う測定モードと、装置に対するメン
    テナンスを行う保守モードとを選択可能に構成し、設定
    用カードと、測定用カードと、保守用カードと、カード
    読取器とを備え、このカード読取り器で読取られたカー
    ド種別に応じ、設定モード、測定モード、保守モードの
    選択を行うようにしたことを特徴とする尿測定装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005114660A (ja) * 2003-10-10 2005-04-28 Ra Systems:Kk 自動蓄尿検査装置
JP2010261972A (ja) * 2010-08-27 2010-11-18 Sysmex Corp 血液分析装置
WO2014121699A1 (zh) * 2013-02-06 2014-08-14 Xie Yun 全自动尿液检测仪

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