JP2899926B2 - 採尿蓄量比重測定装置 - Google Patents
採尿蓄量比重測定装置Info
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- JP2899926B2 JP2899926B2 JP3010852A JP1085291A JP2899926B2 JP 2899926 B2 JP2899926 B2 JP 2899926B2 JP 3010852 A JP3010852 A JP 3010852A JP 1085291 A JP1085291 A JP 1085291A JP 2899926 B2 JP2899926 B2 JP 2899926B2
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- JP
- Japan
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- urine
- specific gravity
- personal number
- sample tank
- valve
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- Measurement Of Levels Of Liquids Or Fluent Solid Materials (AREA)
- Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は主として病院内におい
て、採取された尿を投入するだけで１回ごとに比重およ
び尿量を測定し、表示し、又このデ−タをメモリ−集計
し、一定時間内の複数回の測定値、平均比重、総量を定
刻に表示する採尿蓄量比重測定装置に関する。
て、採取された尿を投入するだけで１回ごとに比重およ
び尿量を測定し、表示し、又このデ−タをメモリ−集計
し、一定時間内の複数回の測定値、平均比重、総量を定
刻に表示する採尿蓄量比重測定装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の採尿蓄量比重測定装置として、測
定用の尿を蓄える試料槽と、該試料槽内に蓄えられた尿
の量と比重を算出して記憶し、表示させるコンピュ−タ
と、該試料槽内の尿を外部へ排出する排出通路とを備え
るものは知られる。
定用の尿を蓄える試料槽と、該試料槽内に蓄えられた尿
の量と比重を算出して記憶し、表示させるコンピュ−タ
と、該試料槽内の尿を外部へ排出する排出通路とを備え
るものは知られる。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来装置によれば、測定終了後の尿はその都度排出通路か
ら排出されてしまうため、他の測定を行う必要がある場
合、再び尿を採取しなければならない不都合があった。
来装置によれば、測定終了後の尿はその都度排出通路か
ら排出されてしまうため、他の測定を行う必要がある場
合、再び尿を採取しなければならない不都合があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記不具合を
解消しようとするものであって、測定用の尿を蓄える試
料槽と、該試料槽内に蓄えられた尿の量と比重を算出し
て記憶し、表示させるコンピュータと、該試料槽内の尿
を外部へ排出する排出通路と、個人番号を入力する入力
装置とを備えた採尿蓄量比重測定装置において、該排出
通路に、該コンピュータで記憶された尿の蓄尿データに
応じた時間だけ開くバルブを介在させた分岐通路を設け
ると共に、該分岐通路に分注された尿を、個人番号に応
じて区分けして蓄えることができるサンプリング容器を
有する収納部を設け、前記コンピュータにより制御され
前記入力装置から出力した個人番号に応じた信号により
該分岐通路に分注された尿を、サンプリング容器に個人
番号に応じて区分けして注入する手段を設けたことを特
徴とする。
解消しようとするものであって、測定用の尿を蓄える試
料槽と、該試料槽内に蓄えられた尿の量と比重を算出し
て記憶し、表示させるコンピュータと、該試料槽内の尿
を外部へ排出する排出通路と、個人番号を入力する入力
装置とを備えた採尿蓄量比重測定装置において、該排出
通路に、該コンピュータで記憶された尿の蓄尿データに
応じた時間だけ開くバルブを介在させた分岐通路を設け
ると共に、該分岐通路に分注された尿を、個人番号に応
じて区分けして蓄えることができるサンプリング容器を
有する収納部を設け、前記コンピュータにより制御され
前記入力装置から出力した個人番号に応じた信号により
該分岐通路に分注された尿を、サンプリング容器に個人
番号に応じて区分けして注入する手段を設けたことを特
徴とする。
【０００５】本発明は、上記構成によるもので、これに
よれば、測定終了後、コンピュータで記憶された尿の蓄
量データに応じた時間だけバルブが開き、排出通路から
排出される尿の一部が分岐通路を介して、入力された個
人番号に応じて収納部のサンプリング容器内に区分けし
て蓄えられるので、他の測定を行う必要がある場合、一
定時間における数回分の尿の総量と平均比重を測定した
のと同じで且つ平均された成分の尿を直ちに利用するこ
とができる。
よれば、測定終了後、コンピュータで記憶された尿の蓄
量データに応じた時間だけバルブが開き、排出通路から
排出される尿の一部が分岐通路を介して、入力された個
人番号に応じて収納部のサンプリング容器内に区分けし
て蓄えられるので、他の測定を行う必要がある場合、一
定時間における数回分の尿の総量と平均比重を測定した
のと同じで且つ平均された成分の尿を直ちに利用するこ
とができる。
【０００６】
【実施例】次に本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。第１図は本発明装置の外観を示したもので、１は、
個人番号スイッチボックス、２はコントロ−ルボック
ス、３は装置本体を夫々示す。該個人番号スイッチボッ
クス１には、その前面に個人番号スイッチ４と個人名札
５とが上下２段に夫々複数列並設されている。該コント
ロ−ルボックス２には、その前面にこの装置の電源スイ
ッチ６と、検査デ−タを出力するプリンタ７と、プリン
タ７の駆動スイッチ８と、名札の差込完了を知らせる表
示ランプ９と、試料投入の準備完了を知らせる表示ラン
プ１０と、測定中であることを知らせる表示ランプ１１
と、個人番号及び尿量を知らせる表示ランプ１２と、尿
の比重を知らせる表示ランプ１３とが設けられる。
る。第１図は本発明装置の外観を示したもので、１は、
個人番号スイッチボックス、２はコントロ−ルボック
ス、３は装置本体を夫々示す。該個人番号スイッチボッ
クス１には、その前面に個人番号スイッチ４と個人名札
５とが上下２段に夫々複数列並設されている。該コント
ロ−ルボックス２には、その前面にこの装置の電源スイ
ッチ６と、検査デ−タを出力するプリンタ７と、プリン
タ７の駆動スイッチ８と、名札の差込完了を知らせる表
示ランプ９と、試料投入の準備完了を知らせる表示ラン
プ１０と、測定中であることを知らせる表示ランプ１１
と、個人番号及び尿量を知らせる表示ランプ１２と、尿
の比重を知らせる表示ランプ１３とが設けられる。
【０００７】該装置本体３には、その上面に上蓋１４を
備えた試料投入口１５が設けられ、その前面上部に前記
プリンタ７の記録紙受け１６と、尿を蓄えるサンプリン
グ容器１７を収容する収容部１８が設けられ、その内部
に、第２図に示すように、試料槽１９とこれに連なる垂
直方向に長手の測定シリンダ２０とが設けられる。該測
定シリンダ２０の内部には、下部を膨大部に形成された
ガラス製の棒状浮子２１が収容されると共に圧力センサ
から成る尿量検出センサ２２が配設される。
備えた試料投入口１５が設けられ、その前面上部に前記
プリンタ７の記録紙受け１６と、尿を蓄えるサンプリン
グ容器１７を収容する収容部１８が設けられ、その内部
に、第２図に示すように、試料槽１９とこれに連なる垂
直方向に長手の測定シリンダ２０とが設けられる。該測
定シリンダ２０の内部には、下部を膨大部に形成された
ガラス製の棒状浮子２１が収容されると共に圧力センサ
から成る尿量検出センサ２２が配設される。
【０００８】該浮子２１の上部には目盛が施され、その
目盛に対向させてフォトカプラから成る比重測定用の浮
動量検出センサ２３が配置される。第２図中、２４はエ
ンコ−ダ、２５はエンコ−ダ２４からの信号により駆動
し、ア−ム２６を介してノズル２７を前記サンプリング
容器１７の指定個人用の区画室１７ａ上或いは排液ロ−
トタンク２８上に移動させる分注用のモ−タ、２９は給
水管、３０は洗浄液供給管を夫々示す。
目盛に対向させてフォトカプラから成る比重測定用の浮
動量検出センサ２３が配置される。第２図中、２４はエ
ンコ−ダ、２５はエンコ−ダ２４からの信号により駆動
し、ア−ム２６を介してノズル２７を前記サンプリング
容器１７の指定個人用の区画室１７ａ上或いは排液ロ−
トタンク２８上に移動させる分注用のモ−タ、２９は給
水管、３０は洗浄液供給管を夫々示す。
【０００９】該給水管２９は洗浄水バルブ３１を介して
前記試料槽１９と測定シリンダ２０と排液ロ−トタンク
２８とに連通される。該洗浄液供給管３０は洗浄液ポン
プ３２と洗浄液バルブ３３とを介して前記試料槽１９に
連通される。該試料槽１９は排液バルブ３４と排液ポン
プ３５と排液リザ−ブタンク３６とを介して排液管３７
に連通される。
前記試料槽１９と測定シリンダ２０と排液ロ−トタンク
２８とに連通される。該洗浄液供給管３０は洗浄液ポン
プ３２と洗浄液バルブ３３とを介して前記試料槽１９に
連通される。該試料槽１９は排液バルブ３４と排液ポン
プ３５と排液リザ−ブタンク３６とを介して排液管３７
に連通される。
【００１０】該測定シリンダ２０は排液バルブ３８と排
液ポンプ３５と排液リザ−ブタンク３６とを介して排液
管３７に連通されると共に分注用のポンプ３９と分注制
御用のバルブ４０とを介して前記ノズル２７に連通され
る。該排液ロ−トタンク２８は排液管３７に連通され
る。該試料槽１９の上蓋１４はシリンダ作動バルブ４１
を介して給水管２９に連なるシリンダ４２により開閉さ
れる。上記した実施例の装置は前記コントロ−ルボック
ス２に内蔵される図示しないコンピュ−タにより制御さ
れるもので、次にその制御を第３図乃至第７図と共に順
を追って説明する。
液ポンプ３５と排液リザ−ブタンク３６とを介して排液
管３７に連通されると共に分注用のポンプ３９と分注制
御用のバルブ４０とを介して前記ノズル２７に連通され
る。該排液ロ−トタンク２８は排液管３７に連通され
る。該試料槽１９の上蓋１４はシリンダ作動バルブ４１
を介して給水管２９に連なるシリンダ４２により開閉さ
れる。上記した実施例の装置は前記コントロ−ルボック
ス２に内蔵される図示しないコンピュ−タにより制御さ
れるもので、次にその制御を第３図乃至第７図と共に順
を追って説明する。
【００１１】先ず電源スイッチ６を入れると、図示しな
いスタンバイランプが点灯し、装置が安定したことが知
らされる。そこで、個人名札５を差込み、個人番号スイ
ッチ４を入れると、零点の較正が行なわれ、表示ランプ
９が点灯して名札の差込み完了が知らされ、表示ランプ
１２に個人番号が表示されると共に、表示ランプ１０が
点灯して試料投入の準備完了が知らされ、さらにシリン
ダ作動バルブ４１が開き、シリンダ４２が作動して試料
槽１９の上蓋１４が開くので、試料たる排泄された尿を
試料投入口１５に入れ、試料槽１９を介して測定シリン
ダ２０内に流入させる。このとき表示ランプ１１が点灯
して測定中であることを知らせると共にスタンバイラン
プと表示ランプ１０が消灯する。
いスタンバイランプが点灯し、装置が安定したことが知
らされる。そこで、個人名札５を差込み、個人番号スイ
ッチ４を入れると、零点の較正が行なわれ、表示ランプ
９が点灯して名札の差込み完了が知らされ、表示ランプ
１２に個人番号が表示されると共に、表示ランプ１０が
点灯して試料投入の準備完了が知らされ、さらにシリン
ダ作動バルブ４１が開き、シリンダ４２が作動して試料
槽１９の上蓋１４が開くので、試料たる排泄された尿を
試料投入口１５に入れ、試料槽１９を介して測定シリン
ダ２０内に流入させる。このとき表示ランプ１１が点灯
して測定中であることを知らせると共にスタンバイラン
プと表示ランプ１０が消灯する。
【００１２】試料槽１９内に尿を入れ終わった時点で、
これを浮動量検出センサ２３が浮子２１のレベルの変化
から検出すると共に、尿量検出センサ２２が圧力変化か
ら尿量を検出し、両センサ２２，２３からの信号がコン
ピュ−タに入力されて尿の量と比重が演算・記憶され、
表示ランプ１２と表示ランプ１３に表示される。測定が
終了すると、表示ランプ１１が消灯する。そこで、個人
名札５を抜き取ると、表示ランプ９，表示ランプ１２及
び表示ランプ１３が消灯し、試料槽１９内の尿と測定シ
リンダ２０内の尿は、排液バルブ３４と排液バルブ３８
が開き、排液ポンプ３５が駆動して排液管３７から放出
されると共にその尿の一部は分注用ポンプ３９と分注用
のバルブ４０を介在させた分岐通路４３を介して収納部
１８内のサンプリング容器１７の指定された区画室１７
ａに蓄えられる。この区画室１７ａ内への尿の蓄えは、
エンコ−ダ２４からの個人番号に応じた信号によりモ−
タ２５が駆動し、これに連結されたア−ム２６がサンプ
リング容器１７上を移動し、その先端のノズル２７が指
定された区画室１７ａ上に停止した後、分注用のバルブ
４０が試料槽１９に蓄えられていた尿の量に応じた時間
だけ開き、分注用ポンプ３９が駆動して分岐通路４３と
ノズル２７を介して区画室１７ａに注入されることによ
り行なわれる。
これを浮動量検出センサ２３が浮子２１のレベルの変化
から検出すると共に、尿量検出センサ２２が圧力変化か
ら尿量を検出し、両センサ２２，２３からの信号がコン
ピュ−タに入力されて尿の量と比重が演算・記憶され、
表示ランプ１２と表示ランプ１３に表示される。測定が
終了すると、表示ランプ１１が消灯する。そこで、個人
名札５を抜き取ると、表示ランプ９，表示ランプ１２及
び表示ランプ１３が消灯し、試料槽１９内の尿と測定シ
リンダ２０内の尿は、排液バルブ３４と排液バルブ３８
が開き、排液ポンプ３５が駆動して排液管３７から放出
されると共にその尿の一部は分注用ポンプ３９と分注用
のバルブ４０を介在させた分岐通路４３を介して収納部
１８内のサンプリング容器１７の指定された区画室１７
ａに蓄えられる。この区画室１７ａ内への尿の蓄えは、
エンコ−ダ２４からの個人番号に応じた信号によりモ−
タ２５が駆動し、これに連結されたア−ム２６がサンプ
リング容器１７上を移動し、その先端のノズル２７が指
定された区画室１７ａ上に停止した後、分注用のバルブ
４０が試料槽１９に蓄えられていた尿の量に応じた時間
だけ開き、分注用ポンプ３９が駆動して分岐通路４３と
ノズル２７を介して区画室１７ａに注入されることによ
り行なわれる。
【００１３】尿が放出され、その一部が蓄えられた後
は、浮動量検出センサ２３からの信号により、排液バル
ブ３４と排液バルブ３８が閉じ、排液ポンプ３５が停止
すると共に、洗浄液バルブ３３が開き、洗浄液ポンプ３
２が駆動して試料槽１９内と測定シリンダ２０内とに洗
浄液が流入される。試料槽１９内と測定シリンダ２０内
が洗浄液で満たされると、これを浮動量検出センサ２３
が検出し、所定時間経過後再び排液バルブ３４と排液バ
ルブ３８が開き、排液ポンプ３５が駆動して試料槽１９
内と測定シリンダ２０内の洗浄液が放出される。この洗
浄液による洗浄は３乃至４回繰り返される。
は、浮動量検出センサ２３からの信号により、排液バル
ブ３４と排液バルブ３８が閉じ、排液ポンプ３５が停止
すると共に、洗浄液バルブ３３が開き、洗浄液ポンプ３
２が駆動して試料槽１９内と測定シリンダ２０内とに洗
浄液が流入される。試料槽１９内と測定シリンダ２０内
が洗浄液で満たされると、これを浮動量検出センサ２３
が検出し、所定時間経過後再び排液バルブ３４と排液バ
ルブ３８が開き、排液ポンプ３５が駆動して試料槽１９
内と測定シリンダ２０内の洗浄液が放出される。この洗
浄液による洗浄は３乃至４回繰り返される。
【００１４】洗浄液による洗浄が終了した後は、エンコ
−ダ２４からの信号によりモ−タ２５が駆動し、ア−ム
２６の先端のノズル２７が排液ロ−トタンク２８上に移
動した後、洗浄液バルブ３３が閉じ、洗浄液ポンプ３２
が停止すると共に、洗浄水バルブ３１が開き、排液バル
ブ３４と排液バルブ３８が開き、さらに分注用のバルブ
４０が開き、分注用ポンプ３９が駆動して、洗浄水は試
料槽１９内と測定シリンダ２０内と排液ロ−トタンク２
８内とを通って流れ、排出管３７から放出される。洗浄
水による洗浄が終了した後は、洗浄水バルブ３１が閉
じ、排液バルブ３４と排液バルブ３８が閉じ、さらに分
注用のバルブ４０が閉じ、分注用ポンプ３９が停止し、
スタンバイランプが点灯する。上記した制御は尿が排泄
される毎に行なわれ、一定時間例えば２４時間経過後に
各個人の尿の平均比重と尿の総量が演算・記憶されて終
了する。
−ダ２４からの信号によりモ−タ２５が駆動し、ア−ム
２６の先端のノズル２７が排液ロ−トタンク２８上に移
動した後、洗浄液バルブ３３が閉じ、洗浄液ポンプ３２
が停止すると共に、洗浄水バルブ３１が開き、排液バル
ブ３４と排液バルブ３８が開き、さらに分注用のバルブ
４０が開き、分注用ポンプ３９が駆動して、洗浄水は試
料槽１９内と測定シリンダ２０内と排液ロ−トタンク２
８内とを通って流れ、排出管３７から放出される。洗浄
水による洗浄が終了した後は、洗浄水バルブ３１が閉
じ、排液バルブ３４と排液バルブ３８が閉じ、さらに分
注用のバルブ４０が閉じ、分注用ポンプ３９が停止し、
スタンバイランプが点灯する。上記した制御は尿が排泄
される毎に行なわれ、一定時間例えば２４時間経過後に
各個人の尿の平均比重と尿の総量が演算・記憶されて終
了する。
【００１５】また、一定時間サンプリング容器１７内に
蓄えられた尿は適宜他の測定に利用される。この尿は、
試料槽１９に蓄えられた排泄尿の量に応じた時間だけ分
注用のバルブ４０が開かれて区画室１７ａに注入された
排泄尿の一部の、一定時間（例えば前述のように２４時
間）における数回分の尿の総量であるから、その成分
は、一定時間における平均値を示している。尚、一定時
間内のデータは全てメモリ内に日付、時刻と共に記憶さ
れているので、必要に応じて個人名札５を差込み、駆動
スイッチ８を入れれば、個人データ又は各個人全てのデ
ータがプリンタ７によりプリントアウトされる。尚、図
示の実施例では尿量検出センサ２２を圧力センサで構成
したが、重量センサ塔で構成しても良い。
蓄えられた尿は適宜他の測定に利用される。この尿は、
試料槽１９に蓄えられた排泄尿の量に応じた時間だけ分
注用のバルブ４０が開かれて区画室１７ａに注入された
排泄尿の一部の、一定時間（例えば前述のように２４時
間）における数回分の尿の総量であるから、その成分
は、一定時間における平均値を示している。尚、一定時
間内のデータは全てメモリ内に日付、時刻と共に記憶さ
れているので、必要に応じて個人名札５を差込み、駆動
スイッチ８を入れれば、個人データ又は各個人全てのデ
ータがプリンタ７によりプリントアウトされる。尚、図
示の実施例では尿量検出センサ２２を圧力センサで構成
したが、重量センサ塔で構成しても良い。
【００１６】
【発明の効果】このように本発明によるときは、量と比
重とを測定した後の排泄尿の一部をその量に応じて収容
部内のサンプリング容器に個人番号に応じて区分して蓄
えておくことができるので、一定時間蓄えておいた個人
番号に応じた数回分の尿は平均した成分を有しており、
他の測定に利用することができる。それ故、量と比重と
を測定した後の尿を全て放出してしまい、他の測定を必
要とする場合に再び採尿しなければならない従来装置に
比して作業が簡単になる等の効果を有する。
重とを測定した後の排泄尿の一部をその量に応じて収容
部内のサンプリング容器に個人番号に応じて区分して蓄
えておくことができるので、一定時間蓄えておいた個人
番号に応じた数回分の尿は平均した成分を有しており、
他の測定に利用することができる。それ故、量と比重と
を測定した後の尿を全て放出してしまい、他の測定を必
要とする場合に再び採尿しなければならない従来装置に
比して作業が簡単になる等の効果を有する。
【図１】本発明装置の実施の１例を示す外観斜視図
【図２】図１の実施例の要部の説明図
【図３】図１の実施例の作動系統線図
【図４】図３のＡ部分の詳細図
【図５】図３のＢ部分の詳細図
【図６】図３のＣ部分の詳細図
【図７】図１の実施例のタイムチャ−ト
２ コントロ−ルボックス ７ プリンタ １２，１３ 表示ランプ １７ サンプリング容器 １８ 収納部 １９ 試料槽 ３７ 排液管 ４０ 分注制御用のバルブ ４３ 分岐通路
Claims (1)
- 【請求項１】 測定用の尿を蓄える試料槽と、該試料槽
内に蓄えられた尿の量と比重を算出して記憶し、表示さ
せるコンピュータと、該試料槽内の尿を外部へ排出する
排出通路と、個人番号を入力する入力装置とを備えた採
尿蓄量比重測定装置において、該排出通路に、該コンピ
ュータで記憶された尿の蓄尿データに応じた時間だけ開
くバルブを介在させた分岐通路を設けると共に、該分岐
通路に分注された尿を、個人番号に応じて区分けして蓄
えることができるサンプリング容器を有する収納部を設
け、前記コンピュータにより制御され前記入力装置から
出力した個人番号に応じた信号により該分岐通路に分注
された尿を、サンプリング容器の個人番号に応じた箇所
に注入する手段を設けたことを特徴とする採尿蓄量比重
測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3010852A JP2899926B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 採尿蓄量比重測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3010852A JP2899926B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 採尿蓄量比重測定装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04244962A JPH04244962A (ja) | 1992-09-01 |
| JP2899926B2 true JP2899926B2 (ja) | 1999-06-02 |
Family
ID=11761889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3010852A Expired - Fee Related JP2899926B2 (ja) | 1991-01-31 | 1991-01-31 | 採尿蓄量比重測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2899926B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0678864U (ja) * | 1993-04-08 | 1994-11-04 | 株式会社アペレ | 尿検査装置 |
| JP4235719B2 (ja) * | 2003-10-10 | 2009-03-11 | シスメックス株式会社 | 自動蓄尿検査装置 |
| JP6145002B2 (ja) * | 2013-09-02 | 2017-06-07 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 自動分析装置 |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS637358B2 (ja) * | 1980-04-30 | 1988-02-16 | Ishikawajima Harima Jukogyo Kk |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS637358U (ja) * | 1986-06-30 | 1988-01-19 |
-
1991
- 1991-01-31 JP JP3010852A patent/JP2899926B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS637358B2 (ja) * | 1980-04-30 | 1988-02-16 | Ishikawajima Harima Jukogyo Kk |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04244962A (ja) | 1992-09-01 |
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