JPH07133693A - 太陽電池パネル一体型ブラインド - Google Patents
太陽電池パネル一体型ブラインドInfo
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- JPH07133693A JPH07133693A JP5303550A JP30355093A JPH07133693A JP H07133693 A JPH07133693 A JP H07133693A JP 5303550 A JP5303550 A JP 5303550A JP 30355093 A JP30355093 A JP 30355093A JP H07133693 A JPH07133693 A JP H07133693A
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- JP
- Japan
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- blind
- solar cell
- building
- cell panel
- window
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- Pending
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/10—Photovoltaic [PV]
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/50—Photovoltaic [PV] energy
Landscapes
- Blinds (AREA)
- Photovoltaic Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 建物において、太陽光エネルギから電気エネ
ルギを簡単に得ることができる太陽電池パネル一体型ブ
ラインドを提供すること。 【構成】 多数の羽根板７０１により構成され、太陽光
の遮蔽を可能に建物の開口部１に配設されたブラインド
７において、羽根板７０１が太陽光を受ける面にアモル
ファス太陽電池パネル１１を取着した。
ルギを簡単に得ることができる太陽電池パネル一体型ブ
ラインドを提供すること。 【構成】 多数の羽根板７０１により構成され、太陽光
の遮蔽を可能に建物の開口部１に配設されたブラインド
７において、羽根板７０１が太陽光を受ける面にアモル
ファス太陽電池パネル１１を取着した。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はブラインドに関し、更に
詳細には、羽根板にアモルファス（非晶質）太陽電池パ
ネルが取着されたブラインドに関する。
詳細には、羽根板にアモルファス（非晶質）太陽電池パ
ネルが取着されたブラインドに関する。
【０００２】
【従来の技術】太陽電池は光エネルギを電気エネルギに
変換するものであり、地球温暖化問題等の地球環境問題
を解消する観点から、太陽電池の普及は、積極的に取り
組まなければならない重要な課題の一つとなっている。
そして、太陽電池の中でも、アモルファス太陽電池が、
エネルギ変換効率が結晶系の太陽電池に較べて若干劣る
ものの、軽量で、量産化に適し、コスト的に安いことか
ら注目を集めている。一方、この太陽電池を利用して建
物で電気エネルギを得ようとする場合、従来では、屋上
等に架台を設置し、この架台に太陽電池を配置するよう
にしている。
変換するものであり、地球温暖化問題等の地球環境問題
を解消する観点から、太陽電池の普及は、積極的に取り
組まなければならない重要な課題の一つとなっている。
そして、太陽電池の中でも、アモルファス太陽電池が、
エネルギ変換効率が結晶系の太陽電池に較べて若干劣る
ものの、軽量で、量産化に適し、コスト的に安いことか
ら注目を集めている。一方、この太陽電池を利用して建
物で電気エネルギを得ようとする場合、従来では、屋上
等に架台を設置し、この架台に太陽電池を配置するよう
にしている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】そのため、太陽電池を
利用して電気エネルギを得ようとすると、太陽電池専用
の架台を必要とし、また、架台を設置するスペースを確
保する必要があり、費用の点やスペースの点で問題があ
った。一方、窓や天窓等のような建物の開口部には、該
開口部から建物内部への日射量を調節するため、多数の
羽根板からなるブラインドが設けられる場合が多い。そ
して、このブラインドは、もともと太陽光エネルギを十
分に受けるところに配設されているものの、従来では、
受けた太陽光エネルギを何ら活用せず、単に太陽光を遮
蔽しているに過ぎない。本発明はこれらアモルファス太
陽電池とブラインドに着目して案出されたものであっ
て、本発明の目的は、建物において、太陽光エネルギか
ら電気エネルギを簡単に得ることができる太陽電池パネ
ル一体型ブラインドを提供することにある。
利用して電気エネルギを得ようとすると、太陽電池専用
の架台を必要とし、また、架台を設置するスペースを確
保する必要があり、費用の点やスペースの点で問題があ
った。一方、窓や天窓等のような建物の開口部には、該
開口部から建物内部への日射量を調節するため、多数の
羽根板からなるブラインドが設けられる場合が多い。そ
して、このブラインドは、もともと太陽光エネルギを十
分に受けるところに配設されているものの、従来では、
受けた太陽光エネルギを何ら活用せず、単に太陽光を遮
蔽しているに過ぎない。本発明はこれらアモルファス太
陽電池とブラインドに着目して案出されたものであっ
て、本発明の目的は、建物において、太陽光エネルギか
ら電気エネルギを簡単に得ることができる太陽電池パネ
ル一体型ブラインドを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
本発明は、多数の羽根板により構成され、太陽光の遮蔽
を可能に建物の開口部に配設されたブラインドにおい
て、前記羽根板が太陽光を受ける面にアモルファス太陽
電池パネルを取着したことを特徴とする。
本発明は、多数の羽根板により構成され、太陽光の遮蔽
を可能に建物の開口部に配設されたブラインドにおい
て、前記羽根板が太陽光を受ける面にアモルファス太陽
電池パネルを取着したことを特徴とする。
【０００５】また、本発明は、前記開口部が窓であり、
前記ブラインドは建物の内部で窓の内側に配設され、窓
には、ブロアにより窓の対向する二辺のうち一方の辺か
ら他方の辺に向かう空気流れが作られ、この空気流れに
より窓の内側にエアーカーテンが形成されるエアーカー
テン装置が付設され、前記アモルファス太陽電池パネル
により発電された電力により前記ブロアが駆動されるこ
とを特徴とする。
前記ブラインドは建物の内部で窓の内側に配設され、窓
には、ブロアにより窓の対向する二辺のうち一方の辺か
ら他方の辺に向かう空気流れが作られ、この空気流れに
より窓の内側にエアーカーテンが形成されるエアーカー
テン装置が付設され、前記アモルファス太陽電池パネル
により発電された電力により前記ブロアが駆動されるこ
とを特徴とする。
【０００６】
【実施例】以下、本発明を、窓に配設されるブラインド
に適用した実施例について説明する。図１はブラインド
及びエアーカーテン装置を備える窓の断面側面図を示
す。１は建物の窓で、窓１は、建物躯体側の上辺３０１
と左右側辺３０３と下辺３０５により矩形状に画成され
た開口部３と、この開口部３に周囲が埋め込み固定され
た矩形状のガラス板５とで構成され、窓１にはブライン
ド７とエアーカーテン装置９が付設されている。
に適用した実施例について説明する。図１はブラインド
及びエアーカーテン装置を備える窓の断面側面図を示
す。１は建物の窓で、窓１は、建物躯体側の上辺３０１
と左右側辺３０３と下辺３０５により矩形状に画成され
た開口部３と、この開口部３に周囲が埋め込み固定され
た矩形状のガラス板５とで構成され、窓１にはブライン
ド７とエアーカーテン装置９が付設されている。
【０００７】ブラインド７は多数の羽根板７０１からな
り、ブラインド７は各羽根板７０１に連結され羽根板７
０１の昇降を行なう昇降機構と、各羽根板７０１に連結
され該羽根板７０１の角度を調節する調節機構等を備
え、使用時には、窓１の上辺３０１から下辺３０５にわ
たって繰り出され、これにより太陽光を遮蔽すると共
に、羽根板７０１の角度を変えることで建物内部への採
光量が調節され、また、非使用時に上辺３０１側に重ね
合わされた状態となり、これにより窓１を開放する従来
公知の構造のものが用いられている。前記各羽根板７０
１は、図２に断面図で示すように、窓１を遮蔽した状態
で太陽側に臨む表面７０１Ａと、建物内部に臨む裏面７
０１Ｂとを備え、表面７０１Ａにアモルファス太陽電池
パネル１１が取着されている。
り、ブラインド７は各羽根板７０１に連結され羽根板７
０１の昇降を行なう昇降機構と、各羽根板７０１に連結
され該羽根板７０１の角度を調節する調節機構等を備
え、使用時には、窓１の上辺３０１から下辺３０５にわ
たって繰り出され、これにより太陽光を遮蔽すると共
に、羽根板７０１の角度を変えることで建物内部への採
光量が調節され、また、非使用時に上辺３０１側に重ね
合わされた状態となり、これにより窓１を開放する従来
公知の構造のものが用いられている。前記各羽根板７０
１は、図２に断面図で示すように、窓１を遮蔽した状態
で太陽側に臨む表面７０１Ａと、建物内部に臨む裏面７
０１Ｂとを備え、表面７０１Ａにアモルファス太陽電池
パネル１１が取着されている。
【０００８】前記アモルファス太陽電池パネル１１は、
図３に示すように、ステンレス基板１３を含んでいる。
このステンレス基板１３は、その厚さが例えば０．１２
５mmであり、−電極としての機能も果たしている。ステ
ンレス基板１３上にはアモルファス・シリコン層１５が
形成され、このアモルファス・シリコン層１５はアモル
ファス太陽電池を構成するために必要なＰ層、Ｉ層、Ｎ
層を含む公知の多層構造で形成されている。アモルファ
ス・シリコン層１５の上には透明電極１７が形成され、
この透明電極１７は＋電極としての機能を果たしてい
る。
図３に示すように、ステンレス基板１３を含んでいる。
このステンレス基板１３は、その厚さが例えば０．１２
５mmであり、−電極としての機能も果たしている。ステ
ンレス基板１３上にはアモルファス・シリコン層１５が
形成され、このアモルファス・シリコン層１５はアモル
ファス太陽電池を構成するために必要なＰ層、Ｉ層、Ｎ
層を含む公知の多層構造で形成されている。アモルファ
ス・シリコン層１５の上には透明電極１７が形成され、
この透明電極１７は＋電極としての機能を果たしてい
る。
【０００９】ステンレス基板１３の下と透明電極１７の
上にはフッソ樹脂がコーティングされて防護層１９，２
１が形成され、これら防護層１９，２１の厚さは例えば
１．０mmであり、透明電極１７の上の防護層２１は、光
透過性を有するフッソ樹脂で形成されている。透明電極
１７及び防護層２１の側が、このアモルファス太陽電池
パネル１１の受光面（表面）１１Ａであり、ステンレス
基板１３及び防護層１９の側が、このアモルファス太陽
電池パネル１１の背面１１Ｂである。前記アモルファス
太陽電池パネル１１の背面１１Ｂには、更に、このアモ
ルファス太陽電池パネル１１を羽根板７０１にしっかり
と取り付けるための合成樹脂製の下地層２３が形成され
ている。アモルファス太陽電池パネル１１は、下地層２
３を除いた部分の厚さが３mm以下であり、ある程度の可
撓性を備え、また、下地層２３も可撓性を備えているこ
とから、羽根板７０１の表面７０１Ａに対する密着性に
優れている。
上にはフッソ樹脂がコーティングされて防護層１９，２
１が形成され、これら防護層１９，２１の厚さは例えば
１．０mmであり、透明電極１７の上の防護層２１は、光
透過性を有するフッソ樹脂で形成されている。透明電極
１７及び防護層２１の側が、このアモルファス太陽電池
パネル１１の受光面（表面）１１Ａであり、ステンレス
基板１３及び防護層１９の側が、このアモルファス太陽
電池パネル１１の背面１１Ｂである。前記アモルファス
太陽電池パネル１１の背面１１Ｂには、更に、このアモ
ルファス太陽電池パネル１１を羽根板７０１にしっかり
と取り付けるための合成樹脂製の下地層２３が形成され
ている。アモルファス太陽電池パネル１１は、下地層２
３を除いた部分の厚さが３mm以下であり、ある程度の可
撓性を備え、また、下地層２３も可撓性を備えているこ
とから、羽根板７０１の表面７０１Ａに対する密着性に
優れている。
【００１０】透明電極１７（＋電極）とステンレス基板
１３（−電極）には夫々リード線２５が接続されてい
る。アモルファス太陽電池パネル１１はその受光面１１
Ａを外側に向けて羽根板７０１の表面７０１Ａに取り付
けられ、アモルファス太陽電池パネル１１の羽根板７０
１への取り付けは、例えば、接着剤を用いて下地層２３
を羽根板７０１に接着してもよく、或は、羽根板７０１
に一体的に設けた金具や、或は羽根板７０１とは別体の
金具等を用いて取り付けてもよく、種々の方法が考えら
れる。
１３（−電極）には夫々リード線２５が接続されてい
る。アモルファス太陽電池パネル１１はその受光面１１
Ａを外側に向けて羽根板７０１の表面７０１Ａに取り付
けられ、アモルファス太陽電池パネル１１の羽根板７０
１への取り付けは、例えば、接着剤を用いて下地層２３
を羽根板７０１に接着してもよく、或は、羽根板７０１
に一体的に設けた金具や、或は羽根板７０１とは別体の
金具等を用いて取り付けてもよく、種々の方法が考えら
れる。
【００１１】前記エアーカーテン装置９は、開口部３の
下辺３０５の下方の建物躯体内に組み込まれたブロア３
１と、下辺３０５の下方の壁面３０７に開口された空気
取り入れ口３３と、開口部３の下辺３０５でブラインド
７の前後に夫々開口された空気吹き出し口３５と、開口
部３の上辺３０１の上方の建物躯体内に組み込まれたブ
ロア３７と、上辺３０１でブラインド７の前後に夫々開
口された空気吸い込み口３９と、上辺３０１の上方の壁
面３０７に開口された空気掃き出し口４１とを備え、前
記ブロア３１，３７の駆動用モータとリード線２５は接
続され、アモルファス太陽電池パネル１１により発電さ
れた電力によりブロア３１，３７は駆動される。
下辺３０５の下方の建物躯体内に組み込まれたブロア３
１と、下辺３０５の下方の壁面３０７に開口された空気
取り入れ口３３と、開口部３の下辺３０５でブラインド
７の前後に夫々開口された空気吹き出し口３５と、開口
部３の上辺３０１の上方の建物躯体内に組み込まれたブ
ロア３７と、上辺３０１でブラインド７の前後に夫々開
口された空気吸い込み口３９と、上辺３０１の上方の壁
面３０７に開口された空気掃き出し口４１とを備え、前
記ブロア３１，３７の駆動用モータとリード線２５は接
続され、アモルファス太陽電池パネル１１により発電さ
れた電力によりブロア３１，３７は駆動される。
【００１２】次に、作用について説明する。日中、ブラ
インド７が降ろされると、羽根板７０１により太陽光が
遮蔽され、従来のブラインド７としての遮蔽機能が奏さ
れる。また、同時に、羽根板７０１に取着されたアモル
ファス太陽電池パネル１１により発電がなされ、この発
電された電力によりブロア３１，３７が駆動され、空気
吹き出し口３５から空気吸い込み口３９に至る空気流れ
が作られ、この空気流れにより窓１の下辺３０５から上
辺３０１にわたってブラインド７の前後にエアーカーテ
ン４３が形成される。そして、エアーカーテン４３によ
り、外気熱の建物内部への伝導が効果的に遮断され、建
物内部の冷房効率や暖房効率が格段と高められ、これに
より省エネが図られ、空調コストを格段と低減すること
が可能となる。特に、エアーカーテン４３を作る動力源
は太陽光エネルギを利用するものであり、何ら商用電源
を用いるものではないので、空調コストを低減する上で
より一層有利となる。
インド７が降ろされると、羽根板７０１により太陽光が
遮蔽され、従来のブラインド７としての遮蔽機能が奏さ
れる。また、同時に、羽根板７０１に取着されたアモル
ファス太陽電池パネル１１により発電がなされ、この発
電された電力によりブロア３１，３７が駆動され、空気
吹き出し口３５から空気吸い込み口３９に至る空気流れ
が作られ、この空気流れにより窓１の下辺３０５から上
辺３０１にわたってブラインド７の前後にエアーカーテ
ン４３が形成される。そして、エアーカーテン４３によ
り、外気熱の建物内部への伝導が効果的に遮断され、建
物内部の冷房効率や暖房効率が格段と高められ、これに
より省エネが図られ、空調コストを格段と低減すること
が可能となる。特に、エアーカーテン４３を作る動力源
は太陽光エネルギを利用するものであり、何ら商用電源
を用いるものではないので、空調コストを低減する上で
より一層有利となる。
【００１３】本実施例に係る太陽電池パネル一体型ブラ
インド７によれば、従来のブラインドと同様な取り付け
作業により窓１に取り付けられ、ブラインド７の取り付
けが終了すると同時に、窓１には多数のアモルファス太
陽電池パネル１１が配設されることになる。従って、従
来のような太陽電池専用の架台は不要となり、また、架
台を設置するスペースを確保する必要もなくなり、更
に、太陽電池を設置するための特別な作業を省けるた
め、簡単にしかも低コストで太陽電池を設けることが可
能となる。また、アモルファス太陽電池パネル１１が設
けられる箇所は、もともと太陽光が十分に当たる箇所で
あるため、何ら工夫を要せず太陽光エネルギを効果的に
受けることができる。また、実施例では、アモルファス
太陽電池パネル１１により発電された電力をエアーカー
テン装置９の動力源として利用したので、空調コストを
低減する上でより一層有利となる。
インド７によれば、従来のブラインドと同様な取り付け
作業により窓１に取り付けられ、ブラインド７の取り付
けが終了すると同時に、窓１には多数のアモルファス太
陽電池パネル１１が配設されることになる。従って、従
来のような太陽電池専用の架台は不要となり、また、架
台を設置するスペースを確保する必要もなくなり、更
に、太陽電池を設置するための特別な作業を省けるた
め、簡単にしかも低コストで太陽電池を設けることが可
能となる。また、アモルファス太陽電池パネル１１が設
けられる箇所は、もともと太陽光が十分に当たる箇所で
あるため、何ら工夫を要せず太陽光エネルギを効果的に
受けることができる。また、実施例では、アモルファス
太陽電池パネル１１により発電された電力をエアーカー
テン装置９の動力源として利用したので、空調コストを
低減する上でより一層有利となる。
【００１４】尚、アモルファス太陽電池パネル１１によ
り発電された電力の使用方法は任意であり、実施例のよ
うにそのままアクチュエータを駆動するのに利用しても
よく、或は、インバータ回路で直流から１００Ｖの交流
に変換して、該インバータ回路から商用電源に流しても
よく、或は、電流の逆流防止のための素子や、過充電防
止回路、蓄電池等からなる蓄電回路に接続し、アモルフ
ァス太陽電池パネル１１によって発電された電力を蓄電
池に蓄電する等、任意である。また、実施例では、アモ
ルファス太陽電池パネル１１の背面１１Ｂに下地層２３
を設けた場合について説明したが、下地層２３を設ける
か否かは任意である。
り発電された電力の使用方法は任意であり、実施例のよ
うにそのままアクチュエータを駆動するのに利用しても
よく、或は、インバータ回路で直流から１００Ｖの交流
に変換して、該インバータ回路から商用電源に流しても
よく、或は、電流の逆流防止のための素子や、過充電防
止回路、蓄電池等からなる蓄電回路に接続し、アモルフ
ァス太陽電池パネル１１によって発電された電力を蓄電
池に蓄電する等、任意である。また、実施例では、アモ
ルファス太陽電池パネル１１の背面１１Ｂに下地層２３
を設けた場合について説明したが、下地層２３を設ける
か否かは任意である。
【００１５】
【発明の効果】以上の説明で明らかなように本発明は、
多数の羽根板により構成され、太陽光の遮蔽を可能に建
物の開口部に配設されたブラインドにおいて、前記羽根
板が太陽光を受ける面にアモルファス太陽電池パネルを
取着したので、建物において、太陽光エネルギから電気
エネルギを簡単に得ることができ、地球温暖化問題等の
地球環境問題を解消する上で大きな役割を果たすもので
ある。
多数の羽根板により構成され、太陽光の遮蔽を可能に建
物の開口部に配設されたブラインドにおいて、前記羽根
板が太陽光を受ける面にアモルファス太陽電池パネルを
取着したので、建物において、太陽光エネルギから電気
エネルギを簡単に得ることができ、地球温暖化問題等の
地球環境問題を解消する上で大きな役割を果たすもので
ある。
【図１】ブラインド及びエアーカーテン装置を備える窓
の断面側面図である。
の断面側面図である。
【図２】羽根板の断面図である。
【図３】アモルファス太陽電池パネルの断面図である。
１ 窓 ３ 開口部 ５ ガラス板 ７ ブラインド ９ エアーカーテン装置 １１ アモルファス太陽電池パネル ４３ エアーカーテン ７０１ 羽根板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浦井 雅臣 東京都渋谷区千駄ヶ谷四丁目６番15号 株 式会社フジタ内
Claims (2)
- 【請求項１】 多数の羽根板により構成され、太陽光の
遮蔽を可能に建物の開口部に配設されたブラインドにお
いて、 前記羽根板が太陽光を受ける面にアモルファス太陽電池
パネルを取着した、 ことを特徴とする太陽電池パネル一体型ブラインド。 - 【請求項２】 前記開口部は窓であり、前記ブラインド
は建物の内部で窓の内側に配設され、窓には、ブロアに
より窓の対向する二辺のうち一方の辺から他方の辺に向
かう空気流れが作られ、この空気流れにより窓の内側に
エアーカーテンが形成されるエアーカーテン装置が付設
され、前記アモルファス太陽電池パネルにより発電され
た電力により前記ブロアが駆動される請求項１記載の太
陽電池パネル一体型ブラインド。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303550A JPH07133693A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 太陽電池パネル一体型ブラインド |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5303550A JPH07133693A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 太陽電池パネル一体型ブラインド |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07133693A true JPH07133693A (ja) | 1995-05-23 |
Family
ID=17922361
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5303550A Pending JPH07133693A (ja) | 1993-11-09 | 1993-11-09 | 太陽電池パネル一体型ブラインド |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07133693A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100598130B1 (ko) * | 2005-08-30 | 2006-07-07 | (주)인트라글로리 | 여과환기시스템 |
| KR200473344Y1 (ko) * | 2014-02-28 | 2014-06-26 | 전주비전대학교산학협력단 | 태양광 발전기능이 구비된 창문 |
| CN104863487A (zh) * | 2015-06-18 | 2015-08-26 | 洛阳创知电子科技有限公司 | 一种太阳能百叶窗 |
| CN112865702A (zh) * | 2021-01-14 | 2021-05-28 | 北京理工大学 | 一种百叶窗式太阳能聚光光伏/光热/照明一体化系统 |
-
1993
- 1993-11-09 JP JP5303550A patent/JPH07133693A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100598130B1 (ko) * | 2005-08-30 | 2006-07-07 | (주)인트라글로리 | 여과환기시스템 |
| KR200473344Y1 (ko) * | 2014-02-28 | 2014-06-26 | 전주비전대학교산학협력단 | 태양광 발전기능이 구비된 창문 |
| CN104863487A (zh) * | 2015-06-18 | 2015-08-26 | 洛阳创知电子科技有限公司 | 一种太阳能百叶窗 |
| CN112865702A (zh) * | 2021-01-14 | 2021-05-28 | 北京理工大学 | 一种百叶窗式太阳能聚光光伏/光热/照明一体化系统 |
| CN112865702B (zh) * | 2021-01-14 | 2022-11-04 | 北京理工大学 | 一种百叶窗式太阳能聚光光伏/光热/照明一体化系统 |
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