JPH0713279Y2 - 無線機におけるシ−ルド構造 - Google Patents

無線機におけるシ−ルド構造

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JPH0713279Y2
JPH0713279Y2 JP1987021299U JP2129987U JPH0713279Y2 JP H0713279 Y2 JPH0713279 Y2 JP H0713279Y2 JP 1987021299 U JP1987021299 U JP 1987021299U JP 2129987 U JP2129987 U JP 2129987U JP H0713279 Y2 JPH0713279 Y2 JP H0713279Y2
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JP
Japan
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conductor
substrate
attached
shield structure
shield
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JP1987021299U
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JPS63131196U (ja
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伊藤  公一
浩二 野口
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、無線機におけるシールド構造に関する。
(従来の技術) 第5図は従来の無線機におけるシールド構造を示す断面
図である。同図において、樹脂製筐体11内部には無線回
路が構成された基板12を固定しており、この基板12にホ
イップアンテナ13を突設するとともに、この基板12の無
線回路を覆う一対の金属製シールド筐体14,14を同基板1
2の上下面にネジ止めもしくは半田付けしている。
しかしながら、前記シールド筐体14は金属製であるため
に当該無線機が重くなったり、また樹脂製筐体11内部に
シールド筐体14を設けた二重構造のために当該無線機が
大型化するという問題点があった。
(考案が解決しようとする問題点) このように従来の無線機におけるシールド構造において
は、金属製シールド筐体を用いるために当該無線機が重
くなったり、このシールド筐体と樹脂製筐体とが二重構
造になるために当該無線機が大型化するという問題点が
あった。
そこで、本考案は軽量で小型な無線機を実現することが
可能な無線機におけるシールド構造を提供することを目
的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) 本考案は、基板と、この基板に設けられた、少なくとも
第1と第2の回路部分とを含む電気回路と、前記基板上
に設けられたアースと、内壁面に導体が付着された第1
の空洞部と、導体が付着されていない第2の空洞部とが
設けられた樹脂製筐体とを備え、前記第1の空洞部が前
記第1の回路部分を覆うよう、かつ、前記内壁面の導体
が前記アースに電気的に接続されるよう前記基板に前記
樹脂製筐体を取り付けられ、前記第2の空洞部は前記第
2の回路部分を覆うように取り付けられたことを特徴と
したものである。
(作用) 本考案によれば、前記樹脂製筐体に形成された導体によ
ってシールド効果が得られる。
(実施例) 以下、本考案の実施例を添付図面を参照して詳細に説明
する。
第1図は本考案に係る無線機におけるシールド構造の一
実施例を示す断面図である。同図における樹脂製筐体1
はそれぞれ対向する各空洞部a,a、b,b、c,c、d,dを有し
ており、それぞれ対向する各空洞部間には無線回路が構
成された基板12を固定し、またこの基板12には各空洞部
d,dに覆われるホイップアンテナ13を突設している。
前記樹脂製筐体1の各空洞部d,dを除く各空洞部a,a、b,
b、c,cの内面には、導体2(例えばNi、Zn)がメッキも
しくは蒸着によって一様に付着されている。そして、各
空洞部a,a、b,b、c,cの内面に付着された導体2は、基
板12のアースに接触している。
したがって、各空洞部a,a、b,b、c,cの内面に付着され
た導体2は、同各空洞部a,a、b,b、c,cによって覆われ
る基板12の無線回路に対してシールド効果を奏する。ま
た、各空洞部d,dの内面には導体2を付着していないた
め、各空洞部d,dによって覆われるホイップアンテナ13
に対してシールド効果を奏せず、ホイップアンテナ13に
よって電波を送受信することができる。
第2図は本考案に係る無線機におけるシールド構造の他
の実施例を示す断面図である。この実施例では、第1図
に示したホイップアンテナ13を基板12に突設する代わり
に、上側の空洞部dの内面にはアンテナのエレメントの
形状に形成した導体3を付着し、この導体3を基板12の
無線回路に接続してアンテナとして使用している。この
ため、ホイップアンテナ13を省略することに相当するコ
スト低減を図ることができる。
第3図は本考案に係る無線機におけるシールド構造の別
の実施例を示す断面図である。同図における樹脂製筐体
5は底部に4つの空洞部f,g,h,iを有しており、各空洞
部f,g,h,i上には無線回路が構成された基板12を固定
し、またこの基板12にはホイップアンテナ13を突設する
とともに空洞部iを除く各空洞部f,g,hに対向する位置
に金属製シールド筐体14をネジ止めもしくは半田付けし
ている。
前記樹脂製筐体5の空洞部iを除く各空洞部f,g,hの内
面には、導体2が一様に付着されている。そして、各空
洞部f,g,hの内面に付着された導体2は、基板12のアー
スに接触している。
したがって、各空洞部f,g,hおよび金属製シールド筐体1
4によって覆われる基板12の無線回路に対してシールド
効果を奏する。このように、この実施例では第5図に示
した従来のシールド構造と比較すると、金属製シールド
筐体14を一部にしか用いていないため、無線機の軽量化
および小型化を実現することができる。
第4図は本考案に係る無線機におけるシールド構造のさ
らに別の実施例を示す断面図である。同図において、樹
脂製筐体11内部には無線回路が構成された基板12を固定
しており、この基板12にホイップアンテナ13を突設する
とともに、この基板12の無線回路を覆う一対の樹脂製シ
ールド筐体6,6を同基板12の上下面に固着している。
前記各樹脂製シールド筐体6,6の表面には、導体7が一
様に付着されており、この導体7が基板12のアースに接
触している。
したがって、各樹脂製シールド筐体6,6によって覆われ
る基板12の無線回路に対してシールド効果を奏する。こ
のように、この実施例では導体7を付着した樹脂製シー
ルド筐体6を用いているため、無線機の軽量化を実現す
ることができる。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、無線機内部の回路
を樹脂製筐体で覆い、該筐体に形成した導体によってシ
ールド効果を得ているため、軽量で小型な無線機を実現
することが可能な無線機におけるシールド構造を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る無線機におけるシールド構造の一
実施例を示す断面図、第2図は本考案に係る無線機にお
けるシールド構造の他の実施例を示す断面図、第3図は
本考案に係る無線機におけるシールド構造の別の実施例
を示す断面図、第4図は本考案に係る無線機におけるシ
ールド構造のさらに別の実施例を示す断面図、第5図は
従来の無線機におけるシールド構造を示す断面図であ
る。 1,5,11…樹脂製筐体、2,3,7…導体、6…樹脂製シール
ド筐体、12…基板、13…ホイップアンテナ、14…金属製
シールド筐体。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭50−43253(JP,U) 実開 昭57−41687(JP,U) 実開 昭61−62443(JP,U)

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板と、この基板に設けられた、少なくと
    も第1と第2の回路部分とを含む電気回路と、前記基板
    上に設けられたアースと、内壁面に導体が付着された第
    1の空洞部と、導体が付着されていない第2の空洞部と
    が設けられた樹脂製筐体とを備え、前記第1の空洞部が
    前記第1の回路部分を覆うよう、かつ、前記内壁面の導
    体が前記アースに電気的に接続されるよう前記基板に前
    記樹脂製筐体を取り付けられ、前記第2の空洞部は前記
    第2の回路部分を覆うように取り付けられたことを特徴
    とする無線機におけるシールド構造。
  2. 【請求項2】導体が付着されていない第2の空洞部にア
    ンテナを内蔵したことを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第(1)項記載の無線機におけるシールド構造。
  3. 【請求項3】導体はアンテナのエレメントを形成してい
    ることを特徴とする実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載の無線機におけるシールド構造。
JP1987021299U 1987-02-18 1987-02-18 無線機におけるシ−ルド構造 Expired - Lifetime JPH0713279Y2 (ja)

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JPS63131196U JPS63131196U (ja) 1988-08-26
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