JPH07132300A - 雨水処理ユニツト - Google Patents
雨水処理ユニツトInfo
- Publication number
- JPH07132300A JPH07132300A JP5172013A JP17201393A JPH07132300A JP H07132300 A JPH07132300 A JP H07132300A JP 5172013 A JP5172013 A JP 5172013A JP 17201393 A JP17201393 A JP 17201393A JP H07132300 A JPH07132300 A JP H07132300A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- circulation
- rain
- rain water
- treatment unit
- Prior art date
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A20/00—Water conservation; Efficient water supply; Efficient water use
- Y02A20/108—Rainwater harvesting
Landscapes
- Filtration Of Liquid (AREA)
- Water Treatment By Sorption (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 降雨時等に建築物の屋根面等への雨水貯留槽
内へ貯留すると共に、雨水中に含まれている汚水成分
（微細粒子、ＳＳ分、濁り成分等）を除去処理し、雑用
水、冷却用水、散水、池水、防火用水及び災害緊急時の
生活用水等を得るための雨水処理ユニツトに関する。 【構成】 雨水を吸引して自動３方弁へ給送する原水循
環ポンプと、循環水配管と処理配管とに切換え作動する
前記自動３方弁と、前記処理配管に連なるＳＳ分除去用
ろ過機と、このろ過機に連なる色度、臭気除去用活性炭
ろ過機と、循環水配管に接続される次亜注入装置及びｐ
Ｈ調整装置と、前記各構成部分への処理水給排用の弁装
置及び計器並びにこれら各構成部分の作用を制御する制
御盤とを一体的に構成してなる。
内へ貯留すると共に、雨水中に含まれている汚水成分
（微細粒子、ＳＳ分、濁り成分等）を除去処理し、雑用
水、冷却用水、散水、池水、防火用水及び災害緊急時の
生活用水等を得るための雨水処理ユニツトに関する。 【構成】 雨水を吸引して自動３方弁へ給送する原水循
環ポンプと、循環水配管と処理配管とに切換え作動する
前記自動３方弁と、前記処理配管に連なるＳＳ分除去用
ろ過機と、このろ過機に連なる色度、臭気除去用活性炭
ろ過機と、循環水配管に接続される次亜注入装置及びｐ
Ｈ調整装置と、前記各構成部分への処理水給排用の弁装
置及び計器並びにこれら各構成部分の作用を制御する制
御盤とを一体的に構成してなる。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は降雨時等に建築物の屋
根面等への雨水貯留槽内へ貯留すると共に、雨水中に含
まれている汚水成分（微細粒子、ＳＳ分、濁り成分等）
を除去処理し、雑用水、冷却用水、散水、池水、防火用
水及び災害緊急時の生活用水等を得るための雨水処理ユ
ニツトに関する。
根面等への雨水貯留槽内へ貯留すると共に、雨水中に含
まれている汚水成分（微細粒子、ＳＳ分、濁り成分等）
を除去処理し、雑用水、冷却用水、散水、池水、防火用
水及び災害緊急時の生活用水等を得るための雨水処理ユ
ニツトに関する。
【０００２】
【従来の技術】近年都市部における雨水による都市型災
害が問題となり、雨水の流出抑制を目的とした雨水貯留
槽、遊水池等の設置が指導されている。特に、都市部高
層建築物においては、建屋最下部に湧水槽、中水槽及び
雨水貯留槽等を二重スラブ構造で設置する場合が多い。
害が問題となり、雨水の流出抑制を目的とした雨水貯留
槽、遊水池等の設置が指導されている。特に、都市部高
層建築物においては、建屋最下部に湧水槽、中水槽及び
雨水貯留槽等を二重スラブ構造で設置する場合が多い。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで上述のように
して貯留した雨水の汚れ成分を除去して必要時に有効利
用するための手段、方法は確立されていない現状であつ
て、これがこの発明が解決しようとする課題である。
して貯留した雨水の汚れ成分を除去して必要時に有効利
用するための手段、方法は確立されていない現状であつ
て、これがこの発明が解決しようとする課題である。
【０００４】
【課題を解決するための手段】すなわちこの発明は、雨
水を吸引して自動３方弁へ給送する原水循環ポンプと、
循環水配管と処理配管とに切換え作動する前記自動３方
弁と、前記処理配管に連なるＳＳ分除去用ろ過機と、こ
のろ過機に連なる色度、臭気除去用活性炭ろ過機と、循
環水配管に接続される次亜注入装置及びｐＨ調整装置
と、前記各構成部分への処理水給排用の弁装置及び計器
並びにこれら各構成部分の作用を制御する制御盤とを一
体的に構成したことを特徴とする雨水処理ユニツトを提
案するものである。
水を吸引して自動３方弁へ給送する原水循環ポンプと、
循環水配管と処理配管とに切換え作動する前記自動３方
弁と、前記処理配管に連なるＳＳ分除去用ろ過機と、こ
のろ過機に連なる色度、臭気除去用活性炭ろ過機と、循
環水配管に接続される次亜注入装置及びｐＨ調整装置
と、前記各構成部分への処理水給排用の弁装置及び計器
並びにこれら各構成部分の作用を制御する制御盤とを一
体的に構成したことを特徴とする雨水処理ユニツトを提
案するものである。
【０００５】
【作用】上述の構成からなる雨水処理ユニツトの運転
は、雨水貯留槽内の貯留水をろ過浄水する。雨水貯留槽
内の貯留水を循環しながら衛生的な水質を保つための消
毒、ｐＨ調整を行なう等である。
は、雨水貯留槽内の貯留水をろ過浄水する。雨水貯留槽
内の貯留水を循環しながら衛生的な水質を保つための消
毒、ｐＨ調整を行なう等である。
【０００６】
【実施例】この発明の雨水処理ユニツトは、図１に示す
とおり、原水循環ポンプ（自吸式）１、自動３方弁２、
流量計（積算）３、定流量弁４、ろ過機（カ−トリツジ
式、ＳＳ分除去用）５、ろ過機用圧力計６，７、処理水
切換弁８，９、活性炭ろ過機（カ−トリツジ式、色度、
臭気除去用）１０、活性炭ろ過機圧力計１１、活性炭ろ
過機処理水弁１２、次亜注入装置１３、ｐＨ調整装置１
４及び制御盤１５等から構成され、１体型の雨水処理ユ
ニツトである。
とおり、原水循環ポンプ（自吸式）１、自動３方弁２、
流量計（積算）３、定流量弁４、ろ過機（カ−トリツジ
式、ＳＳ分除去用）５、ろ過機用圧力計６，７、処理水
切換弁８，９、活性炭ろ過機（カ−トリツジ式、色度、
臭気除去用）１０、活性炭ろ過機圧力計１１、活性炭ろ
過機処理水弁１２、次亜注入装置１３、ｐＨ調整装置１
４及び制御盤１５等から構成され、１体型の雨水処理ユ
ニツトである。
【０００７】先ず貯留水をろ過浄水するに当つての本ユ
ニツトの運転は、貯留槽、処理水槽の液位条件を各液位
電極よりの信号を制御盤１５内の運転制御回路で判断
し、運転可能条件で原水循環ポンプ１を運転し、自動３
方弁２をろ過方向を全開とする。ろ過機５内の直前に
は、流量計３を設置し、処理対象水量の支持を行なうと
共に、積算を行ないユニツト前面で積算流量を確認でき
るようにしている。
ニツトの運転は、貯留槽、処理水槽の液位条件を各液位
電極よりの信号を制御盤１５内の運転制御回路で判断
し、運転可能条件で原水循環ポンプ１を運転し、自動３
方弁２をろ過方向を全開とする。ろ過機５内の直前に
は、流量計３を設置し、処理対象水量の支持を行なうと
共に、積算を行ないユニツト前面で積算流量を確認でき
るようにしている。
【０００８】前記ろ過機５に流入した雨水は、このろ過
機５内のカ−トリツジフイルタで流入水中のＳＳ分を除
去し、処理水に色度、臭気がある場合には、処理水切換
弁８を全開、９切換弁を全閉とし、ろ過処理水を活性炭
ろ過機１０に導水し、色度、臭気を活性炭カ−トリツジ
で吸着除去し、清澄な処理水を得るものである。またろ
過機５の処理水に色度、臭気がない場合には、切換弁８
を全閉、切換弁９を全開とし、処理水を処理水槽（図示
せず）へと流入させる。
機５内のカ−トリツジフイルタで流入水中のＳＳ分を除
去し、処理水に色度、臭気がある場合には、処理水切換
弁８を全開、９切換弁を全閉とし、ろ過処理水を活性炭
ろ過機１０に導水し、色度、臭気を活性炭カ−トリツジ
で吸着除去し、清澄な処理水を得るものである。またろ
過機５の処理水に色度、臭気がない場合には、切換弁８
を全閉、切換弁９を全開とし、処理水を処理水槽（図示
せず）へと流入させる。
【０００９】次に本ユニツトを使用して貯留水の循環、
衛生的水質の保持を行なう場合には次のようにして行な
う。すなわち、雨水処理ユニツトの制御盤１５内に組み
込まれた循環システムにより、自動３方弁２を循環の方
を全開、ろ過方向を全閉とし、原水循環ポンプ１を運転
する。揚水された貯留水を循環配管路に取り付けられた
残塩計、ｐＨ計で貯留水の残塩、ｐＨを測定し、設定値
に達していない場合は、各計装機器信号指示により次亜
注入装置１３、ｐＨ調整装置１４を運転し、各薬品を注
入する。また各設定値に達している場合には、循環のみ
を行なう。
衛生的水質の保持を行なう場合には次のようにして行な
う。すなわち、雨水処理ユニツトの制御盤１５内に組み
込まれた循環システムにより、自動３方弁２を循環の方
を全開、ろ過方向を全閉とし、原水循環ポンプ１を運転
する。揚水された貯留水を循環配管路に取り付けられた
残塩計、ｐＨ計で貯留水の残塩、ｐＨを測定し、設定値
に達していない場合は、各計装機器信号指示により次亜
注入装置１３、ｐＨ調整装置１４を運転し、各薬品を注
入する。また各設定値に達している場合には、循環のみ
を行なう。
【００１０】
【発明の効果】上述のように構成されかつ作用するこの
発明の雨水処理ユニツトによれば、流入雨水を定量的に
ろ過処理し、ＳＳ分、色度、臭気を除去し、清澄な雨水
処理水が得られ、各カ−トリツジを交換して対応するた
め逆洗装置及び逆洗システムが不要、貯留雨水を衛生的
水質を保持するための薬品注入装置内蔵のカ−トリツジ
仕様を変えることにより緊急災害時に生活用水を確保で
き、また装置がコンパクトなユニツト型のため、設置ス
ペ−スが小さく、施工しやすいという効果が得られる。
発明の雨水処理ユニツトによれば、流入雨水を定量的に
ろ過処理し、ＳＳ分、色度、臭気を除去し、清澄な雨水
処理水が得られ、各カ−トリツジを交換して対応するた
め逆洗装置及び逆洗システムが不要、貯留雨水を衛生的
水質を保持するための薬品注入装置内蔵のカ−トリツジ
仕様を変えることにより緊急災害時に生活用水を確保で
き、また装置がコンパクトなユニツト型のため、設置ス
ペ−スが小さく、施工しやすいという効果が得られる。
【図１】この発明の雨水処理ユニツトの一実施例の構成
図である。
図である。
１ 原水循環ポンプ ２ 自動３方弁 ５ ろ過機 １０ 活性炭ろ過機 １３ 次亜注入装置 １４ ｐＨ調整装置 １５ 制御盤
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/50 ５４０ Ｂ 9045−4Ｄ ５５０ Ｃ 9045−4Ｄ ５６０ Ｂ 9045−4Ｄ Ｚ 9045−4Ｄ 1/66 9/00 ５０２ Ｈ 7446−4Ｄ Ｚ 7446−4Ｄ ５０３ Ａ 7446−4Ｄ ５０４ Ｂ 7446−4Ｄ Ｃ 7446−4Ｄ // Ｃ０２Ｆ 1/00 Ｂ (72)発明者 小山田 雅彦 神奈川県川崎市多摩区登戸918−４ (72)発明者 北林 正行 東京都八王子市小比企町469−４ エステ −ト八王子２−402
Claims (1)
- 【請求項１】 雨水を吸引して自動３方弁へ給送する原
水循環ポンプと、循環水配管と処理配管とに切換え作動
する前記自動３方弁と、前記処理配管に連なるＳＳ分除
去用ろ過機と、このろ過機に連なる色度、臭気除去用活
性炭ろ過機と、循環水配管に接続される次亜注入装置及
びｐＨ調整装置と、前記各構成部分への処理水給排用の
弁装置及び計器並びにこれら各構成部分の作用を制御す
る制御盤とを一体的に構成したことを特徴とする雨水処
理ユニツト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172013A JP2926292B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 雨水処理ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5172013A JP2926292B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 雨水処理ユニット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07132300A true JPH07132300A (ja) | 1995-05-23 |
| JP2926292B2 JP2926292B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=15933914
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5172013A Expired - Lifetime JP2926292B2 (ja) | 1993-06-21 | 1993-06-21 | 雨水処理ユニット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2926292B2 (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104209304A (zh) * | 2013-06-03 | 2014-12-17 | 先丰通讯股份有限公司 | 分流式过滤装置 |
| JP2016123959A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社 ユメックス | 廃液処理システム |
| CN114073868A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-02-22 | 宁波大地化工环保有限公司 | 一种自循环过滤系统及其过滤工艺 |
-
1993
- 1993-06-21 JP JP5172013A patent/JP2926292B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN104209304A (zh) * | 2013-06-03 | 2014-12-17 | 先丰通讯股份有限公司 | 分流式过滤装置 |
| JP2016123959A (ja) * | 2015-01-07 | 2016-07-11 | 株式会社 ユメックス | 廃液処理システム |
| CN114073868A (zh) * | 2021-11-30 | 2022-02-22 | 宁波大地化工环保有限公司 | 一种自循环过滤系统及其过滤工艺 |
| CN114073868B (zh) * | 2021-11-30 | 2023-07-04 | 宁波大地化工环保有限公司 | 一种自循环过滤系统及其过滤工艺 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2926292B2 (ja) | 1999-07-28 |
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