JPH0713213B2 - 文書を変造から保護するための耐浸出性インキ及び保護された文書 - Google Patents
文書を変造から保護するための耐浸出性インキ及び保護された文書Info
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- JPH0713213B2 JPH0713213B2 JP2299673A JP29967390A JPH0713213B2 JP H0713213 B2 JPH0713213 B2 JP H0713213B2 JP 2299673 A JP2299673 A JP 2299673A JP 29967390 A JP29967390 A JP 29967390A JP H0713213 B2 JPH0713213 B2 JP H0713213B2
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- Printing Methods (AREA)
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、文書を変造しないように保護するために用い
られる、当初は無色の保護インキに関するものであり、
特に酸化剤と接触すると発色する耐浸出性の、化学的に
感応性のインキ及びそれを用いて印刷された文書に関す
る。
られる、当初は無色の保護インキに関するものであり、
特に酸化剤と接触すると発色する耐浸出性の、化学的に
感応性のインキ及びそれを用いて印刷された文書に関す
る。
[従来の技術] 安全紙(文章の変造を防止する用紙)は通常照合、為
替、流通証書及び価値のある或は価値を示す他の文書に
用いられ、これらは変造又は偽造から保護する必要があ
る。典型的な安全紙には無色の化学的に反応性のインキ
がその上に印刷されており、インキ消しのような通常の
酸化剤と接触すると発色し、文書を変造させようとした
企てを立証する「無効(VOID)」などの文語を顕出す
る。
替、流通証書及び価値のある或は価値を示す他の文書に
用いられ、これらは変造又は偽造から保護する必要があ
る。典型的な安全紙には無色の化学的に反応性のインキ
がその上に印刷されており、インキ消しのような通常の
酸化剤と接触すると発色し、文書を変造させようとした
企てを立証する「無効(VOID)」などの文語を顕出す
る。
Remickの米国特許第1,839,995号には、インキ消しと反
応して紙上に顕著な色の変化を起こすグアニジン化合物
を含むインキで処理された安全紙に関する記載がある。
応して紙上に顕著な色の変化を起こすグアニジン化合物
を含むインキで処理された安全紙に関する記載がある。
Smithの米国特許第1,911,774号も、酸性又は塩基性のイ
ンキ消しと反応して顕著な色の変化を生じるジフェノー
ルとジフェニルグアニジンの組合せを含むインキで処理
されている安全紙に関するものである。
ンキ消しと反応して顕著な色の変化を生じるジフェノー
ルとジフェニルグアニジンの組合せを含むインキで処理
されている安全紙に関するものである。
[発明が解決しようとする課題] ジフェニルグアニジン及びある種のチアゾール誘導体は
無毒であり且つ比較的低価格であることから、最近、安
全紙の保護インキとして使用されている。しかしなが
ら、最近の安全紙の主な欠点は、水に濡れて、保護イン
キが比較的短期間(即ち、30分又はそれより短い時間)
のうちに浸出してインキの安全保障性が老かいな偽造者
に対しては実質的に役に立たないことである。
無毒であり且つ比較的低価格であることから、最近、安
全紙の保護インキとして使用されている。しかしなが
ら、最近の安全紙の主な欠点は、水に濡れて、保護イン
キが比較的短期間(即ち、30分又はそれより短い時間)
のうちに浸出してインキの安全保障性が老かいな偽造者
に対しては実質的に役に立たないことである。
従って、酸化剤と接触すると直ちに発色し、且つ文書基
材に一旦印刷されたら長期間に亙って耐浸出性を有す
る、化学的に感応性の保護インキに対する技術的要求は
依然として存在する。
材に一旦印刷されたら長期間に亙って耐浸出性を有す
る、化学的に感応性の保護インキに対する技術的要求は
依然として存在する。
[課題を解決するための手段] 本発明は、文書基材上に容易に印刷又は適用でき、酸化
剤と接触すると直ちに反応して顕著な色の変化を形成す
る、当初は無色の、化学的に感応性の保護インキを提供
することによって、上記の要求に応えるものである。さ
らに、本発明の保護インキは、酸化剤に接触する前でも
またその後でも、長期間に亙って水による浸出に耐え
る。本発明はまた、酸化剤による変造に対しても保護さ
れた文書を提供するものである。
剤と接触すると直ちに反応して顕著な色の変化を形成す
る、当初は無色の、化学的に感応性の保護インキを提供
することによって、上記の要求に応えるものである。さ
らに、本発明の保護インキは、酸化剤に接触する前でも
またその後でも、長期間に亙って水による浸出に耐え
る。本発明はまた、酸化剤による変造に対しても保護さ
れた文書を提供するものである。
本発明の一つの局面に従って、酸化剤による変造から文
書を保護するための耐浸出性インキが提供され、またそ
れは酸化剤と接触すると直ちに発色する無色の物質及び
該無色の物質と反応して錯体を形成する錯化剤とを含
む。本発明の好ましい具体例では、無色の物質はジフェ
ニルグアニジンであり、また錯化剤はグルコース、サッ
カロース、ソルビトール、メチルグルコシド及びそれら
の混合物からなる群から選ばれる。
書を保護するための耐浸出性インキが提供され、またそ
れは酸化剤と接触すると直ちに発色する無色の物質及び
該無色の物質と反応して錯体を形成する錯化剤とを含
む。本発明の好ましい具体例では、無色の物質はジフェ
ニルグアニジンであり、また錯化剤はグルコース、サッ
カロース、ソルビトール、メチルグルコシド及びそれら
の混合物からなる群から選ばれる。
本発明はまた、文書基材及びその上に印刷された耐浸出
性インキを含む、酸化剤による変造に対して保護された
文書を提供するものであり、該インキは酸化剤と接触す
ると直ちに発色する無色の物質、該無色の物質と錯体を
形成する錯化剤及び該錯体の不溶化と文書基材への固着
を促進する固着剤とを含む。本発明の好ましい具体例で
は無色の物質はジフェニルグアニジンであり、また錯化
剤はグルコース、サッカロース、ソルビトール、メチル
グルコシド及びそれらの混合物からなる群から選ばれ
る。固着剤は、好ましくはアリールオキシスルフォン酸
誘導体からの縮合成生物(例えばフェノールスルホン酸
又はナフトールスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合
物)の混合物である。
性インキを含む、酸化剤による変造に対して保護された
文書を提供するものであり、該インキは酸化剤と接触す
ると直ちに発色する無色の物質、該無色の物質と錯体を
形成する錯化剤及び該錯体の不溶化と文書基材への固着
を促進する固着剤とを含む。本発明の好ましい具体例で
は無色の物質はジフェニルグアニジンであり、また錯化
剤はグルコース、サッカロース、ソルビトール、メチル
グルコシド及びそれらの混合物からなる群から選ばれ
る。固着剤は、好ましくはアリールオキシスルフォン酸
誘導体からの縮合成生物(例えばフェノールスルホン酸
又はナフトールスルホン酸とホルムアルデヒドとの縮合
物)の混合物である。
該インキは、グラビア或はフレキソ印刷のような通常の
印刷手段により、タンパー表示(Tamper-indicating)
記号の形で印刷される。一旦乾燥されると、該インキ
は、通常のインキ消しのような酸化剤に曝される迄は無
色のままである。酸化剤に曝すと無色のインキはこれと
反応して顕著な色の変化及び「無効」のようなタンパー
表示記号が現われ、変造の企てを立証することになる。
印刷手段により、タンパー表示(Tamper-indicating)
記号の形で印刷される。一旦乾燥されると、該インキ
は、通常のインキ消しのような酸化剤に曝される迄は無
色のままである。酸化剤に曝すと無色のインキはこれと
反応して顕著な色の変化及び「無効」のようなタンパー
表示記号が現われ、変造の企てを立証することになる。
無色の、酸化される物質と錯体を形成する錯化剤及び不
溶化と文書基材への固着を促進する固着剤を使用するこ
とにより、耐浸出性とタンパー表示機構が付与される。
本発明のインキで印刷された文書は水に2時間以上浸し
ても文書からのインキの浸出が実質的に起らない。この
耐浸出性は、次亜塩素酸ナトリウムのような酸化剤に曝
す前でも後でも効果があることが判明した。
溶化と文書基材への固着を促進する固着剤を使用するこ
とにより、耐浸出性とタンパー表示機構が付与される。
本発明のインキで印刷された文書は水に2時間以上浸し
ても文書からのインキの浸出が実質的に起らない。この
耐浸出性は、次亜塩素酸ナトリウムのような酸化剤に曝
す前でも後でも効果があることが判明した。
従って、本発明の目的は、酸化剤による変造に対して文
書を保護するために用いられる、無色の保護インキを提
供することであり、さらには長期間に亙って水に対する
耐浸出性の文書及びインキを提供することにある。本発
明のこれらの並びに他の目的及び優位性は、下記の詳細
な記述及び特許請求の範囲から明らかである。
書を保護するために用いられる、無色の保護インキを提
供することであり、さらには長期間に亙って水に対する
耐浸出性の文書及びインキを提供することにある。本発
明のこれらの並びに他の目的及び優位性は、下記の詳細
な記述及び特許請求の範囲から明らかである。
本発明の組成物は、紙又は他のセルロース物質のような
文書基材に適用可能な、当初は無色のインキを提供する
ものである。該無色のインキは、好ましくは「無効」の
ような隠されたメッセージを含む形で印刷され、文書が
酸化剤と接触すると顕在化する。偽造者は、文書に印刷
されたり記入された情報を消したり変造したりするとき
に、次亜塩素酸ナトリウムのような酸化剤や他のインキ
消しを使用する。隠されたメッセージがあれば、文書を
変造しようとしたあらゆる企てが明白になる。
文書基材に適用可能な、当初は無色のインキを提供する
ものである。該無色のインキは、好ましくは「無効」の
ような隠されたメッセージを含む形で印刷され、文書が
酸化剤と接触すると顕在化する。偽造者は、文書に印刷
されたり記入された情報を消したり変造したりするとき
に、次亜塩素酸ナトリウムのような酸化剤や他のインキ
消しを使用する。隠されたメッセージがあれば、文書を
変造しようとしたあらゆる企てが明白になる。
インキはジフェニルグアニジンのような無色の物質と、
該無色の物質と錯体を形成する錯化剤とを反応させるこ
とによって製造する。ジフェニルグアニジンはMobay Co
rporationからChlorostain BRの商品名で市販されてい
る。適当な錯化剤はグルコース、サッカロース、ゾルビ
トール、メチルグルコシド及びそれらの混合物のような
サッカライド化合物を含む。ジフェニルグアニジンに対
する好ましい錯化剤は、メチルグルコシドであり、これ
はHorizon Chemical CompanyからStameg 104の商品名で
市販されている。特定の理論に拘束されることは好まな
いが、錯化剤のヒドロキシル基がジフェニルグアジンの
水素原子と水素結合をつくっていると思われる。
該無色の物質と錯体を形成する錯化剤とを反応させるこ
とによって製造する。ジフェニルグアニジンはMobay Co
rporationからChlorostain BRの商品名で市販されてい
る。適当な錯化剤はグルコース、サッカロース、ゾルビ
トール、メチルグルコシド及びそれらの混合物のような
サッカライド化合物を含む。ジフェニルグアニジンに対
する好ましい錯化剤は、メチルグルコシドであり、これ
はHorizon Chemical CompanyからStameg 104の商品名で
市販されている。特定の理論に拘束されることは好まな
いが、錯化剤のヒドロキシル基がジフェニルグアジンの
水素原子と水素結合をつくっていると思われる。
保護インキ組成物は、水及び/又はアルコールのような
印刷用の適当な液体キャリアー中に分散されている。該
組成物はグラビア又はフレキソ印刷を含む適当な手段に
よって文書基材上に印刷される。好ましい印刷方法は、
変造の企てが顕著に現われるように、文書に「無効」の
ような隠されたメッセージを印刷することを含む。
印刷用の適当な液体キャリアー中に分散されている。該
組成物はグラビア又はフレキソ印刷を含む適当な手段に
よって文書基材上に印刷される。好ましい印刷方法は、
変造の企てが顕著に現われるように、文書に「無効」の
ような隠されたメッセージを印刷することを含む。
保護された文書はその上にまた、無色の物質の錯体を文
書基材上に不溶化並びに固着化を促進するための固着剤
を含む。固着剤は好ましくはアリールオキシスルフォン
酸誘導体からの縮合生成物の混合物であり、それは特に
セルロース基材に対して有効であることが見出された。
このような固着材はMobay CorporationからMesitol NBS
の商品名で市販されている。固着剤もまた水及び/又は
アルコールのような適当な溶媒中に分散され、文書基材
に適用される。
書基材上に不溶化並びに固着化を促進するための固着剤
を含む。固着剤は好ましくはアリールオキシスルフォン
酸誘導体からの縮合生成物の混合物であり、それは特に
セルロース基材に対して有効であることが見出された。
このような固着材はMobay CorporationからMesitol NBS
の商品名で市販されている。固着剤もまた水及び/又は
アルコールのような適当な溶媒中に分散され、文書基材
に適用される。
保護インキと固着剤の適用順序は規定されておらず、ど
ちらを先に適用してもよい。しかしながら、インキ組成
物を最初に文書基材上に印刷するのが好ましい。次に固
着剤を文書上に被覆し、乾燥する。
ちらを先に適用してもよい。しかしながら、インキ組成
物を最初に文書基材上に印刷するのが好ましい。次に固
着剤を文書上に被覆し、乾燥する。
得られた保護文書は、酸化剤に曝す前でも後でも、長期
間に亙って保護インキが耐浸出を有している。このよう
に、長時間文書を浸漬することにによって保護インキを
浸出させようとしても、保護インキが浸出する前に本質
的に紙が変化してしまう。このことは、30分又はそれよ
り早く、しかも文書の顕著な劣化が起る前に浸出してし
まう従来の保護インキよりも明らかに優れていることを
示すものである。
間に亙って保護インキが耐浸出を有している。このよう
に、長時間文書を浸漬することにによって保護インキを
浸出させようとしても、保護インキが浸出する前に本質
的に紙が変化してしまう。このことは、30分又はそれよ
り早く、しかも文書の顕著な劣化が起る前に浸出してし
まう従来の保護インキよりも明らかに優れていることを
示すものである。
酸化剤に曝すと、保護インキ中の無色の物質は変色し、
変造の企てがあったことを明確に示す。本発明の耐浸出
性インキは、90時間までの浸漬に対しても色を持続する
ことがわかった。
変造の企てがあったことを明確に示す。本発明の耐浸出
性インキは、90時間までの浸漬に対しても色を持続する
ことがわかった。
本発明をさらに理解しやすくするために以下の実施例が
参考になりうるが、これは本発明を説明しようとするも
のであって何らその範囲を限定するものではない。
参考になりうるが、これは本発明を説明しようとするも
のであって何らその範囲を限定するものではない。
実施例 耐浸出性インキは、機械攪拌器付きの混合釜に下記の成
分を仕込むことによって調製された;ここでの部は全て
重量部である。水62部に錯化剤Stameg 104(Horizon Ch
emical Company)8部を加えた。これにジフェニルグア
ニジン(Chlorostain BR,Mobay Corporaton)6部、氷
酢酸4部及びイソプロピルアルコール20部を加えた。
分を仕込むことによって調製された;ここでの部は全て
重量部である。水62部に錯化剤Stameg 104(Horizon Ch
emical Company)8部を加えた。これにジフェニルグア
ニジン(Chlorostain BR,Mobay Corporaton)6部、氷
酢酸4部及びイソプロピルアルコール20部を加えた。
固着剤はこれとは別に、攪拌混合釜に水45部、液体固着
剤Mesitol NBS(Mobay Corporation)35部及びイソプロ
ピルアルコール20部を仕込むことによって調製した。次
にインキを紙基材上に印刷して乾燥し、さらに固着材を
基材上に被覆した。
剤Mesitol NBS(Mobay Corporation)35部及びイソプロ
ピルアルコール20部を仕込むことによって調製した。次
にインキを紙基材上に印刷して乾燥し、さらに固着材を
基材上に被覆した。
本発明を説明する目的で代表的な具体例を示したが、こ
こに開示された方法や装置は、本発明の範囲から乖離し
なければ種々の変形を取り得ることは技術的に明らかで
あり、それは特許請求範囲に定義されている。
こに開示された方法や装置は、本発明の範囲から乖離し
なければ種々の変形を取り得ることは技術的に明らかで
あり、それは特許請求範囲に定義されている。
Claims (10)
- 【請求項1】酸化剤による変造から文書を保護するため
の耐浸出性インキであり、酸化剤と接触すると発色する
無色の物質及び前記無色の物質と錯体を形成する錯化剤
を含むことを特徴とする、前記インキ。 - 【請求項2】前記無色の物質がジフェニルグアニジンで
ある請求項1記載の耐浸出性インキ。 - 【請求項3】前記錯化剤がグルコース、サッカロース、
ソルビトール、メチルグルコシド及びこれらの混合物か
ら成る群から選ばれる請求項1記載の耐浸出性インキ。 - 【請求項4】前記無色の物質がジフェニルグアニジン及
び前記錯化剤がメチルグルコシドである請求項1記載の
耐浸出性インキ。 - 【請求項5】文書基材及びその上に印刷された耐浸出性
インキを含む、酸化剤による変造から保護された文書で
あり、前記インキは酸化剤と接触すると発色する無色の
物質、前記無色の物質と錯体を形成する錯化剤及び前記
錯体の不溶化と前記文書基材への固着化を促進する固着
剤を含むことを特徴とする、前記文書。 - 【請求項6】前記無色の物質がジフェニルグアニジンで
ある請求項5記載の文書。 - 【請求項7】前記錯化剤がグルコース、サッカロース、
ソルビトール、メチルグルコシド及びこれらの混合物か
ら成る群から選ばれる請求項5記載の文書 - 【請求項8】前記固着剤がアリールオキシスルフォン酸
誘導体からの縮合生成物の混合物である請求項5記載の
文書。 - 【請求項9】前記無色の物質がジフェニルグアニジン、
前記錯化剤がメチルグルコシド及び前記固着剤がアリー
ルオキシスルフォン酸誘導体からの縮合生成物の混合物
である請求項5記載の文書。 - 【請求項10】前記インキがタンパー表示(Tamper-ind
icating)記号で印刷される請求項5記載の文書。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US450214 | 1989-12-13 | ||
US07/450,214 US5058925A (en) | 1989-12-13 | 1989-12-13 | Leach resistant ink for protecting documents from alteration and document protected thereby |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03229768A JPH03229768A (ja) | 1991-10-11 |
JPH0713213B2 true JPH0713213B2 (ja) | 1995-02-15 |
Family
ID=23787228
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2299673A Expired - Fee Related JPH0713213B2 (ja) | 1989-12-13 | 1990-11-05 | 文書を変造から保護するための耐浸出性インキ及び保護された文書 |
Country Status (6)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5058925A (ja) |
JP (1) | JPH0713213B2 (ja) |
CA (1) | CA2025627C (ja) |
IT (1) | IT1246323B (ja) |
MX (1) | MX163848B (ja) |
NZ (1) | NZ235258A (ja) |
Families Citing this family (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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USRE36306E (en) * | 1992-04-01 | 1999-09-14 | Nocopi Technologies, Inc. | Method for protecting against duplication with a color copier |
GB9309184D0 (en) * | 1993-05-05 | 1993-06-16 | Ici Plc | New indelible ink formulation |
EP0627734A1 (en) * | 1993-06-04 | 1994-12-07 | Canon Kabushiki Kaisha | Process for manufacturing optical recording medium |
US5449200A (en) * | 1993-06-08 | 1995-09-12 | Domtar, Inc. | Security paper with color mark |
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US5542710A (en) * | 1993-09-24 | 1996-08-06 | Webcraft Technologies, Inc. | Recyclable instant scratch off lottery ticket |
US5544881A (en) * | 1994-01-19 | 1996-08-13 | Webcraft Technologies, Inc. | Erasable scratch-off lottery ticket |
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US8152067B2 (en) * | 2007-12-31 | 2012-04-10 | Pitney Bowes Inc. | Time limited business reply mail |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CA1243557A (en) * | 1984-08-10 | 1988-10-25 | Michel Camus | Safety means, paper and document against falsification by chemical agent |
JPS621984A (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-07 | 株式会社 ハヤシ | 錠装置 |
-
1989
- 1989-12-13 US US07/450,214 patent/US5058925A/en not_active Expired - Lifetime
-
1990
- 1990-09-11 NZ NZ235258A patent/NZ235258A/en unknown
- 1990-09-18 CA CA002025627A patent/CA2025627C/en not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-05 JP JP2299673A patent/JPH0713213B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1990-11-07 IT IT04845090A patent/IT1246323B/it active IP Right Grant
- 1990-11-27 MX MX23485A patent/MX163848B/es unknown
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
NZ235258A (en) | 1992-03-26 |
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