JPH07132118A - 上室性期外収縮検出装置及び方法 - Google Patents

上室性期外収縮検出装置及び方法

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JPH07132118A
JPH07132118A JP5155169A JP15516993A JPH07132118A JP H07132118 A JPH07132118 A JP H07132118A JP 5155169 A JP5155169 A JP 5155169A JP 15516993 A JP15516993 A JP 15516993A JP H07132118 A JPH07132118 A JP H07132118A
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Abstract

(57)【要約】 上室性期外収縮検出装置及び方法 【目的】 より精度の高い上室性期外収縮の検出ができ
る上室性期外収縮検出装置及び方法を提供するにある。 【構成】 測定心電波形を読み取り回路14を介してメ
モリ15に格納し、RR間隔検出回路16で測定心拍の
RR間隔を検出する。そして、早期収縮検出回路17で
はRR間隔より早期収縮を検出する。同時に、RR変動
率算出回路20では測定心電波形の上記RR間隔の変動
率を算出し、短縮度検出回路19では変動率算出回路2
0の算出変動率に比較してRR間隔の所定以上の短縮を
検出する。SVPC検出回路18では、この早期収縮及
び短縮度の2つの条件が共に満足された時に上室性期外
収縮とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は上室性期外収縮を検出す
る上室性期外収縮検出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】周知の通り、心臓の刺激伝動系において
起こる期外収縮には、心室において起こる心室性期外収
縮と、心房において起こる上室性期外収縮とがある。こ
の二つの期外収縮を比較すると、心室性期外収縮に比べ
ると上室性期外収縮は比較的軽度なものであり、心室性
期外収縮のように早急な処置を必要とするものではな
い。
【0003】しかし、上室性期外収縮の多くは心室性期
外収縮に移行するものであるため、早期の段階で投薬等
の処置を行う必要がある。ところで、心室性期外収縮の
場合には、心電図波形のQRS波に変化が生ずるため、
QRS波における形や、STレベル等を見ることによっ
て容易にその発生等を知ることが可能である。特に長時
間心電図の圧縮波形においては、その箇所は容易にみつ
けることができる。
【0004】一方、上室性期外収縮(以下、『SVP
C』と称す)の検出は、例えば、早期収縮(SVPCを
原因とするRR間隔(連結期)の早期収縮)を元に判定
を行なっていた。例えば、平均RR間隔に対する連結期
の割合である早期収縮度が所定割合以下の場合に、早期
収縮と判定し、SVPCを検出していた。ここで、平均
RR間隔とは、解析時点より任意の時点まで遡って、か
かる間のRR間隔の平均を計算した移動平均をさしてお
り、また、早期収縮度は下記の式(1)に従って計算さ
れる。
【0005】 早期収縮度=(RRi/NRR)×100(%) …(1) (但し、PPi=解析するRR間隔:NRR=平均RR
間隔)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ように早期収縮度が所定割合以下の場合に一律にSVP
Cと判定する方法では、精度において問題があった。即
ち、早期収縮度が所定割合以上の場合でもSVPCであ
る場合があるため、従来の方法ではかかるSVPCを検
出することができないという問題点があった。
【0007】これを解決するために、基準値(所定割合
値)を上げることも考えられる。しかしながら、正常人
においてもRR間隔は常に変動しているものであり、特
に運動している場合などはRR間隔が短くなることはよ
く知られている(心拍数が多くなること)ため、基準値
(所定割合値)を上げると逆に正常波形をSVPCと判
定してしまう危険性がある。
【0008】そのため、従来の心電図自動解析処理にお
いては、精度の高い上室性期外収縮の検出はなされてい
なかった。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで本発明において
は、より精度の高い上室性期外収縮の検出を可能とする
ことを目的とする。そして、この目的を達成する一手段
として以下の構成を備える。即ち、測定心電波形の連結
期のRR間隔の早期収縮を検出する早期収縮検出手段
と、測定心電波形の上記RR間隔の変動率を算出する変
動率算出手段と、該変動率算出手段の算出変動率に比較
してRR間隔の所定以上の短縮を検出する短縮検出手段
と、該短縮検出手段による短縮検出と、前記早期収縮検
出手段の早期検出とがある場合に上室性期外収縮の検出
とする上室性期外収縮検出手段とを備える。
【0010】そして、例えば、早期収縮検出手段は、測
定心電波形の平均R波−R波の間隔に対する連結期の割
合が所定割合以下の場合に、早期収縮の検出とする。
【0011】
【作用】以上の構成において、より精度の高い上室性期
外収縮の検出ができる。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明に係る一実施例
を詳細に説明する。図1は本発明に係る一実施例の上室
性期外収縮検出装置のブロツク図であり、図中、11は
ROM12に格納された、例えば図3に示すプログラム
に従い本実施例全体の制御を司どる制御部(CPU)で
あり、後述する上室性期外収縮(SVPC)の検出、心
電波形のQRS形態解析等も行ない、検出結果等をプリ
ンタ21及び表示装置22に送り、印刷出力又は表示出
力させる。12は上述のプログラムの外各種パラメータ
等を記憶するROMである。13は心電図記録装置(ホ
ルター心電計)により心電波形の記録されたカセツトテ
ープ30より心電波形を読出すカセツトテープリーダ、
14はカセツトテープリーダ13を制御してカセツトテ
ープより心電波形を読取り、2値化してメモリ15に出
力する読取回路、15は読取回路14よりの心電波形を
所定拍数分保持可能なメモリであり、例えば最新の記録
波形より一定拍前の心拍波形を読み出し可能に保持して
いる。
【0013】16はメモリ15より心電波形を読出し、
制御部11で指定された特徴点であるR波ピーク点等を
検出し、タイマ回路24よりの時間情報に従つてRR間
隔検出するRR間隔検出回路、17はRR間隔検出回路
16で検出されたRR間隔より早期収縮を検出する早期
収縮検出回路であり、本実施例においては、上述した方
法で早期収縮を検出する。例えば、平均RR間隔に対す
る連結期の割合である早期収縮度が所定割合以下の場合
に、早期収縮と判定し、早期収縮検出をSVPC検出回
路18に報知する。
【0014】18はSVPC検出回路であり、CPUの
指示に従い、早期収縮検出回路17よりの早期収縮検出
と、短縮度検出回路19よりの所定以上の短縮度の検出
とが共にあった時にSVPCの検出としてCPU11に
報知する。19はRR変動率算出回路20での算出RR
変動率に比し、所定以上例えば3倍以上の短縮(連結期
の前のRR間隔に対する下記式(2)に示す短縮の割合
を短縮度とする。)があった場合にその旨をSVPC検
出回路18に報知する短縮度検出回路、20はRR間隔
検出回路16よりの検出RR間隔を基に、下記式(3)
に従い、連結期より任意前の心拍について、それぞれ前
の心拍との差を出し、出した差の平均を平均RRで割っ
たものを100倍して平均RR間隔に対する変動率(隣
り合うPPの差の平均値)を算出するRR変動率算出回
路であり、算出RR変動率を短縮度検出回路19等に出
力する。
【0015】 短縮度={(RRi-1 )−(RRi )}/(NRR) …(2)
【0016】
【数1】
【0017】また、21は制御部11の制御で出力メモ
リ23にイメージ展開されている各種解析結果等をプリ
ントアウトするプリンタ、22は制御部1の制御で出力
メモリ23にイメージ展開されている各種解析結果等を
表示する表示装置、23はプリンタ21及び表示装置2
2の出力フオーマツトに従つて心電波形及び解析結果を
イメージ展開する出力メモリ、24はタイマ回路であ
る。
【0018】また図2は被検査者より心電波形をカセツ
トテープ30に記録する心電波形記録装置のブロツク図
であり、31〜33は生体表面に固定されて心電波形を
導出する生体誘導電極、41は生体誘導電極31〜33
よりの導出心電波形を増幅して書込回路42に出力する
アンプ回路、42はアンプ回路41よりの心電波形をカ
セツトテープレコーダ45に記録させる書込回路、45
は書込回路42よりのデータをカセツトテープ30に記
録するカセツトテープレコーダである。
【0019】以下、図1に示す本実施例装置の上室性期
外収縮検出制御を、図3に示すフローチヤートを参照し
て詳細に説明する。装置のカセツトテープリーダ13に
心電波形の記録されたカセツトテープ30が挿入され、
起動がかけられると、制御部11の制御は図7のステツ
プS1に進む。ステツプS1で制御部11は読取回路1
4に指示してカセツトテープリーダ13を制御し、順次
記録されている心電波形を読み出させ同時にメモリ15
内に書き込む。このメモリ15の容量は心電波形2ビー
ト分以上の容量があることが望ましい。なおこの時、読
み出した時刻情報をタイマ回路24にセツトし、記録時
と同じ計時をさせる。この読み取り処理は以後連続して
行なわれる。そして、制御部11ではこの読み取り処理
と平行して上述した心電図情報解析処理をスタートす
る。
【0020】そして、続くステツプS2でRR間隔検出
回路16を起動し、ステツプS3で早期収縮検出回路1
7、SVPC検出回路18、短縮度検出回路19及びR
R変動率算出回路20を起動する。続くステツプS4で
読み出した心電波形をプリンタ21又は表示装置22の
出力フオーマツトに従つて出力メモリ23にイメージ展
開し、ステツプS5に進む。ステツプS5では、SVP
C検出回路18がSVPCを検出したか否かを調べる。
SVPC検出回路18がSVPCを検出していない場合
にはステツプS8に進む。本実施例においては、SVP
C検出回路18は長時間心電図における早期収縮の判定
において、早期収縮検出回路17よりの平均RRに対す
る早期収縮度の検出結果のみならず、RR変動率算出回
路20で算出したRR変動率に従つた短縮度検出回路1
9よりの短縮度をも考慮してSVPCの検出か否かを判
定する。
【0021】一方、SVPC検出回路18がSVPCを
検出した場合にはステツプS5よりステツプS6に進
み、制御部11は短縮度検出回路19での短縮度等を読
み込み、心電波形の他の形態、例えば休止期や、突発性
上室頻拍(PSVT)の特徴的R−Rの解析結果、及び
R−R情報にQRS形態情報等を加味して最終的にSV
PCであるか否かを判定する。そして、最終的にSVP
Cで無いと判定した場合にはステツプS8に進む。
【0022】一方、SVPCである場合にはステツプS
7に進み、SVPCの検出とすると共に、先に出力メモ
リ23にイメージ展開している該当心電波形の近傍に当
該波形がSVPCであることを示すマークを付加する。
そしてステツプS8に進む。なお、本実施例では後述す
る図4及び図5に示す様に、該当心電波形の上部にマー
クを付加している。
【0023】ステツプS8では、カセツトテープ30に
記録された解析データが無くなつたか、あるいは不図示
の操作入力部より処理の終了が入力される等して測定処
理を終了するのか否かを調べる。処理を続行する場合に
はステツプS4に戻り、次の心電波形の出力メモリ23
への展開及び解析処理を続行する。処理の終了であれば
ステツプS9で先に起動した各回路を消勢して処理を終
了する。
【0024】以上の処理において、各回路を起動する
と、おのおのの回路に割り当てられた処理を独自に、ま
たは制御部11への割り込み処理等を利用して各回路毎
に実行する。以上説明した様に本実施例によれば、長時
間心電図等における早期収縮の判定において、早期収縮
のみならず、RR変動率をも考慮してSVPCの検出判
断を行う。
【0025】以上の処理における出力メモリ23のイメ
ージ展開例(プリンタ21、表示装置22の出力例)を
図4及び図5に示す。図4が単発性のSVPC、図5が
連発性のSVPCの検出例である。図4においてAで、
図5においてBで示すのがSVPC検出波形であり、上
部に太線マークが表示されている。そして、当該SVP
C波形を中心として一定時間毎に縦線を付しで前後の心
電波形を表示している。
【0026】図4では、1000mm毎に区切られてお
り、SVPC波形の前の連結期は図4の例では1060
mm、正常収縮のR−R間隔は1200mmとなついる。ま
た、図5においては、早期収縮が所定個数以上連続して
いる例である。この時、RR変動率算出回路20は上述
した(3)式に従い隣合うRRの差の平均値を算出し、
短縮度検出回路19はこのRR変動率を参照して短縮度
を調べ、変動率の所定倍率以上の短縮、例えば3倍以上
の短縮があるとその旨をSVPC検出回路18に報知す
る。なお、短縮度が少ない場合に、更にSVPC波形の
後の休止期の時間を計測し、この休止期の長さをも考慮
してSVPCか否かを判別することにより、非代償性休
止期を持つSVPCであっても検出でき、更に高精度で
の測定が可能となる。例えば、(連結期+休止期/正常
R−R)を計算し、所定割合以下を検知する様にすれば
よい。
【0027】即ち、本実施例においては、各回路は、心
電波形よりR=R間隔を検出し、R−R変動率(RR
V)、早期収縮度(RR%)、短縮度(dRR%)、正
常R−R間隔(NRR)をそれぞれ求め、例えば、R−
R変動率が小で変動率の3倍以上の短縮があると短縮度
検出回路19よりの検出出力がある。そして、早期収縮
検出回路17では、例えば図4の例では、早期収縮度は
上述した(1)式より、(RRi/NRR)×100%
=1060mm/1200mm×100%=88%となる。
この場合、早期収縮検出回路17では所定割合以上の8
8%の早期収縮が検出され、SVPC検出回路18及び
制御部11に報知されることになる。
【0028】以上の結果、SVPC検出回路18はSV
PCの検出を制御部11に報知する。図5のような連発
性のSVPCの場合においては、本実施例においては、
1拍目を上述の制御で早期収縮とし、次の心拍の解析時
に前心拍を調べる。そして、早期収縮検出回路17での
検出割合を調べ、この割合が所定割合以下の場合には短
縮度検出回路19での短縮が所定以上であるか否かを調
べる。所定以上でなければ心拍変動とするが、所定以上
の短縮である場合にはRR変動率算出回路20の算出R
R変動率を調べ、変動が極めて少なく、かつRR間隔検
出回路16での検出RR間隔が所定範囲(例えば心拍数
120以上)の収縮が所定心拍(例えば10心拍)以上
連続した場合にPSVT(連続性のSVPC)であると
判断する。なお、RR変動率が少なく、かつRR間隔検
出回路16での検出RR間隔が所定範囲以下でない場合
には早期収縮であると判断する。なお、PSVTは一般
にRR間隔が短いため、上述した早期収縮検出回路17
における単発性SVPC判別の場合の基準割合と比し、
低い割合とすることができる。
【0029】このように変動率を基準にした場合には、
運動や胎動等によりRR間隔が変動している場合におい
ても正確の検出できる。本実際例においては、以上のS
VPC検出回路18の検出結果に加えて、制御部11で
もSVPC検出にあたつての解析を行つている。即ち、
各回路よりの出力情報を基に、上述したPSVT判断の
他、間入性のVPC・ノイズの次のQRSを早期収縮と
誤判定しない様に、先行R−R+連結期が平均正常R−
R間隔に略等しく、且つ休止期も平均正常R−R間隔と
略等しい時には早期収縮としないこととしている。ま
た、R−R間隔が平均正常R−R間隔より所定以上空い
たような場合、例えば160%以上で且つ1.5秒以上
のような場合にはR−R延長とする。そして、このよう
な早期収縮が検出された場合、間入性VPC・ノイズの
次のQRS、R−R延長と判断したような場合には、こ
の収縮のR−R間隔は平均正常R−R間隔の更新対象か
ら外し、正確な解析結果がえられる様にしている。な
お、この間において、制御部11は心電波形のQRS形
態解析も行つており、QRS幅、QRS高さ、QRS向
き、正常QRSとの類似度のような各パラメータを設定
し、各パラメータより各QRSを例えばA:Norma
l,B:Questionable,C:abnorm
alの如くに分類し、例えば、早期収縮の判定時に、Q
RS波形解析結果がAのものをSVPCとし、解析結果
がBと判定された収縮で非代償性休止期を持つものをS
VPCとする等の判定を行なつている。
【0030】
【発明の効果】以上説明した様に本発明によれば、より
精度の高い上室性期外収縮の検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る一実施例の上室性期外収縮検出装
置のブロツク図である。
【図2】本実施例で用いる心電波形を記録する心電波形
記録装置のブロツク図である。
【図3】本実施例の上室性期外収縮検出制御を示すフロ
ーチヤートである。
【図4】本実施例の単発性の上室性期外収縮検出結果を
示す図である。
【図5】本実施例の連発性の上室性期外収縮検出結果を
示す図である。
【符号の説明】
11 制御部 12 ROM 13 カセツトテープリーダ 14 読取回路 15 メモリ 16 RR間隔検出回路 17 早期収縮検出回路 18 SVPC検出回路 19 短縮度検出回路 20 RR変動率算出回路 21 プリンタ 22 表示装置 23 出力メモリ 24 タイマ回路 30 カセツトテープ 31〜33 生体誘導電極 41 アンプ回路 42 書込回路 45 カセツトテープレコーダ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 酒井 美奈子 東京都文京区本郷2丁目35番8号 フクダ 電子株式会社本郷事業所内 (72)発明者 平野 恵一 東京都文京区本郷2丁目35番8号 フクダ 電子株式会社本郷事業所内 (72)発明者 原 正壽 神奈川県川崎市宮前区菅生2丁目16番1号 聖マリアンナ医科大学第2内科内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 測定心電波形の連結期のRR間隔の早期
    収縮を検出する早期収縮検出手段と、 測定心電波形の上記RR間隔の変動率を算出する変動率
    算出手段と、 該変動率算出手段の算出変動率に比較してRR間隔の所
    定以上の短縮を検出する短縮検出手段と、 該短縮検出手段による短縮検出と、前記早期収縮検出手
    段の早期検出とがある場合に上室性期外収縮の検出とす
    る上室性期外収縮検出手段とを備えることを特徴とする
    上室性期外収縮検出装置。
  2. 【請求項2】 早期収縮検出手段は、測定心電波形の平
    均R波−R波の間隔に対する連結期の割合が所定割合以
    下の場合に、早期収縮の検出とすることを特徴とする請
    求項1記載の上室性期外収縮検出装置。
  3. 【請求項3】 測定心電波形の連結期のRR間隔の早期
    収縮を検出する早期収縮検出工程と、 測定心電波形のRR間隔の変動率を算出し、算出変動率
    に比較してRR間隔の所定以上の短縮を検出する短縮検
    出工程と、 該短縮検出工程による短縮検出と、前記早期収縮検出工
    程の早期検出とがある場合に上室性期外収縮の検出とす
    る上室性期外収縮検出判断工程とにより、早期収縮のみ
    ならず、RR変動率を考慮して上室性期外収縮検出を行
    うことを特徴とする上室性期外収縮検出方法。
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