JPH0713143Y2 - 開閉スイッチ装置 - Google Patents

開閉スイッチ装置

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JPH0713143Y2
JPH0713143Y2 JP1990026749U JP2674990U JPH0713143Y2 JP H0713143 Y2 JPH0713143 Y2 JP H0713143Y2 JP 1990026749 U JP1990026749 U JP 1990026749U JP 2674990 U JP2674990 U JP 2674990U JP H0713143 Y2 JPH0713143 Y2 JP H0713143Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
movable contact
contact piece
fixed terminal
switch device
coil spring
Prior art date
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Application number
JP1990026749U
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JPH03118526U (ja
Inventor
勝利 川野
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電気機器等の作動用として用いられる開閉スイ
ツチ装置に関する。
[従来の技術] 電気機器等では、開閉スイツチ装置が設けられ、開閉ス
イツチ装置の操作で作動されるようになっている。
第5図及び第6図には、この種の開閉スイツチ装置の従
来構造が示されている。この構造によれば、二つの固定
端子10、12のうち一方の固定端子10に両者を電気的に開
閉する接片14が揺動自在に支持され、操作レバー16の揺
動操作で接片14を揺動させて両固定端子10、12間を電気
的に開閉できるようになっており、これによって電気機
器等の作動用として用いられるようになっている。
[考案が解決しようとする課題] しかしながら、この構造では、接片14の支持部14Aが接
片14と固定端子10との唯一の接点であるため、通電時に
接片14の支持部14Aに局部的に大電流が流れ、特に固定
端子10、12間の開閉時にアーク放電等によって接片14の
支持部14A付近が破壊し易く、通電時の耐破壊強さが低
いという問題があった。
本考案は通電時の耐破壊強さを向上できる開閉スイツチ
装置を得ることが目的である。
[課題を解決するための手段] 本考案に掛かる開閉スイツチ装置では、二つの固定端子
の一方に、操作部材を介して揺動させられて当該両固定
端子間を電気的に開閉する可動接片が揺動自在に支持し
てあり、可動接片の支持部と異なる位置で、可動接片と
可動接片支持側の固定端子とに常時弾接する導電性のコ
イルスプリングが配置してあることを特徴としている。
[作用] 上記構成の本考案によれば、操作部材を介して可動接片
が揺動され、この揺動動作で両固定端子間が電気的に開
閉される。
ここで、可動接片と可動接片支持側の固定端子とには、
可動接片の支持部と異なる位置でコイルスプリングが常
時弾接し、コイルスプリングによって可動接片が固定端
子への支持部だけでなくこの支持部と異なる部位でもそ
の固定端子と常時導通される。
したがって、可動接片と可動接片支持側の固定端子は可
動接片の支持部及びこの支持部と異なる部位の少なくと
も二ヶ所で常時導通され、両者間を流れる電流は少なく
とも二ヶ所に分散される。これにより、通電時に可動接
片と可動接片支持側の固定端子との間を流れる電流量が
低減されて通電時の耐破壊強さが向上される。
[実施例] 第1図及び第2図には、本考案が適用された開閉スイツ
チ装置30が示されている。
開閉スイツチ装置30には、ケース32が設けられ、ケース
32を介して取付パネル34に係止されて図示しない電気機
器の作動用として用いられるようになっている。なお、
取付パネル34には、取付孔34Aが形成され、この取付孔3
4Aを通してケース32が係止されるようになっている。
ケース32は合成樹脂等の絶縁体で形成されている。この
ケース32には、取付パネル32の表面側(上側)に開口す
る凹部38が形成され、この凹部38の内側に操作レバー44
が取り付けられているとともに凹部38の底壁に二個の固
定端子40、42が取り付けられている。
操作レバー44はピン48を介して凹部38の側壁に揺動可能
に軸支され、取付パネル34の表面側からの押し込み操作
でピン48回りに時計方向及びその反対方向の両方向の揺
動されるようになっている。
各固定端子40,42は凹部38の底壁に互いに離間した配置
で係止されている。各固定端子40、42は凹部38の底壁の
表裏両側に露出され、凹部38の底壁の裏側で接続コード
46と接続されている。各接続コード46は図示しない電気
機器の駆動部を介して図示しない電源と接続され、各端
子40、42が導通されたときに電気機器の駆動部に電流を
供給して電気機器を作動するようになっている。
これらの各固定端子40、42のうちの一方の固定端子40に
は、凹部38の底壁の表面側に突出する突片40Aが形成さ
れ、突片40Aの先端に略U字状に屈曲された導電性を有
する可動接片50が揺動可能に支持されている。
可動接片50は操作レバー44の揺動操作で突片40Aの先端
回りに操作レバー44の揺動方向と反対の方向に揺動さ
れ、この揺動動作で固定端子42と接離された固定端子4
0、42を電気的に開閉できるようになっている。この可
動接片50はばね材で形成され、操作レバー44の揺動中間
位置を境として操作レバー44をピン48回りに互いに反対
方向に付勢するようになっている。この付勢力を受けて
可動接片50と固定端子42とが接触する位置及び可動接片
50と固定端子42とが離間する位置の両位置に操作レバー
44が保持され、またこの付勢力に抗して操作レバー44が
押し込まれて揺動されるようになっている。
この可動接片50と一方の固定端子40との間には、固定端
子40への可動接片50の支持部50Aから離間した部位に導
電性を有する圧縮コイルスプリング52が介在されてい
る。圧縮コイルスプリング52は可動接片50の揺動動作に
追従して伸縮されて可動接片50の揺動位置に拘らず、常
時可動接片50と固定端子40とに弾接されて両者を導通す
るようになっている。
次に本実施例の作用を説明する。
開閉スイツチ装置30は操作レバー44の揺動操作で可動接
片50が揺動されて一方の固定端子42と接離され、この動
作で各固定端子40、42間が電気的に開閉されて電気機器
の作動用として用いられる。
ここで、可動接片50と固定端子40とには、可動接片50の
支持部50Aから離間した部位で圧縮コイルスプリング52
が常時弾接し、圧縮コイルスプリング52によって可動接
片50が支持部50Aだけでなくこの支持部50Aから離間した
部位でも固定端子40と常時導通される。
したがって、可動接片50と固定端子40は二ヶ所で常時導
通され、通電時に両者間を流れる電流は二ヶ所に分散さ
れる。これにより、通電時に可動接片50と固定端子40と
の間を流れる電流量が低減されて通電時の耐破壊強さが
向上される。
なお、上記実施例では略U字状の可動接片50を用いた
が、第3図及び第4図に示される如く平板レバー状の可
動接片62を用いるようにしてもよい。
また、可動接片50と固定端子40との間に圧縮コイルスプ
リング52を設けたが、可動接片50の支持部50Aと異なる
位置で可動接片50と固定端子40とに常時弾接する構成で
あれば、他のコイルスプリングを用いるようにしてもよ
い。
また、コイルスプリングは複数個設けるようにしてもよ
く、この場合には可動接片50と固定端子40とが三ヶ所以
上で常時導通されて通電時に両者間を流れる電流が三ヶ
所以上に分散されることとなり、通電時の耐破壊強さが
より向上される。
[考案の効果] 以上説明した如く、本考案に係る開閉スイツチ装置で
は、二つの固定端子の一方に、操作部材を介して揺動さ
せられて当該両固定端子間を電気的に開閉する可動接片
が揺動自在に支持してあり、可動接片の支持部と異なる
位置で、可動接片と可動接片支持側の固定端子とに常時
弾接する導電性のコイルスプリングが配置してあるの
で、可動接片と可動接片支持側の固定端子がコイルスプ
リングにより可動接片の支持部及びこの支持部と異なる
部位の少なくとも二ヶ所で常時導通されて両者間を流れ
る電流が少なくとも二ヶ所に分散され、これにより通電
時に可動接片と可動接片支持側の固定端子との間を流れ
る電流量が低減されて通電時の耐破壊強さが向上される
という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本考案が適用された開閉スイツチ装
置を示し、第1図は断面図、第2図は作動を第1図に対
応して示した断面図、第3図及び第4図はそれぞれ他の
実施例を第1図及び第2図に対応して示した断面図、第
5図は従来の電気スイツチの構造を示す断面図、第6図
は第5図の作動を示す断面図である。 30……開閉スイツチ装置、40……固定端子、42……固定
端子、50……可動接片、52……圧縮コイルスプリング
(コイルスプリング)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】二つの固定端子の一方に、操作部材を介し
    て揺動させられて当該両固定端子間を電気的に開閉する
    可動接片が揺動自在に支持してあり、 上記可動接片の支持部と異なる位置で、上記可動接片と
    上記可動接片支持側の固定端子とに常時弾接する導電性
    のコイルスプリングが配置してある ことを特徴とする開閉スイツチ装置。
JP1990026749U 1990-03-16 1990-03-16 開閉スイッチ装置 Expired - Lifetime JPH0713143Y2 (ja)

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JP1990026749U JPH0713143Y2 (ja) 1990-03-16 1990-03-16 開閉スイッチ装置

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JPH03118526U JPH03118526U (ja) 1991-12-06
JPH0713143Y2 true JPH0713143Y2 (ja) 1995-03-29

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101284824B1 (ko) * 2012-10-23 2013-07-10 주식회사 디에스이 시소유지판이 구성된 판스프링 구조의 시소스위치

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JPS61149237U (ja) * 1985-03-07 1986-09-13

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KR101284824B1 (ko) * 2012-10-23 2013-07-10 주식회사 디에스이 시소유지판이 구성된 판스프링 구조의 시소스위치

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