JPH071303A - 鋏研磨装置 - Google Patents

鋏研磨装置

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JPH071303A
JPH071303A JP3347150A JP34715091A JPH071303A JP H071303 A JPH071303 A JP H071303A JP 3347150 A JP3347150 A JP 3347150A JP 34715091 A JP34715091 A JP 34715091A JP H071303 A JPH071303 A JP H071303A
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ピー.ビッグリアノ ロバート
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、鋏の刃面を簡単迅速にかつ正確に
研磨することができる鋏研磨装置を提供することを目的
とする。 【構成】 鋏のブレードを磁石の磁力とばね力とにより
支持するようにしたもの。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の研磨部材
を用いたタイプの鋏研磨装置に関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】この種の
従来の鋏研磨装置は、ディスクへの噛み込みが生じる傾
向があり、鋏がディスク面に平行に位置したときには使
用者は無理に物理的操作を行うことができないという事
態が生じることがあった。しかも、エッジ研ぎ角度の調
整が困難であり、その結果、鋏の刃(以下ブレード)が
えぐり出されたり、扇形状になったり、その他好ましく
ない溝が形成されたりした。鋏の把手の重量が不均一で
あるために、鋏と回転ディスクとの間に加えられた力の
大きさを微妙にコントロールする必要があるが、従来の
鋏研磨装置にとって困難なことは、かかる状況を考慮で
きないことにある。このように、従来のディスク型鋏研
磨装置に加えられる力は、鋏の薄さやジオメトリ、その
他の設定上の要因だけでなく、操作者の技術や習熟に大
きく関係していた。そして、適当にコントロールしない
と、鋏ブレードがえぐり出されたり、扇形状になったり
するという欠点があった。
【0003】本発明の目的は、上述した従来技術の欠点
を解消することができるディスク型鋏研磨装置を提供す
ることにある。
【0004】本発明の他の目的は、砥粒による成形を最
小限にし、砥粒を除去することができる鋏研磨装置を提
供することにある。
【0005】本発明のさらに他の目的は、鋏の把手の重
量が不均一でもこれを相殺することができる鋏研磨装置
を提供することにある。
【0006】本発明のさらに他の目的は、鋏の大きさや
形状に拘らず効果的に使用できる鋏研磨装置を提供する
ことにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、研磨面を有す
る1つの鉄磁性ディスクと、この鉄磁性ディスクを回転
するためのモータと、前記研磨面に対しある固定角度で
鋏ブレードを位置づけるための磁性案内手段とを有する
鋏ブレードを研磨する鋏研磨装置であって、前記磁性案
内手段は、前記鋏ブレードの平担面にほぼ直角でかつ前
記研磨面に平行な軸を有する磁極を備えた磁石を有し、
かつ前記研磨面と接触した前記鋏ブレードを支持するよ
うに前記研磨面と並設されるとともに僅かに離間され、
磁流を前記磁石から前記鋏ブレード及び前記鉄磁性ディ
スクを通って前記磁石の背面側まで流すことにより前記
鋏ブレードと研磨面との接触を維持するようにしたこと
を特徴とする鋏研磨装置である。
【0008】また、本発明は、カバーと、このカバー内
に研磨ステーションを有する切断部と、このカバー内を
伸延しかつ研磨ステーションから露呈したディスクと、
このディスク上の研磨面と、前記ディスクを回転するた
めの前記カバー内のモータと、鋏ブレードの切断面が前
記研磨面と接触したとき鋏ブレードを支持ための前記研
磨ステーション内の案内部と、この案内部に対し鋏ブレ
ードを押し付ける前記案内部上に設けられた機械的保持
装置とを有し、前記機械的保持装置は、ヒンジ部分によ
って互いに連結された上部リーフばねと下部リーフばね
とを有するU字状のばねであり、前記リーフばねの1つ
は前記鋏ブレードに対し加圧するように設けられ、かつ
前記リーフばねの他方の自由端は、前記ディスクから離
間して設けられた前記ヒンジと固定的に取付けられてい
る鋏研磨装置である。
【0009】
【作用】本発明によれば、鋏研磨装置は、研磨面を有す
るディスク型回転研磨手段を備えており、この研磨面は
鋏ブレードを研磨するために鉄の磁性面上に支持されて
いる。磁性案内部は、鋏ブレードを研磨面の主要面に対
して固定された角度に位置せしめるように設けられてい
る。この磁性案内部は、磁極が鋏ブレードの平坦面に対
してほぼ垂直でかつ主要な研磨面に対してほぼ平行に伸
びる磁石を有している。
【0010】本発明の好ましい実施例では、研磨部材の
研磨面は、回転軸に対して垂直な平坦面よりも、むしろ
円錐形の断面となるように形成されている。
【0011】また、本発明の好ましい形態では、案内部
はばね保持装置を有し、このばね保持装置は円錐形状の
ディスクと磁性案内部と関連して、鋏ブレードを効果的
に位置決めして支持する。これにより、研磨部材のシャ
フトに対してほとんど垂直に鋏ブレードを保持する必要
がなくなる。
【0012】
【実施例】以下、本発明に係る鋏研磨装置の一実施例を
説明する。
【0013】正しく評価できるように、本発明は、操作
が便利で広い分野で異なる鋏を用いるときに、従来の鋏
研磨装置の欠点を解消することができる。
【0014】本発明は、鋏ブレード端や刃面が研磨ディ
スク面に対して角度が固定されるように用いられるディ
スク型研磨装置を前提にしている。ディスク型部材の研
磨面は、従来の研磨装置に比べ、回転軸に対して傾斜し
て設けられている。このように、研磨面を回転軸に対し
て全く直角、すなわち90度でなく、研磨面が回転軸に
対してほぼ80〜85度の角度をなすように構成されて
いる。鋏は、研磨面のワーキングエリアが鋏ブレードの
平坦面に対して72〜88度の角度をなすように、適当
な角度をもって保持される。この様に用いられる研磨面
によれば、研磨ホイール、傾斜エッジディスク研磨装置
および矩形動研磨装置に比べ、以下のような種々の利点
を有している。
【0015】a)本発明の研磨ディスクあるいは研磨部
材は、鋏の刃面を横切って研磨部材をあらゆる方向、す
なわち鋏の刃面方向、鋏の刃面から離間する方向、ある
いは鋏の刃面に平行に同時に動かす。かかる特徴によっ
て、全くの矩形動に比べて、砥粒による成形を最小限に
し、砥粒の除去が可能となる。
【0016】b)鋏ブレードに対する特有の磁性案内部
とばね保持部を有する本発明の鋏ブレードの位置決めお
よび保持システムが同時に用いられるディスクにより、
鋏ブレードの刃面をディスクを保持するシャフトに対し
て全く直角に保持する必要がなく、しかも、研磨時に±
5度程度の範囲以上に鋏ブレードを回転させることがで
きる。これにより、鋏ブレードを極めて正確に配置する
必要がなくなり、また、研磨ディスク面に対して鋏ブレ
ードの刃面を固定することができ、したがって実質的に
ディスクの外縁により生じる刃面のえぐり出しを防止す
ることができる。 本発明のディスク研磨装置は、傾斜
面の研磨ディスクや特有の接触する精密な鋏の案内部を
用いた従来のディスク研磨装置の欠点を解消することが
できる。案内部とディスクとの間には静止状態で2.5
4mm(0.1インチ)以下の隙間を設けることが好ま
しい。案内部は鋏を予め決められた位置に正確に保持す
ることができ、鋏ブレードの断面形状、薄さ、形状ある
いは輪郭に拘らず、ディスクの主要面に対して鋏の角度
を固定することができる。案内部はディスクに接触して
おり、また、この案内面が研磨ラインに近接したディス
ク面に沿って、かつ交差して伸延しているので、案内部
は極めて好適に鋏を保持し、短い鋏の刃面でも極めて精
密に研磨することができる。鋏は案内部によって十分堅
固に、かつ相対的な鋏/ディスクの研磨角度が研磨され
る刃面の長手方向に沿って一定状態で維持されるように
保持されなければならない。この案内部は磁石タイプに
より構成することが好ましい。本発明の他の形態ととも
にこの案内部は、従来のディスクが有していた噛み込み
傾向を防止したり、ディスク面に対して平行に位置せし
めたときに生じる物理的な鋏の制御不可状態を除去し
て、鋏ブレードがえぐり出されたり、扇形状になった
り、その他好ましくない溝が形成されたりすることを防
止するように協働する。
【0017】磁性案内部は、所定の角度をもった平坦な
磁性案内面を有しており、研磨面を横切って、この研磨
面とともに交差直線を形成する。磁性案内部は、N極と
S極の磁性面を有し、この磁性面は実質的に上述した交
差直線に平行となっている。鋏ブレードが摺動する磁性
案内面は、磁性案内面の端部が研磨面から2.54mm
(0.1インチ)以下、好ましくは約0.762mm
(0.030インチ)の間隔をおいて研磨面に接触する
ように伸延する。金属質の研磨面に形成される合成磁場
によって安定した力が発生し、この力は、鋏を下面に保
持するだけでなく、鋏ブレードを研磨ディスクに押し当
てて接触させ、ついでこの接触状態を維持する。これ
は、磁束による実質的な吸引力が鋏ブレードを通過して
ディスクに向い、磁極に至るからである。好ましい実施
例の磁性手段には、特殊な形状をした鉄の磁性板を用い
ており、その形状は、全てのあるいは殆どの磁石面を被
覆するようになっている。そして、この磁石面は、磁極
プレートが鋏ブレードに近接する磁極に向かって伸びる
磁極面の間を磁石の側面に沿って伸延し、隣接する磁極
面あるいはこの磁極面から0.0254〜1.524m
m(0.001〜0.060インチ)程度の距離まで至
るように鋏ブレードから距離をおいている。外形形状に
おいては、側面の延長部がテーパ形状に形成されてお
り、この形状は、該延長部が、研磨ディスクに近接する
位置で隣接する磁極に接近するように設けられ、さらに
特徴的には研磨ディスクから離れた位置で磁極に接近す
るようにテーパ形状に形成されている。さらに、鋏ブレ
ードを研磨しているときに磁場は研磨破片を研磨面から
除去する。したがって、米国特許第4,627,194
号に開示されたナイフ研磨装置に類似する手法により、
研磨負荷が除去されることになる。 磁性案内部の保持
作用に加えて、鋏の把手の不均一な重量をさらに相殺す
るために、必要とあらば機械的なばね機構が用いられて
おり、これにより鋏ブレードを磁性案内部に接触させて
おく力を付加することができる。この機械的なばね機構
は、101.6〜304.8mm(4〜12インチ)の
いかなる輪郭、長さの鋏ブレードにも適合することがで
きる点に特徴がある。大きな鋏ブレードに対して実演さ
れる優れた研磨の実行や改良された鋏の刃面は、かかる
磁石とばねという特有の組み合わせにより、鋏ブレード
を安定させかつダイアモンド研磨に支えられている鋏の
刃面に適当な力を与えることになる。軽量鋏について
は、軽量鋏を研磨ディスクに近接した位置に保持するた
めに、ばねの形状や加わる力の位置が変更される。
【0018】外形形状においては、機械的ばね機構は2
つのU字状ばねを有し、例えば、上部のばね片は、右端
が研磨装置のボディに取り付けられ、左端が厚さが可変
の樹脂部分に連結されている。この樹脂部分は、ヒンジ
の機能を有し、U字状の強固なアーチに形成されてい
る。この具体例の下部のばねの右端は研磨ディスクに近
接している。本発明の特有な点は種々のサイズの鋏につ
いて適用されている。長さが101.6mm(4イン
チ)程度である軽量な鋏に対しては、鋏ブレードの小さ
な断面が下部のばね片を研磨ディスクに近接した位置に
偏向させ、したがって、下部リーフばねの支点として作
用する厚さが可変の樹脂ヒンジによって、その全くの長
さを越えて下部リーフばねを曲げる。代表的な構成は、
下部リーフばねの材料が0.635〜0.889mm
(0.025〜0.035インチ)のデルリン(Del
rin)樹脂であり、研磨ディスクにおける下部リーフ
ばねの長さが先端から19.05mm(0.75イン
チ)で、厚さがほぼ2.032mm(0.080イン
チ)の可変の樹脂ヒンジである。このような状況下、案
内部に対する小さな鋏を保持するばね力は56.7〜2
26.8g(2〜8オンス)の範囲である。長さが30
4.8mm(12インチ)以上の大きな鋏に対しては、
鋏ブレードの大きな断面が下部リーフばねの偏向点を支
点の方向、例えば、厚さが可変の樹脂ヒンジの方向に移
動させる。ばねは、かかる環境下において、支点の動作
が、押付け力を上部リーフばねによって大きな鋏ブレー
ドに対して増加させながら、上部リーフばねを折り曲げ
るように設計されている。上部リーフばねの支点は、リ
ーフばねが鋏研磨装置のボディに取り付けられている点
である。代表的な構成は、上部リーフばねの材料が0.
635〜1.27mm(0.025〜0.050イン
チ)のデルリン樹脂であり、厚さが可変の樹脂ヒンジか
ら連結点までの上部リーフばねの長さが12.7mm
(0.5インチ)である。かかる状況下において、案内
部に対する大きな鋏を保持するばね力は、226.8〜
453.6g(8〜16オンス)の範囲である。上部お
よび下部リーフばねの厚さと有効長さは、種々の種類の
鋏に適用するために、好ましい実施例において有効に活
用される。ここで述べた値は、開示された目的のみのも
のである。ばねは、もちろん適当な金属によって形成さ
れ得る。
【0019】ディスク型研ぎ器を用いてえぐり出しや波
打ちが発生するのは、鋏と回転ディスクとの間に加えら
れる力の大きさをコントロールすることが充分にできな
くなるためである。上述のように、従来のディスク型研
ぎ器において加えられる前記力は、作業者の技術や技
量、鋏の厚さや大きさ、そして他の設計要素によって大
きな影響を受ける。これを除去するために本発明にあっ
ては、鋏の把手は、鋏ブレードが案内部の表面により形
成された案内面上に載置されるように、作業者により位
置決めされるようになっており、前記案内部は好ましく
は磁石により形成され、鋏ブレードはその刃面が回転デ
ィスクに接触するまで回転ディスクに向けて下方に移動
され、最適に設定された付勢力に抗してディスクをある
距離だけ移動し、それから、もしも作業者がそれ以上押
し込むと、ディスクの外周面に、この外周面の間近であ
るが接触しない最適位置に隣接して配置された2つの停
止部に対して、端部はしっかりと載置されることにな
る。これらの停止部は、鋏ブレードがディスクを押圧
し、かつ回転するディスクの平均的平面に対してほぼ平
行に刃面を強制的に配置するように鋏ブレードがそれ以
上移動するのを規制する。移動中におけるディスク表面
の平均的平面は、その休止位置における平面に平行とな
った状態を維持する。ディスクの移動範囲は、その休止
位置におけるディスク表面の位置、加えられる手の力、
前記停止部の位置によって決定される。停止部は鋏ブレ
ードの刃面に対してのみ作用し、この刃面はディスクの
表面にも接触する。このような停止部を横切るように、
鋏ブレードの刃面が移動されるようになっており、この
停止部を使用することにより、研磨がなされている刃面
を正確に位置決めし、刃面を破損させることはない。デ
ィスクの表面に隣接して配置された案内部を用いかつ刃
面にのみ作用する停止部を用いることによって、鋏の厚
さと鋏の鋏ブレードの傾斜面の湾曲度によって生じる誤
差を発生させることなく、研ぎ角度が正確に維持され
る。
【0020】好適な実施例においては、ディスクは、所
定のモータのアマチュアの軸に取付けられており、例え
ば、ばね部材あるいはアマチュアに作用するモータの磁
気等の手段によって、ディスクは案内部に向けて付勢さ
れている。ディスクの移動を規制するために付加的に規
制手段が設けられており、これにより、その休止位置に
おいて、鋏ブレードが除去されると、ディスクの表面は
鋏ブレードの磁性案内部の間近に隣接されるが、接触し
ない位置となる。ひとたび、鋏がディスクに接触してこ
れを側方に動かし、刃面が停止部に載置されるようにな
ると、刃面に対して研磨ディスク面より加えられる力
が、ディスクに対して直接的及び間接的に作用する付勢
手段の一定な力によって、設定される。この方式によ
り、ディスクは、研磨がなされている間の刃面に対し
て、常に“弾発力が付勢”された状態となる。ディスク
がモータのアマチュアの軸にきつく取付けられている場
合には、モータはそのアマチュアが側方に連続的に充分
に移動するように設けられ、休止位置と、停止部に対し
て載置された刃面の位置により設定される移動位置との
間でディスクが側方に移動するようことになる。
【0021】この好適な実施例においては、モータのア
マチュアと軸は、これにしっかりと研磨用ディスクが取
付けられており、アマチュアの回転中心線をアマチュア
の磁力中心からディスクに向かう方向にオフセットする
ことにより機械的に移動されることになる。この構造の
場合には、モータ内にシャフトの端部に位置され得る機
械的規制面に対してアマチュアを保持するか、あるい
は、鋏ブレード用の磁性案内部に隣接しているが接触し
ないように研磨用ディスクを位置決めする磁性の付勢力
が形成される。このアマチュアの磁性付勢力は、鋏ブレ
ード用磁性案内部との組合わせにより作用し、非常に円
滑であって、鋏ブレードの刃面に対する一定の研磨作用
をもたらす特異な結合力を助長することになる。鋏ブレ
ードが鋏ブレード用磁性案内部に載置され、強磁性の研
磨ディスクに向けて移動されたときに、前記結合力は、
鋏ブレードに作用する。鋏ブレードは、磁石に載置され
て強磁性の板として作用し、磁石の磁場を集中し、鋏ブ
レードが研磨ディスクに向けて移動するに従って、研磨
ディスクを介して、下側の(固定された)強磁性の板
(磁石の底部の上)に対して磁気サーキットを構成す
る。これにより、鋏ブレードを研磨ディスクに引き寄せ
る磁力が発生することになる。これらの力は、作業者が
鋏ブレードの刃面を研磨ディスクに接触させるようにす
る際の助けとなる。作業者により鋏ブレードが横方向に
移動するに従って、鋏ブレードは、ディスクを機械的に
設定されたその休止位置から移動させ、使用者は鋏ブレ
ードが所定の停止部材に当接されるまでアマチュアの磁
力に抗してディスクを動かすのに要する力を加える。
【0022】アマチュアの磁力は、通常入手される典型
的なモータでは、約0〜28.35g(0〜1.0ポン
ド)程度の範囲に設定され、更にいくつかのモータで
は、アマチュアの磁力中心からアマチュアの回転中心ま
での1.27〜3.81mm(0.050から0.15
0インチ)のオフセットでほぼ一定となっている。
【0023】他の形態では、ディスクを駆動するアマチ
ュアは、研磨ディスクが鋏ブレードの磁性案内部に対し
て接近するが接触しないようになるように、モータの磁
力中心を自由に調心するように回転中心を“フローティ
ング”状態にするようにしても良い。ある種の鋏のため
には、磁石と鋏ブレードとにより一方に形成される磁界
と、“フローティング状態”のアマチュアに他方に形成
される磁界との間における特異な力関係の一部または全
部の利点をもたらすようにしても良い。この発明の場合
における特異な利点は、鋏ブレードの刃面に対する強磁
性の研磨ディスクの接触力が、磁石と鋏の鋏ブレードと
により形成される力が“フローティング状態”のアマチ
ュアに作用する磁界に対向することになるので、接触の
瞬間で非常に小さくなるということである。鋏ブレード
が研磨ディスクに接触するように移動すると、アマチュ
アの軸に設けられたディスクは、アマチュアの位置をそ
の磁力中心にとどめるように移動することになることで
ある。換言すれば、アマチュアの磁力は、方向を変え、
鋏ブレードの移動に応じて同一の方向に働き始める。デ
ィスクが移動するに従って、鋏ブレードが磁石の引き付
け力によって保持されるので、ディスクは鋏ブレードを
移動することになる。このような特異な構造の効果は、
この研磨力が接触初期には非常に小さく、鋏ブレードの
刃面が所定の停止部に係合するときに最大となるまで徐
々に増加することである。典型的な設計では、鋏ブレー
ドをディスクに引き付けると共にそこに鋏ブレードを保
持する磁力は、ディスク移動量が1.524〜2.54
mm(0.060〜0.100インチ)に対して14.
175g(0.5ポンド)にまで増加する程度の低い摩
擦にすることができる。このように、本発明は、鋏ブレ
ードを研磨ディスクに引き付けると共に、同時に刃面に
対してディスクの研磨力を規制するいくつかの特異な手
段を有しており、たとえ不馴れな作業者が使用しても、
非常に円滑かつ正確な刃面を形成することができる。
【0024】他の形態においては、ディスクに対して所
定の付勢力を加えるために、ディスクの反対側のアマチ
ュアの軸の端部にリーフばねが用いられている。このリ
ーフばねは、ディスクの背面を直接押圧するように設け
ても良く、ディスクを支持するための軸に沿う他の部分
に設けるようにしても良い。このばね力は、ばねの変位
に応じてほぼ一定にできるし、不均一となるようにして
も良い。
【0025】これと同じような付勢力の作用を得るため
には、多くの機械的構成がある。例えば、ディスクに向
かう方向に付勢するばね部材によってモータが移動され
るように、モータを装着することが可能である。同様
に、ディスクを、分割された軸に装着して、モータの軸
から歯車やベルト等の手段により駆動するようにしても
良く、その場合には、ばね部材によって、ディスクの背
面、あるいは分割された軸に直接付勢力が作用されるよ
うにする。刃面に作用する停止部は、いろいろなサイズ
や、専門家用ないし家庭用の種々の鋏に対して適用させ
るために必要なデイスクの自由な移動の範囲を最小にす
る。
【0026】種々の厚みの鋏ブレードに対して使用する
ために、研磨がなされているときの鋏ブレードの刃面の
力を制御することは、鋏用ホルダーが固定側のディスク
から正確に移動するようにすることによって達成され
る。この例においては、ディスクは固定状態となってお
り、ディスクはその回転軸に沿う方向において側方には
自由に移動しない。この場合には、ばね部材や他の付勢
手段がホルダーに対して作用するようになっており、固
定側のディスクに向かう方向にホルダーは押圧されるこ
とになる。しかしながら、休止位置においては、ホルダ
ーは鋏ブレードから離れ、ディスクに接近するが、接触
しないようになる。
【0027】研磨がなされているときには、付勢力を制
御するための手段に拘らず、研ぎ角度(ここでは、研磨
ディスクの主平面に対する鋏ブレードの表面における案
内部の平面によって形成される角度と定義される)を大
きく変化させることなく、そして、鋏ブレードの厚み、
幅、あるいは長さに関係なく、ディスクあるいはホルダ
ーの必要な移動が達成されるということが重要である。
ディスクの表面とホルダーとのいずれも、これらの相対
離反距離が変化するに応じて、傾斜しないようにするこ
とである。例えば、ディスクが可動する場合には、研磨
ディスクの平均平面は、ディスクの側方への動きに、休
止位置におけるディスクの主平面に対して平行を維持す
る必要がある。
【0028】研磨の過程で鋏が過熱しないようにするた
めの保護として、研磨のための動力としては適当である
が、もしも鋏ブレードが不注意でディスクに食い込まれ
たり入り込んで鋏ブレードに好ましくない損傷を引き起
さない程度の大きさの動力を有するモータを使用するこ
とが望ましい。鋏に伝達される力を決定するディスクの
直径と、速度と回転部分の質量は、前記力とディスクに
より鋏ブレードに加えられる動的エネルギーに影響を与
える。ディスク直径を25.4〜76.2mm(1〜3
インチ)に設定し、回転トルクが0.648cm・kg
(9インチ−オンス)の程度のモータを使用すると、最
適に作動し、鋏ブレードを損傷するという危険がなくな
る。このように設定されたディスク直径は、一般的に、
刃面に沿って均一な研ぎを得るために、研磨エネルギー
を鋏ブレードの所定の長さに対して最適な接触領域をも
たらす。他の直径のディスクに対しては、最適なモータ
を選択することにより使用することができる。この力、
トルク、及びディスクに加えられるエネルギーを制御す
るための他の手段としては、摩擦クラッチが使用されて
も良い。
【0029】図1から図3は、一例として、この発明の
特徴が具体化された研磨ディスク型の研磨器の好適な形
態を示す。ハウジングつまり箱体60内の基板には、モ
ータ22が装着され、このモータの主軸右側は、これに
固着された研磨ディスク23つまり研ぎ部材を有してい
る。このディスク23は、ばね機構25を有する樹脂製
のカバー24によって囲まれており、このばね機構は左
側に突出し、かつ下方に折れ曲っており、終了端は磁石
表面26の部分でディスクの研磨面の真正面にまで達し
ている。
【0030】この磁石表面26に配置され、研磨ディス
ク23に向けて動かされた鋏ブレード27(図3参照)
によって、ばね機構25の下部リーフばね28は、鋏ブ
レードの上側形状に追従して持ち上げられる。このよう
にして、磁石表面26に直角な力が、磁石表面26に対
して鋏ブレードを保持する下部リーフばね8によって加
えられる。鋏ブレードの刃面が研磨ディスク23に接触
するに従って、モータのアマチュア30(図1参照)に
よって発生された付勢力に抗して、鋏ブレードの刃面が
樹脂製のカバー24の中に組込まれた停止部(図4参
照)に接触するまで、刃面は研磨ディスク23を右側に
移動させる。鋏ブレード27は磁石表面に載置され、デ
ィスク表面に平行となって接触した状態での研磨作用に
より刃面29が形成される。鋏ブレード27と強磁性の
研磨面が被覆されたディスク23と磁石の基板31とに
よって、鋏ブレードとディクス間における引き付け力を
発生するように磁気サーキットが形成される。前述した
付勢力はまた、研磨ディスクを鋏ブレード刃面に対して
保持するばね力によっても得られる。
【0031】磁石33に対向して樹脂製のカバー24の
一部に一体となった停止部32は、研磨ディスク23の
方向における鋏ブレードの刃面の直角方向の動きを規制
するように確実に機能し、これと磁石表面26の角度と
によって、磁石中の研磨ディスク23に対する刃面の位
置が確実に設定される。停止部32は、垂直な刃面にの
み作用する。停止部として作用する部分がカバー24の
垂直面の位置に設けられ、これにより、垂直な刃面が停
止部32として設けられたこれらの位置でカバー24に
対向したときに、刃面の面が研磨ディスクの主平面に対
して平行となる。この停止作用は、カバー24から独立
した停止部を設けかつ位置させることによっても得られ
るが、少なくとも、停止部32はディスクホルダの外周
面に接近しているが、接触しないようにする必要があ
る。停止部32がカバーから独立した部材によって作ら
れているのであれば、それを、高い平滑度を有する樹
脂、マルテンサイト鋼のような金属、鋼製のローラ等の
ような多種の材料のいずれかによって作ることができ、
更には、研磨部材が塗布されたものも同様に使用するこ
とができ、この場合には、停止部の表面上を刃面が移動
するにともなって、バリを除去し、刃面を軽く研磨する
ことになる。
【0032】図3は磁石案内部とばね機構を断面として
示しており、これは鋏ブレード用の案内面を形成する磁
石手段33と、鋏ブレードを磁石表面26上にしっかり
保持するための力を付勢する下部リーフばね28とを有
している。この案内面上で規制される鋏ブレードの角度
は、剛体製の磁石手段33によってディスクの平均的な
平面に対して設定される。磁石手段33は上側のN極と
下側のS極を有し、この磁石の極性軸は研磨ディスク2
3に対して(25度程度までの角度で)平行状態となっ
ており、磁石の端部はディスクに極めて接近している。
磁気サーキットは磁石表面26のN極面に極めて接近し
て配置される鋏ブレード27と、研磨部材が被覆された
強磁性ディスク23と、磁石表面26のS極表面に取付
けられた強磁性体製の基板31とによって形成される。
例えば、米国特許第4,716,689号に記載された
磁気サーキットに比して、鋏ブレードは磁石として上側
の強磁性板を構成し、この磁気サーキットの目的は、鋏
ブレードの刃面に向けてディスクを引き付けるか、ある
いは鋏ブレードをディスクに向けて引き付ける磁力を増
加することである。ブレードは鋏ブレード内の磁束を集
中してそれをディスクに向ける上側極用の強磁性板を形
成する。ディスクは磁気サーキットの境界部となるが、
これに対して上記引用特許においては、鋏ブレードが載
置されたときに鋏ブレードは磁界を短絡し、磁束が研磨
ディスクをほとんど貫通しない。したがって、鋏ブレー
ドの刃面が停止部32に対してしっかりと接触し、刃面
に対する研磨ディスクの力は一定となり、図1に示され
るように磁界の中心線34とモータアマチュアの中心線
35とのオフセット量によって作用する磁束あるいは上
述したばね部材によって設定される。磁極は、勿論、こ
の実施例とは逆の極性に設定することができる。
【0033】研磨部材が被覆された金属製のディスク
と、モータアマチュアの中心軸作用によって形成される
力とが組合わされた磁石構造によって、鋏ブレードと研
磨部材との間の円滑なる接触が得られる。鋏ブレードが
磁石手段の平面を移動するに従って、鋏ブレードはディ
スクに向かって引き付けられ、もしディスクが自由にそ
の軸方向に移動できるならば、ディスクはモータアマチ
ュアを芯出しすることになる磁界に抗して作用する鋏ブ
レードに向けて移動することになる。
【0034】磁石と一方のディスクとの間で作られた相
対的な磁力と、他方のアマチュアの変位とにより、ディ
スクと鋏ブレードとの間の力は、ディスクと鋏ブレード
とを一緒に移動させるようにそれらの接触を瞬時に低下
させることができる。これは、ユーザーにより種々の力
が加えられても波打ったり粗くすることなく、鋏ブレー
ドとディスクとの間を瞬時に接触してスムーズな研磨作
用を提供するという利点がある。
【0035】図3,4の機械的なばね機構25は、上部
リーフばね21と、より肉厚の樹脂製ヒンジ36により
一体的に連結されている下部リーフばね28を有してい
る。この機械的なばね機構は、鋏を研磨することに関連
するように、磁性体33の表面に直角に生じる単なる磁
力の改良である。鋏は、鋏の把手が研磨装置の軸から数
インチ離れているので、重量的にアンバランスとなって
いる。このように磁石に対する垂直な力は、典型的に利
用されている小さな永久磁石より大きなものでなければ
ならない。本発明の相対的配置によれば、機械的なばね
機構25(図4)は、結合する垂直な保持を抑制する力
を生じさせるために磁石手段33との関連で作用する。
磁石手段33によって作られた垂直力は、図3,4に示
すように、磁性体基板31の両側を研ぐことにより鋏ブ
レード27における刃面の研磨面で集中されるように構
成され得る。機械的なばね機構により加わった力は、鋏
ブレード27の大きさと輪郭形状に従って鋏の鋏ブレー
ド27に分散される。図3は、機械的なばね機構25の
下部リーフばね28が小型の鋏が研磨されるときに逸さ
れる状態を示している。図4は、肉厚の鋏ブレードであ
るとき、上部リーフばね21と下部リーフばね28の両
方が連結ヒンジ36を介して逃される状態を示してい
る。連結ヒンジ36は、下部リーフばね28や上部リー
フばね21より厚く、小型の鋏が下部リーフばね28に
直面するとき連結ヒンジ36は支点として作用する。一
方、大きな鋏ブレードが下部リーフばねに直面すると
き、レバーアームは、非常に短くなり(かつ曲らな
い)、これにより樹脂製カバー24に連結される点37
で上部ヒンジに加わる力が減じられる。この場合におい
て、連結ヒンジ36は、単に力を下部リーフばね28か
ら上部リーフばね21に伝達するのみである。
【0036】図5,6は、ばね機構25の変形例を示し
ている。ここでは、好ましくは、商標名ポロンのような
高密度の弾性発泡剤で作られた緩衝部材19が上部リー
フばね21と下部リーフばね28との間に設けられてい
る。
【0037】図8は、研磨ディスク23の好ましい実施
例を示している。図8は、モータ軸を有する鋏研磨装置
の正面図であり、モータ軸は垂直になるように示され、
研磨ディスク面は前記軸に対して80〜88度の範囲の
角度φで傾斜されている。このような配置では、傾斜し
た研磨ディスク面は前記軸の軸芯を軸芯とする円錐状で
ある。もし、鋏ブレードが前記円錐状の軸に平行な面内
で円錐面に交差し、また前記軸の軸心から変位されれ
ば、交差は放物線状となる。本発明では、鋏ブレードは
研磨面の軸に対し15〜20度傾斜した平面内にあり、
かつ約15.24〜17.78mm(0.6〜0.7イ
ンチ)まで前記軸の軸心から変位され、そして前記交差
(前記研磨面を横切る鋏ブレードの経路)は、惰円状の
断面である。他の場合では、前記研磨ディスクの面を横
切る鋏ブレードの経路は、鋏ブレードがその平面でロッ
クされるとき、接触エリアを板が研磨する結果となる。
【0038】鋏研磨時における本発明の傾斜面の特徴の
利点は、図1の磁性案内面26の平面で鋏ブレードの動
作に見ることができる。鋏ブレードは研磨装置を通って
引張られるので、図7,8に示すように、ユーザーは鋏
ブレード27をロックする傾向がある。図8に示すよう
に、本発明の傾斜面の場合では、鋏ブレード27が右停
止部32の周りでロックされるので、研磨ディスク面
は、鋏ブレードの方に移動され、これにより平板状研磨
面39が鋏ブレード27の刃面の研磨面に表われる。こ
の方法では、ユーザーが研磨装置を通って鋏ブレードを
引張る方法が不正確であっても、スムーズな研磨が得ら
れる。
【0039】一方、図7に示すように、垂直の研磨面2
3Aの場合には、鋏ブレード27が右停止部32の周り
でロックされるので、研磨ディスクが鋏ブレードの方に
移動すると、研磨ディスク端40が鋏ブレード27の刃
面の研磨面に当る。この場合には、酷いえぐりだしG
は、刃面の研磨面で行なわれ、その結果、酷いギザギザ
や粗い刃面の29Aとなる。
【0040】図1〜4と8で述られた全ての特徴は、不
慣れで専門的でない人によってもスムーズで、高精度
で、広く色々な鋏の刃面を与えることができる。図9A
〜9Dは、本発明によって達成される種々の鋏の断面を
示している。
【0041】図1,2は、鋏とナイフが主な方法で異な
ることを示し、ナイフを研ぐときも鋏を研ぐときも共に
利用できる最新の装置をも改良していることを示してい
る。把手41によってアンバランスとなる鋏も、鋏研磨
装置の軸から数インチ離れて位置される。この離間は、
機械的なばね機構25によってカウンターバランスさ
れ、これにより磁力案内平面の面26と接触している鋏
ブレード27を保持する。他の主な相違は、まっすぐな
把手から図1,2に示すような曲った把手まで色々な把
手の形状の鋏も使用できることである。本発明の特徴
は、これまで記載された所定の外形の実施例、つまりま
っすぐな把手から曲った把手まですべての鋏に適用さ
れ、あらゆる改良を提供することである。
【0042】図1は、2つの磁力案内手段と2つの研磨
面を示している。本発明では、第1の磁力案内手段は、
モータ軸の軸心に対し5〜20度の間のある角度を有す
る鋏ブレードの平担面を有する第1研磨面に近接した鋏
ブレードに位置し、第2の磁力案内手段は、第1の磁力
案内手段より2〜5度大きな角度で第2研磨面に近接し
た鋏ブレードに位置している。
【0043】研磨段階における重要なエリアにおける鋏
研磨装置の外形は、図2に見ることができる。これには
2つのステーション42と43がある。図2は、精研磨
ステーション43における研磨位置での鋏45を示して
いる。これら鋏は、曲り把手タイプのものであり、曲り
把手の囲まれた角度は、典型的なもので140〜150
度である。ステーション43と44の外形は、鋏46の
「ニップ」が、曲げ把手が研磨ディスク23の左部で典
型的な15.875mm(5/8インチ)となるような
位置47でステーション44の邪魔する前で、かつ曲げ
鋏ブレードが研磨ディスク端49の右部で典型的な9.
525mm(3/8インチ)〜12.75mm(1/2
インチ)となるような位置48でステーション43の邪
魔する前は、研磨ディスク端49の3.175mm(1
/8インチ)の範囲内でなければならない。鋏研磨装置
は、右も左もともに適用されなければならないため、こ
の輪郭は、鋏研磨装置の中心線について対称でなければ
ならない。
【0044】図1は、鋏ブレード52が研磨されるてい
る間、「フリー」鋏ブレード53の底面の平面51がス
テーション43に示されている。把手の衝突ポイント4
7と鋏ブレードの衝突ポイント48は、ここに記載され
ている各研磨ディスク49と23からある距離以上離れ
た平面51で区画された領域である。
【0045】好ましくは、研磨装置は、各ディスク上の
研磨の砥粒の大きさ以外は実質的に理想的な2つのステ
ーション43,44を有することである。ある砥粒の大
きさは、プレ研磨用であり、他の砥粒の大きさは、精研
磨用のものである。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
研磨面を有するディスク型回転研磨手段を備え、研磨面
が鋏ブレードを研磨するために磁性面上に支持されてい
るので、鋏ブレードは所定角度で固定される。また、鋏
ブレードはばね保持装置により支持されているので、鋏
ブレードを効果的に位置決めして支持し、研磨部材の軸
に対してほとんど垂直に鋏ブレードを保持する必要がな
く、鋏の刃面を簡単迅速にかつ正確に研磨することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】は、本発明の鋏研磨装置の部分横断面図、
【図2】は、図1に示す本発明の鋏研磨装置の透視平面
図、
【図3】は、図1および2に示す本発明の鋏研磨装置の
研磨部に鋏を設けた状態を示す横断面図、
【図4】は、図1に相当する部分横断面図であって図1
とは異なる操作状態を示す図、
【図5】は、他の実施例を示す図であって図4に相当す
る横断面図、
【図6】は、図5の平面図、
【図7】は、従来の鋏研磨装置を示す平面図、
【図8】は、本発明に対する研磨部材を示す図であって
図7に相当する平面図、
【図9】は、本発明の鋏研磨装置によって研磨される鋏
の状況変化を示す図である。
【符号の説明】
21,28…ばね部材、 22…モータ、2
3…研磨ディスク、 24…カバー、26
…磁石、 27…鋏ブレード、3
0…アマチュア、 33…磁性案内手
段、43,44…ステーション、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ダニエル ディー.フライエル アメリカ合衆国 デラウェア州 19807 グリーンビル ウィンドウォード ロード (番地なし)

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 研磨面を有する1つの鉄磁性ディスク
    と、この鉄磁性ディスクを回転するためのモータと、前
    記研磨面に対しある固定角度で鋏ブレードを位置づける
    ための磁性案内手段とを有する鋏ブレードを研磨する鋏
    研磨装置であって、前記磁性案内手段は、前記鋏ブレー
    ドの平担面にほぼ直角でかつ前記研磨面に平行な軸を有
    する磁極を備えた磁石を有し、かつ前記研磨面と接触し
    た前記鋏ブレードを支持するように前記研磨面と並設さ
    れるとともに僅かに離間され、磁流を前記磁石から前記
    鋏ブレード及び前記鉄磁性ディスクを通って前記磁石の
    背面側まで流すことにより前記鋏ブレードと研磨面との
    接触を維持するようにしたことを特徴とする鋏研磨装
    置。
  2. 【請求項2】 前記磁性案内手段は、自身が第2の磁
    極プレートを構成しかつ鋏ブレードに近接した第2磁極
    の磁束を集中させる可動の磁極プレートである鋏ブレー
    ドを有する鋏から離間した第1磁極の磁束を集中させる
    第1鉄磁極プレートを有する請求項1に記載の鋏研磨装
    置。
  3. 【請求項3】 前記磁性案内手段の軸は、前記研磨面
    に対して平行から30度まで傾斜した請求項2に記載の
    鋏研磨装置。
  4. 【請求項4】 前記磁極プレートは、前記第2磁極の
    方向で前記磁石の両側に沿って伸延された平坦部の延長
    部として前記第1磁極の平面と平行でかつ接触する下部
    平担部として形成された第1鉄磁極ピースを有する請求
    項3に記載の鋏研磨装置。
  5. 【請求項5】 前記第1鉄磁極ピースの延長部は、前
    記研磨面からより大きく離間した点で前記第2磁極から
    離間し、かつ前記研磨面により近接した点で第2磁極に
    より近づくように前記第1磁極ピースを運ぶためにテー
    パが付けられた請求項4に記載の鋏研磨装置。
  6. 【請求項6】 前記磁性案内手段は、第1磁性案内手
    段、前記研磨面からなる第1研磨面、前記第1磁性案内
    手段とは異なる角度で前記鋏ブレードを位置づける第2
    磁性案内手段、前記研磨面の研磨砥粒より粗い砥粒を含
    む第2研磨面とからなる請求項1に記載の鋏研磨装置。
  7. 【請求項7】 前記第1磁性案内手段は、モータ軸の
    軸芯に対する角度が5度と20度との間で、第1研磨面
    に近接した鋏ブレードの平担面を位置づけ、かつ前記第
    2磁性案内手段は、前記第1研磨面の角度より2度〜5
    度大きな角度で前記第2研磨面に近接する鋏ブレードを
    位置づけるようにした請求項6に記載の鋏研磨装置。
  8. 【請求項8】 前記磁流は、前記研磨面から離れた鋏
    を移動するに要求される適当な力に対し十分大きな力を
    持って前記研磨面の方向に鋏ブレードを引寄せるため、
    前記研磨面に近接するとますます大きな磁束を生じるよ
    うにした請求項5に記載の鋏研磨装置。
  9. 【請求項9】 機械的締付け手段は、前記鋏ブレード
    の頂部に接触しかつ前記磁性案内手段の案内面に対し鋏
    ブレードを保持するための力を適用するリーフばね部材
    を有する請求項1に記載の鋏研磨装置。
  10. 【請求項10】 前記ディスクの面は、モータ軸の軸
    心に対して傾斜し、前記モータ軸の軸心に対して円錐状
    に形成され、前記鋏ブレードとの交差が前記円錐体の軸
    に傾斜して存在し、交差の線が惰円を構成するように形
    成されるようにした請求項1に記載の鋏研磨装置。
  11. 【請求項11】 粗研磨位置と精研磨位置で曲った把
    手の鋏に対し隙間を提供するような輪郭を有し、かつ前
    記輪郭が左把手と右把手の鋏に適用し得るように中心線
    の周りで対称となるようにした粗研磨部と精研磨部とを
    有する請求項1に記載の鋏研磨装置。
  12. 【請求項12】 前記モータは、モータアマチュアに
    よって回転駆動される軸に取付けられた研磨面を備えた
    ディスクを回転し、前記モータアマチュアはモータの磁
    力を磁石のニュートラルポジションで保持し、軸又はア
    マチュアをニュートラルポジションから変位するように
    前記軸又は前記研磨面に外部力を適用するようにするこ
    とによって、前記モータアマチュアが保持された軸の軸
    線方向にその軸に沿って移動することが自由とされた請
    求項1に記載の鋏研磨装置。
  13. 【請求項13】 前記ニュートラルポジションから変
    位されるモータアマチュアは、前記モータアマチュアと
    モータ軸とを機械的基準面に対向するように保持するバ
    イアス力を生じさせ、停止位置から前記研磨面を変位さ
    せるための力よりも大きな外部力を要求するようにした
    請求項12に記載の鋏研磨装置。
  14. 【請求項14】 カバーと、このカバー内に研磨ステ
    ーションを有する切断部と、このカバー内を伸延しかつ
    研磨ステーションから露呈したディスクと、このディス
    ク上の研磨面と、前記ディスクを回転するための前記カ
    バー内のモータと、鋏ブレードの切断面が前記研磨面と
    接触したとき鋏ブレードを支持ための前記研磨ステーシ
    ョン内の案内部と、この案内部に対し鋏ブレードを押し
    付ける前記案内部上に設けられた機械的保持装置とを有
    し、前記機械的保持装置は、ヒンジ部分によって互いに
    連結された上部リーフばねと下部リーフばねとを有する
    U字状のばねであり、前記リーフの1つは前記鋏ブレー
    ドに対し加圧するように設けられ、かつ前記リーフの他
    方の自由端は、前記ディスクから離間して設けられた前
    記ヒンジと固定的に取付けられている鋏研磨装置。
  15. 【請求項15】 前記案内部は、磁性案内部である請
    求項14に記載の鋏研磨装置。
  16. 【請求項16】 前記ヒンジは、上部リーフばねと下
    部リーフばねより肉厚である請求項14に記載の鋏研磨
    装置。
  17. 【請求項17】 前記上部リーフばねと下部リーフば
    ねとの間に緩衝部材を有する請求項16に記載の鋏研磨
    装置。
  18. 【請求項18】 前記研磨面は、円錐状をしたセグメ
    ントである請求項14に記載の鋏研磨装置。
  19. 【請求項19】 前記カバー内の一対の研磨ステーシ
    ョンを有し、各研磨ステーションは、研磨面を備え回転
    的に取付けられたディスクを有し、前記各研磨面上には
    それぞれ異なる砥粒を有し、一方の研磨面には粗い研磨
    用の砥粒が使用され、他方の研磨面には精研磨用の砥粒
    が使用されている請求項14に記載の鋏研磨装置。
  20. 【請求項20】 前記ディスクは、前記案内部に向っ
    てディスクを付勢する横方向からのバイアス手段内に設
    けられた請求項14に記載の鋏研磨装置。
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