JPH07129277A - 計算機システムの環境維持装置 - Google Patents

計算機システムの環境維持装置

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JPH07129277A
JPH07129277A JP5275788A JP27578893A JPH07129277A JP H07129277 A JPH07129277 A JP H07129277A JP 5275788 A JP5275788 A JP 5275788A JP 27578893 A JP27578893 A JP 27578893A JP H07129277 A JPH07129277 A JP H07129277A
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 計算機システムの稼働環境を維持する空調設
備等の付帯設備と計算機システムとを統合して運用する
環境維持装置に関し、上記付帯設備を効果的に運用し、
省電力化、省力化が図れる環境維持装置を提供すること
を目的としている。 【構成】 複数の計算機システム2iと、上記計算機シ
ステム2i毎に設けられる付帯設備4iと、環境制御装
置3と、これらを集中制御する統合運用支援装置1とを
有する環境維持装置であって、統合運用支援装置1は、
付帯設備4iを、各計算機システム2i毎に対応付けて
登録した設備情報登録手段5、及び稼働に際して、設備
情報登録手段5から当該計算機システム2iに対応する
付帯設備4iを読出し、この付帯設備4iを稼働させる
指示を上記環境制御装置3に与える一方、当該計算機シ
ステム2iに対して電源投入の指示を与える運用計画手
段6を有する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、計算機システムの稼働
環境を維持する空調設備等の付帯設備と計算機システム
とを統合して運用する環境維持装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、電子計算機センター等において、
設置される計算機システムが大規模化し、このため複数
の計算機システムを用いて業務を処理する場合が多くな
っている。これに伴い、計算機室における計算機システ
ムの稼働環境を維持する空調設備、各種センサ等の付帯
設備も大規模化し、またその設備内容も複数化してい
る。
【0003】このような状況にあって、計算機システム
の設置場所の環境維持に関しては、ビル監視システム或
いは各計算機室単位に稼働する室単位型付帯設備が提供
されており、これらの装置を用いて計算機システムの稼
働とは別に、複数の計算機システムが設置されている計
算機室単位で付帯設備の運用が行われていた。
【0004】また計算機システムの大規模化に伴い、複
数の計算機システムを用いて分散処理が行われている。
この場合設置面積の関係上、各計算機システムを別々の
計算機室に設置する構成、または一部の計算機システム
を遠隔地に設置する構成がとられている。このような構
成下にあっては、各計算機システム同士或いは遠隔地に
ある計算機システムと互いに連携して運転を行う必要が
ある。
【0005】このように連携運転を行う場合には、各計
算機室における付帯設備の運用に際しては、計算機シス
テムが設置されている計算機室の付帯設備を常時動作状
態にしておく方法、或いは全ての付帯設備を一括して運
転する方法、または各計算機室に操作員を待機させてお
き、これらの操作員からの指示に基づいて人的に付帯設
備を運転する方法等が用いられていた。
【0006】また計算機室における防災対策として、計
算機室の環境を監視する付帯設備から火事或いは漏水等
の環境異常が検出された場合、計算機システムを保護す
るため全計算機システムの緊急停止等を行い、このため
当該環境異常と直接関係のない計算機システムも同時に
停止させていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】さて、上記従来のビル
監視システム或いは室単位型付帯設備においては、ビル
或いは計算機室を単位として環境維持に係る空調等を整
えるものであるため、個々の計算機システムの運転に合
わせた個別の環境維持を実施することが困難であった。
【0008】このため、複数の計算機システムを自動的
に稼働させるような場合、上記従来の環境制御にあって
は、特定の計算機システムの稼働に際して必要とされて
いる付帯設備とそうでない付帯設備との区別ができない
ため、予め全ての付帯設備を一括して運用していた。こ
の結果、不必要な付帯設備も同時に運転されるため電力
消費等の無駄を生じることとなり、また常に操作員を待
機させ、計算機システムの稼働に合わせてその都度付帯
設備を操作して運転を行わなければならないといった問
題があった。
【0009】本発明は上記問題点に鑑みてなされたもの
であり、計算機システムの稼働環境を維持する空調設備
等の付帯設備を効果的に運用し、省電力化、省力化が図
れる環境維持装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】以上の技術的課題を解決
するため、第1の発明に係る計算機システムの環境維持
装置は図1に示すように、互いに分散設置されている複
数の計算機システム2i(i=1,〜n)と、上記計算
機システム2i毎に設けられ、計算機システム2iの稼
働環境を維持する空調設備及び温度センサ等からなる付
帯設備4i(i=1,〜n)と、これら付帯設備4iの
運用を制御する環境制御装置3と、上記計算機システム
2i、及び環境制御装置3下の付帯設備4iを監視し、
これらを集中制御する統合運用支援装置1とを有する計
算機システムの環境維持装置であって、上記統合運用支
援装置1は、上記計算機システム2iの稼働に必要な付
帯設備4iを、各計算機システム2i毎に対応付けて登
録した設備情報登録手段5、及び計算機システム2iを
稼働させるに際して、設備情報登録手段5から当該計算
機システム2iに対応する付帯設備4iを読出し、この
付帯設備4iを稼働させる指示を上記環境制御装置3に
与える一方、当該計算機システム2iに対して電源投入
の指示を与える運用計画手段6を有する構成である。
【0011】また第2の発明に係る環境維持装置は図2
に示すように、上記統合運用支援装置1に、計算機シス
テム2i毎の稼働時刻が登録されたカレンダ手段7、及
び時刻を監視すると共に上記カレンダ手段7で規定され
た計算機システム2iの稼働時刻に至った時には、その
旨を上記運用計画手段6に伝え計算機システム2iを稼
働させる運転スケジュール手段8を設けた構成である。
【0012】第3の発明に係る環境維持装置は図3に示
すように、上記各付帯設備4i(i=1,〜n)毎に環
境制御装置3i(i=1,〜n)を設けた構成である。
第4の発明に係る環境維持装置は図2に示すように、上
記運用計画手段6に、計算機システム2iを稼働させる
に際して、設備情報登録手段5から当該計算機システム
2iに対応する付帯設備4iを読出すと共に、当該計算
機システム2iに対応しない付帯設備4nで未稼働のも
のを読出し、付帯設備4i及び付帯設備4nの両者を稼
働させる指示を上記環境制御装置3に与える台数管理手
段6aを設けた構成である。
【0013】第5の発明に係る環境維持装置は図2に示
すように、上記運用計画手段6に、計算機システム2i
に対応する付帯設備4i内の一部の設備に異常がある場
合には、当該計算機システム2iに対応しない付帯設備
4nで未稼働の同一設備を読出し、この同一設備を付帯
設備4iの代替として稼働させる代替処理手段6aを設
けた構成である。
【0014】第6の発明に係る環境維持装置は図2に示
すように、上記統合運用支援装置1に、計算機システム
2iを稼働させるために必要な付帯設備4iの運転台数
を規定した閾値台数が登録された閾値情報登録手段9を
設け、これに規定された範囲内で付帯設備4iの運転台
数を求める構成である。
【0015】
【作用】上記第1の発明に係る環境維持装置の作用を説
明する。ここでは便宜上2台の計算機システム21 ,2
2 からなる環境維持装置を例に説明する。まず計算機シ
ステム21 を稼働させるに際して、運用計画手段6は設
備情報登録手段5から当該計算機システム21 に対応す
る付帯設備41 を読出し、これら付帯設備41 を稼働さ
せる指示を上記環境制御装置3に与える。
【0016】そして、指示を受けた上記環境制御装置3
はその管理下にある空調設備及び温度センサ等の付帯設
備41 の運転を開始させる。一方各付帯設備41 の運転
の開始に伴い、運用計画手段6は計算機システム21
対して電源投入の指示を与え計算機システム21 の稼働
を開始させる。この際、例えば各付帯設備41 の運転の
開始が正常に完了するのを待ち、この完了の旨の通知を
受けてから計算機システム21 を稼働させることもでき
る。
【0017】これにより、計算機システム21 及びこれ
に対応する付帯設備41 は他の付帯設備4iとは独立し
て稼働し、計算機システム22 及びこれに対応する付帯
設備42 は稼働しない。同様に、計算機システム22
稼働させる場合には、上記計算機システム21 の場合と
同様にして付帯設備42 を運転させこれに伴って計算機
システム22 を稼働させる。また、計算機システム21
及び計算機システム2 1 を連携して稼働させる場合は、
運用計画手段6から同時に上記付帯設備41 及び付帯設
備42 の稼働の指示を与え、これに伴って計算機システ
ム21 及び計算機システム22 を連携して稼働させれば
よい。
【0018】また第2の発明に係る環境維持装置は、上
記統合運用支援装置1に設けられた運転スケジュール手
段8において時刻を監視し、自動的に計算機システムを
運転させるものである。これは、運転スケジュール手段
8において時刻を監視しつつ、その時刻が上記カレンダ
手段7で規定された計算機システム2iの稼働時刻に至
った時には、その旨を上記運用計画手段6に伝える。
【0019】すると通知を受けた運用計画手段6では上
記と同様にして付帯設備4iを運転させ、これに伴い計
算機システム2iの稼働を開始させる。このカレンダ手
段7には計算機システム2i毎の稼働時刻が登録されて
いるので、計算機システム2i単位の稼働が可能であ
る。また、複数の計算機システム2iを連携させる場合
には、それらの稼働時刻を同時刻として登録しておけば
よい。
【0020】第3の発明に係る環境維持装置は、上記付
帯設備4i毎に環境制御装置3iを設けた構成であるか
ら、計算機システム2i、付帯設備4i及びこれに付随
する環境制御装置3を単位として、複数の計算機システ
ム2iを上記単位毎に別地域に分散して配置する構成が
とれる。そして、上記統合運用支援装置1からはこれら
広域に分散した、計算機システム2i、付帯設備4i及
び環境制御装置3の運用を集中的に支援しその運転を開
始させる。
【0021】第4の発明に係る環境維持装置は、例えば
同一計算機室に複数(ここでは便宜上2台で説明する)
の計算機システム21 ,22 及びそれらの付帯設備
1 ,4 2 が設置されている場合等に用いられものであ
る。計算機システム21 を稼働させる場合、台数管理手
段6aにおいて設備情報登録手段5から当該計算機シス
テム21 に対応する付帯設備41 を読出すと共に、当該
計算機システム21 に対応しない付帯設備42 で未稼働
のものを読出す。
【0022】そしてこれら付帯設備41 及び付帯設備4
2 の両者を稼働させる指示を上記環境制御装置3に与え
る。したがってこの場合には、例えば付帯設備41 に係
る空調設備及び付帯設備42 に係る空調設備の両者が計
算機システム21 の稼働環境維持のために運転される。
【0023】第5の発明に係る環境維持装置について
も、上記第4の発明と同様に同一計算機室に複数(ここ
では便宜上2台で説明する)の計算機システム21 ,2
2 及びそれらの付帯設備41 ,42 が設置されている場
合に用いられものである。そして、例えば代替処理手段
6aにおいて、計算機システム21 の稼働中或いは稼働
前にこれに対応する付帯設備41 の一部の設備の例えば
空調設備に異常が発見された場合には、当該計算機シス
テム21 に対応しない付帯設備42 の内から未稼働の空
調設備を読出す。
【0024】そしてこの付帯設備42 の内の空調設備を
運転させる指示を上記環境制御装置3に与え、異常が発
見された空調設備に代えて付帯設備42 下の空調設備を
稼働させる。したがってこの場合には、付帯設備42
係る空調設備の運転により、計算機システム21 は稼働
が継続できる。
【0025】第6の発明に係る環境維持装置は、閾値情
報登録手段9で規定された閾値内の範囲で付帯設備41
の運転台数の管理が行えるので、例えば温度等の稼働環
境に応じて付帯設備41 の運転台数を最小限に縮小する
ことができる。また、付帯設備41 の一部の例えば空調
設備に異常が発見された場合に、これと代替できる空調
設備が付帯設備42 から確保できない場合であっても、
当該付帯設備41 の残りの空調設備の台数が閾値内であ
れば、計算機システム21 の稼働を継続することができ
る。
【0026】
【実施例】以下本発明に係る計算機システムの環境維持
装置の第1の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図4は、本体電子計算機及び磁気ディスク・印刷装置等
の周辺装置で構成される計算機システムA12及び計算
機システムB22、これらの稼働環境を整える付帯設備
A14,B24、環境制御装置A13,B23及び全体
の運用を支援する統合運用支援装置11等からなる環境
維持装置の構成を示したものである。これらの計算機シ
ステムA12及び計算機システムB22は互いに分散し
て設置されており、この分散の形態としては、両者が同
じ計算機室内に分散して配置される場合、また一方が別
フロアの計算機室或いは遠隔地に分散して配置される場
合がある。
【0027】上記計算機システムA12の運転環境下に
は、計算機システムA12の稼働環境を維持する付帯設
備A14として空調設備14a(他に水冷冷却設備等を
有す)、CVCF(定電圧定周波電源装置)等の電源設
備14cおよび各種センサ14b(温湿度センサ、煙セ
ンサ、地震センサ及び漏水センサなど)等からなる付帯
設備A14と、これら付帯設備A14の運転制御・監視
を行う環境制御装置A13が設けられている。一方、計
算機システムB22の運転環境下には、計算機システム
B22の稼働環境を維持する空調設備24a、電源設備
24cおよび各種センサ24b等の付帯設備B24と、
これら付帯設備B24の運転制御・監視を行う環境制御
装置B23とが設けられている。
【0028】さらに、上記環境制御装置A13,B23
は統合運用支援装置11に接続され、この統合運用支援
装置11からの指示に基づいて各環境制御装置A13,
B23はそれぞれの管理下にある付帯設備A14の運転
制御・監視を行う。
【0029】図7に示すように統合運用支援装置11に
は計算機システムA12,B22及び環境制御装置A1
3,B23が接続され、一方、統合運用支援装置11は
各種装置の運用情況の表示及び計算機システムに対する
電源投入等の操作を行うパネル61、同様に操作員によ
る計算機システムの稼働の開始及び停止等の入力及び計
算機システムの電源状態の監視等を行うコンソール62
を有する他、記憶部32等が設けられるディスク装置6
3等を有している。
【0030】上記統合運用支援装置11は、図4に示す
ように、各種情報が登録された記憶部32、時計部3
7、電源部40及びCPU(中央処理装置)を中心に構
成され制御プログラムに基づいて機能する制御部31を
有し、さらに、計算機システムA12に対する電源制御
の送信を行う電源インタフェース部38a及びIPL
(初期プログラムロード)等の指示の送信を行う制御イ
ンタフェース部38bを有している。
【0031】図5は、上記記憶部32及び制御部31の
詳細を示したものである。この記憶部32には、計算機
システムとこれの稼働に必要な付帯設備を対応付けた情
報が登録された設備情報登録部35、及びこれに付随し
て、各付帯設備の閾値台数が登録された閾値情報登録部
35aが設けられている。また記憶部32には、計算機
システム毎の運転時刻(年月日曜日、稼働開始時刻、及
び稼働終了時刻等)が登録されたカレンダ部36が設け
られている。
【0032】図6は上記設備情報登録部35及び閾値情
報登録部35aの具体的な内容を示すものであり、この
設備情報登録部35には計算機システムA12,B22
毎の付帯設備の情報(環境設備情報)が登録され、また
閾値情報登録部35aには、計算機システムA12,B
22の稼働に際して必要な付帯設備の最小台数及び運用
可能な最大台数が規定されている。ここで、付帯設備の
閾値台数として、空調設備及び温湿度センサは最小限1
台の運転が必要であるとし、その他の設備或いはセンサ
等については0台としている。このため、空調設備は少
なくとも1台確保できれば計算機システムの運転が可能
となり、また電源設備(CVCF等)が0台の場合は安
定化されない通常の電源が計算機システムに供給される
ことになる。
【0033】一方、上記制御部31には付帯設備を稼働
させ又計算機システムに対して電源投入の指示を与える
運用計画部33、及び時計部37を監視し計算機システ
ムの稼働時刻に至った時には、その旨を運用計画部33
に伝える運転スケジュール部34を有している。
【0034】また統合運用支援装置11は、計算機シス
テム毎或いは全システムの一括電源投入が可能である。
全システムの一括電源投入は、操作パネル61或いは内
蔵カレンダ機構(運転スケジュール部34,カレンダ部
36)等によって起動される。一括電源投入が起動され
ると、まず統合運用支援装置11自身の電源が投入さ
れ、続いてあらかじめ定義された電源投入順序に従っ
て、順次、各計算機システムに電源投入が指示される。
一方コンソール62からも計算機システム単位の電源投
入等が可能である。
【0035】さらに、この統合運用支援装置11は計算
機システムA12,B22の運転スケジュール機能を有
している。これは運転スケジュール部34において行わ
れ、時計部37の時刻を監視すると共に、毎日の計算機
システムA12,B22の稼働時刻が登録されたカレン
ダ部36を参照し、稼働開始の時刻に達すれば運用計画
部33に対して計算機システムA12,B22の稼働を
開始すべき指示を行う。
【0036】上記環境制御装置A13は図4に示すよう
に、この装置の全体を制御すると共に統合運用支援装置
11からの指示に基づいて付帯設備A14を運用させる
制御部41と、付帯設備A14に対する指示応答の伝送
制御を行う電源インタフェース部42、空調インタフェ
ース部43及びセンサインタフェース部44を有してい
る。同様に、環境制御装置B23は制御部51、電源イ
ンタフェース部52、空調インタフェース部53及びセ
ンサインタフェース部54を有している。
【0037】図8は環境制御装置A13(B23)のハ
ード構成を示したものである。この環境制御装置A13
は、統合運用支援装置11との通信を行うSCCI70
(システム制御インタフェース)、停電時の場合の補助
電源としてのBAT71(バッテリ)及び各種の付帯設
備14a,14b,14c,遠方表示盤14d等を接続
するコネクタ73,端子74を有している。また、環境
制御装置A13の操作に際しては装置管理のためにIC
カード72が使用される。
【0038】ここで図9のフローチャートに基づいて、
上記第1の実施例に係る計算機システムの環境維持装置
の動作を説明する。計算機システムの稼働開始にあたっ
て、統合運用支援装置11に設けられた運転スケジュー
ル部36からの稼働開始の指示、または操作員のコンソ
ール38からの操作入力による稼働開始指示等により、
計算機システムA12の運転を行うことを統合運用支援
装置11が認識する(ステップS11)。自動運転時に
は上記運転スケジュール部36が機能し、この場合運転
スケジュール部33は、時計部37における時刻を監視
すると共にその時刻がカレンダ部36で規定されている
計算機システムA12の運転開始時刻に至ったかどうか
を判断し、開始時刻に至った時には、稼働開始の旨を運
用計画部33に伝える。
【0039】すると運用計画部33は設備情報登録部3
5から環境設備情報(計算機、環境制御装置、付帯設備
等の接続関係を示す情報)を読み出して運用形態を確認
し、これに規定される付帯設備A14を稼働させるべく
環境制御装置13に対して指示を行う(ステップS1
2)。
【0040】上記統合運用支援装置11からの指示に基
づき、環境制御装置13は付帯設備A14に対して運用
開始を指示する(ステップS13)。これにより、電源
設備14c、空調設備14a(空調設備1,2,3号
機)、各種センサ14bその他水冷冷却設備等の個々の
付帯設備A14は運用を開始する(ステップS14)。
これらの付帯設備A14の運転が正常に開始されると、
この後環境制御装置A13は統合運用支援装置11に対
して付帯設備準備完了の通知を送り(ステップS1
5)、計算機システムA12の運転が可能である旨を知
らせる。
【0041】一方統合運用支援装置11は、環境制御装
置13から設備準備完了の通知を受信すれば、計算機シ
ステムA12の運転を開始すべく電源インタフェース部
38aを介して計算機システムA12に対して電源投入
の指示を与える(ステップS16)。計算機システムA
12の電源投入が正常に完了すればその旨が統合運用支
援装置11のパネル61及びコンソール62に表示され
る(ステップS17)。計算機システムA12の電源投
入後は、コンソール62からの操作入力により、制御イ
ンタフェース部38bを介して計算機システムA12に
対してIPL(初期プログラムロード)、システムのハ
ードリセット、ソフトリセット及びダンプ(記憶装置の
内容を複写)等の指示を行い、また計算機システムA1
2に対して業務処理の開始を指示することができる。
【0042】このように、計算機システムA12の運転
開始にあたっては、運転を停止している計算機システム
B22に関連する付帯設備B24は稼働することはな
く、各計算機システムA12,B22単位での環境維持
が行える。また業後、計算機システムA12の稼働がカ
レンダ部36に登録された終了時刻に至った時には、運
転スケジュール部34は電源インタフェース部38aを
介して電源オフの指示を計算機システムA12に与えて
運転を停止させる。このとき、停電等の理由により統合
運用支援装置11が機能できない場合には、環境制御装
置A13から所定の操作入力を行い環境制御装置A13
の制御部41に設けられた電源オフ機能を用いて直接計
算機システムA12に電源オフの指示を与えて電源を落
とすことができる。
【0043】なお、上記実施例1は計算機システムA1
2の運転に関するものであるが、計算機システムB22
の運転を行う場合も同様であり、この場合には環境制御
装置B23及び、付帯設備B24を機能させることで、
同等の制御が行える。また、計算機システムA12及び
計算機システムB22の両者の同時運転を行う場合に
も、同様にして環境制御装置A13,B23、及び付帯
設備A14,B24を機能させることで、両計算機シス
テムの運転が行える。
【0044】さらに、計算機システムB22及び環境制
御装置B23が遠隔地或いは別フロアに設置されている
場合であっても、統合運用支援装置11からの集中指示
により環境制御装置A13,B23、及び付帯設備A1
4,B24を機能させ、同時に計算機システムA12及
び計算機システムB22の両計算機システムの運転が行
える。この場合には、計算機システムA12及び計算機
システムB22が同時に稼働され、コンソール62から
の操作入力により、計算機システムA12及び計算機シ
ステムA12に対してIPLさらには業務処理の開始を
指示して、遠隔地に分散された計算機システムA12及
び計算機システムB22同士を連携運転させることがで
きる。
【0045】次に、第2の実施例について説明する。こ
の実施例における環境維持装置の基本的構成は第1の実
施例と同様であるが、これに加えて統合運用支援装置1
1の運用計画部33に、温度センサ等からの情報に基づ
いて付帯設備の台数を増減する台数管理部33aが設け
られている。これにより、第2の実施例では短時間また
は所定時間内に計算機システムA12に関する環境を整
え、計算機システムA12を稼働させるものである。
【0046】ここで、図10のフローチャートに基づい
て第2実施例の動作を説明する。運転に際して、統合運
用支援装置11に設けられた運転スケジュール部34か
らの稼働開始の指示、または操作員のコンソール38か
らの操作入力による稼働開始指示等により、計算機シス
テムA12の運転を行うことを統合運用支援装置11が
認識する(ステップS21)。すると統合運用支援装置
11は、装置自身が保持している図6に示す環境設備情
報(計算機、環境制御装置、付帯設備等の接続関係を示
す情報)を設備情報登録部35から読み出して運用形態
を確認し、これに規定される付帯設備A14を稼働させ
るべく環境制御装置A13に対して指示を行う(ステッ
プS22)。
【0047】一方統合運用支援装置11からの指示によ
り、環境制御装置A13は付帯設備A14の運用を開始
させ(ステップS23)、これにより電源設備14c、
空調設備14a(空調設備1,2,3号機)及び各種セ
ンサ14b等の付帯設備A14は運用を開始する(ステ
ップS24)。
【0048】その後、運用を開始した各種センサ14b
から、現在の環境状況が環境制御装置A13を介して統
合運用支援装置11に通知される(ステップS25)。
この通知された環境情況に基づき、統合運用支援装置1
1に設けられた台数管理部33aでは設備情報登録部3
5に登録された環境設備情報を解析し、また閾値情報登
録部35aに規定される閾値台数の範囲内において、制
御する付帯設備A14の適切な台数を求める(ステップ
S26)。
【0049】上記台数管理部33aでは、例えば短時間
で環境を整える場合、温度センサからの通知に基づく温
度が稼働環境条件(例えば、15度維持)と温度差があ
るとき、通常は空調設備14aを3台(空調設備1,
2,3号機)使用するところを環境設備情報で他の設備
(計算機システムB22用)として定義されている空調
設備24a(空調設備4,5,6号機)を流用する。こ
のようにして、他の設備のものとして登録されている空
調設備24aと閾値情報登録部35aで規定されている
最大6台迄の運転台数の条件から、空調設備を6台に増
やして空調を行うことで短時間で温度の調整を行う。
【0050】また所定時間(例えば1時間以内)に環境
を整える場合、台数管理部33aでは、温度センサから
の通知に基づく温度が稼働環境条件(例えば、15度維
持)から低い温度の場合、通常は空調機3台使用すると
ころを他の設備として定義されている空調設備24aと
閾値情報登録部35aで規定される最大台数の条件か
ら、空調設備を追加して6台に増やして運転し、また、
高い温度の場合、空調機3台使用するところを2台に削
減して運転を行うことで、決められた時間で効率的に温
度調整を完了させるものである。
【0051】続いて、上記台数管理部33aで求めた付
帯設備A14を管理する環境制御装置A13或いは環境
制御装置B23に対して、追加する付帯設備A14(空
調設備等)の稼働或いは削減する付帯設備A14(空調
設備等)の停止を指示する(ステップS27,S28,
S29)。統合運用支援装置11からの指示に基づき、
環境制御装置A13,B23はそれぞれ該当する付帯設
備A14,B24に対して運用開始或いは運用停止を指
示する(ステップS31,S34)。これにより、空調
設備、各種センサ等の個々の付帯設備A14,B24は
運用を開始する(ステップS32,S35)。
【0052】そして、統合運用支援装置11は、環境制
御装置A13及び環境制御装置B23の配下の付帯設備
A14,B24を流用している場合には、これら環境制
御装置A13,B23からの設備準備完了の通知を受信
(ステップS33,S36)すれば、ここで始めて計算
機システムA12に対して電源投入の指示(ステップS
37)を行い、電源投入が完了すればその旨表示する
(ステップS38)。
【0053】なお、計算機システムA12と計算機シス
テムB22の両者を稼働させる場合において、その稼働
に用いられる付帯設備A14,B24が競合しない場合
には計算機システムA12が計算機システムB22の付
帯設備B24を利用し、また計算機システムB22が計
算機システムA12の付帯設備A14を利用(ステップ
S30)することも可能である。この場合には、指示さ
れた付帯設備の準備が完了すれば計算機システムA12
と計算機システムB22の双方の稼働が行える(ステッ
プS39,ステップS40)。
【0054】このように上記通知された環境情報に基づ
いて空調設備14a等の付帯設備A14の制御台数を増
減することにより、短時間でまた所定時間で計算機シス
テムの稼働環境を整えることができる。
【0055】次に、計算機システムの環境維持装置の第
3の実施例について説明する。この実施例における環境
維持装置の基本的構成は第1の実施例と同様であるが、
これに加えて統合運用支援装置11の運用計画部33
に、空調設備等の付帯設備に異常が発生した場合この代
替処理を行う代替処理部33bが設けられている。この
第3の実施例は、計算機システムA12の稼働中に付帯
設備A14の一部の設備に異常がある場合、これに代わ
る別の付帯設備を用いて計算機システムの稼働条件を整
え、計算機システムA12の稼働を継続させようとする
ものである。
【0056】図11のフローチャートに示す第3の実施
例では、計算機システムA12を運転中に付帯設備A1
4に異常が発生すれば(例えば空調装置14a)(ステ
ップS41)、この空調設備14aに発生した環境異常
は環境制御装置A13を介して統合運用支援装置11へ
通知が行われる(ステップS42)。この通知により統
合運用支援装置11に設けられた代替処理部33bで
は、設備情報登録部35に登録されている環境設備情報
を解析して、環境異常が発生している空調設備14aに
代わる設備が利用できるかどうかを調査する(ステップ
S43)。もし代替できる設備があれば下記に示す処理
に移り(ステップS44)、また代替設備が無い場合で
あって閾値情報登録部35aに規定された最小台数が確
保できない場合には計算機システムA12の稼働を停止
する(ステップS51)。
【0057】代替できる設備がある場合、統合運用支援
装置11は環境制御装置B23に対して代替設備として
の空調設備24aの運用開始の指示を行う(ステップS
45)。この指示を受けた環境制御装置B23は、その
管理下の空調設備24a及びこれに付随する温度センサ
等の運用を開始させる(ステップS46,ステップS4
7)。
【0058】そして、空調設備24a等の運用が開始さ
れると、この後環境制御装置B23は統合運用支援装置
11に対して設備準備完了の通知を送る(ステップS4
8)。一方統合運用支援装置11は、環境制御装置B2
3からの設備準備完了の通知を受信すれば、環境制御装
置A13に対して異常が発生している空調設備14aの
停止を指示する(ステップS49)。そして、代替の空
調設備24aを稼働させることで、計算機システムA1
2は継続して運転を行う(ステップS50)。
【0059】このように、統合運用支援装置11は、計
算機システムA12の環境調整を行っている空調設備1
4aで異常が発生しても、他の空調設備24aで代替さ
せて付帯設備の稼働台数を一定に維持しているので、計
算機システムA12は継続して運転を行える。
【0060】また上記実施例とは逆に、計算機システム
B22の稼働中にこれに関連する付帯設備に異常が発生
した場合の運用についても、同様の処置がとられる。さ
らに、計算機システムA12及び計算機システムB22
の双方のシステムが稼働中の場合に、付帯設備の一部に
異常が発生したような場合には、未運用の代替設備があ
ればこれを運用させ、もし代替設備が無い場合であって
も閾値情報登録部35aに規定された最小台数が維持さ
れている場合には計算機システムの稼働継続が可能であ
る。
【0061】上記第3の実施例では、付帯設備A14で
異常が検出された場合、代替の付帯設備B24を用いて
運用を開始することとしているが、この付帯設備B24
でも異常が検出された場合は計算機システムB22を保
護するため、代替えは行わずに計算機システムA12の
稼働を停止する処置がとられる。
【0062】以上説明したように上記実施例によれば、
計算機システムA12,B22単位で当該計算機システ
ムの稼働に必要な付帯設備のみを運転するようにしてい
るため、効率的な運用が行え計算機室、建造物単位での
省電力化が図れる。また、計算機システムB22(及び
これに付随する環境制御装置B23、付帯設備B24)
が遠隔地に分散して設置されている場合であっても、統
合運用支援装置11からの集中指示で計算機システムA
12,B22の同時稼働が行え、遠隔地にある計算機シ
ステムA12,B22同士の機能を合わせて特定の処理
を行う場合等、複数の計算機システムの連携稼働に寄与
する。
【0063】また、自動運転機能(カレンダ部36、運
転スケジュール部34)を有する構成としたから、計算
機システムA12,B22及び付帯設備A14,B24
等の自動運転が可能となり、付帯設備等の操作員が削減
でき計算機室等の省力化に寄与する。
【0064】さらに、他の計算機システムに対応する付
帯設備のものとして登録されている空調設備を追加して
運転させることとしたから短時間で温度の調整が行え、
また閾値情報登録部35aで規定される付帯設備の運転
台数の範囲内において、空調設備の増減を行うようにし
たので決められた時間内で効率的に環境調整が行えるこ
ととなった。
【0065】一方、付帯設備内の一部の設備に異常があ
る場合には、他の計算機システムに対応する付帯設備を
代替として稼働させるようにしたから、効果的に付帯設
備の障害対策が行える。同様に、付帯設備を計算機シス
テムと連携して運用するため、計算機システム単位で付
帯設備の異常を検出することができ、このため計算機シ
ステム単位に稼働停止等の防災対策を行え、関係のない
計算機システムを停止させたりしなくて済むようになっ
た。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように第1の発明に係る計
算機システムの環境維持装置によれば、複数の計算機シ
ステム2i、これら計算機システム2i毎に設けられる
付帯設備4i及び環境制御装置3を集中制御する統合運
用支援装置1に、付帯設備4iを、各計算機システム2
i毎に対応付けて登録した設備情報登録手段5、及び稼
働に際して、設備情報登録手段5から当該計算機システ
ム2iに対応する付帯設備4iを読出し、この付帯設備
4iを稼働させる指示を上記環境制御装置3に与える一
方、当該計算機システム2iに対して電源投入の指示を
与える運用計画手段6を有する構成を採用したから、計
算機システム単位で当該計算機システムの稼働に必要な
付帯設備のみを運転することができて効率的に付帯設備
の運用が行え省電力化に寄与する。
【0067】また第2の発明によれば、統合運用支援装
置1に、カレンダ手段7、及び時刻を監視すると共にカ
レンダ手段7で規定された計算機システム2iの稼働時
刻に至った時には、その旨を上記運用計画手段6に伝え
る運転スケジュール手段8を有する構成としたから、計
算機システム2iの自動運転が可能となり、このため付
帯設備等の操作員が削減でき計算機室等の省力化に寄与
する。
【0068】第3の発明によれば、各付帯設備4i毎に
環境制御装置3iを設けた構成としたから、複数の計算
機システム2iを別地域に分散して配置する構成がと
れ、遠隔地にある計算機システム2i同士を同時稼働さ
せる等の連携運転が効果的に行える。
【0069】第4の発明によれば、計算機システム2i
の稼働処理に際して、当該計算機システム2iに対応し
ない付帯設備4nをも読出し、付帯設備4i及び付帯設
備4nの両者を稼働させる台数管理手段6aを設けたか
ら、例えば空調等の環境調整が迅速に行える。
【0070】第5の発明によれば、付帯設備4i内の一
部の設備に異常がある場合には、当該計算機システム2
iに対応しない付帯設備4nを代替として稼働させる代
替処理手段6aを設けたから、効果的に付帯設備4nの
障害対策が行える。第6の発明によれば、付帯設備4i
の運転台数を規定した閾値台数が登録された閾値情報登
録手段9を設けたから、閾値情報登録手段9で規定され
た閾値内で付帯設備4iの管理が行えるので、例えば温
度等の稼働環境に基づいて必要限度の付帯設備4iの運
転台数を決めることができ、効率的に計算機システム2
iの稼働環境を維持でき省電力化にも寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る計算機システムの環境維持装置の
原理構成図である。
【図2】本発明に係る計算機システムの環境維持装置の
第2の原理構成図である。
【図3】本発明に係る計算機システムの環境維持装置の
第3の原理構成図である。
【図4】本発明の実施例に係る計算機システムの環境維
持装置の構成図である。
【図5】実施例に係る統合運用支援装置の制御部及び記
憶部の構成図である。
【図6】統合運用支援装置の記憶部に設けられた設備情
報登録部及び閾値情報登録部の具体例を示した図であ
る。
【図7】実施例に係る統合運用支援装置及びこれに接続
される装置を示した説明図である。
【図8】実施例に係る環境制御装置のハード構成図であ
る。
【図9】第1の実施例に係る環境維持装置の動作を説明
するフローチャートである。
【図10】第2の実施例に係る環境維持装置の動作を説
明するフローチャートである。
【図11】第3の実施例に係る環境維持装置の動作を説
明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 統合運用支援装置 2i 計算機システム 3,3i 環境制御装置 4i 付帯設備 5 設備情報登録手段 6 運用計画手段 7 カレンダ手段 8 運用スケジュール手段 9 閾値情報登録手段

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに分散設置されている複数の計算機
    システム(2i;i=1,〜n)と、 上記計算機システム(2i)毎に設けられ、計算機シス
    テム(2i)の稼働環境を維持する空調設備及び温度セ
    ンサ等からなる付帯設備(4i;i=1,〜n)と、 これら付帯設備(4i)の運用を制御する環境制御装置
    (3)と、 上記計算機システム(2i)、及び環境制御装置(3)
    下の付帯設備(4i)を監視し、これらを集中制御する
    統合運用支援装置(1)とを有する計算機システムの環
    境維持装置であって、 上記統合運用支援装置(1)は、 上記計算機システム(2i)の稼働に必要な付帯設備
    (4i)を、各計算機システム(2i)毎に対応付けて
    登録した設備情報登録手段(5)、 及び計算機システム(2i)を稼働させるに際して、設
    備情報登録手段(5)から当該計算機システム(2i)
    に対応する付帯設備(4i)を読出し、この付帯設備
    (4i)を稼働させる指示を上記環境制御装置(3)に
    与える一方、当該計算機システム(2i)に対して電源
    投入の指示を与える運用計画手段(6)を有することを
    特徴とする計算機システムの環境維持装置。
  2. 【請求項2】 上記統合運用支援装置(1)に、 計算機システム(2i)毎の稼働時刻が登録されたカレ
    ンダ手段(7)、 及び時刻を監視すると共に上記カレンダ手段(7)で規
    定された計算機システム(2i)の稼働時刻に至った時
    には、その旨を上記運用計画手段(6)に伝え計算機シ
    ステム(2i)を稼働させる運転スケジュール手段
    (8)を設けたことを特徴とする請求項1記載の計算機
    システムの環境維持装置。
  3. 【請求項3】 上記各付帯設備(4i;i=1,〜n)
    毎に環境制御装置(3i;i=1,〜n)を設けたこと
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の計算機システ
    ムの環境維持装置。
  4. 【請求項4】 上記運用計画手段(6)に、計算機シス
    テム(2i)を稼働させるに際して、設備情報登録手段
    (5)から当該計算機システム(2i)に対応する付帯
    設備(4i)を読出すと共に、当該計算機システム(2
    i)に対応しない付帯設備(4n)で未稼働のものを読
    出し、付帯設備(4i)及び付帯設備(4n)の両者を
    稼働させる指示を上記環境制御装置(3)に与える台数
    管理手段(6a)を設けたことを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載の計算機システムの環境維持装置。
  5. 【請求項5】 上記運用計画手段(6)に、計算機シス
    テム(2i)に対応する付帯設備(4i)内の一部の設
    備に異常がある場合には、当該計算機システム(2i)
    に対応しない付帯設備(4n)で未稼働の同一設備を読
    出し、この同一設備を付帯設備(4i)の代替として稼
    働させる代替処理手段(6a)を設けたことを特徴とす
    る請求項1又は請求項2記載の計算機システムの環境維
    持装置。
  6. 【請求項6】 上記統合運用支援装置(1)に、計算機
    システム(2i)を稼働させるために必要な付帯設備
    (4i)の運転台数を規定した閾値台数が登録された閾
    値情報登録手段(9)を設け、これに規定された範囲内
    で付帯設備(4i)の運転台数を求めることを特徴とす
    る請求項4又は請求項5記載の計算機システムの環境維
    持装置。
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