JPH071288U - 網戸カバー - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【目的】 大気汚染をろ過しその空気を室内に取り込み
大気汚染による室内の汚れと網戸の汚れを、よりすくな
くする。 【構成】 網戸の外側へ、着脱自在に取り付けるカバー
であって、網戸の形状と大きさに合うほこりろ過シート
Ａに、軸Ｂを通し、着脱具を取り付けたものである。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】

本考案は、家庭・事務所等建物の窓・戸に設けている網戸のカバーに関するも のである。

【０００２】

【従来の技術】

従来は網戸のみで、空気の流出入があり、虫の侵入防止目的に使用されていた

【０００３】

【考案が解決しようとする課題】

人間にとり清浄な空気は基本的な条件の一つである。この条件に近ずけるよう 大気中に含まれる汚れをろ過しその空気を室内に取り込み大気汚染による室内の 汚れと網戸の汚れを少なくする。特に網戸の掃除は、困難な労働で、掃除手入れ を簡単にしようとするものである。

【０００４】

【課題を解決するための手段】

以上の問題を解決する為に、アルミサッシ網戸の外に着脱自在に取り付けるカ バーであって、網戸の形状と大きさに合うほこりろ過シートとその周辺に着脱具 をとりつけることにした。

【０００５】 ろ過シートとしては比較的水切れの良い半透明の平織り、タック加工、プリン ト地等化学繊維を縫製し使用すれば再度の洗濯も可能である。使い捨てとしては 化学繊維製不織布の様なものを使用する。

【０００６】

【作用】

本考案の網戸カバーを、網戸の外側へ取り付けると従来の網戸の作用の上に、 大気汚染がろ過され大気汚染による室内と網戸の汚れが大幅に緩和される作用が ある。

【０００７】

【実施例】

実施例について図面を参照して説明する。 図１において、ろ過シートＡは上４．３ｃｍ下３．３ｃｍの筒状２に縫製しその 縫い目の上に、シャーリングゴムを縫い付けギャザーを寄せる。これにより横幅 １５ｃｍ伸縮自在にできる。縦幅は網戸より丈長とし、サイズを何種類か用意し ておく。紐４は筒縫い２の箇所へ５ｃｍの長さを輪に４箇所縫い付ける。尚裁断 部はほつれ止めを施す。

【０００８】 図２に於いて軸Ｂは、プラスチックのような化学製品を用い、厚み１ｍｍ程度 の肉厚を有する平らな物差し状で幅４ｃｍと３ｃｍを一組として上下に用いる長 さはシート横幅いっぱいプラス６ｃｍとし、縦横内側に一方寄りに穴を６状に１ ｃｍ間隔に開けておく、穴の径は２ｍｍ位とする片端は、１の輪に通し良いよう まるみ５を付けた物である。この軸はアルミサッシ横枠同寸に、角側をカッター で両面に切れ目を入れて折り使用する。

【０００９】 図３において固定受け具Ｃは、本体７の裏面に接着剤を装着した薄い金属板を 使用し、縦４ｃｍ横２ｃｍとするが、受け８は縦３ｃｍで横は本体同寸とする。 ４の紐が外れないように、浅い窪み９を左右対称に作り上部は少し角度を持たせ る。全体の厚さは５ｍｍ以内とし雨戸の開閉に支障のない厚さとする。この固定 受け具Ｃは、網戸サッシ枠上下四隅に受けるように取り付ける。補強用としてネ ジ穴１０を設けネジも４組用意するが、この場合電動機具が必要である。

【００１０】 図４においてＷピンＤは、ピン台１１を平らにより薄いものとし、径９ｍｍと する。ゼムピンの要領でも良い。この頭より垂直に針９を対称に２本立ち上がら せる。この針は元部径１ｍｍ程で１５ｍｍの長さとし、曲げ易い材質を使用する

【００１１】 以上の製品を用いろ過シートＡの輪１の部分に軸Ｂを通す。丈が長い場合上下 軸を回転させて丈を合わしこれを網戸サッシ枠上下四隅に取り付けた固定受け具 Ｃにはめ込み、ろ過シートＡの紐４を窪み９に掛け張るようにする。尚３ｃｍ迄 の丈長は、２の筒縫い目を長いだけずらして軸Ｂの穴６の部分へＷピンＤを１の 輪と共に上から適当に数カ所差し込み、１１の針を倒すと縫い目がずれず短くで きる。

【００１２】 装着したろ過シートＡと網戸が風で開かないよう必要に応じ、軸が通ってない 辺に、ＷピンＤで前述の要領で網と共に止める。

【００１３】 網戸カバーに化学繊維製不織布使用の場合は、ほつれ止め及び３のシャーリン グ４の紐は不必要で、筒縫い２は、熱圧着処理により、輪１を作り網横幅同寸に 裁断して使用する。

【００１４】

【考案の効果】

本考案は、上述の通り構成されているので、次に記載する効果を奏する。

【００１５】 大気汚染公害地区、例えば工業地帯周辺、火山灰汚染地域、道路周辺等に於い てカバーによりろ過された自然の空気、風を室内に取り込め、大気汚染による室 内の汚れと、網戸の汚れが大幅に減少し今まで以上に窓・戸が開放でき室内衛生 も改善される。特に室内・網戸の掃除労働が大幅に軽減される。

【００１６】 よって夏場も上記の地域では大気汚染のため閉ざされていた窓の開放も長時間 できクーラーを作動する時間が短縮され、省エネにもなる。

【００１７】 上下軸及び軸受けを薄くしたので外側にある雨戸の開閉に支障がなく構造が単 純であるので、回数にかかわらず着脱も簡単である。

【図面の簡単な説明】

【図１】ろ過シートの平面図である。

【図２】軸の平面図である。

【図３】ａは固定受け具の平面図である。

【図３】ｂは固定受け具の斜視図である。

【図４】Ｗピンの斜視図である。

【符号の説明】

Ａ ろ過シート Ｂ 軸 Ｃ 固定受け具 Ｄ Ｗピン １、輪 ２、筒縫い ３、シャーリング ４、紐 ５、丸み ６、軸穴 ７、受け具本体 ８、受け部 ９、くぼみ １０、受け具穴 １１、ピン台 １２、針

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【手続補正書】

【提出日】平成５年１１月２日

【手続補正１】

【補正対象書類名】明細書

【補正対象項目名】図面の簡単な説明

【補正方法】変更

【補正内容】

【図面の簡単な説明】

【図１】ろ過シートの平面図である。

【図２】軸の平面図である。

【図３】ａ固定受け具の平面図である。ｂ固定受け具の
斜視図である。

【図４】Ｗピンの斜視図である。

【符号の説明】 Ａ ろ過シート Ｂ 軸 Ｃ 固定受け具 Ｄ Ｗピン ａ 固定受け具平面図 ｂ 固定受け具斜視図 １、輪 ２、筒縫い ３、シャ リング ４、紐 ５、丸み ６、軸穴 ７、受け具本体 ８、受け部 ９、くぼみ １０、受け具穴 １１、ピン台 １２、針

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項 １】網戸の外側へ、着脱自在に取り付けるカ
   バーであって、網戸の形状と大きさに合うほこりろ過シ
   ートとその周辺に、着脱具を取り付けたことを特徴とす
   る網戸カバー。